JP2009282261A - 光学素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の外形寸法公差、ビームシフト公差を同時に確保することができる光学素子の製造方法を提供することである。
【解決手段】角柱である第1プリズム20と角柱である第2プリズム21とを接合した光学素子の製造方法において、接合面となる側面同士を密着させる貼合せ工程と、第1プリズム20の接合面を支持するとともに、第1プリズム20の接合面以外の一側面を支持することで第1プリズム20を位置決めする第1位置決め工程と、第2プリズム21の接合面以外の一側面であって、第1位置決め工程で支持された第1プリズム20の支持側面と平行でない面を支持することで第2プリズム21を位置決めする第2位置決め工程と、を有する構成とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、光ピックアップ装置に使用される光学素子の製造方法に関し、詳しくは、2つのプリズムを貼り合わせてなる光学素子の製造方法に関する。
光ピックアップ装置に使用される光学素子の中には、レーザ光を合成又は分離するようなプリズム素子がある。また、最近の光ディスク装置には、青色領域のレーザを使用することにより、光ディスクの記録容量を大幅に増大させたものが実現している。それに伴い、光ディスクの記録面上にレーザを高精度で集光して、高密度に記録された情報を正確に読み取ったり、高密度に正確に情報を記録したりするために、光ピックアップ装置を構成するプリズム素子にも高精度な公差が要求されている。
この公差について、レーザ光を合成又は分離するようなプリズム素子に対しては、外形寸法公差、ビームシフト公差に関して厳しい精度が要求される。
ここで、ビームシフト公差とは、図27や図28に示すように、プリズム素子のある基準面から一定距離にある光軸に沿ってレーザ光を入射させたとき、プリズム内部を透過又は反射したレーザ光の出射位置がプリズム素子のある基準面から一定距離にある設計光軸中心から、所定の距離以内に収まっているかどうかを示す指標である。
ところで、プリズム素子を光ピックアップ装置に組み込む際、プリズム素子の位置決めには、プリズムの側面のうち、平行でない2つの面の位置を決める必要がある。このとき、それぞれの角柱プリズムの寸法公差に加えて、接合精度がビームシフト公差に影響してくるため、角柱プリズム素子単品の公差と接合精度との両方を高精度に管理する必要がある。接合精度が悪いと、図29に示すように、ビームシフトが設計範囲内に入らなくなる。
また、プリズム素子を低コストで製造する方法として、平板ガラスを積層した後に切断、研磨等の加工をし、一連の工程で所望の形状にする方法が提案されている(特許文献1〜3参照)。
特開2000−199810号公報 特開2006−337641号公報 特開平7−43508号公報
しかしながら、これらの製造方法では、積層接合、切断、研磨などの工程を繰り返すため、各工程の加工誤差が蓄積する。したがって、完成品の段階でビームシフト公差に影響のある接合面の位置ずれを高精度に保つことが難しい。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、所望の外形寸法公差、ビームシフト公差を同時に確保することができる光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、角柱である第1プリズムと角柱である第2プリズムとを接合した光学素子の製造方法において、接合面となる側面同士を密着させる貼合せ工程と、第1プリズムの接合面を支持するとともに、第1プリズムの接合面以外の一側面を支持することで第1プリズムを位置決めする第1位置決め工程と、第2プリズムの接合面以外の一側面であって、前記第1位置決め工程で支持された第1プリズムの支持側面と平行でない面を支持することで第2プリズムを位置決めする第2位置決め工程と、を有することを特徴とする。
上記の光学素子の製造方法において、第1プリズムと第2プリズムとを高さ方向にずらして密着させて、前記第1プリズムと前記第2プリズムの接合面の一部を露出させ、露出した第1プリズムの接合面を支持するようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、さらに、前記露出した第2プリズムの接合面を支持するようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、第1プリズムの高さが第2プリズムの高さよりも高く、第1プリズムの高さ方向の両端部が突出するように第2プリズムを密着させ、突出した第1プリズムの少なくとも一方の接合面を支持するようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、前記第1プリズムの接合面の延長面と前記第1プリズムの支持される一側面の延長面が交差して形成する第1の交線と、前記第2プリズムの接合面の延長面と前記第2プリズムの支持される一側面の延長面が交差して形成する第2の交線とが、接合面に沿う方向に所定の位置関係になるように