JP2009276737A - 粉体収容装置、クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

粉体収容装置、クリーニング装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型化を図りつつ、粉体を収容する収容部内が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態で無いにも関わらず満杯の状態又は満杯に近い状態であると誤検知されるのを抑制できる粉体収容装置、クリーニング装置、及び、画像形成装置を提供する。
【解決手段】粉体収容装置は、装置本体の上部に設けた開口から落下した粉体である廃トナーを収容する収容空間を有する第1の収容部160と、第1の収容部160内、且つ、上記開口から落下した廃トナーの落下経路中に設けられた、廃トナーを収容する収容空間を有する第2の収容部24と、第1の収容部160の廃トナーを第1の収容部160の収容空間内から第2の収容部24の収容空間内へ搬送する粉体搬送手段23と、粉体搬送手段23にかかる負荷に基づいて第1の収容部160の収容空間が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態であることを検知する検知手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの画像形成装置に設けられる粉体収容装置、その粉体収容装置を備えたクリーニング装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、感光体や中間転写体などの像担持体を備えた画像形成装置においては、像担持体上に付着した残留トナーなどを回収するクリーニング装置が設けられている。このクリーニング装置によって回収されたトナーは、例えば、廃トナーとしてクリーニング装置とは別に装置本体内に設けられた廃トナー回収容器へ搬送される。
ところが、近年、画像形成装置の小型化が進められているなか、上記のようにクリーニング装置から廃トナー回収容器に廃トナーを搬送する構成では、クリーニング装置から廃トナー回収容器まで廃トナーを搬送するための搬送手段が必要となり、画像形成装置本体内が複雑になったり画像形成装置の大型化を招いてしまう。
これに対し、クリーニング装置のハウジングに取り付けられたクリーニング部材によって像担持体から回収した廃トナーを、上記ハウジングの内部空間に形成された廃トナー収容部に収容する構成が知られている(特許文献1など)。このような構成にすることで、クリーニング部材で回収した廃トナーがそのままクリーニング装置内の廃トナー収容部に収容されるので、上記搬送手段を設ける必要がなく画像形成装置本体内が複雑になったり画像形成装置が大型化してしまうのを抑制することができる。
また、廃トナー回収容器には、この容器内に廃トナーが満杯まで収容されたのを検知するセンサが設けられており、このセンサによって満杯検知が行なわれると、例えば廃トナー回収容器の交換を促すメッセージを画像形成装置に設けられた表示パネルに表示する。
特許文献2に記載の画像形成装置には、クリーニング装置によって回収された廃トナーを収容する廃トナー回収容器の側壁の一部を外側に突出させて、廃トナー回収容器内の廃トナーを収容する廃トナー収容空間とは別に廃トナー検知空間を設けている。この廃トナー検知空間は廃トナー収容空間と連通しており、廃トナー収容空間が廃トナーで満杯の状態になると廃トナー収容空間側から廃トナー検知空間側へ廃トナーが入り込むように構成されている。また、廃トナー検知空間を形成する側壁には光を透過する部材が用いられており、廃トナー検知空間を挟んで対向する2つの側壁それぞれの廃トナー検知空間とは反対側の面側に、光学センサを構成する発光部と受光部とを対向させて配設している。そして、廃トナー収容空間内が廃トナーで満杯の状態になって廃トナー収容空間内からトナー検知空間内に廃トナーが入り込み、光学センサの発光部から受光部へ至る光がその廃トナーにより遮断されることで、廃トナー回収容器が満杯であると検知する。
特開2001−296777号公報 特開2004−286790号公報
しかしながら、特許文献2の画像形成装置では、次のような問題が生じる。つまり、トナー回収容器内で浮遊している廃トナーが廃トナー収容空間を形成する側壁に付着することで光学センサの発光部から受光部へ至る光が遮断される場合がある。この場合、廃トナー収容空間が廃トナーで満杯の状態になっておらずトナー収容空間側からトナー検知空間側に廃トナーが入り込んでいなくても、光学センサにより廃トナー回収容器が満杯であると誤検知してしまう。また、廃トナー検知空間を廃トナー回収容器の側壁の一部を外側へ突出させて設けているので、その分廃トナー回収容器が大型化してしまう。このように廃トナー回収容器が大型化すると、画像形成装置内で廃トナー回収容器が占有するスペースが大きくなり、画像形成装置の小型化が困難となる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、小型化を図りつつ、粉体を収容する収容部内が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態で無いにも関わらず満杯の状態又は満杯に近い状態であると誤検知されるのを抑制できる粉体収容装置、クリーニング装置、及び、画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、装置本体の上部に設けた開口から落下した粉体を収容する収容空間を有する第1の収容部と、該第1の収容部内、且つ、該開口から落下した粉体の落下経路中に設けられた、粉体を収容する収容空間を有する第2の収容部と、該第1の収容部の粉体を該第1の収容部の収容空間内から該第2の収容部の収容空間内へ搬送する粉体搬送手段と、該粉体搬送手段にかかる負荷に基づいて該第1の収容部の収容空間が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態であることを検知する検知手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の粉体収容装置において、上記第2の収容部の上面に粉体が堆積するのを防止する粉体堆積防止手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の粉体収容装置において、上記粉体堆積防止手段として、上記第2の収容部の上面を斜面形状で構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2の粉体収容装置において、上記粉体堆積防止手段として、上記第2の収容部の上面を曲面形状で構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項2の粉体収容装置において、上記粉体堆積防止手段として