JPH10183524A - アスファルトプラント - Google Patents
アスファルトプラントInfo
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- JPH10183524A JPH10183524A JP34552196A JP34552196A JPH10183524A JP H10183524 A JPH10183524 A JP H10183524A JP 34552196 A JP34552196 A JP 34552196A JP 34552196 A JP34552196 A JP 34552196A JP H10183524 A JPH10183524 A JP H10183524A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オーバーフロービンにて貯蔵中の骨材の温度
管理に配慮せずに循環使用しても品質の良いアスファル
ト合材を製造することのできるアスファルトプラントを
提供することを課題とする。 【解決手段】 プラント本体9の骨材貯蔵ビン11内の
余剰骨材を外部に溢流させるオーバーフローシュート1
8をオーバーフロービン19に連結する。またオーバー
フロービン19内の骨材をドライヤ1の骨材投入側に搬
送するコンベヤ21を配設する。そしてオーバーフロー
ビン19にて温度の低下した骨材をドライヤ1にて所定
温度まで再度加熱して骨材貯蔵ビン11へと戻して使用
する。
管理に配慮せずに循環使用しても品質の良いアスファル
ト合材を製造することのできるアスファルトプラントを
提供することを課題とする。 【解決手段】 プラント本体9の骨材貯蔵ビン11内の
余剰骨材を外部に溢流させるオーバーフローシュート1
8をオーバーフロービン19に連結する。またオーバー
フロービン19内の骨材をドライヤ1の骨材投入側に搬
送するコンベヤ21を配設する。そしてオーバーフロー
ビン19にて温度の低下した骨材をドライヤ1にて所定
温度まで再度加熱して骨材貯蔵ビン11へと戻して使用
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路舗装材である
アスファルト合材を製造するアスファルトプラントに関
する。
アスファルト合材を製造するアスファルトプラントに関
する。
【0002】
【従来の技術】アスファルト合材を製造するアスファル
トプラントは、ドライヤにより加熱した骨材をプラント
本体上部に配設した振動篩にバケットエレベ−タにて持
ち上げ、振動篩にて篩い分けて骨材貯蔵ビンに粒度別に
貯蔵し、出荷要請に基づいて各区画室より所定量の骨材
を計量槽にそれぞれ払い出して計量し、下位のミキサに
てアスファルト等の他の材料と共に混合してアスファル
ト合材を製造している。
トプラントは、ドライヤにより加熱した骨材をプラント
本体上部に配設した振動篩にバケットエレベ−タにて持
ち上げ、振動篩にて篩い分けて骨材貯蔵ビンに粒度別に
貯蔵し、出荷要請に基づいて各区画室より所定量の骨材
を計量槽にそれぞれ払い出して計量し、下位のミキサに
てアスファルト等の他の材料と共に混合してアスファル
ト合材を製造している。
【0003】そして、前記骨材貯蔵ビンの各区画室には
出荷するアスファルト合材の配合割合に応じた骨材量が
貯蔵されていくのであるが、各区画室の骨材の使用量と
供給される骨材の粒度構成とのバランスが崩れると供給
過剰となる区画室が出てくる。そのため、骨材貯蔵ビン
の区画室には供給過剰による余剰骨材を溢流させるオー
バーフローシュートを配設し、供給過剰の骨材を外部に
排出できるようにしている。
出荷するアスファルト合材の配合割合に応じた骨材量が
貯蔵されていくのであるが、各区画室の骨材の使用量と
供給される骨材の粒度構成とのバランスが崩れると供給
過剰となる区画室が出てくる。そのため、骨材貯蔵ビン
の区画室には供給過剰による余剰骨材を溢流させるオー
バーフローシュートを配設し、供給過剰の骨材を外部に
排出できるようにしている。
【0004】このとき、供給過剰の骨材を単に外部に排
