JP2007204249A - シートサイズ検知装置を備えたシート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シートサイズ検知装置を備えたシート給送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの被検出部材のシート収納手段に占めるスペースの割合を小さくすることが可能なシートサイズ検知手段及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート収納手段本体24のシートサイズ検知部側の側壁に、側端規制手段のシートサイズに応じた位置への移動と連動してシートサイズ検知部32による検知が可能な領域内で移動する第1被検出部材30と、後端規制手段22のシートサイズに応じた位置への移動と連動してシートサイズ検知部33による検知が可能な領域内で移動する第2被検出部材29を移動可能に設ける。そして、第1被検出部材30及び第2被検出部材20の一方をシート収納手段本体24のシートサイズ検知部側の側壁24aの内側に、他方を側壁24aの外側に移動可能に設けることにより、第1被検出部材30及び第2被検出部材29の移動領域が重さなるようにする。
【選択図】図7

Description

本発明は、シートサイズ検知装置を備えたシート給送装置及び画像形成装置に関し、特にシート収納手段に収納されたシートの側端位置及び後端位置を規制する側端規制手段及び後端規制手段の位置に応じてシートのサイズを検知するものに関する。
今日、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、シート給送装置から画像形成部にシートを給送して画像を形成するようにしたものが広く普及している。そして、このようなシート給送装置としては、画像形成装置本体にシート収納手段である給紙カセットを着脱自在に装着し、給紙カセットに収納されたシートをシート給送手段により、画像形成部に自動給送するようにしているのが一般的である。
このような画像形成装置に用いられる給紙カセットとしては、異なるサイズのシートを収納することができるようシート収納部に収納されたシートのシート給送方向後端(以下、後端という)の位置を規制する後端規制部材が設けられている。また、シートのシート給送方向と直交する方向(以下、幅方向という)の側端位置を規制する側端規制部材が設けられている。
そして、このような給紙カセットにおいては、側端規制部材によってシートの側端を規制する一方、後端規制部材によって後端を規制し、シートの先端位置を常に所定の位置に設定するようにしている。これにより、給紙カセットを画像形成装置本体に収納した際、シートのサイズに拘らず、安定したシートの給送を行うことができる。
ところで、このような給紙カセットを備えた画像形成装置において、給紙カセット上に積載されているシートのサイズを検知するシートサイズ検知装置を備えているものがある。このようなシートサイズ検知装置として、例えば給紙カセットに設けられ、規制部材の移動に連動する被検出部材と、画像形成装置本体側に設けられ、規制部材に連動して移動した被検出部材によってオン/オフされる複数のスイッチとにより構成されるものがある。
ここで、このシートサイズ検知装置では、シートサイズに応じた位置に規制部材を移動させると、この規制部材の移動に連動してカム等の被検出部材をシートサイズに応じた位置に移動させるようにしている。さらに、給紙カセットを画像形成装置本体に収納した際、このようにシートサイズに応じた位置に移動した被検出部材により、複数のスイッチをオン/オフさせるようにしている。
そして、この複数のスイッチのオン/オフの組み合わせパターンによって給紙カセットに積載されたシートのサイズを検知している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−321848号公報
ところで、このような従来のシートサイズ検知装置及び画像形成装置において、多様なサイズのシートに対応するためには、側端規制部材及び後端規制部材の両方の位置を検出しなければならない。このため、給紙カセットに、側端規制部材及び後端規制部材の移動に連動する被検出部材をそれぞれ設ける必要がある。
ここで、このように2つの被検出部材を設けた場合、2つの被検出部材の移動領域が干渉しないようにするため、2つの被検出部材を離れた位置に配置する必要がある。しかし、このように2つの被検出部材を離れた位置に配置した場合、2つの被検出部材の給紙カセットに対して占めるスペースの割合が、それぞれの移動領域を含めて大きくなってしまう。
