JP3138061B2 - 光伝送体アレイの製法 - Google Patents
光伝送体アレイの製法Info
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- JP3138061B2 JP3138061B2 JP04146972A JP14697292A JP3138061B2 JP 3138061 B2 JP3138061 B2 JP 3138061B2 JP 04146972 A JP04146972 A JP 04146972A JP 14697292 A JP14697292 A JP 14697292A JP 3138061 B2 JP3138061 B2 JP 3138061B2
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多数本の光伝送体を特殊
な装置にて平行配列し、その配列体の上下面を基板で挟
着接合して光伝送体アレイとすることにより、光伝送体
の抜けがなく、かつ、その生産効率を高めて作る方法に
関するものである。
な装置にて平行配列し、その配列体の上下面を基板で挟
着接合して光伝送体アレイとすることにより、光伝送体
の抜けがなく、かつ、その生産効率を高めて作る方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光伝送用の光ファイバあるいは屈折率分
布型棒状レンズ等の光伝送体多数本を一列に、あるいは
俵積み配列に複数段積層したものを、その上下面から基
板にて挟着接合した光伝送体アレイは、光情報伝送体と
して、または、複写機やファクシミリの画像伝送体とし
て有用に活用されている。
布型棒状レンズ等の光伝送体多数本を一列に、あるいは
俵積み配列に複数段積層したものを、その上下面から基
板にて挟着接合した光伝送体アレイは、光情報伝送体と
して、または、複写機やファクシミリの画像伝送体とし
て有用に活用されている。
【0003】このような光伝送体アレイは、従来、図1
に示すごとく、1枚の基板11の両端にストッパー12、13
を設け、このストッパー間に短尺状に切断した光伝送体
14を流し込んで俵積み構造に配列した後、上板となるも
の1枚の基板15を載せ、次いで光伝送体配列体間隙にシ
リコン系硬化型接着剤を注入硬化する方法によって作ら
れてきた(特開昭61−55610号公報)。
に示すごとく、1枚の基板11の両端にストッパー12、13
を設け、このストッパー間に短尺状に切断した光伝送体
14を流し込んで俵積み構造に配列した後、上板となるも
の1枚の基板15を載せ、次いで光伝送体配列体間隙にシ
リコン系硬化型接着剤を注入硬化する方法によって作ら
れてきた(特開昭61−55610号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この方法に
て光伝送体アレイを作るには、短尺状の光伝送体をその
俵積み配列構造中に1本の抜けもなく配設することが難
しく、かつ、基板からの突出した状態がないように光伝
送体を配設することが難しいため、光伝送体自体を正確
に配列することに多大な労力を要しており、光伝送体ア
レイ製造工程の管理が煩雑となり、該工程の自動化を阻
害する一因となっていた。
て光伝送体アレイを作るには、短尺状の光伝送体をその
俵積み配列構造中に1本の抜けもなく配設することが難
しく、かつ、基板からの突出した状態がないように光伝
送体を配設することが難しいため、光伝送体自体を正確
に配列することに多大な労力を要しており、光伝送体ア
レイ製造工程の管理が煩雑となり、該工程の自動化を阻
害する一因となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者等は、さ
らに効率のよい光伝送体アレイの生産方法を見出すべく
検討した結果、本発明を完成したものであり、その要旨
とするところは、多数本の長尺状光伝送体導入孔の孔配
列が孔の断面を含む平面において孔間隔のある俵積み配
列構造を構成し、光伝送体出口孔の孔配列が孔の軸方向
に平行に、かつ孔の断面を含む平面において密接配列構
造を保持した光伝送体配列装置にて多数本の長尺状光伝
送体を平行に配列せしめ、当該光伝送体の平行配列体の
上下面より、光伝送体アレイ用基板にて挟着接合し、光
伝送体の平行配列体及び光伝送体アレイ用基板を切断す
ることを特徴とする光伝送体アレイの製法にある。
らに効率のよい光伝送体アレイの生産方法を見出すべく
検討した結果、本発明を完成したものであり、その要旨
とするところは、多数本の長尺状光伝送体導入孔の孔配
列が孔の断面を含む平面において孔間隔のある俵積み配
列構造を構成し、光伝送体出口孔の孔配列が孔の軸方向
に平行に、かつ孔の断面を含む平面において密接配列構
造を保持した光伝送体配列装置にて多数本の長尺状光伝
送体を平行に配列せしめ、当該光伝送体の平行配列体の
上下面より、光伝送体アレイ用基板にて挟着接合し、光
伝送体の平行配列体及び光伝送体アレイ用基板を切断す
ることを特徴とする光伝送体アレイの製法にある。
【0006】以下、図面により本発明を説明する。ま
ず、図2に示すごとく、長尺状光伝送体平行配列装置21
の光伝送体導入孔22および導出孔23を平行に密接配列し
たものは、孔間の間隔を広くすると、その強度は高く保
持できるものの、光伝送体の平行密接配列を行いにくい
ものとなる。一方、光伝送体導入孔の孔配列を平行に密
接配列したものは、光伝送体の平行配列性を向上し得た
ものとなるが、孔間壁が薄くなり、光伝送体挿入時の擦
過により、孔間壁が破損し、その破損部により光伝送体
側面が損傷され、平行配列せしめる光伝送体の性能の低
下をきたすという難点がある。
ず、図2に示すごとく、長尺状光伝送体平行配列装置21
の光伝送体導入孔22および導出孔23を平行に密接配列し
たものは、孔間の間隔を広くすると、その強度は高く保
持できるものの、光伝送体の平行密接配列を行いにくい
ものとなる。一方、光伝送体導入孔の孔配列を平行に密
接配列したものは、光伝送体の平行配列性を向上し得た
ものとなるが、孔間壁が薄くなり、光伝送体挿入時の擦
過により、孔間壁が破損し、その破損部により光伝送体
側面が損傷され、平行配列せしめる光伝送体の性能の低
下をきたすという難点がある。
【0007】これに対し、図3に示した本発明で用いる
光伝送体配列装置31は、多数の長尺状光伝送体の導入孔
32を孔間隔のある俵積み配列構造とし、その導出孔33を
平行密接配列構造としたものであるため、孔間隔の密接
配列部は光伝送体の導出部のみであるため、各孔間隔を
大きく取ることができ、壁部厚を厚くすることができる
ため、その強度が高くなり、光伝送体導入時の光伝送体
の挿通にともなう上述したごとき不都合は全く生じな
い。
光伝送体配列装置31は、多数の長尺状光伝送体の導入孔
32を孔間隔のある俵積み配列構造とし、その導出孔33を
平行密接配列構造としたものであるため、孔間隔の密接
配列部は光伝送体の導出部のみであるため、各孔間隔を
大きく取ることができ、壁部厚を厚くすることができる
ため、その強度が高くなり、光伝送体導入時の光伝送体
の挿通にともなう上述したごとき不都合は全く生じな
い。
【0008】図4は本発明の一実施態様を示す側面図で
ある。図4中41は光伝送体配列装置であり、42はその一
端面に設けた俵積み配列状の光伝送体導入口群であり、
43はその他端に設けた光伝送体平行配列口群であり、光
伝送体挿入孔47、47' はこれらの孔を斜めの直線孔にて
結合している。
ある。図4中41は光伝送体配列装置であり、42はその一
端面に設けた俵積み配列状の光伝送体導入口群であり、
43はその他端に設けた光伝送体平行配列口群であり、光
伝送体挿入孔47、47' はこれらの孔を斜めの直線孔にて
結合している。
【0009】光伝送体48を所用本、配列装置41の俵積み
配列状の導入孔42側から挿通し、光伝送体の平行配列孔
43側から導出せしめ、光伝送体の配列体46を作る。かく
のごとき方法により作られた光伝送体の配列体は、従来
法に比べ、極めて配列構造が正確で、かつ、抜けのない
平行配列体46となる。
配列状の導入孔42側から挿通し、光伝送体の平行配列孔
43側から導出せしめ、光伝送体の配列体46を作る。かく
のごとき方法により作られた光伝送体の配列体は、従来
法に比べ、極めて配列構造が正確で、かつ、抜けのない
平行配列体46となる。
【0010】次いで、この光伝送体の配列体46の上下面
より、内面側に接着剤を塗布した2枚の光伝送体アレイ
用基板44、45を押圧接着した後、光伝送体アレイの後端
面を切断することにより、本発明の目的とする光伝送体
アレイを、光伝送体の抜けや平行配列性の乱れを生ずる
ことなく作ることができる。
より、内面側に接着剤を塗布した2枚の光伝送体アレイ
用基板44、45を押圧接着した後、光伝送体アレイの後端
面を切断することにより、本発明の目的とする光伝送体
アレイを、光伝送体の抜けや平行配列性の乱れを生ずる
ことなく作ることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明の方法によると、光伝送体の配列
時に光伝送体の損傷を起すことなく、抜けや配列乱れの
ない光伝送体の平行配列体を効率よく作ることができ、
従来開発されてきた、光伝送体アレイの製造方法に比
べ、歩留まりが高く、効率生産法として工業的な利用価
値が高いものである。
時に光伝送体の損傷を起すことなく、抜けや配列乱れの
ない光伝送体の平行配列体を効率よく作ることができ、
従来開発されてきた、光伝送体アレイの製造方法に比
べ、歩留まりが高く、効率生産法として工業的な利用価
値が高いものである。
【0012】
【図1】従来の光伝送体アレイの製法を示す平面図であ
る。
る。
【図2】比較例として用いた光伝送体配列装置の斜視図
である。
である。
【図3】本発明で用いる光伝送体配列装置の斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の一実施態様を示す側面図である。
11、15、44、45 ………… 基板 12、13 …………………… ストッパー 14、46、48 ……………… 光伝送体 21、31 …………………… 光伝送体配列装置 22、32、42 ……………… 光伝送体導入孔 23、33、43 ……………… 光伝送体導出孔 46 ………………………… 光伝送体の平行配列体 47、47' …………………… 光伝送体挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/04 - 6/08
Claims (1)
- 【請求項1】 多数本の長尺状光伝送体導入孔の孔配列
が孔の断面を含む平面において孔間隔のある俵積み配列
構造を構成し、光伝送体出口孔の孔配列が孔の軸方向に
平行に、かつ孔の断面を含む平面において密接配列構造
を保持した光伝送体配列装置にて多数本の長尺状光伝送
体を平行に配列せしめ、当該光伝送体の平行配列体の上
下面より、光伝送体アレイ用基板にて挟着接合し、光伝
送体の平行配列体及び光伝送体アレイ用基板を切断する
ことを特徴とする光伝送体アレイの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04146972A JP3138061B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 光伝送体アレイの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04146972A JP3138061B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 光伝送体アレイの製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313026A JPH05313026A (ja) | 1993-11-26 |
JP3138061B2 true JP3138061B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=15419736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04146972A Expired - Fee Related JP3138061B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 光伝送体アレイの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3138061B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP04146972A patent/JP3138061B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05313026A (ja) | 1993-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |