JP2008088698A - 運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法 - Google Patents

運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な設備の追加でアスファルト混合物の温度低下を効果的に抑制でき、長時間の運搬が可能であり、汎用性があり、経済面・環境面で良好な運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法を提供する。
【解決手段】ダンプトラック1は、走行可能な車体上に傾動可能な荷台10を備え、荷台10にアスファルト混合物を積載して運搬可能である。荷台10の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シート20を設けて、荷台10の床板11の裏面下に空気滞留層を形成する。空気滞留層は、荷台10の左右両側に設けられた一対の側板13の下方延長部間に形成される。荷台10の外側下部は、複数の保温用シート21,30,40によって覆われ、これらの保温用シートは、前側に位置する保温用シートの後端部を後側に位置する保温用シートの前端部上に重ねるように配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷台にアスファルト混合物を積載して運搬する運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法に関する。
道路のアスファルト舗装を行うときに用いられるアスファルト混合物は、アスファルトプラントで製造され、高温状態でダンプカーの荷台上にシュートから落下して積み込まれて工事現場に運搬されるが、運搬過程でアスファルト混合物の温度が低下すると、良質なアスファルト舗装ができなくなる。
そこで、アスファルト混合物を工事現場に運搬するときには、荷台上に積み込まれたアスファルト混合物の表面にシートを被せて保温したり、特許文献1に記載されているように、断熱性材料で形成された荷台にアスファルト混合物を積み込んで運搬する方法等が知られている。
特開2003−336210号公報
従来のアスファルト混合物の表面にシートを被せる方法では、図1(a)(側面説明図)及び図1(b)(背面説明図)に示すように、金属材料の熱伝導率が高い材料で形成された荷台10に、直接にアスファルト混合物Aを積載し、このアスファルト混合物Aの表面を単にシート80で覆っているだけなので、荷台10の床板11から放熱してアスファルト混合物Aの温度が低下するのは避けられない。またシート80の表面から放熱し、また車両走行時の風がシート表面に当たって放熱を促進し、更には車両走行時の風がシート内側に侵入してアスファルト混合物を冷却する。このため、アスファルト混合物Aの表面をシート80で覆っても効果的に温度低下を抑えることができないという問題が発生する。
これによって、工事現場に運搬されたアスファルト混合物Aは、表面部分と荷台10に接している部分の温度が低下することになり、これらの温度低下した部分を取り除いたうえでアスファルト工事に使用されている。これにより、復旧面積に対して2〜3割増のアスファルト混合物Aを準備する必要があり、無駄が多く、温度低下した部分は作業廃棄物になり、環境問題の原因にもなる。また荷台10にアスファルト混合物Aを積載して運搬可能な運搬時間は、その温度低下を考慮すると、冬季や寒冷地では、約1〜2時間が限度であり、長時間の運搬は困難となる。
一方、断熱性材料製の荷台は、アスファルト混合物を運搬する専用車両となり、汎用性が低く、設備コストが大きいという問題があって、ほとんど普及していないのが現状である。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡易な設備の追加でアスファルト混合物の温度低下を効果的に抑制することができ、長時間の運搬が可能であり、汎用性があり、経済面・環境面で良好な運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明は、以下の特徴を有する。先ず、特徴の1つは、走行可能な車体と、該車体に対して傾動可能な荷台とを備え、該荷台にアスファルト混合物を積載して運搬可能な運搬用車両(例えば、実施形態におけるダンプトラック1)であって、荷台の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シートを設けて、荷台の床板の裏面下に保温用シートで覆われた空気滞留層を形成することを特徴とする。
