JP2009256505A - 硬化性樹脂組成物及び床版防水材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の硬化性樹脂組成物(S)は、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを含む(メタ)アクリレート単量体混合物(A)、(メタ)アクリレート単量体混合物(A)に溶解または膨潤可能な(メタ)アクリレート系重合体(B)、及びポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)を含有し、該ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)における(C4H8O)nで示される繰り返し単位の質量平均分子量が500以上であることを特徴とする。また、本発明の床版防水材量は前記硬化性樹脂組成物(S)と骨材(D)とを含有するものである。
【選択図】なし
Description
エポキシ系樹脂は、優れた耐薬品性や強度を有している反面、硬化速度が遅いために施工期間が長いものであった。ウレタン系樹脂は可撓性や弾力性に優れている反面、硬化時の反応時間を制御するのが難しく、また、コンクリートなどの下地に対する接着性が、エポキシ系樹脂やアクリル系樹脂に比べて劣っていた。
一方、硬化速度が速く、施工期間を短縮できる樹脂として、アクリル系樹脂やビニルエステル系樹脂などが挙げられるが、これらは引張伸度が得られず可撓性に劣るものであった。
樹脂単独で塗膜を形成する工法は、一般的に重交通道路以外に使用されることが多く、塗膜が薄くても防水性を得ることができ、経済性にも優れるという特徴がある。一方、樹脂と骨材とを配合した床版防水材料を用いて塗膜を形成する工法(以下「スラリー工法」と称する。)は、樹脂と骨材とを配合することで、床版防水材料の強度や塗膜厚を確保しやすいことから、重交通用に使用されることが多い。
しかしながら、従来のスラリー工法に使用されている上記のような床版防水材料では、骨材に珪砂等を用いた際、樹脂と骨材との配合比率によっては、これらが分離することがあり、塗膜全体が均一な物性でなく、硬化不良を起こす、或いは可撓性や下地との接着性が損なわれるなどの問題があった。
本発明の床版防水材料は、前記繰り返し単位の質量平均分子量が650以上であることが好ましい。
本発明の床版防水材料は、前記骨材(D)の比表面積が5000〜15000cm2/gであることが好ましい。
本発明において、(メタ)アクリレートとは、アクリレート及び/又はメタクリレートを意味する。
本発明の硬化性樹脂組成物(S)は、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを含む(メタ)アクリレート単量体混合物(A)、(メタ)アクリレート系重合体(B)、及びポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)を含有することを特徴とする。
(メタ)アクリレート単量体混合物(A)は2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを必須成分とする。2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートは、硬化性樹脂組成物(S)の硬化速度を増し、硬化物における常温から低温下での引張伸度を付与する。
その他の(メタ)アクリレート単量体の具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシ(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等の単官能単量体類などが挙げられる。これらは、一種を単独或いは二種以上を併用して用いることができる。
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートの含有量が10質量部以上であると、床版防水材料の破断時の引張伸度が大きく良好であり、40質量部以下であると、床版防水材料の引張伸度が得られかつ引張強度も良好である。
(メタ)アクリレート系重合体(B)は、硬化性樹脂組成物(S)に引張強度を発現させるだけでなく、硬化性樹脂組成物(S)の硬化速度を早める効果、硬化性樹脂組成物(S)の硬化時の収縮を抑制低減化する効果、及び硬化性樹脂組成物(S)の粘度を調整する効果を得るために添加される。
