JP2009266990A - 一括交換台車および表面実装機 - Google Patents

一括交換台車および表面実装機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009266990A
JP2009266990A JP2008113476A JP2008113476A JP2009266990A JP 2009266990 A JP2009266990 A JP 2009266990A JP 2008113476 A JP2008113476 A JP 2008113476A JP 2008113476 A JP2008113476 A JP 2008113476A JP 2009266990 A JP2009266990 A JP 2009266990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
support
small
support portion
supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008113476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4665012B2 (ja
JP2009266990A5 (ja
Inventor
Yasumichi Ito
康通 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP2008113476A priority Critical patent/JP4665012B2/ja
Publication of JP2009266990A publication Critical patent/JP2009266990A/ja
Publication of JP2009266990A5 publication Critical patent/JP2009266990A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4665012B2 publication Critical patent/JP4665012B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】一括交換台車のサイズが大きくなってしまうのを抑制することが可能な一括交換台車を提供する。
【解決手段】この一括交換台車200は、リール径が相対的に大きいリール404またはリール径が相対的に小さいリール401のいずれも支持することが可能なリール支持部203aと、リール401を支持し、退避位置P1と支持位置P2とに移動可能なリール支持部250とを含み、リール支持部203aおよび支持位置P2のリール支持部250にそれぞれリール401が支持される場合に、リール支持部203aに支持されるリール401とリール支持部250に支持されるリール401の両方が、X方向から見て、リール支持部203aにリール404が支持された場合にリール404と重なる位置に位置するように構成されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、一括交換台車および表面実装機に関し、特に、テープフィーダを保持するフィーダ保持部と部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部を備えた一括交換台車および一括交換台車を装着するための装着部を備えた表面実装機に関する。
従来、部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部を備えた一括交換台車が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1の一括交換台車のリール保持部は、大型リールを支持するための大型リール支持部と、小型リールを支持するためのリール保持ユニットとを含んでいる。リール保持ユニットは、大型リール支持部側に位置する第1状態と大型リール支持部と反対側に位置する第2状態とに位置を変更することが可能に構成されている。リール保持ユニットが大型リール支持部側に位置する第1状態においては、リール保持ユニットにより、リールの回転軸方向から見て大型リール支持部によって大型リールが支持された場合の大型リールと重なる領域に1つの小型リールを支持することが可能であるとともに、大型リール支持部によって大型リールが支持された場合の大型リールと重ならない領域に1つの小型リールを支持することが可能である。また、リール保持ユニットが大型リール支持部と反対側に位置する第2状態においては、大型リール支持部によって大型リールを支持することが可能である。このように上記特許文献1の一括交換台車では、リール保持ユニットを第1状態と第2状態とに切り替えることにより、大型リールを支持することが可能な状態と、2つの小型リールを支持することが可能な状態とに切り替えることが可能である。
特開2004−6469号公報
しかしながら、上記特許文献1の一括交換台車では、上記のように、台車に保持されるリールの回転軸方向から見て2つの小型リールを保持する場合に、大型リール支持部によって大型リールが支持された場合の大型リールと重ならない領域に1つの小型リールが保持される。このため、小型リールが大型リールと重ならない領域に位置する分、大型リールを保持する領域とは別に1つの小型リールを保持するスペースを一括交換台車に設ける必要がある。したがって、大型リールを保持する領域とは別に1つの小型リールを保持するスペースを一括交換台車に設ける分、一括交換台車のサイズが大きくなってしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、一括交換台車のサイズが大きくなってしまうのを抑制することが可能な一括交換台車および表面実装機を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による一括交換台車は、部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部と、リールからテープを送り出して表面実装機に部品を供給するテープフィーダを保持するフィーダ保持部とを備え、リール保持部は、リール径が相対的に大きい大型リールまたはリール径が相対的に小さい小型リールのいずれも支持することが可能な第1リール支持部と、小型リールを支持することが可能な第2リール支持部とを含み、第2リール支持部は、第1リール支持部に大型リールが支持された場合に大型リールと干渉しない退避位置と、第1リール支持部に小型リールが支持された場合に小型リールと干渉しない小型リール支持位置とに移動可能に構成されており、第1リール支持部および小型リール支持位置の第2リール支持部にそれぞれ小型リールが支持される場合に、第1リール支持部に支持される小型リールと第2リール支持部に支持される小型リールとの両方が、リールの回転軸方向から見て、第1リール支持部に大型リールが支持された場合に大型リールと重なる位置に位置するように構成されている。
