JP7174133B2 - 電子部品装着機 - Google Patents
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Description
実施形態の部品供給装置93について、図1~図9を参考にして説明する。まず、部品供給装置93を用いる電子部品装着機9の全体構成について説明する。図1は、実施形態の部品供給装置93を用いる電子部品装着機9の全体構成を模式的に示す平面図である。図1の紙面左側から右側に向かう方向が基板Kを搬入出するX軸方向、紙面下側の後方から紙面上側の前方に向かう方向がY軸方向である。電子部品装着機9は、基板搬送装置92、部品供給装置93、部品移載装置94、部品カメラ95、および制御装置96などが機台91に組み付けられて構成されている。基板搬送装置92、部品供給装置93、部品移載装置94、および部品カメラ95は、制御装置96から制御され、それぞれが所定の作業を行うようになっている。
デバイスパレット98に新型フィーダが列設されると、親バケット2に保持されるテープリール71の個数が不足する。そこで、リール保持装置1を用いる。リール保持装置1は、親バケット2、子バケット3、および子バケット3に形成された前側リールホルダ部4および後側リールホルダ部5などで構成される。図3は、子バケット3の斜視図である。また、図4は、子バケット3がテープリール71を保持した状態の斜視図である。
2枚の側板31の前端下部に、前後方向に延びる下側装着溝312が形成されている。さらに、2枚の側板31の中間部分の下側に鉤型の底部装着溝313が形成されている。上側装着溝311および底部装着溝313は、子バケット3を親バケット2に装着するときに使用される。下側装着溝312は、別の用途、例えば子バケット3を保管場所に留め置く場合などに、上側装着溝311と併せて使用される。
次に、リール保持装置1の使用方法について説明する。実施形態において、2台または1台の子バケット3を親バケット2に装着できる。デバイスパレット98に新型フィーダが10台を超えて列設される場合には、2台の子バケット3を親バケット2の幅方向の全体にわたって装着する。この場合、オペレータは、親バケット2の親仕切り板保持軸251、252から全部の親仕切り板26を取り外し、代わりに2台の子バケット3を装着する。図7は、子バケット3を親バケット2に装着した実施形態のリール保持装置1の側面図である。図7では、親バケット2の手前側の側板22が省略されている。
リール保持装置1は、複数の部品収納部にそれぞれ部品を収納したキャリアテープ72を繰り出して供給位置で部品を採取可能とするフィーダ8と組み合わせて電子部品装着機9に用いられ、キャリアテープ72が巻回されたテープリール71を回転可能かつ交換可能に保持するリール保持装置1であって、電子部品装着機9の幅方向に列設される複数のフィーダ8に対応してテープリール71を保持可能な親バケット2と、親バケット2に対して着脱可能に保持される子バケット3と、子バケット3のフィーダ8に近い側に形成され、複数のテープリール71を幅方向に並べて保持する前側リールホルダ部4と、子バケット3のフィーダ8から離れた側に形成され、複数のテープリール71を幅方向に並べて保持する後側リールホルダ5部と、を備えた。
なお、実施形態では、デバイスパレット98に列設されるフィーダ8が20台で、子パレット3は前後各10個のテープリール71を保持する構成について説明したが、これに限定されない。すなわち、フィーダ8の列設台数、および子パレット3の保持リール数は、自由に変更できる。また、前側リールホルダ部4に保持された複数のテープリール71を回転可能に支持する部材として、親バケット2の親支持ローラ242、243に代え、子バケット3のローラ軸または連結軸を用いてもよい。実施形態は、その他にも様々な応用や変形が可能である。
2:親バケット 21:アーム部材 22:側板
231~234:親ローラ軸 241~244:親支持ローラ
251、252:親仕切り板保持軸 26:親仕切り板
3:子バケット 31:側板
321~329、32A、32B:連結軸
331、332:子仕切り板保持軸
36:浮上防止機構 361:浮上防止ローラ軸
362:旋回部材 37:浮上防止機構
371:浮上防止ローラ軸 372:旋回部材
4:前側リールホルダ部 5:後側リールホルダ部
61:前側子仕切り板 65:後側子仕切り板
71、71X:テープリール 72:キャリアテープ
8:フィーダ 9:電子部品装着機
93:部品供給装置 98:デバイスパレット
1X:第1参考形態の部品保持装置 26X:大型の親仕切り板
3Y:第2参考形態の子バケット
Claims (6)
