JP2001270378A - ミキサ車の洗浄および荷積方法 - Google Patents

ミキサ車の洗浄および荷積方法

Info

Publication number
JP2001270378A
JP2001270378A JP2000085743A JP2000085743A JP2001270378A JP 2001270378 A JP2001270378 A JP 2001270378A JP 2000085743 A JP2000085743 A JP 2000085743A JP 2000085743 A JP2000085743 A JP 2000085743A JP 2001270378 A JP2001270378 A JP 2001270378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
washing water
mixer truck
amount
cement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000085743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4460707B2 (ja
Inventor
Sachihiro Aizawa
祥弘 會澤
Akio Itaya
昭雄 板谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aizawa Koatsu Concrete KK
Original Assignee
Aizawa Koatsu Concrete KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aizawa Koatsu Concrete KK filed Critical Aizawa Koatsu Concrete KK
Priority to JP2000085743A priority Critical patent/JP4460707B2/ja
Publication of JP2001270378A publication Critical patent/JP2001270378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460707B2 publication Critical patent/JP4460707B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッチャープラントに洗浄水処理施設を格別
に必要としない、あるいは大能力の洗浄水処理施設を必
要としないミキサ車の洗浄および荷積方法を提供する。 【解決手段】 コンクリート、モルタル等のセメント製
品を打設現場で荷卸した後に、ミキサ車(1)に備わっ
ているシュート(3)、排出羽根部等の要部を洗浄する
とき所定量の洗浄水で洗浄する。洗浄した所定量の洗浄
水はミキサ車(1)のドラム(2)に溜めた状態でバッ
チャープラント(30、50)に戻る。バッチャープラ
ント(30、50)において所定品位のセメント製品を
得るのに必要な混練水量から前記洗浄水量を減算し、減
算した補正混練水、セメント、砂等を混練する。そうし
て洗浄水が溜まっているドラム(2)に荷積する、ある
いは補正混練水とセメント製品材料とを直接的に荷積す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート、モ
ルタル等のセメント製品を荷卸した後に、ミキサ車に備
わっているシュート、排出羽根部等の要部を洗浄し、そ
の後新たなセメント製品あるいはセメント製品材料を荷
積するミキサ車の洗浄および荷積方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セメント、砂、砂利等からなるコンクリ
ート、セメントと砂とからなるモルタル等のセメント製
品は、一般に所定箇所に設けられているバッチャープラ
ントにより製造されている。そして、バッチャープラン
トからコンクリートの打設現場まではコンクリートミキ
サ車、すなわちミキサ車で輸送されている。このような
バッチャープラントは、従来周知のように、コンクリー
ト混練用ミキサを備えている。そして、その上方に砂利
計量機、砂計量機、セメント計量機、さらにその上方に
砂利貯蔵ビン、砂貯蔵ビン、セメント貯蔵ビン等が設け
られている。このようなコンクリート混練用ミキサ、各
種計量機、材料貯蔵ビン等は、地上所定高さに組み立て
られた層状構造物になっている。そして、コンクリート
混練用ミキサの下方にミキサ車が乗り入れられるように
なっている。従来のバッチャープラントは、概略上記の
ように構成されているので、次のようにしてコンクリー
トを製造し、そしてミキサ車に供給することができる。
すなわち、セメントをセメント貯蔵ビンに適当量輸送し
ておく。同様に砂利および砂をそれぞれの貯蔵ビンに搬
送し貯蔵しておく。それぞれの貯蔵ビンの開閉ゲートを
開いて、セメント計量機、砂利計量機および砂計量機に
供給し、所定量のセメント、砂および砂利を計量する。
一方、混練水を水計量機で計量する。そうして、起動し
ているコンクリート混練用ミキサに、計量されたコンク
リート原料を供給する。そうすると、短時間でコンクリ
ートが製造される。混練完了後、コンクリート混練用ミ
キサのゲートを開くと、コンクリートはホッパを介し
て、配車されたミキサ車に重力により供給される。略同
様にして、モルタルも製造され、そして重力によりホッ
パを介してミキサ車に供給される。
【0003】上記のようにして製造されたコンクリー
ト、モルタル等のセメント製品は、ミキサ車によりコン
クリート打設現場まで輸送され、そしてドラムを逆回転
して荷卸されるが、荷卸後にミキサ車のシュート、排出
羽根部等に付着しているセメント製品は、固化する前に
洗浄されている。ところで、洗浄水は、その中にセメン
