JP2009257012A - 舗装混合物配送システムおよび埋設物敷設工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムであり、舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する復旧舗装場所設定工程と、設定された復旧舗装場所に応じて製造する舗装混合物の製造量を設定する舗装混合物製造量設定工程と、設定された製造量に基づき舗装混合物を製造する舗装混合物製造工程と、製造された舗装混合物を断熱構造体により梱包する舗装混合物梱包工程と、梱包された舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する舗装混合物配送工程と、を有する。
【選択図】図4
Description
これを道路に沿った建築物に引き込むための引込管配設工法について開示されている。この引込管配設工法では、切断された舗装路版を撤去し、撤去された領域内に設置されたケーシングを油圧機で圧入しながら、ケーシング内を機械で掘削していき、埋設されている水道管の近辺まで掘削したら機械堀りを停止し、人力で水道管を確認しながら掘削し、その後、引込管工事が完了したら、ケーシング内に掘削した土砂を埋め戻し、その際、半分ほど埋め戻した状態でセメント系の固結材を穴に投入し、撹搾具で埋め戻し土と撹搾混合した上で、埋め戻し土を転圧する。その後、ケーシングを引き上げて撤去し、残りの埋め戻しを行い、最後に、路盤を再形成した後、急結コンクリートで舗装を行う。
復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムであり、
前記舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する復旧舗装場所設定工程と、
前記設定された復旧舗装場所に応じて製造する前記舗装混合物の製造量を設定する舗装混合物製造量設定工程と、
前記設定された製造量に基づき前記舗装混合物を製造する舗装混合物製造工程と、
前記製造された前記舗装混合物を断熱構造体により梱包する舗装混合物梱包工程と、
前記梱包された前記舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する舗装混合物配送工程と、
を有することを特徴とする舗装混合物配送システムである。
前記舗装混合物製造量設定工程において、
前記復旧舗装場所において実際に使用する前記舗装混合物の必要量に基づいて前記舗装混合物の製造量を設定することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
前記舗装混合物製造工程において、
前記設定された量の骨材を加熱する骨材加熱ステップと、
前記設定された量のアスファルトを加熱するアスファルト加熱ステップと、
前記加熱された骨材に前記加熱されたアスファルトを混合して舗装混合物を製造する混合ステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
前記舗装混合物梱包工程において、
前記断熱構造体は、
前記製造された舗装混合物を収容する金属製容器と、
前記金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
前記金属製容器に収容された舗装混合物の上に敷く断熱性シートと、
前記金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
前記舗装混合物梱包工程において、
前記断熱構造体は、
前記製造された舗装混合物を収容する外側金属製容器と、
前記外側金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
前記外側金属製容器内に空気層を形成するように設けられた耐熱性内側容器と、
前記耐熱性内側容器の内部に収容され、前記製造された舗装混合物を収容する断熱性袋と、
前記外側金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
埋設物の更新または新設を行う埋設物敷設工法であり、
周囲より分離された舗装版片を形成するために、地面に敷設された舗装版の表面から前
記舗装版の下の路盤に至るまで、前記舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、前記
切断した舗装版片を前記舗装版より除去する舗装版切断除去工程と、
前記舗装版片が除去された所定領域にケーシングを配置し、このケーシングを地盤に降
下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながら前記ケーシングの内底に露出し
た地盤を吸引掘削して縦穴を施工する吸引掘削工程と、