出すると、多量の粉塵が発生して環境上好ましくなく、
また加熱エネルギーが無駄になるとのことで、実開平3
ー89710号公報に示される如く、オーバーフローシ
ュートに余剰骨材を貯蔵するオーバフロービンを連結
し、オーバーフロービンに回収した骨材をドライヤ下流
のバケットエレベータに投入して骨材貯蔵ビンへ再度送
り込み、オーバーフローした骨材を再使用できるように
したものが提案されている。
出すると、多量の粉塵が発生して環境上好ましくなく、
また加熱エネルギーが無駄になるとのことで、実開平3
ー89710号公報に示される如く、オーバーフローシ
ュートに余剰骨材を貯蔵するオーバフロービンを連結
し、オーバーフロービンに回収した骨材をドライヤ下流
のバケットエレベータに投入して骨材貯蔵ビンへ再度送
り込み、オーバーフローした骨材を再使用できるように
したものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、オーバーフロービン内の骨材をバケットエレ
ベータに戻して骨材貯蔵ビンに再度送り込むようにして
いるため、オーバーフロービンに貯蔵される骨材の温度
が低下しないうちに循環使用するなどの温度管理面での
配慮が必要となる。
来例では、オーバーフロービン内の骨材をバケットエレ
ベータに戻して骨材貯蔵ビンに再度送り込むようにして
いるため、オーバーフロービンに貯蔵される骨材の温度
が低下しないうちに循環使用するなどの温度管理面での
配慮が必要となる。
【0006】ところが、最近では排水性合材のような特
定の粒度のものを使用する特殊アスファルト合材を製造
することも多くなっており、このような特殊合材を製造
する時には特定粒度以外のものは供給過剰となることが
多く、多量の余剰骨材がオーバーフロービンに貯蔵され
ることとなり、しかもそれら粒度の骨材は特殊合材製造
中は使用されることがないから、骨材温度が低下してし
まい、この温度低下した骨材を骨材貯蔵ビンに直接戻し
て使用すると、合材温度が低くなって製品の品質上問題
を生じる。
定の粒度のものを使用する特殊アスファルト合材を製造
することも多くなっており、このような特殊合材を製造
する時には特定粒度以外のものは供給過剰となることが
多く、多量の余剰骨材がオーバーフロービンに貯蔵され
ることとなり、しかもそれら粒度の骨材は特殊合材製造
中は使用されることがないから、骨材温度が低下してし
まい、この温度低下した骨材を骨材貯蔵ビンに直接戻し
て使用すると、合材温度が低くなって製品の品質上問題
を生じる。
【0007】本発明は上記の点に鑑み、オーバーフロー
ビンにて貯蔵中の骨材の温度管理に配慮せずに循環使用
しても品質の良いアスファルト合材を製造することので
きるアスファルトプラントを提供することを課題とす
る。
ビンにて貯蔵中の骨材の温度管理に配慮せずに循環使用
しても品質の良いアスファルト合材を製造することので
きるアスファルトプラントを提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ドライヤにより加熱した骨材を振動篩によ
り篩い分けて骨材貯蔵ビンに粒度別に貯蔵し、該骨材貯
蔵ビンより所定量の加熱骨材をミキサに払い出してアス
ファルト等と混合してアスファルト混合物を製造するア
スファルトプラントにおいて、前記骨材貯蔵ビンのオー
バーフローシュートをオーバーフロービンに連結すると
共に、該オーバーフロービンより払い出される骨材を前
記ドライヤの骨材投入側に送り込む骨材搬送装置を配設
したことを特徴としている。
するために、ドライヤにより加熱した骨材を振動篩によ
り篩い分けて骨材貯蔵ビンに粒度別に貯蔵し、該骨材貯
蔵ビンより所定量の加熱骨材をミキサに払い出してアス
ファルト等と混合してアスファルト混合物を製造するア
スファルトプラントにおいて、前記骨材貯蔵ビンのオー
バーフローシュートをオーバーフロービンに連結すると
共に、該オーバーフロービンより払い出される骨材を前
記ドライヤの骨材投入側に送り込む骨材搬送装置を配設
したことを特徴としている。
【0009】また、前記骨材搬送装置には搬送する骨材
