JP2009257012A - 舗装混合物配送システムおよび埋設物敷設工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間に舗装路を復旧し、かつ余分に舗装混合物を製造して配送することがなく配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。
【解決手段】復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムであり、舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する復旧舗装場所設定工程と、設定された復旧舗装場所に応じて製造する舗装混合物の製造量を設定する舗装混合物製造量設定工程と、設定された製造量に基づき舗装混合物を製造する舗装混合物製造工程と、製造された舗装混合物を断熱構造体により梱包する舗装混合物梱包工程と、梱包された舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する舗装混合物配送工程と、を有する。
【選択図】図4

Description

この発明は、復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムおよび舗装混合物配送システムにより配送された舗装混合物を用いて復旧する埋設物敷設工法に関する。
従来より、施工性および経済性の観点から、宅地内に水道を引き込む水道管(給水管)として、鉛管が頻繁に使用されてきた。しかしながら、鉛自体は蓄積性毒物なので、何らかの原因で鉛が溶出すると、水道水が汚染されてしまう可能性がある。そこで、近年、水道基準が改正・施行されたことに伴い、地中に埋設された既存の鉛管を安全性の高い別の管材(例えばポリエチレン管、硬質塩化ビニル管、ステンレス管等)に交換する必要が生じている。
例えば、特許文献1には、ガス管、水道管、下水管等の地下埋設管から枝管を配管し、
これを道路に沿った建築物に引き込むための引込管配設工法について開示されている。この引込管配設工法では、切断された舗装路版を撤去し、撤去された領域内に設置されたケーシングを油圧機で圧入しながら、ケーシング内を機械で掘削していき、埋設されている水道管の近辺まで掘削したら機械堀りを停止し、人力で水道管を確認しながら掘削し、その後、引込管工事が完了したら、ケーシング内に掘削した土砂を埋め戻し、その際、半分ほど埋め戻した状態でセメント系の固結材を穴に投入し、撹搾具で埋め戻し土と撹搾混合した上で、埋め戻し土を転圧する。その後、ケーシングを引き上げて撤去し、残りの埋め戻しを行い、最後に、路盤を再形成した後、急結コンクリートで舗装を行う。
特開2000−45675号公報
ところで、特許文献1では、急結コンクリートで舗装を行ない、養生後交通開放するものであり、養生に時間がかかるために交通開放まで長時間を要し、交通渋滞などの原因となる。
また、舗装路に陥没が生じることがあり、このような場合には運搬車に加熱した状態で舗装混合物を積載して配送し、陥没した地盤を平坦にして舗装混合物を敷き復旧しているが、従来の舗装混合物の出荷最低量が1tまたは0.5tであり、陥没容積が少ない場合には舗装混合物の多くが産業廃棄物となっている。
この発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、短時間に舗装路を復旧し、かつ余分に舗装混合物を製造して配送することがなく配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能な舗装混合物配送システムおよび埋設物敷設工法を提供することである。
かかる課題を解決するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、
復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムであり、
前記舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する復旧舗装場所設定工程と、
前記設定された復旧舗装場所に応じて製造する前記舗装混合物の製造量を設定する舗装混合物製造量設定工程と、
前記設定された製造量に基づき前記舗装混合物を製造する舗装混合物製造工程と、
前記製造された前記舗装混合物を断熱構造体により梱包する舗装混合物梱包工程と、
前記梱包された前記舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する舗装混合物配送工程と、
を有することを特徴とする舗装混合物配送システムである。
請求項2に記載の発明は、
前記舗装混合物製造量設定工程において、
前記復旧舗装場所において実際に使用する前記舗装混合物の必要量に基づいて前記舗装混合物の製造量を設定することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
請求項3に記載の発明は、
前記舗装混合物製造工程において、
前記設定された量の骨材を加熱する骨材加熱ステップと、
前記設定された量のアスファルトを加熱するアスファルト加熱ステップと、
前記加熱された骨材に前記加熱されたアスファルトを混合して舗装混合物を製造する混合ステップと、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
請求項4に記載の発明は、
前記舗装混合物梱包工程において、
前記断熱構造体は、
前記製造された舗装混合物を収容する金属製容器と、
前記金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
前記金属製容器に収容された舗装混合物の上に敷く断熱性シートと、
前記金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
請求項5に記載の発明は、
前記舗装混合物梱包工程において、
前記断熱構造体は、
前記製造された舗装混合物を収容する外側金属製容器と、
前記外側金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
前記外側金属製容器内に空気層を形成するように設けられた耐熱性内側容器と、
前記耐熱性内側容器の内部に収容され、前記製造された舗装混合物を収容する断熱性袋と、
前記外側金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システムである。
請求項6に記載の発明は、
埋設物の更新または新設を行う埋設物敷設工法であり、
周囲より分離された舗装版片を形成するために、地面に敷設された舗装版の表面から前
記舗装版の下の路盤に至るまで、前記舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、前記
