JPH08177008A - アスファルトプラントにおける骨材供給制御方法 - Google Patents

アスファルトプラントにおける骨材供給制御方法

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JPH08177008A
JPH08177008A JP32431494A JP32431494A JPH08177008A JP H08177008 A JPH08177008 A JP H08177008A JP 32431494 A JP32431494 A JP 32431494A JP 32431494 A JP32431494 A JP 32431494A JP H08177008 A JPH08177008 A JP H08177008A
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Tatsuo Kajitani
達夫 梶谷
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 骨材貯蔵ビンの骨材貯蔵割合を出荷合材の骨
材配合比に極力近づけるようにする。 【構成】 骨材貯蔵ビン9の各区画室9a〜9dにレベ
ル計10を配設すると共に、骨材供給制御装置11を備
える。所定時間あるいは1バッチ毎にレベル計10によ
り区画室9a〜9dの骨材貯蔵レベルを検出し、骨材貯
蔵レベルより演算した骨材貯蔵割合と出荷合材の骨材配
合比とを比較する。そして差異があれば出荷合材の骨材
配合比に近づくように骨材ホッパの可変速フィーダ2a
〜2dの骨材切り出し割合を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路舗装材であるアスフ
ァルト合材を製造するアスファルトプラントの骨材供給
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にアスファルトプラントにおいて
は、各種骨材を種別毎に貯蔵する骨材ホッパから所望の
割合で骨材を切り出し、骨材搬送用ベルコンにより加熱
装置であるドライヤに送り込み、ドライヤにより加熱し
た後にプラント本体上部に持ち上げ、振動篩により粒径
別に篩い分けて下位に配設する骨材貯蔵ビンの区画室に
粒径別に一時貯蔵する。そして出荷要請に基づいて製造
するアスファルト合材の配合に基づいて各種粒径の骨材
を各区画室より払い出し、所定量計量してアスファルト
等の他の材料と共にミキサにより混合してアスファルト
合材を製造している。
【0003】そして、プラント操作盤には予め出荷する
アスファルト合材の骨材配合比に応じた各骨材ホッパの
可変速フィーダの切り出し速度を記憶させており、骨材
の供給時には、出荷予約されたアスファルト合材の骨材
配合比に応じて各骨材ホッパの切り出し速度が割り当て
られて出荷合材に見合った切り出し割合で各骨材ホッパ
より骨材を供給するようにしている。
【0004】このようにして切り出された骨材は、搬送
途中に配設したコンベヤスケールにより総骨材供給量が
測定され、設定された総骨材供給量に達すると骨材の切
り出しが停止するように制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の骨材供給制御方法では、出荷合材に使用する総骨材
量を供給することができるのであるが、骨材貯蔵ビンの
各区画室に分配貯蔵された骨材量は、骨材ホッパにおけ
る骨材粒度の変動や、スクリーンの篩効率及び目詰まり
等により過不足を生じることがある。このため、骨材切
れが生じないように骨材を多めに供給することもあっ
て、一部の区画室では骨材の供給過剰によるオーバーフ
ローを生じたり、出荷終了時に多量の残材が残って煩わ
しい残材抜き取り作業をしなくてはならないこともあ
る。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、骨材貯蔵ビンの
各区画室に貯蔵する骨材の貯蔵割合を出荷するアスファ
ルト合材の配合比に極力近づけるようにしたアスファル
トプラントの骨材供給制御方法を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、骨材を種別毎に貯蔵して可変速フィーダ
により切り出し量を自在に制御可能とした骨材ホッパか
ら所望の割合で骨材を切り出し、加熱装置であるドライ
ヤにより加熱後、プラント本体の骨材貯蔵ビンの各区画
室に粒径別に一時貯蔵し、製造するアスファルト合材の
配合に基づいて各種粒径の骨材を所定量計量し、ミキサ
によりアスファルト等の他の材料と共に混合してアスフ
ァルト合材を製造するアスファルトプラントにおいて、
前記骨材貯蔵ビンの各区画室に貯蔵量を検出するレベル
計を配設すると共に、前記レベル計よりの信号により骨
材供給量を制御する骨材供給制御装置を具備し、骨材ホ
ッパより骨材を供給する時に、アスファルト合材を1バ
ッチ製造出荷する毎に各区画室の骨材の貯蔵レベルを検
出し、検出した骨材の貯蔵レベルより各骨材の貯蔵割合
を演算し、この各骨材の貯蔵割合と出荷しようとするア
スファルト合材の骨材配合比とを比較し、これらの間に
差異がある場合には、可変速フィーダの切り出し割合の
値を逐次補正して各骨材ホッパより骨材を切り出すよう
にしたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明の骨材供給制御方法によれば、骨材供給
時には、アスファルト合材を1バッチ製造出荷する毎に
骨材貯蔵ビンの各区画室の骨材貯蔵レベルを検出し、検
出した骨材貯蔵レベルより骨材貯蔵ビンに貯蔵している
各骨材の貯蔵割合を演算する。そして、この貯蔵割合が
出荷するアスファルト合材の骨材配合比と差異を生じて
いる場合には貯蔵割合が前記骨材配合比に近づくように
各骨材ホッパーの可変速フィーダの切り出し割合を補正
して各可変速フィーダの切り出し速度を変化させる。こ
のことにより、骨材貯蔵ビンの各区画室に貯蔵する骨材
を出荷合材の骨材配合比に極力近づけることができ、出
荷時に骨材の一部が骨材切れを起こしたり、また出荷終
了時に残材として残留する骨材が少なくなる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0010】1a〜1dは骨材を種別毎に貯蔵する骨材
ホッパであり、可変速フィーダ2a〜2dにより所定量
の骨材を切り出し、引出しコンベヤ3、計量コンベヤ4
を介して骨材加熱装置であるドライヤ5に投入し、ドラ
イヤ5内を通過する間にバーナ6の熱風により所定の温
度まで加熱昇温する。
【0011】加熱した骨材はバケットエレベータ7によ
りプラント本体上部まで持ち上げ、振動篩8により骨材
を粒径別に篩い分け、内部を複数に区画した骨材貯蔵ビ
ン9に粒径別に貯蔵する。9a〜9dは砂利大、砂利
中、砂利小及び砂の粒径別に骨材を貯蔵する区画室であ
り、それぞれの区画室9a〜9dには貯蔵レベルを検出
するレベル計10を配設している。図示したレベル計は
静電容量式レベル計を利用した連続式レベル計である
が、このほかに区画室を独立させてロードセルを利用し
たり、また、非連続式レベル計のトルクモータ式及び熱
伝対などを多数使用することにより、連続して貯蔵レベ
ルを計測するようにしても良い。
【0012】11は骨材ホッパ1a〜1dの骨材の切り
出しを制御する骨材供給制御装置であって、レベル計1
0よりのデータや操作盤12とのデータを送受信する送
受信部13、取り込んだレベルデータより各種演算を行
う演算部14、各種データを記憶する記憶部15、各種
設定データを入力する入力部16及び骨材ホッパ1a〜
1dの可変速フィーダ2a〜2dの速度を設定する速度
設定器17を備える共に、これらの各要素を制御する制
御部18を備えている。
【0013】前記骨材ホッパ1a〜1dからの骨材の切
り出し制御は、出荷合材の骨材配合比に応じた切り出し
割合にて各種骨材を切り出したり、また骨材貯蔵ビン9
の各区画室9a〜9dのレベル計10により各区画室9
a〜9dの骨材貯蔵レベルを検出し、この骨材貯蔵レベ
ルから各区画室への骨材供給割合や貯蔵量を演算し、こ
れをフィードバックして骨材の切り出し速度を補正し、
出荷合材の骨材使用量に対し過不足なしに骨材を供給す
るようにしている。
【0014】そして、各区画室9a〜9dに貯蔵された
各種粒径の骨材は、出荷合材の骨材配合比に基づいて区
画室9a〜9dから下位に設けた骨材計量槽19に払い
出して計量し、石粉計量槽20及びアスファルト計量槽