ト成分を含んでいるので、産業廃棄物となる。したがっ
て、荷卸現場近くの空き地、道路、河川等に直接廃棄す
ることは許されない。また、一般にコンクリート打設現
場には、洗浄水を処理する施設はない。そこで、洗浄水
はミキサ車のドラムに回収されて、バッチャープラント
まで輸送され、そしてバッチャープラントに付設されて
いる洗浄水処理施設に排出して処理されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ミキサ
車を洗浄した洗浄水も、バッチャープラントに持ち帰る
と、環境を汚染することなく処理することはできる。し
かしながら、改良すべき問題点も多い。例えば、バッチ
ャープラントに洗浄水処理施設を設けなければならない
ので、バッチャープラントの建設費が高くなり、さらに
はランニングコストも高くなる。特に、ミキサ車が頻繁
に出入りする効率の良いバッチャープラントでは、排出
量も多くなるので大きな洗浄水処理施設を必要とし、稼
働率の良さが相殺される恐れもある。また、本出願人は
ネットワーク型自動化バッチャープラントに関する発明
を出願予定であるが、このネットワーク型自動化バッチ
ャープラントによると、ミキサ車は、固有のバッチャー
プラントに属することなく、中央のオペレータセンタか
らの指令により、指定されたバッチャープラントに戻
り、セメント製品を積み、指定のコンクリート打設現場
へ直行するようになっているが、すなわちミキサ車の稼
働率を高めるために、打設現場への高速リターンも要求
されるが、従来のように洗浄水をバッチャープラントの
洗浄水処理施設に排出する方式では、排出するための配
管の接続、取り外し等に時間がかかり、このような高速
要求を満たすことはできない。さらには、通常の洗浄水
処理能力を有するバッチャープラントは、中央のオペレ
ータセンタからの帰還指令が集中すると、対応できない
事態も生じる。本発明は、上記したような問題点あるい
は事情に鑑みてなされたものであって、バッチャープラ
ントに洗浄水処理施設を格別に必要としない、あるいは
大能力の洗浄水処理施設を必要としないミキサ車の洗浄
および荷積方法を提供することを目的とし、またネット
ワーク型自動化バッチャープラントに適用されるミキサ
車に好適なミキサ車の洗浄および荷積方法を提供するこ
とも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ミ
キサ車のシュート、排出羽根部等の要部を洗浄した洗浄
水をミキサ車のドラムに回収して溜め、ドラムに溜めた
洗浄水を、望ましくは予め決められた所定量の洗浄水で
洗浄した洗浄水をドラムに溜め、ドラムに溜めた所定量
の洗浄水をコンクリートあるいはモルタルの混練水の一
部とすることにより達成される。すなわち、請求項1に
記載の発明は、上記目的を達成するために、コンクリー
ト、モルタル等のセメント製品を荷卸した後に、ミキサ
車に備わっているシュート、排出羽根部等の要部を洗浄
し、洗浄した洗浄水をミキサ車のドラムに溜めておき、
この洗浄水が溜まっているドラムに、所定品位のセメン
ト製品を得るのに必要な所要の混練水量から溜めた洗浄
水量を減じた補正混練水量で得られるセメント製品を、
荷積するように、請求項2に記載の発明は、コンクリー
ト、モルタル等のセメント製品を荷卸した後に、ミキサ
車に備わっているシュート、排出羽根部等の要部を洗浄
し、洗浄した洗浄水をミキサ車のドラムに溜めておき、
この洗浄水が溜まっているドラムに、所定品位のセメン
ト製品を得るのに必要な所要の混練水量から溜めた洗浄
水量を減じた補正混練水と、セメント、砂等のセメント
製品材料とを直接的に荷積するように構成される。請求
項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の、ミキ
サ車に溜めた洗浄水量が、所定量の洗浄水であるように
構成される。請求項4に記載の発明は、コンクリート、
モルタル等のセメント製品を打設現場で荷卸した後に、
ミキサ車に備わっているシュート、排出羽根部等の要部
を洗浄し、そして帰還したバッチャープラントにおいて
新たなセメント製品を荷積するミキサ車の洗浄および荷
積方法であって、前記要部を洗浄するとき所定量の洗浄
水で洗浄し、洗浄した所定量の洗浄水をミキサ車のドラ
ムに溜めた状態でバッチャープラントに帰還し、所定量
の洗浄水が溜まっているドラムに、所定品位のセメント
製品を得るのに必要な所要の混練水量から前記洗浄水量
を減算し、減算した補正混練水、セメント、砂等を混練
して荷積するように、請求項5に記載の発明は、コンク
リート、モルタル等のセメント製品を打設現場で荷卸し
た後に、ミキサ車に備わっているシュート、排出羽根部
等の要部を洗浄し、そして帰還したバッチャープラント
において混練水とセメント製品材料とを直接的に荷積す
るミキサ車の洗浄および荷積方法であって、前記要部を
洗浄するとき所定量の洗浄水で洗浄し、洗浄した所定量
の洗浄水をミキサ車のドラムに溜めた状態でバッチャー
プラントに帰還し、所定量の洗浄水が溜まっているドラ
ムに、所定品位のセメント製品を得るのに必要な所要の
混練水量から前記洗浄水量を減算し、減算した補正混練
水とセメント製品材料とを直接的に、荷積するように、
そして請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記
載の補正混練水は、バッチャープラントに備わっている
制御装置に記憶あるいは登録されているデータに基づい
て得られるように構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】初めに、図1により本発明の洗浄
方法の実施に使用されるミキサ車の洗浄装置の第1、2
の実施の形態を説明する。図1の(イ)は、第1の実施
の形態に係わる洗浄装置の模式図であるが、同図に示さ
れているように、第1の実施の形態によると、洗浄水供
