JP3332222B2 - スライダ用素材の製造方法、スライダの製造方法およびスライダ用素材 - Google Patents

スライダ用素材の製造方法、スライダの製造方法およびスライダ用素材

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    • Y10T29/49032Fabricating head structure or component thereof
    • Y10T29/49053Multitrack heads having integral holding means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば薄膜磁気ヘ
ッド用のスライダを製造するために用いられるスライダ
の製造方法、スライダ用素材の製造方法およびスライダ
用素材に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置等に用いられる浮上型
薄膜磁気ヘッドは、一般的に、後端部に薄膜磁気ヘッド
素子が形成された薄膜磁気ヘッドスライダ(以下、単に
スライダとも言う。)によって構成されるようになって
いる。スライダは、一般的に、表面が媒体対向面(エア
ベアリング面)となるレール部を有すると共に、空気流
入側の端部近傍にテーパ部またはステップ部を有し、テ
ーパ部またはステップ部より流入する空気流によってレ
ール部が磁気ディスク等の記録媒体の表面からわずかに
浮上するようになっている。
【0003】また、薄膜磁気ヘッド素子としては、書き
込み用の誘導型磁気変換素子と読み出し用の磁気抵抗
(以下、MR(Magnetoresistive )と記す。)素子と
を積層した構造の複合型の薄膜磁気ヘッド素子が広く用
いられている。
【0004】薄膜磁気ヘッドスライダは、一般に、それ
ぞれ薄膜磁気ヘッド素子を含むスライダとなる部分(以
下、スライダ部分と言う。)が複数列に配列されたウェ
ハを一方向に切断して、スライダ部分が一列に配列され
たバーと呼ばれるブロックを形成し、このバーに対して
レール部を形成した後に、バーを切断して各スライダに
分離することによって製造される。
【0005】このようなスライダの製造工程には、バー
における媒体対向面となる面(以下、便宜上、媒体対向
面と言う。)に対して研削(グラインディング)や研磨
(ラッピング)等の加工を施す媒体対向面の加工工程
と、ウェハよりバーを切り出すバー切断工程とが含まれ
る。なお、バーの媒体対向面の加工工程とバー切断工程
の順序は、後で説明するように、バーの媒体対向面の加
工およびウェハからのバーの切り出しの方法によって異
なる。
【0006】媒体対向面の加工工程では、バーに含まれ
る薄膜磁気ヘッド素子におけるMRハイトやスロートハ
イトを全て許容範囲内に収める必要があると共に、被加
工面の加工精度を所定の許容範囲内に収める必要があ
る。なお、MRハイトとは、MR素子の媒体対向面側の
端部から反対側の端部までの長さ(高さ)を言う。ま
た、スロートハイトとは、誘導型磁気変換素子における
磁極部分の媒体対向面側の端部から反対側の端部までの
長さ(高さ)を言う。
【0007】ところで、従来、バーの媒体対向面の加工
およびウェハからのバーの切り出しは、次のような方法
で行われることが多かった。その方法とは、ウェハか
ら、一列分のスライダ部分を含むバーを切り出し、この
バーにおける媒体対向面とは反対側の面を所定の治具に
接着することによりバーを治具に固定し、この治具に固
定されたバーにおける媒体対向面の加工を行うというも
のである。以下、この方法を第1の方法と言う。第1の
方法は、例えば特開平10−228617号公報や、特
開平8−315341号公報や、特開平9−27471
4号公報に示されている。
【0008】また、従来、バーの媒体対向面の加工およ
びウェハからのバーの切り出しの方法としては、上述の
第1の方法の他にも、以下に示すような第2ないし第6
の方法が提案されていた。
【0009】第2の方法は、例えば米国特許第5,40
6,694号の第7図に示されるように、ウェハから、
数列分のスライダ部分を含む所定の長さのブロックを切
り出し、このブロックにおける媒体対向面とは反対側の
面を所定の治具に接着することによりブロックを治具に
固定し、この治具に固定されたブロックにおける媒体対
向面の加工を行った後、ブロックより、媒体対向面の加
工が済んだバーを切り出すというものである。
【0010】第3の方法は、例えば特開平4−2895
11号公報の図3に示されるように、ウェハを所定の治
具に固定し、この治具に取り付けられたウェハにおける
媒体対向面の加工を行った後、ウェハより、媒体対向面
の加工が済んだバーを切り出すというものである。
【0011】第4の方法は、例えば特開平4−2895
11号公報の図7に示されるように、ウェハ、またはウ
ェハより切り出された数列分のスライダ部分を含む所定
の長さのブロックにおける媒体対向面とは反対側の基準
面を加工した後、この基準面を所定の治具に接着するこ
とにより、ウェハまたはブロックを治具に固定し、その
後、媒体対向面となる位置で、ウェハまたはブロックを
切断することにより、治具に固定された状態でバーを切
り出し、このバーにおける媒体対向面の加工を行うとい
うものである。
【0012】第5の方法は、例えば特開平4−2895
11号公報の図8および図9に示されるように、隣り合
う列間で媒体対向面同士または媒体対向面とは反対側の
面同士が対向するようにスライダ部分が形成されたウェ
ハを、媒体対向面とは反対側の面同士が対向する位置で
切断することによって、ウェハより2列分のスライダ部
分を含むブロックを切り出し、このブロックにおける両
端面にそれぞれ所定の治具を接着により固定し、その
後、ブロックを、媒体対向面同士が対向する位置で切断
することによって、それぞれ治具に固定された2本のバ
ーに分離し、各バーにおける媒体対向面の加工を行うと
いうものである。
【0013】第6の方法は、例えば特開平4−2895
11号公報の図10および図11に示されるように、隣
り合う列間で媒体対向面同士または媒体対向面とは反対
側の面同士が対向するようにスライダ部分が形成された
ウェハを、媒体対向面同士が対向する位置で切断するこ
とによって、ウェハより2列分のスライダ部分を含むブ
ロックを切り出し、このブロックにおける一方の媒体対
向面に所定の治具を接着により固定して、他方の媒体対
向面の加工を行い、その後、加工の済んだ他方の媒体対
向面に所定の治具を接着により固定し、一方の媒体対向
面側より治具を取り外し、この一方の媒体対向面の加工
を行い、ブロックを、媒体対向面とは反対側の面同士が