21で計量した石粉及び溶融アスファルトと共にミキサ
22に投入して所定時間混合してアスファルト合材を製
造している。
【0015】次に、骨材貯蔵ビン9の骨材貯蔵レベルに
基づいて骨材の供給制御を行う方法について、図2、図
3のフローチャートにより説明する。図中のS1〜S2
2はフローチャートの各手順を表わすステップを示す。
【0016】先ず、運転を開始する前に初期設定として
アスファルト合材の品種及びその配合等を操作盤12に
登録する(S1)。また、骨材供給時に、アスファルト
合材の品種に対応させて各骨材ホッパ1a〜1dからの
骨材切り出し速度を設定するための切り出し割合の登録
を行う(S2)。そして骨材の総供給量を設定すれば切
り出し割合から各骨材ホッパ1a〜1dの切り出し速度
が決定される。なお、アスファルト合材の品種により決
定した各骨材の切り出し割合に応じて各骨材ホッパ1a
〜1dの切り出し速度を直接入録しても良い。
【0017】前記登録が完了すれば更に他の合材種類に
ついて登録を継続するか否かを判断し(S3)、終了な
らばENDに進み登録操作を終了し、継続する場合はス
テップS1に戻って製造する全ての合材種類について登
録作業を行う。
【0018】次に、プラントの運転を開始して操作盤1
2に出荷する合材種類及び出荷予定量を入力すると、骨
材供給制御装置11側ではデータ送受信部13を介して
出荷合材の配合内容を受信し(S4)、続いて出荷予定
量を受信する(S5)。配合内容を受信すると、次に配
合内容に見合った各骨材ホッパ1a〜1dの切り出し割
合を読み込む(S6)。また、出荷合材の配合内容と出
荷予定量に基づいて必要とされる各骨材の供給量を演算
して設定する(S7)。このとき、演算して求めた各骨
材供給量に割り増し供給量としてプラスαを加味して供
給量が不足しないように考慮しておくと良い。
【0019】また、各骨材供給量が設定されると、各骨
材供給量に基づく骨材貯蔵ビン9の骨材貯蔵の目標レベ
ルの演算が行われる(S8)。この骨材貯蔵ビンの目標
レベルは、各骨材供給量を骨材貯蔵ビン9の対応する区
画室9a〜9dに送り込んだ時に各骨材が到達する骨材
貯蔵レベルである。この骨材貯蔵レベルは空量を0%、
満量を100%として%表示にて表わすと良い。なお、
各骨材供給量が対応する区画室9a〜9dに貯蔵できる
量であるなら問題ないが、量的に多くて全量を供給した
時にオーバーフローする場合には、とりあえずはその区
画室の貯蔵量の90%を目標レベルとし、骨材の出荷払
い出しがあればその目標レベルを逐次修正していく。
【0020】前記目標レベルは骨材貯蔵ビンに貯蔵する
最終的な目標貯蔵レベルであるので、実際の骨材切り出
し停止は、目標レベルから搬送過程中に滞留している骨
材量を差し引いた骨材貯蔵レベルに達した時点で骨材の
切り出しを停止する必要がある。このため、目標レベル
より搬送過程に滞留する骨材量を差し引いた予測目標レ
ベルの演算を行い、これを骨材供給制御の目標レベルと
して設定する(S9)。
【0021】予測目標レベルの設定が完了すると骨材供
給の開始が可能となる。骨材の供給開始スイッチONに
より設定された各骨材の切り出し割合に基づいて速度設
定器17から各骨材ホッパ1a〜1dの可変速フィーダ
2a〜2dに対して切り出し速度が指令され、各骨材ホ
ッパ1a〜1dから所定量の骨材が切り出される(S1
0)。この骨材の切り出し開始と共に移送タイマーを起
動させる(S11)。この移送タイマーは、切り出され
た骨材が骨材貯蔵ビン9まで到達する時間を設定してい
る。
【0022】そして移送タイマーがカウントアップして
各骨材ホッパ1a〜1dから切り出した骨材が骨材貯蔵
ビン9に供給され始めると、プラントの稼動状況を検出
してアスファルト合材の出荷(骨材の払い出し)が行わ
れているか否かを判断する(S12)。そしてアスファ
ルト合材の出荷が行われていなければ、骨材の払い出し
なしに骨材貯蔵ビン9の骨材貯蔵レベルが徐々に上昇し
ている状態であり、骨材貯蔵レベルを所定の時間間隔毎
で測定するための測定用タイマーがカウントアップした
か否かを判断し、まだカウントアップされていなければ
カウントアップ待ちとなり、カウントアップされていれ
ば、各区画室9a〜9dに配設したレベル計10より各