前記地盤を目標深度まで吸引掘削した際に、非開削工法を用いて埋設物の更新または新
設を行う非開削敷設工程と、
前記ケーシングを引き上げながら、前記縦穴の埋め戻しを行う埋め戻し工程と、
前記埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する復旧工程と、
を有し、
前記復旧工程において請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の舗装混合物配送システムにより配送された舗装混合物を用いて復旧することを特徴とする埋設物敷設工法である。
この復旧舗装場所設定工程Aでは、舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する。この舗装場所の設定において、例えば、復旧工事を行う場所の工事名や住所、日時、配送量などの設定を行い、図2に示す配送ラベル100に記載する。この配送ラベル100は、舗装混合物梱包工程Dにおいて、断熱構造体600に貼り付けられる(図8および図9参照)。舗装場所の設定は、予め計画された復旧工事に基づいて行い、あるいは突然に発生した舗装の陥没場所の報告に基づいて設定される。
[舗装混合物製造量設定工程B]
この舗装混合物製造量設定工程Bでは、復旧舗装場所設定工程Aにおいて設定された復旧舗装場所に応じて製造する舗装混合物の製造量を設定し、この製造量が配送量である。すなわち、復旧舗装場所において実際に使用する舗装混合物の必要量に基づいて舗装混合物の製造量を設定することで、余分に舗装混合物を製造して配送することがなく、配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。例えば、図3に示すように、舗装混合物を、この出願人が自ら開発した埋設物敷設工法である「MDP工法」(Minimum Digging Process)に用いる場合には(ステップS11)、所定の平坦性を確保する量を設定する(ステップS12)。また、周知の陥没場所復旧工法に用いる場合には(ステップS13)、陥没の大きさなどの測定に基づき陥没場所に充填する量を設定する(ステップS14)。この所定の平坦性を確保する量や陥没場所に充填する量が、例えば0.07tである場合には、0.08tを舗装混合物の製造量として設定して製造し、配送ラベル100に配送量として記載する。なお、埋設物敷設工法「MDP工法」については、後に詳細に説明する。
この舗装混合物製造工程Cでは、舗装混合物製造量設定工程Bにおいて設定された製造量に基づき舗装混合物を製造する。この舗装混合物製造工程Cは、図4に示すように、設定された量の骨材を加熱する骨材加熱ステップ(ステップS21)と、設定された量のアスファルトを加熱するアスファルト加熱ステップ(ステップS22)と、加熱された骨材に加熱されたアスファルトを混合して舗装混合物を製造する混合ステップ(ステップS23)と、を有する。この舗装混合物製造工程Cにおいて、加熱された骨材に加熱されたアスファルトを混合し、設定された復旧舗装場所に応じて必要量の舗装混合物を製造することができ、短時間に製造して配送でき、かつ配送コストを削減できる。
(骨材加熱ステップ)
この骨材加熱ステップでは、骨材として、例えば6号砕石(硬質砂岩)、7号砕石(硬質砂岩)、スクリーニングス(硬質砂岩)、細砂(洗砂)、石粉(石灰岩)を用い、配合割合は6号砕石(硬質砂岩)が36.0%、7号砕石(硬質砂岩)が22.0%、スクリーニングス(硬質砂岩)が19.0%、細砂(洗砂)が19.0%、石粉(石灰岩)が4.0%であるが、これに限定することなく周知の骨材を用いて配合し、加熱することができる。骨材の加熱は、図5に示すように、骨材200を皿状容器201に入れ、この皿状容器201を乾燥機210の中に入れて加熱する。骨材200の加熱温度は、約205度程度である。
このアスファルト加熱ステップでは、アスファルトとして、ポリマー改質II型を用いているが、周知のアスファルトを用いることができ、図6に示すように、アスファルト300をバケツ状容器301に入れ、このバケツ状容器301を乾燥機310の中に入れて加熱する。このアスファルトの加熱温度は、約180度程度である。
(混合ステップ)
この混合ステップでは、図7に示す混合機400の容器部401に、加熱された骨材200を入れ、さらに加熱されたアスファルト300を入れ、このアスファルト量は、約5.1%で、撹拌棒402を回転して混合して舗装混合物500を製造する。このアスファルト量は、使用目的と現地の条件により3.5〜8%の範囲内で「アスファルト舗装要綱」に記されている内容に準じて設定する。この舗装混合物500の製造では、混合温度が約180度程度で、混合時間が約50秒の所要時間加熱しながら混合する。
[舗装混合物梱包工程D]