具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等の単量体を重合して得られるポリアルキル(メタ)アクリレートが挙げられる。これらは、一種を単独或いは二種以上を併用して用いることができる。(メタ)アクリレート系重合体(B)には、(メタ)アクリレート以外の単量体単位が多少含まれていてもよい。
なお、(メタ)アクリレート系重合体(B)と共に、それ以外の重合体、例えばポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等のビニル芳香族炭化水素を単量体成分として得たビニル共重合体などを、硬化性樹脂組成物の、硬化速度や作業性を損なわない程度に併用することも可能である。
ガラス転移温度が0℃以上であれば、適正な粘度が得られる傾向にあり、105℃以下であれば、常温から低温下での引張強度と引張伸度との両立が得られ易くなる傾向にある。
なお、質量平均分子量は、重合体のテトラヒドロフラン溶液(0.4質量%)を調製し、TOSO社製カラム(GE4000HXLおよびG2000HXL)が装着されたTOSO社製のゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下「GPC」と称する。)用装置に、この溶液100μlを注入し、流量:1ml/min、溶離液:テトラヒドロフラン、カラム温度:40℃の条件下でGPC法により測定した標準ポリスチレン換算の質量平均分子量である。
ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)は、常温から低温下においても本発明の硬化性樹脂組成物(S)の引張伸度を得るためと、引張伸度の向上による引張強度の低下を抑制するために配合する。
繰り返し単位の質量平均分子量が500以上であると、引張伸度や可撓性が得やすい傾向にあり、3000以下であれば、粘度が適性で良好な作業性が得られる。
特に、本発明の硬化性樹脂組成物(S)を本発明の床版防水材料に配合する場合、床版防水材料は、骨材(D)を含有するため、引張伸度や可撓性が得られにくくなる傾向にある。そこで、引張伸度や可撓性を確保するために、繰り返し単位の質量平均分子量がより高いものを用いると好ましく、繰り返し単位の質量平均分子量が650以上であるとより好ましい。
なお、ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)と共に、その他の多官能(メタ)アクリレート単量体を、硬化性樹脂組成物(S)の引張伸度や可撓性を損なわない程度に併用しても良い。
本発明の硬化性樹脂組成物(S)には、硬化反応中における塗膜表面の空気遮断による表面硬化性向上等のためにワックスを添加することが好ましい。ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等、既知の各種ワックスが挙げられる。
ワックスの融点は40℃以上が好ましく、ワックスの融点の上限が120℃であることが好ましい。また、二種以上の融点が異なるワックスを併用することもできる。
ワックスの添加量は、(A)、(B)及び(C)の合計100質量部に対し、0.3〜10質量部であると好ましく、0.5〜3質量部であることがより好ましい。0.3質量以上であれば、空気遮断性が良好となり表面硬化性が良好となる傾向にある。10質量部以下では、硬化性樹脂組成物(S)の粘度が高くなりすぎることもなく硬化速度や塗膜の物性が良好となる傾向にある。
硬化剤としては、有機過酸化物が好適に用いられ、具体的には、過酸化ベンゾイル、t-ブチルパーオキシ2−エチルヘキサネート、ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、クメンハイドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド等が挙げられる。
硬化促進剤の具体例としては、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチル−p−トルイジン等の芳香族第3級アミン類;ナフテン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、オクチル酸ニッケル等の金属石鹸類;などが挙げられる。
これら硬化剤および硬化促進剤は、一種を単独で、または二種以上を混合して用いることができる。