切断した舗装版片を前記舗装版より除去する舗装版切断除去工程と、
前記舗装版片が除去された所定領域にケーシングを配置し、このケーシングを地盤に降
下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながら前記ケーシングの内底に露出し
た地盤を吸引掘削して縦穴を施工する吸引掘削工程と、
前記地盤を目標深度まで吸引掘削した際に、非開削工法を用いて埋設物の更新または新
設を行う非開削敷設工程と、
前記ケーシングを引き上げながら、前記縦穴の埋め戻しを行う埋め戻し工程と、
前記埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する復旧工程と、
を有し、
前記復旧工程において請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の舗装混合物配送システムにより配送された舗装混合物を用いて復旧することを特徴とする埋設物敷設工法である。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定し、設定された復旧舗装場所に応じて製造する舗装混合物の製造量を設定し、設定された製造量に基づき舗装混合物を製造し、製造された舗装混合物を断熱構造体により梱包し、梱包された舗装混合物を復旧する復旧舗装場所に応じて必要最小量の舗装混合物を製造して配送することで、必要最小量の舗装混合物により短時間に舗装路を復旧することができ、かつ余分に舗装混合物を製造して配送することがなく配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。
請求項2に記載の発明では、復旧舗装場所において実際に使用する舗装混合物の必要量に基づいて舗装混合物の製造量を設定することで、余分に舗装混合物を製造して配送することがなく、配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。
請求項3に記載の発明では、舗装混合物製造工程において、加熱された骨材に加熱されたアスファルトを混合し、設定された復旧舗装場所に応じて必要量の舗装混合物を製造することができ、短時間に製造して配送でき、かつ配送コストを削減できる。
請求項4に記載の発明では、舗装混合物梱包工程において、断熱構造体により製造された舗装混合物を加熱された状態で梱包し、簡単に持ち運ぶことができ、かつ配送時の舗装混合物の温度低下を抑えることができる。
請求項5に記載の発明では、舗装混合物梱包工程において、断熱構造体により製造された舗装混合物を加熱された状態で梱包し、簡単に持ち運ぶことができ、かつ配送時の舗装混合物の温度低下を抑えることができる。
請求項6に記載の発明では、復旧舗装場所において、埋設物の更新または新設を行う埋設物敷設工法を行い、この埋設物敷設工法はケーシングを引き上げながら、縦穴の埋め戻しを行う埋め戻し、この埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する工程を有し、この工程において梱包された舗装混合物を復旧する舗装場所に配送し、梱包された舗装混合物を復旧する埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する復旧舗装場所に応じて必要最小量の舗装混合物を製造して配送することで、短時間に舗装路を復旧することができ、かつ余分に舗装混合物を製造して配送することがなく、配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。
以下、この発明の舗装混合物配送システムおよび埋設物敷設工法の実施の形態について説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものである。
図1はこの発明の舗装混合物配送システムの説明図である。この舗装混合物配送システムは、復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送するものであり、復旧舗装場所設定工程A、舗装混合物製造量設定工程B、舗装混合物製造工程C、舗装混合物梱包工程D、舗装混合物配送工程Eとを有し、舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定し、設定された復旧舗装場所に応じて製造する舗装混合物の製造量を設定し、設定された製造量に基づき舗装混合物を製造し、製造された舗装混合物を断熱構造体により梱包し、梱包された舗装混合物を復旧する復旧舗装場所に応じて必要最小量の舗装混合物を製造して配送する。したがって、必要最小量の舗装混合物を用いて短時間に舗装路を復旧することができ、かつ余分に舗装混合物を製造して配送することがなく、配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。次に、この舗装混合物配送システムの各工程の構成を詳細に説明する。
[復旧舗装場所設定工程A]
この復旧舗装場所設定工程Aでは、舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する。この舗装場所の設定において、例えば、復旧工事を行う場所の工事名や住所、日時、配送量などの設定を行い、図2に示す配送ラベル100に記載する。この配送ラベル100は、舗装混合物梱包工程Dにおいて、断熱構造体600に貼り付けられる(図8および図9参照)。舗装場所の設定は、予め計画された復旧工事に基づいて行い、あるいは突然に発生した舗装の陥没場所の報告に基づいて設定される。
[舗装混合物製造量設定工程B]
この舗装混合物製造量設定工程Bでは、復旧舗装場所設定工程Aにおいて設定された復旧舗装場所に応じて製造する舗装混合物の製造量を設定し、この製造量が配送量である。すなわち、復旧舗装場所において実際に使用する舗装混合物の必要量に基づいて舗装混合物の製造量を設定することで、余分に舗装混合物を製造して配送することがなく、配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。例えば、図3に示すように、舗装混合物を、この出願人が自ら開発した埋設物敷設工法である「MDP工法」(Minimum Digging Process)に用いる場合には(ステップS11)、所定の平坦性を確保する量を設定する(ステップS12)。また、周知の陥没場所復旧工法に用いる場合には(ステップS13)、陥没の大きさなどの測定に基づき陥没場所に充填する量を設定する(ステップS14)。この所定の平坦性を確保する量や陥没場所に充填する量が、例えば0.07tである場合には、0.08tを舗装混合物の製造量として設定して製造し、配送ラベル100に配送量として記載する。なお、埋設物敷設工法「MDP工法」については、後に詳細に説明する。