、上記第2の収容部を筒状の回転部材で構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項2の粉体収容装置において、上記粉体堆積防止手段は、上記第2の収容部の少なくとも上面を清掃部材によって清掃するものであることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の粉体収容装置において、上記第2の収容部に設けられた、上記第1の収容部と該第2の収容部とを連通する連通口と、該連通口を開閉自在な開閉手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の粉体収容装置において、上記開閉手段は、上記第1の収容部の収容空間内に粉体が一定量収容された場合に上記連通口を閉口するものであることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、被クリーニング部材上の粉体を回収するクリーニング部材と、該クリーニング部材の下方に設けられた、該クリーニング部材によって回収され自重で落下する粉体を収容する粉体収容手段とを備えたクリーニング装置において、該粉体収容手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7または8の粉体収容装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、画像形成手段が有する像担持体と、該像担持体上の粉体を除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、該クリーニング手段として、請求項9のクリーニング装置を用いることを特徴とするものである。
本発明においては、第1の収容部の粉体を粉体搬送手段により第2の収容部の収容空間内へ搬送する。第2の収容部の収容空間内一杯に粉体が収容されると、粉体搬送手段によって搬送される粉体が第2の収容部の収容空間内へ押し込めなくなり、粉体搬送手段に粉体が溜まっていく。このように粉体が溜まると粉体搬送部材にかかる負荷が大きくなっていく。つまり、粉体搬送手段により第1の収容部の収容空間側から第2の収容部の収容空間側に粉体が搬送されると、次第に粉体搬送手段にかかる負荷が大きくなる。これにより、第1の収容部の収容空間内に満杯の状態又は満杯に近い状態で収容された粉体を粉体搬送手段により第1の収容部の収容空間側から第2の収容部の収容空間側に搬送されるようにすることで、粉体搬送手段にかかる負荷に基づいて検知手段により第1の収容部の収容空間が満杯の状態又は満杯に近い状態であると検知できる。本発明では、このようにして上記満杯の状態などを検知できるので、収容部内に収容した粉体によって光学センサから発せられた光を遮断することで満杯の状態などを検知する構成の場合に、光学センサが粉体で汚れることで生じ得る誤検知が生じない。
また、第2の収容部を装置本体内の上記開口部から落下する粉体の落下経路中に設けたので、第2の収容部を第1の収容部の側壁の一部を外側へ突出させて設けた場合よりも装置本体の小型化を図ることができる。
以上、本発明によれば、小型化を図りつつ、粉体を収容する収容部内が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態で無いにも関わらず満杯の状態又は満杯に近い状態であると誤検知されるのを抑制できるという優れた効果がある。
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式のタンデム型のカラープリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)に適用した一実施形態について説明する。
図2は、本実施形態に係るプリンタの概略構成図である。
プリンタは、装置中央に中間転写ユニット51を装置本体に対して脱着可能に備えている。中間転写ユニット51は、二次転写対向ローラでもある駆動ローラ12、テンションローラ13、2本の支持ローラ14,15を備え、これらのローラで像担持体である中間転写ベルト10を張架している。なお、本実施形態では、駆動ローラ12は図示しない駆動モータによって駆動されており、プロセス速度が150[mm/s]となるように調整されている。
中間転写ベルト10は、後述する感光体1からのトナー像を転写可能とする抵抗値を有している。詳しく説明すると、中間転写ベルト10はPVDF(フッ化ビニルデン)、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PI(ポリイミド)、PC(ポリカーボネート)等を単層または複数層に構成し、カーボンブラック等の導電性材料を分散させ、その体積抵抗率を10[Ωcm]〜1012[Ωcm]、且つ、表面抵抗率を10[Ωcm]〜1013[Ωcm]の範囲となるように調整されている。
なお、必要に応じ中間転写ベルト10の表面に離型層をコートしても良い。コートに用いる材料としては、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)、PVDF(フッ化ビニルデン)、PEA(パ−フルオロアルコキシフッ素樹脂)、FEP(四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体)、PVF(フッ化ビニル)等のフッ素樹脂が使用できるが、これに限定されるものではない。
中間転写ベルト10の製造方法は注型法、遠心成形法等があり、必要に応じてその表面を研磨しても良い。
中間転写ベルト10の体積抵抗率が上述した範囲を超えると、転写に必要なバイアスが高くなるため、電源コストの増大を招くため好ましくない。また、転写工程、転写紙剥離工程などで中間転写ベルト10の帯電電位が高くなり、且つ、自己放電が困難になるため除電手段を設ける必要が生じる。また、体積抵抗率及び表面抵抗率が上記範囲を下回ると、帯電電位の減衰が早くなるため自己放電による除電には有利となるが、転写時の電流が面方向に流れるためトナー飛び散りが発生してしまう。したがって、本実施形態における中間転写ベルト10の体積抵抗率及び表面抵抗率は上記範囲内となるようにしている。
なお、体積抵抗率及び表面抵抗率の測定は、高抵抗抵抗率計(三菱化学社製:ハイレスタIP)にHRSプローブ(内側電極直径5.9[mm]、リング電極内径11[mm])を接続し、中間転写ベルト10の表裏に100[V](表面抵抗率は500[V])の電圧を印加して10秒後の測定値を用いた。
プリンタは、この中間転写ベルト10の下方の移動領域に沿って4つの画像形成ユニットを備えている。各画像形成ユニットは、潜像担持体としての感光体1、感光体表面をクリーニングブレード3でクリーニングするクリーニング手段としてのクリーニング装置2、帯電手段としての帯電装置4、現像手段としての現像装置9などを備えている。なお、図中符号5は、図示を省略した装置下部に配置されている、感光体1上に潜像を形成する潜像形成手段を構成する光書込装置からの書込光を示す。