この第1の局面による一括交換台車では、上記のように、大型リールまたは小型リールのいずれも支持することが可能な第1リール支持部と、退避位置と小型リール支持位置とに移動可能に構成され、小型リールを支持することが可能な第2リール支持部とを設けることによって、第2リール支持部を退避位置に移動させることによって第1リール支持部により大型リールを保持可能な状態にすることができる。また、第2リール支持部を小型リール支持位置に移動させることによって、第1リール支持部および第2リール支持部にそれぞれ小型リールを支持させることができるので、2つの小型リールを保持可能な状態にすることができる。これにより、一部の第1リール支持部により大型リールを保持しながら、他の第1リール支持部と小型リール支持位置の第2リール支持部とにより2つの小型リールを保持することができる。また、第1リール支持部および小型リール支持位置の第2リール支持部にそれぞれ小型リールが支持される場合に、第1リール支持部に支持される小型リールと第2リール支持部に支持される小型リールとの両方が、リールの回転軸方向から見て、第1リール支持部に大型リールが支持された状態で大型リールと重なる位置に位置するように構成することによって、リールの回転軸方向から見て、第1リール支持部に支持される大型リールと、第1リール支持部および小型リール支持位置の第2リール支持部に支持される2つの小型リールとを重なる(オーバーラップする)領域に配置することができる。これにより、一括交換台車のサイズが大きくなるのを抑制することができる。
上記第1の局面による一括交換台車において、好ましくは、第1リール支持部は、第1支持部材と、第2支持部材と、第1支持部材および第2支持部材の間に配置された第3支持部材とを有し、第1支持部材と第2支持部材とにより大型リールが支持されるとともに、第1支持部材と第3支持部材とにより小型リールが支持されるように構成されている。このように構成すれば、第1支持部材および第2支持部材によって大型リールが支持された場合の大型リールとリールの回転軸方向から見て重なる領域において、第1支持部材および第3支持部材によって小型リールを容易に支持することができる。これにより、大型リールを支持する部分と小型リールを支持する部分とがリールの回転軸方向と直交する平面内でずれないので、一括交換台車のサイズがリールの回転軸方向と直交する平面内で大きくなるのを容易に抑制することができる。
上記第1の局面による一括交換台車において、好ましくは、第2リール支持部の退避位置および小型リール支持位置は、第1リール支持部よりも上方の位置である。このように構成すれば、第2リール支持部を第1リール支持部よりも下方に退避させる場合と異なり、第1リール支持部の下方に第2リール支持部を退避させるための空間を確保する必要がなくなる。これにより、第1リール支持部の下方に、部品が表面実装機に供給された後に廃棄されるテープを回収するための廃棄テープ回収箱を容易に配置することができる。
上記第1の局面による一括交換台車において、好ましくは、第2リール支持部は、1つの小型リールを支持するように構成されており、第1リール支持部は、小型リールを支持する場合に、リールの回転軸方向から見て1つの小型リールまたは1つの大型リールを支持するように構成されている。このように構成すれば、リール保持部にリールの回転軸方向から見て2つの小型リールを保持させる場合に、2つのうち1つの小型リールは第1リール支持部により支持することが可能であるので、第2リール支持部を1つの小型リールのみを支持することが可能な構成とすることができる。これにより、第2リール支持部を2つの小型リールを支持させることが可能な構成にする場合と異なり、第2リール支持部のサイズが大きくなるのを抑制することができる。これにより、第2リール支持部が退避位置に移動するためのスペースを小さくすることができるので、一括交換台車が大きくなるのを抑制することができる。
上記第1の局面による一括交換台車において、好ましくは、リールの回転軸方向に延びるとともに第2リール支持部を退避位置と小型リール支持位置とに回動可能に支持する回動軸をさらに備え、回動軸には、第1リール支持部および第2リール支持部に支持されたリールから送り出されるテープをガイドするためのガイド部材が取り付けられている。このように構成すれば、第2リール支持部を回動軸を中心に回動させることによって、容易に第2リール支持部を退避位置と小型リール支持位置とに移動させることができる。また、回動軸にガイド部材を取り付けることによって、第2リール支持部を退避位置と小型リール支持位置とに移動させるための回動軸を利用してリールから送り出されるテープをガイドすることができる。
上記第1の局面による一括交換台車において、好ましくは、部品が表面実装機に供給された後に廃棄されるテープを回収するための廃棄テープ回収箱を収納する収納部をさらに備え、収納部は、一括交換台車が表面実装機に装着された状態で、使用者が廃棄テープ回収箱を引き出すことが可能に構成されている。このように構成すれば、一括交換台車を表面実装機から取り外すことなく廃棄テープ回収箱を引き出すことができるので、表面実装機の実装動作を停止させることなく廃棄テープ回収箱の廃棄テープを処理することができる。これにより、使用者の利便性を向上させることができる。
この発明の第2の局面による表面実装機は、供給された部品を基板上に装着するヘッドユニットと、部品をヘッドユニットに供給するための一括交換台車を装着するための装着部とを備え、一括交換台車は、部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部と、リールからテープを送り出すテープフィーダを保持するフィーダ保持部とを含み、リール保持部は、リール径が相対的に大きい大型リールまたはリール径が相対的に小さい小型リールのいずれも支持することが可能な第1リール支持部と、小型リールを支持することが可能な第2リール支持部とを有し、第2リール支持部は、第1リール支持部に大型リールが支持された場合に大型リールと干渉しない退避位置と、第1リール支持部に小型リールが支持された場合に小型リールと干渉しない小型リール支持位置とに移動可能に構成されており、第1リール支持部および支持位置の第2リール支持部にそれぞれ小型リールが支持される場合に、第1リール支持部に支持される小型リールと第2リール支持部に支持される小型リールとの両方が、リールの回転軸方向から見て、第1リール支持部に大型リールが支持された場合に大型リールと重なる位置に位置するように構成されている。
この第2の局面による表面実装機では、上記のように、第1の局面による一括交換台車を装着する装着部を設けることによって、サイズが大きくなるのが抑制された第1の局面による一括交換台車を用いて実装動作を行うことができる。これにより、実装動作時の表面実装機および一括交換台車が占める配置スペースを小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態による一括交換台車および表面実装機の全体構成を示す斜視図である。図3〜図8は、図1および図2に示した一括交換台車の構造を説明するための図である。以下、図1〜図8を参照して、本発明の一実施形態による一括交換台車200および表面実装機100の構造について説明する。