硬化促進剤の添加量は、使用する硬化促進剤の種類や温度環境により適正範囲は異なるが、(A)、(B)及び(C)の合計100質量部に対して0.2質量部〜10質量部であることが好ましい。添加量が0.2質量部以上であれば、未硬化部が生じることがなく、硬化時間が長時間にわたることもない。一方、10質量部以下であれば、硬化時間が適切な範囲で作業時間が充分に確保でき、硬化性樹脂組成物(S)の物性が著しく低下することもない。なお、温度により適宜、硬化剤と硬化促進剤の量を調整することが好ましく、可使時間が15分〜1時間以内とするように適宜調整することが好ましい。
なお、硬化性樹脂組成物(S)と骨材(D)とを含有した床版防水材料を硬化させる場合も、可使時間が15分〜1時間以内となるように硬化剤及び硬化促進剤の添加量を適宜調整することが好ましい。
シランカップリング剤は、無機物への接着性向上を目的として使用し、ビニルトリクロルシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
紫外線吸収剤は塗膜の耐候性をさらに向上させる目的で使用し、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系、トリアジン系等が挙げられる。
揺変剤はチキソ性付与を目的に使用し、変性ウレア、ウレアウレタン化合物、アエロジル、有機ベントナイト化合物等が挙げられる。
補強剤は、硬化性樹脂組成物(S)の可撓性や引張伸度を損なわない程度、あるいは硬化性樹脂組成物(S)の可撓性や引張伸度が使用場面に対し過剰であるときに用いることが好ましい。補強材としては、チョップドストランドやロービングネット状のガラス繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊維等が挙げられる
更に、作業性や外観向上等の目的で消泡剤、脱泡剤、レベリング剤等も用いることが可能である。
本発明の床版防水材料は、上記硬化性樹脂組成物(S)と、骨材(D)とを含有したものである。
骨材(D)としては、炭酸カルシウム、シリカヒューム、フライアッシュ、タルク、クレー等を挙げることができ、中でも炭酸カルシウムを用いることが好ましい。
また本発明で用いる骨材は、比表面積が5000〜15000cm2/gであることが好ましい。更に、上限値が12000cm2/gであるとより好ましく、10000cm2/gであることが特に好ましい。
骨材の比表面積が5000cm2/g以上であれば、スラリー状とした際に骨材と硬化性樹脂組成物(S)との分離が生じにくくなり、塗膜厚が確保し易く、可撓性等の物性が良好な塗膜が得られる傾向にある。これは、骨材(D)粒子間に硬化性樹脂組成物(S)が均等に存在し、硬化性樹脂組成物(S)の物性が得られ易いためであると予測される。一方、15000cm2/g以下であれば、骨材と硬化性樹脂組成物(S)の分離が生じにくく、かつ引張伸度も良好となる。これは、骨材(D)粒子間に硬化性樹脂組成物(S)が少なくなりすぎずに均等に存在し、硬化性樹脂組成物(S)の物性が得られ易いためと予測される。
なお、ここでいう比表面積はブレーン透過法による値である。
配合量が10質量部以上であれば、硬化性樹脂組成物(S)と骨材との分離が生じにくく、均一な塗膜が得られる。一方、40質量部以下であると、塗膜厚が確保し易く、かつ低温時の可撓性が損なわれない傾向にある。
本発明の硬化性樹脂組成物(S)および硬化性樹脂組成物(S)と骨材(D)とを含有した床版防水材料は、例えば、建築物や構造物のコンクリートやアスファルトへの防水性の被覆材(以下、「床版防水材」と称する。)として用いることができる。
建築物や構造物のコンクリートやアスファルト舗装の下地等、基材への被覆方法としては、基材に、本発明の硬化性樹脂組成物(S)、または本発明の床版防水材料を塗工して塗膜を形成する方法が挙げられる。
塗工方法としては、ローラー、金ゴテ、刷毛、自在ボウキ、塗装機(スプレー塗装機等)等を用いる公知の塗工方法が挙げられる。
プライマーを塗工する場合には、基材の脆弱部或いは水・油脂分など接着性能を阻害する因子は事前に処理することが好ましい。
プライマーの塗工量は、基材にもよるが溶液で0.15〜0.5kg/m2であるとこのましく、0.2〜0.3kg/m2であることがより好ましい。塗工手段としては、ハケ、ローラー、スプレーガンなどを用いることができる。
また、骨材(D)を含む床版防水材料を、床版防水材として用いる場合、塗布厚は1mm〜5mmであることが好ましく、1.5mm〜4mmであることがより好ましい。塗布厚が1mm以上であると、防水層としての機能を発揮でき、塗布厚が5mm以下であると防水層、特に防水性を充分に発揮できると共に、経済的にも有利である。
