JP2007067041A - 電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置及びクリーニング方法、電子部品実装装置及び電子部品実装方法 - Google Patents

電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置及びクリーニング方法、電子部品実装装置及び電子部品実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリーニング液を使用しなくてもノズルを清浄にクリーニングすることができるノズルのクリーニング装置および電子部品実装装置におけるノズルのクリーニング方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電子部品を吸着によりピックアップして基板等のワークに移載するノズル10の下端部に付着する異物等を除去する際に、凹溝43aが形成された下受け部43により下方から支持されたクリーニングテープ32の上面にノズル10を下降させて押し付け、クリーニングテープ32を凹溝43aの内部に押入し、クリーニングテープ32の下面を凹溝43aの底面43cに当接させた状態で、ノズル10に水平移動a、鉛直移動b、水平回転c、排気動作dの各動作を行わせることにより、ノズル10の下端部をクリーニングテープ32に擦り付けてクリーニングを行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子部品実装装置に備えられたノズルをクリーニングするクリーニング装置および電子部品実装装置におけるノズルのクリーニング方法等に関するものである。
電子部品をピックアップして基板等のワークに実装する分野において、電子部品を吸着してピックアップする吸着ノズルを備えた実装装置が知られている。吸着ノズルの先端には、電子部品を吸着する吸着孔が備えられており、この吸着孔内を真空吸引することにより電子部品を真空吸着してピックアップしている。
吸着孔は非常に微小な孔であり、真空吸引の際にこの微小な孔から空気を吸い込むため、吸着孔の周囲に大気中の浮遊ごみや実装装置のオイルミスト等の微細な異物が付着して堆積することがある。このような異物が吸着孔の内部に堆積すると、微小な孔である吸着孔が目詰まりを起こして吸着力が低下する。また、異物が吸着孔の先端部に堆積すると、電子部品の吸着姿勢が不安定となるといった不具合が生じる。さらに、ノズルに真空吸着された電子部品を吸着破壊する際に、吸着孔から吹き出される圧縮空気によって、堆積した異物が飛散して電子部品や基板等に付着する等の不具合も生じる。
このような不具合を解消する手段として、クリーニング液が含浸されたクリーニングテープにノズルが摺動させられることによりノズルを洗浄する装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−247498号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置は、クリーニング液をクリーニングテープに含浸させるための機構等を備えているため、高コストであるとともにメンテナンスに際し時間と労力を要するものとなっている。
そこで本発明は、クリーニング液を使用しなくてもノズルを清浄にクリーニングすることができるノズルのクリーニング装置および電子部品実装装置におけるノズルのクリーニング方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、電子部品供給部より供給される電子部品をノズルに吸着してピックアップして基板に実装する電子部品実装装置の前記電子部品供給部に装着される電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置であって、前記ノズルの下端部が挿入される開口部と、前記ノズルの下端部に接触してこれをクリーニングするクリーニングテープと、このクリーニングテープを前記開口部に送るテープ送り部と、前記開口部に送られた前記クリーニングテープを下方から支持する下受け部とを備え、前記開口部に挿入された前記ノズルの下端部により前記クリーニングテープを前記下受け部に形成された凹部に押入して前記ノズルの下端部に前記クリーニングテープを接触させた状態で、前記ノズルに、水平移動、鉛直移動、水平面回転のうち少なくとも何れか一つの動作を実行させることにより、前記ノズルの下端部を前記クリーニングテープに擦り付けてクリーニングを行うようにした。