、前記第1及び第2位置決め工程が行われるようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、前記第2位置決め工程で支持される第2プリズムの面は、前記接合面を延長した延長接合面と前記第1プリズムの支持側面を延長した延長支持側面とが交差する側で、それ自身を延長した場合に前記延長接合面と交差する面であるようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、第1及び第2プリズムの底面が合同な直角二等辺三角形であり、それぞれの直角に対向する斜面が前記接合面であるようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、第1プリズム及び第2プリズムの支持には、面又はピンを用いてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、第1プリズムの接合面又は第2プリズムの接合面に光学薄膜を形成する薄膜形成工程を有するようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、前記貼合せ工程において接合面に接着剤を塗布するようにしてもよい。
また上記の光学素子の製造方法において、第1プリズムの支持側面、第2プリズムの支持側面がわかるように、所定の稜線を面取り又はマーキングするようにしてもよい。
本発明によれば、第1及び第2位置決め工程により、光学素子の位置決め基準となる第1プリズム及び第2プリズムの一側面と、接合面とが正確に位置決めされるので、所望のビームシフト公差を確保することができる。さらに第1プリズムと第2プリズムの貼り合わせ位置に狂いはないので、接合プリズム(光学素子)において所望の外形寸法公差を同時に確保することができる。
(第1実施形態)
まず、本実施形態で使用する接合治具について説明する。図1は、接合治具10の概略構成を示す斜視図である。この接合治具10は、2つのプリズムを接着剤で貼り合わせた後に位置決めする際に用いられるものであり、底板11と、一対の側板12a、12bと、4対の位置決めピン13a〜13hとを有している。
底板11と側板12a、12bとは、樹脂、金属などからなる矩形の平板であり、それぞれ別体のものをコの字型に組み合わせて接着剤やネジで固定してもよいし、底板11と側板12a、12bとを樹脂や金属のブロックから削りだして成形してもよい。また、位置決めピン13a〜13hは、樹脂、金属、木材などからなる円柱状のピンであり、側板12a、12bの内側の所定位置に4対設けられている。なお、ピン13aとピン13b、ピン13cとピン13d、ピン13gとピン13hは側板12a、12bに分けて配置せずに、一体的に設けてもよい。
次に、上記の接合治具10を用いて位置決めする2つのプリズム(第1プリズム、第2プリズム)について説明する。図2(a)は、第1プリズム20の斜視図、図2(b)は、第2プリズム21の斜視図である。
第1プリズム20は、底面20a、20bが直角二等辺三角形の直角柱であり、その側面は、直角を挟む2つの側面20c、20dと、直角に対向する斜面である側面20eとからなる。
第2プリズム21は、底面21a、21bが第1プリズム20の底面20a、20bと合同な直角二等辺三角形の直角柱であり、その側面は、直角を挟む2つの側面21c、21dと、直角に対向する斜面である側面21eとからなる。そして、第1プリズム20の高さH1が、第2プリズム21の高さH2より高くなっている。
次に、上記した接合治具10と第1及び第2プリズム20、21を用いて光学素子としての接合プリズムを製造する方法について説明する。図3は、接合プリズムの製造方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS10において、必要な光学薄膜を第1プリズム20及び/又は第2プリズム21に施す(薄膜形成工程)。例えば、第1プリズム20の接合面(側面20e)又は第2プリズム21の接合面(21e)に偏光分離膜を形成したり、接合面に対向する面(側面20c、20d、21c、21d)に反射防止膜を形成したりする。偏光分離膜は、例えばP偏光を透過させる一方、S偏光を反射させるというように、入射光をその偏光状態に応じて透過又は反射させる光学特性を有するものである。
次に、ステップS11へ進んで、第1又は第2プリズム20、21の接合面に紫外線硬化型の接着剤を塗布し、接合面同士を密着させて貼り合わせる(貼合せ工程)。続いて、ステップS12へ進んで、貼り合わせたプリズム20、21を接合治具10に当て込んで、第1プリズム20を位置決めし(第1位置決め工程)、次に第2プリズム21を位置決めする(第2位置決め工程)。
図4は、図1の接合治具10に図2(a)及び図2(b)のプリズムをセットした状態の斜視図、図5は、図4のA−A線断面図である。第1プリズム20は、その側面20cが位置決めピン13a、13b、13c、13dによって、その側面20eが位置決めピン13e、13fによって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム21は、その側面21eが第1プリズム20の側面20eに接合されていることで支持されるとともに、その側面21dが位置決めピン13g、13hによって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