給管10には流量計12が設けられ、この流量計12で
計量される所定量の洗浄水でミキサ車1の要部が洗浄さ
れるようになっている。
【0007】さらに詳しく説明すると、ミキサ車1は従
来周知のように、所定速度で回転駆動されるドラム2を
備えている。そして、このドラム2の入り口近傍には、
図1の(イ)には示されていないが、排出羽根が取り付
けられ、さらにその外部にはコンクリート、モルタル等
のセメント製品をドラム2内に案内するシュート3が設
けられている。このようなミキサ車1のフレームからは
所定高さ位置まで支持部材4が延び、この支持部材4に
積載水タンク5が取り付けられている。したがって、本
発明の第1の実施の形態では、この積載水タンク5中の
水が洗浄水として使用されることになる。積載水タンク
5に接続されている洗浄水供給管10には、本実施の形
態では電磁開閉弁11と流量計12とが介装されてい
る。そして、洗浄水供給管10の先方部分は、例えば可
撓性のホース14となり、その先端部に噴射ノズル15
等が適宜取り付けられている。
【0008】第1の実施の形態によると、ミキサ車1に
は、以下に述べるような機能を備えた制御装置16も搭
載されている。この制御装置16と流量計12は、信号
ラインaにより接続され、電磁開閉弁11とは信号ライ
ンbにより接続されている。そして、流量計12で計量
される流量が制御装置16に設定されている積算流量に
達すると、制御装置16から電磁開閉弁11に信号が出
力され、電磁開閉弁11は閉じるようになっている。
【0009】次に、上記実施の形態を使用したミキサ車
1の第1の洗浄方法を説明する。ミキサ車1にセメント
製品を積んで、例えばコンクリート打設現場まで輸送す
る。そうして、従来周知のようにドラム2を逆回転して
セメント製品を荷卸す。制御装置16に洗浄水の量を設
定する。そうして、例えば制御装置16に備わっている
スタートボタンを押す。そうすると、電磁開閉弁11が
開いて、積載水タンク5中の水が洗浄水供給管10を通
って噴射ノズル15から噴出する。この噴出される洗浄
水で、ミキサ車1のシュート3、排出羽根等の要部を適
宜洗浄する。これにより、セメント製品の付着、固化が
防止される。洗浄水は、タンク2内に回収して溜める。
流量計12は洗浄水の流量を計測し、その値は制御装置
16において積算され、積算値が設定値に達すると、制
御装置16からの信号により電磁開閉弁11は閉じる。
これにより、洗浄を終わる。洗浄水を積んだ状態で、例
えばバッチャープラントに戻り、後述するようにして次
のセメント製品あるいは新たなセメント製品材料を積
む。なお、ドラムに溜められている洗浄水量は、ミキサ
車の車番と共に、例えば中央のオペレータセンタを介し
て、バッチャープラントに備わっている制御装置に記憶
あるいは登録しておく。
【0010】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
となく、色々な形で実施できる。例えば、上記実施の形
態では洗浄水は予め設定されているが、設定することな
く洗浄することもできる。すなわち、スタートボタンを
押すなどして適宜洗浄を開始する。そうすると、前述し
たように積載水タンク5中の水が噴射ノズル15から噴
出するので、ミキサ車1の要部を上記のようにして洗浄
する。洗浄を終わったら、例えばストップボタンを押
す。そうすると、電磁開閉弁11が閉じる。洗浄に使用
された洗浄水は、流量計12で計測され、制御装置16
において積算される。これにより、使用した洗浄水の量
を知ることができる。また、積算流量計を使用すること
ができることは明らかである。このときは、電磁開閉弁
11に変えて手動的に操作される開閉弁で実施できる。
さらには、流量計12の下流側に加圧ポンプを介装して
洗浄水圧を高めることもできる。また、上記実施の形態
では、洗浄に積載水タンク5中の水が使用されている
が、水道などの水源17’が近くにあるときは、この水
源17’を、図1の(イ)において点線で示されている
ように、洗浄水供給管10の、電磁開閉弁11の上流側
に接続することにより、前述したようにして洗浄できる
ことは明らかである。
【0011】図1の(ロ)に、本発明の洗浄方法の実施
に使用される洗浄装置の第2の実施の形態が示されてい
る。第1の実施の形態の構成要素と同じ要素には同じ参
照数字を付けて、また同様な構成要素には同じ参照数字
にダッシュ「’」を付けて重複説明はしない。本実施の
形態よると、第1の実施の形態の流量計12の代わり
に、定量タンク12’が設けられている。したがって、
次のようにしてミキサ車1を洗浄することができる。す
なわち、制御装置16のスタートボタンを押す。そうす
ると、第2の電磁開閉弁11”が閉じて、電磁開閉弁1
1’が開く。積載水タンク5中の水が定量タンク12’
に貯められる。所定量貯まると、これを例えばフロート
スイッチ18が検知して電磁開閉弁11’が閉じる。こ
れにより、洗浄する所定量の洗浄水が得られる。第2の
電磁開閉弁11”を開いて、貯められた量だけの洗浄水
で洗浄する。そうして、洗浄した洗浄水はドラム内に回
収して溜める。バッチャープラントに戻り、後述するよ
うにして、次のセメント製品あるいはセメント製品材料
を積む。本実施の形態も、前述した第1の実施の形態と
同様な変形が可能なことは明らかである。
【0012】次に、上記のようにして所定量の洗浄水が
溜っているミキサ車1に、バッチャープラントにおいて
新たにセメント製品あるいはセメント製品材料を荷積す
る実施の形態を説明する。図2の(イ)には、本発明の
荷積方法の実施に使用される第1のバッチャープラント
30の実施の形態が示されている。このバッチャープラ
ント30は、従来周知であるので細部の詳しい説明はし
ないが、コンクリート混練用ミキサ31の上方に砂利計
量機32、砂計量機33、セメント計量機34等からな
る計量装置が配置され、さらにその上方に、図2の
(イ)には示されていないが、砂利貯蔵ビン、砂貯蔵ビ