図1および図2に示すように、一実施形態による表面実装機100は、プリント基板110に部品120を実装する装置である。なお、プリント基板110は、本発明の「基板」の一例である。表面実装機100は、部品装着部本体を覆うカバー100aを有しており、複数の一括交換台車200を装着するための複数の装着部100bと、搬送されるプリント基板110を通過させるための開口部100cとが設けられている。本実施形態では、装着部100bは、表面実装機100の矢印Y1方向側に2つ設けられており、図示しないが、矢印Y2方向側にも2つ設けられている。この装着部100bに一括交換台車200が装着された状態で実装動作が行われる。まず、表面実装機100の構成について説明する。
図2に示すように、表面実装機100は、X方向に延びる一対の基板搬送コンベア10と、一対の基板搬送コンベア10の上方をXY方向に移動可能なヘッドユニット20とを備えている。ヘッドユニット20は、一括交換台車200に載置されたテープフィーダ300の部品供給部301から部品120を取得するとともに、基板搬送コンベア10上のプリント基板110に部品120を実装する機能を有する。基板搬送コンベア10およびヘッドユニット20は、基台1上に設置されている。以下、表面実装機100の具体的な構造を説明する。
一対の基板搬送コンベア10は、プリント基板110をX方向に搬送するとともに、所定の実装作業位置でプリント基板110を停止させ、保持させることが可能なように構成されている。
また、ヘッドユニット20は、X方向に延びるヘッドユニット支持部30に沿ってX方向に移動可能に構成されている。具体的には、ヘッドユニット支持部30は、ボールネジ軸31とボールネジ軸31を回転させるサーボモータ32とX方向のガイドレール(図示せず)とを有しているとともに、ヘッドユニット20は、ボールネジ軸31が螺合されるボールナット21を有している。ヘッドユニット20は、サーボモータ32によりボールネジ軸31が回転されることにより、ヘッドユニット支持部30に対してX方向に移動するように構成されている。また、ヘッドユニット支持部30は、基台1上に設けられたY方向に延びる一対の固定レール部40に沿ってY方向に移動可能に構成されている。具体的には、固定レール部40は、ヘッドユニット支持部30の両端部をY方向に移動可能に支持するガイドレール41と、図示しないY方向に延びるボールネジ軸およびボールネジ軸を回転させるサーボモータとを有しているとともに、ヘッドユニット支持部30には、上述した図示しないY方向に延びるボールネジ軸が螺号されるボールナット(図示せず)が設けられている。ヘッドユニット支持部30は、サーボモータによりY方向に延びるボールネジ軸が回転されることによって、ガイドレール41に沿ってY方向に移動するように構成されている。このような構成により、ヘッドユニット20は基台1上をXY方向に移動することが可能なように構成されている。
また、ヘッドユニット20には、X方向に列状に配置された6本の吸着ノズル22が下方に突出するように設けられている。また、各々の吸着ノズル22は、負圧発生機(図示せず)によってその先端に負圧状態を発生させることが可能に構成されている。吸着ノズル22は、この負圧によって、テープフィーダ300の部品供給部301から供給される部品120を先端に吸着および保持することが可能である。
また、各々の吸着ノズル22は、図示しない機構(サーボモータなど)によって、ヘッドユニット20に対して上下方向(Z方向)に移動可能に構成されている。表面実装機100は、吸着ノズル22が上昇位置に位置した状態で部品120の搬送などを行うとともに、吸着ノズル22が下降位置に位置した状態で部品120のテープフィーダ300からの吸着およびプリント基板110への実装を行うように構成されている。また、吸着ノズル22は、吸着ノズル22自体がその軸を中心として回転可能に構成されている。これにより、表面実装機100では、部品120を搬送する途中に吸着ノズル22を回転させることにより、ノズルの先端に保持された部品120の姿勢(水平面内の向き)を調整することが可能である。
次に、一括交換台車200の構造について説明する。
図2、図3および図8に示すように、一括交換台車200は、部品120を保持するキャリアテープ400aが巻回された複数のリール400と、リール400からキャリアテープ400aをY方向に送り出して表面実装機100に部品120を供給するための複数のテープフィーダ300とを載置することが可能に構成されている。なお、キャリアテープ400aは、本発明の「テープ」の一例である。部品120は、IC、トランジスタ、コンデンサなどの小型の電子部品である。表面実装機100による部品120の実装に用いられるリール400およびテープフィーダ300はプリント基板110の種類によって変更する必要があるので、実装対象のプリント基板110に合わせてリール400およびテープフィーダ300を予め一括交換台車200に載置しておく。実装対象のプリント基板110を変更した場合にそのプリント基板110に対応したリール400およびテープフィーダ300が載置された一括交換台車200を表面実装機100に装着することによって、短時間で新たなプリント基板110の実装準備を終了することが可能である。
また、表面実装機100による実装には、直径Rおよび横幅W(図8参照)が異なる数種類のリール400が用いられる。具体的には、図6に示すように、約7インチの直径を有するリール401、約10インチの直径を有するリール402、約13インチの直径を有するリール403、および、約15インチの直径を有するリール404が一般的に用いられる。このうち、約7インチの直径を有するリール401と約15インチの直径を有するリール404とがよく用いられる。なお、リール401およびリール404は、それぞれ、本発明の「小型リール」および「大型リール」の一例である。また、同じ直径のリール400でも横幅Wが異なるリールがある。本実施形態による一括交換台車200は、これらのリール400を載置することが可能に構成されている。以下、具体的な構造を説明する。
図3に示すように、一括交換台車200は、キャスタ200aが下面に取り付けられたベース台201と、ベース台201に固定されたフレーム202と、フレーム202に取り付けられたリール保持部203と、フレーム202に取り付けられたフィーダ保持部204とを備えている。フレーム202は、リール保持部203に保持されたリール400の回転軸方向(X方向に対して平行または略平行なA方向)のベース台201の両端部から上方に延びるように構成されており、リール保持部203およびフィーダ保持部204は、フレーム202によりX方向の両側から固定されている。ベース台201と、フレーム202により固定されたリール保持部203との間には所定の高さ方向の間隔H(図6参照)が設けられている。本実施形態では、ベース台201とリール保持部203との間に、部品120が表面実装機100に供給された後に廃棄されるキャリアテープ400aを回収するための廃棄テープ回収箱500を載置することが可能である。上記のようにリール保持部203はベース台201のX方向の両端部から上方に延びるフレーム202により支持されているので、ベース台201とリール保持部203との間の空間は手前方向(矢印Y1方向)に開放されている。これにより、一括交換台車200が表面実装機100に装着された状態で、使用者は廃棄テープ回収箱500を手前方向(表面実装機100と逆側)に引き出すことが可能である。なお、ベース台201は、本発明の「収納部」の一例である。