そして、このように2つの被検出部材の占めるスペースの割合が大きくなると、給紙カセット及び画像形成装置本体のサイズが大きくなってしまい、給紙カセット及び画像形成装置本体の小型化及び省スペース化を図ることができない。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、2つの被検出部材のシート収納手段に占めるスペースの割合を小さくすることが可能なシートサイズ検知手段を備えたシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、装置本体にシートサイズ検知部を設け、前記装置本体にシート収納手段が装着された際、前記シートサイズ検知部により前記シート収納手段に収納されたシートの側端位置及び後端位置を規制する側端規制手段及び後端規制手段の位置に応じて該シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置において、前記シート収納手段のシート収納部を構成するシート収納手段本体と、前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁に移動可能に設けられ、前記側端規制手段のシートサイズに応じた位置への移動と連動して前記シートサイズ検知部による検知が可能な領域内で移動する第1被検出部材と、前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁に移動可能に設けられ、前記後端規制手段のシートサイズに応じた位置への移動と連動して前記シートサイズ検知部による検知が可能な領域内で移動する第2被検出部材と、を備え、前記第1被検出部材及び前記第2被検出部材の移動領域が重さなるよう前記第1被検出部材及び前記第2被検出部材の一方を前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁の内側に、他方を前記側壁の外側に移動可能に設けたことを特徴とするものである。
本発明のように、シートサイズを検知するための第1及び第2被検出部材の一方をシート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁の内側に、他方を側壁の外側に移動可能に設けることにより、第1及び第2被検出部材の移動領域が重さなるようにする。これにより、2つの被検出部材のシート収納手段に占めるスペースの割合を小さくすることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置を有する画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図である。このレーザビームプリンタ100は、レーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)101と、画像形成部102と、画像形成部102に記録紙等のシートSを給送するシート給送装置103等を備えている。
ここで、画像形成部102は、感光体ドラム10等を備えたプロセスカートリッジ9と、感光体ドラム10の表面を露光して感光体ドラム10上に静電潜像を形成するレーザスキャナ6等を備えている。
また、シート給送装置103はシートSを収納するシート収納手段である給紙カセット20と、給紙カセット20上のシートSを1枚ずつ給送するシート給送手段である給送ローラ1とを備えている。なお、4はレーザビームプリンタ101の動作を制御すると共に、接続されている不図示のパソコン等からの画像情報を画像形成処理する機能を有しているコントローラである。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ100の画像形成動作を説明する。
不図示のパソコン等から画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理したコントローラ4がプリント信号を発すると、給送ローラ1及び搬送ローラ対2によってシートSが一枚ずつ搬送される。また、これと同期してコントローラ4によって制御されたレーザスキャナ6からの画像露光光によりプロセスカートリッジ9内の感光体ドラム10に潜像が形成される。
次に、感光体ドラム上の潜像が、プロセスカートリッジ9内の不図示の現像器によりトナーによって現像され、この現像像が転写部において転写ローラ12によってシートSに転写され、定着ユニット11にてシート上に定着される。この後、画像が定着されたシートSは、排出ローラ対7によって装置外へ排出される。
ところで、図2は、プリンタ本体101に給紙カセット20を装着する前の状態を示す斜視図であり、給紙カセット20は、プリンタ本体101に対して図2に示す矢印方向に着脱可能となっている。
また、給紙カセット20は、給紙カセット20のシート収納部を構成する上面が開放されたシート収納手段本体であるカセットオケ24と、カセットオケ24の内部に、幅方向に移動可能に設けられた側端規制手段である幅規制板21a,21bを備えている。また、カセットオケ24の内部に、シート給送方向に移動可能に設けられた後端規制手段である後端規制板22を備えている。