ン、セメント貯蔵ビン等からなる材料貯蔵ビン装置が設
けられている。また、このバッチャープラント30に
は、混練水と、混和剤計量機36で計量された混和剤と
の合計を計量する水計量機37も設けられている。この
ようなコンクリート混練用ミキサ31、計量装置、材料
貯蔵ビン装置等は、地上所定高さに組み立てられた層状
構造物に設けられている。
【0013】一方、図2の(イ)には示されていない
が、地上のセメント貯蔵サイロの下方には、セメント貯
蔵ビンまで延びている空気輸送管が設けられている。ま
た、同様に地上に設置されている砂貯蔵サイロ、砂利貯
蔵サイロ等からなる骨材貯蔵サイロ装置の下方には、略
水平に配置されている第1の骨材受入ベルトコンベヤが
設けられ、この第1の骨材受入ベルトコンベヤは、傾斜
状に配置されている第2の骨材受入ベルトコンベヤを介
して振分装置に接続されている。したがって、骨材貯蔵
サイロから第1、2の骨材受入ベルトコンベヤまで送ら
れる砂利と砂は、この振分装置により砂利貯蔵ビンと砂
貯蔵ビンとにそれぞれ振り分けられる。また、本バッチ
ャープラント30には、次に述べるような機能を備えた
制御装置が内蔵された計量操作盤40も設けられ、この
計量操作盤40と水計量機37とは信号ラインdで接続
されている。
【0014】次に、上記バッチャープラント30により
コンクリートを荷積する第1の実施の形態を説明する。
ミキサ車1をコンクリートホッパ35の下方に配車す
る。また、計量操作盤40によりミキサ車1の例えば車
番を登録する。初回に配車されるミキサ車1には、一般
に洗浄水は溜っていない。したがって、初回は従来周知
のようにして、コンクリートを製造する。すなわち、セ
メント計量機34、砂利計量機33および砂計量機32
により所定量のセメント、砂および砂利を計量する。一
方、混練水と、混和剤計量機36で計量された混和剤と
の所定量の合計を水計量機37で計量する。そうして、
起動しているコンクリート混練用ミキサ31に、計量さ
れたコンクリート原料を供給する。これにより、短時間
でコンクリートが得られる。混練完了後、コンクリート
混練用ミキサ31のゲートを開き、コンクリートホッパ
35を介して、配車されたミキサ車1に重力により供給
する。コンクリート混練用ミキサ31の容量が小さいと
きは、上記混練を数回に分けて実施してミキサ車1に供
給する。
【0015】上記のようにして荷積したミキサ車1は、
ドラム2が所定回転数で回転駆動されながら所定のコン
クリート打設現場へ運行される。そうして、従来周知の
ようにドラム2を逆回転して荷卸される。その後、前述
したようにしてミキサ車1の要部が洗浄され、そうして
洗浄水はドラム2に溜められる。所定量の洗浄水が溜ま
ったミキサ車1は、例えば中央のオペレータセンタから
の指令により、バッチャープラント30へ戻る。計量操
作盤40に車番を入力する。そうすると、この車番は初
回に登録されているので、制御装置は2回目以降と判断
して、所定品位のコンクリートを得るのに必要な所要の
混練水量から洗浄水量を減算して、信号ラインdにより
水計量機37に出力する。今度は、所要の混練水量から
洗浄水量が減算された水量が混練水となる。前述したよ
うにして、コンクリートを製造する。このコンクリート
は、洗浄水量を減算した補正混練水で得られているの
で、混練水が不足状態のコンクリートである。このコン
クリートをミキサ車1に荷積する。混練を数回に分けて
バッチ的に実施するときは、洗浄水量も数回に分けて減
算して混練する。積荷されたコンクリートは、ドラム2
の回転により洗浄水とさらに混合され、所定の水分を含
んだ所定品位のコンクリートとなる。以下同様にして、
荷積、運行、荷卸、洗浄、帰還、荷積等を適宜繰り返し
実施する。なお、初回に配車されるミキサ車1に、雨
水、結露水、前日の洗浄水等が何らかの原因で溜まって
いるときは、溜まっている水は、上記した洗浄水の一部
と見なし、初回から適宜補正することになる。
【0016】本実施の形態によると、上記した説明から
も明らかなように、コンクリート打設現場では当然なが
ら、洗浄水はバッチャープラント30においても、排出
されない。したがって、バッチャープラント30に洗浄
水処理施設を格別に設ける必要はない。設けるにしても
処理能力の小さい補助的施設で足りる。したがって、バ
ッチャープラント30の建設費が安価になり、その結果
コンクリートも安価に得ることができるようになる。
【0017】バッチャープラント30において製造され
たコンクリートは、ミキサ車1によ打設現場まで輸送さ
れるが、ミキサ車1のドラム2の内部には攪拌羽根が設
けられ、輸送中にコンクリートが変質あるいは凝固しな
いように、ドラム2は所定速度で回転駆動されるように
なっている。したがって、ミキサ車1は、ある程度の攪
拌能力あるいは混練能力を有する。そこで、バッチャー
プラントにコンクリート混練用ミキサを設けることな
く、コンクリート材料を直接的にミキサ車1に供給し、
ミキサ車1のドラムを比較的高速で回転駆動してコンク
リート材料を混練し、そしてコンクリートを得ることも
できる。このようなコンクリートに混練される前のコン
クリート材料を計量する、あるいはコンクリート材料を
荷積する第2のバッチャープラント50の実施の形態
が、図2の(ロ)に示されている。
【0018】第2の実施の形態に係わるバッチャープラ
ント50は、図2の(ロ)の略中央部においてに示され
ているように、配車されるミキサ車1よりも高所に設け
られた材料投入シュート51を備えている。そして、こ
の材料投入シュート51からセメント、砂、骨材等のコ
ンクリート材料が、その下方に入車されるミキサ車1
に、直接的に投入されるようになっている。このよう
に、本実施の形態によると、コンクリート材料が直接的
にミキサ車1に投入されので、上記した従来のバッチャ
ープラントのように専用のコンクリート混練用ミキサは
ない。したがって、バッチャープラントはコンクリート