位置決めの考え方をより詳細に説明する。第1プリズム20は、接合面20eと側面20cが支持されることで、その位置が決められる。すなわち接合面20eと側面20cとが形成する稜線E1が決定する。第2プリズム21は、その接合面21eが第1プリズムの接合面20eに沿って移動可能であるが、第2プリズム21の接合面21eと側面21dが形成する稜線E2が稜線E1と一致するように位置決めピン13g、13hが配置されている。ここで、支持される側面21dは面20cと平行でない面である。これにより、接合面20e、21e、側面20c、21dの、互いに平行でない3つの平面の位置が規定される。なお、稜線E1およびE2が面取りされている場合には、各面を仮想的に延長し、その延長した延長面同士の交線を考えればよい。
また、高さ方向の位置決めは、接合治具10の側板12a、12b間の距離を第1プリズム20の高さH1とし、位置決めピン13e、13f間の距離を第2プリズム21の高さH2としておくことで、第1及び第2プリズム20、21を接合治具10にセットした時点で自動的に定まる。
このように、第1及び第2位置決め工程により、光学素子の位置決め基準となる第1プリズム20及び第2プリズム21の側面20c、21dと、接合面20e、21eとが正確に位置決めされるので、所望のビームシフト公差を確保することができる。さらに第1プリズム20と第2プリズム21の貼り合わせ位置に狂いはないので、接合プリズム(光学素子)において所望の外形寸法公差を同時に確保することができる。
なお、上記実施形態では、稜線E1と稜線E2とが一致するように2つのプリズムが接合されているが、必要とされる接合プリズムの形状が稜線E1とE2とが一致しない形状の場合には、稜線E1と稜線E2との位置関係が所望の位置関係になるように位置決めピン13g、13hの位置を設定すればよい。
図3に戻って、位置決めが終わると、ステップS13へ進んで、接合面の接着剤に紫外線を照射して、接着剤を仮硬化させる(仮硬化工程)。その後、ステップS14へ進んで、接合治具10から接合された第1及び第2プリズム20、21(接合プリズムと記すことがある)を取り外し、完全硬化装置にて接着剤を完全硬化させる(完全硬化工程)。
そして、ステップS15へ進んで、接合プリズムを底面に平行に所定幅ごとに切断することにより、完成品としてのキューブ型の個々の光学素子を得る(切断工程)。なお、この切断工程は、完成品がそのまま使用される形状であれば必要ではない。
また、上記実施形態では2つの直角二等辺三角柱を用いたが、以下に、他の形状のプリズムを接合する場合の実施例をいくつか挙げる。いずれの実施例も、接合された結果得られる光学素子は四角柱である。図6〜図13がそれぞれの実施例を示す断面図である。図6〜図15は図5に示した断面図と同様に、プリズムの中央付近を切断した図であり、接合治具の底板と側板は図を簡略にするため省略している。そして、高さの高い方を第1プリズム、低い方を第2プリズムとする。
図6に示した実施例1は、第1及び第2プリズム30、31として、底面が合同な四角柱を用いたものである。この四角柱は、上記実施形態の第1及び第2プリズム20、21の一端を対向面と平行に切断したものに相当する。第1プリズム30は、その側面30cが位置決めピン32a、32b(不図示)、32c、32d(不図示)によって、その側面30eが位置決めピン32e、32f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム31は、その側面31eが第1プリズム30の側面30eに接合されていることで支持されるとともに、その側面31dが位置決めピン32g、32h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。より詳細には、実施例1では、第1プリズム30の接合面30eと側面30cが交差する交線に対して、第2プリズムの接合面31eを延長した延長面と側面31dを延長した延長面との交線の位置が所定の位置関係になるように位置決めされる。
図7に示した実施例2は、実施例1と同じ第1及び第2プリズム30、31を用いている。そして、第1プリズム30は、その側面30dが位置決めピン35a、35b(不図示)、35c、35d(不図示)によって、その側面30eが位置決めピン35e、35f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム31は、その側面31eが第1プリズム30の側面30eに接合されていることで支持されるとともに、その側面31cが位置決めピン35g、35h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。より詳細には、実施例2では、第1プリズム30の接合面30eを延長した延長面と側面30dを延長した延長面とが交差する交線に対して、第2プリズムの接合面31eと側面31cとの交線の位置が所定の位置関係になるように位置決めされる。ここで、位置決めされる面31cは、第1プリズム30の接合面30eを延長した延長接合面と第1プリズム30の支持側面30dを延長した延長面とが交差する側で、それ自身を延長した場合に前記延長接合面と交差する面である。