そして、給紙カセット20をプリンタ本体101に装着する際は、幅規制板21a,21bによりシートSの側端位置を、後端規制板22によりシートSの後端位置をそれぞれ規制した状態でプリンタ本体101に装着するようにしている。
なお、本実施の形態において、給紙カセット20が対応するシートSのサイズは、A5(横148mm×長さ210mm)からLDR(横279mm×長さ432mm)である。また、その他に定型サイズとしてはA4(横297mm×長さ210mm)、LTR(横279mm×長さ216mm)、B5(横182mm×長さ257mm)、EXE(横184mm×長さ267mm)がある。さらに、B4(横257mm×長さ364mm)、8.5×13(横216mm×長さ330mm)、LGL(横216mm×長さ356mm)、A3(横297mm×長さ420mm)がある。
図3は、本実施の形態に係る給紙カセット20の概略上面図である。なお、図3においては、内部の機構を説明し易くするために、シート給送時に積載シートを給送ローラ1に圧接させるための中板、後端規制板22のリンク部を隠すためのカバー部材等については省略している。
図3に示すように、幅規制板21a,21bは、それぞれピニオンギア23に噛みあうラックギア21c,21dを備え、互いに連動して近づいたり離れたりするようになっている。これにより、シートSの幅に合わせて幅規制板21a,21bの幅方向の間隔Wを調整できるようになっている。
また、後端規制板22はカセットオケ24に設けられた溝24bに沿って矢印Cの方向に移動可能に設置されており、積載するシートSのシート給送方向の長さに合わせて後端規制板22から先端の突き当て面25までの間隔Lを調整できるようになっている。
ところで、図3において、26は後端規制カムであり、この後端規制カム26は、カセットオケ24に垂設されたピボット27を中心に揺動するようになっている。また、この後端規制カム26の後端規制板側端には、後述する図4に示すように、後端規制板22に突設されたクリック28が係止される係止部26aが設けられている。
そして、後端規制板22がカセットオケ24に設けられた溝24bを移動する際、クリック28が後端規制カム26の係止部26aに係止し、これにより後端規制カム26は後端規制板22に連動してピボット27を中心に揺動するようになっている。
また、図3において、29はカセットオケ24の後述する幅検知スイッチ部32及び後端検知スイッチ部33側の側壁24aの内側に沿って矢印D方向に移動可能に設けられている後端検知板である。そして、この後端検知板29は、軸29bに沿って移動可能な係止部29aを有しており、この係止部29aを介してカセットオケ24の側壁端に設けられた係止片26bに係止されている。
これにより、後端規制板22の移動に伴って後端規制カム26が揺動すると、後端検知板29は、係止部29aが後端規制カム26の係止片26bに係止されながらカセットオケ24の側壁24aの内側に沿って移動する。つまり、第2被検出部材である後端検知板29は、シートサイズに応じて後端規制板22が移動すると、第2連動手段である後端規制カム26を介して後端規制板22の移動に連動して移動する。
例えば、図4の(a)は、シート給送方向の長さLが273.05〜342.9mm(L2という)のシートSを積載したときの後端規制板22及び後端検知板29の位置を示している。
図4の(b)は、シート給送方向の長さLが148mm〜273.05mm(L1という)のシートSを積載したときの後端規制板22及び後端検知板29の位置を示している。このとき、後端規制板22の位置は、図4の(a)に示す位置からシート給送方向に移動した位置となっている。
ここで、このように後端規制板22が移動すると、この後端規制板22の移動に連動して後端規制カム26が反時計方向に揺動する。さらに、この後端規制カム26の揺動に連動して後端検知板29はカセットオケ24の側壁24aの内側に沿ってシート給送方向と逆方向に移動する。
図5は、シート給送方向の長さLが342.9〜431.8mm(L3という)のシートSを積載したときの後端規制板22及び後端検知板29の位置を示している。このとき、後端規制板22の位置は、図4の(a)に示す位置からシート給送方向と逆方向に移動した位置となっている。
ここで、このように後端規制板22が移動すると、この後端規制板22の移動に連動して後端規制カム26が時計方向に揺動し、この後端規制カム26の揺動に連動して後端検知板29はカセットオケ24の側壁24aの内側に沿ってシート給送方向に移動する。
図6は、給紙カセット20を下から見た概略下面図であり、図6において、30はL字形状の幅検知板であり、この幅検知板30は、カセットオケ24の側壁24aの外側に移動可能に設けられている。この幅検知板30にはカムとしての役割を担う第1スリット30aが設けられており、この第1スリット30aには一方の幅規制板21aから突き出たボス軸31が貫通している。