対向する位置で切断することによって、2本のバーに分
離するというものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の各種の方法のう
ち、第1の方法は、ウェハより1列分のスライダ部分を
含むバーを切り出し、このバーを治具に固定し、バー単
位で媒体対向面の加工を行うので、バーが、治具との間
の接着面の状態や接着による歪みの影響を受けて、湾曲
等の変形を生じやすい。そのため、バーの被加工面の加
工精度の劣化や、バー内における薄膜磁気ヘッド素子を
形成する各層(パターン)の湾曲等の変形が生じ易いと
共に、MR素子の抵抗値およびMRハイトや、スロート
ハイトを精度よく制御することが難しくなり、特性のよ
い薄膜磁気ヘッドスライダを精度よく製造することが難
しいという問題点がある。
【0015】第5および第6の各方法では、ウェハより
2列分のスライダ部分を含むブロックを切り出し、この
ブロックを治具に固定するが、この場合でも、ブロック
は薄く、変形し易いので、上記の第1の方法と同様の問
題を生じる。また、第5および第6の各方法では、2列
分のスライダ部分を含むブロックにおいて、2つの列内
の薄膜磁気ヘッド素子が互いに反対方向を向いているの
で、媒体対向面の加工やバー切り出しに要する工数が多
くなるという問題点がある。
【0016】これに対し、第2ないし第4の各方法で
は、ウェハより切り出された後のバーまたは2列分のス
ライダ部分を含むブロックを、独立した状態で、治具に
固定する工程がないので、上述の問題は低減される。
【0017】しかしながら、第3および第4の各方法で
は、バーの切断毎に、ウェハあるいはブロックと治具と
の固定および分離の工程が必要となり、作業が煩雑で、
生産効率が悪いという問題点がある。また、第3の方法
では、ウェハに残るスライダ部分の列数によって、媒体
対向面の加工の際の被加工物であるウェハの形状が変化
するため、媒体対向面の加工時の取り扱いが不便である
という問題点がある。また、第4の方法でもウェハより
切り出されたバーが、一つ一つ長さが異なるため、媒体
対向面の加工時の取り扱いが不便であるという問題点が
ある。
【0018】これに対し、第2の方法では、複数列分の
スライダ部分を含み、一定の幅を有し、各スライダ部分
内の薄膜磁気ヘッド素子が同一方向を向いたブロックを
用いて、媒体対向面の加工とバーの切り出しの処理を繰
り返し実行するので、これらの処理が容易である。
【0019】ところで、例えば上記第2の方法で用いら
れような数列分のスライダ部分を含み、一定の幅を有す
るブロックは、矩形のウェハからは無駄なく取り出すこ
とができる。
【0020】これに対し、円板状のウェハから一定の幅
を有するブロックを取り出す場合には、従来は、図15
に示したように、円板状のウェハ201から1つの矩形
のブロック202を取り出すようにしていた。
【0021】しかしながら、上述のようにブロック20
2を取り出す場合には、ブロック202の外周からウェ
ハ201の外周までの比較的大きな部分が無駄になり、
1枚のウェハ201より製造できるスライダの数が少な
くなるという問題点があった。
【0022】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、スライダとなる部分が複数列に配列
された円板状のウェハを用いてスライダを製造する場合
において、処理を容易にでき、且つ、できるだけ多くの
スライダを得ることができるようにしたスライダの製造
方法、スライダ用素材の製造方法およびスライダ用素材
を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明のスライダ用素材
の製造方法は、所定の加工が施された媒体対向面を有す
るスライダの製造に用いられ、同一の姿勢で複数列に配
列されたスライダとなる部分を含み一定の幅を有するス
ライダ用素材を製造する方法であって、同一の姿勢で複
数列に配列されたスライダとなる部分を含む円板状のウ
ェハを製造する工程と、円板状のウェハより1つの矩形
のスライダ用素材を切り出す場合に比べて、スライダ用
素材として使用されない無駄な部分が少なくなるよう
に、円板状のウェハより互いに幅の異なる複数種類のス
ライダ用素材を切り出して、スライダ用素材を形成する
工程とを含むものである。
【0024】本発明のスライダの製造方法は、所定の加
工が施された媒体対向面を有するスライダの製造方法で
あって、同一の姿勢で複数列に配列されたスライダとな
る部分を含む円板状のウェハを製造する工程と、円板状
のウェハより、同一の姿勢で複数列に配列されたスライ
ダとなる部分を含むと共に一定の幅を有する1つの矩形
のスライダ用素材を切り出す場合に比べて、スライダ用
素材として使用されない無駄な部分が少なくなるよう
に、円板状のウェハより、それぞれ同一の姿勢で複数列
に配列されたスライダとなる部分を含むと共にそれぞれ
一定の幅を有し、且つ互いに幅の異なる複数種類のスラ
イダ用素材を切り出して、スライダ用素材を形成する工
程と、スライダ用素材の一端側における1列分のスライ
ダとなる部分に対して所定の加工を行う工程と、加工後
のスライダ用素材を切断して、加工後の1列分のスライ
ダとなる部分からなるスライダ集合体を形成する工程
と、スライダ集合体を切断してスライダを形成する工程
とを含むものである。
【0025】本発明のスライダ用素材は、同一の姿勢で
複数列に配列されたスライダとなる部分を含み一定の幅
を有するスライダ用素材であって、同一の姿勢で複数列
に配列されたスライダとなる部分を含む円板状のウェハ
より、互いに幅の異なる複数種類のスライダ用素材が得
られるように切り出されて得られたものである。
【0026】本発明のスライダ用素材の製造方法、スラ
イダの製造方法またはスライダ用素材では、円板状のウ
ェハより互いに幅の異なる複数種類のスライダ用素材を
切り出すことによってスライダ用素材が形成されるの
で、円板状のウェハよりできるだけ多くのスライダを得
ることが可能になる。
【0027】なお、本発明において、同一の姿勢という
のは、各スライダとなる部分における媒体対向面となる
部分が同一の方向を向いているということである。
【0028】本発明のスライダ用素材の製造方法、スラ
イダの製造方法またはスライダ用素材において、円板状
のウェハの直径は、76.2mm(3インチ)、15
2.4mm(6インチ)または203.2mm(8イン
チ)であってもよい。
【0029】また、本発明のスライダ用素材の製造方
法、スライダの製造方法またはスライダ用素材におい
て、スライダ用素材の種類の数は2であってもよい。こ
の場合、スライダ用素材の幅は、69.6mm±69.