混練用ミキサがない分だけ低く、建設費も安価になって
いる。また、コンクリート混練用ミキサの駆動騒音もな
い。
【0019】このような材料投入シュート51にコンク
リート材料を供給するために、図2の(ロ)に示されて
いる実施の形態では、斜設されたベルトコンベヤ52が
設けられている。そして、このベルトコンベヤ52に対
応して、その最下位置すなわち最上流側に砂利を計量す
る砂利計量機53が、その下流側に砂を計量する砂計量
機54が、そして最下流側の、ベルトコンベヤ52の終
端部近傍にセメント計量機55がそれぞれ設けられてい
る。砂利計量機53の上方には、図2の(ロ)には示さ
れていないが、従来周知の形態をしたゲートを介して砂
利貯蔵ビンが、また砂計量機54の上方には、砂貯蔵ビ
ンがそれぞれ設けられている。セメント計量機55に対
しては、貯蔵ビンに代えて直接セメントサイロから引き
出すスクリューコンベヤおよび計量スクリュコンベヤが
設けられ、セメントは直接的にセメント計量機55に供
給されるようになっている。
【0020】本バッチャープラント50には、従来のバ
ッチャープラントと同様に水計量機60、混和剤計量機
等も設けられている。そして、水ポンプで圧送される混
練水は、管路61で水計量機60に、また混和剤計量機
で計量された混和剤は、管路62で水計量機60に供給
されて、混練水との合計が計量されるようになってい
る。そして、計量された水と混和剤は、管路63で水一
時貯留槽64に貯えられ、水一時貯留槽64に貯えられ
た水と混和剤は、水一時貯留槽64の下部に取り付けら
れた流量調整弁65を介して水投入パイプ66により直
接的にミキサ車1に供給されるようになっている。
【0021】砂利および砂計量機53、54、材料投入
シュート51等の詳細は、図2の(ロ)には示されてい
ないが、砂利計量機53は、全体として略漏斗状になっ
ている。そして、その下部に例えばエアシリンダにより
その開閉される開閉ゲートが設けられ、さらにその下方
に流量制御が可能な電磁振動フイーダ53’が設けられ
ている。この電磁振動フイーダ53’は、その排出端が
ベルトコンベヤ52に臨むようにして複数本のコイルス
プリングにより吊り下げられている。そして、図2の
(ロ)に示されている電磁振動フィーダ53’は、イン
バーターによって流量を制御することができるようにな
っている。砂計量機54およびセメント計量機55の下
方にも同様な開閉ゲート、電磁振動フイーダ54’、5
5’等が設けられているが、前述した砂利計量機53に
関連して設けられている開閉ゲート、電磁振動フイーダ
53’等と同じ構造をしているので、重複説明はしな
い。
【0022】ベルトコンベヤ52の詳細も図には示され
ていないが、ベルトを支持する水平ローら、側部を斜め
に支えるガイドローラ、ベルトの両側部に設けられてい
る側板等から断面が略樋状を呈するように構成されてい
る。そして、本実施の形態では、砂利、砂およびセメン
トは、砂利を下層に、セメントを最上層にして、材料投
入シュート51まで搬送される。そのために、ベルトコ
ンベヤ52の速度および砂利、砂、セメントの供給開始
時期、終了時期、供給量等は、計量された砂利、砂およ
びセメントの、材料投入シュート51への供給が同時に
開始され、同時に終わるように制御される。
【0023】上記バッチャープラント50には、ミキサ
が備わっていないので、コンクリートは得られない。す
なわち、コンクリートは後述するようにミキサ車1で製
造され、本バッチャープラント50ではコンクリート材
料が準備されるにすぎない。次に、上記バッチャープラ
ント50によりコンクリート材料を荷積する本発明の第
2の実施の形態を説明する。砂利および砂貯蔵ビンに砂
利と砂とを従来周知のようにしてそれぞれ貯蔵する。そ
して、砂利および砂計量機53、54により砂利と砂と
をそれぞれ計量する。また、セメントも計量する。さら
には、混和剤計量機により混和剤を計量し、計量した混
和剤と混練水との合計を水計量機60で計量し、水一時
溜槽64に貯めておく。
【0024】ミキサ車1を材料投入シュート51の下方
に配車する。配車された状態が、図2の(ロ)に示され
ている。計量操作盤40によりミキサ車1の例えば車番
を登録する。初回に配車されたミキサ車1には、洗浄水
は溜っていない。したがって、初回は設定通りの混練水
が計量される。次いで、ベルトコンベヤ52を起動す
る。砂利計量機53からは砂利を、砂計量機54からは
砂を、そしてセメント計量機55からはセメントを、電
磁振動フイーダ53’、54’、55’を介してベルト
コンベヤ52上に均一に供給する。このとき、ベルトの
走行速度、砂計量機54およびセメント計量機55から
の供給開始時期、供給終了時期、供給量等を制御する。
これにより、ベルトの最下層に砂利、その上に砂、砂の
上にセメントが層状に重なって材料投入シュート51を
介してミキサ車1のドラム2に投入供給される。
【0025】水一時溜槽64中の混練水と混和剤も、流
量調節弁65により制御された流量でシュート51の開
口部近傍の外周壁に設けられている散水用のノズルある
いはスリットからミキサ車1のドラム2内に投入する。
すなわち、混和剤が混入された混練水を、コンクリート
材料と同時に、あるいは若干時間をおいてミキサ車1の
ドラム2に供給する。このようにして、コンクリート原
料がミキサ車1のドラム2に投入供給されたら、ドラム
を所定時間高速に切り換えて運転する。これにより、コ
ンクリートの製造が終わる。混練が終わったら所定の低
速度に戻し、ミキサ車1は打設現場へ運行される。
【0026】コンクリート打設現場において、従来周知
のようにドラム2を逆回転して荷卸す。その後、前述し
たようにしてミキサ車1の要部が洗浄され、そうして洗
浄水はドラム2に溜められる。所定量の洗浄水が溜まっ
たミキサ車1は、例えば中央のオペレータセンタからの
指令により、バッチャープラント50に戻る。計量操作
盤40に車番を入力する。そうすると、この車番は初回