図4〜図7に示すように、リール保持部203は、フレーム202にそれぞれ固定される一対の側板210と、一対の側板210の下部において支持される2つの支持ローラ221および222と、一対の側板210の下辺に固定された板金部材223と、一対の側板210の矢印Y2方向側の側部において支持される1つの支持ローラ230と、一対の側板210の上部において支持される1つの支持ローラ240と、支持ローラ240に回動可能に取り付けられた複数のリール支持部250と、一対の側板210に支持ローラ240の近傍において固定された板金部材260とを含んでいる。
一対の側板210の下部において支持される2つの支持ローラ221および222は、それぞれ、所定の幅を有する複数の単位ローラが一方の側板211(図7参照)から他方の側板212に渡って連続してローラ軸221aおよび222aに取り付けられることにより構成されている。この2つの支持ローラ221および222においては、互いに隣接する単位ローラはリール400が挟まれてしまわないような適度な間隔を隔てて取り付けられている。図6に示すように、2つの支持ローラ221および222は、Y方向に所定の間隔を隔てて配置されており、2つの支持ローラ221および222により15インチの直径を有するリール404または13インチの直径を有するリール403を支持することが可能である。また、図4〜図6に示すように、一対の側板210の下辺に固定された板金部材223は、先端部223aが上方に曲げられているとともに、曲げられた先端部223aは2つの支持ローラ221および222の間に位置している。この板金部材223の先端部223aと支持ローラ222とにより10インチの直径を有するリール402または7インチの直径を有するリール401を支持することが可能である。なお、支持ローラ221、支持ローラ222および板金部材223の先端部223aは、それぞれ、本発明の「第2支持部材」、「第1支持部材」および「第3支持部材」の一例である。15インチの直径を有するリール404および13インチの直径を有するリール403は、リール自体が大きく、リール404または403に巻回されたキャリアテープ400aに収納される部品120も大きいことに起因して重量が大きいので、部品120を供給するためにキャリアテープ400aを送り出す際にリール(リール404または403)が回転しにくい。このため、リール404またはリール403は、リール(リール404または403)を支持する部分が両方とも回転可能に構成された2つの支持ローラ221および222によって支持される。これにより、重量が大きいリール404またはリール403を容易に回転させることが可能なように支持することが可能である。その一方、10インチの直径を有するリール402および7インチの直径を有するリール401は、リール自体が小さく、リール(リール401または402)に収納される部品120も小さいことに起因して重量が小さいので、部品120を供給するためにキャリアテープ400aを送り出す際にリール(リール401または402)が回転し過ぎる場合がある。このため、リール402またはリール401は、リール(リール401または402)を支持する部分が回転可能な支持ローラ222と、リール(リール401または402)を支持する部分が回転されない板金部材223の先端部223aによって支持される。これにより、リール402またはリール401の回転を適度に抑制しながら重量が小さいリール402またはリール401を支持することが可能である。2つの支持ローラ221および222と板金部材223の先端部223aとによって直径が15インチ〜7インチの全ての大きさのリール401〜404を保持することが可能なリール支持部203a(図4〜図6参照)が構成されている。なお、リール支持部203aは、本発明の「第1リール支持部」の一例である。
また、支持ローラ230は、所定の幅を有する複数の単位ローラが一方の側板211から他方の側板212に渡って連続してローラ軸231に取り付けられることにより構成されている。この支持ローラ230においては、互いに隣接する単位ローラが微小な間隔を隔てて配置されるように単位ローラが取り付けられている。ここで、図5および図7に示すように、リール支持部203aには、リール支持部203aに保持されたリール400(リール401〜404)を仕切るための仕切板600を取り付けることが可能である。図5に示すように、仕切板600は、支持ローラ230のローラ軸231と係合する係合部601と、2つの支持ローラ221および222とそれぞれ対応する位置に形成された切欠部602および603とを有している。また、支持ローラ221の近傍には仕切板600を支持するための溝271(図6参照)が設けられた仕切板支持部270が設けられている。仕切板600の係合部601が支持ローラ230の互いに隣接する単位ローラの間に保持され、切欠部602の下部が仕切板支持部270の溝271により支持することによって仕切板600をX方向に位置決めしながら取り付けることが可能である。
また、支持ローラ240は、支持ローラ230と同様に、互いに隣接する単位ローラが微小な間隔を隔てて配置されるように単位ローラがローラ軸241に取り付けられることにより構成されている。また、リール支持部250は、支持ローラ240のローラ軸241に回動可能に取り付けられる一対の側板251と、側板251の下部において一対の側板251の間に取り付けられた2つの支持部252および253とを含んでいる。一対の側板251は、1つの単位ローラを挟むようにローラ軸241に取り付けられている。また、2つの支持部252および253は、所定の間隔を隔てて配置されており、2つの支持部252および253により、直径が7インチのリール401のみを支持することが可能である。一対の側板251の間の間隔D(図7参照)は、直径が7インチのリール401のうち、最大幅を有するリール401の幅よりも大きくなるように構成されている。これにより、7インチの直径を有するリール401であれば幅W(図8参照)の大きさに拘わらずリール支持部250に支持させることが可能である。なお、リール支持部250は、本発明の「第2リール支持部」の一例である。
また、図6に示すように、板金部材260は、X方向から見てL字形状に形成されている。本実施形態では、リール支持部250を矢印A1方向に回動させることにより、リール支持部250の側板251の縁と板金部材260の当接面261とを当接させてリール支持部250を退避位置P1に保持することが可能である。リール支持部250が退避位置P1に位置している状態では、リール支持部250の直下の領域(X方向の同じ位置)においてリール支持部203aに15インチの直径を有するリール404が支持された場合にもリール支持部250とリール404とが干渉しないので、リール支持部203aに全ての大きさのリール400(リール401〜404)を保持させることが可能である。また、リール支持部250を矢印A2方向に回動させることにより、リール支持部250の側板241の縁と板金部材260の当接面262とを当接させてリール支持部250を支持位置P2に保持することが可能である。支持位置P2において、リール支持部250は2つの支持部252および253により7インチの直径を有するリール401を支持することが可能である。リール支持部250が支持位置P2に位置している状態では、リール支持部250の直下の領域(X方向の同じ位置)においてリール支持部203aに10インチ〜15インチの直径を有するリール402〜404が支持された場合にはリール支持部250とリール402〜404とが干渉し、リール支持部250に7インチの直径を有するリール401が支持された場合にはリール支持部250とリール401とが干渉しない。このため、リール支持部250が支持位置P2に位置している状態では、リール支持部250に直径が7インチのリール401を保持させた状態で、リール支持部250の直下の領域(X方向の同じ位置)において、リール支持部203aにも7インチの直径を有するリール401を支持させることが可能である。なお、仕切板600は、リール支持部250が退避位置P1および支持位置P2のいずれに位置する場合にもリール支持部250と干渉しない。
本実施形態では、リール支持部203aおよび支持位置P2のリール支持部250にそれぞれリール401が支持されている場合に、X方向から見て、それぞれのリール401はリール支持部203aに約15インチの直径を有するリール404が支持された場合のリール404と大部分が重なる位置に位置する。すなわち、15インチの直径を有するリール404を保持するためのスペースを充分に利用することにより、約15インチの直径を有するリール404を保持するためのスペースと略同じスペース内にX方向から見て2つのリール401が保持されている。
また、リール支持部250は退避位置P1および支持位置P2のいずれに位置する場合にもリール支持部203aよりも上方に位置している。
また、図4、図6および図7に示すように、支持ローラ240の単位ローラは、リール支持部203aおよびリール支持部250に支持されたリール400から送り出されるキャリアテープ400aをガイドしてテープフィーダ300に導く機能を有する。また、リール支持部250が支持位置P2に位置した状態でリール支持部250の直下の領域においてリール支持部203aにリール401を保持した場合には、リール支持部203aに支持されたリール401から送り出されるキャリアテープ400aは、リール支持部250の支持部252と支持ローラ240とによってガイドされてテープフィーダ300に導かれる。また、図7に示すように、リール支持部250が支持位置P2においてリール401を保持した状態でリール支持部250の直下の領域においてリール支持部203aにリール401を保持した場合には、リール支持部203aに支持されたリール401とリール支持部250に支持されたリール401とがX方向にずらして配置することが可能である。これにより、それぞれのリール401から送り出されるキャリアテープ400aが重なってしまうのが抑制される。
また、図2および図3に示すように、フィーダ保持部204は、複数のテープフィーダ300を載置することが可能に構成されている。また、図8に示すように、テープフィーダ300は、リール400に巻回されたキャリアテープ400aを送り出すことにより、キャリアテープ400aに保持された部品120を表面実装機100のヘッドユニット20により吸着することが可能な位置(部品供給部301)に供給する機能を有する。具体的には、キャリアテープ400aには部品120が所定の間隔を隔てて保持されているとともに、係合穴(図示せず)が所定の間隔を隔てて設けられており、テープフィーダ300に設けられたスプロケット302の歯とキャリアテープ400aの係合穴とを係合させた状態でスプロケット302が回転されることにより、キャリアテープ400aが矢印Y2方向に送り出される。これにより、キャリアテープ400aに保持された部品120が部品供給部301に順次供給される。キャリアテープ400aが送り出されるのに伴って一括交換台車200のリール保持部203に保持されたリール400が回転される。このリール400の回転軸方向(矢印A方向)は、X方向に対して平行または略平行である。
次に、図1および図2を参照して、本実施形態の表面実装機100によるプリント基板110への部品120の実装動作について説明する。
まず、使用者は、実装対象のプリント基板110に必要な部品120を収納するリール400およびリール400に対応したテープフィーダ300を予め一括交換台車200に載置しておく。そして、図1に示すように、表面実装機100の装着部100bに一括交換台車200を装着する。この状態で実装動作が開始される。
まず、図2に示すように、プリント基板110が一対の基板搬送コンベア10を介して基台1上に搬入されるとともに、基台1の中央の装着作業位置まで搬送される。また、プリント基板110の搬入動作と並行して、実装対象の部品120がヘッドユニット20によりテープフィーダ300から供給される。具体的には、ヘッドユニット20がテープフィーダ300の上方に移動されることにより、テープフィーダ300に保持される実装対象の部品120の上方にヘッドユニット20の吸着ノズル22が配置される。その後、吸着ノズル22を下降させるとともに、所定のタイミングで吸着ノズル22の先端に負圧が供給される。これにより、テープフィーダ300上の部品120が吸着ノズル22により吸着および保持される。次に、部品120を保持した吸着ノズル22が上昇し、ヘッドユニット20はプリント基板110の上方の装着位置に移動される。そして、図2に示すように、ヘッドユニット20がプリント基板110の装着位置に移動された後、吸着ノズル22が下降されて部品120がプリント基板110に装着される。以上の処理が送り返し行われることにより、部品120のプリント基板110への装着が行われる。また、部品120の実装が完了したプリント基板110は、一対の基板搬送コンベア10を介して基台1から搬出される。このようにして、表面実装機100による部品120の実装動作が終了する。
なお、上述した実装動作中において、キャリアテープ400aから部品120が取り出された後の廃棄テープは一括交換台車200のベース台201上に載置された廃棄テープ回収箱500に溜まっていく。したがって、廃棄テープ回収箱500に溜まった廃棄テープを実装動作中に順次処分していく必要がある。ここで、本実施形態では、一括交換台車200が表面実装機100に装着された状態で使用者が廃棄テープ回収箱500を引き出すことが可能に構成されているので、表面実装機100が実装動作を行っている最中に廃棄テープ回収箱500を引き出して廃棄テープを処分することが可能である。
本実施形態では、上記のように、約7インチ〜約15インチの直径を有するリール401〜404のいずれも支持することが可能なリール支持部203aと、退避位置P1と支持位置P2とに移動可能に構成され、リール401を支持することが可能なリール支持部250とを設けることによって、リール支持部250を退避位置P1に移動させることによってリール支持部203aにより約15インチの直径を有するリール404を保持可能な状態にすることができる。また、リール支持部250を支持位置P2に移動させることによって、リール支持部203aおよびリール支持部250にそれぞれ約7インチの直径を有するリール401を支持させることができるので、X方向の同じ位置において2つのリール401をYZ平面に並べて保持可能な状態にすることができる。これにより、一部のリール支持部203aによりX方向から見て1つのリール401〜404を保持しながら、リール支持部203aの他の領域においてリール支持部203aと支持位置P2のリール支持部250とによりX方向の同じ位置において2つのリール401をYZ平面に並べて保持することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リール支持部203aおよび支持位置P2のリール支持部250にそれぞれリール401が支持される場合に、リール支持部203aに支持されるリール401とリール支持部250に支持されるリール401の両方が、X方向から見て、リール支持部203aにリール404が支持された状態でリール404と重なる位置に位置するように構成することによって、リール支持部203aに支持されるリール404と、リール支持部203aおよび支持位置P2のリール支持部250に支持される2つのリール401とを重なる(オーバーラップする)領域に配置させることができる。これにより、一括交換台車200のサイズが大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、支持ローラ222と支持ローラ221とによりリール404を支持させるとともに、支持ローラ222と板金部材223の先端部223aとによりリール401を支持させることによって、支持ローラ222および支持ローラ221によってリール404が支持された場合のリール404とX方向から見て重なる領域において、支持ローラ222および板金部材223の先端部223aによってリール401を容易に支持することができる。これにより、リール401を保持する部分とリール404を保持する部分とがYZ平面内でずれないので、一括交換台車200のサイズがYZ平面内で大きくなるのを容易に抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リール支持部250の退避位置P1および支持位置P2を、リール支持部203aよりも上方の位置とすることによって、リール支持部250をリール支持部203aよりも下方に退避させる場合と異なり、リール支持部203aの下方にリール支持部250を退避させるための空間を確保する必要がなくなる。これにより、リール支持部203aの下方に、部品120が表面実装機100に供給された後に廃棄されるキャリアテープ400aの廃棄テープを回収するための廃棄テープ回収箱500を容易に配置することができる。
また、本実施形態では、上記のように、リール支持部250にX方向から見て1つのリール401を支持させ、リール支持部203aにX方向から見て1つのリール401を支持させることによって、リール保持部203にX方向の同じ位置にYZ平面に並べてX方向から見て2つのリール401を保持させる場合に、2つのうち1つのリール401はリール支持部203aにより支持することが可能であるので、リール支持部250を1つのリール401のみを支持することが可能な構成とすることができる。これにより、リール支持部250を2つのリール401を支持させることが可能な構成にする場合と異なり、リール支持部250のサイズが大きくなるのを抑制することができる。これにより、リール支持部250が退避位置P1に移動するためのスペースを小さくすることができるので、一括交換台車200が大きくなるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、上記のように、支持ローラ240のローラ軸241に、リール支持部203aおよびリール支持部250に支持されたリール400から送り出されるキャリアテープ400aをガイドするための単位ローラを取り付けることによって、リール支持部250を退避位置P1と支持位置P2とに移動させるための支持ローラ240のローラ軸241を利用してリール400から送り出されるキャリアテープ400aをガイドすることができる。
また、本実施形態では、上記のように、一括交換台車200が表面実装機100に装着された状態で、使用者が廃棄テープ回収箱500を引き出すことが可能に構成することによって、一括交換台車200を表面実装機100から取り外すことなく廃棄テープ回収箱500を引き出すことができるので、表面実装機100の実装動作を停止させることなく廃棄テープ回収箱500の廃棄テープを処理することができる。これにより、使用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記のように、一括交換台車200を装着する装着部100bを設けた表面実装機100を用いて実装動作を行うことによって、実装動作時の表面実装機100および一括交換台車200が占める配置スペースを小さくすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、リール支持部250を回動させることにより退避位置P1と支持位置P2とに移動可能に構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、スライドさせることにより移動可能に構成してもよい。また、リール支持部を支持位置において取り外し可能に構成してもよい。
また、上記実施形態では、ローラ軸241に取り付けられた支持ローラ240によってキャリアテープ400aをガイドした例を示したが、本発明はこれに限らず、回転しない部材によりガイドするように構成してもよい。
また、上記実施形態では、1つのリール支持部250に1つのリール401のみを保持することが可能に構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、リール支持部250のX方向の幅を大きくすることにより1つのリール支持部250に複数のリール404を保持することが可能に構成してもよい。
本発明の一実施形態による一括交換台車および表面実装機を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による一括交換台車および表面実装機の内部構造を示す斜視図である。 図1に示した一実施形態による一括交換台車を示す斜視図である。 図3に示した一実施形態による一括交換台車のリールを保持した状態のリール保持部を示す斜視図である。 図3に示した一実施形態による一括交換台車のリールを保持していない状態のリール保持部を示す斜視図である。 図3に示した一実施形態による一括交換台車のリール保持部を示す側面図である。 図3に示した一実施形態による一括交換台車のリール保持部を示す正面図である。 図1に示した一実施形態による表面実装機の実装に用いられるリールおよびテープフィーダを示す斜視図である。
符号の説明
20 ヘッドユニット
100 表面実装機
100b 装着部
110 プリント基板(基板)
120 部品
200 一括交換台車
201 ベース台(収納部)
203 リール保持部
203a リール支持部(第1リール支持部)
204 フィーダ保持部
221 支持ローラ(第2支持部材)
222 支持ローラ(第1支持部材)
223 板金部材
223a 先端部(第3支持部材)
241 ローラ軸(回動軸)
250 リール支持部(第2リール支持部)
300 テープフィーダ
400 リール
400a キャリアテープ(テープ)
401 リール(小型リール)
404 リール(大型リール)
500 廃棄テープ回収箱
P1 退避位置
P2 支持位置(小型リール支持位置)

Claims (7)

  1. 部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部と、
    前記リールから前記テープを送り出して表面実装機に前記部品を供給するテープフィーダを保持するフィーダ保持部とを備え、
    前記リール保持部は、
    リール径が相対的に大きい大型リールまたはリール径が相対的に小さい小型リールのいずれも支持することが可能な第1リール支持部と、
    前記小型リールを支持することが可能な第2リール支持部とを含み、
    前記第2リール支持部は、前記第1リール支持部に前記大型リールが支持された場合に前記大型リールと干渉しない退避位置と、前記第1リール支持部に前記小型リールが支持された場合に前記小型リールと干渉しない小型リール支持位置とに移動可能に構成されており、
    前記第1リール支持部および前記小型リール支持位置の前記第2リール支持部にそれぞれ前記小型リールが支持される場合に、前記第1リール支持部に支持される前記小型リールと前記第2リール支持部に支持される前記小型リールとの両方が、前記リールの回転軸方向から見て、前記第1リール支持部に前記大型リールが支持された場合に前記大型リールと重なる位置に位置するように構成されている、一括交換台車。
  2. 前記第1リール支持部は、第1支持部材と、第2支持部材と、前記第1支持部材および前記第2支持部材の間に配置された第3支持部材とを有し、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とにより前記大型リールが支持されるとともに、前記第1支持部材と前記第3支持部材とにより前記小型リールが支持されるように構成されている、請求項1に記載の一括交換台車。
  3. 前記第2リール支持部の前記退避位置および前記小型リール支持位置は、前記第1リール支持部よりも上方の位置である、請求項1または2に記載の一括交換台車。
  4. 前記第2リール支持部は、1つの前記小型リールを支持するように構成されており、
    前記第1リール支持部は、前記リールの回転軸方向から見て1つの前記小型リールまたは1つの前記大型リールを支持するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の一括交換台車。
  5. 前記リールの回転軸方向に延びるとともに前記第2リール支持部を前記退避位置と前記小型リール支持位置とに回動可能に支持する回動軸を備え、
    前記回動軸には、前記第1リール支持部および前記第2リール支持部に支持されたリールから送り出されるテープをガイドするためのガイド部材が取り付けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の一括交換台車。
  6. 前記部品が前記表面実装機に供給された後に廃棄される前記テープを回収するための廃棄テープ回収箱を収納する収納部をさらに備え、
    前記収納部は、前記一括交換台車が前記表面実装機に装着された状態で、使用者が前記廃棄テープ回収箱を引き出すことが可能に構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の一括交換台車。
  7. 部品を基板上に装着するヘッドユニットと、
    前記部品を前記ヘッドユニットに供給するための一括交換台車を装着するための装着部とを備え、
    前記一括交換台車は、
    部品を保持するテープが巻回されたリールを保持するリール保持部と、前記リールから前記テープを送り出すテープフィーダを保持するフィーダ保持部とを含み、
    前記リール保持部は、
    リール径が相対的に大きい大型リールまたはリール径が相対的に小さい小型リールのいずれも支持することが可能な第1リール支持部と、
    前記小型リールを支持することが可能な第2リール支持部とを有し、
    前記第2リール支持部は、前記第1リール支持部に前記大型リールが支持された場合に前記大型リールと干渉しない退避位置と、前記第1リール支持部に前記小型リールが支持された場合に前記小型リールと干渉しない小型リール支持位置とに移動可能に構成されており、
    前記第1リール支持部および前記小型リール支持位置の前記第2リール支持部にそれぞれ前記小型リールが支持される場合に、前記第1リール支持部に支持される前記小型リールと前記第2リール支持部に支持される前記小型リールとの両方が、前記リールの回転軸方向から見て、前記第1リール支持部に前記大型リールが支持された場合に前記大型リールと重なる位置に位置するように構成されている、表面実装機。
JP2008113476A 2008-04-24 2008-04-24 一括交換台車および表面実装機 Active JP4665012B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008113476A JP4665012B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 一括交換台車および表面実装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008113476A JP4665012B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 一括交換台車および表面実装機

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009266990A true JP2009266990A (ja) 2009-11-12
JP2009266990A5 JP2009266990A5 (ja) 2011-01-13
JP4665012B2 JP4665012B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=41392476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008113476A Active JP4665012B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 一括交換台車および表面実装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4665012B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048129A (ja) * 2011-08-28 2013-03-07 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品供給装置
WO2013161071A1 (ja) 2012-04-27 2013-10-31 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品供給ユニットの取付装置
JP2014060232A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd フィーダカート及び電子部品装着装置
WO2016170611A1 (ja) * 2015-04-22 2016-10-27 富士機械製造株式会社 リール保持装置