また、この幅検知板30には、カセットオケ24の側壁24aと平行に延びた第2スリット30bが形成されており、この第2スリット30bにはカセットオケ24から突き出たリブ24aが貫通している。これにより、幅検知板30のカセットオケ24に対する移動方向はリブ24aと第2スリット30bによって矢印Bの方向に規制される。
そして、このように構成することにより、幅規制板21aが矢印Aの方向に移動すると、ボス軸31も移動し、このボス軸31の移動に伴い、幅検知板30も第1及び第2スリット30a,30bのカム形状に沿って矢印Bの方向に移動するようになっている。つまり、第1被検出部材である幅検知板30は、シートサイズに応じて幅規制板21aが移動すると、第1連動手段を構成するボス軸31、第1及び第2スリット30a,30bを介して幅規制板21aの移動に連動して移動する。
図7は、挿入された給紙カセット20がプリンタ本体101の所定の位置にセットされる少し前のプリンタ本体内部の状態を示した図である。
図7において、34は給紙カセット20に収納されたシートSのサイズを検知するシートサイズ検知装置である。このシートサイズ検知装置34は、プリンタ本体101の内部に設けられたシートサイズ検知部である幅検知スイッチ部32及び後端検知スイッチ部33を備えている。なお、幅検知スイッチ部32は3つのスイッチSW1〜SW3、後端検知スイッチ部33は2つのスイッチSW4、SW5をそれぞれ備えている。
ここで、幅検知スイッチ部32は、給紙カセット20に備えられた幅検知板30に対向する位置に配置されており、給紙カセット20が所定の位置にセットされると、幅検知板30によって幅検知スイッチ部32のスイッチSW1〜SW3が押されてオンされる。
なお、幅検知板30の幅検知スイッチ部32に対向する面は、一定の規則に従ってスイッチをオンするための部分30dと、スイッチをオフするための部分である開口部30cが設けられている。そして、開口部30cに対向するスイッチSW1〜SW3は押されないことから、オフとなる。
ここで、既述したように幅検知板30は、幅規制板21aに連動して移動するため、給紙カセット20にセットされたシートSの幅、即ち幅規制板21a,21bの幅方向の間隔Wに応じて幅検知スイッチ部32に対する幅検知板30の位置が異なるようになる。この結果、幅検知板30により押されるスイッチSW1〜SW3の組み合わせが変わる。つまり、シートサイズに応じてオン・オフされるスイッチSW1〜SW3の組み合わせが変わる。
図8の(a)は給紙カセット20の奥側側面から見たときの幅検知板30の形状である。図8の(a)において、32aは、幅規制板21a,21bの間隔WがW1(210〜236.45mm)のときの幅検知板30に対する幅検知スイッチ部32(のスイッチSW1〜SW3)の相対位置を示している。このとき、3つのスイッチSW1〜SW3は、幅検知板30により押されていないので、全てオフとなっている。
また、32bは、幅規制板21a,21bの間隔WがW2(236.45〜261.85mm)のときの幅検知板30に対する幅検知スイッチ部32の相対位置を示している。このとき、上2つの第1及び第2スイッチSW1,SW2は、幅検知板30により押されてオン、一番下の第3スイッチSW3は、幅検知板30により押されていないので、オフとなっている。
32cは、幅規制板21a,21bの間隔WがW3(261.85〜273.05mm)、32dは、幅規制板21a,21bの間隔WがW4(273.05〜288.2mm)のときの幅検知板30に対する幅検知スイッチ部32の相対位置を示している。さらに、32eは、幅規制板21a,21bの間隔WがW5(288.2〜297mm)のときの幅検知板30に対する幅検知スイッチ部32の相対位置を示している。
そして、例えば幅検知板30に対する幅検知スイッチ部32の相対位置が32cのときは、第1スイッチSW1及び第3スイッチSW3は、幅検知板30により押されていないのでオフ、第2スイッチSW3は幅検知板30により押されてオンとなっている。
このように、本実施の形態の幅検知板30の形状では、幅規制板21a,21bの間隔Wに応じて幅検知スイッチ部32のスイッチSW1〜SW3のオン/オフの組み合わせを5通りに変えることができる。即ち、積載されるシートSの幅を5段階(W1、W2、W3、W4、W5)で検知できる。
図8の(b)は給紙カセット20の奥側側面、即ちカセットオケ24の側壁24a側から見たときの後端検知板29の形状である。図8の(b)において、33a、33b、33cは、それぞれ後端検知板29が図4の(a)、(b)及び図5に対応する位置にあるときの後端検知板29に対する後端検知スイッチ部33(のスイッチSW4,SW5)の相対位置を示している。
ここで、図7に示すようにカセットオケ24の側壁24aの後端検知スイッチ部33に対向する位置、即ち側壁24aの後端検知スイッチ部33と後端検知スイッチ部33との間の部分には検知用開口部24bが形成されている。これにより、給紙カセット20がプリンタ本体101に装着されると、後端検知板29が後端検知スイッチ部33のスイッチSW4,SW5に当接するようになっている。