図8に示した実施例3は、第1プリズム40として直角二等辺三角柱を、第2プリズム41としてその底面が第1プリズム40の底面よりも大きい直角二等辺三角柱を用いたものである。第1プリズム40は、その側面40dが位置決めピン42a、42b(不図示)、42c、42d(不図示)によって、その側面40eが位置決めピン42e、42f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム41は、その側面41dが第1プリズム40の側面40eに接合されていることで支持されるとともに、その側面41eが位置決めピン42g、42h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図9に示した実施例4は、第1プリズム50として直角二等辺三角柱を、第2プリズム51としてその底面が第1プリズム50の底面よりも小さい直角二等辺三角柱を用いたものである。第1プリズム50は、その側面50eが位置決めピン52a、52b(不図示)、52c、52d(不図示)によって、その側面50dが位置決めピン52e、52f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム51は、その側面51eが第1プリズム50の側面50dに接合されていることで支持されるとともに、その側面51dが位置決めピン52g、52h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図10に示した実施例5は、実施例3と同じ第1及び第2プリズム40、41を用いている。そして、第1プリズム40は、その側面40cが位置決めピン45a、45b(不図示)、45c、45d(不図示)によって、その側面40eが位置決めピン45e、45f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム41は、その側面41dが第1プリズム40の側面40eに接合されていることで支持されるとともに、その側面41cが位置決めピン45g、45h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図11に示した実施例6は、実施例4と同じ第1及び第2プリズム50、51を用いている。そして、第1プリズム50は、その側面40cが位置決めピン55a、55b(不図示)、55c、55d(不図示)によって、その側面50dが位置決めピン55e、55f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム51は、その側面51eが第1プリズム50の側面50dに接合されていることで支持されるとともに、その側面51cが位置決めピン55g、55h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図12に示した実施例7は、第1プリズム60として底面が平行四辺形の角柱を、第2プリズム61として直角二等辺三角柱を用いたものである。そして、第1プリズム60は、その側面60dが位置決めピン65a、65b(不図示)、65c、65d(不図示)によって、その側面60eが位置決めピン65e、65f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム61は、その側面61eが第1プリズム60の側面60eに接合されていることで支持されるとともに、その側面61cが位置決めピン65g、65h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図13に示した実施例8は、第1プリズム70として直角二等辺三角柱を、第2プリズム71として底面が平行四辺形の角柱を用いたものである。そして、第1プリズム70は、その側面70cが位置決めピン75a、75b(不図示)、75c、75d(不図示)によって、その側面70eが位置決めピン75e、75f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム71は、その側面71eが第1プリズム70の側面70eに接合されていることで支持されるとともに、その側面71dが位置決めピン75g、75h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態における接合治具10の位置決めピンの配置を変えた形態である。具体的には、第1プリズム20の接合面でない側面を支持する位置決めピンを1対とし、第1プリズム20の接合面を支持する位置決めピンを2対としたものである。第2実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であるので、以下では相違点について詳しく説明する。