この特徴によれば、荷台の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シートを設けて、荷台の床板の裏面下に保温用シートで覆われた空気滞留層を形成することにより、荷台の床板の下方に断熱層を設けることができる。このため、床板からのアスファルト混合物の放熱を抑えることができ、アスファルト混合物の冷却防止効果を向上することができる。従って、アスファルト混合物の温度低下による品質劣化を最小限に抑えることができ、品質劣化して作業廃棄物となるアスファルト混合物の量が少なくなって無駄をなくして環境問題においても良好となり、長時間の運搬ができ、特に寒冷地等の運搬に効果をより発揮することができる。また本発明は、運搬用車両の荷台の下部に保温用シートを装着するだけであるので、土砂等を運搬するときにこれが邪魔にならなければ、保温用シートをそのままの状態にしておいてもよいので、保温用シートが存在しても、運搬用車両の運搬対象物が限定されるものではなく、アスファルト混合物以外の土砂等の運搬も可能であり、運搬用車両の汎用性を狭くすることもない。さらに本発明は、既存の運搬用車両の荷台に保温用シートを設けるだけであるので、コストの増加が抑制されて極めて経済的である。
また特徴の1つは、空気滞留層が、荷台の左右両側に設けられた一対の側板の床板より下方へ延びる下方延長部間に形成されることを特徴とする。
この特徴によれば、空気滞留層は一対の側板の下方延長部間に形成されることより、空気滞留層の左右両側は一対の側板の下方延長部によって仕切られる。このため、空気滞留層の容積変動を小さくすることができ、空気滞留層の断熱性能を高い状態に維持することができる。
また特徴の1つは、荷台の外側下部は、複数の保温用シート(例えば、実施形態における前側保温用シート21,中間保温用シート30,後側保温用シート40)によって覆われ、これらの保温用シートは、車体前後方向に隣接する保温用シートのうち、前側に位置する保温用シートの後端部を後側に位置する保温用シートの前端部上に重ねるように配置されることを特徴とする。
この特徴によれば、荷台の外側下部を複数の保温用シートで覆うことにより、保温用シートの大きさが過大になるのを防止して、荷台外側下部を保温用シートで覆う作業の作業性を向上することができる。また車体前後方向に隣接する保温用シートのうち車体前側に位置する保温用シートの後端部を車体後側に位置する保温用シートの前端部上に重なるように配置することで、車両が前進走行したときに、風が保温用シート間の隙間から入り難くすることができ、保温用シートが風によって剥れる事態を抑制することができる。
また特徴の1つは、車体前後方向に隣接して端部同士が重なる保温用シートのうち、重ねる側の保温用シートに係合孔部を設け、重ねられる側の保温用シートに係合孔部に係止される係止突起部を設けることを特徴とする。
この特徴によれば、重ねる側の保温用シートに係合孔部を設け、重ねられる側の保温用シートに係止突起部を設けることにより、前後方向に隣接して配置された保温用シート同士を確実に接続して、車両走行時において、保温用シートの重ね合わされた部分が風によって剥れる事態をより抑制することができる。
また特徴の1つは、保温用シートの端部に、基端側が該保温用シートの表面に固着された固着部と、該固着部に繋がって伸縮自在な帯部と、該帯部の先端部に取り付けられて起立したあおりの上部に掛止可能なフック部とを有して保温用シートを荷台に止めるシート係止手段を設けることを特徴とする。
この特徴によれば、保温用シートの端部に、固着部と帯部とフック部とを有してなるシート係止手段を設けることにより、保温用シートの端部を荷台の側板や
前板の外側面に沿わせた状態でフック部を側板等の上部に掛止するだけで、保温用シートを緊張させた状態で荷台の外側下部に設けることができる。