また、プリンタは、中間転写ユニット51の各感光体1と対向するベルト部分の裏面に付勢バネ27によって付勢された転写バイアスローラ11が当接している。この転写バイアスローラ11には電源100と電源101とにより所定の転写バイアスが印加されており、本実施形態においては、+1800[V]が印加されるように設定されている。
また、駆動ローラ12に巻き付くベルト部分の表面に対向して二次転写ローラ21が設けられており、電源102によって所定の2次転写バイアスが印加される。駆動ローラ12に巻き付いた中間転写ベルト10のベルト部分と二次転写ローラ21との間が二次転写部となる。
二次転写ローラ21はSUS鋼等の金属製芯金上に、導電性材料によって10[Ω]〜1010[Ω]の抵抗値に調整されたウレタン等の弾性体を被覆することで構成されている。
ここで、二次転写ローラ21の抵抗値が上記範囲を超えると電流が流れ難くなるため、必要な転写性を得る為にはより高電圧を印加しなければならなくなり、電源コストの増大を招く。また、高電圧を印加するため転写部ニップ前後の空隙にて放電が起こる為、ハーフトーン画像上に放電による白ポチ抜けが発生する。逆に、二次転写ローラ21の抵抗値が上記範囲を下回ると同一画像上に存在する複数色画像部分(例えば3色重ね像)と単色画像部分との転写性が両立できなくなる。これは、二次転写ローラ21の抵抗値が低い為、比較的低電圧で単色画像部分を転写するのに十分な電流が流れるが、複数色画像部分を転写するには単色画像部分に最適な電圧よりも高い電圧値が必要となるため、複数色画像部分を転写できる電圧に設定すると単色画像部分では転写電流過剰となり転写効率の低減を招くからである。
なお、二次転写ローラ21の抵抗値測定は、導電性の金属製板に二次転写ローラ21を設置し、芯金両端部に片側4.9[N](両側で合計9.8[N])の荷重を掛けた状態にて、芯金と前記金属製板との間に1000[V]の電圧を印加した時に流れる電流値から算出した。
また、二次転写ローラ21は図示しない駆動ギヤによって駆動力が与えられており、その周速は中間転写ベルト10の周速に対して、略同一となるよう調整されている。
プリンタには、ストックされている記録材としての転写紙25を給紙する給紙ローラ26、搬送ローラ対27、レジストローラ28、定着手段としての定着装置30、排紙ローラ32なども設けられている。
プリンタでは、各画像形成ユニットにおける各感光体1上に図示しない光書込装置によって形成された潜像を各現像装置9により現像し、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色トナー像が形成される。そして、これらのトナー像は各感光体1上か中間転写ベルト10上へ順次重ね合わさせて転写され、中間転写ベルト10上にフルカラートナー像が形成される。また、転写紙25が給紙ローラ26、転写紙搬送ローラ27、レジストローラ28によって、中間転写ベルト10上のフルカラートナー像の先端部が二次転写位置に到達するタイミングに合わせて給紙されており、中間転写ベルト10上のフルカラートナー像は二次転写ローラ21により転写紙25に転写される。なお、本実施形態では、二次転写バイアスは定電流で制御されており、その設定値を+30[μA]とした。フルカラートナー像が転写された転写紙25は、図示しない除電手段によって除電された後に定着装置30へ搬送され、定着装置30によりフルカラートナー像が転写紙25に定着される。その後、転写紙25は排紙ローラ対32で装置上部のスタック部に排紙される。
また、プリンタには、中間転写ベルト10の表面に付着したトナーなどの粉体をクリーニングするベルトクリーニングユニット19が設けられている。図3に、ベルトクリーニングユニット19周辺の拡大図を示す。ベルトクリーニングユニット19には、ウレタンゴムよりなるクリーニングブレード20がブレードホルダ22に保持されて配置されいる。また、クリーニングブレード20近傍の中間転写ベルト10とベルトクリーニングユニット19との対向箇所には開口部が設けられており、クリーニングブレード20を中間転写ベルト10に押し当てて中間転写ベルト10上から除去したトナーを上記開口部からベルトクリーニングユニット19内に落下させて後述する廃トナータンクに収容する構成となっている。
ベルトクリーニングユニット19には、クリーニングブレード20によって中間転写ベルト10をクリーニングし易くするために、潤滑剤塗布部材152により中間転写ベルト10の表面へ塗布される固形潤滑剤155が設けられている。
潤滑剤には、直鎖状の炭化水素構造を持つ、脂肪酸金属塩を用いる。脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸から選択される少なくとも1種以上の脂肪酸を含有し、亜鉛、アルミニウム、カルシウム、マグネシウム、リチウムから選択される少なくとも1種以上の金属を含有する脂肪酸金属塩が挙げられる。とりわけその中でもステアリン酸亜鉛は、工業的規模で生産されかつ多方面での使用実績があることから、コスト、品質安定性及び信頼性で、最も好ましい材料である。ただし、一般に工業的に使われている高級脂肪酸金属塩は、その名称の化合物単体組成ではなく、多かれ少なかれ類似の他の脂肪酸金属塩、金属酸化物及び遊離脂肪酸を含むものであり、本実施形態での脂肪酸金属塩もその例外ではない。
これらの潤滑剤は微量ずつ、粉体の形態で供給されるのであるが、その具体的な方法としては、ブラシなどの潤滑剤塗布部材152によりブロック上に固形成形された潤滑剤を削り取って塗布する方法や、トナーに外添して供給する方法等がある。ただし、トナーに外添して潤滑剤を供給する場合、その供給量が出力する画像面積に依存し、常にベルト表面全面に供給することはできない。そのため、簡易な装置構成で、且つ、ベルト表面全面に安定に潤滑剤を供給しようとした場合、本実施形態のように固形潤滑剤155をブラシ状の潤滑剤塗布部材152で削り取って塗布する方法が良い。
本実施形態では、固形潤滑剤155を潤滑剤塗布部材152で削り取るために、スプリングのような弾性体である潤滑剤加圧手段153により固形潤滑剤155を1[N]〜4[N]の力で潤滑剤塗布部材152に圧接する。
固形潤滑剤155の幅は、画像幅よりも広く設定する必要があるため、304[mm]以上とする。潤滑剤塗布部材152の幅は、固形潤滑剤155を均一に削り取る為に、固形潤滑剤155の幅よりも大きくとる必要がある。
なお、本実施形態に用いたトナーは重合法によって生成された重合トナーである。更に本実施形態に用いるトナーの形状係数SF−1は100〜180、形状係数SF−2は100〜180の範囲にあることが好ましい。図4は形状係数SF−1を説明するために、図5は形状係数SF−2を説明するために、トナーの形状を模式的に表した図である。