に登録されているので制御装置は、2回目以降と判断し
て所要の混練水量から洗浄水量を減算して、信号ライン
dにより水計量機60に出力する。今度は、所要の混練
水量から洗浄水量が減算された水量が混練水となる。前
述したようにして、コンクリート材料をミキサ車1に荷
積する。荷積を数回に分けてバッチ的に実施するとき
は、洗浄水量も数回に分けて減算して荷積する。積荷さ
れたコンクリート材料は、ドラム2の回転によりコンク
リートとなる。以下同様にして、荷積、運行、荷卸、洗
浄、帰還、荷積等を実施する。なお、本実施の形態にお
いても、初回に配車されるミキサ車1に、雨水、結露
水、前日の洗浄水等が何らかの原因で溜まっているとき
は、初回から適宜補正する。
【0027】本実施の形態によっても、上記した第1の
実施の形態のバッチャープラント30により得られる効
果と同様な効果が得られることは明らかである。なお、
上記第1、2の実施の形態では、コンクリートの荷積に
ついて説明したが、モルタルに関しても同様に実施でき
ることは明らかである。また、所要の混練水量から洗浄
水量を自動的に減算する旨説明したが、手動的に減算で
きることも明らかである。さらには、ミキサ車が、中央
のオペレータセンタからの指令により行き先のバッチャ
ープラントが指定されるように実施すると、中央のオペ
レータセンタにおいて混練水量を制御できることも明ら
かである。また、ミキサ車は、第1の実施の形態のバッ
チャープラント30に戻るように実施することも、第2
の実施の形態のバッチャープラント50の方に戻って荷
積するように実施することができることも明らかであ
る。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、コンク
リート、モルタル等のセメント製品を荷卸した後に、ミ
キサ車に備わっているシュート、排出羽根部等の要部を
洗浄し、洗浄した洗浄水をミキサ車のドラムに溜めてお
き、この洗浄水が溜まっているドラムに、所定品位のセ
メント製品を得るのに必要な所要の混練水量から溜めた
洗浄水量を減じた補正混練水量で得られるセメント製品
を荷積するので、あるいは補正混練水と、セメント、砂
等のセメント製品材料とを直接的に荷積するので、すな
わち洗浄水をミキサ車のドラムに溜めておくので、荷卸
し現場近くの環境が洗浄水で汚染されることがなく、ま
た溜めた洗浄水量を新たに荷積するセメント製品あるい
はセメント製品材料の所要の混練水量から減算して荷積
するので、荷積する施設に洗浄水処理施設を格別に設け
る必要がなく、したがって建設費が安価になり、ひいて
はセメント製品のコストダウンにもなるという、本発明
に特有の効果が得られる。また、ミキサ車に溜めた洗浄
水量が、所定量の洗浄水である他の発明によると、混練
水の管理が簡単になる効果がさらに得られる。また、請
求項4または5に記載の発明によると、ミキサ車の要部
を洗浄するとき所定量の洗浄水で洗浄し、洗浄した所定
量の洗浄水をミキサ車のドラムに溜めた状態でバッチャ
ープラントに帰還し、所定量の洗浄水が溜まっているド
ラムに、所定品位のセメント製品を得るのに必要な所要
の混練水量から前記洗浄水量を減算し、減算した補正混
練水、セメント、砂等を混練して荷積するので、あるい
は減算した補正混練水とセメント製品材料とを直接的に
荷積するので、すなわち洗浄水をバッチャープラントの
洗浄水処理施設等に排出する必要がないので、上記効果
に加えて、ミキサ車の稼働率を向上させることができる
という、効果がさらに得られる。したがって、ミキサ車
が固有のバッチャープラントに属することなく、例えば
中央のオペレータセンタからの指令により、指定された
バッチャープラントに戻り、セメント製品あるいはセメ
ント製品材料を積み、指定のコンクリート打設現場へ直
行するようになっているネットワーク型自動化バッチャ
ープラントに適用すると、一層の効果が得られる。特
に、請求項5に記載の発明によると、セメント、砂、混
練水等を直接的にミキサ車に荷積するよになっているの
で、上記効果に加えて、バッチャープラントの建設費が
安くなり、コンクリート材料を混練するミキサがないの
で、保守点検も容易になる効果も得られる。また、補正
混練水が、バッチャープラントに備わっている制御装置
に記憶あるいは登録されているデータに基づいて得られ
る発明によると、洗浄水を混練水として使用するにも拘
わらず、オペレータによるミスが防止され一定品質のセ
メント製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のミキサ車の洗浄方法の実施に使用さ
れる洗浄装置の実施の形態を模式的に示す図で、その
(イ)は第1の、そしてその(ロ)は第2の実施の形態
をそれぞれ示す正面図である。
【図2】 本発明のミキサ車の荷積方法の実施に使用さ
れるバッチャープラントの実施の形態を模式的に示す図
で、その(イ)は第1の、そしてその(ロ)は第2の実
施の形態をそれぞれ示す正面図である。
【符号の説明】
1 コンクリートミキサ車 2 ドラム 3 シュート 5 積載水
タンク 10 洗浄水供給管 12 流量
計 12’ 定量タンク 30 バッ
チャープラント 31 コンクリートミキサ 37 水計
量機 50 バッチャープラント 51 材料
投入シュート 60 水計量機
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA46 AB53 BB21 BB92 CD22 CD42 CD43 4G056 AA07 AA25 CA03 CB17 CB23 CB35 CD48 CD49

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート、モルタル等のセメント製
    品を荷卸した後に、ミキサ車に備わっているシュート、
    排出羽根部等の要部を洗浄し、洗浄した洗浄水をミキサ
    車のドラムに溜めておき、この洗浄水が溜まっているド