また特徴の1つは、複数の保温用シートによって、荷台の外側下部の前方及び側方の全てを覆うことを特徴とする。
この特徴によれば、複数の保温用シートによって荷台の外側下部の前方及び側方の全てを覆うことより、荷台の床板の下方に、より大きな空気滞留層を形成することができ、床下からのアスファルト混合物の放熱をより抑えて、アスファルト混合物の冷却防止効果をさらに向上することができる。
また特徴の1つは、荷台は、該荷台の底部と車体との間に取り付けられたシリンダ機構部によって傾動可能であり、シリンダ機構部は、これが伸長して荷台が傾動すると、該シリンダ機構部自体も傾動するように取り付けられ、荷台の下部のうちシリンダ機構部が延出する部分を覆う保温用シートには、シリンダ機構部が伸長すると、該シリンダ機構部の傾動に応じて荷台底部から離反する方向に移動するシリンダ機構部の先端部(例えば、実施形態におけるリフトアーム52)を受容する受容部分が設けられることを特徴とする。
この特徴によれば、保温用シートに、シリンダ機構部の傾動に応じて荷台底部から離反する方向に移動するシリンダ機構部の先端部を受容する受容部分を設けることで、シリンダ機構部が伸長してこの先端部が荷台底部から離反する方向に移動しても、保温用シートがシリンダ機構部の先端部と干渉して保温用シートが損傷する事態を未然に防止することができる。
また本発明の特徴は、走行可能な車体と、該車体に対して傾動可能な荷台とを備え、該荷台にアスファルト混合物を積載して運搬可能な運搬用車両において、荷台に積載されたアスファルト混合物をその表面に保温用シートを被せて運搬するアスファルト混合物運搬方法であって、荷台の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シートを設けて荷台の床板の裏面下に保温用シートで覆われた空気滞留層を形成した荷台に、アスファルト混合物を積載して運搬することを特徴とする。
この特徴によれば、荷台の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シートを設けて荷台の床板の裏面下に保温用シートで覆われた空気滞留層を形成した荷台に、アスファルト混合物を積載して運搬することによって、荷台の床板の下方に断熱層を設けることができ、簡易な設備の追加でアスファルト混合物の温度低下を効果的に抑制することができ、長時間の運搬が可能であり、汎用性があり、経済的であり、環境問題においても良好にすることができる。
また特徴の1つは、荷台の外側下部を覆う複数の保温用シートを、車体前後方向に隣接する保温用シートのうち前側に位置する保温用シートの後端部が後側に位置する保温用シートの前端部上に重なるように、荷台の後側から前側に順に取り付けることを特徴とする。
この特徴によれば、荷台の外側下部を覆う複数の保温用シートを、荷台の後側から前側に順に取り付けることで、車体前後方向に隣接する保温用シートのうち後側に位置する保温用シートの前端部上に前側の保温用シートの後端部が重なるようにする保温用シートの配置作業の作業性を向上することができる。
本発明に係わる運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法によれば、前述の特徴を有することで、簡易な設備の追加でアスファルト混合物の温度低下を効果的に抑制することができ、長時間の運搬が可能であり、汎用性があり、経済面・環境面で良好な運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法を提供することができる。
以下、本発明に係わる運搬用車両及びアスファルト混合物運搬方法の実施形態を図2から図6に基づいて説明する。本実施形態は、土砂等を運搬するダンプトラック、特に、荷台が車両後方側に傾動するダンプトラックを例にして説明する。先ず、アスファルト混合物運搬方法を説明する前に、運搬用車両の一例であるダンプトラックについて説明する。