[舗装混合物製造工程C]
この舗装混合物製造工程Cでは、舗装混合物製造量設定工程Bにおいて設定された製造量に基づき舗装混合物を製造する。この舗装混合物製造工程Cは、図4に示すように、設定された量の骨材を加熱する骨材加熱ステップ(ステップS21)と、設定された量のアスファルトを加熱するアスファルト加熱ステップ(ステップS22)と、加熱された骨材に加熱されたアスファルトを混合して舗装混合物を製造する混合ステップ(ステップS23)と、を有する。この舗装混合物製造工程Cにおいて、加熱された骨材に加熱されたアスファルトを混合し、設定された復旧舗装場所に応じて必要量の舗装混合物を製造することができ、短時間に製造して配送でき、かつ配送コストを削減できる。
(骨材加熱ステップ)
この骨材加熱ステップでは、骨材として、例えば6号砕石(硬質砂岩)、7号砕石(硬質砂岩)、スクリーニングス(硬質砂岩)、細砂(洗砂)、石粉(石灰岩)を用い、配合割合は6号砕石(硬質砂岩)が36.0%、7号砕石(硬質砂岩)が22.0%、スクリーニングス(硬質砂岩)が19.0%、細砂(洗砂)が19.0%、石粉(石灰岩)が4.0%であるが、これに限定することなく周知の骨材を用いて配合し、加熱することができる。骨材の加熱は、図5に示すように、骨材200を皿状容器201に入れ、この皿状容器201を乾燥機210の中に入れて加熱する。骨材200の加熱温度は、約205度程度である。
(アスファルト加熱ステップ)
このアスファルト加熱ステップでは、アスファルトとして、ポリマー改質II型を用いているが、周知のアスファルトを用いることができ、図6に示すように、アスファルト300をバケツ状容器301に入れ、このバケツ状容器301を乾燥機310の中に入れて加熱する。このアスファルトの加熱温度は、約180度程度である。
(混合ステップ)
この混合ステップでは、図7に示す混合機400の容器部401に、加熱された骨材200を入れ、さらに加熱されたアスファルト300を入れ、このアスファルト量は、約5.1%で、撹拌棒402を回転して混合して舗装混合物500を製造する。このアスファルト量は、使用目的と現地の条件により3.5〜8%の範囲内で「アスファルト舗装要綱」に記されている内容に準じて設定する。この舗装混合物500の製造では、混合温度が約180度程度で、混合時間が約50秒の所要時間加熱しながら混合する。
[舗装混合物梱包工程D]
この舗装混合物梱包工程Dでは、舗装混合物製造工程Cにおいて製造された舗装混合物500を、図8および図9に示すように、断熱構造体600により梱包する。このように、断熱構造体600により製造された舗装混合物500を加熱された状態で梱包し、断熱構造体600に配送ラベル100を貼り付けることで、簡単に持ち運ぶことができ、かつ目的場所に配送する時の舗装混合物500の温度低下を抑えることができる。この断熱構造体600の実施の形態を、図8および図9に基づいて説明する。
(第1の実施の形態の断熱構造体)
この第1の実施の形態の断熱構造体600は、図8に示すように、製造された舗装混合物500を収容する金属製容器601と、金属製容器601を覆う耐熱性手提げ袋602と、金属製容器601に収容された舗装混合物500の上に敷く断熱性シート603と、金属製容器601の開口部に係合されて覆う金属製蓋604と、を有する。金属製容器601は、例えばステンレスで成形され、0.10t程度の舗装混合物500を収容することができる大きさとする。耐熱性手提げ袋602および断熱性シート603は、例えば耐熱性樹脂繊維又は麻糸で形成され、舗装混合物500が露出しないように覆う。金属製蓋604は、例えばステンレスで成形され、金属製容器601の開口部に係合されて密封する。そして、耐熱性手提げ袋602の所定位置に配送ラベル100を貼り付け、配送可能な状態にする。このようにして、断熱構造体600により製造された舗装混合物500を加熱された状態で梱包することで、簡単に持ち運ぶことができ、かつ配送時の舗装混合物500の温度低下を抑えることができる。
(第2の実施の形態の断熱構造体)
この第2の実施の形態の断熱構造体600は、図9に示すように、製造された舗装混合物500を収容する外側金属製容器611と、外側金属製容器611を覆う耐熱性手提げ袋612と、外側金属製容器611内に空気層613を形成するように設けられた耐熱性内側容器614と、耐熱性内側容器614の内部に収容され、製造された舗装混合物500を収容する断熱性袋615と、外側金属製容器611の開口部に係合されて覆う金属製蓋616と、を有する。外側金属製容器611は、例えばステンレスで成形され、耐熱性内側容器614は、例えば耐熱性樹脂で形成され、0.20t程度の舗装混合物500を収容することができる大きさとする。外側金属製容器611と耐熱性内側容器614の隙間によって形成された空気層613が断熱効果を有する。耐熱性手提げ袋612および断熱性袋615は、例えば耐熱性樹脂繊維又は麻糸で形成される。金属製蓋616は、例えばステンレスで成形され、外側金属製容器611の開口部に係合されて密封する。そして、耐熱性手提げ袋612の所定位置に配送ラベル100を貼り付け、配送可能な状態にする。このようにして、断熱構造体600により製造された舗装混合物500を加熱された状態で梱包することで、簡単に持ち運ぶことができ、かつ配送時の舗装混合物500の温度低下を抑えることができる。
[舗装混合物配送工程E]
この舗装混合物配送工程Eでは、梱包された舗装混合物500を復旧する舗装場所に配送する。例えば、図10に示すように、舗装混合物500を梱包した断熱構造体600を、例えば軽自動車700に搭載して復旧する舗装場所に配送する。この軽自動車700には、舗装混合物500を梱包した断熱構造体600を1個でも、複数個でも搭載して配送することができる。
次に、埋設物敷設工法について説明する。この埋設物敷設工法である「MDP工法」は、周囲より分離された舗装版片を形成するために、地面に敷設された舗装版の表面から舗装版の下の路盤に至るまで、舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、前記切断した舗装版片を舗装版より除去する舗装版切断除去工程と、舗装版片が除去された所定領域にケーシングを配置し、このケーシングを地盤に降下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながらケーシングの内底に露出した地盤を吸引掘削して縦穴を施工する吸引掘削工程と、地盤を目標深度まで吸引掘削した際に、非開削工法を用いて埋設物の更新または新設を行う非開削敷設工程と、ケーシングを引き上げながら、前記縦穴の埋め戻しを行う埋め戻し工程と、埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する復旧工程と、を有し、復旧工程において前記梱包された舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する。