さらに、本発明の硬化性樹脂組成物、または床版防水材料を、床版防水材として用いる場合、舗装層に用いるアスファルトとの接着性をより良好にするために、硬化性樹脂組成物または床版防水材料の塗工面に粒状アスファルト及び珪砂等の重量骨材を散布することが好ましい。散布するタイミングは、硬化剤・硬化促進剤を混合した硬化性樹脂組成物または床版防水材料を塗工した後、塗工面が固まらないうちに前記粒状アスファルト及び珪砂等の重量骨材を散布する。
粒状アスファルトの散布量は、0.3〜1.2kg/m2であると好ましく、0.5〜0.8kg/m2であることがより好ましい。一方、珪砂等の重量骨材の散布量は、0.1〜0.8kg/m2であると好ましく、0.3〜0.5kg/m2であることがより好ましい。
本発明の硬化性樹脂組成物、または床版防水材料を床版防水材として使用する場合、舗装層には、ストレートアスファルトに砕石などの骨材を混合した一般的に用いられるアスファルト組成物を用いることができる。
また、本発明の床版防水材料は、前記硬化性樹脂組成物(S)を含有しているため、硬化速度が速く、かつ常温だけでなく低温での可撓性が優れており、コンクリート等の下地への追従性があり、アスファルト等舗装層に対する接着性が優れている塗膜を提供できる。
以上のような硬化性樹脂組成物(S)又は床版防水材料を、例えば、下地と舗装層との間の床版防水材として用いると、下地と舗装層とを強固に接着することが可能で、かつ、速やかな施工を可能とする。
更に、本発明の床版防水材料には比表面積が特定の値である骨材を用いているため、硬化性樹脂組成物(S)と骨材とが分離しにくい傾向にある。従って、硬化不良が起きにくく、かつ、より可撓性や接着性の良好な塗膜を提供できる。
下記製造例、実施例及び比較例において、特に限定のない限り、「部」は全て質量部を、「%」は全て質量%を示すものとする。
撹拌機、コンデンサーを備えた容器に、メチルメタアクリレート(以下「MMA」と称する。)40部、2−エチルヘキシルアクリレート30部、ポリブチレングリコールジメタクリレート(繰返し単位の質量平均分子量:約648)5部、融点47℃のパラフィンワックス0.2部、融点55℃のパラフィンワックス0.2部、融点66℃のパラフィンワックス0.2部、硬化促進剤として、N,N−ジヒドロキシ−p−トルイジン0.5部、重合禁止剤として、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(以下「BHT」と称する。)0.05部を加え、撹拌しながら、アクリルポリマー(MMA/n−ブチルメタアクリレート(以下「n−BMA」と称する。)=40/60、Mw=約60000、Tg=50℃)25部を投入し、60℃で3時間加熱し、アクリルポリマーの溶解を確認し、冷却し、硬化性樹脂組成物S−1を得た。
表1に記載の組成比にすること以外は、製造例1と同様にして、硬化性樹脂組成物S−2〜S−10を得た。
なお、実施例8〜10で用いるPBOM2とは、繰返し単位の質量平均分子量が約1000であるポリブチレングリコールジメタクリレートのことである
また、実施例5及び6で用いるポリマー2とは、アクリルポリマー(MMA/n−BMA=20/80、Mw=140000、Tg=35℃)のことである。
表2に記載の組成比にすること意外は、製造例1と同様にして、硬化性樹脂組成物S−11〜S−13を得た。
なお、比較例1で用いた9PGとは、製造例1のポリブチレングリコールジメタクリレートの代わりに用いたポリプロピレングリコールジメタクリレート(NKエステル9PG、新中村化学工業(株)製)を示す。
また、比較例2及び3で用いた14Gとは、製造例1のポリブチレングリコールジメタクリレートの代わりに用いたポリエチレングリコールジメタクリレート(NKエステル14G、新中村化学工業(株)製)を示す。
MMA:メチルメタアクリレート
2−EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
ポリマー1:MMA/n−BMA=40/60共重合体(Mw=60000、Tg=50℃)
ポリマー2:MMA/n−BMA=20/80共重合体(Mw=140000、Tg=35℃)
PBOM1:ポリブチレングリコールジメタクリレート(アクリエステルPBOM、三菱レイヨン社製、繰返し単位の質量平均分子量:約648)
PBOM2:ポリブチレングリコールジメタクリレート(MRCユニテック社製、繰返し単位の質量平均分子量:約1000)
