JPH08329416A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JPH08329416A
JPH08329416A JP13819195A JP13819195A JPH08329416A JP H08329416 A JPH08329416 A JP H08329416A JP 13819195 A JP13819195 A JP 13819195A JP 13819195 A JP13819195 A JP 13819195A JP H08329416 A JPH08329416 A JP H08329416A
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JP
Japan
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core
magnetic head
comb
gap
teeth
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JP13819195A
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English (en)
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Noriyoshi Kubota
昇悦 久保田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギャップアジマス、トラックずれ、トラック
ピッチなど重要となる機械的寸法を、コアブロックの形
成段階で決めることができる磁気ヘッドの製造方法を提
供する。 【構成】 まず、櫛歯状のコアブロックを2つ、互いに
櫛歯の方を向き合わせ、コアブロック17、18の櫛歯
を互いに相手側の櫛歯の間に入れる。次に、コアブロッ
ク17、18の、互いの櫛歯同士の幅を、1つおきにト
ラックピッチ(Y)の幅に合わせ、ギャップアジマス、
ギャップインライン、トラックピッチを調整した後、コ
アブロック17、18を互いに接着剤19で固定する。
次に、接着固定されたコアブロック17、18の櫛歯の
付け根が連なっている板状の部分を研削する。次に、櫛
歯の間の切断面で切断し、2つの記録用磁気ヘッドコ
ア、ならびに、2つの再生用磁気ヘッドコアの4つの磁
気ヘッドコアを1組としたチップコアを得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば各種コンピュー
ター用外部記録装置などの磁気ヘッドの製造に適用して
好適な磁気ヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種コンピューター用外部記録装
置は、大容量化にともない高密度化はもちろんのこと、
記録再生動作の高速化が要求されている。
【0003】データカートリッジなどのテープ型磁気記
録媒体を用いた磁気記録、再生装置においても、記録再
生専用のギャップを有する磁気ヘッドを用い、高密度化
に対応している。
【0004】また、この記録再生ギャップは、例えば図
19に示すような配置になっており、通常、磁気記録媒
体である磁気テープへ記録用の磁気ヘッドコア2a、2
bにて、情報を書き込みその直後に再生用の磁気ヘッド
コア1a、1bにて書き込まれた情報の正誤をチェック
するリード・アフター・ライト方式が一般的に採用され
ている。また、磁気記録媒体が双方向に走行するため、
走向方向により、記録再生ギャップの配置が逆になった
2つのチャンネルが必要となる。
【0005】テープ型磁気記録媒体を用いた磁気記録再
生装置においては、複数の装置間で同一の磁気記録媒体
に対し、記録再生の互換性を持つ必要があるため、磁気
ヘッドにおいては電気的特性はもちろんのこと、機械的
精度が特に重要となる。機械的精度が要求されるものと
しては、磁気記録媒体の走向方向に対するギャップの傾
き(ギャップアジマス)、チャンネル間におけるギャッ
プの磁気記録媒体の走向方向へのずれ(トラックず
れ)、チャンネル間のギャップ間隔(トラックピッチ)
などがある。これらの規格は装置の種類によって異なる
ものであるが、実際の数値を例に挙げると、ギャップア
ジマス±4分、トラックずれ±50μm、トラックピッ
チ±10μmと高い精度を必要とする。
【0006】ここで、磁気ヘッドについて従来の製造方
法を説明する。まず、図14に示すように、各々のコア
ブロック14、15、16のガラス溝3、3、4、4を
入れた後、各トラック幅を出す溝入れを施し(図示せ
ず)、ギャップ面5、6、7、8を鏡面研磨する。
【0007】この後、トラック合わせを行い、図15に
示すように、融着ガラス30にて記録再生コアブロック
が一体化される。
【0008】次に、一体化されたコアブロックは、図1
6に示すように、記録と再生の磁路を分離するため、溝
9が入れられる。
【0009】その後、上述で得られたコアブロックをカ
ッティングして、図17に示すように、記録再生ギャッ
プが1組となったチップコア10ができる。
【0010】チップコア10は、図18のように、ガー
ド材11に接着される。チップコア10とガード材11
が接着されたものは、図19のように、フェライトをセ
ラミックで挟み込んだシールド板12を挟んで再生用磁
気ヘッドコア1aと記録用磁気ヘッドコア2a、ならび
に、再生用磁気ヘッドコア1bと記録用磁気ヘッドコア
2bが、それぞれ向かい合うように、治具上にセットさ
れ、顕微鏡にて再生用磁気ヘッドコア1aと記録用磁気
ヘッドコア2a(あるいは再生用磁気ヘッドコア1bと
記録用磁気ヘッドコア2bでも良い)のギャップを見な
がらインラインを合わせる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、従来の磁気ヘッドの製造方法では、チップコ
ア10とガード材11が接着されたものは、フェライト
をセラミックで挟み込んだシールド板12を挟んで再生
用磁気ヘッドコア1aと記録用磁気ヘッドコア2a、な
らびに、再生用磁気ヘッドコア1bと記録用磁気ヘッド
コア2bが、それぞれ向かい合うように、治具上にセッ
トされ、顕微鏡にて再生用磁気ヘッドコア1aと記録用
磁気ヘッドコア2a(あるいは再生用磁気ヘッドコア1
bと記録用磁気ヘッドコア2bでも良い)のギャップを
見ながらインラインを合わせていたが、この際合わせよ
うとするギャップのトラック幅が小さいため、顕微鏡の
倍率を上げても、上述した高精度の規格を満たすことが
難しいという問題あった。
【0012】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、ギャップアジマス、トラックずれ、トラッ
クピッチなど重要となる機械的寸法を、コアブロックの
形成段階で決めることができる磁気ヘッドの製造方法を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドの製
造方法は、3つのコアブロックにガラス溝を入れた後、
各トラック幅を出す溝入れを施し、ギャップ面を鏡面研
磨する工程と、トラック合わせを行い、融着ガラスにて
上記コアブロックが一体化される工程と、一体化された
コアブロックに記録と再生の磁路を分離するための溝を
入れる工程と、一体化されたコアブロックの一方の側面
にカッターで切り込みを入れ、コアブロックの他方の側
面に板状の部分が残して、櫛歯状のコアブロックにする
工程と、櫛歯状のコアブロックを2つ、互いに櫛歯の方
を向き合わせ、コアブロックの櫛歯を互いに相手側の櫛
歯の間に入れる工程と、コアブロックの、互いの櫛歯同
士の幅を、1つおきにトラックピッチの幅に合わせ、ギ
ャップアジマス、ギャップインライン、トラックピッチ
を調整した後、コアブロックを互いに接着剤で固定する
工程と、接着固定されたコアブロックの櫛歯の付け根が
連なっている板状の部分を研削する工程と、櫛歯の間の
切断面で切断し、記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘ
ッドコアの4つの磁気ヘッドコアを1組としたチップコ
アを得る工程と、チップコアをガード材のチップコア挿
入溝に挿入した後、ガード材とチップコアを接着する工
程と、チップコアのバック側の接着剤及び溝の底の部分
を切り落として、磁路分離をする工程を有する方法であ
る。
【0014】
【作用】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、3つ
のコアブロックにガラス溝を入れた後、各トラック幅を
出す溝入れを施し、ギャップ面を鏡面研磨する工程と、
トラック合わせを行い、融着ガラスにて上記コアブロッ
クが一体化される工程と、一体化されたコアブロックに
記録と再生の磁路を分離するための溝を入れる工程と、
一体化されたコアブロックの一方の側面にカッターで切
り込みを入れ、コアブロックの他方の側面に板状の部分
が残して、櫛歯状のコアブロックにする工程と、櫛歯状
のコアブロックを2つ、互いに櫛歯の方を向き合わせ、
コアブロックの櫛歯を互いに相手側の櫛歯の間に入れる
工程と、コアブロックの、互いの櫛歯同士の幅を、1つ
おきにトラックピッチの幅に合わせ、ギャップアジマ
ス、ギャップインライン、トラックピッチを調整した
後、コアブロックを互いに接着剤で固定する工程と、接
着固定されたコアブロックの櫛歯の付け根が連なってい
る板状の部分を研削する工程と、櫛歯の間の切断面で切
断し、記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコアの
4つの磁気ヘッドコアを1組としたチップコアを得る工
程と、チップコアをガード材のチップコア挿入溝に挿入
した後、ガード材とチップコアを接着する工程と、チッ
プコアのバック側の接着剤及び溝の底の部分を切り落と
して、磁路分離をする工程を有するので、ギャップアジ
マス、トラックずれ、トラックピッチなどの機械的寸法
を、コアブロックの形成段階で決めることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明磁気ヘッドの製造方法の一実施
例について図1〜図13を参照しながら説明する。
【0016】まず、図1に示すように、3つのコアブロ
ック14、15、16を用意する。ここで、コアブロッ
ク15、16は、従来例で用いたコアブロックと同じも
のである。コアブロック14は、従来例で用いたコアブ
ロックとは異なっている。すなわち、従来例で用いたコ
アブロックはコアブロック16と同じ厚さものもを用い
たが、本発明では、コアブロック14の厚さは、コアブ
ロック16の厚さの2倍以上にしてある。この理由につ
いては、後述する。
【0017】次に、図1に示すように、各々のコアブロ
ック14、15、16にガラス溝3、3、4、4を入れ
た後、各トラック幅を出す溝入れを施し(図示せず)、
ギャップ面5、6、7、8を鏡面研磨する。この工程は
従来例と同じである。
【0018】この後、トラック合わせを行い、図2に示
すように、融着ガラス30にて記録再生コアブロックが
一体化される。この工程も従来例と同じである。
【0019】次に、一体化されたコアブロックは、図3
に示すように、記録と再生の磁路を分離するため、溝9
が入れられる。この工程も従来例と同じである。
【0020】次に、図4に示すように、上述で得られた
コアブロックを加工して櫛歯状のコアブロックにする。
すなわち、図3で得られたブロックについて、図面の右
側からカッターで切り込みを入れる。切り込みは、図4
に示すように、図面の左側に板状の部分が残る以外は全
て溝を入れる。この櫛歯のそれぞれの間隔(X)は、後
述するトラックピッチ(Y)の1.5〜2.0倍の間隔
にする。図4において、図面の右側に再生用磁気ギャッ
プ36があり、左側に記録用磁気ギャップ35がある。
【0021】次に、図5に示すように、櫛歯状に溝入れ
したコアブロック17、18を対向させる。すなわち、
上述で得られた櫛歯状のコアブロックを2つ用意し、互
いに櫛歯の方が向き合うようにする。図5は、A、Bが
互いに対向した櫛歯状コアブロック17、18の平面図
を示すものであり、C、Dは対向する櫛歯状コアブロッ
ク17、18の正面図である。また、拡大図E、Fはコ
アブロック17、18の平面図において、それぞれ櫛歯
2本を拡大した図である。
【0022】図5の拡大図E、Fからわかるように、左
側のコアブロック17では、拡大図の左側に記録用磁気
ギャップ35があり、右側に再生用磁気ギャップ36が
ある。これに対して右側のコアブロック18は、左側に
は再生用磁気ギャップ36があり、右側に記録用磁気ギ
ャップ35がある。すなわち、記録用磁気ギャップ35
と再生用磁気ギャップ36がそれぞれのコアブロック1
7、18で逆の位置にあることになる。
【0023】次に、図6に示すように、コアブロック1
7、18の櫛歯を互いに相手側の櫛歯の間に入れて、ギ
ャップアジマス、ギャップインライン、トラックピッチ
などの調整をする。ここで、互いの櫛歯同士の幅は、図
6に示すように、1つおきにトラックピッチ(Y)の幅
に合わせる。
【0024】調整が終わったところで、コアブロック1
7、18を相互に接着剤19で固定する。接着剤19
は、コアブロック17、18のそれぞれの櫛歯同士の間
の空間に充填するものであり、その高さは溝9の底の厚
さに相当する高さまで充填する。この接着剤の充填固化
により、ギャップアジマス、ギャップインライン、トラ
ックピッチなどが最終的に調整された状態でコアブロッ
ク17、18が固定される。この接着剤19は、エポキ
シ系の樹脂とか、あるいは、低融点のガラスでも対応で
きる。
【0025】次に、図7にしめすように、上述で得られ
た接着固定されたコアブロックの櫛歯の付け根が連なっ
ている部分、すなわち被研削部20、21を研削する。
ここで、コアブロック17、18を櫛歯形状とし、図7
にあるようにコアブロック17、18を接着後に研削す
るため、図1で示したコアブロック16の厚みに対し
て、コアブロック14の厚みは2倍以上に設定してい
る。上述の研削の結果、図8に示すものが得られる。こ
こで、櫛歯同士は互いに独立し、互いに接着剤19のみ
により固定されている。
【0026】次に、図8に示すように、接着固定された
櫛歯を切断面32のところで切断する。その結果、図9
に示すように、記録用磁気ヘッドコア2a、2b、なら
びに、再生用磁気ヘッドコア1a、1bの4つの磁気ヘ
ッドコアを1組としたチップコア22が得られる。
【0027】次に、 図10に示すように、4つの磁気
ヘッドが一体となったチップコア22をガード材23の
チップコア挿入溝24に挿入する。
【0028】次に、図11にしめすように、ガード材2
3とチップコア22を接着し、さらに、チップコア22
のバック側の接着剤19及び溝9の底の部分を切り落と
して、磁路分離をする。
【0029】図12は、上述で得られたものを、裏側、
すなわちテープ摺動面からみた平面図を示したものであ
る。
【0030】図13は、図12におけるX−X断面を示
したものである。
【0031】以上のことから、本例によれば、ギャップ
アジマス、トラックずれ、トラックピッチなど重要とな
る機械的寸法を、コアブロックの形成段階で決めること
ができるので、後工程のチップコア単体になった状態で
の調整が不必要となり、従来の製造方法に比較して、よ
り一層機械的精度を向上させることができる。また、製
造上の工数を大幅に削減できるとともに、歩留まりを向
上させることができる。
【0032】なお、本発明は上述の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得
ることはもちろんである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ギャップアジマス、トラックずれ、トラックピッチなど
重要となる機械的寸法を、コアブロックの形成段階で決
めることができる。また、後工程のチップコア単体にな
った状態での調整が不必要となり、従来の製造方法に比
較して、より一層機械的精度を向上させることができ
る。また、製造上の工数を大幅に削減できるとともに、
歩留まりを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガラス溝を形成したコアブロックを示す斜視図
である。
【図2】融着ガラスにより一体化されたコアブロックを
示す斜視図である。
【図3】磁路を分離するための溝を形成したコアブロッ
クを示す斜視図である。
【図4】櫛歯状に加工したコアブロックを示す斜視図で
ある。
【図5】櫛歯状に溝入れしたコアブロックを対向させた
状態を示す図である。
【図6】接着固定された2つのコアブロックを示す斜視
図である。
【図7】コアブロックの被研削部と研削面を示す斜視図
である。
【図8】研削されたコアブロックの切断面を示す斜視図
である。
【図9】コアブロックの切断により作製されたチップコ
アを示す斜視図である。
【図10】チップコアとチップコア挿入溝との位置関係
を示す斜視図である。
【図11】チップコアをガード材に接着固定した後、磁
路分離した状態を示す斜視図である。
【図12】ガード材に接着固定された磁気ヘッドコアを
示す平面図である。
【図13】図12におけるX−X断面を示す図である。
【図14】ガラス溝を形成したコアブロックを示す斜視
図である。
【図15】融着ガラスにより一体化されたコアブロック
を示す斜視図である。
【図16】磁路を分離するための溝を形成したコアブロ
ックを示す斜視図である。
【図17】コアブロックの切断によるチップコアの作製
を示す斜視図である。
【図18】ガード材に接着固定されたチップコアを示す
斜視図である。
【図19】シールド板を挟んで接着固定された磁気ヘッ
ドコアを示す平面図である。
【符号の説明】
1a、1b 再生用磁気ヘッドコア 2a、2b 記録用磁気ヘッドコア 3、4 ガラス溝 5、6、7、8 ギャップ面 9 溝 14、15、16 コアブロック 17、18 コアブロック 19 接着剤 22 チップコア 23 ガード材 24 チップコア挿入溝 30 融着ガラス 32 切断面 Y トラックピッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドの製
造方法は、3つのコアブロックにガラス溝を入れた後、
各トラック幅を出す溝入れを施し、ギャップ面を鏡面研
磨する工程と、トラック合わせを行い、融着ガラスにて
上記コアブロックが一体化される工程と、一体化された
コアブロックに記録と再生の磁路を分離するための溝を
入れる工程と、一体化されたコアブロックの一方の側面
にカッターで切り込みを入れ、コアブロックの他方の側
面に板状の部分残して、櫛歯状のコアブロックにする
工程と、櫛歯状のコアブロックを2つ、互いに櫛歯の方
を向き合わせ、コアブロックの櫛歯を互いに相手側の櫛
歯の間に入れる工程と、コアブロックの、互いの櫛歯同
士の幅を、1つおきにトラックピッチの幅に合わせ、ギ
ャップアジマス、ギャップインライン、トラックピッチ
を調整した後、コアブロックを互いに接着剤で固定する
工程と、接着固定されたコアブロックの櫛歯の付け根が
連なっている板状の部分を研削する工程と、櫛歯の間の
切断面で切断し、記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘ
ッドコアの4つの磁気ヘッドコアを1組としたチップコ
アを得る工程と、チップコアをガード材のチップコア挿
入溝に挿入した後、ガード材とチップコアを接着する工
程と、チップコアのバック側の接着剤及び溝の底の部分
を切り落として、磁路分離をする工程を有する方法であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【作用】本発明の磁気ヘッドの製造方法によれば、3つ
のコアブロックにガラス溝を入れた後、各トラック幅を
出す溝入れを施し、ギャップ面を鏡面研磨する工程と、
トラック合わせを行い、融着ガラスにて上記コアブロッ
クが一体化される工程と、一体化されたコアブロックに
記録と再生の磁路を分離するための溝を入れる工程と、
一体化されたコアブロックの一方の側面にカッターで切
り込みを入れ、コアブロックの他方の側面に板状の部分
残して、櫛歯状のコアブロックにする工程と、櫛歯状
のコアブロックを2つ、互いに櫛歯の方を向き合わせ、
コアブロックの櫛歯を互いに相手側の櫛歯の間に入れる
工程と、コアブロックの、互いの櫛歯同士の幅を、1つ
おきにトラックピッチの幅に合わせ、ギャップアジマ
ス、ギャップインライン、トラックピッチを調整した
後、コアブロックを互いに接着剤で固定する工程と、接
着固定されたコアブロックの櫛歯の付け根が連なってい
る板状の部分を研削する工程と、櫛歯の間の切断面で切
断し、記録用磁気ヘッドコアと再生用磁気ヘッドコアの
4つの磁気ヘッドコアを1組としたチップコアを得る工
程と、チップコアをガード材のチップコア挿入溝に挿入
した後、ガード材とチップコアを接着する工程と、チッ
プコアのバック側の接着剤及び溝の底の部分を切り落と
して、磁路分離をする工程を有するので、ギャップアジ
マス、トラックずれ、トラックピッチなどの機械的寸法
を、コアブロックの形成段階で決めることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つのコアブロックにガラス溝を入れた
    後、各トラック幅を出す溝入れを施し、ギャップ面を鏡
    面研磨する工程と、 トラック合わせを行い、融着ガラスにて上記コアブロッ
    クが一体化される工程と、 上記一体化されたコアブロックに記録と再生の磁路を分
    離するための溝を入れる工程と、 上記一体化されたコアブロックの一方の側面にカッター
    で切り込みを入れ、コアブロックの他方の側面に板状の
    部分が残して、櫛歯状のコアブロックにする工程と、 上記櫛歯状のコアブロックを2つ、互いに櫛歯の方を向
    き合わせ、コアブロックの櫛歯を互いに相手側の櫛歯の
    間に入れる工程と、 コアブロックの、互いの櫛歯同士の幅を、1つおきにト
    ラックピッチの幅に合わせ、ギャップアジマス、ギャッ
    プインライン、トラックピッチを調整した後、コアブロ
    ックを互いに接着剤で固定する工程と、 接着固定されたコアブロックの櫛歯の付け根が連なって
    いる板状の部分を研削する工程と、 櫛歯の間の切断面で切断し、記録用磁気ヘッドコアと再
    生用磁気ヘッドコアの4つの磁気ヘッドコアを1組とし
    たチップコアを得る工程と、 上記チップコアをガード材のチップコア挿入溝に挿入し
    た後、ガード材とチップコアを接着する工程と、 チップコアのバック側の接着剤及び溝の底の部分を切り
    落として、磁路分離をする工程を有することを特徴とす
    る磁気ヘッドの製造方法。
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