図11は埋設管敷設工法の説明図である。
アスファルト等の舗装版1(道路)が地面に敷設された地盤は、上層から順に、上層路盤2、下層路盤3および路床4で構成されている。上層路盤2および下層路盤3は、舗装版1が存在する領域の直下に設けられている。上層路盤2は、例えば30mm以下の砕石が敷き詰められた層であり、下層路盤3は、例えば40mm以下の砕石が敷き詰められた層である。路床4には、作業を施工すべき埋設物である作業対象物5が、既知の目標深度Dtgtで埋設されている。この実施形態では、作業対象物5として、道路下に埋設され水道管、より具体的には、これと宅地や敷地に水道を引き込む引込管との接続部位を想定している。しかしながら、作業対象物5の埋設物は、これに限定されるものではなく、ガス管、下水管、或いは、電気や電話の埋設管等を含む。一連の作業は、舗装版の除去(ステップ1)、縦穴の掘削(ステップ2)、作業対象物の処理施工(ステップ3)、縦穴の埋め戻し(ステップ4)および舗装版の修復(ステップ5)といった順序で進められる。
この埋設管敷設工法(MDP工法)は、埋設物の更新のみならず、その新設に関しても適用可能である。図12は埋設物の更新または新設を行う埋設管敷設工法の施工手順を示す図である。
この埋設物の更新または新設を行う埋設管敷設工法は、準備工(ステップa1)、舗装版切断工(ステップa2)、掘削舗装版処理工(ステップa3)、吸引掘削工(ステップa4)、埋設位置・深度の確認(ステップa5)、管路新設か既存管路更新かの判断し(ステップa6)、管路新設の場合新設管路の敷設(ステップa7)、既存管路更新の場合既存管路の更新(ステップa8)、埋め戻し工(ステップa9)、仮復旧が必要かの判断し(ステップa10)、仮復旧が必要ない場合本復旧工(ステップa11)、仮復旧が必要である場合仮復旧工(ステップa12)後に本復旧工する。舗装版片を舗装版より除去して最小限の吸引掘削を行うことで、作業性、安全性および環境性を全体的に満足することができる。
次に、この埋設管敷設工法の施工を詳細に説明する。
[舗装版の除去(ステップ1)]
舗装版の除去(ステップ1)では、準備工(ステップa1)、舗装版切断工(ステップa2)、掘削舗装版処理工(ステップa3)を実施し、舗装版切断除去工程である。
準備工(ステップa1)において、施工に際して設計条件を満足するように十分な調査に基づいた施工計画を行い、実施工程に支障がないように準備する。
舗装版切断工(ステップa2)、掘削舗装版処理工(ステップa3)において、作業領域となる舗装版1が部分的に除去される。詳細については後述するが、上層路盤2に達する深さまで所定領域の外周をカッターで切削し、周囲より分離された舗装版片7を昇降自在なクランプを用いて除去する。なお、舗装版1より除去された舗装版片7は、所定の処理袋に収納・保管される。
つぎに、周囲より分離された舗装版片を形成するために、地面に敷設された舗装版の表
面から舗装版の下の路盤に至るまで、舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、切断
した舗装版片を舗装版より除去する舗装版切断除去工程について詳述する。この舗装版切
断除去工程は、舗装版1を切削する工程と、舗装版1の切削された領域にクランプなどをセットする工程と、舗装版1の切削された領域を除去する工程とを有する。
(第1の実施形態)
図13は、第1の実施形態に係る舗装版1の舗装版切断除去工程の説明図である。まず、図13(a)の示すように、舗装版1の表面に設定された作業領域Sの中心Oに円形カッター8の固定軸が取り付けられる。この作業領域Sは、埋設箇所が既知である作業対象物5の直上に位置し、後述するように、周囲より分離された舗装版片7の形成領域に相当する。MDP工法では、作業面積の小面積化を図るべく、作業領域Sは、略900mmの比較的小さな直径を有する円形状として定義される。作業対象物5に対する処理が非開削で施工される関係上、舗装版1を切削する作業領域Sは、作業者一名が入れる程度の径で十分足りる。作業者は、円形カッター8の固定軸を中心Oに取り付けて、これを中心とした半径略450mm、すなわち、図13(b)のように作業領域Sの外周を円形カッター8で切断する。
この円形カッター8での切断深さは、5〜10cm程度であり、舗装版1の厚さが5〜10cm程度である場合に応じて用いられ、舗装版1の厚さが比較的薄い場合に適用される。
円形カッター8は、切削時に生じる粉塵の放出を抑制する観点より、水でダイヤモンド
ブレードを冷却しながら切削する湿式カッターを用いる。この場合、環境面への配慮より
、湿式カッターによる切削と同時に、切削により生じた汚水を図示しないポンプ(例えば
真空ポンプや圧送ポンプ等)で吸引する。これにより、舗装版切断による下水溝への汚水
の流入を防いで、汚泥に起因した下水溝や下水道管の詰まりを防止できるとともに、下水
道最終処理場におけるトラブルの発生をも防止できる。
舗装版1の切削に際しては、円形カッター8の刃先が舗装版1の表面に対して斜めに入射するようにする。これにより、図13(c)に示すように、舗装版片7の側面には、深度方向にストレート状に形成される。
この実施形態において、舗装版片7の除去は、図14に示すように、舗装版片7にアンカーボルト14aを挿着して固定し、このアンカーボルト14aにワイヤー14bを取り付け、作業者は、アンカーリフトを操作してワイヤー14bを上昇させる。これにより、舗装版片7が舗装版1より除去され、舗装版片7を簡単かつ的確に除去することができる。
以上のような工程を有するMDP工法によれば、作業性、環境性(「地球環境に優しい」)、および安全性をトータル的に満足することができる。さらに、舗装版片7をアスファルト塊として一体で処分する場合には、専用の収納袋にこれを格納することでコンパクトに道路上を運搬することができ、運搬廃棄上も有利である。
(第2の実施形態)
図15は舗装版1の舗装版切断除去工程の説明図である。まず、図15(a)の示すように、舗装版1の表面に設定された作業領域Sの中心Oに対応する位置に円筒カッター30の回転軸31が取り付けられる。この作業領域Sは、埋設箇所が既知である埋設物5の直上に位置し、切削溝6によって周囲より分離された舗装版片7の形成領域に相当する。この埋設物環境調査方法では、作業面積の小面積化を図るべく、作業領域Sは、直径が略50mm〜1500mmの比較的小さな直径を有する円形状として定義される。埋設物5に対する処理が非開削で施工される関係上、舗装版1を切削する作業領域Sは、例えば直径が略900mmの作業者一名が入れる程度の径で十分足りる。作業者は、円筒カッター30の回転軸31を中心Oに対応して取り付け、この回転軸31を介して円筒カッター30を回転して、中心Oを中心とした半径略450mm、すなわち、図15(b)のように作業領域Sの外周を円筒カッター30で切断し、図16(c)のように舗装版片7が切削溝6によって周囲より分離される。