9PG:ポリプロピレングリコールジメタクリレート(NKエステル9PG、新中村化学工業(株)製)
14G:ポリエチレングリコールジメタクリレート(NKエステル14G、新中村化学工業(株)製)
ワックス1:融点47℃のパラフィンワックス(115、日本精鑞社製)
ワックス2:融点55℃のパラフィンワックス(130、日本精鑞社製)
ワックス3:融点66℃のパラフィンワックス(150、日本精鑞社製)
アミン1:N,N−ジヒドロキシ−p−トルイジン
BHT:2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール
撹拌機、温度制御装置、コンデンサーを備えた容器に、アジピン酸とプロピレングリコールから得られる質量平均分子量2000のポリエステルポリオール6000部(3mol)、MMA1500部、ジメチルアミノエチルメタクリレート(アクリエステルDM、三菱レイヨン(株)製)34.7部、BHT6.94部を仕込み、撹拌しながら65℃まで加熱した。この温度を維持した状態で、トリレンジイソシアネート(以下「TDI」と称する。)696.0部(4mol)を1時間かけて滴下し、次いでMMA174.0部を加え60℃にてさらに2時間反応を進行させた。
その後、2−ヒドロキシエチルアクリレート(以下「2−HEA」と称する。)241.5部(2.08mol)を1時間かけて滴下しつつ、90℃まで昇温し、MMA60.4部を加え、90℃を保持したまま反応を進行させた。
イソシアネート基の反応率が98%以上になった時点で反応を終了し、冷却した。これに、MMA5244.7部、2−EHA3489.6部、ワックス1;89.2部、ワックス2;53.5部、ワックス3;35.7部、N,N−ジメチル−p−トルイジン(以下「アミン2」と称する。)104.7部、を加え、オリゴマー含有量約40%のウレタンアクリレート系硬化性樹脂組成物U−1を得た。
製造例4と同様の容器に、質量平均分子量1000のポリテトラメチレンエーテルグリコール3000部、MMA750部、ジメチルアミノエチルメタクリレート19.7部、BHT3.94部を仕込み、攪拌しながら65℃まで加熱した。この温度を維持した状態で、TDI696.0部を1.5時間かけて滴下し、次いで、MMA174.0部を加え、65℃にて更に2時間反応を進行させた。
その後、2−HEA241.5部を1時間かけて滴下しつつ、90℃まで昇温し、MMA60.4部を加え、90℃を保持したまま反応を進行させた。
イソシアネート基の反応率が98%以上となった時点で反応を終了し、冷却した。これに、MMA5604.9部、2−EHA1858.2部、アクリルポリマー(MMA/n−BMA=60/40、Mw=約20000、Tg=65℃)695.4部、ワックス1;47.6部、ワックス2;47.6部、ワックス3;35.8部、アミン2;104.8部を加え、オリゴマー含有量約30%のウレタンアクリレート系硬化性樹脂組成物U−2を得た。
(実施例1)
実施例1で得られた硬化性樹脂組成物S−1について、以下の測定及び評価を行った。結果を表3に示す。
硬化性樹脂組成物S−1を20℃の恒温水槽中に2時間以上放置した後、硬化性樹脂組成物S−1の(A)、(B)及び(C)の合計100部に対して、重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド50%顆粒品(カドックスB−CH50、化薬アクゾ社製、以下「B−CH50」と称する。)を2部加え、充分に攪拌した後に、内径10mmの試験管(長さ12cm)の下部より7cmの位置まで投入し、再度20℃恒温水槽中に試験管を投入し、その中心部に熱電対を設置し、重合発熱による温度変化を記録した。
このとき、重合開始剤を加えてから最大発熱温度に達するまでに要した時間を硬化時間(分)とした。
雰囲気温度23℃の室内にて、硬化性樹脂組成物S−1の(A)、(B)及び(C)の合計100部に対して、重合開始剤としてB−CH50を2部加えて攪拌混合した後に、アクリル板上に2mm厚で塗工し、重合開始剤を加えてから60分後の表面の硬化性を指触にて確認し、下記の評価基準に基づき評価した。
○:タックなし
×:タックあり
雰囲気温度23℃の室内にて、硬化性樹脂組成物S−1の(A)、(B)及び(C)の合計100部に対して、重合開始剤としてB−CH50を2部加えて攪拌混合し、脱泡作業を実施した後、硬化性樹脂組成物S−1を型に注入し、硬化・養生する。翌日脱型後、厚さ3mmの注型板を得た。該試験サンプルについて、JIS K 6251に準拠して、−10℃の環境下で引張試験を行ったときの破断時の引張伸度(%)を測定した。