請求項2記載の発明は、電子部品供給部より供給される電子部品をノズルに吸着してピックアップして基板に実装する電子部品実装装置であって、前記ノズルの下端部が挿入される開口部と、前記ノズルの下端部に接触してこれをクリーニングするクリーニングテープと、このクリーニングテープを前記開口部に送るテープ送り部と、前記開口部に送られた前記クリーニングテープを下方から支持する下受け部からなる電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置を前記電子部品供給部に備え、前記開口部に挿入された前記ノズルの下端部により前記クリーニングテープを前記下受け部に形成された凹部に押入して前記ノズルの下端部に前記クリーニングテープを接触させた状態で、前記ノズルに、水平移動、鉛直移動、水平面回転のうち少なくとも何れか一つの動作を実行させることにより、前記ノズルの下端部を前記クリーニングテープに擦り付けてクリーニングを行うようにした。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の電子部品実装装置のノズルのクリーニング方法であって、前記開口部に挿入された前記ノズルの下端部により前記クリーニングテープを前記下受け部に形成された凹部に押入して前記ノズルの下端部に前記クリーニングテープを接触させた状態で、前記ノズルに、水平移動、鉛直移動、水平面回転のうち少なくとも何れか一つの動作を実行させることにより、前記ノズルの下端部を前記クリーニングテープに擦り付けてクリーニングを行う。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の電子部品実装装置による電子部品実装方法であって、前記電子部品供給部より供給される電子部品をノズルに吸着してピックアップして位置決めされた基板に移載する電子部品の実装工程と、前記クリーニングテープに前記ノズルの下端部を接触させてノズルのクリーニングを行う電子部品実装装置のノズルのクリーニング工程とを含む。
本発明によれば、クリーニング液を使用しなくてもノズルを清浄にクリーニングすることができ、コスト性及びメンテナンス性に優れる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1における電子部品実装装置の平面図、図2は本発明の実施の形態1における電子部品実装装置の側面図、図3は本発明の実施の形態1におけるクリーニング装置の側断面図、図4(a)は本発明の実施の形態1におけるクリーニング装置の開口部の斜視図、図4(b)は同断面図、図5は本発明の一実施の形態におけるクリーニング方法を示す動作説明図、図6は本発明の一実施の形態における電子部品実装装置の動作を示すフローチャートである。
まず、電子部品実装装置の全体構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1において、基台1上の略中央には搬送ガイド2が平行して配設されている。搬送ガイド2は、実装対象としての基板3を搬送して所定位置に位置決めする基板の位置決め部となっている。なお、本発明においては、基板3の搬送方向をX方向とし、これに水平面内で直交する方向をY方向とする。
搬送ガイド2のY方向における両側方には電子部品供給部4が配設されており、複数個の電子部品供給用のテープフィーダ20が着脱自在に並設されている。テープフィーダ20は、図2に示すように、フィーダベース21を介して搬送台22上に保持されており、搬送台22に装着されたリール23から電子部品を収納した電子部品収納テープ24の供給を受けてピックアップ位置Sにピッチ送りする。搬送台22にはキャスタ25とハンド
ル26が備えられており、オペレータがハンドル26を操作して搬送台22を床面上で移動させてテープフィーダ5を部品供給部4に着脱することができる。
電子部品供給部4には、テープフィーダ20と並列してクリーニング装置30が装着されている(本実施の形態1では電子部品供給部4の端部に装着されている)。クリーニング装置30は、テープフィーダ20と同様に台車22上に保持されて電子部品供給部4に着脱自在となっている。
図1において、基台1のX方向における両端部には一対のYテーブル6が配設されている。Yテーブル6上にはXテーブル7が架設されており、Yテーブル6の駆動によりY方向に移動できるようになっている。Xテーブル7の側部には移載ヘッド8が装着されており、Xテーブル7の駆動によりX方向に移動できるようになっている。
図2において、移載ヘッド8には複数のノズルユニット9が備えられており、各ノズルユニット9の下部にはそれぞれノズル10が装着されている。各ノズル10はそれぞれ独立して昇降及び回転可能に装着されており、これらの動作は制御部11の制御指令に基づいて行われる。また、各ノズル10は吸排気源12と連通しており、制御部11の制御指令に基づいてノズル10の吸着孔10a(図5参照)内の吸排気動作を行う。また、制御部11は、記憶部13に記憶されたクリーニング動作プログラムに基づいて、移載ヘッド8の水平移動動作やノズル10の昇降及び回転動作、吸排気動作における駆動量や駆動時間等を制御してクリーニングの際のノズル10の動作を制御する。