をドライヤへ供給する経路と系外へ排出する経路のいづ
れかを選択する経路切替え装置を備えたことを特徴とし
ている。
をドライヤへ供給する経路と系外へ排出する経路のいづ
れかを選択する経路切替え装置を備えたことを特徴とし
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のアスファルトプラントに
よれば、例えば、特定粒度の骨材を使用する特殊アスフ
ァルト合材の製造時に、骨材粒度の受給バランスが大幅
に崩れ、合材製造に使用されない骨材が骨材貯蔵ビンか
ら溢流してオーバーフローシュートを介してオーバーフ
ロービン内に貯蔵されていく。そして、特殊アスファル
ト合材の製造が終了して標準のアスファルト合材の製造
に移行し、オーバフロービン内に貯蔵される粒度の骨材
が使用されるようになると、オーバフロービン内の骨材
を骨材搬送装置によりドライヤの骨材供給側に戻すよう
にする。これによって、貯蔵中に骨材の温度が低下して
もドライヤにて所定の温度まで加熱できるので、温度管
理のできた品質の良いアスファルト合材を製造すること
ができる。
よれば、例えば、特定粒度の骨材を使用する特殊アスフ
ァルト合材の製造時に、骨材粒度の受給バランスが大幅
に崩れ、合材製造に使用されない骨材が骨材貯蔵ビンか
ら溢流してオーバーフローシュートを介してオーバーフ
ロービン内に貯蔵されていく。そして、特殊アスファル
ト合材の製造が終了して標準のアスファルト合材の製造
に移行し、オーバフロービン内に貯蔵される粒度の骨材
が使用されるようになると、オーバフロービン内の骨材
を骨材搬送装置によりドライヤの骨材供給側に戻すよう
にする。これによって、貯蔵中に骨材の温度が低下して
もドライヤにて所定の温度まで加熱できるので、温度管
理のできた品質の良いアスファルト合材を製造すること
ができる。
【0011】また、オーバフロービン内の骨材を搬送す
る骨材搬送装置には搬送する骨材をドライヤへ供給する
経路と系外へ排出する経路のいづれかを選択する経路切
替え装置を備えておけば、オーバフロービン内に多量の
骨材が溜り過ぎたり、また貯蔵した骨材をそのまま再使
用しない時には系外へ排出して骨材置場へ戻すこともで
き、骨材の取り扱い上、便利なものとなる。
る骨材搬送装置には搬送する骨材をドライヤへ供給する
経路と系外へ排出する経路のいづれかを選択する経路切
替え装置を備えておけば、オーバフロービン内に多量の
骨材が溜り過ぎたり、また貯蔵した骨材をそのまま再使
用しない時には系外へ排出して骨材置場へ戻すこともで
き、骨材の取り扱い上、便利なものとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0013】図中の1は公知のアスファルトプラントの
ドライヤであって、回転自在に傾斜支持したドラム2内
にバーナ3より熱風を送り込み、その熱風を排気煙道4
の下流の排風機(図示せず)により吸引してドラム2内
を通過する高温ガス流を維持する一方、各種粒径別に骨
材を貯蔵する骨材ホッパ(図示せず)から所定割合で骨
材を払い出してコンベヤ5を介してドラム2内に供給
し、ドラム2内の掻き上げ羽根によって骨材を掻き上げ
ながら排出側に向けて転動流下させる間に所望の温度ま
で加熱している。
ドライヤであって、回転自在に傾斜支持したドラム2内
にバーナ3より熱風を送り込み、その熱風を排気煙道4
の下流の排風機(図示せず)により吸引してドラム2内
を通過する高温ガス流を維持する一方、各種粒径別に骨
材を貯蔵する骨材ホッパ(図示せず)から所定割合で骨
材を払い出してコンベヤ5を介してドラム2内に供給
し、ドラム2内の掻き上げ羽根によって骨材を掻き上げ
ながら排出側に向けて転動流下させる間に所望の温度ま
で加熱している。
【0014】ドライヤ1の骨材排出部6側より排出した
加熱骨材は垂直搬送装置であるホットエレベータ7下部
の骨材投入部8に投入され、バケットエレベータ7によ
ってプラント本体9の最上部まで持ち上げられる。
加熱骨材は垂直搬送装置であるホットエレベータ7下部
の骨材投入部8に投入され、バケットエレベータ7によ
ってプラント本体9の最上部まで持ち上げられる。
