JP2000073309A - 加熱合材用小型保温器 - Google Patents

加熱合材用小型保温器

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JP2000073309A
JP2000073309A JP10243393A JP24339398A JP2000073309A JP 2000073309 A JP2000073309 A JP 2000073309A JP 10243393 A JP10243393 A JP 10243393A JP 24339398 A JP24339398 A JP 24339398A JP 2000073309 A JP2000073309 A JP 2000073309A
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JP
Japan
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heated
small
inner cylinder
heated mixture
outer cylinder
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Pending
Application number
JP10243393A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Iwasaki
博重 岩崎
Kouhachiro Mori
興八郎 森
Shozaburo Ono
庄三郎 小野
Junichi Sato
順一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABEGUMI KK
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
WATANABEGUMI KK
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱合材を少量ずつ保温状態で運搬すること
が出来るようにする。 【解決手段】上端が開口されたステンレスの外筒1と、
上端が開口され外筒1内に嵌挿されて内部に加熱合材を
収容するステンレス製の内筒2と、この内筒2と外筒1
の間に充填された断熱材4と、外筒1と内筒2の上端開
口部を閉じる蓋5とを備えており、プラント工場で製造
されたアスファルト舗装用の加熱合材を、加熱状態で小
掘削の本復旧に必要な量だけ内筒内に収容して、掘削現
場または工事事務所などに運搬する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路等の小掘削
の本復旧用の加熱合材を運搬するための保温器に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、アスファルト
舗装道路に埋設してあるガス管および水道管等の点検や
補修の際には、舗装面の小範囲を掘削してガス管等を露
出させる。
【0003】そして、点検等の後、路面は埋め戻される
が、このとき、破損したアスファルト舗装面を本復旧さ
せるために、小掘削に対応する少量の復旧用の合材を掘
削現場に運搬する必要がある。
【0004】ここで、アスファルト舗装面の本復旧用の
合材には、常温合材と加熱合材とがある。常温合材は、
常温で運搬,保管および施工を行うことが出来るので、
簡便性に富むという利点を有しているが、反面で、施工
初期における安定性や耐久性に劣るという欠点を有して
いる。
【0005】これに対し、加熱合材は、アスファルト塗
装の表層および基層に用いられる材料であり、安定性や
耐久性に優れている。したがって、前述したような小掘
削の本復旧用の合材には、加熱合材の使用が望まれてい
る。
【0006】しかしながら、この加熱合材は、その生産
工場での生産ロットが500kg〜1t単位であり、使
用量が少ない場合には、常温での保管が難しく、小掘削
の本復旧用に少量ずつ掘削現場に運搬するのが困難であ
るなど、その利便性や経済性に問題がある。
【0007】この発明は、上記のような加熱合材を小掘
削の本復旧用に使用する場合の問題点を解決するために
為されたものである。すなわち、この発明は、加熱合材
を少量ずつ保温状態で運搬することが出来るようにする
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による加熱合
材用小型保温器は、上記目的を達成するために、アスフ
ァルト舗装用の加熱合材を加熱状態で運搬する保温器で
あって、上端が開口された金属製の外筒と、上端が開口
され前記外筒内に嵌挿されて内部に加熱合材を収容する
金属製の内筒と、この内筒と外筒の間に充填された断熱
材と、前記外筒と内筒の上端開口部を閉じる蓋体とを備
えていることを特徴としている。
【0009】この第1の発明による加熱合材用小型保温
器は、プラント工場で製造されたアスファルト舗装用の
加熱合材を、加熱状態で小掘削の本復旧に必要な量だけ
内筒内に収容して、蓋体で内部を密閉した後、掘削現場
または工事事務所などに運搬する。このとき、断熱材に
よって内部に収容された加熱合材の温度がほぼ一定に保
たれる。
【0010】以上のように、第1の発明によれば、通
常、500kg〜1t単位で製造され少量ずつの使用が
難しかった加熱合材を、小掘削の本復旧に必要な量(約
30kg)だけ、掘削工事現場や掘削工事を行っている
工事事務所に運搬することが出来、そして、搬送中、加
熱合材の温度が加熱合材の施工に必要な温度に保たれる
ので、現場に着くとすぐに加熱合材を使用することが出
来る。したがって、この発明によれば、常温合材に比べ
て安定性および耐久性に優れる加熱合材の小掘削現場で
の少量使用が可能になる。
【0011】第2の発明による加熱合材用小型保温器
は、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に加
えて、前記内筒の外周面に卷回されたリボンヒータをさ
らに備えていることを特徴としている。この第2の発明
による加熱合材用小型保温器は、リボンヒータに電流を
通すことによって、搬送中または現場に到着後、内部に
収容された加熱合材の再加熱を行うことが出来る。した