図14は、接合治具100の概略構成を示す斜視図である。この接合治具100は、底板110と、一対の側板120a、120bと、4対の位置決めピン130a〜130hとを有している。
次に、上記の接合治具100を用いて位置決めする2つのプリズム(第1プリズム、第2プリズム)は第1実施形態で用いたものと同じものを用いる。
次に、上記した接合治具100と第1及び第2プリズム20、21を用いて光学素子としての接合プリズムを製造する方法について説明する。接合プリズムの製造方法を示すフローチャートは図3と同様であるが、位置決めの詳細が異なるので以下で説明する。
図15は、図14の接合治具100に図2(a)及び図2(b)のプリズムをセットした状態の斜視図、図16は、図15のB−B線断面図である。第1プリズム20は、その側面20cが位置決めピン130c、130dによって、その側面20eが位置決めピン130a、130b、130e、130fによって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム21は、その側面21eが第1プリズム20の側面20eに接合されていることで支持されるとともに、その側面21dが位置決めピン130g、130hによって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
また、高さ方向の位置決めは、接合治具100の側板120a、120b間の距離を第1プリズム20の高さH1とし、位置決めピン130a、130b、130e、130f間の距離を第2プリズム21の高さH2としておくことで、第1及び第2プリズム20、21を接合治具100にセットした時点で自動的に定まる。
このように、第1及び第2位置決め工程により、光学素子の位置決め基準となる第1プリズム20及び第2プリズム21の側面20c、21dと、接合面20e、21eとが正確に位置決めされるので、所望のビームシフト公差を確保することができる。さらに第1プリズム20と第2プリズム21の貼り合わせ位置に狂いはないので、接合プリズム(光学素子)において所望の外形寸法公差を同時に確保することができる。
なお、上記の実施形態では、位置決めに第1プリズム20の接合面(側面20e)及び側面20cと、第2プリズム21の接合面(側面21e)及び側面21dとを用いているので、側面20eと側面20cとで形成される稜線E1と、側面21eと側面21dとで形成される稜線E2との接合精度が特に高くなる。したがって、それらの稜線の接合精度が要求される場合に特に有効である。
また、上記実施形態では2つの直角二等辺三角柱を用いたが、以下に、他の形状のプリズムを接合する場合の実施例をいくつか挙げる。図17〜図24がそれぞれの実施例を示す断面図である。図17〜図24は図16に示した断面図と同様に、プリズムの中央付近を切断した図であり、接合治具の底板と側板は図を簡略にするため省略している。そして、高さの高い方を第1プリズム、低い方を第2プリズムとする。
図17に示した実施例9は、第1及び第2プリズム300、310として、底面が合同な四角柱を用いたものである。この四角柱は、上記第2実施形態の第1及び第2プリズム20、21の一端を対向面と平行に切断したものに相当する。第1プリズム300は、その側面300cが位置決めピン320a、320b(不図示)によって、その側面300eが位置決めピン320c、320d(不図示)、320e、320f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム310は、その側面310eが第1プリズム300の側面300eに接合されていることで支持されるとともに、その側面310dが位置決めピン320g、320h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図18に示した実施例10は、実施例9と同じ第1及び第2プリズム300、310を用いている。そして、第1プリズム300は、その側面300dが位置決めピン350a、350b(不図示)によって、その側面300eが位置決めピン350c、350d(不図示)、350e、350f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム310は、その側面310eが第1プリズム300の側面300eに接合されていることで支持されるとともに、その側面310cが位置決めピン350g、350h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図19に示した実施例11は、第1プリズム400として直角二等辺三角柱を、第2プリズム410としてその底面が第1プリズム400の底面よりも大きい直角二等辺三角柱を用いたものである。