6mm×0.05と57.6mm±57.6mm×0.
05の2種類であってもよい。
【0030】また、本発明のスライダ用素材の製造方
法、スライダの製造方法またはスライダ用素材におい
て、スライダ用素材の種類の数は3であってもよい。こ
の場合、スライダ用素材の幅は、69.6mm±69.
6mm×0.05と57.6mm±57.6mm×0.
05と38.4mm±38.4mm×0.05の3種類
であってもよい。
【0031】また、本発明のスライダ用素材の製造方
法、スライダの製造方法またはスライダ用素材におい
て、スライダ用素材は4列ないし10列のスライダとな
る部分を含んでいてもよい。
【0032】また、本発明のスライダ用素材の製造方
法、スライダの製造方法またはスライダ用素材におい
て、スライダとなる部分は薄膜磁気ヘッド素子を含んで
いてもよい。
【0033】また、本発明のスライダの製造方法におい
て、加工を行う工程は媒体対向面となる面の研磨を含ん
でいてもよい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。始めに、図1ないし
図5を参照して、本発明の一実施の形態に係るスライダ
用素材およびその製造方法について説明する。本実施の
形態に係るスライダ用素材は、薄膜磁気ヘッド素子を含
むとともに所定の加工が施された媒体対向面を有するス
ライダの製造に用いられ、同一の姿勢で複数列に配列さ
れたスライダとなる部分(以下、スライダ部分と言
う。)を含み一定の幅を有するものである。本実施の形
態に係るスライダ用素材の製造方法は、同一の姿勢で複
数列に配列されたスライダ部分を含む円板状のウェハを
製造する工程と、円板状のウェハより互いに幅の異なる
複数種類のスライダ用素材を切り出して、スライダ用素
材を形成する工程とを含む。
【0035】本実施の形態において、円板状のウェハの
直径は、例えば、76.2mm(3インチ)、152.
4mm(6インチ)または203.2mm(8インチ)
である。以下、直径が76.2mm(3インチ)、15
2.4mm(6インチ)、203.2mm(8インチ)
のウェハを、それぞれ、3インチウェハ、6インチウェ
ハ、8インチウェハと言う。また、本実施の形態におい
て、スライダ用素材の種類の数は、例えば2または3で
ある。
【0036】図1は、3インチウェハより3種類のスラ
イダ用素材を切り出す場合におけるスライダ用素材の配
置の一例を示す説明図である。この例では、3インチウ
ェハ1aより、3種類のスライダ用素材11A,11
B,11Cを切り出している。なお、図1ないし図5で
は、スライダ用素材11A,11B,11Cを、それぞ
れ簡略的に符号A,B,Cでも表している。スライダ用
素材11A,11B,11Cは、それぞれ、同一の姿勢
で複数列に配列されたスライダ部分を含み一定の幅を有
している。図1において、スライダ部分の列は左右方向
に延び、このスライダ部分の列が上下方向に複数並んで
いる。また、スライダ用素材11A,11B,11Cの
幅とは、図1においてスライダ用素材11A,11B,
11Cの左右方向の長さである。スライダ用素材11
A,11B,11Cの中では、スライダ用素材11Aの
幅が最も大きく、次にスライダ用素材11Bの幅が大き
く、スライダ用素材11Cの幅が最も小さくなってい
る。
【0037】図1に示した例では、3インチウェハ1a
内の上下方向の中央部分よりスライダ用素材11Aが切
り出され、スライダ用素材11Aの上側および下側より
それぞれスライダ用素材11Bが切り出され、更にその
上側および下側よりそれぞれスライダ用素材11Cが切
り出されている。3インチウェハ1aの外周から内側へ
向かって所定の幅の領域は、スライダ用素材とする部分
から除いている。なお、図1において、破線は、3イン
チウェハ1aより切り出される従来のブロックの大きさ
を示している。
【0038】スライダ用素材11Aの幅は、例えば6
9.6mm±69.6mm×0.05とする。スライダ
用素材11Bの幅は、例えば57.6mm±57.6m
m×0.05とする。スライダ用素材11Cの幅は、例
えば38.4mm±38.4mm×0.05とする。各
スライダ用素材11A,11B,11Cにおいて、幅方
向の両端から内側へ向かって所定(スライダ部分2個分
程度)の幅の領域内のスライダ部分は無効とし、残りの
スライダ部分を有効とする。
【0039】ここで、一例として、スライダ部分の列内
におけるスライダ部分の配置のピッチを1.15mmと
し、スライダ部分の列の配置のピッチを0.48mmと
する。この場合、図1に示した例では、スライダ用素材
11Aは、例えば、56個の有効なスライダ部分を含む
列を62列含んでいる。また、2つのスライダ用素材1
1Bはそれぞれ、例えば、46個の有効なスライダ部分
を含む列を19列含んでいる。また、2つのスライダ用
素材11Cはそれぞれ、例えば、30個の有効なスライ
ダ部分を含む列を12列含んでいる。
【0040】図2は、3インチウェハより2種類のスラ
イダ用素材を切り出す場合におけるスライダ用素材の配
置の一例を示す説明図である。この例では、3インチウ
ェハ1aより、2種類のスライダ用素材11A,11B
を切り出している。3インチウェハ1a内におけるスラ
イダ用素材11A,11Bの位置は、図1に示した例と
同様である。
【0041】図3は、6インチウェハより2種類のスラ
イダ用素材を切り出す場合におけるスライダ用素材の配
置の一例を示す説明図である。図3に示した例では、6
インチウェハ1b内の上下方向の中央部分より、左右に
方向に並ぶ2つのスライダ用素材11A1が切り出され
ている。また、各スライダ用素材11A1の上側および
下側ではスライダ用素材11Bが切り出されている。ま
た、上下の各スライダ用素材11Bの上側および下側で
はスライダ用素材11A2が切り出されている。なお、
スライダ用素材11A1,11A2はスライダ用素材11
Aと同じ種類に属し、その幅はスライダ用素材11Aと
同じである。
【0042】ここで、スライダ部分の列内におけるスラ
イダ部分の配置のピッチ、スライダ部分の列の配置のピ
ッチ、各スライダ用素材における1列内の有効なスライ
ダ部分の数を、図1に示した例と同様とする。この場
合、図3に示した例では、例えば、スライダ用素材11
1はスライダ部分の列を100列含み、スライダ用素
材11A2はスライダ部分の列を40列含み、スライダ