この舗装混合物梱包工程Dでは、舗装混合物製造工程Cにおいて製造された舗装混合物500を、図8および図9に示すように、断熱構造体600により梱包する。このように、断熱構造体600により製造された舗装混合物500を加熱された状態で梱包し、断熱構造体600に配送ラベル100を貼り付けることで、簡単に持ち運ぶことができ、かつ目的場所に配送する時の舗装混合物500の温度低下を抑えることができる。この断熱構造体600の実施の形態を、図8および図9に基づいて説明する。
(第1の実施の形態の断熱構造体)
この第1の実施の形態の断熱構造体600は、図8に示すように、製造された舗装混合物500を収容する金属製容器601と、金属製容器601を覆う耐熱性手提げ袋602と、金属製容器601に収容された舗装混合物500の上に敷く断熱性シート603と、金属製容器601の開口部に係合されて覆う金属製蓋604と、を有する。金属製容器601は、例えばステンレスで成形され、0.10t程度の舗装混合物500を収容することができる大きさとする。耐熱性手提げ袋602および断熱性シート603は、例えば耐熱性樹脂繊維又は麻糸で形成され、舗装混合物500が露出しないように覆う。金属製蓋604は、例えばステンレスで成形され、金属製容器601の開口部に係合されて密封する。そして、耐熱性手提げ袋602の所定位置に配送ラベル100を貼り付け、配送可能な状態にする。このようにして、断熱構造体600により製造された舗装混合物500を加熱された状態で梱包することで、簡単に持ち運ぶことができ、かつ配送時の舗装混合物500の温度低下を抑えることができる。
(第2の実施の形態の断熱構造体)
この第2の実施の形態の断熱構造体600は、図9に示すように、製造された舗装混合物500を収容する外側金属製容器611と、外側金属製容器611を覆う耐熱性手提げ袋612と、外側金属製容器611内に空気層613を形成するように設けられた耐熱性内側容器614と、耐熱性内側容器614の内部に収容され、製造された舗装混合物500を収容する断熱性袋615と、外側金属製容器611の開口部に係合されて覆う金属製蓋616と、を有する。外側金属製容器611は、例えばステンレスで成形され、耐熱性内側容器614は、例えば耐熱性樹脂で形成され、0.20t程度の舗装混合物500を収容することができる大きさとする。外側金属製容器611と耐熱性内側容器614の隙間によって形成された空気層613が断熱効果を有する。耐熱性手提げ袋612および断熱性袋615は、例えば耐熱性樹脂繊維又は麻糸で形成される。金属製蓋616は、例えばステンレスで成形され、外側金属製容器611の開口部に係合されて密封する。そして、耐熱性手提げ袋612の所定位置に配送ラベル100を貼り付け、配送可能な状態にする。このようにして、断熱構造体600により製造された舗装混合物500を加熱された状態で梱包することで、簡単に持ち運ぶことができ、かつ配送時の舗装混合物500の温度低下を抑えることができる。
[舗装混合物配送工程E]
この舗装混合物配送工程Eでは、梱包された舗装混合物500を復旧する舗装場所に配送する。例えば、図10に示すように、舗装混合物500を梱包した断熱構造体600を、例えば軽自動車700に搭載して復旧する舗装場所に配送する。この軽自動車700には、舗装混合物500を梱包した断熱構造体600を1個でも、複数個でも搭載して配送することができる。
舗装版の除去(ステップ1)では、準備工(ステップa1)、舗装版切断工(ステップa2)、掘削舗装版処理工(ステップa3)を実施し、舗装版切断除去工程である。
面から舗装版の下の路盤に至るまで、舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、切断
した舗装版片を舗装版より除去する舗装版切断除去工程について詳述する。この舗装版切
断除去工程は、舗装版1を切削する工程と、舗装版1の切削された領域にクランプなどをセットする工程と、舗装版1の切削された領域を除去する工程とを有する。
(第1の実施形態)
図13は、第1の実施形態に係る舗装版1の舗装版切断除去工程の説明図である。まず、図13(a)の示すように、舗装版1の表面に設定された作業領域Sの中心Oに円形カッター8の固定軸が取り付けられる。この作業領域Sは、埋設箇所が既知である作業対象物5の直上に位置し、後述するように、周囲より分離された舗装版片7の形成領域に相当する。MDP工法では、作業面積の小面積化を図るべく、作業領域Sは、略900mmの比較的小さな直径を有する円形状として定義される。作業対象物5に対する処理が非開削で施工される関係上、舗装版1を切削する作業領域Sは、作業者一名が入れる程度の径で十分足りる。作業者は、円形カッター8の固定軸を中心Oに取り付けて、これを中心とした半径略450mm、すなわち、図13(b)のように作業領域Sの外周を円形カッター8で切断する。