第1プリズム400は、その側面400dが位置決めピン420a、420b(不図示)によって、その側面400eが位置決めピン420c、420d(不図示)、420e、420f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム410は、その側面410dが第1プリズム400の側面400eに接合されていることで支持されるとともに、その側面410eが位置決めピン420g、420h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図20に示した実施例12は、第1プリズム500として直角二等辺三角柱を、第2プリズム510としてその底面が第1プリズム500の底面よりも小さい直角二等辺三角柱を用いたものである。第1プリズム500は、その側面500eが位置決めピン52a、52b(不図示)によって、その側面500dが位置決めピン520c、520d(不図示)、520e、520f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム510は、その側面510eが第1プリズム500の側面500dに接合されていることで支持されるとともに、その側面510dが位置決めピン520g、520h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図21に示した実施例13は、実施例11と同じ第1及び第2プリズム400、410を用いている。そして、第1プリズム400は、その側面400cが位置決めピン450a、450b(不図示)によって、その側面400eが位置決めピン450c、450d(不図示)、450e、450f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム410は、その側面410dが第1プリズム400の側面400eに接合されていることで支持されるとともに、その側面410cが位置決めピン450g、450h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図22に示した実施例14は、実施例12と同じ第1及び第2プリズム500、510を用いている。そして、第1プリズム500は、その側面400cが位置決めピン550a、550b(不図示)によって、その側面500dが位置決めピン550c、550d(不図示)、550e、550f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム510は、その側面510eが第1プリズム500の側面500dに接合されていることで支持されるとともに、その側面510cが位置決めピン550g、550h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図23に示した実施例15は、第1プリズム600として底面が平行四辺形の角柱を、第2プリズム610として直角二等辺三角柱を用いたものである。そして、第1プリズム600は、その側面600dが位置決めピン650a、650b(不図示)によって、その側面600eが位置決めピン650c、650d(不図示)、650e、650f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム610は、その側面610eが第1プリズム600の側面600eに接合されていることで支持されるとともに、その側面610cが位置決めピン650g、650h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
図24に示した実施例16は、第1プリズム700として直角二等辺三角柱を、第2プリズム710として底面が平行四辺形の角柱を用いたものである。そして、第1プリズム700は、その側面700cが位置決めピン750a、750b(不図示)によって、その側面700eが位置決めピン750c、750d(不図示)、750e、750f(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム710は、その側面710eが第1プリズム700の側面700eに接合されていることで支持されるとともに、その側面710dが位置決めピン750g、750h(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1及び第2プリズムとして同じ高さのものを用い、高さ方向にずらして接合治具にセットした形態である。
図25は、接合治具に第1及び第2プリズムをセットした状態の斜視図である。接合治具の底板と側板は図を簡略にするため省略している。ここでは、第1及び第2プリズムとして、図2(a)のプリズム20を用いて説明する。なお、便宜上、20が第1プリズム、20’が第2プリズムとして説明する。
この接合治具は、底板と、一対の側板と、位置決めピン213a〜213hとを有している。
この接合プリズムを製造する方法について説明する。接合プリズムの製造方法を示すフローチャートは図3と同様であるが、位置決めの詳細が異なるので以下で説明する。
第1プリズム20は、その側面20cが位置決めピン213a〜213cによって、その側面20eが位置決めピン213dによって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム20’は、その側面20e’が第1プリズム20の側面20eに接合され、さらに位置決めピン213eで支持されるとともに、その側面20d’が位置決めピン213g、213hによって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