この円筒カッター30での切断深さは、15〜20cm程度であり、舗装版1の厚さが15〜20cm程度である場合に応じて用いられ、舗装版1の厚さが比較的厚い場合に適用される。
この舗装版切断除去工程と、吸引掘削工程においては、図16乃至図18に示すケーシング設置装置を用いる。図16はケーシング設置装置を舗装版切断除去工程おいて用いる状態を示す図、図17は円筒カッターとカッター駆動装置とを示す図、図18はケーシング設置装置を吸引掘削工程おいて用いる状態を示す図である。
ケーシング設置装置Kは、支持基台40と、一対の支柱41,42と、支持装置43と、一対の昇降装置44,45と、カッター駆動装置47と、円筒状のケーシング10とを備える。支持基台40には、作業領域Sに対応する円形開口40aが形成され、円形開口40aが作業領域Sに対応するように、支持基台40を舗装版1の上に設置する。この支持基台40には、対称位置にウエイト49を取り付けるようにしても良い。
一対の支柱41,42は、円形開口40aの中心に対して対称位置で支持基台40に立設され、この一対の支柱41,42には、支持装置43が昇降可能に設けられている。支持装置43は、円筒状のケーシング10の外周を保持する固定アーム43aと、可動アーム43bとを有し、可動アーム43bはアーム開閉装置43cの駆動によって開閉される。このアーム開閉装置43cは、油圧シリンダで構成され、固定アーム43aと可動アーム43bとによって、例えば直径が略900mm〜1500mmの種々の大きさの円筒状のケーシング10を保持することができる。一対の昇降装置44,45は、油圧シリンダで構成され、支持装置43を昇降させる。
カッター駆動装置47は、取付部47aと、回転駆動部47bとを有している。取付部47aの中央部に回転駆動部47bが設けられ、取付部47aの両端部を一対の支柱41,42に挿入して上方から支持装置43に着脱可能である。このカッター駆動装置47の回転駆動部47bに円筒カッター30の回転軸31を取り付け、回転駆動部47bの駆動によって円筒カッター30を回転する。円筒カッター30は、開口端部にダイヤモンドブレード32が設けられている。この回転駆動部47bは、油圧モータで構成される。このように、アーム開閉装置43cを油圧シリンダで構成し、一対の昇降装置44,45を油圧シリンダで構成し、回転駆動部47bを油圧モータで構成することで、同一の駆動源を用いて駆動することができる。
この舗装版切断除去工程において、ケーシング設置装置Kは、図16に示すように、支持基台40の円形開口40aが作業領域Sに対応するように、支持基台40を舗装版1の上に設置される。支持基台40の端部の対称位置に一対のウエイト49を取り付けることができ、このウエイト49の重量はケーシング設置装置Kの駆動時に支持基台40が舗装版1の上を移動しないように設定される。
支持装置43を上方へ移動させた位置で、図17に示すように、円筒カッター30を取り付けたカッター駆動装置47を上方から装着して取り付け、円筒カッター30を円形開口40aに挿入し舗装版1に近接させる。
この状態で回転駆動部47bを駆動すると、円筒カッター30が回転軸31を介して回転し、一対の昇降装置44,45を駆動して支持装置43を下降させることで、円筒カッター30は回転しながら下降し、この円筒カッター30の回転により舗装版切断し、舗装版1の直下の上層路盤2にダイヤモンドブレード32が至るまで、作業領域Sの外周を切削していく。これにより、舗装版片7とその周囲とを分離する切削溝6が形成される。円筒カッター30は、切削時に生じる粉塵の放出を抑制する観点より、水でダイヤモンドブレード32を冷却しながら切削する湿式カッターを用いる。この場合、環境面への配慮より、湿式カッターによる切削と同時に、切削により生じた汚水を図示しないポンプ(例えば真空ポンプや圧送ポンプ等)で吸引する。これにより、舗装版切断による下水溝への汚水の流入を防いで、汚泥に起因した下水溝や下水道管の詰まりを防止できるとともに、下水道最終処理場におけるトラブルの発生をも防止できる。
このようにカッター駆動装置47と一対の昇降装置44,45を駆動し、円筒カッター30を回転させながら下降して舗装版1を円形に切断する構造であり、取り付けられた所定の大きさの円筒カッター30を用いて、中心Oを基準とした作業領域Sの外周を円筒カッター30で切断することができる。
この切削作業が完了した後に、一対の昇降装置44,45を駆動して支持装置43を介してカッター駆動装置47を上方へ移動させ、カッター駆動装置47を円筒カッター30と共に取り外す。つぎに、図14と同様にして、舗装版片7の除去を行う。
[縦穴の掘削(ステップ2)]
縦穴の掘削(ステップ2)は、吸引掘削工(ステップa4)、埋設位置・深度の確認(ステップa5)を実施する吸引掘削工程である。この吸引掘削工程では、舗装版片7が除去された所定領域にケーシング10を配置し、このケーシング10を地盤に降下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながらケーシング10の内底に露出した地盤を吸引掘削して縦穴を施工する。
この舗装版切断除去工程において、ケーシング設置装置Kは、図18に示すように、カッター駆動装置47を取り外した後に切断された舗装版片7を除去し、支持装置43の固定アーム43aと可動アーム43bとの間にケーシング10を挿入する。そして、アーム開閉装置43cの駆動によって可動アーム43bを閉じ、固定アーム43aと可動アーム43bによってケーシング10の外周を保持する。この状態で、一対の昇降装置44,45を駆動して支持装置43を介してケーシング10を下降させ、舗装版片7が除去された所定領域にケーシング10を配置し、このケーシング10を地盤に降下させるのに先立ち、ケーシング10の内底に露出した地盤を吸引掘削して縦穴を施工可能にする。
この縦穴の掘削では、舗装版片7が除去された領域直下に対して、ケーシング10の降下と吸引掘削とを併用して、縦穴が掘削される。作業者は、掘削によって生じる土砂を吸引しながら掘削しつつ、土留めとしての役割を有するケーシング10をケーシング設置装置Kによって上層路盤2、下層路盤3および路床4に降下させていく。ケーシング10の降下に先立ち吸引掘削を行うことで、路床4に存在する不測の埋設物5´の有無を目視にて確認できるので、その損傷や破壊を未然に回避できる。掘削によって生じた土砂等は、環境面への配慮から、所定の処理袋に収納・保管される。