用素材11Bはスライダ部分の列を42列含んでいる。
【0043】なお、図3に示した例では、6インチウェ
ハより2種類のスライダ用素材を切り出したが、例えば
スライダ用素材11A2の代りにスライダ用素材11C
を切り出すようにして、6インチウェハより3種類のス
ライダ用素材を切り出すようにしてもよい。
【0044】図4は、8インチウェハより2種類のスラ
イダ用素材を切り出す場合におけるスライダ用素材の配
置の一例を示す説明図である。図4に示した例では、8
インチウェハ1c内の上下方向の中央部分において、左
右方向の中央部分よりスライダ用素材11B11が切り出
され、その左右両側よりそれぞれスライダ用素材11A
11が切り出されている。また、スライダ用素材11
11,11B11の上側および下側では、左右方向の中央
部分よりスライダ用素材11A12が切り出され、その左
右両側よりそれぞれスライダ用素材11B12が切り出さ
れている。また、上下の各スライダ用素材11A12,1
1B12の上側および下側では、左右方向に並ぶ3つのス
ライダ用素材11B13が切り出されている。また、上下
の各スライダ用素材11B13の上側および下側では、左
右方向に並ぶ2つのスライダ用素材11A13が切り出さ
れている。また、上下の各スライダ用素材11A13の上
側および下側では、左右方向に並ぶ2つのスライダ用素
材11B14が切り出されている。また、上下の各スライ
ダ用素材11B14の上側および下側ではスライダ用素材
11A14が切り出されている。
【0045】なお、スライダ用素材11A11,11A12,
11A13,11A14は、スライダ用素材11Aと同じ種
類に属し、その幅はスライダ用素材11Aと同じであ
る。同様に、スライダ用素材11B11,11B12,11B
13,11B14はスライダ用素材11Bと同じ種類に属
し、その幅はスライダ用素材11Bと同じである。
【0046】ここで、スライダ部分の列内におけるスラ
イダ部分の配置のピッチ、スライダ部分の列の配置のピ
ッチ、各スライダ用素材における1列内の有効なスライ
ダ部分の数を、図1に示した例と同様とする。この場
合、図4に示した例では、例えば、スライダ用素材11
11,11B11はスライダ部分の列を74列含み、スラ
イダ用素材11A12,11B12はスライダ部分の列を4
8列含み、スライダ用素材11B13はスライダ部分の列
を19列含み、スライダ用素材11A13はスライダ部分
の列を47列含み、スライダ用素材11B14はスライダ
部分の列を20列含み、スライダ用素材11A14はスラ
イダ部分の列を19列含んでいる。
【0047】図5は、8インチウェハより2種類のスラ
イダ用素材を切り出す場合におけるスライダ用素材の配
置の他の例を示す説明図である。図5に示した例では、
8インチウェハ1c内の上下方向の中央部分において、
左右方向の中央部分よりスライダ用素材11A21が切り
出され、その左右両側よりそれぞれスライダ用素材11
21が切り出されている。また、スライダ用素材11A
21,11B21の上側および下側では、左右方向に並ぶ3
つのスライダ用素材11B22が切り出されている。ま
た、上下の各スライダ用素材11B22の上側および下側
では、左右方向に並ぶ2つのスライダ用素材11A22
切り出されている。また、上下の各スライダ用素材11
22の上側および下側では、左右方向に並ぶ2つのスラ
イダ用素材11B23が切り出されている。また、上下の
各スライダ用素材11B23の上側および下側ではスライ
ダ用素材11A23が切り出されている。
【0048】なお、スライダ用素材11A21,11A22,
11A23は、スライダ用素材11Aと同じ種類に属し、
その幅はスライダ用素材11Aと同じである。同様に、
スライダ用素材11B21,11B22,11B23は、スライ
ダ用素材11Bと同じ種類に属し、その幅はスライダ用
素材11Bと同じである。
【0049】ここで、スライダ部分の列内におけるスラ
イダ部分の配置のピッチ、スライダ部分の列の配置のピ
ッチ、各スライダ用素材における1列内の有効なスライ
ダ部分の数を、図1に示した例と同様とする。この場
合、図5に示した例では、例えば、スライダ用素材11
21,11B21はスライダ部分の列を170列含み、ス
ライダ用素材11B22はスライダ部分の列を20列含
み、スライダ用素材11A22はスライダ部分の列を45
列含み、スライダ用素材11B23はスライダ部分の列を
20列含み、スライダ用素材11A23はスライダ部分の
列を20列含んでいる。
【0050】なお、図4に示した例および図5に示した
例では、8インチウェハより2種類のスライダ用素材を
切り出したが、例えば左右方向に並ぶ2つのスライダ用
素材11B14や、2つのスライダ用素材11B23の代り
に、3つのスライダ用素材11Cを切り出すようにし
て、8インチウェハより3種類のスライダ用素材を切り
出すようにしてもよい。
【0051】次に、図6を参照して、本実施の形態にお
けるウェハの構成について説明する。図6は本実施の形
態におけるウェハの一部を示したものである。本実施の
形態におけるウェハ1(ウェハ1a,1b,1cを代表
する。)には、スライダ部分2が複数列に配列されてい
る。また、ウェハ1は、隣接する列間の切断位置となる
列間切断予定部3と、各列において隣接するスライダ部
分2間の切断位置となる列内切断予定部4とを有してい
る。
【0052】各スライダ部分2には、それぞれ薄膜磁気
ヘッド素子21が形成されている。各薄膜磁気ヘッド素
子21は、それぞれ、誘導型磁気変換素子とMR素子と
を含む素子部22と、この素子部22と外部との電気的
な接続のための複数の電極23とを有している。ウェハ
1内では、スライダ部分2は同一の姿勢で配列されてお
り、各スライダ部分2内の薄膜磁気ヘッド素子21は同
一方向を向いている。
【0053】また、ウェハ1には、各列内切断予定部4
における媒体対向面側の端部近傍の位置に、加工量を検
出するための加工量検出素子25が形成されている。ま
た、ウェハ1には、列間切断予定部3内に、各加工量検
出素子25と外部との電気的な接続のためのモニタ用電
極26a,26bが形成されている。更に、ウェハ1内
には、各列内切断予定部4に、各加工量検出素子25と
各モニタ用電極26a,26bとを電気的に接続する導
体部としての2本のモニタ用リード27a,27bが形
