JP3371505B2 - 薄膜磁気ヘッド装置の製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド装置の製造方法

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JP3371505B2 JP01355594A JP1355594A JP3371505B2 JP 3371505 B2 JP3371505 B2 JP 3371505B2 JP 01355594 A JP01355594 A JP 01355594A JP 1355594 A JP1355594 A JP 1355594A JP 3371505 B2 JP3371505 B2 JP 3371505B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンピューター
用データカートリッジ等に使用される薄膜磁気ヘッド装
置等のような薄膜磁気ヘッド素子よりも幅広の媒体摺動
部を有する薄膜磁気ヘッド装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンピューター用のデータカート
リッジ等においては、高密度記録化が要求されており、
この分野においても薄膜素子を用いた薄膜磁気ヘッドが
バルクタイプの磁気ヘッドに代わって使用されてきてい
る。そして、この分野においては、更なる高密度記録化
を達成するために記録用ヘッドとしてインダクティブヘ
ッドを使用し、再生用ヘッドとして磁気抵抗効果型磁気
ヘッド(以下、MRヘッドと称する。)を使用するよう
になってきている。
【0003】このようなデータカートリッジ等に使用さ
れる薄膜磁気ヘッドを搭載する薄膜磁気ヘッド装置は、
一般に、基板上に薄膜磁気ヘッド素子が形成され、該薄
膜磁気ヘッド素子上にさらに保護板が接合された構成と
なされており、上記基板及び保護板は薄膜磁気ヘッド素
子よりも薄膜磁気ヘッド素子のトラック幅方向において
幅広となされ、媒体との当たり特性を確保している。そ
して、必要に応じて、上述のようにインダクティブヘッ
ドを有する薄膜磁気ヘッド装置とMRヘッドを有する薄
膜磁気ヘッド装置といった組み合わせで複数の薄膜磁気
ヘッド装置が接合された複合型磁気ヘッド装置となされ
ている。
【0004】ところで、このような薄膜磁気ヘッド装置
を製造するに際しては、基板上に薄膜素子よりなる複数
の薄膜磁気ヘッド素子を形成し、これを個々の薄膜磁気
ヘッド素子に分割してこれらに保護板を接合している。
しかしながら、この方法では生産性があまり向上しない
という不都合が生じる。
【0005】すなわち、上記のような方法において生産
性を向上させるには、基板の大きさを大きくする一方、
個々の薄膜磁気ヘッド素子の形成に要する基板上の占有
面積を小さくし、同一面積の基板上に形成可能な薄膜磁
気ヘッド素子の数をできるだけ増やす必要がある。その
結果、工程数が削減され,製造コストが低減されて生産
性が大きく向上する。
【0006】しかし、上記のような薄膜磁気ヘッド装置
においては、基板の薄膜磁気ヘッド素子のトラック幅方
向の幅を薄膜磁気ヘッド素子のトラック幅方向の幅より
も大きくとる必要があり、上記のような製造方法による
と、基板上には何も形成されない部分が多く存在するこ
ととなり、同一面積の基板上に形成可能な薄膜磁気ヘッ
ド素子の数を増やすことが困難である。従って、工程数
の削減,製造コストの低減がなされず、生産性があまり
向上しない。
【0007】また、製造工程全体中で薄膜磁気ヘッド素
子形成工程の占める割合は非常に高く、製造歩留りにも
大きく関与している点から、同一面積の基板上に形成可
能な薄膜磁気ヘッド素子の数を増やすことが困難である
と、製造コストの低減がなされず、生産性があまり向上
しない。
【0008】そこで、近年ではこのような薄膜磁気ヘッ
ド装置を製造するに際しては、複数の薄膜磁気ヘッド素
子を、個々の薄膜磁気ヘッド素子の必要最小限のトラッ
ク幅方向の幅寸法でパターン設計して基板上に形成し、
これら個々の薄膜磁気ヘッド素子の形成される基板のト
ラック幅方向の両端面に補助基板を接合して基板のトラ
ック幅方向の幅が薄膜磁気ヘッド素子のトラック幅方向
の幅よりも幅広となるようにしている。
【0009】すなわち、以下のような製造方法に従って
製造を行っている。なお、ここでは、複数の薄膜磁気ヘ
ッド装置が接合される複合型磁気ヘッド装置の例につい
て述べる。先ず、図15に示すように、基板101上に
蒸着,スパッタリング或いはエッチング等の真空薄膜形
成技術により複数の薄膜磁気ヘッド素子102を、図中
矢印Xで示す磁気記録媒体摺動面と直交する方向と図中
矢印Yで示す薄膜磁気ヘッド素子のトラック幅方向にマ
トリクス状に形成し、薄膜素子基板103を形成する。
なお、このとき、上記薄膜磁気ヘッド素子102は電極
端子部分104を有するものである。
【0010】次に、上記薄膜素子基板103を図中一点
鎖線で示すX方向の切断線A−A´及び図中二点鎖線で
示すY方向の切断線B−B´にて切断し、薄膜素子基板
103を図16に示すような1個の薄膜磁気ヘッド素子
の形成される薄膜素子基板105に分割する。
【0011】そして、図16中に示すように、分割され
た個々の薄膜素子基板105をそれぞれ薄膜磁気ヘッド
素子102のトラック幅方向から補助基板である一対の
並列保護板106,107で挟み込み、かつ薄膜素子基
板105の薄膜磁気ヘッド素子102形成面に対向保護
板108が配されるように位置決めし、これらを樹脂接
着或いはガラス溶着等により接合し、複数の図17に示
すような接着チップ109を形成する。なお、このと
き、上記並列保護板106,107は、薄膜磁気ヘッド
素子102の膜厚方向の厚さが薄膜素子基板105と同
等であり、磁気記録媒体摺動面と直交する方向の長さも
薄膜素子基板105と同等なものとされる。また、上記
対向保護板108は、薄膜素子基板105の薄膜磁気ヘ
ッド素子102のトラック幅方向の長さが薄膜素子基板
105と並列保護板106,107の上記トラック幅方
向の長さの和と同等であり、磁気記録媒体摺動面と直交
する方向の長さが薄膜磁気ヘッド素子102の電極端子
部分104を隠さない長さとされている。
【0012】従って、上記接着チップ109は、薄膜磁
気ヘッド素子102の周囲に媒体摺動部として機能する
並列保護板106,107及び対向保護板108の配さ
れた構成となり、薄膜磁気ヘッド素子102のトラック
幅方向において該薄膜磁気ヘッド素子102よりも幅広
の媒体摺動部を有し、かつ薄膜磁気ヘッド素子102の
電極端子部分104が露呈している構成となる。
【0013】次に、図17中に示す接着チップ109の
磁気記録媒体摺動面109aを、薄膜磁気ヘッド素子1
02の磁気ギャップのデプスが所定のデプスとなるよう
に研削ラッピングして図18に示すような研削チップ1
10を得る。
【0014】このとき、上記薄膜磁気ヘッド素子102
のデプスは数μmの精度で制御する必要がある。そこ
で、上述のように基板101上に薄膜磁気ヘッド素子1
02を形成すると同時にデプス方向の研削量を寸法で読
み取れるマーカー(以下、デプスマーカーと称する。)
やデプス方向の研削量を電気抵抗の変化で読み取る研磨
モニター(以下、デプスモニターと称する。)を形成し
ておき、これによりデプス方向の研削量を確認しながら
上記のような接着チップ109の磁気記録媒体摺動面1
09aの研削を行い、薄膜磁気ヘッド素子102のデプ
スを制御している。また、複数の接着チップ109に同
時に研削加工を行うことで、個々の研削チップ110の
薄膜磁気ヘッド素子102の磁気ギャップのデプスのバ
ラツキを抑え、かつ全体の加工工数を抑えている。
【0015】続いて、図18中に示すように、研削チッ
プ110の電極端子部分104から印刷配線基板117
へワイヤーボンディングまたは半田圧接等を用いて電極
配線111を取り出す。
【0016】そして、図19に示すように、上記のよう
な薄膜磁気ヘッド素子の形成される研削チップのうち、
薄膜磁気ヘッド素子102として記録用ヘッドであるイ
ンダクティブヘッドが形成されている研削チップ112
と薄膜磁気ヘッド素子102として再生用ヘッドである
MRヘッドが形成されている研削チップ113を組み合
わせて接着し、コンビネーションブロック114を形成
する。
【0017】最後に、図20に示すように、コンビネー
ションブロック114をパーマロイ等よりなるシールド
枠115内に位置決めして樹脂等で固定し、薄膜磁気ヘ
ッド装置116を得る。
【0018】このようにして製造される薄膜磁気ヘッド
装置116においては、各研削チップ112,113に
形成されている薄膜磁気ヘッド素子102の構成により
様々な組み合わせの薄膜磁気ヘッド装置116を形成す
ることができる。例えば、薄膜磁気ヘッド素子102を
単数とするか複数とするか、テープガイドや消去用ヘッ
ドと組み合わせるか等の選択により、上記のような記録
/再生ヘッドを有する薄膜磁気ヘッド装置116の他
に、記録/再生/消去ヘッドを有するもの、記録再生複
合タイプのヘッドとテープガイドを有するもの等が形成
される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような製造方法により薄膜磁気ヘッド装置を製造する
と、以下のような不都合が生じる。すなわち、上記のよ
うな薄膜磁気ヘッド装置の製造方法においては、複数の
薄膜磁気ヘッド素子を形成した薄膜素子基板を分割して
図16に示すような1個の薄膜磁気ヘッド素子の形成さ
れる薄膜素子基板105とし、この薄膜素子基板105
の1個ずつに並列保護板106,107と対向保護板1
08を接合しているため、1個の薄膜磁気ヘッド装置当
たりの取扱い工数が多く、製造コストがかかり、生産性
が良好ではない。
【0020】また、薄膜素子基板105と並列保護板1
06,107と対向保護板108を接合する際にこれら
の位置決めを行うが、図17中Mで示す薄膜素子基板1
05の底面105aから対向保護板108の磁気記録媒
体摺動面にあたる一主面108aまでの距離にばらつき
が生じ易く、上述のように複数の接着チップ109の磁
気記録媒体摺動面に同時に研削加工を行うと、各研削チ
ップ110の薄膜磁気ヘッド素子の磁気ギャップのデプ
スにばらつきが生じ、製造不良による歩留りの低下が発
生し、生産性が良好ではない。
【0021】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、1個の薄膜磁気ヘッド装置当たりの
取扱い工数が抑えられて製造コストが低減され、複数個
の薄膜磁気ヘッド装置を同時に研削加工しても形成され
る薄膜磁気ヘッド装置の薄膜磁気ヘッド素子のデプスに
ばらつきが生じ難く製造歩留りが向上され、生産性が大
きく向上される薄膜磁気ヘッド装置の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法は、複数の
薄膜磁気ヘッド素子が磁気記録媒体摺動面と直交する方
向に配列形成されてなる薄膜素子基板のトラック幅方向
両端面に上記薄膜磁気ヘッド素子の配列方向に連なる並
列保護板を接合するとともに、薄膜素子基板の薄膜磁気
ヘッド素子形成面上に薄膜磁気ヘッド素子の電極端子部
分に対応して窓部が形成され上記薄膜磁気ヘッド素子の
配列方向に一体化された対向保護板を接合し、各薄膜磁
気ヘッド素子に応じて上記薄膜素子基板、並列保護板及
び対向保護板を切断し、各薄膜磁気ヘッド装置に分割す
ることを特徴とするものである。
【0023】すなわち、先ず、基板上に、電極端子部分
を有する薄膜磁気ヘッド素子を磁気記録媒体摺動面と直
交する方向に複数配列形成し、薄膜素子基板を形成す
る。そして、薄膜磁気ヘッド素子の膜厚方向の厚さが上
記薄膜素子基板と同等、かつ磁気記録媒体摺動面に直交
する方向の長さも上記薄膜素子基板と同等な一対の並列
保護板を形成し、上記複数の薄膜磁気ヘッド素子の電極
端子部分に対応する窓部を有する対向保護板を形成す
る。
【0024】次に、上記薄膜素子基板を薄膜磁気ヘッド
素子のトラック幅方向両端面から一対の並列保護板によ
り挟み込み、薄膜磁気ヘッド素子の電極端子部分に窓部
が対応するように対向保護板を上記薄膜素子基板の薄膜
磁気ヘッド素子形成面に位置合わせした状態で、これら
を接合する。すなわち、複数の薄膜磁気ヘッド素子の形
成される薄膜素子基板に一度に並列保護板及び対向保護
板が接合されることとなる。
【0025】さらに接合された薄膜素子基板と並列保護
板と対向保護板を、個々の薄膜磁気ヘッド素子に応じて
切断し、各薄膜磁気ヘッド装置に分割する。すなわち、
薄膜素子基板,並列保護板,対向保護板を接合した後に
切断することとなる。
【0026】また、本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製造
方法においては、薄膜素子基板の薄膜磁気ヘッド素子の
配列方向の薄膜磁気ヘッド素子の形成されない上下部分
に切断用マーカーを設け、対向保護板の薄膜磁気ヘッド
素子の配列方向の長さを上記薄膜素子基板よりも短いも
のとし、薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板の接合
後、接合された薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板
を露呈する切断用マーカーを基準として切断しても良
い。
【0027】さらに本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製造
方法においては、対向保護板が、対向保護板形成材料に
断面積が薄膜磁気ヘッド素子の電極端子部分に合致する
大きさの溝部を設けた後、これを溝部深さ方向に切断
し、これらを溝深さ方向に接合して形成されるものであ
っても良い。
【0028】
【作用】本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法におい
ては、複数の薄膜磁気ヘッド素子が磁気記録媒体摺動面
と直交する方向に配列形成されてなる薄膜素子基板のト
ラック幅方向両端面に上記薄膜磁気ヘッド素子の配列方
向に連なる並列保護板を接合するとともに、薄膜素子基
板の薄膜磁気ヘッド素子形成面上に薄膜磁気ヘッド素子
の電極端子部分に対応して窓部が形成され上記薄膜磁気
ヘッド素子の配列方向に一体化された対向保護板を接合
する。すなわち、複数の薄膜磁気ヘッド素子の形成され
る薄膜素子基板に一度に並列保護板及び対向保護板が接
合されることとなり、1個の薄膜磁気ヘッド装置当たり
の取扱い工数が低減され、製造コストも低減される。
【0029】さらに各薄膜磁気ヘッド素子に応じて上記
薄膜素子基板、並列保護板及び対向保護板を切断し、各
薄膜磁気ヘッド装置に分割する。すなわち、薄膜素子基
板,並列保護板,対向保護板を接合した後に切断するこ
ととなり、切断の位置精度によって、個々の薄膜磁気ヘ
ッド装置の薄膜素子基板の磁気記録媒体摺動面の反対側
の面である底面から対向保護板の磁気記録媒体摺動面ま
での距離の精度が決定されるため、精度が向上し、この
後、複数の薄膜磁気ヘッド装置の磁気記録媒体摺動面の
研削加工を一度に行っても、製造される薄膜磁気ヘッド
装置の薄膜磁気ヘッド素子の磁気ギャップのデプスにば
らつきが生じにくく、製造歩留りが向上される。
【0030】また、本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製造
方法においては、薄膜素子基板上に複数の薄膜磁気ヘッ
ド素子を配列形成するとともに、該薄膜磁気ヘッド素子
の配列方向の薄膜磁気ヘッド素子の形成されない上下部
分に切断用マーカーを設け、対向保護板の薄膜磁気ヘッ
ド素子の配列方向の長さを薄膜素子基板よりも短いもの
とし、薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板の接合
後、接合された薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板
を露呈する切断用マーカーを基準として切断しても良
く、切断の位置精度が更に向上し、製造される薄膜磁気
ヘッド装置の薄膜磁気ヘッド素子の磁気ギャップのデプ
スのばらつきが更に抑えられる。
【0031】さらに、本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製
造方法においては、対向保護板が、対向保護板形成材料
に断面積が薄膜磁気ヘッド素子の電極端子部分に略合致
する大きさの溝部を設けた後、これを溝部深さ方向に切
断し、これらを溝深さ方向に接合して形成されるもので
あっても良く、このようにすれば対向保護板は簡便に製
造される。
【0032】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施
例においては記録用ヘッドを有する薄膜磁気ヘッド装置
と再生用ヘッドを有する薄膜磁気ヘッド装置を接合した
複合型の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法に適用した例に
ついて述べる。
【0033】本実施例の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法
においては、先ず、図1に示すように、基板1の一主面
1aに蒸着,スパッタリング或いはエッチング等の真空
薄膜形成技術により複数の薄膜磁気ヘッド素子2を、図
中矢印Xで示す磁気記録媒体摺動面と直交する方向と図
中矢印Yで示す上記薄膜磁気ヘッド素子2のトラック幅
方向にマトリクス状に形成するとともに、基板1のX方
向の上下端の薄膜磁気ヘッド素子2の形成されない部分
に該薄膜磁気ヘッド素子2の形成位置に合わせて図中斜
線部で示す複数の切断用マーカー3を形成し、薄膜素子
基板4を形成する。なお、このとき、上記薄膜磁気ヘッ
ド素子2は電極端子部分5を有するものである。
【0034】そして、上記薄膜素子基板4を図中一点鎖
線で示すX方向の切断線A−A´にて切断し、薄膜素子
基板4を図2に示すようなX方向、すなわち磁気記録媒
体摺動面に直交する方向に複数の薄膜磁気ヘッド素子2
が配列形成され、そのX方向の上下端に切断用マーカー
3が形成されている薄膜素子基板6に分割する。なお、
本実施例においては、4つの薄膜磁気ヘッド素子2a,
2b,2c,2dが形成されているものとする。
【0035】次に、対向保護板を形成する。すなわち、
本実施例においては、図3に示すように対向保護板形成
材料ブロック7の一主面7aに上記薄膜磁気ヘッド素子
2の電極端子部分5の形成部分に断面積が合致する大き
さの溝部8を形成する。なお、上記対向保護板形成材料
ブロック7は溝深さ方向の厚さが薄膜磁気ヘッド素子2
一個当たりのX方向の長さと同等なものとされ、溝の幅
方向の長さが薄膜素子基板6のY方向の長さと後述の一
対の並列保護板のY方向の長さの和と同等なものとされ
ており、上部溝部8は、対向保護板形成材料ブロックを
作製する際の型を使用する、或いは研削等により形成す
れば良い。
【0036】そして、該対向保護板形成材料ブロック7
を所定の厚さとなるように図中一点鎖線で示す溝部8と
直交する方向の複数の切断線C−C´にて切断し、図4
に示すような切断保護板9を複数形成する。
【0037】次に、図5に示すように、複数の切断保護
板9(本実施例においては切断保護板9a,9b,9
c,9dの4個とする。)を溝深さ方向に樹脂接着或い
はガラス溶着等により接合し、切断保護板9を作製した
際の切断面である主面10a,10bを平坦加工して図
6に示すような対向保護板11を得る。上記対向保護板
11は前述の薄膜素子基板6の薄膜磁気ヘッド素子2
a,2b,2c,2dの電極端子部分5に略合致する部
分に溝部8により形成された複数の窓部12(本実施例
においては窓部12a,12b,12c,12dの4個
する。)が形成されたものとなる。さらに、上記対向保
護板11の溝深さ方向の長さは上記の薄膜素子基板6よ
りも短く、これらを重ね合わせたときには薄膜素子基板
6の切断用マーカーが露呈するようになされている。
【0038】そして、図7に示すように、X方向、すな
わち磁気記録媒体摺動面と直交する方向に4個の薄膜磁
気ヘッド素子2を有する薄膜素子基板6を該薄膜磁気ヘ
ッド素子2のトラック幅方向から補助基板である一対の
並列保護板13,14で挟み込む。さらに、薄膜素子基
板6の4個の薄膜磁気ヘッド素子2の電極端子部分5に
4個の窓部12が対応するように対向保護板11を配す
る。そして、この状態でこれらを樹脂接着或いはガラス
溶着等により接合し、図8に示すような接着ブロック1
5を形成する。なお、このとき、上記並列保護板13,
14は、予め形成されるものであり、薄膜磁気ヘッド素
子2の膜厚方向の厚さが薄膜素子基板6と同等であり、
X方向の長さも薄膜素子基板6と同等なものとされる。
【0039】従って、上記接着ブロック15は、複数の
薄膜磁気ヘッド素子2の周囲に媒体摺動部として機能す
る並列保護板13,14及び対向保護板11の配された
構成となり、薄膜磁気ヘッド素子のトラック幅方向の幅
が薄膜磁気ヘッド素子2よりも幅広い媒体摺動部を有
し、かつ複数の薄膜磁気ヘッド素子2の電極端子部分5
が対向保護板11の窓部12よりそれぞれ露呈している
構成となる。
【0040】次に、薄膜素子基板6に形成される切断マ
ーカー3を基準として、上記接着ブロック15を各薄膜
磁気ヘッド素子に応じた接着チップに切断できるような
図中一点鎖線で示す切断線D−D´により切断し、図9
に示すような接着チップ16を複数形成する。
【0041】そして、図9中に示す接着チップ16の磁
気記録媒体摺動面16aを、薄膜磁気ヘッド素子2の磁
気ギャップのデプスが所定のデプスとなるように研削ラ
ッピングして図10に示すような研削チップ17を得
る。
【0042】このとき、上記薄膜磁気ヘッド素子2のデ
プスは数μmの精度で制御する必要がある。そこで、上
述のように基板1上に薄膜磁気ヘッド素子2を形成する
と同時にデプスマーカーやデプスモニターを形成してお
き、これによりデプス方向の研削量を確認しながら上記
のような接着チップ16の磁気記録媒体摺動面16aの
研削を行い、薄膜磁気ヘッド素子2の磁気ギャップのデ
プスを制御する。また、複数の接着チップ16に同時に
研削加工を行うことで、個々の研削チップ17の磁気ギ
ャップのデプスのバラツキを抑え、かつ全体の加工工数
を抑えている。
【0043】続いて、図10中に示すように、研削チッ
プ17の電極端子部分5から印刷配線基板18へワイヤ
ーボンディングまたは半田圧接等を用いて電極配線24
を取り出す。
【0044】そして、図11に示すように、上記のよう
な薄膜磁気ヘッド素子の形成される研削チップのうち、
薄膜磁気ヘッド素子2として記録用ヘッドであるインダ
クティブヘッドが形成されている研削チップ19と薄膜
磁気ヘッド素子2として再生用ヘッドであるMRヘッド
が形成されている研削チップ20を組み合わせて接着
し、コンビネーションブロック21を形成する。
【0045】最後に、図12に示すように、コンビネー
ションブロック21をパーマロイ等よりなるシールド枠
22内に位置決めして樹脂等で固定し、薄膜磁気ヘッド
装置23を得る。
【0046】なお、このようにして製造される薄膜磁気
ヘッド装置23においては、各研削チップ19,20に
形成されている薄膜磁気ヘッド素子2の構成により様々
な組み合わせの薄膜磁気ヘッド装置23を形成すること
ができる。例えば、薄膜磁気ヘッド素子2を単数とする
か複数とするか、テープガイドや消去用ヘッドと組み合
わせるか等の選択により、上記のような記録/再生ヘッ
ドを有する薄膜磁気ヘッド装置23の他に、記録/再生
/消去ヘッドを有するもの、記録再生複合タイプのヘッ
ドとテープガイドを有するもの等が形成される。
【0047】本実施例の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法
によれば、複数の薄膜磁気ヘッド素子2の形成された薄
膜素子基板6に並列保護板13,14及び対向保護板1
1を接合するため、一度に複数の薄膜磁気ヘッド素子2
の周囲に各保護板が接合されることとなる。従って、1
個の薄膜磁気ヘッド装置当たりの取扱い工数が低減さ
れ、製造コストも低減され、生産性が向上される。
【0048】また、本実施例の薄膜磁気ヘッド装置の製
造方法によれば、薄膜素子基板6、並列保護板13,1
4、対向保護板11を位置合わせして接合して接着ブロ
ック15とした後に切断することとなるため、図9中H
で示す切断された薄膜素子基板6の底面6aから切断さ
れた対向保護板11の磁気記録媒体摺動面にあたる一主
面11aまでの距離の精度は、切断位置の精度によって
のみ決定される。従って、距離Hの精度が向上され、こ
の後、複数の接着チップ16の磁気記録媒体摺動面16
aの研削加工を一度に行っても、製造される薄膜磁気ヘ
ッド装置23の薄膜磁気ヘッド素子2の磁気ギャップの
デプスにばらつきが生じにくく、製造歩留りが向上さ
れ、生産性が向上される。
【0049】さらに、本実施例においては、接着ブロッ
ク15の切断を薄膜素子基板6上に設けられた切断用マ
ーカー3を基準にして行っていることから、距離Hの精
度が更に向上され、生産性が大きく向上される。
【0050】さらにまた、本実施例においては、対向保
護板11を、対向保護板形成材料ブロック7に溝部8を
設け、これを所定の厚さとなるように溝部8と直交する
方向に切断し、これらを溝深さ方向に接合して形成する
ため、対向保護板11を簡便に形成することができ、生
産性を損なうことがない。
【0051】本実施例の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法
においては、対向保護板を上記のような方法で形成した
が、該対向保護板は以下のような方法によっても形成さ
れる。すなわち、図13に示すように、板状部31aの
上に一対の支柱部32a,33aを一定の間隔を有して
接合し、その上にまた板状部31b及び一対の支柱部3
2b,33bを順次接合していき、板状部31a,31
b,31c,31dと支柱部32a,32b,32c,
32d及び支柱部33a,33b,33c,33dによ
り窓部34a,34b,34c,34dを有する対向保
護板35を形成しても良い。また、図14に示すよう
に、一定の間隔を有して配される複数の支柱部43a,
43b,43c,43dを一対の板状部41,42によ
り挟み込み、窓部44a,44b,44c,44dを有
する対向保護板45を形成しても良い。
【0052】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法においては、先ず、
複数の薄膜磁気ヘッド素子が磁気記録媒体摺動面と直交
する方向に配列形成されてなる薄膜素子基板のトラック
幅方向両端面に上記薄膜磁気ヘッド素子の配列方向に連
なる並列保護板を接合するとともに、薄膜素子基板の薄
膜磁気ヘッド素子形成面上に薄膜磁気ヘッド素子の電極
端子部分に対応して窓部が形成され上記薄膜磁気ヘッド
素子の配列方向に一体化された対向保護板を接合する。
すなわち、複数の薄膜磁気ヘッド素子の形成される薄膜
素子基板に一度に並列保護板及び対向保護板が接合され
ることとなり、1個の薄膜磁気ヘッド装置当たりの取扱
い工数が低減され、製造コストも低減され、生産性が向
上される。
【0053】さらに各薄膜磁気ヘッド素子に応じて上記
薄膜素子基板、並列保護板及び対向保護板を切断し、各
薄膜磁気ヘッド装置に分割する。すなわち、薄膜素子基
板,並列保護板,対向保護板を接合した後に切断するこ
ととなり、切断の位置精度によって、個々の薄膜磁気ヘ
ッド装置の薄膜素子基板の磁気記録媒体摺動面の反対側
の面である底面から対向保護板の磁気記録媒体摺動面ま
での距離の精度が決定されるため、精度が向上し、この
後、複数の薄膜磁気ヘッド装置の磁気記録媒体摺動面の
研削加工を一度に行っても、製造される薄膜磁気ヘッド
装置の薄膜磁気ヘッド素子の磁気ギャップのデプスにば
らつきが生じにくく、製造歩留りが向上され、生産性が
向上される。
【0054】また、本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製造
方法においては、薄膜素子基板上に複数の薄膜磁気ヘッ
ド素子を配列形成するとともに、該薄膜磁気ヘッド素子
の配列方向の薄膜磁気ヘッド素子の形成されない上下部
分に切断用マーカーを設け、対向保護板の薄膜磁気ヘッ
ド素子配列方向の長さを薄膜素子基板よりも短いものと
し、薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板の接合後、
接合された薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板を露
呈する切断用マーカーを基準として切断しても良く、切
断の位置精度が更に向上し、製造される薄膜磁気ヘッド
装置の薄膜磁気ヘッド素子の磁気ギャップのデプスのば
らつきが更に抑えられ、製造歩留りが更に向上し、生産
性が更に向上する。
【0055】さらに、本発明の薄膜磁気ヘッド装置の製
造方法においては、対向保護板が、対向保護板形成材料
に断面積が薄膜磁気ヘッド素子の電極端子部分に合致す
る大きさの溝部を設けた後、これを溝部深さ方向に切断
し、これらを溝深さ方向に接合して形成されるものであ
っても良く、このようにすれば対向保護板は簡便に製造
され、生産性が損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した薄膜磁気ヘッド装置の製造方
法の実施例を工程順に示すものであり、基板上に複数の
薄膜磁気ヘッド素子を形成し、薄膜素子基板を形成する
工程を示す斜視図である。
【図2】薄膜素子基板を切断して形成される薄膜素子基
板を示す斜視図である。
【図3】対向保護板形成材料ブロックに溝部を形成する
工程を示す斜視図である。
【図4】対向保護板形成材料ブロックを切断して形成さ
れる切断保護板を示す斜視図である。
【図5】複数の切断保護板を接合する工程を示す斜視図
である。
【図6】複数の切断保護板を接合して形成される対向保
護板を示す斜視図である。
【図7】薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板を接合
する工程を示す斜視図である。
【図8】薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板を接合
して形成される接着ブロックを示す斜視図である。
【図9】接着ブロックを切断して形成される接着チップ
を示す斜視図である。
【図10】接着チップを研削ラッピングして得られる研
削チップを示す斜視図である。
【図11】一対の研削チップを組み合わせて接着し、コ
ンビネーションブロックを形成する工程を示す斜視図で
ある。
【図12】コンビネーションブロックをシールド内に固
定して薄膜磁気ヘッド装置を完成する工程を示す斜視図
である。
【図13】対向保護板の形成方法の一例を示す斜視図で
ある。
【図14】対向保護板の形成方法の他の例を示す斜視図
である。
【図15】従来の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法を工程
順に示すものであり、基板上に複数の薄膜磁気ヘッド素
子を形成し、薄膜素子基板を形成する工程を示す斜視図
である。
【図16】薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板を接
合する工程を示す斜視図である。
【図17】薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板を接
合して形成される接着チップを示す斜視図である。
【図18】接着チップを研削ラッピングして得られる研
削チップを示す斜視図である。
【図19】一対の研削チップを組み合わせて接着し、コ
ンビネーションブロックを形成する工程を示す斜視図で
ある。
【図20】コンビネーションブロックをシールド内に固
定して薄膜磁気ヘッド装置を完成する工程を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 薄膜磁気ヘッド素子 3 切断用マーカー 4,6 薄膜素子基板 5 電極端子部分 7 対向保護板形成材料ブロック 8 溝部 9 切断保護板 11 対向保護板 12 窓部 13,14 並列保護板 15 接着ブロック 16 接着チップ 23 磁気ヘッド装置

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薄膜磁気ヘッド素子が磁気記録媒
    体摺動面と直交する方向に配列形成されてなる薄膜素子
    基板のトラック幅方向両端面に上記薄膜磁気ヘッド素子
    の配列方向に連なる並列保護板を接合するとともに、薄
    膜素子基板の薄膜磁気ヘッド素子形成面上に薄膜磁気ヘ
    ッド素子の電極端子部分に対応して窓部が形成され上記
    薄膜磁気ヘッド素子の配列方向に一体化された対向保護
    板を接合し、 各薄膜磁気ヘッド素子に応じて上記薄膜素子基板、並列
    保護板及び対向保護板を切断し、各薄膜磁気ヘッド装置
    に分割することを特徴とする薄膜磁気ヘッド装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 薄膜素子基板の薄膜磁気ヘッド素子の配
    列方向の薄膜磁気ヘッド素子の形成されない上下部分に
    切断用マーカーを設け、対向保護板の薄膜磁気ヘッド素
    子の配列方向の長さを上記薄膜素子基板よりも短いもの
    とし、薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板の接合
    後、接合された薄膜素子基板と並列保護板と対向保護板
    を露呈する切断用マーカーを基準として切断することを
    特徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッド装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 対向保護板が、対向保護板形成材料に断
    面積が薄膜磁気ヘッド素子の電極端子部分に合致する大
    きさの溝部を設けた後、これを溝部深さ方向に切断し、
    これらを溝深さ方向に接合して形成されることを特徴と
    する請求項1記載の薄膜磁気ヘッド装置の製造方法。
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