骨材の貯蔵レベルを受信する(S14)。このように受
信した骨材貯蔵レベルは操作盤12の画面上に逐次表示
してオペレータが監視しやすいようにする。
【0023】また、アスファルト合材の出荷が行われて
いる時には、1バッチ処理分の時間間隔にて骨材貯蔵レ
ベルを測定するようにしている。そこで1バッチ分の混
練が完了したか否かを判断し(S15)、まだ完了して
いない場合は混練完了待ちとなり、混練が完了すれば次
のステップに移る。先ず、1バッチ分の骨材を払い出し
たので、骨材貯蔵の予想目標レベルが1バッチ分減少す
るはずであるからこの分の修正を行う必要がある。
【0024】そこで、予測目標レベルから1バッチ分払
い出した骨材量に相当するレベル量を差し引き、その値
を予測目標レベルとして再設定する(S16)。なお、
この1バッチ分の骨材払い出しによってどの程度のレベ
ル(%)低下となるかは、予め区画室9a〜9b毎、更
に好ましくは各区画室9a〜9bの貯蔵レベルの高さ位
置毎に適宜計算して設定しておく。
【0025】前記のように、予測目標レベルは出荷中で
あれば1バッチ毎に修正されて設定されることになる。
【0026】次に、ステップS14に進み、各骨材貯蔵
レベルの受信を行う。各区画室9a〜9dより各骨材の
貯蔵レベルを受信すると、この各区画室9a〜9bの骨
材貯蔵レベルより貯蔵している各骨材の貯蔵割合を演算
する(S17)。この骨材貯蔵割合は本来、出荷しよう
とするアスファルト合材の骨材配合比に一致しているこ
とが望ましいが、各区画室に分配貯蔵された骨材量は、
骨材ホッパにおける骨材粒度の変動や、スクリーンの篩
効率及び目詰まり等により過不足を生じて出荷合材の骨
材配合比に対して差異を生ずることがある。
【0027】そこで、次に骨材貯蔵レベルより演算した
各骨材の貯蔵割合と出荷合材の骨材配合比とを比較する
(S18)。そして、この両者について差があるか否か
を判断する(S19)。両者に差がある時は出荷合材の
使用骨材量に対し特定の骨材の供給が過不足ありという
ことであるので、各骨材の供給割合が出荷合材の骨材配
合比に近付くように各骨材ホッパ1a〜1dよりの切り
出し割合を補正する(S20)。例えば、可変速フィー
ダ1aを5%増、可変速フィーダ1bを3%減等。な
お、どの程度の差異が生ずれば切り出し割合をどの程度
補正するかは予め決めておく。また、出荷合材の骨材配
合比とは、出荷合材における各種粒径の骨材の構成比で
あって、その骨材粒径は各区画室9a〜9dにそれぞれ
貯蔵されるものと対応している。
【0028】前記のように各区画室9a〜9dの骨材供
給割合と骨材配合比に差が出るのは、前述のように、骨
材ホッパ1a〜1dにおける骨材粒度の変動や、また合
成供給される骨材の篩い分けが理想通りに行われていな
いからである。したがって、骨材貯蔵ビン9の各区画室
9a〜9dに出荷合材の骨材配合に見合った骨材量が貯
蔵されていくように骨材の切り出し割合の補正量を演算
し、速度設定器17から可変速フィーダ2a〜2dに対
し速度補正を行い、出荷合材に対し各種骨材を過不足な
く供給しようとするものである。
【0029】なお、骨材の切り出し割合の補正にあたっ
ては、その補正量は次の点に考慮して補正量を決定す
る。先ず、補正によって骨材の合成粒度が所定の範囲か
ら外れないようにする。また、砂等の割合が多くなり過
ぎてドライヤの能力以上の切り出し割合にならないよう
にする。そして、補正値はオペレータが容易に把握でき
るように表示装置に表示する等である。
【0030】次いで、ステップS21に進んで各骨材の
貯蔵レベルが予測目標レベルに達したか否かの判断を行
う。またステップ19において差がない場合はそのまま
ステップS21に進んで各骨材の貯蔵レベルが予測目標
レベルに達したか否かの判断を行う。予測目標レベルに
達していない場合にはステップS12に戻り、出荷の確
認から再度一連の操作を繰り返す。また予測目標レベル
に達すると、更に次回の出荷があるか否か判断し(S2
2)、出荷がある場合はステップS4に戻って配合内容
の受信から一連の操作を繰り返し、出荷がない場合には
ENDに進んで骨材供給を停止する。骨材の供給を停止
すれば搬送過程中の骨材が骨材貯蔵ビンに投入された時
点で各区画室9a〜9dは所望の貯蔵レベルに到達す
る。