ダンプトラック1は、図2(a)(側面図)及び図2(b)(側面図)に示すように、走行可能な車体3と、車体3の後側に設けられた荷台10と、荷台10に積載されたアスファルト混合物からの放熱を防止する保温用シート20とを備えて構成される。車体3の前側には運転キャビン5が設けられ、運転キャビン5の下部の車体前部及び車体後部には左右一対の前輪6及び後輪7が配設されている。前輪6は操舵可能に構成され、後輪7は図示しないエンジンからの動力を受けて回転駆動可能に構成されている。
荷台10は、車体3と荷台10との間に配設されたシリンダ機構部50によって荷台10の後端部を支点として荷台前側が起仰して荷台10の床板11が後方側に傾斜して、積載物を後端から排出可能になっている。シリンダ機構部50は、ボトム側端部が車体3に枢結されて車両後方側に延びるホイストシリンダ51と、ホイストシリンダ51のロッド側端部に枢結されて荷台前側に延びるリフトアーム52と、リフトアーム52の先端部とホイストシリンダ51のボトム側端部との間に設けられたテンションリンク部材53とを有してなる。リフトアーム52の先端部は荷台10の底部に枢結されている。
シリンダ機構部50は、ホイストシリンダ51が伸長すると、ホイストシリンダ51が起仰するとともにリフトアーム52の先端部が荷台10の底部から離反する方向に回動して、荷台10が後方側に傾斜する。また伸長したホイストシリンダ51が縮小すると、ホイストシリンダ51が倒伏するとともにリフトアーム52の先端部が荷台10の底部側に接近する方向に回動して、荷台10を水平状態に戻す。
荷台10は、床板11の前部に板状の前板12を備え、床板11の左右両側に一対の側板13を備え、床板11の後端に後板17を備えて構成されている。前板12は床板11から上方へ延びて運転キャビン5を保護する。後板17は、上部が一対の側板13の後端上部に回動自在に取り付けられており、積載物を排出するときには、荷台10を後方側に傾斜させて、後板17を開いた状態にする。
側板13は、図3(a)(説明図)及び図3(b)(説明図)に示すように、床板11の側部に一体的に取り付けられて上下方向に延び、側板13の下部は床板11よりも下方に延びる。このため、荷台10の前端下部には、床板11とこれより下方に延びる一対の側板13の下方延長部13aによって囲まれて前方に向いた前側開口部14が開口し、また荷台10の底部には、一対の側板13の下方延長部13aによって囲まれて下方に向いた下側開口部15が開口している。なお、荷台10の後端下部には、床板11とこれより下方に延びる一対の側板13の下方延長部13aによって囲まれて後方に向いた後側開口部16が開口している。
保温用シート20は、前側保温用シート21、中間保温用シート30、後側保温用シート40から構成されている。前側保温用シート21は、図3及び図4(説明図)に示すように、前側開口部14を覆う前面部22と、下側開口部15の前側を覆う底面部23と、底面部23の左右両側部に繋がって延びる一対の側面部24とを有してなる。前面部22は矩形状に形成されて前側開口部14を覆うことが可能な大きさを有する。底面部23は矩形状に形成されて下側開口部15の前側を覆うことが可能な大きさを有する。側面部24は矩形状に形成されて側板13の高さ方向寸法よりも大きな寸法を有する。このため、前面部22によって前側開口部14を覆い且つ底面部23によって下側開口部15を覆った状態で、側面部24を側板13の外側面に沿って配置し、且つ前面部22を前板12の外側面に沿って配置すると、側面部24の上部は側板13の上端から延出して、これを側板13の内側に折ることができ、また前面部22の上端は前板12の中間位置まで延ばすことができる。
中間保温用シート30は、下側開口部15の中間部を覆う底面部31と、底面部31の左右両側部に繋がって延びる一対の側面部32とを有してなる。底面部31は矩形状に形成されて下側開口部15の中間部を覆うことが可能な大きさを有する。側面部32は矩形状に形成されて側板13の高さ方向寸法よりも大きな寸法を有する。底面部31によって下側開口部15を覆った状態で、側面部32を側板13の外側面に沿って配置すると、側面部32の上部は側板13の上端から延出して、これを側板13の内側に折ることができる。