ブレードを冷却しながら切削する湿式カッターを用いる。この場合、環境面への配慮より
、湿式カッターによる切削と同時に、切削により生じた汚水を図示しないポンプ(例えば
真空ポンプや圧送ポンプ等)で吸引する。これにより、舗装版切断による下水溝への汚水
の流入を防いで、汚泥に起因した下水溝や下水道管の詰まりを防止できるとともに、下水
道最終処理場におけるトラブルの発生をも防止できる。
図15は舗装版1の舗装版切断除去工程の説明図である。まず、図15(a)の示すように、舗装版1の表面に設定された作業領域Sの中心Oに対応する位置に円筒カッター30の回転軸31が取り付けられる。この作業領域Sは、埋設箇所が既知である埋設物5の直上に位置し、切削溝6によって周囲より分離された舗装版片7の形成領域に相当する。この埋設物環境調査方法では、作業面積の小面積化を図るべく、作業領域Sは、直径が略50mm〜1500mmの比較的小さな直径を有する円形状として定義される。埋設物5に対する処理が非開削で施工される関係上、舗装版1を切削する作業領域Sは、例えば直径が略900mmの作業者一名が入れる程度の径で十分足りる。作業者は、円筒カッター30の回転軸31を中心Oに対応して取り付け、この回転軸31を介して円筒カッター30を回転して、中心Oを中心とした半径略450mm、すなわち、図15(b)のように作業領域Sの外周を円筒カッター30で切断し、図16(c)のように舗装版片7が切削溝6によって周囲より分離される。
縦穴の掘削(ステップ2)は、吸引掘削工(ステップa4)、埋設位置・深度の確認(ステップa5)を実施する吸引掘削工程である。この吸引掘削工程では、舗装版片7が除去された所定領域にケーシング10を配置し、このケーシング10を地盤に降下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながらケーシング10の内底に露出した地盤を吸引掘削して縦穴を施工する。
作業対象物の処理施工(ステップ3)では、管路新設か既存管路更新(ステップa6)の判断をし、管路新設の場合新設管路の敷設(ステップa7)、既存管路更新の場合既存管路の更新(ステップa8)を実施する非開削敷設工程である。
引込管の更新または新設を行う。MDP工法における埋設管の敷設は、非開削工法で行う。
管路新設の場合は推進工法により施工し、既存管路を新しいものに更新する場合には引き
抜き工法により施工する。
管路新設の場合は推進工法で管路新設の場合は推進工法を敷設する。一方、既存管路を更
新する場合には引き抜き工法で埋設管を施工する。
縦穴の埋め戻し(ステップ4)は、埋め戻し工(ステップa9)を実施する埋め戻し工程である。図24は改良土を用いる場合について縦穴の埋め戻し工程を説明する図である。縦穴の埋め戻し工程では、縦穴の周囲を囲っているケーシングを引き上げながら、縦穴が埋め戻される(図24(a))。ここでは、縦穴の掘削時に生じた土砂等を現場で改良土化して再利用することによって(図24 (b))、縦穴の埋め戻しが行われる(図24(c))。
埋め戻し土を十分に締め固め、所定の締め固め密度が確保できるよう施工する。埋め戻し
土は締め固めがしやすい砂などの良質土が好ましくかつ簡便である。残土処理等を低減し
、環境問題に資するという観点からは、現地発生土に石灰などの改良材を添加した改良土
が有効であるが、改良土でなくてもよいし、現地発生土に限定されず購入土などでもよい
。
良材の種類、添加量などを決定する。このような再利用は、土砂等の廃棄が不要になるの
で環境性に優れているばかりか、土砂の運搬も不要となるのでコスト的にも優れている。
[舗装版の修復(ステップ5)]
舗装版の修復(ステップ5)は、仮復旧が必要かの判断し(ステップa10)、仮復旧が必要ない場合本復旧工(ステップa11)、仮復旧が必要である場合仮復旧工(ステップa12)後に本復旧工する工程である。
上層路盤2および舗装版1が順次修復される。この舗装版1の仮復旧を行う場合には、図25に示すように、舗装混合物配送システムの舗装混合物配送工程Eにおいて、断熱構造体600によって梱包された舗装混合物500を、例えば軽自動車700に搭載して復旧する舗装場所に配送する。この復旧する舗装場所では、断熱構造体600から舗装混合物500を取り出し、この舗装混合物500を所定領域に敷設する。この舗装面(路盤)の復旧工は、所定の舗装性能を確保し、かつ自動車、自転車の走行、歩行者の通行など交通に支障を及ぼさないよう段差をなくし、所定の平坦性を確保する。
走行などにより沈下が生じないよう、所定の品質を満たす路盤を構築する。
されるものではなく、矩形片等を含む任意の形状であってもよいのは当然である。
2 上層路盤
2a 露出面
3 下層路盤
4 路床
5 作業対象物
5´ 不測の埋設物
6 切削溝
7 舗装版片
8 円形カッター
10 ケーシング