また、高さ方向の位置決めは、接合治具の側板間の距離を第1及びプリズム20、20’の高さH1に位置決めピン213d又は213eの長さを加えたものとしておくことで、第1及び第2プリズム20、20’を接合治具にセットした時点で自動的に定まる。なお、位置決めピン213eは必ずしも必要ではない。
このように、第1及び第2プリズムの高さが同じであっても高さ方向にずらして接合治具にセットすることで、光学素子の位置決め基準となる第1プリズム20及び第2プリズム20’の側面20c、20’dと、接合面20e、20e’とが正確に位置決めされるので、所望のビームシフト公差を確保することができる。さらに第1プリズム20と第2プリズム20’の貼り合わせ位置に狂いはないので、接合プリズム(光学素子)において所望の外形寸法公差を同時に確保することができる。
なお、上記の実施形態では、位置決めに第1プリズム20の接合面(側面20e)及び側面20cと、第2プリズム20’の接合面(側面20e’)及び側面20d’とを用いているので、側面20eと側面20cとで形成される稜線E3と、側面20e’と側面20d’とで形成される稜線E4との接合精度が特に高くなる。したがって、それらの稜線の接合精度が要求される場合に特に有効である。
また、上記実施形態では2つの直角二等辺三角柱を用いたが、第1及び第2実施形態の実施例と同様に、他の形状のプリズムを接合する場合にも適用可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第1実施形態における接合治具10の位置決めピンを位置決め板に変えた形態である。第4実施形態のその他の構成は第1実施形態と同様であるので、以下では相違点について詳しく説明する。
位置決めする2つのプリズム(第1プリズム、第2プリズム)は第1実施形態で用いたものと同じものを用いる。
図26は、接合治具800に図2(a)及び図2(b)のプリズムをセットした状態の断面図である。断面は図4のA−A線と同じ位置で切断したものである。
この接合治具800は、底板811と、一対の側板812a、812bと、3対の位置決め板813a〜813fとを有している。
この接合プリズムを製造する方法について説明する。接合プリズムの製造方法を示すフローチャートは図3と同様であるが、位置決めの詳細が異なるので以下で説明する。
第1プリズム20は、その側面20cが位置決め板813a、813b(不図示)によって、その側面20eが位置決めピン813c、813d(不図示)によって、それぞれ支持されることで、所定の位置に位置決めされる。第2プリズム21は、その側面21eが第1プリズム20の側面20eに接合されていることで支持されるとともに、その側面21dが位置決め板813e、813f(不図示)によって支持されることで所定の位置に位置決めされる。
また、高さ方向の位置決めは、接合治具800の側板812a、812b間の距離を第1プリズム20の高さH1とし、位置決め板813c、813d間の距離を第2プリズム21の高さH2としておくことで、第1及び第2プリズム20、21を接合治具800にセットした時点で自動的に定まる。
このように、プリズムの一面を位置決めするためにピンなら同一側面に3本以上必要としていたが、位置決め板を用いると、1対の板で支持することができ、簡略化できる。そして、効果は第1〜第3実施形態と同様である。
また、本実施形態では2つの直角二等辺三角柱を用いたが、第1〜第3実施形態と同様に、他の形状のプリズムを接合する場合にも適用可能である。
なお、本発明において、位置決めピンや位置決め板は対になっていなくてもよく、少なくとも片側にだけ設ければ、同様の効果が得られる。例えば、第1実施形態では、位置決めピン13b、13d、13f、13hを省略してもよい。
また、本発明において、接合するプリズムは3つ以上であってもよい。その場合、プリズムは1つずつ順番に接合していけば、本発明の接合治具を用いることができる。
また、本発明において、第1プリズムの支持側面、第2プリズムの支持側面がわかるように、接合プリズムの稜線を面取りしたり、マーキングしたりすることが好ましい。例えば、第1実施形態で説明した接合プリズムの場合、支持側面である面20cと面21dとで形成される稜線を面取りしてもよい。或いは、支持側面でない面21cと面20dとで形成される稜線を面取りしてもよい。
また、本発明において、第1プリズムの支持側面、第2プリズムの支持側面を利用して光学機器(例えば光ピックアップ)における接合プリズムの位置決めを行うと、ビームシフトをなくすことができる。
本発明の光学素子の製造方法は、光ピックアップ装置に使用される光学素子など、レーザ光を合成又は分離するようなプリズム素子の製造に利用することができる。