後側保温用シート40は、下側開口部15のうちのシリンダ機構部50が延出する後部を覆うものであり、この後部を覆う底面部41と、底面部41の左右両側部に繋がって延びる一対の側面部42とを有してなる。底面部41は矩形状に形成されて下側開口部15の後端部を覆うことが可能な大きさを有するとともに、ホイストシリンダ51の伸長に応じて荷台底部から離反する方向に移動するリフトアーム52を受容する受容部分43を有する。受容部分43は、山折りにされて前後方向に延びる折り曲げ線Lを中央にして左右対称に繋がる三角面部43aを有して凸状に形成されている。三角面部43aは折り曲げ線Lの部分を底辺とし、側面部42に繋がる部分を斜辺として形成されている。このように受容部分43を底面部41に設けることで、ホイストシリンダ51が伸縮してリフトアーム52の先端側が荷台底部から離反する方向に回動しても、リフトアーム52は受容部分43に受容されるので、後側保温用シート40が損傷する虞はない。
なお、保温用シート20は、断熱性を有し、高温時の寸法安定性や加熱されたアスファルト混合物の剥離性も良好に構成されたものであり、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、ビニロン繊維、ポリイミド繊維、ポリフェニレンスルフィド繊維、アラミド繊維、ガラス繊維などから形成されていることが好ましい。さらに、ゴム引き加工、耐熱性樹脂による膜加工などにより補強加工されていても良い。
このように構成された前側保温用シート21、中間保温用シート30、後側保温用シート40のそれぞれには、車体前後方向に隣接する他の保温用シートとの間を接続する接続手段55と、保温用シートを荷台10に取り付けるためのシート係止手段60が設けられている。
接続手段55は、車体前後方向に隣接して端部同士が重なる保温用シートのうち重ねる側の保護用シートに設けられる係合孔部56と、重ねられる側の保温用シートに設けられて係合孔部56に係止される係止突起部57とを有してなる。係合孔部56は、前側保温用シート21及び中間保温用シート30の各底面部23,31の後端部に左右方向に所定間隔を有して複数設けられている。係合孔部56は、係止突起部57を係止可能であればその形状は問わない。図面では、図5(a)(斜視図)に示すように、楕円状に形成されている。
係止突起部57は、図4及び図5(b)(斜視図)に示すように、底面部31,41に固定された軸部57aと、軸部57aの先端部に回動自在に取り付けられて係合孔部56を通って係合孔部56に係止可能な頭部57bとを有してなる。頭部57bの形状は係合孔部56を通ってこれに係止可能であればその形状は問わない。図面では、楕円状に形成されている。
シート係止手段60は、前側保温用シート21の前面部22及び一対の側面部24の外側先端部に取り付けられるとともに、中間保温用シート30及び後側保温用シート40の各一対の側面部32,42の外側先端部に取り付けられている。シート係止手段60は、図6(a)(斜視図)に示すように、基端側が保温用シート20(21,30,40)の表面に固着された固着部61と、固着部61に繋がって伸縮自在な帯部62と、帯部62の先端部に取り付けられて起立した側板13又は前板12の上部に掛止可能なフック部63とを有してなる。
次に、このように構成されたダンプトラック1によってアスファルト混合物を運搬する際のアスファルト混合物運搬方法について説明する。先ず、図3、図4、図6(b)に示すように、荷台10の底部が露出するようにシリンダ機構部50を伸長させる。そして、後側保温用シート40を広げ、係止突起部57が前側に位置し且つ受容部43内にシリンダ機構部50のリフトアーム52が受容されるように後側保温用シート40を配置して、底面部41によって下側開口部15の後部を覆う。そして、側板13の外面に沿って側面部42を延ばし、側板13の先端から突出した側面部42を側板13の内側に折る。そして、シート係止手段60のフック部63を介して帯部62を伸長させて、フック部63を側板13の上端部に掛止する。その結果、後側保温用シート40は、帯部62の縮小によって緊張した状態で荷台10の下部に取り付けることができるとともに、床板11の下方に空間部70を形成することができる。