【0031】また、骨材の供給停止については、計量コ
ンベヤ4により計測した骨材量が所要の総骨材量に達す
ると停止するようにもなっている。
【0032】このようにして、骨材貯蔵ビンの各区画室
9a〜9dに分配貯蔵される骨材の貯蔵レベルを検出し
て骨材の貯蔵割合を演算し、この骨材貯蔵割合と出荷合
材の骨材配合比とを比較し、差があればその差値量に基
づく切り出し量の補正を行って各区画室9a〜9dに貯
蔵される骨材量の割合を骨材供給配合比に近づけるよう
に供給制御を行うことにより、出荷合材に対し適正量の
骨材が過不足なく常に供給されることとなり、一部骨材
の過小供給による骨材切れを起こすこともなくて運転操
作が楽になり、また各骨材の貯蔵量が目標レベルに到達
するのがほぼ同時期となって効率の良い骨材供給を行う
ことができると共に、出荷終了時に残材として残留する
骨材が少なくなるのである。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明に係る請求項1のア
スファルトプラントの骨材供給制御方法にあっては、骨
材貯蔵ビン9の各区画室9a〜9dに貯蔵量を検出する
レベル計10を配設すると共に骨材供給制御装置11を
備え、出荷合材を1バッチ製造出荷する毎にレベル計1
0により各区画室9a〜9dの骨材貯蔵レベルを検出
し、検出した骨材貯蔵レベルより各種骨材の貯蔵割合を
演算し、この貯蔵割合と出荷しようとする合材の配合割
合とに差がある場合には可変速フィーダの切り出し割合
の値を補正して骨材を切り出すようにしたので、骨材貯
蔵割合を出荷するアスファルト合材の配合割合に近づけ
ることができて一部の骨材のみが骨材切れを起こすとい
うことも少なくなるうえ、出荷終了時に残留する骨材が
少なくなって骨材抜き取り作業を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の骨材供給制御方法を採用するアスファ
ルトプラントの概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の骨材供給制御方法の手順を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の骨材供給制御方法の手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1a〜1d…骨材ホッパー 2a〜2d…可変
速フィーダ 3…引出しコンベヤ 4…計量コンベヤ 5…ドライヤ 9…骨材貯蔵ビン 9a〜9d…区画室 10…レベ
ル計 11…骨材供給制御装置 12…操作盤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨材を種別毎に貯蔵して可変速フィーダに
    より切り出し量を自在に制御可能とした骨材ホッパから
    所望の割合で骨材を切り出し、加熱装置であるドライヤ
    により加熱後、プラント本体の骨材貯蔵ビンの各区画室
    に粒径別に一時貯蔵し、製造するアスファルト合材の配
    合に基づいて各種粒径の骨材を所定量計量し、ミキサに
    よりアスファルト等の他の材料と共に混合してアスファ
    ルト合材を製造するアスファルトプラントにおいて、 前記骨材貯蔵ビンの各区画室に貯蔵量を検出するレベル
    計を配設すると共に、前記レベル計よりの信号により骨
    材供給量を制御する骨材供給制御装置を具備し、骨材ホ
    ッパより骨材を供給する時に、アスファルト合材を1バ
    ッチ製造出荷する毎に各区画室の骨材の貯蔵レベルを検
    出し、検出した骨材の貯蔵レベルより各骨材の貯蔵割合
    を演算し、この各骨材の貯蔵割合と出荷しようとするア
    スファルト合材の骨材配合比とを比較し、これらの間に
    差異がある場合には、可変速フィーダの切り出し割合の
    値を逐次補正して各骨材ホッパより骨材を切り出すよう
    にしたことを特徴とするアスファルトプラントの骨材供
    給制御方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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