第1実施形態の接合治具の概略構成を示す斜視図である。 (a)第1実施形態の第1プリズムの斜視図、(b)第1実施形態の第2プリズムの斜視図である。 第1実施形態の接合プリズムの製造方法を示すフローチャートである。 図1の接合治具に図2(a)及び図2(b)のプリズムをセットした状態の斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 実施例1を示す断面図である。 実施例2を示す断面図である。 実施例3を示す断面図である。 実施例4を示す断面図である。 実施例5を示す断面図である。 実施例6を示す断面図である。 実施例7を示す断面図である。 実施例8を示す断面図である。 第2実施形態の接合治具の概略構成を示す斜視図である。 図14の接合治具に図2(a)及び図2(b)のプリズムをセットした状態の斜視図である。 図15のB−B線断面図である。 実施例9を示す断面図である。 実施例10を示す断面図である。 実施例11を示す断面図である。 実施例12を示す断面図である。 実施例13を示す断面図である。 実施例14を示す断面図である。 実施例15を示す断面図である。 実施例16を示す断面図である。 第3実施形態の接合治具に図2(a)のプリズムをセットした状態の斜視図である。 第4実施形態の接合治具に図2(a)及び図2(b)のプリズムをセットした状態の断面図である。 ビームシフト公差を説明する図である。 ビームシフト公差を説明する図である。 ビームシフトのずれを説明する図である。
符号の説明
10 接合治具
20、30、40、50、60、70、300、400、500、600、700 第1プリズム
20’、21、31、41、51、61、71、310、410、510、610、710 第2プリズム

Claims (11)

  1. 角柱である第1プリズムと角柱である第2プリズムとを接合した光学素子の製造方法において、
    接合面となる側面同士を密着させる貼合せ工程と、
    第1プリズムの接合面を支持するとともに、第1プリズムの接合面以外の一側面を支持することで第1プリズムを位置決めする第1位置決め工程と、
    第2プリズムの接合面以外の一側面であって、前記第1位置決め工程で支持された第1プリズムの支持側面と平行でない面を支持することで第2プリズムを位置決めする第2位置決め工程と、を有することを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 第1プリズムと第2プリズムとを高さ方向にずらして密着させて、前記第1プリズムと前記第2プリズムの接合面の一部を露出させ、露出した第1プリズムの接合面を支持することを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造方法。
  3. さらに、前記露出した第2プリズムの接合面を支持することを特徴とする請求項2記載の光学素子の製造方法。
  4. 第1プリズムの高さが第2プリズムの高さよりも高く、第1プリズムの高さ方向の両端部が突出するように第2プリズムを密着させ、突出した第1プリズムの少なくとも一方の接合面を支持することを特徴とする請求項1記載の光学素子の製造方法。
  5. 前記第1プリズムの接合面の延長面と前記第1プリズムの支持される一側面の延長面が交差して形成する第1の交線と、前記第2プリズムの接合面の延長面と前記第2プリズムの支持される一側面の延長面が交差して形成する第2の交線とが、接合面に沿う方向に所定の位置関係になるように、前記第1及び第2位置決め工程が行われることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の光学素子の製造方法。
  6. 前記第2位置決め工程で支持される第2プリズムの面は、前記接合面を延長した延長接合面と前記第1プリズムの支持側面を延長した延長支持側面とが交差する側で、それ自身を延長した場合に前記延長接合面と交差する面であることを特徴とする1〜5の何れかに記載の光学素子の製造方法。
  7. 第1及び第2プリズムの底面が合同な直角二等辺三角形であり、それぞれの直角に対向する斜面が前記接合面であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の光学素子の製造方法。
  8. 第1プリズム及び第2プリズムの支持には、面又はピンを用いることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の光学素子の製造方法。
  9. 第1プリズムの接合面又は第2プリズムの接合面に光学薄膜を形成する薄膜形成工程を有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の光学素子の製造方法。
  10. 前記貼合せ工程において接合面に接着剤を塗布することを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の光学素子の製造方法。
  11. 第1プリズムの支持側面、第2プリズムの支持側面がわかるように、所定の稜線を面取り又はマーキングすることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の光学素子の製造方法。
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