次に、中間温用シート30を広げ、係止突起部57が前側に位置するように中間温用シート30を荷台10の底面側に配置し、中間温用シート30の底面部31によって下側開口部15を覆う。このとき、後側保温用シート40の前端部上に中間保温用シート30の後端部が重なるように配置し、係合孔部56内に係止突起部57を挿入して回動して係止突起部57を係合孔部56に係止する。
そして、側板13の外面に沿って側面部32を延ばし、側板13上端から突出した側面部32を側板13の内側に折る。そして、シート係止手段60のフック部63を介して帯部62を伸長させて、側面部32を介してフック部63を側板13の上端部に掛止する。その結果、中間保温用シート30は、帯部62の縮小によって緊張した状態で荷台10の下部に取り付けることができるとともに、床板11の下方に空間部71を形成することができる。
次に、前側保温用シート21を広げ、係合孔部56が後側に位置するように前側保温用シート21を荷台10の前側の底面に配置し、前側温用シート21の前面部22によって前側開口部14を覆い、前側温用シート21の底面部23によって下側開口部15を覆う。このとき、中間保温用シート30の前端部上に前側保温用シート21の後端部が重なるように配置し、係合孔部56内に係止突起部57を挿入して回動して係止突起部57を係合孔部56に係止する。
そして、側板13の外面に沿って側面部24を延ばし、側板13上端から突出した側面部24を側板13の内側に折る。そして、シート係止手段60のフック部63を介して帯部62を伸長させて、側面部24を介してフック部63を側板13の上端部に掛止する。また前板12の外側面に沿って前面部22を延ばし、シート係止手段60のフック部63を介して帯部62を伸長させて、フック部63を前板12の上端部に掛止する。その結果、前側保温用シート21は、帯部62の縮小によって緊張した状態で荷台10の下部に取り付けられるとともに、床板11の下方に空間部72を形成することができる。ここで、形成された空間部70,71,72は連通状態にあり、この前側は前側保温用シート21によって塞がれているので、車両が走行しても保温用シート内側の空気は滞留した状態になる。
このように、前側保温用シート21、中間保温用シート30及び後側保温用シート40を車体後側から前側に荷台底部に取り付けると、荷台10の床板11の下方に連通状態にある空間部70,71,72内の滞留する空気からなる空気滞留層73を形成することができる。そして、荷台10の床板11が水平方向になるように、シリンダ機構部50を縮小させる。そして、荷台10にアスファルト混合物Aを積載し、このアスファルト混合物Aの表面を表側保温用シート45で覆い、車両を走行させてアスファルト混合物Aを工事現場に運搬する。
ここで、荷台10の床板11の下方に形成された空気滞留層73は断熱層として機能する。このため、床板11の下部からのアスファルト混合物Aの放熱を抑えることができ、アスファルト混合物Aの冷却防止効果を向上することができる。このため、床板11からのアスファルト混合物Aの放熱を抑えることができ、アスファルト混合物Aの冷却防止効果を向上することができる。従って、アスファルト混合物Aの温度低下による品質劣化を最小限に抑えることができ、品質劣化して作業廃棄物となるアスファルト混合物Aの量が少なくなって無駄がなくなり環境面においても良好となり、また長時間の運搬ができ、特に寒冷地等の運搬に効果をより発揮することができる。また、ダンプトラック1の荷台10の下部に保温用シート20を装着するだけであるので、土砂等を運搬するときにこれが邪魔にならなければ、保温用シート20をそのままの状態にしておいてもよいので、保温用シート20が存在しても、ダンプトラック1の運搬対象物が限定されるものではなく、アスファルト混合物以外の土砂等の運搬も可能であり、ダンプトラック1の汎用性が狭くなることもない。さらに、保温用シート20は、既存のダンプトラック1の荷台10に取り付けるだけであるので、新たな設備負担のコストの増加を抑制することができて極めて経済的である。
なお、前述した実施形態では、保温用シート20によって荷台10の底部の略全面を覆うように構成した場合を示したが、冷却防止効果が低下するものでなければ、保温用シート20を荷台底部の前側と中間部のみを覆うようにしてもよい。