成されている。加工量検出素子25としては、例えば、
その寸法に応じて抵抗値が変化する抵抗素子が用いられ
る。
【0054】次に、図7ないし図14を参照して、本発
明の一実施の形態に係るスライダ用素材の製造方法およ
び薄膜磁気ヘッドの製造方法について詳しく説明する。
本実施の形態に係るスライダ用素材の製造方法は、ウェ
ハ製造工程と、スライダ用素材形成工程とを含んでい
る。本実施の形態に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法は、
これらの工程に加え、加工工程と、スライダ集合体形成
工程と、スライダ形成工程とを含んでいる。
【0055】ウェハ製造工程では、同一の姿勢で複数列
に配列されたスライダ部分を含む円板状のウェハ1を製
造する。スライダ用素材形成工程では、円板状のウェハ
1より、それぞれ同一の姿勢で複数列に配列されたスラ
イダ部分を含むと共にそれぞれ一定の幅を有し、且つ互
いに幅の異なる複数種類のスライダ用素材11(11A
〜11C,11A1,11A2,11A11〜11A14,1
1B11〜11B14,11A21〜11A23,11B21〜1
1B23を代表する。)を切り出して、スライダ用素材1
1を形成する。
【0056】加工工程では、スライダ用素材11の一端
側における1列分のスライダ部分に対して所定の加工を
行う。加工は媒体対向面となる面の研磨を含む。スライ
ダ集合体形成工程では、加工後のスライダ用素材を切断
して、加工後の1列分のスライダ部分からなるスライダ
集合体を形成する。スライダ形成工程では、スライダ集
合体を切断してスライダを形成する。
【0057】以下、上記各工程について詳しく説明す
る。まず、図7および図8を参照してウェハ製造工程に
ついて説明する。図7はウェハ1内の薄膜磁気ヘッド素
子21部分を示す断面図、図8はウェハ1の製造工程を
示す流れ図である。
【0058】ウェハ1の製造工程では、まず、例えばア
ルティック(Al2 O3 ・TiC)よりなる基板72の
上に、例えばアルミナ(Al2 O3 )よりなる絶縁膜7
3を形成する(ステップS101)。次に、絶縁膜73
の上に、再生ヘッド用の下部シールド層74を形成する
(ステップS102)。次に、下部シールド層74の上
に、例えばアルミナよりなる下部シールドギャップ膜7
5を形成する(ステップS103)。次に、下部シール
ドギャップ膜75の上に、再生用のMR素子76を形成
する。このとき、同時に、下部シールドギャップ膜75
の上に、加工量検出素子25を形成する(ステップS1
04)。
【0059】次に、下部シールドギャップ膜75および
MR素子76の上に、それぞれの一端部がMR素子76
に接続されるように、図示しない2本のリードを形成す
る。このとき、同時に、下部シールドギャップ膜75お
よび加工量検出素子25の上に、それぞれの一端部が加
工量検出素子25に電気的に接続されるように、2本の
モニタ用リード27a,27bを形成する(ステップS
105)。
【0060】次に、下部シールドギャップ膜75および
MR素子76の上に、上部シールドギャップ膜77を形
成し(ステップS106)、MR素子76をシールドギ
ャップ膜75,77内に埋設する。次に、上部シールド
ギャップ膜77の上に、上部シールド層兼下部磁極層7
8を形成する(ステップS107)。次に、上部シール
ド層兼下部磁極層78の上に、例えばアルミナよりなる
記録ギャップ層79を形成する(ステップS108)。
次に、記録ギャップ層79の上に、フォトレジスト層8
0を介して、薄膜コイル81を形成する(ステップS1
09)。更に、薄膜コイル81をフォトレジスト層80
によって覆う。次に、フォトレジスト層80の上に、上
部磁極層82を形成する(ステップS110)。なお、
上部磁極層82は、後方(図7における右側)の位置に
おいて、上部シールド層兼下部磁極層78と接触し、磁
気的に連結している。
【0061】次に、MR素子76に接続される図示しな
いバンプ(電極)と薄膜コイル81に接続される図示し
ないバンプ(電極)を形成する。このとき、同時に、下
端部がモニタ用リード27a,27bに電気的に接続さ
れるように、モニタ用電極26a,26bとなる図示し
ないバンプ(電極)を形成する(ステップS111)。
次に、上部磁極層82上に、例えばアルミナよりなる保
護層83を形成する(ステップS112)。各バンプ
は、この保護層83に覆われる。最後に、保護層83の
上面を研磨して、各バンプを露出させる(ステップS1
13)。
【0062】次に、スライダ用素材形成工程では、既に
図1ないし図5を参照して説明したように、円板状のウ
ェハ1より複数種類のスライダ用素材11を切り出し
て、スライダ用素材11を形成する。ウェハ1の切断に
は、ダイヤモンド等のと粒が固着されたブレードを有す
る半導体製造用の切断装置が用いられる。
【0063】次に、加工工程について説明する。加工工
程では、スライダ用素材11の一端側における1列分の
スライダ部分に対して所定の加工を行う。この加工工程
では、後で説明するように、4列ないし10列のスライ
ダ部分を含むスライダ用素材11を用いるのが好まし
い。従って、スライダ用素材形成工程では、ウェハ1よ
り切り出されたスライダ用素材11が多くの列数のスラ
イダ部分を含む場合には、それを、4列ないし10列の
スライダ部分を含む複数のスライダ用素材に分割するの
が好ましい。
【0064】加工工程では、まず、図9に示したよう
に、スライダ用素材11において媒体対向面となる面が
現れている端面31とは反対側の端面を加工用の冶具3
2に接合する。次に、冶具32に接合されたスライダ用
素材11における端面31、すなわち媒体対向面となる
面に対して、研削装置を用いた研削(グラインディン
グ)や、図10に示したような研磨装置33を用いた研
磨(ラッピング)等を行い、MRハイトやスロートハイ
トを正確に規定する。
【0065】スライダ用素材11における端面31を研
磨する際には、端面31を含む1列分のスライダ部分に
おける各モニタ用電極26を介して得られる各加工量検
出素子25の出力信号を監視し、この出力信号に応じて
スライダ用素材11に対する押圧力を部分毎に調整する
ことによって、媒体対向面側の薄膜磁気ヘッド素子21
のパターンの真直度を修正しながら、端面31の研磨を
行う。これにより、列内の各薄膜磁気ヘッド素子21に
おいて、MRハイトやスロートハイトが正確に規定され