ここで、図8の(b)に示すように、後端検知板29には2つの開口部29a,29bが設けられており、後端検知スイッチ部33のスイッチSW4,SW5が、この開口部29a,29bに対向する位置にあるとき、スイッチSW4,SW5はオフとなる。
例えば、後端検知板29に対する後端検知スイッチ33の相対位置が33bの位置にある場合、2つのスイッチSW4,SW5のうち上段の第4スイッチSW4はオン、33cの位置にある場合は、オンとなる。
このように、本実施の形態の後端検知板29の形状では、後端検知板29の位置、即ち積載されるシートSの長さLに応じて後端検知スイッチ33のスイッチSW4,SW5のオン/オフの組み合わせを3通りに変えることができる。即ち、積載されるシートSの長さLを3段階(L1、L2、L3)で検知できる。
ここで、本実施の形態においては、このようにして幅検知スイッチ部32と後端検知スイッチ部33によって検知されたシートSの幅W及び長さLからシートサイズを検知するための下記の表を不図示のメモリに記憶している。
Figure 2007204249
そして、コントローラ4は、この表と、幅検知スイッチ部32及び後端検知スイッチ部33によって検知されたシートSの幅W(W1〜W5)及び長さL(L1〜L3)とに基づき給紙カセット20内に積載されているシートSのサイズを認識する。
なお、上記表中、Customとなっている組み合わせとなった場合は、定型紙以外のシートがセットされたか、幅規制板21a,21b及び後端検知板29が正しい位置にセットされていないと判断する。
ところで、図9は、幅検知板30及び後端検知板29の移動領域を示しており、図9において、Xは幅検知板30の幅検知スイッチ部32におけるスイッチSW1〜SW3のオン・オフが可能な移動領域を示している。また、Yは後端検知板29の後端検知スイッチ33におけるスイッチSW4,SW5のオン・オフが可能な移動領域を、それぞれ示している。
そして、本実施の形態においては、カセットオケ24の側壁内側を移動する幅検知板30の移動領域Xと、側壁24aの外側を移動する後端検知板29の移動領域Yとの間には共通区間Z、即ち領域が重なる区間が存在している。つまり、後端検知板29をカセットオケ24の側壁内側に、幅検知板30を側壁24aの外側に移動可能に設けることにより、幅検知板30の移動領域Xと、後端検知板29の移動領域Yとが重さなるようにすることができる。
ここで、このように幅検知板30の移動領域Xと、後端検知板29の移動領域Yとが重さなるようにすることにより、幅検知板30と後端検知板29の給紙カセット20に占めるスペースの割合を小さくすることが可能となる。これにより、給紙カセット20及びプリンタ本体101の小型化及び省スペース化が可能になる。
また、幅検知板30及び後端検知板29をカセットオケ24の側壁24aに沿って移動する板状の部材とすることにより、シートサイズ検知装置34をコンパクトに構成することができる。
なお、図9において、Vで示す領域は、従来幅検知板30を移動させるためのリンク部品を配置していた領域である。ここで、既述したように幅検知板30と後端検知板29の移動領域X,Yが重さなるようにすることにより、この領域Vを中板のリフトアップ機構や、給紙カセット20をプリンタ本体101に固定するためのラッチ機構を設けるためのスペースとして利用できる。
なお、これまで説明では、後端検知板29をカセットオケ24の側壁内側に、幅検知板30を側壁24aの外側に設けたが、幅検知板30をカセットオケ24の側壁内側に、後端検知板29を側壁24aの外側に移動可能に設けるようにしても良い。
本発明の実施の形態に係るシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置を有する画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの概略構成を示す図。 上記レーザビームプリンタのプリンタ本体に給紙カセットを装着する前の状態を示す斜視図。 上記給紙カセットの概略上面図。 上記給紙カセットに設けられた後端規制板及び後端検知板のシートサイズに応じた位置を示す図。 上記給紙カセットに設けられた後端規制板及び後端検知板のシートサイズに応じた位置を示す他の図。 上記給紙カセットの概略下面図。 上記レーザビームプリンタに設けられたシートサイズ検知装置の構成を説明する図。 上記シートサイズ検知装置を構成する(a)は幅検知板と幅検知スイッチとの位置関係を示す概略側面図、(b)は後端検知板と後端検知スイッチとの位置関係を示す概略側面図。 上記幅検知板の移動領域と、後端検知板の移動領域を示す概略上面図。
符号の説明
4 コントローラ
20 給紙カセット
21a,21b 幅規制板