がって、加熱合材の使用の利便性をさらに高めることが
できる。
【0012】第3の発明による加熱合材用小型保温器
は、第1の発明の構成に加えて、前記内筒の内側に下端
部が差し込まれた状態で取り付けられた温度測定部材を
さらに備えていることを特徴としている。この第3の発
明によれば、保温器の内部に収容された加熱合材の温度
を温度測定部材によって監視でき、これによって、加熱
合材の最適温度での使用が可能になる。
【0013】第4の発明による加熱合材用小型保温器
は、第1の発明の構成に加えて、前記蓋体が断熱性を備
えていることを特徴としている。この第4の発明による
加熱合材用小型保温器は、蓋体の断熱性によって、さら
に内部に収容された加熱合材の保温性が高められる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0015】図1は、この発明による加熱合材用小型保
温器の実施形態における一例を一部を切り欠いて示す斜
視図であって、上端が開口されたステンレス製の外筒1
内に、同様に上端が開口されたステンレス製の内筒2が
収容されている。そして、この内筒2の外周面には、リ
ボンヒータ3が卷回されていて、このリボンヒータ3
は、両端部が外筒1の外周面に設けられた一対の電源接
続端子3aおよび3bにそれぞれ接続されている。
【0016】外筒1と内筒2の間にはグラスウール製の
断熱材4が充填されており、この断熱材4によって内筒
2と外筒1間が断熱されている。外筒1の上端開口部に
は、蓋5が開閉自在に嵌合されている。この蓋5は、ス
テンレス等の金属製でもよいが、断熱性を有する材質の
ものを使用するのが好ましい。
【0017】外筒1内には、温度測定部が内筒2内に挿
入された状態で、バイメタル温度計6が、取り付けられ
ており、また、外筒1の外周面には一対の把手7が取り
付けられている。
【0018】この加熱合材用小型保温器は、プラント工
場で製造された加熱合材を加熱状態で、小掘削の本復旧
に必要な量だけ内筒2内に収容した後、蓋体5によって
内部が密閉される。そして、この状態で、掘削現場や工
事事務所などに搬送される。このとき、断熱材4によっ
て内部に収容された加熱合材は、その温度がほぼ一定に
保たれる。
【0019】また、この加熱合材用小型保温器に加熱合
材を収容後、運搬時間や掘削現場等に届けられてからの
保管までの時間が長い場合には、電源接続端子3a,3
bを電源に接続してリボンヒータ3に電流を通すことに
より、内筒2内の加熱合材を加熱してその温度を所定の
範囲内に保つことが出来る。
【0020】また、このリボンヒータ3は、加熱合材が
冷えた場合の再加熱にも使用される。
【0021】バイメタル温度計6は、保温器内の加熱合
材の温度の監視に使用される。この加熱合材用小型保温
器の仕様としては、 外筒1 :400φ×400H 内筒2 :300φ×300H 内容量 :20L リボンヒータ :1200W バイメタル温度計:0〜200℃ が好ましい。
【0022】この仕様において、加熱合材用小型保温器
は、リボンヒータ3を使用しないで当初温度が170℃
の加熱合材を保温した場合に、3時間経過後、加熱合材
の温度を130℃に保つことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の最良の実施形態を一部を切り欠いて示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 …外筒 2 …内筒 3 …リボンヒータ 3a,3b…電源接続端子 4 …断熱材 5 …蓋 6 …バイメタル温度計 7 …把手
フロントページの続き (72)発明者 小野 庄三郎 東京都杉並区上高井戸1−4−9 (72)発明者 佐藤 順一 東京都稲城市平尾1−35−8 Fターム(参考) 2D052 AA03 DA12 DA25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルト舗装用の加熱合材を加熱状
    態で運搬する保温器であって、 上端が開口された金属製の外筒と、 上端が開口され前記外筒内に嵌挿されて内部に加熱合材
    を収容する金属製の内筒と、 この内筒と外筒の間に充填された断熱材と、 前記外筒と内筒の上端開口部を閉じる蓋体と、を備えて
    いることを特徴とする加熱合材用小型保温器。
  2. 【請求項2】前記内筒の外周面に卷回されたリボンヒー
    タをさらに備えている請求項1に記載の加熱合材用小型
    保温器。
  3. 【請求項3】前記内筒の内側に下端部が差し込まれた状
    態で取り付けられた温度測定部材をさらに備えている請
    求項1に記載の加熱合材用小型保温器。
  4. 【請求項4】前記蓋体が断熱性を備えている請求項1に
    記載の加熱合材用小型保温器。
JP10243393A 1998-08-28 1998-08-28 加熱合材用小型保温器 Pending JP2000073309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10243393A JP2000073309A (ja) 1998-08-28 1998-08-28 加熱合材用小型保温器

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ID=17103204

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JP10243393A Pending JP2000073309A (ja) 1998-08-28 1998-08-28 加熱合材用小型保温器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009257012A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Shin Nihon Kogyo:Kk 舗装混合物配送システムおよび埋設物敷設工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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