    ラムに、所定品位のセメント製品を得るのに必要な所要
    の混練水量から溜めた洗浄水量を減じた補正混練水量で
    得られるセメント製品を、荷積することを特徴とするミ
    キサ車の洗浄および荷積方法。
  2. 【請求項2】 コンクリート、モルタル等のセメント製
    品を荷卸した後に、ミキサ車に備わっているシュート、
    排出羽根部等の要部を洗浄し、洗浄した洗浄水をミキサ
    車のドラムに溜めておき、この洗浄水が溜まっているド
    ラムに、所定品位のセメント製品を得るのに必要な所要
    の混練水量から溜めた洗浄水量を減じた補正混練水と、
    セメント、砂等のセメント製品材料とを直接的に荷積す
    ることを特徴とするミキサ車の洗浄および荷積方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の、ミキサ車に溜
    めた洗浄水量が、所定量の洗浄水である、ミキサ車の洗
    浄および荷積方法。
  4. 【請求項4】 コンクリート、モルタル等のセメント製
    品を打設現場で荷卸した後に、ミキサ車に備わっている
    シュート、排出羽根部等の要部を洗浄し、そして帰還し
    たバッチャープラントにおいて新たなセメント製品を荷
    積するミキサ車の洗浄および荷積方法であって、 前記要部を洗浄するとき所定量の洗浄水で洗浄し、洗浄
    した所定量の洗浄水をミキサ車のドラムに溜めた状態で
    バッチャープラントに帰還し、所定量の洗浄水が溜まっ
    ているドラムに、所定品位のセメント製品を得るのに必
    要な所要の混練水量から前記洗浄水量を減算し、減算し
    た補正混練水、セメント、砂等を混練して、荷積するこ
    とを特徴とするミキサ車の洗浄および荷積方法。
  5. 【請求項5】 コンクリート、モルタル等のセメント製
    品を打設現場で荷卸した後に、ミキサ車に備わっている
    シュート、排出羽根部等の要部を洗浄し、そして帰還し
    たバッチャープラントにおいて混練水とセメント製品材
    料とを直接的に荷積するミキサ車の洗浄および荷積方法
    であって、 前記要部を洗浄するとき所定量の洗浄水で洗浄し、洗浄
    した所定量の洗浄水をミキサ車のドラムに溜めた状態で
    バッチャープラントに帰還し、所定量の洗浄水が溜まっ
    ているドラムに、所定品位のセメント製品を得るのに必
    要な所要の混練水量から前記洗浄水量を減算し、減算し
    た補正混練水とセメント製品材料とを直接的に、荷積す
    ることを特徴とするミキサ車の洗浄および荷積方法。
  6. 【請求項6】請求項4または5に記載の補正混練水は、
    バッチャープラントに備わっている制御装置に記憶ある
    いは登録されているデータに基づいて得られる、ミキサ
    車の洗浄および荷積方法。
JP2000085743A 2000-03-27 2000-03-27 ミキサ車の洗浄および荷積方法 Expired - Fee Related JP4460707B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000085743A JP4460707B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 ミキサ車の洗浄および荷積方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000085743A JP4460707B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 ミキサ車の洗浄および荷積方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001270378A true JP2001270378A (ja) 2001-10-02
JP4460707B2 JP4460707B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=18602022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000085743A Expired - Fee Related JP4460707B2 (ja) 2000-03-27 2000-03-27 ミキサ車の洗浄および荷積方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4460707B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178271A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Okumura Corp 生コンクリートの製造方法および装置
JP2006181759A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Grace Chemicals Kk 減水剤の使用方法
JP2006341413A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Okumura Corp 硬化性組成物の製造方法および装置
ES2265790A1 (es) * 2006-03-27 2007-02-16 Hormigones Uniland, S.L. "dispositivo ajustador de la proporcion de agua de una masa de hormigon contenida en la cuba de un camion hormigonera y procedimiento de fabricacion de hormigon correspondiente".