る。
【0066】次に、スライダ集合体形成工程について説
明する。スライダ集合体形成工程では、まず、研磨され
た端面31が傷ついたり腐食したりしないように、図1
1に示したように、端面31を保護材34で覆う。保護
材34としては、例えば、半導体のダイシング工程から
マウンティング工程間で使用されるICテープ(ウェハ
テープ)を用いることができる。また、薄膜磁気ヘッド
素子21の静電破壊を防止できるように、保護材34と
して、基材が導電性物質を含み帯電防止機能を有する帯
電防止テープを用いてもよい。また、保護材34とし
て、フォトリソグラフィに用いられるドライフィルムレ
ジストを用いてもよい。この場合には、ドライフィルム
レジストを、後述するレール部の形成の際に使用するフ
ォトレジストとして利用することができる。
【0067】スライダ集合体形成工程では、次に、図1
2に示したように、端面31を保護材34で覆った状態
で、切断装置によって、端面31を含む1列分のスライ
ダ部分が残りのスライダ用素材11より分離されるよう
にスライダ用素材11を切断する。このとき、図6に示
した列間切断予定部3でスライダ用素材11を切断す
る。スライダ用素材11より分離された1列分のスライ
ダ部分は、加工後の1列分のスライダ部分からなるスラ
イダ集合体41となる。スライダ集合体形成工程では、
スライダ用素材11の残りがある限り、媒体対向面とな
る面の加工と切断を繰り返し実行する。
【0068】スライダ集合体形成工程では、次に、図示
しないが、スライダ集合体41の切断面における歪みを
除去するために切断面を研磨する。
【0069】スライダ集合体形成工程では、次に、図1
3に示したように、複数のスライダ集合体41を並べて
配置し、スライダ集合体41の媒体対向面となる面に対
してエッチング用のフォトレジストパターンを形成し、
このフォトレジストパターンを用いてスライダ集合体4
1をドライエッチングによってエッチングして、スライ
ダ集合体41における媒体対向面となる面にレール部を
形成する。
【0070】次に、スライダ形成工程について説明す
る。スライダ形成工程では、図14に示したように、レ
ール部が形成された複数のスライダ集合体41を並べて
ICテープに貼り付け、切断装置によって、スライダ集
合体41を、図6に示した列内切断予定部4で切断し
て、スライダ51を形成する。
【0071】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、円板状のウェハ1より互いに幅の異なる複数種類の
スライダ用素材11を切り出すことによってスライダ用
素材11を形成するようにしたので、ウェハ1内におい
てスライダ用素材11として使用されない無駄な部分を
少なくすることができ、円板状のウェハ1よりできるだ
け多くのスライダ51を得ることが可能になる。本実施
の形態によれば、図15に示したような従来の切り出し
方法に比べて、3インチウェハ1aを使用する場合には
スライダ51の取り個数を40%以上多くすることも可
能であり、6インチウェハ1bを使用する場合にはスラ
イダ51の取り個数を50%以上多くすることも可能で
あり、8インチウェハ1cを使用する場合にはスライダ
51の取り個数を60%以上多くすることも可能であ
る。
【0072】また、本実施の形態によれば、同一の姿勢
で複数列に配列されたスライダ部分を含み一定の幅を有
するスライダ用素材11を用いて、媒体対向面となる面
の加工とスライダ集合体41の切り出しの処理を繰り返
し実行することができ、これらの処理が容易になる。ま
た、本実施の形態によれば、スライダ用素材11の状態
で媒体対向面の研磨を行うので、媒体対向面においてツ
イスト、キャンバー等の面の劣化を少なくでき、媒体対
向面の平坦度を向上させることができる。その結果、特
性のよい薄膜磁気ヘッドスライダを製造することができ
る。
【0073】ところで、スライダ用素材11の幅に応じ
てスライダ用素材11の取り扱いが異なる工程がある場
合には、スライダ用素材11の種類の数が多すぎるとス
ライダ用素材11の取り扱いが煩雑になってしまう。本
実施の形態では、スライダ用素材11の種類の数を2ま
たは3という少ない数にしたので、スライダ用素材11
の取り扱いがそれほど煩雑になることなく、多くのスラ
イダ51を得ることが可能になる。
【0074】また、スライダ用素材11に含まれるスラ
イダ部分の列数が、スライダ用素材11毎に大きく異な
る場合にも、スライダ用素材11の取り扱いが煩雑にな
ってしまう。そのため、スライダ用素材11に含まれる
スライダ部分の列数は、所定の範囲内に収めるのが好ま
しい。なお、スライダ用素材11に含まれるスライダ部
分の列数が少なすぎると、媒体対向面となる面の加工と
切断の処理の繰り返し回数が減るのでこれらの処理が煩
雑になる。スライダ用素材11に含まれるスライダ部分
の列数が多すぎると、スライダ用素材11に残っている
スライダ部分の列数が多いときと少なくなったときとで
スライダ用素材11の状態が大きく異なり、加工や切断
の特性が変化する可能性がある。そのため、スライダ用
素材11に含まれるスライダ部分の列数は4ないし10
が好ましい。
【0075】また、本実施の形態によれば、ウェハ1に
おいて、加工量検出素子25に接続されたモニタ用電極
26を、列間切断予定部3に形成したので、加工量検出
素子25を用いた高精度の加工を可能としながら、列内
のスライダ部分2のピッチを小さくすることが可能とな
り、薄膜磁気ヘッドの取り個数を多くすることができ
る。
【0076】また、本実施の形態によれば、加工量検出
素子25およびモニタ用リード27を、列内切断予定部
4に形成したので、更に、加工量検出素子25に接続さ
れるモニタ用リード27が残らないように薄膜磁気ヘッ
ドを製造することができる。これにより、モニタ用リー
ドがノイズを拾ったり、静電破壊の原因となったりする
ことを防止することができる。
【0077】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れず、種々変更が可能である。例えば、スライダ用素材
11の種類の数は4以上でもよい。また、スライダ用素
材11の幅は、実施の形態で挙げたものに限らない。ま
た、スライダ用素材11に含まれるスライダ部分の列数
は、2または3、あるいは11以上でもよい。