実施例2〜10で得られた硬化性樹脂組成物S−2〜S−10について、実施例1と同様にして上記(1)〜(3)の測定及び評価を行った。結果を表3に示す。
比較例1〜4で得られた硬化性樹脂組成物S−11〜S−14及び比較例5、6で得られたウレタンアクリレート系硬化性樹脂組成物U−1、U−2について、実施例1と同様にして上記(1)〜(3)の測定及び評価を行った。結果を表4に示す。
表3と表4の結果を比較すると、(C)成分として繰り返し単位の質量平均分子量が500以上であるポリブチレングリコールジメタクリレートを用いている硬化性樹脂組成物S1〜S10は、低温(−10℃)での引張伸度が良好であった。
対して、(C)成分としてポリプロピレングリコールジメタクリレートまたはポリエチレングリコールジメタクリレートを用いた、比較例1〜3の硬化性樹脂組成物S11〜S13は、低温(−10℃)での引張伸度を全く得ることができなかった。これは、ポリプロピレングリコールジメタクリレートまたはポリエチレングリコールジメタクリレートのエーテル結合間の炭化水素が短く、可撓性を得ることが難しかったためであると予測される。
また、(A)成分として2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを用いない比較例4の硬化性組成物S−14は、低温(−10℃)での引張伸度を全く得ることができなかった。
また、比較例5,6で得られたウレタンアクリレート系の硬化性樹脂組成物U−1、U−2については、ウレタンアクリレート系の硬化性樹脂組成物が可撓性を有するため、引張伸度を得ることはできたが、硬化時間が長く、60分後の表面硬化性を得ることができなかった。
(実施例1)
更に、実施例1で得られた硬化性樹脂組成物S−1について、以下の(4)及び(5)測定及び評価を行った。結果を表5に示す。
プライマー(アクリシラップDR−90、(株)菱晃製)の100部に対して、重合開始剤としてB−CH50を2部加え、充分に攪拌した後、30×30×6cmのコンクリート版に0.3kg/m2の割合となるようにローラーで塗工し、硬化した。
その後、硬化性樹脂組成物S−1の(A)、(B)及び(C)の合計100部に対して、重合開始剤としてB−CH50を2部加えて、攪拌混合した後、1mm厚となるように流し込んだ。
硬化前にアスファルト粒子(アスパ、昭和シェル石油製)と珪砂4号(東北珪砂、北日本産業製)をそれぞれ0.5kg/m2、0.3kg/m2となるように散布し、硬化性樹脂組成物を硬化した。
翌日、その上に、密粒アスファルト舗装材(密粒度アスファルト合材、大有建設社製)を厚み4cmとなるように舗設し、さらに1日以上養生させて試験体とした。
試験体の上面よりコアカッターにて直径10cmの切込みをコンクリート版に達するまで入れ、表面を乾燥させた。切込みを入れた直径10cmの部分に直径10cmの鋼製冶具をエポキシ系接着剤にて接着した。その後、試験体を固定し、20℃の試験環境下で、鋼製冶具を試験機に取付け、載荷速度約毎秒0.1N/mm2で鉛直方向に引張り、接着界面または材料が破壊するまでの力を測定し、下記基準に基づいて接着性の評価を行った。
○:0.6N/mm2以上
×:0.6N/mm2未満
道路橋床版防水便覧((社)日本道路協会、2007年、p.122〜123)の低温可撓性試験に準拠して測定した。
詳しくは、硬化性樹脂組成物S−1の100部に対し、重合開始剤としてB−CH50を2部加えて、攪拌混合した後、規定の鋼板に1mm厚となるように流し込み硬化して試験体とし、上述の測定方法に準拠して−10℃での低温可撓性を確認し、下記基準に基づき評価した。
○:試験体3枚中2枚以上塗膜面にひび割れ、折損がない
×:試験体3枚中2枚以上塗膜面にひび割れ、折損がある
実施例2〜10で得られた硬化性樹脂組成物S−2〜S−10について、実施例1と同様にして上記(4)及び(5)の測定及び評価を行った。結果を表5に示す。
上記硬化性樹脂組成物S−2の(A)、(B)及び(C)の合計100部に対して、比表面積8000cm2/gの炭酸カルシウム(SL−100、竹原化学工業社製)を40部添加し、ディスパーにて2000rpmで3分間撹拌混合し、均一なスラリーとした。
その後、該スラリーに重合開始剤B−CH50を2部加えて攪拌混合し床版防水材料を得た。
得られた床版防水材料について、以下の測定、評価を行った。結果を表6に示す。