図19は路床4おける縦穴の吸引掘削工程の説明図である。まず、図18に示すように、ケーシング設置装置Kによってケーシング10を保持する。この作業の初期状態として、図19(a)に示すように、縦穴11が舗装版1を貫通して上層路盤2の最上部まで到達している。この縦穴11の周囲を囲むケーシング10の内底には、地盤である路床2の露出面2aが出現している。まず、作業者は、舗装版片7が除去された作業領域S(地盤の裏面)には、図21に示すような円筒状のケーシング10(φ=900mm)を配置する。
つぎに、図19(b)に示すように、作業者は、ケーシング10を地盤に降下させるのに先立ち、ケーシング10の内底に露出した地盤を吸引掘削する。掘削によって生じた土砂等はホース120を介して吸引される。このホース120は空気とともに土砂等を吸い込む強力なポンプ機に接続されている。作業者は、ポンプ機に接続されたホース120を操作しながら土砂等を吸引することによって掘削を進める。掘削の臭体的な手法としては、例えば、高圧なエアー(空気圧〉またはジェツト(水圧)で露出面の土砂を浸食させ、これによって生じる土砂(ジェットの場合には水も含む〉をポンプ機で吸引する手法を用いることができる。この場合、ポンプ機は、掘削作業で発生する粉塵等を吸収するので、作業領城周辺における粉塵等の影響を極力抑えることができる。なお、地盤が比較的柔らかい場合、それが可能であるならば、吸引のみで地盤の掘削を行ってもよい。
この掘削に際して、ケーシング10の周部直下も掘削される。したがって、ケーシング設置装置Kのアーム開閉装置43を開放すると、図19(c)に示すように、ケーシング10は、ケーシング10の自重によって降下し、ケーシング10を地盤内に圧入する。このように、吸引掘削にてケーシング10の周部直下を掘削した際、ケーシング10を自重によって降下させる簡単な構造である。
また、一対の昇降装置44,45を駆動して支持装置43を下降させ、この支持装置43によってケーシング10を下降させても良く、ケーシング10を降下させる圧力を用いて、ケーシング10を地盤内に圧入することで、迅速かつ確実に降下させることができる。これは、ケーシング10の外周壁と地盤との問に生じる摩擦力によって、自重による降下が困難な場合に有効である。
なお、この吸引掘削工程における掘削は、上層路盤2および下層路盤3の掘削と、これに統く路床4の掘削とがある。両者は、ケーシング10の吸引による掘削とが併用される点では同様であるが、後者の場合には、不測の埋設物5´を確認しながら掘削する必要があるので、前者と異なるプロセスが採用されている。
まず、上下層の路盤2,3に関しては、従来と同様のプロセスで、ケーシング10の内底に路床4が露出するまで掘削される。これらの路盤2,3は、道路を敷設する際に人為的に積層されたものであって、ここに如何なる埋設物も存在しないことは明自である。そのため、路盤2,3の掘削に関しては、以下に述べるような不測の埋設物5の確認を伴う掘削プロセスを採用する必要性はない。
一方、路床4に関しては、埋設物5の確認を伴う試し堀的な掘削プロセスによって縦穴が掘削される。路床4には、作業者が把握している埋設物5(例えば水道管)以外に、作業者が把握していない不測の埋設物(例えばガス管等)が埋設されている可能性がある。図3に示すように、不測の埋設物5´が埋設物5よりも浅い箇所に存在する場合、試し堀を行うことなくケーシング10を降下させると、ケーシング10によって不測の埋設物5´を損傷・破壊してしまうおそれがある。このような事態を未然に防止するためには、この実施形態のように、試し堀にて不測の埋設物5´が存在しないことを確認しながらケーシング10を降下させるというプロセスを採用することが好ましい。
図20は、路床4における縦穴の吸引掘削工程の流れを示すフローチャートである。まず、ステップ21〜23のループを繰り返すことによって、露出面2aのうちの一部領域がエアー(またはジヱット等)によって所定の深度Djetだけ掘削される(図19 (c))。具体的には、作業者は、ホース120からの吸引力を用いて露出面2aを掘削する。吸引された土砂等は、必要に応じて、舗装版処分用とは別個に用意された所定の処理袋内に放出・収納される。露出面2aの部分掘削は、所定深度Djet内に不測の埋設物5´が存在しないことを確認するための試し堀り的な意味合いもある。したがって、例えば、縦穴11の内周を掘削してもよいし、任意の1カ所または複数箇所を掘削してもよい。なお、試し堀という観点でいえば、露出面2aの全体を掘削する必要は必ずしもないが、露出面2aの全体を掘削してしまうことも当然可能である。
埋設物が出現することなく所定深度Djet分の部分掘削が完了した場合、ステップ23の判断からステップ24に進み、ケーシング10が所定深度Djetに応じて降下される。つまり、ケーシング10の降下は、埋設物が所定の深度内に存在しないことを条件に、左記の吸引掘削に追従して、その深度分だけ行われる。そして、続くステップ25において、露出面2aのうちの掘削されなかった残りの領域が所定深度Djetだけエアー(またはジェット等)によって掘削される。これによって、露出面2aの全体が所定深度Djetだけ掘り下げられることになる。この掘り下げが完了すると、再びステップ21〜23のループが繰り返され、次の所定深度Djet分だけ、露出面2aの部分掘削が行われる。
ここで、吸引掘削によって埋設物が出現した場合には、ステップ22の判断よりステップ26に進み、縦穴11の現在の深度が目標深度Dtgtに到達しているか否かが判断される。目標深度Dtgtに到達する前に埋設物が出現した場合、これは不測の埋設物5´であるから(ステップ28)、作業の中断を含む適宜の措置を講じる必要がある。
これに対して、吸引掘削によって不測の埋設物5´が出現しなかった場合には、露出面2aの掘削(ステップ21〜23)、ケーシング10の降下(ステップ24)、および、露出面2aの残りの掘削(ステップ25)が繰り返される。これにより、縦穴11の掘り下げが所定深度Djet単位で段階的に進められる。そして、縦穴11の深度が目標深度Dtgtに到達した場合には、埋設されていた埋設物5が出現する。この場合には、ステップ22の肯定判定、ステップ26の肯定判定およびステップ27を経て、縦穴11の掘削が完了する。
このように、ケーシング設置装置Kは、単一の装置で舗装版1を円形に切断し、舗装版片7を除去し、舗装版片7が除去された所定領域にケーシング10を配置し、ケーシング10の内底に露出した地盤を吸引掘削して縦穴を施工することができ、また支持装置43により大きさの異なる数種類のケーシング10を保持して設置することができる。
[作業対象物の処理施工(ステップ3)]
作業対象物の処理施工(ステップ3)では、管路新設か既存管路更新(ステップa6)の判断をし、管路新設の場合新設管路の敷設(ステップa7)、既存管路更新の場合既存管路の更新(ステップa8)を実施する非開削敷設工程である。