【0078】また、本発明は、薄膜磁気ヘッド用のスラ
イダに限らず、他の用途のスライダ、例えば光記録方式
や光磁気記録方式による情報の記録または再生を行うた
めのヘッド(ピックアップ)用のスライダにも適用する
ことが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスライダ用
素材の製造方法、スライダの製造方法またはスライダ用
素材によれば、同一の姿勢で複数列に配列されたスライ
ダとなる部分を含む円板状のウェハより、互いに幅の異
なる複数種類のスライダ用素材を切り出すことによって
スライダ用素材を形成するようにしたので、円板状のウ
ェハを用いてスライダを製造する場合において、スライ
ダ用素材を用いることにより処理を容易にでき、且つ、
できるだけ多くのスライダを得ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態において3インチウェハ
より3種類のスライダ用素材を切り出す場合におけるス
ライダ用素材の配置の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態において3インチウェハ
より2種類のスライダ用素材を切り出す場合におけるス
ライダ用素材の配置の一例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態において6インチウェハ
より2種類のスライダ用素材を切り出す場合におけるス
ライダ用素材の配置の一例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態において8インチウェハ
より2種類のスライダ用素材を切り出す場合におけるス
ライダ用素材の配置の一例を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態において8インチウェハ
より2種類のスライダ用素材を切り出す場合におけるス
ライダ用素材の配置の他の例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態におけるウェハの一部を
示す説明図である。
【図7】本発明の一実施の形態におけるウェハ内の薄膜
磁気ヘッド素子部分を示す断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態におけるウェハの製造工
程を示す流れ図である。
【図9】本発明の一実施の形態におけるスライダ用素材
を加工用の冶具に接合した状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施の形態におけるスライダ用素
材を研磨する工程を説明するための説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態におけるスライダ用素
材の端面を保護材で覆った状態を示す斜視図である。
【図12】本発明の一実施の形態におけるスライダ用素
材を切断する工程を示す斜視図である。
【図13】本発明の一実施の形態におけるスライダ集合
体の媒体対向面となる面にレール部を形成する工程を説
明するための説明図である。
【図14】本発明の一実施の形態におけるスライダ集合
体を切断する工程を説明するための説明図である。
【図15】円板状のウェハから矩形のブロックを切り出
す従来の方法を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…ウェハ、1a…3インチウェハ、1b…6インチウ
ェハ、1c…8インチウェハ、2…スライダ部分、1
1,11A,11B,11C…スライダ用素材、21…
薄膜磁気ヘッド素子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 麻野 耕一 審判官 田良島 潔 審判官 内藤 二郎 (56)参考文献 特開 平7−320249(JP,A) 特開 平9−199377(JP,A) 特開 平4−289511(JP,A) 特開 平9−54912(JP,A) 特開 平7−21527(JP,A) 特開 平6−325326(JP,A) 特開 平7−235015(JP,A) 特開 平8−186064(JP,A) 特開 平8−63711(JP,A)

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の加工が施された媒体対向面を有す
    るスライダの製造に用いられ、同一の姿勢で複数列に配
    列されたスライダとなる部分を含み一定の幅を有するス
    ライダ用素材を製造する方法であって、 同一の姿勢で複数列に配列されたスライダとなる部分を
    含む円板状のウェハを製造する工程と、前記円板状のウェハより1つの矩形のスライダ用素材を
    切り出す場合に比べて、スライダ用素材として使用され
    ない無駄な部分が少なくなるように、 前記円板状のウェ
    ハより互いに幅の異なる複数種類のスライダ用素材を切
    り出して、スライダ用素材を形成する工程とを含むこと
    を特徴とするスライダ用素材の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記円板状のウェハの直径は、76.2
    mm、152.4mmまたは203.2mmであること
    を特徴とする請求項1記載のスライダ用素材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記スライダ用素材の種類の数は2であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のスライダ用
    素材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記スライダ用素材の幅は、69.6m
    m±69.6mm×0.05と57.6mm±57.6
    mm×0.05の2種類であることを特徴とする請求項
    3記載のスライダ用素材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記スライダ用素材の種類の数は3であ
    ることを特徴とする請求項1または2記載のスライダ用
    素材の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記スライダ用素材の幅は、69.6m