雰囲気温度23℃の室内にて、重合開始剤を投入撹拌混合して得た床版防水材料を、直ちにアクリル板上に2mm厚で塗工し、重合開始剤を加えてから60分後の表面の硬化性を指触にて確認し、下記の評価基準に基づき評価した。
○:タックなし
×:タックあり
プライマー(アクリシラップDR−90、(株)菱晃製)の100部に対して、重合開始剤としてB−CH50を2部加え、充分に攪拌した後、30×30×6cmのコンクリート版に0.3kg/m2の割合となるようにローラーで塗工し、硬化した。
その後、重合開始剤を投入撹拌混合して得た床版防水材料を、2mm厚となるように流し込んだ。
硬化前にアスファルト粒子(アスパ、昭和シェル石油製)と珪砂4号(東北珪砂、北日本産業製)をそれぞれ0.5kg/m2、0.3kg/m2となるように散布し、床版防水材料を硬化した。
翌日、その上に、密粒アスファルト舗装材(密粒度アスファルト合材、大有建設社製)を厚み4cmとなるように舗設し、さらに1日以上養生させて試験体とした。
試験体の上面よりコアカッターにて直径10cmの切込みをコンクリート版に達するまで入れ、表面を乾燥させた。切込みを入れた直径10cmの部分に直径10cmの鋼製冶具をエポキシ系接着剤にて接着した。その後、試験体を固定し、20℃の試験環境下で、鋼製冶具を試験機に取付け、載荷速度約毎秒0.1N/mm2で鉛直方向に引張り、接着界面または材料が破壊するまでの力を測定し、下記基準に基づいて接着性の評価を行った。
○:0.6N/mm2以上
×:0.6N/mm2未満
道路橋床版防水便覧((社)日本道路協会、2007年、p.122〜123)の低温可撓性試験に準拠して測定した。
詳しくは、重合開始剤を投入撹拌混合して得た床版防水材料を、規定の鋼板に2mm厚となるように流し込み硬化して試験体とし、上述の測定方法に準拠して−10℃での低温可撓性を確認し、下記基準に基づき評価した。
○:試験体3枚中2枚以上塗膜面にひび割れ、折損がない
×:試験体3枚中2枚以上塗膜面にひび割れ、折損がある
表6及び表7に記載の、組成とした以外は実施例11と同様にして、各床版防水材料を得た。
なお、実施例12で用いた炭酸カルシウムは、比表面積が12000cm2/gの炭酸カルシウム(SL−700、竹原化学工業社製)である。
得られた各床版防水材料について、実施例11と同様にして上記(6)〜(8)の測定及び評価を行った。結果を表6及び表7に示す。
対して、表7によれば、骨材の比表面積が所定の範囲内であっても、ウレタンアクリレート系の硬化性樹脂組成物U1及びU2を用いた比較例7及び8では、推測ではあるが低温で硬化性樹脂組成物の内部応力が伝わりやすい構造であるため、接着性や低温可撓性が得られず、更に硬化性樹脂組成物の硬化時間が長いため表面硬化性も得ることができなかった。また、骨材の比表面積が所定の範囲内であっても、(C)成分としてポリプロピレングリコールジメタクリレートまたはポリエチレングリコールジメタクリレートを用いた硬化性樹脂組成物を配合した比較例9〜11は、硬化性樹脂組成物の可撓性が劣っているため、床版防水材料に接着性や低温可撓性を付与することができなかった。さらに、骨材の比表面積が所定の範囲内であっても、(A)成分として2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを用いない硬化性組成物比較例12は、硬化性樹脂組成物の可撓性が劣っているため、床版防水材料に接着性や低温可撓性を付与することができなかった。
Claims (4)
- 2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートを含む(メタ)アクリレート単量体混合物(A)、(メタ)アクリレート単量体混合物(A)に溶解または膨潤可能な(メタ)アクリレート系重合体(B)、及びポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)を含有し、該ポリブチレングリコールジ(メタ)アクリレート(C)における(C4H8O)nで示される繰り返し単位の質量平均分子量が500以上である硬化性樹脂組成物(S)。
- 請求項1に記載の硬化性樹脂組成物(S)と、骨材(D)とを含有する床版防水材料。
- 前記繰り返し単位の質量平均分子量が650以上である、請求項2に記載の床版防水材料。
- 前記骨材(D)の比表面積が5000〜15000cm2/gである請求項2又は3に記載の床版防水材料。
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