また前述したシリンダ機構部50では、リフトアーム52を介してホイストシリンダ51を接続した場合を示したが、ホイストシリンダ51のロッド側端部を荷台10の底部に直接に接続してもよい。また、前述したダンプトラック1は荷台10が後方側に傾斜するものを示したが、荷台10が車両の左右方向にも傾斜するものでもよく、このような車両に前述した保温用シート20を取り付けてもよい。
〔実験結果〕
本願発明のダンプトラック1の荷台10にアスファルト混合物Aを積載し、このアスファルト混合物Aの表面のみを表側保温用シート45で覆った場合と、アスファルト混合物Aの表面を表側保温用シート45で覆うとともに荷台10の外側下部を前方及び側方の略全面に亘って保温用シート20で覆った場合のアスファルト混合物Aの温度変化を測定した。その結果を図7(a)に示す。図7(a)は、縦軸が温度(℃)を示し、横軸が時間(分)を示している。なお、測定位置は、図7(b)(断面図)に示すように、積載されたアスファルト混合物Aの下面(床板11の上面)と、下面から5cm上方の位置と、下面から10cm上方の位置とした。また測定条件は次の通りである。
1.外気温度: 15〜18℃
2.ダンプトラックの最大積載重量: 2t
3.荷台10へのアスファルト混合物Aの積載重量: 1t
4.ダンプトラックの走行時間: 約4時間
5.ダンプトラックの荷台10の床板11の材質: 鉄
このような条件下において測定したアスファルト混合物Aの温度の変化から下記の事項が明らかになった。
(1)ダンプトラック走行時間の初期時では、アスファルト混合物Aの下面から
上方に5〜10cmの位置において、保温用シート20の有無に係わらずに173℃前後のピーク温度となった。またアスファルト混合物Aの下面では保温用シート20があるときに121℃となり、保温用シート20がないときに110℃となって、保温用シート20を設けることで、下面において約10℃の保温効果を確認することができた。
(2)ダンプトラック走行時間が約4時間後のアスファルト混合物Aの下面の温度は、保温用シート20があるときに91℃となり、保温用シート20がないときに60℃となって、保温用シート20を設けることで、下面において約30℃の保温効果を確認することができた。
(3)ダンプトラック走行時間が約4時間後のアスファルト混合物Aの下面から上方に5〜10cmの位置での温度は、保温用シート20があるときに136℃となり、保温用シート20がないときに103℃となって、保温用シート20を設けることで、下面から5〜10cmの上方位置において約30℃の保温効果を確認することができた。
このように荷台10の外側下部を保温用シート20で覆うことで、保温効果を確認することができた。また、約4時間後のアスファルト混合物Aの下面温度は、保温用シート20があるときに91℃となって、道路工事等で使用可能なアスファルト混合物Aの下限温度(約110℃)より低くなっているが、この温度低下した部分を含んだアスファルト混合物Aを工事現場で混練すると、温度低下した部分は高い温度の部分と混ざり合って温度上昇して、全体で110℃を超えるアスファルト混合物Aが得られることが確認された。このため、搬送されたアスファルト混合物Aの全てを工事現場で使用することができることを確認した。
従来の運搬用車両を示し、同図(a)は運搬用車両の側面説明図であり、同図(b)は運搬用車両の背面説明図である。 本発明の一実施形態に係わる運搬用車両の側面図を示す。 本発明の一実施形態に係わる運搬用車両を示し、同図(a)は運搬用車両の側面説明図であり、同図(b)は運搬用車両の背面説明図である。 本発明の一実施形態に係わる運搬用車両の荷台底部を覆う保温用シートの説明図を示す。 本発明の一実施形態に係わる保温用シートを接続するための係合孔部及び係止突起部の斜視図を示す。 本発明の一実施形態に係わる保温用シートを側板等に装着するためのシート係止手段の斜視図を示す。 本発明の一実施形態に係わるダンプトラックによって搬送されるアスファルト混合物の温度を測定した実験結果を示し、同図(a)は実験結果を示すグラフであり、同図(b)は測定位置を示した荷台の断面図である。
符号の説明