図1において、移載ヘッド8の側部にはカメラ14等からなる基板認識部が備えられており、基板3を上方から認識する。搬送ガイド2と電子部品供給部4の間にはラインカメラ15等からなる電子部品認識部が備えられており、ノズル10に吸着された電子部品を下方から認識する。
次に、クリーニング装置30について、図3を参照して説明する。図3において、クリーニング装置30は、本体部31と、本体部31にクリーニングテープ32を供給するリール33から構成されている。このリール33は、図2に示すクリーニングテープ32を供給するリール23と同様に台車22に装着される。クリーニングテープ32は、フェルトや紙等の多孔質で弾性や柔軟性を有する素材により長尺状に形成されており、リール33に巻回収納されている。
図3において、本体部31は、細長形状のフレーム34をフィーダベース21の上部に載置し、フレーム34の下部に設けられた被係合部34aをフィーダベース21の端部に設けられた係合部21aと係合させることにより所定の位置に装着されている。また、フレーム34をフィーダベース21に装着した状態において、フレーム34に内蔵されたクリーニング制御部35が電子部品実装装置の制御部11(図2参照)と接続されるようになっている。
本体部31の前端部(図3において右側)は、テープ送り部36となっている。テープ送り部36は、クリーニングテープ32の送り動作を行う送りローラ37と、クリーニングテープ32を送りローラ37に付勢して押し付ける押さえローラ38、39と、送りローラ37と噛合して駆動力を伝達する駆動ローラ40と、この駆動ローラ40を駆動させるモータ41から構成されている。駆動ローラ40の側面には、モータ41の出力軸に結合された傘歯車と噛合する歯面が設けられている。
モータ41は、クリーニング制御部35の駆動指令により所定の間隔で駆動、停止を繰り返し、これにより駆動ローラ40がインデックス回転する(矢印e)。これに連動して
送りローラ37がインデックス回転し(矢印f)、クリーニングテープ32を所定の間隔でピッチ送りする(矢印g)。
このピッチ送り動作により、リール33に巻回されたクリーニングテープ32は、本体部31の後端部(図3において左側)からフレーム34内に導かれ、フレーム34内のテープ送り経路に沿って姿勢を保持された状態で前端部上面に形成された開口部42にピッチ送りされる。開口部42の位置は、記憶部13に位置データとして記憶されており、この位置データに基づいてクリーニングの際のノズル10の位置決めが行われる。
図4(a)、(b)において、開口部42には、ピッチ送りされたクリーニングテープ32を下方から支持する下受け部43が備えられている。下受け部43には、クリーニングテープ32のピッチ送り方向に沿って凹溝43aが形成されており、図4(b)に示すように、凹溝43aの両側部43bでクリーニングテープ32を支持するようになっている。
次に、ノズル10のクリーニング方法について、図5を参照して説明する。図5(a)において、ノズル10には吸着孔10aが形成されており、ノズル10の下端部に開口している。図2に示す吸排気源12を駆動して吸着孔10a内を吸排気するようになっており、吸着孔10a内を吸気すると電子部品を真空吸着することができ、この電子部品を基板に実装する際には、圧縮空気を排気することにより真空吸着状態を破壊して実装を容易にしている。
図5(a)において、ノズル10は、開口部42に備えられた下受け部43の凹溝43aの上方に位置決めされている。開口部42にはクリーニングテープ32がピッチ送りされており、下受け部43により下方から支持されている。
図5(b)において、ノズル10を下降させて下端部をクリーニングテープ32の上面に押し付け、クリーニングテープ32を凹溝43aの内部に押入し、クリーニングテープ32の下面を凹溝43aの底面43cに当接させる。クリーニングテープ32は弾性を有しているので、ノズル10の下端部周辺にクリーニングテープ32が押圧して接触した状態となる。
図5(c)において、ノズル10に水平移動(矢印a)、鉛直移動(矢印b)、水平回転(矢印c)の各動作を行わせ、下端部周辺をクリーニングテープ32に擦り付ける。これにより、下端部周辺はクリーニングテープ32により満遍なくクリーニングされ、異物等が除去されて清浄な状態となる。クリーニングテープ32はフェルトや紙等の多孔質な素材により形成されているので異物等の除去能力が高く効果的なクリーニングが可能となっている。