22 後端規制板
24 カセットオケ
24a 側壁
24b 検知用開口部
26 後端規制カム
29 後端検知板
30 幅検知板
30a,30b 第1及び第2スリット
31 ボス軸
32 幅検知スイッチ部
33 後端検知スイッチ部
34 シートサイズ検知装置
100 レーザビームプリンタ
101 レーザビームプリンタ本体(プリンタ本体)
102 画像形成部
103 シート給送装置
S シート
X 幅検知板の移動領域
Y 後端検知板の移動領域
Z 共通の移動領域

Claims (6)

  1. 装置本体にシートサイズ検知部を設け、前記装置本体にシート収納手段が装着された際、前記シートサイズ検知部により前記シート収納手段に収納されたシートの側端位置及び後端位置を規制する側端規制手段及び後端規制手段の位置に応じて該シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置において、
    前記シート収納手段のシート収納部を構成するシート収納手段本体と、
    前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁に移動可能に設けられ、前記側端規制手段のシートサイズに応じた位置への移動と連動して前記シートサイズ検知部による検知が可能な領域内で移動する第1被検出部材と、
    前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁に移動可能に設けられ、前記後端規制手段のシートサイズに応じた位置への移動と連動して前記シートサイズ検知部による検知が可能な領域内で移動する第2被検出部材と、を備え、
    前記第1被検出部材及び前記第2被検出部材の移動領域が重さなるよう前記第1被検出部材及び前記第2被検出部材の一方を前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁の内側に、他方を前記側壁の外側に移動可能に設けたことを特徴とするシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置。
  2. 前記側端規制手段の移動と連動して前記第1被検出部材を移動させる第1連動手段と、
    前記後端規制手段の移動と連動して前記第2被検出部材を移動させる第2連動手段と、を備え、
    前記第1連動手段と前記第2連動手段とを、互いに干渉しないようずらして設けたことを特徴とする請求項1記載のシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置。
  3. 前記シートサイズ検知部は、前記画像形成装置本体にシート収納手段が装着された際、前記第1被検出部材及び前記第2被検出部材の位置に応じてオン・オフする複数のスイッチを備え、前記複数のスイッチのオン・オフの組み合わせに基づいてシートサイズを検知することを特徴とする請求項1又は2記載のシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置。
  4. 前記第1被検出部材及び前記第2被検出部材は、前記スイッチをオンするための部分と、前記スイッチをオフするための部分とを備えていることを特徴とする請求項3記載のシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置。
  5. 前記シート収納手段本体のシートサイズ検知部側の側壁の、前記側壁の内側に移動可能に設けられた前記第1被検出部材又は前記第2被検出部材と前記シートサイズ検知部との間の部分に検知用開口部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置。
  6. 前記シート収納手段に収納されたシートのサイズを検知する前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシートサイズ検知装置を備えたシート給送装置と、
    前記シート給送装置から送り出されるシートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010058967A (ja) * 2008-09-06 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 給紙トレイ装置、これを備えた画像形成装置
JP2011031995A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Canon Inc 画像形成装置
US9227806B2 (en) 2014-01-09 2016-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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