作業対象物の処理施工(ステップ3)では、掘削によって形成された縦穴の底部に出現した作業対象物5に対して、所定の処理が施工される。例えば、宅地や敷地に水道を引き込む古い引込管(例えば鉛管)が、非開削工法によって、新しい引込管(例えばポリエチレン管、硬質塩化ビニル管、ステンレス管等)に交換される(引込管の更新)。非開削工法としては、例えば、エクステップで理が施工される。例えば、宅地や敷地に水道を引き込む古い引込管(例えば鉛管)が、非開削工法によって、新しい引込管(例えばポリエチレン管、硬質塩化ビニル管、ステンレス管等)に交換される(引込管の更新)。非開削工法としては、例えば、エクストラクターシステム(「エクストラクターシステム」はティーエス・サデ社の登録商標)、バナナ工法(「バナナ工法」はハネックス・ロード社の登録商標)、たけのこモール工法、或いは、ドリーム推進工法等が挙げられる。なお、この発明は、引込管の更新のみならず、例えば推進工法を用いた引込管の新設であっても同様に適用可能である。
この非開削敷設工程では、地盤を目標深度まで吸引掘削した際に、非開削工法を用いて
引込管の更新または新設を行う。MDP工法における埋設管の敷設は、非開削工法で行う。
管路新設の場合は推進工法により施工し、既存管路を新しいものに更新する場合には引き
抜き工法により施工する。
MDP工法では、埋設物である埋設管の敷設を非開削で行うのが特徴であり、これにより、掘削面積、土量を大幅に削減でき、道路幅員によっては、片側車線のみの占有で施工が可能となる。
非開削工法は管路を新設する場合と、既存管路を新しいものに更新する場合で異なり、
管路新設の場合は推進工法で管路新設の場合は推進工法を敷設する。一方、既存管路を更
新する場合には引き抜き工法で埋設管を施工する。
図22は管路新設の推進工法を説明する図である。管路の新設は吸引掘削により施工した立坑に推進機50を設置し(図22(a))、この推進機50から所定長さの埋設管を継ぎ足しながら発進し(図22(b))、宅地内へと進む推進工法で行う。施工時には、埋設管の推進位置、推進方向を探知機51により確認し、宅地内では揺動推進による修正曲げ推進を行いメータボックス52に接続する施工を行う(図22(c))。
図23は既存管路を更新する引き抜き工法を説明する図である。既存管路の更新は引き抜き工法で行い、この引き抜き工法では、まず引き抜く埋設管〔鉛管〕の先端部(立坑位置から最も遠い位置、通常宅地内)に、例えばメータボックス52の近傍で切断し(図23(a))、専用の接続金具等で、更新用の管53(通常ポリエチレン管)を接続する(図23(b))。その後、埋設管60内に円錐コーン54を有するワイヤー55を通し(図23 (b))、このワイヤー55を引き抜き用ウインチ56で牽引することにより(図23(c))、既設埋設管60の引き抜きと更新用の管敷設を同時に行う(図23(d))。この非開削工法では、埋設管敷設に必要な最小限の範囲のみ掘削するため、狭隆な場所での施工となる。
[縦穴の埋め戻し(ステップ4)]
縦穴の埋め戻し(ステップ4)は、埋め戻し工(ステップa9)を実施する埋め戻し工程である。図24は改良土を用いる場合について縦穴の埋め戻し工程を説明する図である。縦穴の埋め戻し工程では、縦穴の周囲を囲っているケーシングを引き上げながら、縦穴が埋め戻される(図24(a))。ここでは、縦穴の掘削時に生じた土砂等を現場で改良土化して再利用することによって(図24 (b))、縦穴の埋め戻しが行われる(図24(c))。
埋め戻し工では、施工後、自動車の走行などにより道路に沈下などが生じないように、
埋め戻し土を十分に締め固め、所定の締め固め密度が確保できるよう施工する。埋め戻し
土は締め固めがしやすい砂などの良質土が好ましくかつ簡便である。残土処理等を低減し
、環境問題に資するという観点からは、現地発生土に石灰などの改良材を添加した改良土
が有効であるが、改良土でなくてもよいし、現地発生土に限定されず購入土などでもよい
現地発生土を改良土として利用する場合には、必要に応じて事前に配合試験を行い、改
良材の種類、添加量などを決定する。このような再利用は、土砂等の廃棄が不要になるの
で環境性に優れているばかりか、土砂の運搬も不要となるのでコスト的にも優れている。
埋め戻し作業は、例えば埋め戻し土を1層当り層厚20〜30cm程度で撒きだし、締め固め機械で十分締め固めを行い、所定の締め固め密度を確保する。特に周辺地山との境界部分は、孔壁崩壊防止のケーシングを引き抜きながらの施工となるため、ランプレなどで入念に締め固めを行い、施工後、埋め戻し部分と周辺地山で段差などが生じないようにする。
[舗装版の修復(ステップ5)]
舗装版の修復(ステップ5)は、仮復旧が必要かの判断し(ステップa10)、仮復旧が必要ない場合本復旧工(ステップa11)、仮復旧が必要である場合仮復旧工(ステップa12)後に本復旧工する工程である。
舗装版の修復では、ケーシングを引き抜いた上で、従来と同様の手法で、下層路盤3、
上層路盤2および舗装版1が順次修復される。この舗装版1の仮復旧を行う場合には、図25に示すように、舗装混合物配送システムの舗装混合物配送工程Eにおいて、断熱構造体600によって梱包された舗装混合物500を、例えば軽自動車700に搭載して復旧する舗装場所に配送する。この復旧する舗装場所では、断熱構造体600から舗装混合物500を取り出し、この舗装混合物500を所定領域に敷設する。この舗装面(路盤)の復旧工は、所定の舗装性能を確保し、かつ自動車、自転車の走行、歩行者の通行など交通に支障を及ぼさないよう段差をなくし、所定の平坦性を確保する。
本復旧工の場合には仮復旧工と同様、交通の安全を確保するとともに、施工後の自動車
走行などにより沈下が生じないよう、所定の品質を満たす路盤を構築する。
以上のようなステップ1からステップ5までの工程を有するMDP工法によれば、作業性、環境性(「地球環境に優しい」)、および安全性をトータル的に満足することができる。
特に、舗装版1の除去工程(ステップ1)によれば、舗装版1の部分的な除去を簡単な作業で的確に行うことができる。また、舗装版片7を破壊することなく一体で除去でき、破壊による粉塵の発生や騒音を防止できるので、環境性にも優れている。さらに、舗装版片7をアスファルト塊として一体で処分する場合には、専用の収納袋にこれを格納することでコンパクトに道路上を運搬することができ、道路廃棄上も有利である。
また、特に、縦穴11の掘削工程(ステップ2)では、土留めを確保する役割を担うケーシング10の降下に先立ち、ケーシング10の内底に露出した地盤を吸引掘削する。そして、吸引掘削によって埋設物が出現しなかった場合に、吸引掘削に追従して、ケーシング10を地盤に降下させる。ケーシング10の降下は、埋設物が出現しないことを条件に行われるので、地盤内に不測の埋設物5´が埋まっていたとしても、これを損傷または破壊してしまうことを未然に回避することができる。また、掘削によって生じる土砂は、(特に掘削深度が浅い場合には)外部に飛び散らないようにケーシング10によってガードされるとともに、ホース120を介して即時に吸引される。したがって、作業現場が土砂等で汚れることがないので、環境的にも優れている。さらに、吸引掘削は、低粉塵化および低騒音化を実現できるため、作業現場周辺への影響を軽減できる。なお、所定の処理袋に収納された土砂等(改良土化された土砂等)を縦穴11の埋め戻しに再利用する場合には、環境面のみならず、コスト面でも優れている(運搬コストが不要になる)。