なお、図5(d)に示すように、ノズル10の吸着孔10a内を排気(矢印d)しながらクリーニングすることにより、吸着孔10a内に付着した異物等を外部に排出するとともに、取り除かれた異物等が吸着孔10a内に侵入しないようにしている。
これらのクリーニング動作は、図2に示す記憶部13に記憶されたクリーニング動作プログラムに基づいて制御されている。このクリーニング動作プログラムは様々なクリーニングパターンを含んでおり、ノズル10の水平移動動作や鉛直移動動作、回転動作、吸排気動作における駆動量や駆動時間等を様々なパターンで組み合わせて、ノズル10の品種や実装に使用した時間等に対応したクリーニング方法が選択できるようになっている。従って、図5(d)に示すように、ノズル10に全動作a〜dを同時に行わせるクリーニング方法だけではなく、動作a〜dを適宜選択した組み合わせでノズル10のクリーニング
を行うことができる。
このように、ノズル10に様々な動きをさせてクリーニングテープ32に下端部を擦り付けて異物を取り除くようにしているので、クリーニング液等を使用して異物等を溶解させることなく下端部を清浄にクリーニングすることができる。
一つのノズル10をクリーニングしたクリーニングテープ32にはノズル10から取り除いた異物等が付着しているので、別のノズル10をクリーニングする際には、クリーニングテープ32がピッチ送りされて開口部42にクリーニングテープ32の新たな箇所が供給されるようになっている。
上記のように構成される電子部品実装装置の実装動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。実装動作を開始すると、まず、搬送ガイド2上に基板3を搬入し、所定の位置に位置決めをする(ST1)。また、テープフィーダ5から供給された電子部品をノズル10に吸着する(ST2)。次に、電子部品を吸着したノズル10を移動させ、基板3上の電子部品実装箇所と電子部品との位置合わせを行う(ST3)。位置合わせが完了すると、ノズル10を下降させて電子部品を基板3上の電子部品実装箇所に実装する(ST4)。その後、上記ST2〜ST4の動作を繰り返して継続し、基板3上の全ての電子部品実装箇所に電子部品の実装を終えると、新たな基板3を搬送ガイド2上に搬入して基板の入れ替えを行う(ST5)。このように、上記ST1〜ST5の動作を繰り返し行い、所定の基板に電子部品を実装し終えると実装動作が終了する。
この実装動作の過程において、ノズル10の吸着孔10a周辺の下端部には、大気中の浮遊ごみやオイルミスト等の異物が付着して堆積するので、所定のタイミングでノズル10のクリーニング動作を行う。ノズル10は、下端部に電子部品を吸着していない状態、すなわち電子部品を基板3に実装し終えて次の電子部品を吸着するまでの間にクリーニング装置30の開口部42の上方に移動し、この位置で下降して下端部をクリーニングテープ32に押入して擦り付けるクリーニング動作を行う(ST6)。
このクリーニング動作を適宜行うことにより、下端部に付着した異物等を取り除いて清浄な状態を維持することができる。これにより、吸着孔10aが目詰まりを起こして吸着力が低下するのを防止することができる。また、異物等が下端部に堆積して電子部品の吸着姿勢が不安定となるといった不具合を回避することができる。さらに、ST4の実装の際に、ノズル10に吸着された電子部品を吸着破壊するため吸着孔10aから吹き出される圧縮空気によって、堆積した異物等が飛散して電子部品や基板3等に付着する等の不具合を回避することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2におけるクリーニング装置50について、図7を参照して説明する。図7は本発明の実施の形態2におけるクリーニング装置の側断面図である。クリーニング装置50は、クリーニングテープ51が本体部52に内蔵されている点でクリーニング装置30と異なっている。本体部52の前端部は、テープ送り部となっており、送りローラ53とテンションローラ54が離間して配設され、この送りローラ53とテンションローラ54にクリーニングテープ51が調帯されている。
送りローラ53は駆動ローラ40と噛合しており、駆動ローラ40の側面に形成された歯面に、モータ41の出力軸に結合された傘歯車が噛合されている。モータ41はクリーニング制御部35の駆動指令により所定の間隔で駆動、停止を繰り返す。これにより、駆動ローラ40がインデックス回転し(矢印h)、これに連動して送りローラ53がインデックス回転し(矢印i)、クリーニングテープ51を所定の間隔でピッチ送りする(矢印
j)。
このピッチ送り動作により、クリーニングテープ51は本体部52の前端部上面に形成された開口部42にピッチ送りされる。開口部42には、ピッチ送りされたクリーニングテープ32を下方から支持する下受け部43が形成されている(図4参照)。