11 縦穴
14a アンカーボルト
14b ワイヤー
30 円筒カッター
31 回転軸
32 ダイヤモンドブレード
40 支持基台
41,42 一対の支柱
43 支持装置
44,45 一対の昇降装置
47 カッター駆動装置
49 ウエイト
120 ホース
K ケーシング設置装置
Claims (6)
- 復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムであり、
前記舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する復旧舗装場所設定工程と、
前記設定された復旧舗装場所に応じて製造する前記舗装混合物の製造量を設定する舗装混合物製造量設定工程と、
前記設定された製造量に基づき前記舗装混合物を製造する舗装混合物製造工程と、
前記製造された前記舗装混合物を断熱構造体により梱包する舗装混合物梱包工程と、
前記梱包された前記舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する舗装混合物配送工程と、
を有することを特徴とする舗装混合物配送システム。 - 前記舗装混合物製造量設定工程において、
前記復旧舗装場所において実際に使用する前記舗装混合物の必要量に基づいて前記舗装混合物の製造量を設定することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。 - 前記舗装混合物製造工程において、
前記設定された量の骨材を加熱する骨材加熱ステップと、
前記設定された量のアスファルトを加熱するアスファルト加熱ステップと、
前記加熱された骨材に前記加熱されたアスファルトを混合して舗装混合物を製造する混合ステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。 - 前記舗装混合物梱包工程において、
前記断熱構造体は、
前記製造された舗装混合物を収容する金属製容器と、
前記金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
前記金属製容器に収容された舗装混合物の上に敷く断熱性シートと、
前記金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。 - 前記舗装混合物梱包工程において、
前記断熱構造体は、
前記製造された舗装混合物を収容する外側金属製容器と、
前記外側金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
前記外側金属製容器内に空気層を形成するように設けられた耐熱性内側容器と、
前記耐熱性内側容器の内部に収容され、前記製造された舗装混合物を収容する断熱性袋と、
前記外側金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。 - 埋設物の更新または新設を行う埋設物敷設工法であり、
周囲より分離された舗装版片を形成するために、地面に敷設された舗装版の表面から前
記舗装版の下の路盤に至るまで、前記舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、前記
切断した舗装版片を前記舗装版より除去する舗装版切断除去工程と、
前記舗装版片が除去された所定領域にケーシングを配置し、このケーシングを地盤に降
下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながら前記ケーシングの内底に露出し
た地盤を吸引掘削して縦穴を施工する吸引掘削工程と、
前記地盤を目標深度まで吸引掘削した際に、非開削工法を用いて埋設物の更新または新
設を行う非開削敷設工程と、
前記ケーシングを引き上げながら、前記縦穴の埋め戻しを行う埋め戻し工程と、
前記埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する復旧工程と、
を有し、
前記復旧工程において請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の舗装混合物配送システムにより配送された舗装混合物を用いて復旧することを特徴とする埋設物敷設工法。
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JP2008109157A JP5273647B2 (ja) | 2008-04-18 | 2008-04-18 | 舗装混合物配送システムおよび埋設物敷設工法 |
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2008
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