WO2016199199A1 (ja) * 2015-06-08 2016-12-15 富士機械製造株式会社 部品供給用要具保持装置
WO2017098628A1 (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 富士機械製造株式会社 リール保持装置
JP2022009483A (ja) * 2015-12-22 2022-01-14 株式会社Fuji 電子部品装着機
JP2022082736A (ja) * 2016-01-28 2022-06-02 株式会社Fuji ユニット交換用台車

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004006470A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープフィーダ
JP2008021693A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープフィーダおよび電子部品実装装置
JP2008141083A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープフィーダおよび電子部品実装装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004006470A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープフィーダ
JP2008021693A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープフィーダおよび電子部品実装装置
JP2008141083A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd テープフィーダおよび電子部品実装装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048129A (ja) * 2011-08-28 2013-03-07 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 部品供給装置
WO2013161071A1 (ja) 2012-04-27 2013-10-31 富士機械製造株式会社 部品実装機の部品供給ユニットの取付装置
JP2014060232A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd フィーダカート及び電子部品装着装置
JPWO2016170611A1 (ja) * 2015-04-22 2018-02-08 富士機械製造株式会社 リール保持装置
WO2016170611A1 (ja) * 2015-04-22 2016-10-27 富士機械製造株式会社 リール保持装置
WO2016199199A1 (ja) * 2015-06-08 2016-12-15 富士機械製造株式会社 部品供給用要具保持装置
JPWO2016199199A1 (ja) * 2015-06-08 2018-03-22 富士機械製造株式会社 部品供給用要具保持装置
US10477745B2 (en) 2015-06-08 2019-11-12 Fuji Corporation Holding device for tools required for component supply
WO2017098628A1 (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 富士機械製造株式会社 リール保持装置
JPWO2017098628A1 (ja) * 2015-12-10 2018-09-27 株式会社Fuji リール保持装置
JP2022009483A (ja) * 2015-12-22 2022-01-14 株式会社Fuji 電子部品装着機
JP7174133B2 (ja) 2015-12-22 2022-11-17 株式会社Fuji 電子部品装着機
JP2022082736A (ja) * 2016-01-28 2022-06-02 株式会社Fuji ユニット交換用台車
JP7249451B2 (ja) 2016-01-28 2023-03-30 株式会社Fuji ユニット交換用台車

Also Published As

Publication number Publication date
JP4665012B2 (ja) 2011-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4665012B2 (ja) 一括交換台車および表面実装機
JP6259470B2 (ja) 部品供給システム
JP6300808B2 (ja) 対基板作業システム、およびフィーダ移し替え方法
JP4804296B2 (ja) 部品供給装置及び表面実装機
JP5746593B2 (ja) 電子部品供給装置
JP6105608B2 (ja) 対基板作業機
JP6723234B2 (ja) 部品供給用要具保持装置
JP5679432B2 (ja) 部品実装機
JP5930728B2 (ja) 部品実装装置
JP5914001B2 (ja) 電子部品装着機
JP6348748B2 (ja) 電子部品装着装置
JP4999837B2 (ja) 巻線装置
JP2022168137A (ja) 部品実装装置
JP2006080158A (ja) 表面実装装置
JP2009238821A (ja) 電子部品装着装置
JP2013219129A (ja) テープフィーダおよび電子部品実装装置
JP4366796B2 (ja) 部品装着装置
JPWO2019097581A1 (ja) 電子部品実装装置
US11974402B2 (en) Component supply device
JP2018081992A (ja) 作業機
JP2007067041A (ja) 電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置及びクリーニング方法、電子部品実装装置及び電子部品実装方法
JP2022000877A (ja) 部品供給装置及び部品実装装置
JP2006310614A (ja) 電子部品装着装置
US20210337709A1 (en) Component supply device
JP4414816B2 (ja) 部品供給装置およびそれを備えた実装機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101118

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101118

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20101214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4665012

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250