【0015】プラント本体9の最上部には骨材を粒径別
に篩い分ける振動篩10が配設してあり、該振動篩10
に投入された骨材は、2.5mm以下の砂、及び2.5
〜5mm、5〜13mm、13〜25mmの砕石に篩い
分けられて下位の骨材貯蔵ビン11に貯蔵される。
に篩い分ける振動篩10が配設してあり、該振動篩10
に投入された骨材は、2.5mm以下の砂、及び2.5
〜5mm、5〜13mm、13〜25mmの砕石に篩い
分けられて下位の骨材貯蔵ビン11に貯蔵される。
【0016】骨材貯蔵ビン11は粒度別に骨材を貯蔵す
るために貯蔵ビン内を仕切って区画し、砂貯蔵ビン11
a、砕石貯蔵ビン11b、11c、11dを形成してい
る。
るために貯蔵ビン内を仕切って区画し、砂貯蔵ビン11
a、砕石貯蔵ビン11b、11c、11dを形成してい
る。
【0017】骨材貯蔵ビン11の下位には骨材を累積計
量する骨材計量槽12、石粉エレベータ13により持ち
上げて石粉貯蔵ビン14に貯蔵した石粉を計量する石粉
計量槽15、及び溶融アスファルトを計量するアスファ
ルト計量槽16を配設している。これらの計量槽の下位
には前記計量槽によって計量した各材料を混合するミキ
サ17を配設している。
量する骨材計量槽12、石粉エレベータ13により持ち
上げて石粉貯蔵ビン14に貯蔵した石粉を計量する石粉
計量槽15、及び溶融アスファルトを計量するアスファ
ルト計量槽16を配設している。これらの計量槽の下位
には前記計量槽によって計量した各材料を混合するミキ
サ17を配設している。
【0018】前記貯蔵ビン11の各区画室である砂貯蔵
ビン11a、砕石貯蔵ビン11b、11c、11dに
は、供給過剰となった骨材を溢流させるオーバーフロー
シュート18を配設している。オーバーフローシュート
18はプラント本体9の下部に配設したオーバーフロー
ビン19に連結されている。
ビン11a、砕石貯蔵ビン11b、11c、11dに
は、供給過剰となった骨材を溢流させるオーバーフロー
シュート18を配設している。オーバーフローシュート
18はプラント本体9の下部に配設したオーバーフロー
ビン19に連結されている。
【0019】オーバーフロービン19の払出しゲート2
0の下位には貯蔵する骨材をドライヤ1に送り込む骨材
搬送装置であるコンベヤ21を配設している。図示例で
はコンベヤ21の先端部をコンベヤ5に臨ませ、搬送し
た骨材をコンベヤ5に乗り移してドライヤ1に供給する
ようにしている。なお、コンベヤ21は粉塵飛散防止用
カバーを取り付けると好ましく、またコンベヤに代えて
シュートを利用するなど、他の骨材搬送装置を適宜採用
することもできる。
0の下位には貯蔵する骨材をドライヤ1に送り込む骨材
搬送装置であるコンベヤ21を配設している。図示例で
はコンベヤ21の先端部をコンベヤ5に臨ませ、搬送し
た骨材をコンベヤ5に乗り移してドライヤ1に供給する
ようにしている。なお、コンベヤ21は粉塵飛散防止用
カバーを取り付けると好ましく、またコンベヤに代えて
シュートを利用するなど、他の骨材搬送装置を適宜採用
することもできる。
【0020】また、22はコンベヤ21により搬送され
る骨材の流れをドライヤ1へ送り込む経路または系外へ
排出する経路に切替え可能とした経路切替えシュート2
2であって、このような経路切替え装置を配設すると搬
送する骨材をドライヤ1へ送り込んだり、また系外へ排
出することができて骨材の取り扱い上、好都合となる。
る骨材の流れをドライヤ1へ送り込む経路または系外へ
排出する経路に切替え可能とした経路切替えシュート2
2であって、このような経路切替え装置を配設すると搬
送する骨材をドライヤ1へ送り込んだり、また系外へ排
出することができて骨材の取り扱い上、好都合となる。
【0021】次に、上記のように構成されるアスファル
トプラントにおける骨材循環使用の一例を説明すると、
例えば、特殊アスファルト合材を製造する場合には、特
殊アスファルト合材の粒度構成にできるだけ近い粒度構
成を有する骨材がドライヤ1に送り込まれることとな
る。そしてドライヤ1にて加熱された骨材はプラント本