このクリーニング装置50は、クリーニング装置30と同様に電子部品供給部4に装着することにより、電子部品実装装置のノズル10の下端部をクリーニングすることができる。
本発明は、クリーニング液を使用しなくてもノズルを清浄にクリーニングすることができ、コスト性及びメンテナンス性に優れるという利点を有し、電子部品をノズルに吸着してピックアップして基板等のワークに実装する分野において有用である。
本発明の実施の形態1における電子部品実装装置の平面図 本発明の実施の形態1における電子部品実装装置の側面図 本発明の実施の形態1におけるクリーニング装置の側断面図 (a)本発明の実施の形態1におけるクリーニング装置の開口部の斜視図(b)本発明の実施の形態1におけるクリーニング装置の開口部の断面図 本発明の一実施の形態におけるクリーニング方法を示す動作説明図 本発明の一実施の形態における電子部品実装装置の動作を示すフローチャー 本発明の実施の形態2におけるクリーニング装置の側断面図
符号の説明
3 基板
4 電子部品供給部
10 ノズル
30、50 クリーニング装置
32、51 クリーニングテープ
42 開口部
36 テープ送り部
43 下受け部

Claims (4)

  1. 電子部品供給部より供給される電子部品をノズルに吸着してピックアップして基板に実装する電子部品実装装置の前記電子部品供給部に装着される電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置であって、
    前記ノズルの下端部が挿入される開口部と、前記ノズルの下端部に接触してこれをクリーニングするクリーニングテープと、このクリーニングテープを前記開口部に送るテープ送り部と、前記開口部に送られた前記クリーニングテープを下方から支持する下受け部とを備え、
    前記開口部に挿入された前記ノズルの下端部により前記クリーニングテープを前記下受け部に形成された凹部に押入して前記ノズルの下端部に前記クリーニングテープを接触させた状態で、前記ノズルに、水平移動、鉛直移動、水平面回転のうち少なくとも何れか一つの動作を実行させることにより、前記ノズルの下端部を前記クリーニングテープに擦り付けてクリーニングを行うようにしたことを特徴とする電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置。
  2. 電子部品供給部より供給される電子部品をノズルに吸着してピックアップして基板に実装する電子部品実装装置であって、
    前記ノズルの下端部が挿入される開口部と、前記ノズルの下端部に接触してこれをクリーニングするクリーニングテープと、このクリーニングテープを前記開口部に送るテープ送り部と、前記開口部に送られた前記クリーニングテープを下方から支持する下受け部からなる電子部品実装装置のノズルのクリーニング装置を前記電子部品供給部に備え、
    前記開口部に挿入された前記ノズルの下端部により前記クリーニングテープを前記下受け部に形成された凹部に押入して前記ノズルの下端部に前記クリーニングテープを接触させた状態で、前記ノズルに、水平移動、鉛直移動、水平面回転のうち少なくとも何れか一つの動作を実行させることにより、前記ノズルの下端部を前記クリーニングテープに擦り付けてクリーニングを行うようにしたことを特徴とする電子部品実装装置。
  3. 請求項2記載の電子部品実装装置のノズルのクリーニング方法であって、
    前記開口部に挿入された前記ノズルの下端部により前記クリーニングテープを前記下受け部に形成された凹部に押入して前記ノズルの下端部に前記クリーニングテープを接触させた状態で、前記ノズルに、水平移動、鉛直移動、水平面回転のうち少なくとも何れか一つの動作を実行させることにより、前記ノズルの下端部を前記クリーニングテープに擦り付けてクリーニングを行うことを特徴とする電子部品実装装置のノズルのクリーニング方法。
  4. 請求項2記載の電子部品実装装置による電子部品実装方法であって、
    前記電子部品供給部より供給される電子部品をノズルに吸着してピックアップして位置決めされた基板に移載する電子部品の実装工程と、前記クリーニングテープに前記ノズルの下端部を接触させてノズルのクリーニングを行う電子部品実装装置のノズルのクリーニング工程とを含むことを特徴とする電子部品実装方法。
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JP5800378B1 (ja) * 2015-05-27 2015-10-28 上野精機株式会社 電子部品搬送装置

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