形状係数SF−1は、トナー形状の丸さの割合を示すものであり数1で表され、トナーを2次元平面に投影してできる形状の最大長MXLNGの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
Figure 2009276737
また、形状係数SF−2は、トナー形状の凹凸の割合を示すものであり数2で表され、トナーを2次元平面に投影してできる図形の周長PERIの二乗を図形面積AREAで除して、100π/4を乗じた値である。SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
Figure 2009276737
なお、形状係数の測定は、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
トナーの形状が球形に近くなると、トナーとトナーあるいはトナーと感光体、との接触状態が点接触になるために、トナー同士の吸着力は弱くなる。したがって流動性が高くなり、また、トナーと感光体との吸着力も弱くなって、転写率が高くなる。なお、形状係数SF−1と形状係数SF−2とのいずれかが180を超えると、転写率が低下するとともに転写手段に付着した場合のクリーニング性も低下するため好ましくない。
また、トナー粒径は体積平均粒径で4[μm]〜10[μm]の範囲であることが望ましい。これよりも小粒径の場合には現像時に地汚れの原因となったり、流動性が悪化し、さらに凝集しやすくなるので中抜けが発生しやすくなる。逆に、これよりも大粒径の場合にはトナー飛び散りや解像度悪化により、高精細な画像を得ることができない。本実施形態では、トナー粒径の体積平均粒径が6.5[μm]のものを用いた。
[構成例1]
図1にベルトクリーニングユニット19の断面概略構成図を示す。中間転写ベルト10の表面に付着したトナーは、図3に示すベルトクリーニングユニット19のクリーニングブレード20によって掻き取られ、自重によりトナー回収容器170の廃トナー収容空間である廃トナータンク160に向かって落下する。クリーニングブレード20によって掻き取られ廃トナータンク160に向かって落下する廃トナーの落下経路中には、後述する図示していない搬送路形成部材及び遮蔽壁60,61から形成される遮蔽部24と、その遮蔽部24内に廃トナーを搬送する粉体搬送手段である搬送スクリュウ23とが設けられている。なお、搬送スクリュウ23は遮蔽壁61を貫通しており、搬送スクリュウ23と遮蔽壁61との隙間からトナーが漏れ出さないように構成している。
なお、図1には図示していないが搬送スクリュウ23の軸に対して水平方向には搬送経路を形成する搬送経路形成部材が搬送スクリュウ23を挟んで設けられている。なお、この搬送経路形成部材は、遮蔽壁61と交差している。また、搬送スクリュウ23の軸に対して鉛直方向には搬送経路を形成する搬送経路形成部材が設けられておらず、搬送スクリュウ23を介して上方の空間と下方の空間とが連通している。そのため、クリーニングブレード20によって掻き取られ落下する廃トナーは、搬送スクリュウ23や上記搬送経路をすり抜けて廃トナータンク160内に向かって落下することができる。また、搬送スクリュウ23は遮蔽壁61を境に搬送スクリュウ軸方向の廃トナータンク160の外側から中央部に向けて廃トナーを搬送するようになっている。
また、本構成例のように、クリーニングブレード20によって掻き取られ廃トナータンク160内に向かって落下する廃トナーの落下経路中に遮蔽部24を設けると、遮蔽部24の上面にトナーが堆積する。そして、遮蔽部24の上面に廃トナーが経時で堆積し続けると図3に示したクリーニングブレード20近傍の開口部から外部へ廃トナーが溢れ出してしまう恐れがある。
そのため、本構成例においては、遮蔽部24の上面を斜面形状にすることで廃トナーが斜面に沿って落下し易くし、遮蔽部24の上面に廃トナーが堆積するのを防止している。
また、本構成例では、図1に示すように、遮蔽部24の上面を清掃する清掃部材41が設けられている。清掃部材41は、搬送スクリュウ23の軸方向に長尺な弾性のあるシート状のものを用いており、清掃部材41の長手方向遮蔽部側の端部が遮蔽部24の上面に沿った形状をしている。また、清掃部材41の搬送スクリュウ23のスクリュウ形状と対向する側には、清掃部材41の上記長手方向に直交する方向に向かって形成されたスリット部分が設けられている。この清掃部材41のスリット部分は搬送スクリュウ23のスクリュウ形状に食い込んでおり、搬送スクリュウ23が回転運動すると搬送スクリュウ23のスクリュウ形状によって清掃部材41のスリット部が弾かれる。これにより、清掃部材41が振動し遮蔽部24の上面に付着したトナーを弾き飛ばすことで遮蔽部24の上面を清掃する。
なお、図6に示すように、遮蔽部124を廃トナータンク161の側壁の一部を外側へ突出させ設け搬送スクリュウ123により遮蔽部124へ廃トナーを送るような構成にすることで、上述したような遮蔽部124の上面に廃トナーが堆積し上記開口部から外部へ廃トナーが溢れ出してしまうようなことを抑制することが可能であると考えられる。しかしながら、遮蔽部124を廃トナータンク161の側壁の一部を外側へ突出させて設ける分、廃トナータンク161が大型化し、廃トナータンク161、言い換えれば、ベルトクリーニングユニットがプリンタ内で占有するスペースが大きくなり、その結果、プリンタの小型化が困難になるので望ましくない。よって、本構成例のように遮蔽部24を廃トナーの落下経路中に設け、遮蔽部24の上面に廃トナーが堆積するのを防止できる構成とすることで、上記開口部から外部へ廃トナーが溢れ出すのを抑制することができ、さらに、廃トナータンク160を有するベルトクリーニング19がプリンタ内で占有するスペースを小さくすることができ、プリンタの小型化を図ることができる。
廃トナーが廃トナータンク160内にあまり堆積していない場合、廃トナーは搬送スクリュウ23や搬送経路をすり抜けて廃トナータンク160内に落下するが、図7に示すように搬送経路の下部まで廃トナーが堆積すると、その堆積した廃トナーによって搬送経路の底部が塞がれ、廃トナーが搬送経路底部の壁の役割をはたすようになる。本構成例では、このような状態のときを廃トナータンク160内が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態であるとしている。そして、このような状態になるまで廃トナーが廃トナータンク160内に堆積することで、これ以降さらに堆積した分の廃トナーを搬送スクリュウ23により遮蔽部24へ搬送することが可能となる。
ここで、廃トナータンク160内が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態となり搬送スクリュウ23によって遮蔽部24内へ廃トナーが搬送され、図8に示すように遮蔽部24内が廃トナーで一杯になって遮蔽部24内へ廃トナーを押し込めなくなると、搬送スクリュウ23は凝集した廃トナーから廃トナー搬送方向の反対方向(図1中右側)に向かって押される力を受ける。ここで、搬送スクリュウ23は軸方向に変位可能に設けられており、図1に示すスプリング50により廃トナー搬送方向(図1中左側)へ付勢されている。そして、搬送スクリュウ23が廃トナーによって押される力がスプリング50の付勢力よりも強くなると、搬送スクリュウ23は廃トナー搬送方向の反対方向(図1中右側)へ変位する。
ここで、搬送スクリュウ23は次のようにして駆動力を得て回転する。まず、図9に示すように、ブラシローラ152はテンションローラ13の軸に設けられたギヤ180からブラシローラ152の軸に設けられたギヤ181を介して駆動力を得ている。そして、図10に示すように、ブラシローラ152の駆動力を、ブラシローラ152の軸に設けられたギヤ182からギヤ183a及びギヤ183bを介して搬送スクリュウ23の軸に設けられたギヤ184に伝達することで、搬送スクリュウ23が回転する。なお、ギヤ184は搬送スクリュウ23の軸方向に移動可能である。また、図11に示すように、ギヤ183bはツバ付の形状をしており、ギヤ184の抜け止めの機能も持つため、搬送スクリュウ23が回転状態のまま、ギヤ184は搬送スクリュウ23の軸方向に変位が可能となっている。
本構成例では、遮蔽部24へ廃トナーを押し込めなくなり搬送スクリュウ23が廃トナーから負荷を受けて、搬送スクリュウ23が廃トナー搬送方向の反対方向へ変位したのを搬送スクリュウ位置検知センサによって検知することで、廃トナータンク160が満杯の状態又は満杯に近い状態であることを検知する。
上記搬送スクリュウ位置検知センサとしては、光学センサを用いることができる。図12は図1と同じ方向から見たベルトクリーニングユニット19の外観図である。本構成例では、搬送スクリュウ23の軸方向のスプリング50を設けた側の廃トナータンク160の側壁の外側に、図13に示すような発光部と受光部とからなる光学センサ157を設け、上記廃トナー搬送方向の反対方向に変位した搬送スクリュウ23の軸によってフィラー156が押され、そのフィラー156によって光学センサ157が遮光されることで、廃トナータンク160内が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態であると検知する。また、本構成例では、搬送スクリュウ23の軸が上記反対方向に3[mm]変位することで光学センサ157の発光部から受光部へ向けて発せられた光が遮断される。このようにして廃トナータンク160内が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態であると検知した後、プリンタに設けられた図示しない表示パネルに廃トナータンク160が満杯の状態又は満杯に近い状態である旨のメッセージを表示する。
本構成例では、上述したようにして廃トナータンク160が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態であると検知できるので、廃トナータンク160内の廃トナーによって光学センサから発せられた光を遮断することで満杯の状態などを検知する構成の場合に、光学センサが廃トナーで汚れることで生じ得る誤検知が生じない。
また、本実施形態のプリンタにおいては、図12などに示すベルトクリーニングユニット19に設けられたファン190,191によって、プリンタ外部から取り込まれた外気をプリンタ内部に送り込み、上記画像形成ユニットなどの冷却を行っている。
ここで、搬送スクリュウ23は、遮蔽壁61を挟んで図1中右側領域及び左側領域それぞれで軸方向端部から中央に向かって(上記右側領域においては、図1中右側から左側に向かって、上記左側領域においては、図1中左側から右側に向かって)廃トナーを搬送する。そして、本構成例では、上記左側領域における搬送スクリュウ23の廃トナー搬送方向下流側をスクリュウ形状にしておらず、図8などに示すような廃トナー搬送方向下流側への搬送力が無い清掃部材振動部26を設けている。
例えば、上記左側領域における搬送スクリュ23の廃トナー搬送方向上流側から下流側までスクリュウ形状を設けると、廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態になった際に搬送スクリュウ23の位置まで堆積した廃トナーが、上記左側領域における搬送スクリュウ23によって遮蔽壁61まで搬送される。そして、廃トナーが遮蔽壁61まで搬送されると廃トナーは上記左側領域における廃トナー搬送方向下流側へそれ以上進むことができなくなる。このように、遮蔽壁61まで搬送された廃トナーが上記左側領域における廃トナー搬送方向下流側へそれ以上進むことができなくなることで、その廃トナーから搬送スクリュウ23が上記左側領域における廃トナー搬送方向の反対方向(図1中左方向)に向かって押される力を受ける。
そのため、廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態になった際に搬送スクリュウ23は、上記右側領域で遮蔽部24内の廃トナーから上記右側領域における廃トナー搬送方向の反対方向(図1中右方向)の力と、上記左側領域で遮蔽部61まで到達した廃トナーから上記左側領域における廃トナー搬送方向の反対方向(図1中左方向)の力とを受けることになる。よって、廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態になった際に、搬送スクリュウ23が上記右側領域における廃トナー搬送方向の反対方向に変位する距離は、上記右側領域における廃トナー搬送方向の反対方向の力が上記左側領域における廃トナー搬送方向の反対方向の力によって打ち消される分だけ短くなる。したがって、搬送スクリュウ位置検知センサを用いた廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態の検知の精度が低下してしまう。
上記左側領域における搬送スクリュ23の廃トナー搬送方向下流側にスクリュウ形状を設けなければ遮蔽壁61まで廃トナーが搬送されなくなる。これにより、搬送スクリュウ23が上記左側領域における廃トナー搬送方向の反対方向(図1中左方向)の力を廃トナーから受けることがなく、上記検知の精度が低下するのを抑制することができる。ところが、本構成例では、搬送スクリュウ23のスクリュウ形状によって清掃部材41を振動させるので、単にスクリュウ形状を設けないように構成すると清掃部材41の振動効率が低下してしまう。
そのため、本構成例では、上記左側領域における搬送スクリュウ23の廃トナー搬送方向下流側にスクリュウ形状を設けず、図8などに示すような廃トナー搬送方向下流側への搬送力が無い清掃部材振動部26を設けている。これにより、廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態になったとしても、搬送スクリュウ23が廃トナーから上記左側領域における廃トナー搬送方向の反対方向(図8中左方向)に向かって押される力を受けなくなる。よって、廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態になった際に搬送スクリュウ23は、上記右側領域における遮蔽部24内の廃トナーから上記右側領域における廃トナー搬送方向の反対方向(図8中右方向)の一定方向にのみ押される力を受けて、上記右側領域における廃トナー搬送方向の反対方向に変位する。したがって、廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態の際に、上述したような搬送スクリュウ23が上記変位させたい方向(図8中右方向)に変位する距離が短くなることが無く、上記搬送スクリュウ位置検知センサを用いた廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態の検知の精度が低下するのを抑制できる。
また、上記左側領域における搬送スクリュウ23の廃トナー搬送方向下流側に単にスクリュウ形状を設けないようにするのではなく清掃部材振動部26を設けることで、上記搬送力を低減させつつ搬送スクリュウ23による清掃部材41の振動効率が低下するのを抑制できる。
本構成例では、清掃部材振動部26の高さが搬送スクリュウ23に設けたスクリュウ形状と同等、幅がスクリュウ形状の1ピッチ相当の板状で、搬送スクリュウ23の軸中心から放射状に均等に配置する。また、搬送スクリュウ23の軸方向における清掃部材振動部26の配置範囲は、清掃部材41の配置範囲と同等とする。
また、搬送スクリュウ23が遮蔽部24内の廃トナーから負荷を受けて上記右側領域における廃トナー搬送方向(以下、特記しない限り、廃トナー搬送方向は上記右側領域におけるもの、つまり、図1中右側から左側に向かう方向とし、単に廃トナー搬送方向という)の反対方向へ変位した際に、搬送スクリュウ23が上記反対方向へ変位し過ぎると、搬送スクリュウ23の端部がクリーニングユニット19のケーシングに衝突してしまう。このような衝突が生じると、搬送スクリュウ23は遮蔽部24内の廃トナーから上記反対方向に向かって押される力を受けているので搬送スクリュウ23の端部が上記ケーシングに押し付けられる。そのため、搬送スクリュウ23の端部と上記ケーシングとの間で搬送スクリュウ23の回転を妨げるような抵抗が生じ、搬送スクリュウ23が破損したり搬送スクリュウ23の回転がロックしたりする可能性がある。そのため、本構成例では、搬送スクリュウ23が上記反対方向に変位しても搬送スクリュウ23の端部と上記ケーシングとが衝突しないに構成している。
図14は、廃トナータンク160が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態になっておらず、搬送スクリュウ23が遮蔽部24内の廃トナーから廃トナー搬送方向の反対方向へ押される力を受けていない場合を示したものである。本構成例では、このような場合に、上記右側領域における搬送スクリュウ23の廃トナー搬送方向最下流側スクリュウ端部(以下、最下流側スクリュウ端部という)23Aの位置が、遮蔽部24の外端24Aの位置X1から廃トナー搬送方向下流側に距離Xだけ離れた位置X2となるように、搬送スクリュウ23を配設している。
図15は、廃トナータンク160が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態になって、搬送スクリュウ23が遮蔽部24内の廃トナーから廃トナー搬送方向の反対方向へ押される力を受けて、搬送スクリュウ23が上記反対方向へ変位した場合を示したものである。この場合においては、搬送スクリュウ23が遮蔽部24内の廃トナーから上記反対方向へ押される力を受け上記反対方向に変位し、最下流側スクリュウ端部23Aの位置が上記位置X2から上記位置X1になる。すなわち、搬送スクリュウ23は上記反対方向に上記距離Xだけ変位する。
搬送スクリュウ23が上記距離Xだけ変位する理由としては次の通りである。すなわち、最下流側スクリュウ端部23Aの位置が上記位置X2から上記位置X1となり、最下流側スクリュウ端部23Aが遮蔽部24内から外に押し出されると、遮蔽部24内に収容された廃トナーから搬送スクリュウ23が上記反対方向に押される力を受けなくなる。このように、搬送スクリュウ23が上記反対方向に押される力を受けなくなることで、それ以上(上記距離X以上)搬送スクリュウ23が上記反対方向に変位しなくなるためである。
そのため、上記距離Xを、搬送スクリュウ23の端部と上記ケーシングとの距離よりも短い距離に設定することで、搬送スクリュウ23が上記反対方向に変位しても搬送スクリュウ23の端部と上記ケーシングとが衝突しなくなる。本構成例においては、搬送スクリュウ軸方向における搬送スクリュウ23の端部と上記ケーシングとの距離が14[mm]であり、上記距離Xとしては14[mm]よりも短い距離とすれば良い。また、上述したように搬送スクリュウ23の軸が上記反対方向に3[mm]変位することで上記搬送スクリュウ位置検知センサである光学センサ157の発光部から受光部へ向けて発せられた光が遮断され、廃トナータンク160内が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態であると検知されるので、上記距離Xは少なくとも3[mm]必要である。よって、上記距離Xとしては、搬送スクリュウ23の端部と上記ケーシングとが衝突するのを確実に防ぐことができ、且つ、上述した光学センサ157を用いた搬送スクリュウ位置検知センサの感度を考慮して3[mm]〜10[mm]にすることが望ましく、本構成例では上記距離Xを5[mm]とした。
なお、遮蔽部24内が廃トナーで一杯になり、それに伴って搬送スクリュウ23が廃トナーから受ける負荷に基づいて廃トナータンク160が満杯であるのを検知する方法として、上述したような搬送スクリュウ23の位置変動を検知する方法だけではなく、搬送スクリュウ23の駆動トルクや回転速度などの変化に基づいて廃トナータンク160が満杯であるのを検知する方法を採用しても良い。
[構成例2」
本構成例は、基本的な構成は構成例1と略同じであり、図16に示すような開閉扉40をさらに有する点が構成例1と異なっている。
本構成例では、搬送スクリュウ23を介して遮蔽部24の下方に開閉扉40を遮蔽壁61に対して回動可能に設けている。そして、廃トナータンク160内に廃トナーが一定量堆積すると開閉扉40が廃トナーによって押し上げられ、遮蔽部24の下方の開口部分を閉じる。
このように、開閉扉40により遮蔽部24の下方の開口部分を閉じることで、搬送スクリュウ23により遮蔽部24内へ廃トナーを搬送する際に、廃トナーが遮蔽部24内ではなく廃トナータンク160内へ流れ込んでいこうとするのを抑制することができる。これにより、より確実に遮蔽部24内へ廃トナーを送り込むことができ、満杯検知性を向上させることができる。
なお、図17に示すように遮蔽部24の下方の開口部分を遮蔽壁62によって常時塞ぐような構成にし、上述したような遮蔽部24内へ廃トナーを搬送する際に、廃トナーが遮蔽部24内ではなく廃トナータンク160内へ流れ込んでいこうとするのを抑制するようにしても構わない。ただ、本構成例のように開閉扉40によって遮蔽部24の下方の開口部分を開閉自在とすることで、廃トナータンク160をリサイクルなどで再利用する場合などに、一度廃トナータンク160が満杯であることを検知した後、遮蔽部24内から廃トナーを排出して、再度、廃トナータンク160の満杯検知を行えるようにする際に、遮蔽部24の下方の開口部分を開口状態にでき、遮蔽部24から廃トナーを排出し易くすることができる。遮蔽部24内に前回の廃トナータンク160の満杯検知を行った際の廃トナーが残っていると、次回の廃トナータンク160の満杯検知の際に、誤検知したり再検知できなくなったりする恐れがあるので、遮蔽部24内から廃トナーを排出し易い構成にすることが望ましい。
[構成例3]
本構成例は、図18に示すように遮蔽部24が円筒状部材65で構成されている。本構成例のように、遮蔽部24を円筒状にすることで、遮蔽部24の外周面が曲面となり、クリーニングブレード20によって掻き落とされた廃トナーが遮蔽部24の外周面上に付着しても、曲面に沿って廃トナータンク160へ落下させることができ、遮蔽部24の外周面に廃トナーが堆積するのを防止することができる。
また、本構成例においては、円筒状部材65と搬送スクリュウ23とが接触して摩擦力で回転する。このように、遮蔽部24を構成する円筒状部材65を回転可能にすることで、円筒状部材65の外周面に付着した廃トナーを円筒状部材65の回転動作によって除去することができる。なお、円筒状部材65は搬送スクリュウ23と連結させて、搬送スクリュウ23の回転と伴に回転するようにしてもよい。
本構成例においても構成例1で説明したように、廃トナーが廃トナータンク160内に満杯の状態又は満杯に近い状態まで堆積していない場合は、廃トナーは搬送スクリュウ23や搬送経路をすり抜けて廃トナータンク160内に落下するが、搬送経路の下部まで廃トナーが堆積してくると、その堆積した廃トナーによって搬送経路の底部が塞がれ、廃トナーが搬送経路底部の壁の役割をはたすようになる。このような状態になるまで廃トナーが廃トナータンク160内に堆積することで、搬送経路中の廃トナーを搬送スクリュウ23により遮蔽部24へ搬送することが可能となる。
本構成例では、廃トナーが搬送スクリュウ23により遮蔽部24内へ押し込まれるときの駆動トルクを検知して、廃トナータンク160が満杯であることを検知する。すなわち、搬送スクリュウ23によって遮蔽部24内に廃トナーを搬送し遮蔽部24内が廃トナーで一杯になって遮蔽部24内へ廃トナーを押し込めなくなると、廃トナーによって搬送スクリュウ23の回転が妨げられるような力が発生し、搬送スクリュウ23を回転駆動させるのに必要な駆動トルクが大きくなる。よって、このように駆動トルクが大きくなったのを検知することで廃トナータンク160が満杯であることを検知することができる。なお、駆動トルクの大きさは搬送スクリュウ23を回転駆動させる図示しない駆動モータに流れる電流の値と駆動トルクとの関係を予め求めておき、駆動モータに流れる電流を検知することで駆動トルクの大きさを検知することができる。また、構成例1のように搬送スクリュウの位置変動を検知して廃トナータンク160が満杯であるのを検知するようにしても良い。
以上、本実施形態によれば、粉体収容装置であるトナー回収容器170は、装置本体の上部に設けた開口から落下した粉体である廃トナーを収容する収容空間を有する第1の収容部である廃トナータンク160と、廃トナータンク160内、且つ、上記開口から落下した廃トナーの落下経路中に設けられた、廃トナーを収容する収容空間を有する第2の収容部である遮蔽部24と、廃トナータンク160の廃トナーを廃トナータンク160の収容空間内から遮蔽部24の収容空間内へ搬送する粉体搬送手段である搬送スクリュウ23と、搬送スクリュウ23にかかる負荷に基づいて廃トナータンク160の収容空間が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態であることを検知する搬送スクリュウ位置検知センサなどの検知手段とを有する。廃トナータンク160の収容空間内に廃トナーが満杯の状態又は満杯に近い状態で収容され、搬送スクリュウ23により廃トナータンク160の収容空間側から遮蔽部24の収容空間側に廃トナーが搬送されると、次第に搬送スクリュウ23にかかる負荷が大きくなる。よって、搬送スクリュウ23にかかる負荷に基づいて上述した方法などにより上記検知手段によって廃トナータンク160の収容空間が満杯の状態又は満杯に近い状態であると検知できる。本実施形態では、このようにして上記満杯の状態などを検知できるので、廃トナーを収容する収容部内の廃トナーによって光学センサ157から発せられた光を遮断することで満杯の状態などを検知する構成の場合に、光学センサ157が廃トナーで汚れることで生じ得る誤検知が生じない。また、遮蔽部24を上記開口部から落下する廃トナーの落下経路中に設けたので、遮蔽部24を廃トナータンク160の側壁の一部を外側へ突出させて設けた場合よりも装置本体の小型化を図ることができる。よって、廃トナータンク160の小型化を図りつつ、廃トナーを収容する収容部内が廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態で無いにも関わらず満杯の状態又は満杯に近い状態であると誤検知されるのを抑制できる。
搬送スクリュウ23によってトナーを遮蔽部24に搬送し、搬送スクリュウ24にかかる
また、本実施形態によれば、遮蔽部24の上面にトナーが堆積するのを防止する粉体堆積防止手段を有することで、遮蔽部24の上面に粉体が経時で堆積し、上記開口部からトナーが溢れ出してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記粉体堆積防止手段として遮蔽部24の上面に斜面を形成することで、廃トナーが斜面に沿って落下し易くなり、遮蔽部24の上面に廃トナーが堆積するのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、上記粉体堆積防止手段として遮蔽部24の上面に曲面を形成することで、廃トナーが曲面に沿って落下し易くなり、遮蔽部24の上面に廃トナーが堆積するのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、上記粉体堆積防止手段として遮蔽部24の上面を清掃する清掃部材41を設けることで、清掃部材41により遮蔽部24の上面に付着したトナーを除去することができ、遮蔽部24の上面に廃トナーが堆積するのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、上記粉体堆積防止手段として遮蔽部24を筒状の回転部材とすることで、遮蔽部24の回転動作により遮蔽部24の外周面に付着したトナーを除去することができるので、遮蔽部24の上面などの外周面に廃トナーが堆積するのを防止することができる。
また、本実施形態によれば、遮蔽部24に設けられた廃トナータンク160と遮蔽部24とを連通する連通口と、その連通口を開閉自在な開閉手段である開閉扉40とを有することで、一度検知後に遮蔽部24に廃トナーが詰まった状態になっても容易に廃トナーを排出することができるため、再検知できなくなることがない。
また、本実施形態によれば、開閉扉40は、廃トナータンク160内に廃トナーが一定量堆積した場合に上記連通口を閉口するものであることで、廃トナータンク160内に堆積した廃トナーの量が検知したい量に達する以前に遮蔽部24内に廃トナーが侵入し、検知するタイミングがずれてしまい誤検知してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、被クリーニング部材である中間転写ベルト10上の粉体であるトナーを回収するクリーニング部材であるクリーニングブレード20と、クリーニングブレード20の下方に設けられた、クリーニングブレード20によって回収され自重で落下するトナーを収容する収容部する粉体収容手段とを備えたクリーニング装置であるベルトクリーニングユニット19において、上記粉体収容手段として、本発明のトナー回収容器170を用いることで、ベルトクリーニングユニット19の小型化を図りつつ、トナー回収容器170が満杯であるのを確実に検知できる。
また、本実施形態によれば、画像形成手段が有する像担持体である中間転写ベルト10と、中間転写ベルト10上の粉体であるトナーを除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置であるプリンタにおいて、上記クリーニング手段として、本発明のトナー回収容器170を有するベルトクリーニングユニット19を用いることで、プリンタ19の小型化を図りつつ、トナー回収容器170が満杯であるのを確実に検知できる。
本発明の特徴部であるベルトクリーニングユニットの断面概略構成図。 本実施形態に係るプリンタの概略構成図。 ベルトクリーニングユニット周辺の拡大図。 形状係数SF−1を説明するためにトナー形状を模式的に表した模式図。 形状係数SF−2を説明するためにトナー形状を模式的に表した模式図。 遮蔽部を廃トナータンクの側壁の一部を外側に突出させて設けた場合の模式図。 搬送スクリュウの下部まで廃トナーが堆積した状態を示す模式図。 遮蔽部内一杯まで廃トナーが収容された状態を示す模式図。 搬送スクリュウの軸方向一端側近傍のベルトクリーニングユニットの拡大外観図。 搬送スクリュウなどに駆動力を伝達するギヤなどが設けられた側のクリーニングユニットの側面図。 搬送スクリュウなどに駆動力を伝達するギヤなどが設けられた側のクリーニングユニットの斜視図。 クリーニングユニットの外観図。 光学センサ近傍の拡大図。 廃トナータンクが廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態になっていないときの最下流側スクリュウ端部の位置を示す模式図。 廃トナータンクが廃トナーで満杯の状態又は満杯に近い状態になったときの最下流側スクリュウ端部の位置を示す模式図。 遮蔽部の下方に開閉扉を設けた状態を示す模式図。 遮蔽部の下方に遮蔽壁を設けた状態を示す模式図。 遮蔽部を円筒状部材で構成した場合の模式図。
符号の説明
1 感光体
9 現像装置
10 中間転写ベルト
19 ベルトクリーニングユニット
20 クリーニングブレード
21 二次転写ローラ
23 搬送スクリュウ
24 遮蔽部
25 転写紙
26 清掃部材振動部
40 開閉扉
41 清掃部材
50 スプリング
60 遮蔽壁
61 遮蔽壁
62 遮蔽壁
65 円筒状部材
51 中間転写ユニット
156 フィラー
157 光学センサ
160 廃トナータンク
170 トナー回収容器
190 ファン
191 ファン

Claims (10)

  1. 装置本体の上部に設けた開口から落下した粉体を収容する収容空間を有する第1の収容部と、
    該第1の収容部内、且つ、該開口から落下した粉体の落下経路中に設けられた、粉体を収容する収容空間を有する第2の収容部と、
    該第1の収容部の粉体を該第1の収容部の収容空間内から該第2の収容部の収容空間内へ搬送する粉体搬送手段と、
    該粉体搬送手段にかかる負荷に基づいて該第1の収容部の収容空間が粉体で満杯の状態又は満杯に近い状態であることを検知する検知手段とを有することを特徴とする粉体収容装置。
  2. 請求項1の粉体収容装置において、
    上記第2の収容部の上面に粉体が堆積するのを防止する粉体堆積防止手段を有することを特徴とする粉体収容装置。
  3. 請求項2の粉体収容装置において、
    上記粉体堆積防止手段として、上記第2の収容部の上面を斜面形状で構成したことを特徴とする粉体収容装置。
  4. 請求項2の粉体収容装置において、
    上記粉体堆積防止手段として、上記第2の収容部の上面を曲面形状で構成したことを特徴とする粉体収容装置。
  5. 請求項2の粉体収容装置において、
    上記粉体堆積防止手段として、上記第2の収容部を筒状の回転部材で構成したことを特徴とする粉体収容装置。
  6. 請求項2の粉体収容装置において、
    上記粉体堆積防止手段は、上記第2の収容部の少なくとも上面を清掃部材によって清掃するものであることを特徴とする粉体収容装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の粉体収容装置において、
    上記第2の収容部に設けられた、上記第1の収容部と該第2の収容部とを連通する連通口と、
    該連通口を開閉自在な開閉手段とを有することを特徴とする粉体収容装置。
  8. 請求項7の粉体収容装置において、
    上記開閉手段は、上記第1の収容部の収容空間内に粉体が一定量収容された場合に上記連通口を閉口するものであることを特徴とする粉体収容装置。
  9. 被クリーニング部材上の粉体を回収するクリーニング部材と、
    該クリーニング部材の下方に設けられた、該クリーニング部材によって回収され自重で落下する粉体を収容する粉体収容手段とを備えたクリーニング装置において、
    該粉体収容手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7または8の粉体収容装置を用いることを特徴とするクリーニング装置。
  10. 画像形成手段が有する像担持体と、
    該像担持体上の粉体を除去するクリーニング手段とを備えた画像形成装置において、
    該クリーニング手段として、請求項9のクリーニング装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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