1 ダンプトラック(運搬用車両)
3 車体
10 荷台
11 床板
13 側板
13a 下方延長部
20 保温用シート
21 前側保温用シート(保温用シート)
30 中間保温用シート(保温用シート)
40 後側保温用シート(保温用シート)
43 受容部
50 シリンダ機構部
52 リフトアーム(シリンダ機構部の先端部)
56 係合孔部
57 係止突起部
60 シート係止手段
61 固着部
62 帯部
63 フック部
73 空気滞留層
A アスファルト混合物

Claims (9)

  1. 走行可能な車体と、該車体に対して傾動可能な荷台とを備え、該荷台にアスファルト混合物を積載して運搬可能な運搬用車両であって、
    前記荷台の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シートを設けて、前記荷台の床板の裏面下に前記保温用シートで覆われた空気滞留層を形成することを特徴とする運搬用車両。
  2. 前記空気滞留層は、前記荷台の左右両側に設けられた一対の側板の前記床板より下方へ延びる下方延長部間に形成されることを特徴とする請求項1に記載の運搬用車両。
  3. 前記荷台の外側下部は、複数の保温用シートによって覆われ、
    これらの保温用シートは、車体前後方向に隣接する保温用シートのうち、前側に位置する保温用シートの後端部を後側に位置する保温用シートの前端部上に重ねるように配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の運搬用車両。
  4. 車体前後方向に隣接して端部同士が重なる保温用シートのうち重ねる側の保温用シートに係合孔部を設け、重ねられる側の保温用シートに前記係合孔部に係止される係止突起部を設けることを特徴とする請求項3に記載の運搬用車両。
  5. 前記保温用シートの端部に、基端側が該保温用シートの表面に固着された固着部と、該固着部に繋がって伸縮自在な帯部と、該帯部の先端部に取り付けられて前記荷台の前部に設けられた前板及び前記側板の上部に掛止可能なフック部とを有して前記保温用シートを前記荷台に止めるシート係止手段を設けることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の運搬用車両。
  6. 前記複数の保温用シートによって、前記荷台の外側下部の前方及び側方の全てを覆うことを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の運搬用車両。
  7. 前記荷台は、該荷台の底部と前記車体との間に取り付けられたシリンダ機構部によって傾動可能であり、
    前記シリンダ機構部は、これが伸長して前記荷台が傾動すると、該シリンダ機構部自体も傾動するように取り付けられ、
    前記荷台の下部のうち前記シリンダ機構部が延出する部分を覆う保温用シートには、前記シリンダ機構部が伸長すると、該シリンダ機構部の傾動に応じて荷台底部から離反する方向に移動する前記シリンダ機構部の先端部を受容する受容部分が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の運搬用車両。
  8. 走行可能な車体と、該車体に対して傾動可能な荷台とを備え、該荷台にアスファルト混合物を積載して運搬可能な運搬用車両において、前記荷台に積載されたアスファルト混合物をその表面に保温用シートを被せて運搬するアスファルト混合物運搬方法であって、
    前記荷台の外側下部を少なくとも前方及び側方に亘って覆う保温用シートを設けて前記荷台の床板の裏面下に保温用シートで覆われた空気滞留層を形成した荷台に、前記アスファルト混合物を積載して運搬することを特徴とするアスファルト混合物運搬方法。
  9. 前記荷台の外側下部を覆う複数の保温用シートを、車体前後方向に隣接する保温用シートのうち前側に位置する保温用シートの後端部が後側に位置する保温用シートの前端部上に重なるように、前記荷台の後側から前側に順に取り付けることを特徴とする請求項8に記載のスファルト混合物運搬方法。
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