体9の振動篩10を経て骨材貯蔵ビン11に粒度別に貯
蔵されていく。
トプラントにおける骨材循環使用の一例を説明すると、
例えば、特殊アスファルト合材を製造する場合には、特
殊アスファルト合材の粒度構成にできるだけ近い粒度構
成を有する骨材がドライヤ1に送り込まれることとな
る。そしてドライヤ1にて加熱された骨材はプラント本
体9の振動篩10を経て骨材貯蔵ビン11に粒度別に貯
蔵されていく。
【0022】そして出荷要請に基づいて骨材貯蔵ビン1
1より所定の粒度の骨材を払い出して計量し、それらを
他の材料と共にミキサ17に投入して混合して特殊アス
ファルトが製造されていく。このとき、特定粒度の骨材
ばかりが使用されるため、骨材粒度の受給バランスが大
幅に崩れ、特定粒度以外の骨材が供給過剰とってオーバ
ーフローシュート18を介してオーバーフロービン19
に余剰骨材として溢流して貯蔵されていく。この余剰骨
材は特殊アスファルト合材として使用される粒度のもの
が少ないために特殊アスファルト合材製造中は循環使用
させることはできない。
1より所定の粒度の骨材を払い出して計量し、それらを
他の材料と共にミキサ17に投入して混合して特殊アス
ファルトが製造されていく。このとき、特定粒度の骨材
ばかりが使用されるため、骨材粒度の受給バランスが大
幅に崩れ、特定粒度以外の骨材が供給過剰とってオーバ
ーフローシュート18を介してオーバーフロービン19
に余剰骨材として溢流して貯蔵されていく。この余剰骨
材は特殊アスファルト合材として使用される粒度のもの
が少ないために特殊アスファルト合材製造中は循環使用
させることはできない。
【0023】そして特殊アスファルト合材の製造が終了
して標準のアスファルト合材の出荷が再開され、オーバ
ーフロービン19内の貯蔵する粒度の骨材が使用される
ようになると、オーバーフロービン19から骨材を適宜
払い出し、コンベヤ21を介してドライヤ1に供給し、
所定温度まで加熱してからプラント本体9の骨材貯蔵ビ
ン11へと戻して使用するのである。
して標準のアスファルト合材の出荷が再開され、オーバ
ーフロービン19内の貯蔵する粒度の骨材が使用される
ようになると、オーバーフロービン19から骨材を適宜
払い出し、コンベヤ21を介してドライヤ1に供給し、
所定温度まで加熱してからプラント本体9の骨材貯蔵ビ
ン11へと戻して使用するのである。
【0024】なお、運転中にオーバーフロービン19内
に多量の骨材が溜り過ぎて運転上支障が生じそうな時に
はビン内の骨材を適宜払い出し、コンベヤ21によって
搬送して経路切替えシュート22の切替え操作にて系外
へ排出する。また貯蔵した骨材を使用しない時にも系外
へ排出して骨材置場に戻すようにする。
に多量の骨材が溜り過ぎて運転上支障が生じそうな時に
はビン内の骨材を適宜払い出し、コンベヤ21によって
搬送して経路切替えシュート22の切替え操作にて系外
へ排出する。また貯蔵した骨材を使用しない時にも系外
へ排出して骨材置場に戻すようにする。
【0025】このように、オーバーフロービン19に貯
蔵される骨材をドライヤ1に送り込むことができるよう
にしたので、貯蔵中に骨材温度が低下しても所定温度ま
で再加熱することができ、温度管理のできた品質の良い
アスファルト合材を製造できる。また、経路切替えシュ
ート22を備えておけば、オーバーフロービン19内に
多量の骨材が溜り過ぎたり、また貯蔵した骨材をそのま
ま再使用しない時には系外へ排出して骨材置場へ戻すこ
ともでき、骨材の取り扱い上、便利なものとなる。
蔵される骨材をドライヤ1に送り込むことができるよう
にしたので、貯蔵中に骨材温度が低下しても所定温度ま
で再加熱することができ、温度管理のできた品質の良い
アスファルト合材を製造できる。また、経路切替えシュ
ート22を備えておけば、オーバーフロービン19内に
多量の骨材が溜り過ぎたり、また貯蔵した骨材をそのま
ま再使用しない時には系外へ排出して骨材置場へ戻すこ
ともでき、骨材の取り扱い上、便利なものとなる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明のアスファルトプ
ラントによれば、骨材貯蔵ビンのオーバーフローシュー
トをオーバーフロービンに連結すると共に、該オーバー
フロービンより払い出される骨材を前記ドライヤの骨材
投入側に送り込む骨材搬送装置を配設したので、貯蔵中
に温度低下があってもドライヤにて所定の温度まで加熱
でき、温度管理のできた品質の良いアスファルト合材を
製造できる。
ラントによれば、骨材貯蔵ビンのオーバーフローシュー
トをオーバーフロービンに連結すると共に、該オーバー
フロービンより払い出される骨材を前記ドライヤの骨材
投入側に送り込む骨材搬送装置を配設したので、貯蔵中
に温度低下があってもドライヤにて所定の温度まで加熱
でき、温度管理のできた品質の良いアスファルト合材を
製造できる。
【0027】また、前記骨材搬送装置に経路切替え装置
を備えておけば、オーバーフロービン内に多量の骨材が
溜り過ぎたり、また貯蔵した骨材を使用しない時には系
外へ排出でき、骨材の取り扱い上、便利なものとなる。
を備えておけば、オーバーフロービン内に多量の骨材が
溜り過ぎたり、また貯蔵した骨材を使用しない時には系
外へ排出でき、骨材の取り扱い上、便利なものとなる。
【図1】本発明の一実施例を示す概略説明図である。
1…ドライヤ 5…コンベヤ 9…プラント本体 10…振動篩 11…骨材貯蔵ビン 18…オーバーフ
ローシュート 19…オーバーフロービン 21…コンベヤ
(骨材搬送装置) 22…経路切替えシュート
ローシュート 19…オーバーフロービン 21…コンベヤ
(骨材搬送装置) 22…経路切替えシュート
Claims (2)
- 【請求項1】ドライヤにより加熱した骨材を振動篩によ
り篩い分けて骨材貯蔵ビンに粒度別に貯蔵し、該骨材貯
蔵ビンより所定量の加熱骨材をミキサに払い出してアス
ファルト等と混合してアスファルト混合物を製造するア
スファルトプラントにおいて、前記骨材貯蔵ビンのオー
バーフローシュートをオーバーフロービンに連結すると
共に、該オーバーフロービンより払い出される骨材を前
記ドライヤの骨材投入側に送り込む骨材搬送装置を配設
したことを特徴とするアスファルトプラント。 - 【請求項2】前記骨材搬送装置には搬送する骨材をドラ
イヤへ供給する経路と系外へ排出する経路のいづれかを
選択する経路切替え装置を備えたことを特徴とする請求
項1記載のアスファルトプラント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34552196A JPH10183524A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | アスファルトプラント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34552196A JPH10183524A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | アスファルトプラント |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10183524A true JPH10183524A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=18377154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34552196A Pending JPH10183524A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | アスファルトプラント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10183524A (ja) |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34552196A patent/JPH10183524A/ja active Pending
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