JP2007280523A - 光学素子及び光学素子の製造方法 - Google Patents

光学素子及び光学素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤の塗布ムラが貼合わせ面に発生せず、精度良く貼合わせた光学素子の製造方法を提供する。
【解決手段】第1プリズム11の三角形断面の頂角部11dを形成する斜面の一方の斜面11aまたは第2プリズム12の斜面12aのいずれかに接着剤16を塗布して、第1プリズム11と第2プリズム12との接着剤を塗布した斜面を摺動させ、接着剤を硬化させる際に、第1プリズム11の頂角部11dが第2プリズム12から突出する位置で接着剤を硬化させ、次に、第1プリズム11の頂角部11dを形成する他方の斜面11bまたは第3プリズム13の斜面13bのいずれかに接着剤17を塗布して、第1プリズム11と第3プリズム13の接着剤を塗布した斜面を相対して摺動させ、接着剤を硬化させる順序を有することにより、接着剤の塗布ムラが貼合わせ面に発生せず、精度良く貼合わせた光学素子及び光学素子の製造方法を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ピックアップなどに用いるプリズムを備えた光学素子及び光学素子の製造方法に関する。
従来から、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)等の光ディスク(光記録媒体)に記録されているデータを読み取って再生する光ピックアップ装置が実用化されている。光ピックアップ装置には、DVDやCDの光ディスクに対する情報の記録・再生、光ディスクからの戻り光による信号の検出のために、レーザ光の光路の合成、分岐を行なうプリズムなどの光学素子が用いられている。レーザ光の光路の合成、分岐を行なうプリズムには、複数のプリズムを貼合わせた接合プリズムが使用されている。
従来のプリズムの貼合わせには、特許文献1に示すように、プリズムの貼合わせ面に溝を設け、溝内に融着ガラスを充填し、融着ガラスを固化させて、プリズム表面に反射防止膜やダイクロイック膜をコートする製造方法が用いられている。しかし、特許文献1に記載されている製造方法では、融着ガラスを充填させる溝を加工する工程が必要になり、また、ガラスを溶融し、溶融したガラスを溝に流し込む特別な設備が必要になり、莫大な製造費用が掛かることになる。
また、別の従来のプリズム貼合わせには、反射防止膜やダイクロイック膜をコートしたプリズム表面に紫外線硬化型接着剤を塗布し、プリズム表面を接着剤で貼り合せて、硬化させる製造方法が用いられている。
特開平7−110961号公報
ところが、プリズム表面に接着剤を塗布して貼合わせる製造方法は、接着剤をプリズム表面に均一に塗布させることが難しく、このような接着剤の塗布ムラは、レーザ光の強度低下やレーザ光による信号を誤検出させる恐れがある。また、光ピックアップ用に用いるプリズムは、少なくとも三つのプリズムを貼合わす必要があり、各々の貼合わせ工程における接着剤の塗布ムラは光ピックアップの信号検出機能を一層低下させることになる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、プリズムに接着剤の塗布ムラが発生しない、精度良く貼合わせた光学素子及び光学素子の製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題は次の構成により解決される。
1. 三角柱形状を有する第1、第2、及び第3プリズムが貼合わされた光ピックアップ用の光学素子の製造方法であって、
前記第1プリズムの三角形断面の頂角部を形成する一方の面に前記第2プリズムを貼合わせる際に、前記第1プリズムまたは前記第2プリズムの貼合わせ面のいずれか一方の面に接着剤を塗布する工程と、
前記第1プリズムと前記第2プリズムとの前記接着剤を塗布した貼合わせ面を相対して摺動させる工程と、
前記第1プリズムの前記頂角部が前記第2プリズムから所定量突出する位置で前記接着剤を硬化させる工程と、
前記第1プリズムの三角形断面の頂角部を形成する他方の面に前記第3プリズムを貼合わせる際に、前記第1プリズムまたは前記第3プリズムの貼合わせ面のいずれか一方の面に接着剤を塗布する工程と、
前記第1プリズムと前記第3プリズムの前記接着剤を塗布した貼合わせ面を相対して摺動させる工程と、
前記第1プリズムと前記第3プリズムの前記接着剤を硬化させる工程とを有することを特徴とする光学素子の製造方法。
2. 前記接着剤は前記第1プリズムと略同じ屈折率を有する光硬化型接着剤であることを特徴とする1に記載の光学素子の製造方法。
3. 前記第1プリズムの前記頂角部が前記第2プリズムから突出する所定量が0.05mmを越えないことを特徴とする1または2に記載の光学素子の製造方法。
4. 1乃至3のいずれか1項に記載の光学素子の製造方法により製造された光学素子を、前記光学素子の長さ方向に対して所定の間隔で垂直方向に切断する工程を有することを特徴とする光学素子の製造方法。
5. 直角二等辺三角柱形状を有する第1、第2、及び第3プリズムが貼合わされた直方体形状の光ピックアップ用の光学素子において、
前記第1プリズムは三角形断面の直角部を形成する斜面を有し、
前記第2プリズムが前記第1プリズムの一方の前記斜面に貼合わされ、
前記第3プリズムが前記第1プリズムの他方の前記斜面に貼合わされ、
前記第1プリズムの前記直角部が前記第1プリズムまたは前記第3プリズムから突出した状態で貼合わされていることを特徴とする光学素子。
6. 前記第1プリズムの前記直角部が前記第1プリズムまたは前記第3プリズムから突出する所定量が0.05mmを越えないことを特徴とする5に記載の光学素子。
本発明は、三角柱形状を有する第1、第2、及び第3プリズムを貼合わす光ピックアップ用光学素子の製造方法であって、第1プリズムの三角形断面の頂角部を形成する斜面の一方の斜面または第2プリズムの斜面のいずれかに接着剤を塗布して、第1プリズムと第2プリズムとの接着剤を塗布した斜面を摺動させ、接着剤を硬化させる際に、第1プリズムの頂角部が第2プリズムから突出する位置で接着剤を硬化させ、次に、第1プリズムの頂角部を形成する他方の斜面または第3プリズムの斜面のいずれかに接着剤を塗布して、第1プリズムと第3プリズムの接着剤を塗布した斜面を相対して摺動させ、接着剤を硬化させる順序を有することにより、接着剤の塗布ムラが貼合わせ面に発生せず、精度良く貼合わせた光学素子及び光学素子の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る製造方法で製造される光学素子を示す斜視図である。光学素子である貼合わせプリズム10は、三角柱形状のプリズム1、2、3を貼合わせ、貼合わせたプリズム1、2、3が直方体形状をなし、大きさが縦3mm×横3mm×長さ6mm程度のものである。プリズム1に対してプリズム2、3を貼合わせており、プリズム2及びプリズム3を貼合わせた2つの貼合わせ面がなす角度が略直角である。プリズム1とプリズム2との貼合わせ面には波長780nmの光を反射し波長650nmの光を透過するダイクロイック膜4が設けられており、プリズム1とプリズム3との貼合わせ面には波長が650nmの光を反射し波長780nmの光を透過するダイクロイック膜5が設けられ、レーザ光が入射及び射出する面には反射防止膜が設けられている。これらのダイクロイック膜4、5と反射防止膜が真空蒸着によってコーティングされている。なお、貼合わせ面には、ダイクロイック膜に限らず、P偏光とS偏光とを分離する偏光分離膜が形成されていても良い。
図2は、貼合わせプリズム10の製造方法を示す正面図と側面図であり、図2(a)から図2(d)の順序で製造されることを示す。図2(a)はプリズム体11、12、13の準備工程であり、図2(b)は第1プリズム体11と第2プリズム体12の貼合わせ工程であり、図2(c)は第1プリズム体11と第3プリズム体13の貼合わせ工程であり、図2(d)は貼合わせたプリズム体11、12、13の切断工程である。
図2(a)の準備工程ではプリズム体11、12、13を準備する。プリズム体11、12、13は、ガラス製で断面が直角二等辺三角形状の三角柱であり、三角形断面に対して垂直な方向に長い長尺形状であり、切断すると複数の貼合わせプリズム10に分離することができる長さを有する。
第1プリズム体11は、第2プリズム体12を貼合わせる斜面11aと第3プリズム体13を貼合わせる斜面11bを備え、二つの斜面11a、11bで形成される頂角部11dの成す角が略直角である。第1プリズム体11に第2プリズム体12と第3プリズム体13を貼合わせると、直方体形状になる。
第1プリズム体11では、第2プリズム体12を貼合わせる斜面11aにダイクロイック膜14をコーティングし、レーザ光が入射・射出する斜面11cに反射防止膜をコーティングする。第2プリズム体12では、レーザ光が入射・射出する斜面12cに反射防止膜をコーティングし、第3プリズム体13では、第1プリズム体11に貼合わせる斜面13bにダイクロイック膜15をコーティングし、レーザ光が入射・射出する斜面13cに反射防止膜をコーティングする。
図2(b)の第2プリズム体12の貼合わせ工程では、まず第1プリズム体11の斜面11aに接着剤16を塗布する。接着剤16は、第1プリズム体11と略同じ屈折率を有する紫外線硬化型接着剤であり、斜面11aの中央部で長さ方向に塗布される。接着剤16はアクリル系やアクリレート系やポリエステル系を主剤とするものであり、紫外線硬化型の他に可視光硬化型などの光硬化型のものが良い。また、熱硬化型接着剤でも良い。
次に、斜面11aに第2プリズム体12の斜面12aを対向して接触させ、接触させた状態で、斜面12aを斜面11aに対して上下左右に摺動させて、接着剤16が斜面11aの全面に均一な厚みになるように、また貼合わせた後に気泡が貼合わせ面に残ることがないように、所謂泡出し作業を行なう。泡出し作業が終了すると、図3に示すように、第1プリズム体11の頂角部11dが第2プリズム体12の斜面12bから突出するように位置出しをして保持する。頂角部11dの突出量gは0.05mm以下が良い。
第1プリズム体11と第2プリズム体12は図4の示す保持具21で保持する。保持具21は直角面を有するL字型形状であり、第1プリズム体11の斜面11cを下にして保持具21の一方の面に置き、第2プリズム体12の斜面12cを保持具21の直角を形成する他方の面に押し当てて、頂点11dの突出量がg以下になるように保持する。溝21cは貼付け面からはみ出した余分の接着剤16を留めるたまり溝である。
なお、突出量がg以下になるように位置出しするには、準備工程でプリズムのサイズを選別しても良い。つまり、図4に示すように、第1プリズム体11の頂角部11dから斜面11cまでの寸法11hと第2プリズム体12の斜面12cの長さ12hの差が長さg以下であるもの選別して貼合わせる。
次に、位置出しした第1プリズム体11と第2プリズム体12に紫外線を4、5分間照射して硬化させ、斜面11a、12aからはみ出した接着剤16をふき取る。さらに、出力を小さくした紫外線に半日程度照射して完全に硬化させる。
図2(c)の第3プリズム体13の貼合わせ工程では、第1プリズム体11の斜面11bに接着剤17を塗布する。接着剤17は、第2プリズム体12の貼合わせに用いたものと同じ接着剤であり、斜面11bの中央部で長さ方向に塗布される。
次に、斜面11bに第3プリズム体13の斜面13bを対向して接触させ、接触させた状態で、斜面13bを斜面11bに対して上下左右に摺動させる泡出し作業を行なう。この作業において、第1プリズム体11の頂角部11dが第2プリズム体12の斜面12bから突出しているために、第3プリズム体13の斜面13bが頂角部11dを越えて摺動させても、作業に支障をきたすことがない。泡出し作業が終了すると、斜面13aが頂角部11dに揃うように位置出しして保持する。
次に、位置出しした第1プリズム体11と第3プリズム体13に紫外線を4、5分間照射して硬化させた後、出力を小さくした紫外線に半日程度照射して完全に硬化させる。
図2(d)では、貼合わせた第1、第2、及び第3プリズム体11、12、13を、図の破線で示すように、長さ方向に対して垂直に所望の間隔で切断して、分離させ、図1に示すプリズム10を完成させる。
なお、貼合わせた長尺形状のプリズム体11、12、13を切断・分離して完成品を製造することに替えて、所望の長さのプリズム1、2、3を準備して、それらのプリズム1、2、3に接着剤16、17の塗布、泡出し作業、接着剤の硬化を行なっても良い。
また、プリズム1、2、3は、断面が直角二等辺三角形状であり、貼合わせたプリズム1、2、3は直方体形状である実施形態に替えて、第1プリズムの直角以外の頂角を形成する二つの斜面に、第1・第2プリズムを貼合わせる光学素子にも適用することができる。また、断面が直角三角形や鋭角2等辺三角形状であるプリズムの頂角を成す二つの面にそれぞれプリズムを貼合わせる光学素子でも良い。
以上説明したように、第1プリズム11の三角形断面の頂角部11dを形成する一方の斜面11aまたは第2プリズム12の斜面12aのいずれかに接着剤16を塗布して、第1プリズム11と第2プリズム12との接着剤16を塗布した斜面11a、12aを摺動させ、接着剤16を硬化させる際に、第1プリズム11の頂角部11dが第2プリズム12から突出する位置で接着剤16を硬化させ、次に、第1プリズム11の頂角部11dを形成する他方の斜面11bまたは第3プリズム13の斜面13bのいずれかに接着剤17を塗布して、第1プリズム11と第3プリズム13の接着剤17を塗布した斜面11b、13bを相対して摺動させ、接着剤17を硬化させる順序を有する製造方法とすることにより、第1プリズム体11と第3プリズム体13との貼合わせ面を摺動させる泡出し作業に際して、第1プリズム体11が作業の妨げになることがなく、接着剤17を貼合わせ面の全面に均一な厚みになるように、また貼合わせた後に気泡が貼合わせ面に残ることがないようにできるために、接着剤16、17の塗布ムラが貼合わせ面に発生せず、精度良く貼合わせたプリズム10を製造することができる。
また、接着剤16、17は第1プリズム体11と略同じ屈折率を有する光硬化型接着剤であるために、ピックアップ用プリズムに適用することができ、貼合わせ時のプリズム11、12、13の位置合わせが簡単に正確に行なうことができる。
また、第1プリズム体11の頂角部11dが第2プリズム体12から突出する量が0.05mm以下であることにより、第1プリズム体11と第3プリズム体13との貼合わせ面を摺動させる泡出し作業に支障が発生することがなく、塗布ムラが貼合わせ面に発生せず、貼合わせ精度が良く、また、第1プリズム体11と第2プリズム体12の位置ズレが0.05mm以下と小さく、ダイクロイック膜を反射・透過する光量の低下が小さくて済む。
また、第1、第2、及び第3プリズム11、12、13は三角形断面に対して垂直な方向に長い長尺形状であり、第1、第2、及び第3プリズム11、12、13の接着剤16、17を硬化させた後に、第1、第2、及び第3プリズム11、12、13の長さ方向に対して垂直な方向に切断して個々の光学素子に分離する工程を有することにより、多数の貼合わせプリズム10の接着剤16、17の塗布・硬化や泡出し作業性を一括して行え、各工程に要する時間を短縮することができ、製造コストが安くなる。
また、直角二等辺三角柱形状を有する第1、第2、及び第3プリズム11、12、13が貼合わされた直方体形状の光学素子において、第2プリズム12が第1プリズム11の三角形断面の直角部11dを形成する一方の斜面11aに貼合わされ、第3プリズム13が第1プリズム11の他方の斜面11bに貼合わされ、直角部11dが第1プリズム11または第2プリズム12から突出した状態で貼合わされている構成であることにより、貼合わせ面を摺動させる泡出し作業に支障が発生することがなく、塗布ムラが貼合わせ面に発生せず、貼合わせ精度が良く、また、貼合わせたプリズムの位置ズレが小さく、ダイクロイック膜を反射・透過する光量の低下が小さくて済む。
本発明に係わるプリズムの構成を示す斜視図。 本発明に係わるプリズムの製造方法を示す模式図。 本発明に係わるプリズムの貼合わせ行程を示す部分拡大図。 本発明に係わるプリズムの貼合わせ行程を示す正面図。
符号の説明
1 第1プリズム
2 第2プリズム
3 第3プリズム
4、5、14、15 ダイクロイック膜
10 貼合わせプリズム
11 第1プリズム体
11a、11b、11c、12a、12b、12c、13a、13b、13c 斜面
11d 頂角部
12 第2プリズム体
13 第3プリズム体
16、17 接着剤
21 保持具

Claims (6)

  1. 三角柱形状を有する第1、第2、及び第3プリズムが貼合わされた光ピックアップ用の光学素子の製造方法であって、
    前記第1プリズムの三角形断面の頂角部を形成する一方の面に前記第2プリズムを貼合わせる際に、前記第1プリズムまたは前記第2プリズムの貼合わせ面のいずれか一方の面に接着剤を塗布する工程と、
    前記第1プリズムと前記第2プリズムとの前記接着剤を塗布した貼合わせ面を相対して摺動させる工程と、
    前記第1プリズムの前記頂角部が前記第2プリズムから所定量突出する位置で前記接着剤を硬化させる工程と、
    前記第1プリズムの三角形断面の頂角部を形成する他方の面に前記第3プリズムを貼合わせる際に、前記第1プリズムまたは前記第3プリズムの貼合わせ面のいずれか一方の面に接着剤を塗布する工程と、
    前記第1プリズムと前記第3プリズムの前記接着剤を塗布した貼合わせ面を相対して摺動させる工程と、
    前記第1プリズムと前記第3プリズムの前記接着剤を硬化させる工程とを有することを特徴とする光学素子の製造方法。
  2. 前記接着剤は前記第1プリズムと略同じ屈折率を有する光硬化型接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子の製造方法。
  3. 前記第1プリズムの前記頂角部が前記第2プリズムから突出する所定量が0.05mmを越えないことを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学素子の製造方法により製造された光学素子を、前記光学素子の長さ方向に対して所定の間隔で垂直方向に切断する工程を有することを特徴とする光学素子の製造方法。
  5. 直角二等辺三角柱形状を有する第1、第2、及び第3プリズムが貼合わされた直方体形状の光ピックアップ用の光学素子において、
    前記第1プリズムは三角形断面の直角部を形成する斜面を有し、
    前記第2プリズムが前記第1プリズムの一方の前記斜面に貼合わされ、
    前記第3プリズムが前記第1プリズムの他方の前記斜面に貼合わされ、
    前記第1プリズムの前記直角部が前記第1プリズムまたは前記第3プリズムから突出した状態で貼合わされていることを特徴とする光学素子。
  6. 前記第1プリズムの前記直角部が前記第1プリズムまたは前記第3プリズムから突出する所定量が0.05mmを越えないことを特徴とする請求項5に記載の光学素子。
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