    m±69.6mm×0.05と57.6mm±57.6
    mm×0.05と38.4mm±38.4mm×0.0
    の3種類であることを特徴とする請求項5記載のスラ
    イダ用素材の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記スライダ用素材は4列ないし10列
    のスライダとなる部分を含むことを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれかに記載のスライダ用素材の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記スライダとなる部分は薄膜磁気ヘッ
    ド素子を含んでいることを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれかに記載のスライダ用素材の製造方法。
  9. 【請求項9】 所定の加工が施された媒体対向面を有す
    るスライダの製造方法であって、 同一の姿勢で複数列に配列されたスライダとなる部分を
    含む円板状のウェハを製造する工程と、前記円板状のウェハより、同一の姿勢で複数列に配列さ
    れたスライダとなる部分を含むと共に一定の幅を有する
    1つの矩形のスライダ用素材を切り出す場合に比べて、
    スライダ用素材として使用されない無駄な部分が少なく
    なるように、 前記円板状のウェハより、それぞれ同一の
    姿勢で複数列に配列されたスライダとなる部分を含むと
    共にそれぞれ一定の幅を有し、且つ互いに幅の異なる複
    数種類のスライダ用素材を切り出して、スライダ用素材
    を形成する工程と、 前記スライダ用素材の一端側における1列分のスライダ
    となる部分に対して所定の加工を行う工程と、 加工後の前記スライダ用素材を切断して、加工後の1列
    分のスライダとなる部分からなるスライダ集合体を形成
    する工程と、 前記スライダ集合体を切断してスライダを形成する工程
    とを含むことを特徴とするスライダの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記円板状のウェハの直径は、76.
    2mm、152.4mmまたは203.2mmであるこ
    とを特徴とする請求項9記載のスライダの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記スライダ用素材の種類の数は2で
    あることを特徴とする請求項9または10記載のスライ
    ダの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記スライダ用素材の幅は、69.6
    mm±69.6mm×0.05と57.6mm±57.
    6mm×0.05の2種類であることを特徴とする請求
    項11記載のスライダの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記スライダ用素材の種類の数は3で
    あることを特徴とする請求項9または10記載のスライ
    ダの製造方法。
  14. 【請求項14】 前記スライダ用素材の幅は、69.6
    mm±69.6mm×0.05と57.6mm±57.
    6mm×0.05と38.4mm±38.4mm×0.
    05の3種類であることを特徴とする請求項13記載の
    スライダの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記スライダ用素材は4列ないし10
    列のスライダとなる部分を含むことを特徴とする請求項
    9ないし14のいずれかに記載のスライダの製造方法。
  16. 【請求項16】 前記スライダとなる部分は薄膜磁気ヘ
    ッド素子を含んでいることを特徴とする請求項9ないし
    15のいずれかに記載のスライダの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記加工を行う工程は媒体対向面とな
    る面の研磨を含むことを特徴とする請求項9ないし16
    のいずれかに記載のスライダの製造方法。
  18. 【請求項18】 同一の姿勢で複数列に配列されたスラ
    イダとなる部分を含み一定の幅を有するスライダ用素材
    であって、 同一の姿勢で複数列に配列されたスライダとなる部分を
    含む円板状のウェハより、互いに幅の異なる複数種類の
    スライダ用素材が得られるように切り出されて得られた
    ことを特徴とするスライダ用素材。
  19. 【請求項19】 前記円板状のウェハの直径は、76.
    2mm、152.4mmまたは203.2mmであるこ
    とを特徴とする請求項18記載のスライダ用素材。
  20. 【請求項20】 前記スライダ用素材の種類の数は2で
    あることを特徴とする請求項18または19記載のスラ
    イダ用素材。
  21. 【請求項21】 前記スライダ用素材の幅は、69.6
    mm±69.6mm×0.05と57.6mm±57.
    6mm×0.05の2種類であることを特徴とする請求
    項20記載のスライダ用素材。
  22. 【請求項22】 前記スライダ用素材の種類の数は3で
    あることを特徴とする請求項18または19記載のスラ
    イダ用素材。
  23. 【請求項23】 前記スライダ用素材の幅は、69.6
    mm±69.6mm×0.05と57.6mm±57.
    6mm×0.05と38.4mm±38.4mm×0.
    05の3種類であることを特徴とする請求項22記載の
    スライダ用素材。
  24. 【請求項24】 前記スライダ用素材は4列ないし10
    列のスライダとなる部分を含むことを特徴とする請求項
    18ないし23のいずれかに記載のスライダ用素材。
  25. 【請求項25】 前記スライダとなる部分は薄膜磁気ヘ
    ッド素子を含んでいることを特徴とする請求項18ない
    し24のいずれかに記載のスライダ用素材。
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