- 複数の部品収納部にそれぞれ部品を収納したキャリアテープを繰り出して供給位置で前記部品を採取可能とする複数種類の交換可能なフィーダ、および前記キャリアテープが巻回されたテープリールを回転可能かつ交換可能に保持するリール保持装置を有して、複数種類の前記フィーダを列設した部品供給装置と、
前記フィーダから前記部品を採取して基板に装着する部品移載装置と、
を備える電子部品装着機であって、
複数種類の前記フィーダは、部品供給時、1個の前記テープリールを使用する第1のフィーダ、および複数の前記テープリールを使用する第2のフィーダを含み、
前記リール保持装置は、
複数の前記テープリールを保持可能であって機台に着脱可能な親保持装置、および、前記親保持装置に対して着脱可能に装着され、二つのリールホルダ部にそれぞれ前記テープリールを保持する子保持装置を有し、
前記第1のフィーダに対して前記親保持装置を使用し、
前記第2のフィーダに対して前記子保持装置を使用する、
電子部品装着機。 - 前記リール保持装置は、使用する前記第2のフィーダの台数に応じて、前記子保持装置の台数を変更する、請求項1に記載の電子部品装着機。
- 複数の部品収納部にそれぞれ部品を収納したキャリアテープを繰り出して供給位置で前記部品を採取可能とする複数種類の交換可能なフィーダ、および前記キャリアテープが巻回されたテープリールを回転可能かつ交換可能に保持するリール保持装置を有して、複数種類の前記フィーダを列設した部品供給装置と、
前記フィーダから前記部品を採取して基板に装着する部品移載装置と、
を備える電子部品装着機であって、
複数種類の前記フィーダは、部品供給時、1個の前記テープリールを使用する第1のフィーダ、および複数の前記テープリールを使用する第2のフィーダを含み、
前記リール保持装置は、
複数の前記テープリールを前記電子部品装着機の幅方向に並べて保持可能な親保持装置、および、前記親保持装置に対して着脱可能に装着され、二つのリールホルダ部にそれぞれ複数の前記テープリールを幅方向に並べて保持する子保持装置を有し、
前記第1のフィーダに対して前記親保持装置を使用し、
前記第2のフィーダに対して前記子保持装置を使用する、
電子部品装着機。 - 少なくとも一方の前記リールホルダ部は、上方位置で幅方向に延在する浮上り防止機構を有する、請求項3に記載の電子部品装着機。
- 少なくとも一方の前記リールホルダ部は、前記テープリールの下側外周を回転可能に支持するローラ軸を有する、請求項3または4に記載の電子部品装着機。
- 複数の部品収納部にそれぞれ部品を収納したキャリアテープを繰り出して供給位置で前記部品を採取可能とする複数種類の交換可能なフィーダ、および前記キャリアテープが巻回されたテープリールを回転可能かつ交換可能に保持するリール保持装置を有する部品供給装置と、
前記フィーダから前記部品を採取して基板に装着する部品移載装置と、
を備える電子部品装着機であって、
複数種類の前記フィーダは、部品供給時、1個の前記テープリールを使用する第1のフィーダ、および複数の前記テープリールを使用する第2のフィーダを含み、
前記リール保持装置は、
複数の前記テープリールを前記電子部品装着機の幅方向に並べて保持可能な親保持装置、および、前記親保持装置に対して着脱可能に装着され、二つのリールホルダ部にそれぞれ複数の前記テープリールを幅方向に並べて保持し、前記親保持装置よりも幅方向に小さい子保持装置を有し、
前記第1のフィーダを使用する場合に、前記親保持装置を使用し、
前記第2のフィーダを使用する場合に、前記子保持装置を前記親保持装置の幅方向の所定位置に装着し、
前記部品供給装置は、前記所定位置に複数の前記第2のフィーダをまとめて列設する、
電子部品装着機。
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JP2009266990A (ja) | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Yamaha Motor Co Ltd | 一括交換台車および表面実装機 |
JP2015053309A (ja) | 2013-09-05 | 2015-03-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | リール保持具および部品実装装置 |
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- 2021-10-26 JP JP2021174296A patent/JP7174133B2/ja active Active
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