さらに、この実施形態では、作業領域Sを円形状としているが、この発明はこれに限定
されるものではなく、矩形片等を含む任意の形状であってもよいのは当然である。
この発明は、復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムおよび舗装混合物配送システムにより配送された舗装混合物を用いて復旧する埋設物敷設工法に適用でき、短時間に舗装路を復旧し、かつ余分に舗装混合物を製造して配送することがなく配送コストが削減でき、しかも産業廃棄物となることを軽減することが可能である。
この発明の舗装混合物配送システムの説明図である。 配送ラベルの実施例を示す図である。 舗装混合物製造量設定工程の説明図である。 舗装混合物製造工程の説明図である。 骨材加熱を示す図である。 アスファルト加熱を示す図である。 混合機による舗装混合物の製造を示す図である。 第1の実施の形態の断熱構造体を示す図である。 第2の実施の形態の断熱構造体を示す図である。 舗装混合物配送工程の説明図である。 埋設管敷設工法の説明図である。 埋設物の更新または新設を行う埋設管敷設工法の施工手順を示す図である。 舗装版の切削工程の説明図である。 舗装版の除去工程の説明図である。 舗装版の切削工程の説明図である。 ケーシング設置装置を舗装版切断除去工程おいて用いる状態を示す図である。 円筒カッターとカッター駆動装置とを示す図である。 ケーシング設置装置を吸引掘削工程おいて用いる状態を示す図である。 路床における縦穴の掘削工程の説明図である。 路床における縦穴の掘削工程の流れを示すフローチャートである。 ケーシングの外観斜視図である。 推進工法の説明図である。 引き抜き工法の説明図である。 埋め戻し工程の説明図である。 復旧工程の説明図である。
符号の説明
1 舗装版
2 上層路盤
2a 露出面
3 下層路盤
4 路床
5 作業対象物
5´ 不測の埋設物
6 切削溝
7 舗装版片
8 円形カッター
10 ケーシング
11 縦穴
14a アンカーボルト
14b ワイヤー
30 円筒カッター
31 回転軸
32 ダイヤモンドブレード
40 支持基台
41,42 一対の支柱
43 支持装置
44,45 一対の昇降装置
47 カッター駆動装置
49 ウエイト
120 ホース
K ケーシング設置装置

Claims (6)

  1. 復旧する舗装場所に加熱した状態で舗装混合物を配送する舗装混合物配送システムであり、
    前記舗装混合物を用いて復旧する舗装場所を設定する復旧舗装場所設定工程と、
    前記設定された復旧舗装場所に応じて製造する前記舗装混合物の製造量を設定する舗装混合物製造量設定工程と、
    前記設定された製造量に基づき前記舗装混合物を製造する舗装混合物製造工程と、
    前記製造された前記舗装混合物を断熱構造体により梱包する舗装混合物梱包工程と、
    前記梱包された前記舗装混合物を復旧する舗装場所に配送する舗装混合物配送工程と、
    を有することを特徴とする舗装混合物配送システム。
  2. 前記舗装混合物製造量設定工程において、
    前記復旧舗装場所において実際に使用する前記舗装混合物の必要量に基づいて前記舗装混合物の製造量を設定することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。
  3. 前記舗装混合物製造工程において、
    前記設定された量の骨材を加熱する骨材加熱ステップと、
    前記設定された量のアスファルトを加熱するアスファルト加熱ステップと、
    前記加熱された骨材に前記加熱されたアスファルトを混合して舗装混合物を製造する混合ステップと、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。
  4. 前記舗装混合物梱包工程において、
    前記断熱構造体は、
    前記製造された舗装混合物を収容する金属製容器と、
    前記金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
    前記金属製容器に収容された舗装混合物の上に敷く断熱性シートと、
    前記金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。
  5. 前記舗装混合物梱包工程において、
    前記断熱構造体は、
    前記製造された舗装混合物を収容する外側金属製容器と、
    前記外側金属製容器を覆う耐熱性手提げ袋と、
    前記外側金属製容器内に空気層を形成するように設けられた耐熱性内側容器と、
    前記耐熱性内側容器の内部に収容され、前記製造された舗装混合物を収容する断熱性袋と、
    前記外側金属製容器の開口部に係合されて覆う金属製蓋と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の舗装混合物配送システム。
  6. 埋設物の更新または新設を行う埋設物敷設工法であり、
    周囲より分離された舗装版片を形成するために、地面に敷設された舗装版の表面から前
    記舗装版の下の路盤に至るまで、前記舗装版に設定された所定領域の外周を切削し、前記
    切断した舗装版片を前記舗装版より除去する舗装版切断除去工程と、
    前記舗装版片が除去された所定領域にケーシングを配置し、このケーシングを地盤に降
    下させるのに先立ち、埋設物の出現の有無を確認しながら前記ケーシングの内底に露出し
    た地盤を吸引掘削して縦穴を施工する吸引掘削工程と、
    前記地盤を目標深度まで吸引掘削した際に、非開削工法を用いて埋設物の更新または新
    設を行う非開削敷設工程と、
    前記ケーシングを引き上げながら、前記縦穴の埋め戻しを行う埋め戻し工程と、
    前記埋め戻し後に、周囲との段差をなくして所定の平坦性を確保する復旧工程と、
    を有し、
    前記復旧工程において請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の舗装混合物配送システムにより配送された舗装混合物を用いて復旧することを特徴とする埋設物敷設工法。
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