JP2012057228A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Nippon Steel Corp 高温スラグの処理方法
WO2014148550A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 カヤバ工業株式会社 ドラム洗浄装置
JP2020530415A (ja) * 2017-08-11 2020-10-22 ジーシーピー・アプライド・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 灰色水の測定
KR20220093931A (ko) * 2020-12-28 2022-07-05 주식회사 케이씨피 콘크리트 잔량 수거용 차량
KR200495977Y1 (ko) * 2021-10-15 2022-10-04 전영봉 콘크리트 펌프카 세척 수거 차량

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178271A (ja) * 2003-12-22 2005-07-07 Okumura Corp 生コンクリートの製造方法および装置
JP2006181759A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Grace Chemicals Kk 減水剤の使用方法
JP2006341413A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Okumura Corp 硬化性組成物の製造方法および装置
ES2265790A1 (es) * 2006-03-27 2007-02-16 Hormigones Uniland, S.L. "dispositivo ajustador de la proporcion de agua de una masa de hormigon contenida en la cuba de un camion hormigonera y procedimiento de fabricacion de hormigon correspondiente".
JP2012057228A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Nippon Steel Corp 高温スラグの処理方法
WO2014148550A1 (ja) * 2013-03-22 2014-09-25 カヤバ工業株式会社 ドラム洗浄装置
JP2020530415A (ja) * 2017-08-11 2020-10-22 ジーシーピー・アプライド・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 灰色水の測定
EP3664925A4 (en) * 2017-08-11 2021-04-28 GCP Applied Technologies Inc. GRAY WATER MEASUREMENT
EP4201624A1 (en) * 2017-08-11 2023-06-28 GCP Applied Technologies Inc. Grey water measurement
KR20220093931A (ko) * 2020-12-28 2022-07-05 주식회사 케이씨피 콘크리트 잔량 수거용 차량
KR102472343B1 (ko) * 2020-12-28 2022-11-30 주식회사 케이씨피 콘크리트 잔량 수거용 차량
KR200495977Y1 (ko) * 2021-10-15 2022-10-04 전영봉 콘크리트 펌프카 세척 수거 차량

Also Published As

Publication number Publication date
JP4460707B2 (ja) 2010-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6808303B2 (en) Ready mix batch hauler system
RU2351469C2 (ru) Способ приготовления бетонной смеси и технологическая линия для его реализации
US3905586A (en) Mini-plant for batching and mixing materials
KR101142349B1 (ko) 연속식믹서를 사용하는 콘크리트 배처플랜트 및 그 배처플랜트를 이용한 콘크리트 제조방법
KR101224550B1 (ko) 콘크리트 배치 플랜트
WO2002094526A1 (en) Concrete delivery system
US5605397A (en) System for mixing cement and aggregate
JP2001270378A (ja) ミキサ車の洗浄および荷積方法
US3380717A (en) Binless batching system
US3617031A (en) Concrete batchor plant and double-end loading transit mixer
JP4480819B2 (ja) コンクリートの製造方法およびコンクリートの製造装置
JP4077234B2 (ja) コンクリートの製造方法及びコンクリートの製造装置
CZ304472B6 (cs) Způsob navažování sypkých frakcí a zařízení k provádění způsobu
JP4014685B2 (ja) 移動式コンクリート材料混練装置
EP0305150A2 (en) Mobile concrete mixing apparatus
JP4781513B2 (ja) コンクリートの製造方法及びコンクリートの製造装置
SU1712162A1 (ru) Установка дл приготовлени бетонной смеси
JP3226767U (ja) 付着モルタルリサイクルシステム
JP3605709B2 (ja) 流動化処理土の製造方法及び製造装置
RU2284303C2 (ru) Способ гомогенизации молотой извести и устройство для его осуществления
CN117621264A (zh) 一种胶结土移动式拌和站
US3207327A (en) Concrete batch plant
CN116331153A (zh) 混凝土罐车清理设备和方法
JPH10183524A (ja) アスファルトプラント
JPH0536643Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140219

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees