JP7147520B2 - 廃トナー回収装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態の画像形成装置の断面図である。また、図2は、実施の形態の画像形成装置に設けられている作像ユニットの断面図である。この図1及び図2は、左側面と右側面を結ぶ直線に沿って切断した状態の画像形成装置の切断面を前面側から見た図である。この図1及び図2に示すように、画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒又はキープレート(K)のトナー像を作像するための4つの作像ユニット7Y,7M,7C,7Kを備えている。各作像ユニット7Y,7M,7C,7Kは、画像形成物質として、互いに異なる色のY,M,C,Kトナーが用いられる以外は、同様の構成となっており、寿命到達時に交換される。
従来の画像形成装置では、廃トナー回収装置の外部に、廃トナーのセンサ装置を設けることで、廃トナー回収装置内に回収された廃トナーの影響で、廃トナーの貯留量の誤検知を防止可能となっている。図3及び図4は、比較例の廃トナー回収装置500の断面図である。このうち、図3は、廃トナーが満杯時における廃トナー回収装置500の断面図である。また、図4は、廃トナーが満杯の検知結果が強制的に解除された際の不都合を説明するための廃トナー回収装置500の断面図である。
このような廃トナー回収装置500において、上面部200aに設けられた変形部206は、廃トナーの非満杯時には、図3に破線で示すように、廃トナー収容部203の内部側に窪んだ状態となっている。廃トナー回収装置500内に廃トナーが蓄積すると、搬送スクリュー220の搬送動作により、廃トナー収容部203内に徐々に廃トナーが流入する。そして、廃トナー回収装置500内で廃トナーの貯留量が多くなると、廃トナー収容部203に収容される廃トナーの収容量も多くなり、変形部206は、廃トナー収容部203に収容された廃トナーにより、廃トナー回収装置500の上面部200a方向に、徐々に押し上げられる。
このような比較例となる廃トナー回収装置500は、廃トナー回収装置500外に設けられた検知センサ208により、廃トナー回収装置500内の廃トナーの貯留量を検知できる。このため、廃トナー回収装置500内の廃トナーの舞い上がり等に影響を受けることなく、廃トナー回収装置500内の廃トナーの貯留量を正確に検知することができる。
ここで、廃トナー収容部203が満杯状態の廃トナー回収装置500は、通常、空の廃トナー回収装置500と交換される。しかし、満杯状態の廃トナー回収装置500を画像形成装置100から取り外し、振る等の外乱(振動)を廃トナー回収装置500に加えると、廃トナー収容部203内に蓄積されている廃トナーが、図4中、点線の楕円で示す、廃トナー回収装置500の他方の端部200c近傍に集中する。また、廃トナー収容部203内の密度が高くなり、廃トナー収容部203内の廃トナーの嵩(かさ)が下がる。そして、廃トナーの嵩(かさ)が下がることで、それまで突出していた変形部206が、図4に示すように廃トナー収容部203内の初期位置まで戻り、連れて被検知体209が検知センサ208の検知位置から外れた位置まで移動する。これにより、検知センサ208で検知されていた満杯状態が強制的に解除される。
実施の形態の画像形成装置100は、検知センサ208を廃トナー回収装置200外に設けることで、廃トナーが舞い上がることによる誤検知を防止すると共に、検知センサ208の検知結果の強制的な解除を防止して、搬送スクリュー220及び回転駆動部等の破損を防止している。図5は、実施の形態の画像形成装置に装着されている廃トナー回収装置200(貯留部の一例)の断面図である。また、図6は、廃トナー回収装置200の上面図であり、上面側から廃トナー回収装置200内を透視した状態の図である。この図5、図6及び後述で用いる図7には、比較例の廃トナー回収装置500と同じ動作を示す箇所には、同じ符号を付している。詳しくは、上述の各符号に対応する説明を参照されたい。以下、上述の比較例の廃トナー回収装置500と実施の形態の画像形成装置の廃トナー回収装置200との差異となる部分を説明する。
図7は、実施の形態の画像形成装置100の廃トナー回収装置200の動作を説明するための断面図である。この図7において、回収用孔部201を介して回収された廃トナーが徐々に満杯に近づくに連れ、搬送スクリュー220(搬送部の一例)の搬送動作により廃トナー収容部203に流入する廃トナーの量も多くなり、変形部206も廃トナー回収装置200外に、徐々に突出する。変形部206が廃トナー回収装置200外に突出すると、回動軸211の軸回りにアーム部210が回動し、被検知体209が、検知部の一例であるセンサ装置207の検知センサ208の検知位置まで移動する。ここまでは、上述のとおりである。
以上の説明から明らかなように、実施の形態の画像形成装置100は、廃トナー回収装置200の廃トナー収容部203が満杯状態となった際に、廃トナー回収装置200内に設けた廃トナー収容部203の第2の開口部205を、シャッタ部230により閉塞状態とする。これにより、廃トナー回収装置200に外乱が加えられた場合でも、廃トナー収容部203内の廃トナーの変動を抑制することができる。
200 廃トナー回収装置
200a 廃トナー回収装置の上面部
200b 廃トナー回収装置の上面部の一方の端部
200c 廃トナー回収装置の上面部の他方の端部
201 回収用孔部
203 廃トナー収容部
204 廃トナー収容部の第1の開口部
205 廃トナー収容部の第2の開口部
206 変形部
207 センサ装置
208 検知センサ
209 被検知体
210 アーム部
211 回動軸
212 脚部
220 搬送スクリュー
230 シャッタ部
231 カバー部
240 押圧部
500 廃トナー回収装置
Claims (7)
- 画像形成の際に余剰となった廃トナーを貯留する貯留部と、
前記貯留部の一部であって、貯留部内への開口を有して前記廃トナーを収容する廃トナー収容部と、
前記貯留部内の前記廃トナーを前記廃トナー収容部へ搬送する搬送部と、
前記廃トナー収容部の前記廃トナーの収容量が所定量に達したことを検知する検知部と、
前記検知部で、前記廃トナー収容部の前記廃トナーの収容量が所定量に達したことが検知された際に、前記廃トナー収容部の前記開口を閉塞する閉塞部と、
を有し、
前記廃トナー収容部は、前記廃トナーが流入する第1の開口部と、前記第1の開口部とは反対側にある第2の開口部と、を有し、
前記閉塞部は、前記第2の開口部を閉塞させること
を特徴とする廃トナー回収装置。 - 前記閉塞部は、
前記廃トナー収容部の収容量が増加するに連れ、前記貯留部の外側に突出する変形部と、
前記変形部の突出量に応じて、前記廃トナーの収容量が所定量に達したことを検知する検知部の検知位置まで被検知体を移動させる移動部と、をさらに備え、
前記貯留部の上限とされている貯留量を検知する検知位置まで前記被検知体が移動した際に、前記廃トナー収容部の前記第2の開口部を閉塞すること、
を特徴とする請求項1に記載の廃トナー回収装置。 - 前記変形部は、可撓部材で形成されており、前記廃トナー収容部の収容量が増加することで、前記貯留部に収容された前記廃トナーにより、前記貯留部の内側から押圧されることで、前記貯留部の外側に突出して、前記被検知体を移動させること
を特徴とする請求項2に記載の廃トナー回収装置。 - 前記移動部は、
一端部に前記被検知体が設けられ、他端部に前記閉塞部を押圧する押圧部が設けられたアーム部と、
前記アーム部を回動可能に支持する支持部と、を備え、
前記アーム部が前記変形部により押し上げられて前記支持部の軸回りに回動することで、前記一端部に設けられた前記被検知体が、前記検知部の検知位置まで移動し、前記他端部に設けられた前記押圧部が、前記一端部の押し上げ方向とは反対の押し下げ方向に移動して前記閉塞部を押圧することで、前記廃トナー収容部の前記第2の開口部を閉鎖するように前記閉塞部を動作させること
を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の廃トナー回収装置。 - 貯留部外から前記閉塞部を被覆する可撓部材で形成されたカバー部を、さらに備え、
前記アーム部に設けられた前記押圧部は、前記カバー部を介して前記閉塞部を押圧すること
を特徴とする請求項4に記載の廃トナー回収装置。 - 前記変形部、前記閉塞部及び前記カバー部のうち、少なくとも一つは、前記第2の開口部を閉塞させる動作を行った後に非可逆となること、
を特徴とする請求項5に記載の廃トナー回収装置。 - トナー画像を担持して回転する像担持体と、
前記像担持体の前記トナー画像を印刷媒体に転写した後に、前記像担持体に残留したトナーを廃トナーとして回収するクリーニング装置と、
前記クリーニング装置で回収された前記廃トナーを貯留する請求項1から請求項6のうち、いずれか一項に記載の廃トナー回収装置と、
を有する画像形成装置。
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