JP2002308953A - 透水性舗装用アクリル系シラップ組成物、透水性舗装構造体およびその製造方法 - Google Patents

透水性舗装用アクリル系シラップ組成物、透水性舗装構造体およびその製造方法

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JP2002308953A
JP2002308953A JP2001115606A JP2001115606A JP2002308953A JP 2002308953 A JP2002308953 A JP 2002308953A JP 2001115606 A JP2001115606 A JP 2001115606A JP 2001115606 A JP2001115606 A JP 2001115606A JP 2002308953 A JP2002308953 A JP 2002308953A
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acrylate
meth
acrylic syrup
permeable pavement
syrup composition
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English (en)
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Takuya Furukawa
琢也 古川
Mikio Takasu
幹夫 高須
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可使時間が長く、使用環境にかかわらず優
れた硬化性を示し、かつ優れた耐候性と耐水性を付与で
きる透水性舗装用アクリル系シラップ組成物の提供。 【解決手段】 (メタ)アクリレートを主成分とする
ビニル単量体(A)、ウレタン(メタ)アクリレート
(B)、ハイドロパーオキサイド系硬化剤(C)および
多価金属塩(D)を含有する透水性舗装用アクリル系シ
ラップ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨材と共に用いる
ことにより、公園、歩道、駐車場あるいは車道等のアス
ファルト舗装部、コンクリート舗装部の表層部に、透水
機能を有する舗装面を形成しうるアクリル系シラップ組
成物、それにより形成される透水性舗装構造体およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公園、歩道、駐車場あるいは車道
等の舗装材としては、アスファルトやコンクリートが用
いられており、この舗装材より形成した舗装面は優れた
撥水性、強度、耐衝撃性を有し、下地に対する密着性も
良好で、しかも安価に大量に供給できることから広く使
用されている。
【0003】しかし、近年、アスファルトやコンクリー
トにて公園や歩道に形成した舗装面に生ずる水たまりを
なくすことや、景観の改善、舗装面の意匠化、反射光防
止等を付与する目的でアスファルトやコンクリートの舗
装面の表層部に天然石、人造石、人工骨材等の骨材を樹
脂バインダーにより固着させた透水性舗装構造体を形成
し、骨材粒子間の間隙から透水性舗装構造体の表面の水
を透水、排水させる方法が提案されている。
【0004】また、車道においても水はねや、ハイドロ
プレーニング現象を低減する目的で同様な方法が提案さ
れている。これらの透水性舗装構造体の形成に用いられ
る樹脂バインダーとしてはアスファルト系樹脂、エポキ
シ系樹脂、アクリル系樹脂が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アスファルト系樹脂は
安価で耐衝撃性に優れるものの、高温下において剛性が
低下しやすく、骨材間の結合強度が弱いため、自動車の
タイヤなどの摩擦力により骨材が舗装面より剥離しやす
く、また、太陽光線や酸素の作用を受け劣化しやすい傾
向にある。
【0006】また、エポキシ系樹脂は骨材との密着性が
良く、初期の物性は良好であるが、耐水性、耐候性が劣
るとともに、硬化時間が長く、特に5℃以下の低温では
硬化性に劣り、施工期間が長期化する問題がある。
【0007】アクリル系樹脂は、5℃以下の低温でも短
時間で硬化し、施工性に優れ、得られる舗装面の耐候性
に優れるが、空気中の酸素による硬化阻害を受けやすく
透水性舗装面の表面の硬化が不十分であったり、得られ
る透水性舗装面の内部または底部が硬化しない傾向にあ
った。
【0008】これらの問題を解決するために、特開平8
−13407号公報では、空乾性成分および揺変剤を含
有した樹脂組成物が提案されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
について鋭意検討した結果、アクリル系シラップ組成物
の硬化触媒として、ハイドロパーオキサイド系硬化剤と
多価金属塩からなる硬化触媒を用いることにより、舗装
作業に必要な可使時間を有し、さらに、空気阻害を受け
やすい薄層でも硬化性が良好であることを見出した。さ
らに、アクリル系シラップ組成物にウレタン(メタ)ア
クリレートを使用することにより、良好な骨材保持性や
下地追従性を有する透水性舗装構造体を形成することを
見出して本発明を完成した。さらに、シランカップリン
グ剤を含む上記アクリル系シラップ組成物はガラスを含
む骨材を使用する場合、優れた骨材保持性を発現するこ
とを見出し本発明を完成した。
【0010】すなわち本発明は、(メタ)アクリレート
を主成分とするビニル単量体(A)、ウレタン(メタ)
アクリレート(B)、ハイドロパーオキサイド系硬化剤
(C)および多価金属塩(D)を含有することを特徴と
する透水性舗装用アクリル系シラップ組成物である。
【0011】また、本発明には、平均粒径0.5〜15
mmの骨材を、上記のアクリル系シラップ組成物の硬化
物により、水を透過させる空隙部を有しながら固着して
なる透水性舗装構造体が包含され、更に、上記アクリル
系シラップ組成物および平均粒径0.5〜15mmの骨
材を混合して透水性舗装構造体用組成物を調製する工程
と、該透水性舗装構造体用組成物を下地基盤上に施工す
る工程を有することを特徴とする透水性舗装構造体の製
造方法が包含される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて説明する。なお、本発明において、「(メタ)ア
クリレート」は、「アクリレートおよび/またはメタク
リレート」を意味する。
【0013】本発明に用いる(メタ)アクリレートを主
成分とするビニル単量体(A)は、硬化成分であると共
に、アクリル系シラップ組成物の粘度、硬化物の機械的
強度等の特性を調整する成分でもある。また、硬化性、
硬化物の耐候性の観点から、(メタ)アクリレートを主
成分として含むことが必要である。
【0014】その具体例としては、例えばメチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロ
ピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリ
レート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル
(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、
ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘプチル(メタ)アク
リレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、
n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メ
タ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、
イソノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アク
リレート、ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル
(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル
(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)ア
クリレート、2−ジシクロペンテノキシエチル(メタ)
アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、メ
トキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル
(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリ
レート、アルコキシポリアルキレングリコール(メタ)
アクリレート、フェノキシポリアルキレングリコール
(メタ)アクリレート、アルキルフェノキシポリアルキ
レングリコール(メタ)アクリレート、テトラヒドロフ
ルフリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、(メタ)アクリロイルモルフォリン、アセト
アセトキシエチル(メタ)アクリレート等のアセトアセ
トキシ基含有(メタ)アクリレートモノマー等の1官能
性(メタ)アクリレートモノマー;ならびにエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、1,3−プロピレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジ
オールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ポリブチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ビスフェノールAエチレンオキサイド付
加物ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAプロピ
レンオキサイド付加物ジ(メタ)アクリレート、ビスフ
ェノールAジグリシジルエーテル(メタ)アクリル酸付
加物、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,4−シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)ア
クリレート、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、トリス(2−(メタ)アクリロイルオキシエチ
ル)イソシアヌレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート等の多官能性(メタ)アクリレー
ト等が挙げられる。
【0015】上述したなかでも硬化性が良好であり、か
つ低粘度であることから、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)
アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−
ブチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)
アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、2
−エチルへキシル(メタ)アクリレート、フェノキシポ
リアルキレングリコール(メタ)アクリレート、テトラ
ヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アセトアセト
キシエチル(メタ)アクリレート等のアセトアセトキシ
基含有(メタ)アクリレートモノマー、エチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールジメ
タクリレートが好ましく、特にメチルメタクリレートが
好ましい。
【0016】これら(メタ)アクリレートは、一種を単
独で用いてもよいし、二種以上を併用してもよい。
【0017】また、これらのうち、アセトアセトキシエ
チル(メタ)アクリレート等のアセトアセトキシ基含有
(メタ)アクリレートモノマーは、硬化を促進させる効
果があり、また、硬化物中に重合一体化されるので、硬
化物の機械的物性の低下が少ない。
【0018】アセトアセトキシ基含有(メタ)アクリレ
ートを併用する場合には、硬化物の機械的物性及びコス
トの点からアセトアセトキシ基含有(メタ)アクリレー
ト以外の他の(A)成分と併用することが好ましく、こ
の場合の使用量は特に限定されないが、好ましくは
(A)成分と(B)成分の合計100質量部を基準とし
て1〜20質量部の範囲である。さらに好ましくは1〜
10の範囲である。
【0019】また、成分(A)には、(メタ)アクリレ
ート以外のビニル単量体を(メタ)アクリレートと同量
を限度として含んでもよい。(メタ)アクリレート以外
のビニル単量体としては、(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリルアミド、スチレン、ビニルトルエン、酢酸
ビニル、N−ビニルアセトアミド、アジピン酸ジビニル
等が挙げられる。
【0020】本発明に用いる(B)成分のウレタン(メ
タ)アクリレートは、ポリオールとポリイソシアネート
と水酸基含有(メタ)アクリレートとの反応により得ら
れる。ウレタン(メタ)アクリレートを構成するポリオ
ールは1分子中に2個以上の水酸基を有する化合物であ
り、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、ポリブチレングリコール、ポリヘキサメチレ
ングリコールなどのポリアルキレングリコール類、ビス
フェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSな
どの2価フェノールとエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイドなどのアルキレンオキサイドの付加反応生成
物類、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール、ブチレングリコール、メチルペンタンジ
オールなどの多価アルコールとフタル酸、イソフタル
酸、テトラヒドロフタル酸、コハク酸、マレイン酸、フ
マル酸、アジピン酸、セバシン酸、トリメリット酸など
の多塩基酸及び無水物との反応で得られるポリエステル
ポリオール類、アルキレングリコールとラクトンから得
られるポリラクトンジオール類、ブタンジオール、ペン
タンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジオール、
オクタンジオール、ヘプタンジオール、シクロヘキサン
ジメタノール等のジオールとホスゲン、ジメチルカーボ
ネート等のカーボネート化剤との反応で得られるカーボ
ネート結合を含むポリカーボネートジオール類などが挙
げられる。
【0021】本発明においては、上述のポリオールのう
ち硬化性、耐水性の点から、ポリカーボネートジオール
類が好ましく、さらに、ブタンジオール、ペンタンジオ
ール、ヘキサンジオールからなるポリカーボネートジオ
ールが特に好ましい。
【0022】これらのポリオールは1種を単独で使用し
てもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0023】ウレタン(メタ)アクリレートを構成する
ポリイソシアネートは、1分子中に2個以上のイソシア
ネート基を有する化合物で、例えば2,4−トリレンジ
イソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジシ
クロへキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ヘ
キサメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソ
シアネート、フェニレンジイソシアネート、キシリレン
ジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシア
ネート、イソホロンジイソシアネートなどや該化合物と
水やトリメチロールプロパンなどとのアダクト化合物や
三量体環化化合物などが挙げられる。
【0024】これらのポリイソシアネートは1種を単独
で使用してもよいし、2種以上を併用して使用してもよ
い。
【0025】ウレタン(メタ)アクリレートを構成する
水酸基含有(メタ)アクリレートとしては、例えば2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シプロピル(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシブチ
ル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、ε−カプロラクトンと2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート付加物が挙げられる。こ
れらの水酸基含有(メタ)アクリレートは1種を単独で
使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
【0026】また、必要に応じ、水酸基含有(メタ)ア
クリレートの代わりにアリル基含有アルコールを使用し
てもよい。アリル基含有アルコールとしては、アリルア
ルコール、エチレングリコールモノアリルエーテル、ジ
エチレングリコールモノアリルエーテル、ポリエチレン
グリコールモノアリルエーテル、プロピレングリコール
モノアリルエーテル、ジプロピレングリコールモノアリ
ルエーテル、ポリプロピレングリコールモノアリルエー
テル、グリセリンモノアリルエーテル、グリセリンジア
リルエーテル、トリメチロールプロパンモノアリルエー
テル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、ペン
タエリスリトールモノアリルエーテル、ペンタエリスリ
トールジアリルエーテル、ペンタエリスリトールトリア
リルエーテル等が挙げられる。
【0027】ウレタン(メタ)アクリレートの分子量に
関しても特には制限は無いが、塗工時の作業性の観点か
ら、重量平均分子量で30,000以下であることが好
ましい。
【0028】本発明において、(A)成分と(B)成分
の使用量は特に限定はされないが、硬化性、作業性の点
から、(A)成分と(B)成分の合計量100質量部
中、(A)成分/(B)成分の使用量は、30〜80/
20〜70(質量部)の範囲が好ましい。さらに好まし
い使用量は、(A)成分は40〜70質量部の範囲、
(B)成分は30〜60質量部の範囲である。
【0029】(A)成分の使用量が80質量部を超える
場合には、シラップ組成物の粘度が低くなり、基盤上に
垂れる樹脂量が多くなり、透水性を損なう傾向にあり、
また、硬化に時間がかかる傾向にある。(A)成分の使
用量が30質量部より少ない場合には、シラップ組成物
の粘度が高くなり、作業性に劣る傾向にある。
【0030】本発明に用いるハイドロパーオキサイド系
開始剤(C)とは、分子中にハイドロパーオキサイド基
を有する開始剤化合物をいい、例えばp−メンタンハイ
ドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンハイドロ
パーオキサイド、テトラメチルブチルハイドロパーオキ
サイド、クメンハイドロパーオキサイド、t−へキシル
ハイドロパーオキサイド、t−ブチルハイドロパーオキ
サイド等が挙げられる。これらは1種または2種以上を
併用できる。
【0031】上述した中でも、硬化性、可使時間の点か
ら、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、
クメンハイドロパーオキサイドが好ましい。また、臭気
や目への刺激が少ない点で、特に、ジイソプロピルベン
ゼンハイドロパーオキサイドが好ましい。
【0032】本発明において、硬化剤(C)の使用量
は、使用する(A)成分、(B)成分や使用温度により
異なることから特に限定されないが、好ましい使用量
は、(A)、(B)成分の合計量100質量部に対し、
好ましくは0.1〜10質量部である。
【0033】本発明に用いる多価金属塩(D)として
は、コバルト塩、銅塩が挙げられ、例えばナフテン酸コ
バルト、オクテン酸コバルト、アセトアセチル酸コバル
ト、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸銅、オクテン酸銅
等が挙げられる。
【0034】この多価金属塩(D)の使用量は特に限定
されないが、(A)、(B)成分の合計量100質量部
に対し、0.05〜5質量部の範囲(6%純度品を基準
とする)が好ましい。
【0035】本発明において、硬化を促進させたい場合
には、β−ジケトンや第3級アミンなどの硬化促進剤を
使用してもよい。
【0036】本発明で使用できる硬化促進剤は、特に限
定されるものではなく公知のものを使用すればよいが、
特にβ−ジケトンや第3級アミンが好ましい。
【0037】β−ジケトンの具体例としては、例えばア
セト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸n−プ
ロピル、アセト酢酸イソプロピル、アセチルアセトン等
が挙げられるが、これらのうち、アセト酢酸エチルが特
に好ましい。これらは1種を単独で用いてもよいし、2
種以上を併用して用いてもよい。
【0038】第3級アミンの具体例としては、例えば
N,N−ジメチル−p−トルイジン、N,N−ジ(2−
ヒドロキシプロピル)−p−トルイジン、トリ−n−ブ
チルアミン、2−N−エチルアニリノエタノール、N,
N−ジメチルアニリン等が挙げられる。
【0039】本発明において、硬化促進剤を使用する場
合には、(A)、(B)成分の合計量100質量部に対
し、0.01〜5質量部の範囲が好ましい。
【0040】本発明のアクリル系シラップ組成物は、上
述したように、(A)〜(D)成分を含有するものであ
るが、さらに骨材に対する密着性、特にガラスを含む骨
材に対する密着性を向上させる目的で、シランカップリ
ング剤を添加することができる。
【0041】シランカップリング剤は、分子中にビニル
基、エポキシ基、アミノ基、メタクリル基、メルカプト
基等の有機官能基とアルコキシシリル基とを有し、有機
材料と無機材料の密着性を向上させる働きがある。シラ
ンカップリング剤の具体例としては、例えばビニルトリ
メトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルト
リス(β−メトキシエトキシ)シラン、β−(3、4−
エポキシシクロへキシル)エチルトリメトキシシラン、
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリエトキシシラン、N−β−(アミノエチ
ル)γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−
β−(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノプロピル
トリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−
フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ
−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等が挙げられ
る。これらは1種を単独で用いてもよいし、2種以上を
併用して用いてもよい。
【0042】このシランカップリング剤の使用量は特に
限定されないが、(A)、(B)成分の合計量100質
量部に対し、0.1〜5質量部の範囲が好ましい。
【0043】また、本発明のアクリル系シラップ組成物
は、上述したように、(A)〜(D)成分を含有するも
のであるが、さらに種々の特性を改善するために、例え
ば可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、帯電防止剤、潤
滑剤、離型剤、染料、顔料、消泡剤、重合抑制剤、充填
剤、揺変剤等の各種添加剤を、必要に応じて添加しても
よい。
【0044】本発明において、空気遮断性、耐汚れ性等
を向上させたい場合には、ワックスを添加してもよい。
ワックスの添加量は、特に限定されないが、本発明の硬
化性と硬化物の物性とのバランス等の観点から、
(A)、(B)成分の合計量100質量部に対し、0.
1〜5質量部の範囲であることが好ましい。
【0045】ワックスとしては、パラフィンワックス等
の天然ワックス、ポリエチレワックス等の合成ワックス
だけでなく、ステアリン酸等の高級脂肪酸等が挙げられ
るが、特にパラフィンワックスが好ましい。
【0046】また、表面硬化性を向上させる目的で、樹
脂類を必要に応じて添加してもよい。樹脂類としては、
アクリル樹脂、エポキシ樹脂、セルロース樹脂等が挙げ
られる。
【0047】本発明のアクリル系シラップ組成物を用い
て透水性舗装構造体を製造するには、例えばアクリル系
シラップ組成物および骨材を混合して透水性舗装構造体
用組成物を調製し、得られた組成物を速やかに下地基盤
上に施工することによって実施される。
【0048】本発明のアクリル系シラップ組成物の可使
時間は比較的長いが有限であるので、透水性舗装構造体
用組成物を調製する直前に調製することが好ましい。す
なわち、例えば予め所定割合で混合したビニル単量体
(A)とウレタン(メタ)アクリレート(B)の混合物
に対して、施工現場でハイドロパーオキサイド系硬化剤
(C)および多価金属塩(D)を添加混合してアクリル
系シラップ組成物を調製し、次いでこのアクリル系シラ
ップ組成物を骨材と充分に混合してアクリル系シラップ
組成物で骨材表面を均一に被覆した透水性舗装構造体用
組成物を得る。
【0049】用いる骨材としては、川砂利、海砂利、山
砂利などの天然石、人工大理石等の人造石、コンクリー
ト砕石、ガラス、セラミックなど人工骨材が挙げられ、
これらは単独で、あるいは任意の割合で混合して用いら
れる。これらの骨材は仕上がり外観、透水性の点から平
均粒径が0.5〜15mmのものを用いるのが好まし
い。
【0050】アクリル系シラップ組成物と骨材との配合
比は、用途に応じて適宜選択すればよいが、好ましいア
クリル系シラップ組成物の使用量は、骨材100質量部
に対して、5〜20質量部の範囲である。より好ましく
は5〜10質量部の範囲である。
【0051】このようにして得られた透水性舗装構造体
用組成物を、次にコンクリート基盤あるいはアスファル
ト基盤等の下地基盤上に金コテや塗工機械を用いて塗工
し、硬化させて、透水性舗装構造体を得る。
【0052】本発明により製造される透水性舗装構造体
の厚みは特に限定されないが、通常5〜20mmの範囲
である。
【0053】本発明の透水性舗装構造体の構造は、図1
に示すようにシラップ組成物2で表面を被覆した骨材1
同士が互いに結合され、かつ空隙部3を有するもので、
この空隙部3を通して、雨水等が下地基盤へと浸透す
る。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。以下の記載中「部」は特記の無い限り「質量部」
を意味する。また、実施例および比較例の評価は、以下
の方法に従って実施した。 <試験体の作製方法> 試験体A 3〜5mmの天然石100部に対し、表1、2に示す組
成物8部および7号珪砂5部を混合、攪拌し、ポリエチ
レンテレフタレート製フィルム上に厚さが1cmになる
ように施工、硬化後、フィルムを剥がし、評価に応じた
寸法に切断して使用した。 試験体B 3〜5mmの天然石70部および3〜5mmのガラス粒
30部に対し、表1、2に示す組成物8部および7号珪
砂5部を混合、攪拌し、ポリエチレンテレフタレート製
フィルム上に厚さが1cmになるように施工、硬化後、
フィルムを剥がし、評価に応じた寸法に切断して使用し
た。
【0055】<評価方法> 可使時間:20℃において、促進剤、硬化剤を含まない
アクリル系シラップ組成物50gを容量100mlのポ
リプロピレン製容器に取り、所定の促進剤を添加、十分
に攪拌混合し、さらに、硬化剤を添加して混合した。こ
こで、硬化剤を添加してから30分後の組成物の性状を
観察し、著しい粘度上昇が認められないものを「○」と
し、著しい粘度上昇が認められるもの、ゲル状物質の存
在が確認されるものや硬化しているものを「×」とし
た。 指触乾燥性:試験体AまたはBを施工後、20℃の環境
下に6時間及び24時間放置後の試験体表面及び試験体
の指触乾燥度により判定した。表面のべとつき、タック
感を観察し、べとつきやタック感の無いものを「○」と
し、若干のべとつき又はタック感の有るものを「△」と
し、べとつき又はタック感の有るものを「×」とした。
なお、深部の指触乾燥性は、試験体を強制的に割り、露
出した深部の樹脂表面を指触にて、判定した。 浸透性:JIS A 5403(石綿スレート)に規定
されている内径35mm、高さ300mmのガラス管を
図1に示すようにセットした後、試験体表面から250
mmの高さに相当する水(約240ml)を素早くガラ
ス管に入れ、水が全部浸透するまでの時間をストップウ
ォッチで測定し、これを浸透時間とした。 曲げ強度:JIS R 5201に準じて測定した。 圧縮強度:JIS R 5201に準じて測定した。 促進耐候性:JIS A 1415に準じて、促進暴露
試験を1000hr行い、JIS K 6301に準じ
て、促進暴露試験後の樹脂硬化物の引張試験を行い、応
力を測定し、応力が20.0MPa以上であれば、耐水
性十分で○、応力が15.0以上20.0未満であれば
耐水性やや不十分で○△、応力が10.0以上15.0
未満であれば、耐水性不十分で△、10.0未満であれ
ば、耐水性なしで×とする。 配合物耐水性:試験体を23℃の水に7日間浸漬、乾燥
後の外観を目視判定した。 樹脂耐水性:JIS K 6301に準じ、23℃の水
に30日浸漬後の樹脂硬化物の引張試験を行い、応力を
測定し、応力が20.0MPa以上であれば、耐水性十
分で○、応力が15.0以上20.0未満であれば耐水
性やや不十分で○△、応力が10.0以上15.0未満
であれば、耐水性不十分で△、10.0未満であれば、
耐水性なしで×とする。 <合成例1:ウレタンアクリレート系オリゴマー(UA
−1)の合成>攪拌機、温度制御装置、コンデンサーを
備えた容器に、カーボネートジオール(日精化学工業
(株)製、商品名CX−4710)495.5部、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート3.18部、2,6−
ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(住友化学工業
(株)製、商品名スミライザーBHT)0.64部およ
びメチルメタクリレート512部を加え、攪拌しながら
50℃まで加熱し、反応温度50℃でトリレンジイソシ
アネート(日本ポリウレタン工業(株)製、商品名コロ
ネートT−80)104.4部を3時間かけて滴下し、
さらに、メチルメタクリレート26.1部を加え、1時
間反応させた。その後、2−ヒドロキシエチルアクリレ
ート36.5部を30分かけて滴下し、さらにメチルメ
タクリレート9.1部を加えた。その後、95℃まで昇
温し、イソシアネート基の反応率が98%以上となった
時点で反応を終了させ、メチルメタクリレート92.8
1部を加え、冷却した。
【0056】その結果、メチルメタクリレートを50質
量%含むウレタンアクリレート系オリゴマー(UA−
1)が得られた。 <合成例2:ウレタンメタクリレート系オリゴマー(U
M−2)の合成>攪拌機、温度制御装置、コンデンサー
を備えた容器に、カーボネートジオール(クラレ(株)
製、商品名クラレポリオールC−1090)1184
部、ポリエステルジオール(クラレ製、商品名クラレポ
リオールP−510)443.7部、ポリエーテルジオ
ール(日本油脂(株)製、商品名ユニオールDA−40
0)411部、ジメチルアミノエチルメタクリレート1
5.04部、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール(住友化学工業(株)製、商品名スミライザーB
HT)3.01部およびメチルメタクリレート171
4.7部を加え、攪拌しながら50℃まで加熱し、反応
温度50℃でトリレンジイソシアネート(日本ポリウレ
タン工業(株)製、商品名コロネートT−80)696
部を3時間かけて滴下し、さらに、メチルメタクリレー
ト174部を加え、1時間反応させた。その後、2−ヒ
ドロキシエチルメタクリレート273部を30分かけて
滴下し、さらにメチルメタクリレート68.3部を加え
た。その後、95℃まで昇温し、イソシアネート基の反
応率が98%以上となった時点で反応を終了させ、メチ
ルメタクリレート60.3部加え、冷却した。この結
果、メチルメタクリレートを40質量%含むウレタンア
クリレート系オリゴマー(UM−2)を得た。 <合成例3:エポキシメタクリレート系オリゴマー(E
M−3)の合成>攪拌機、温度制御装置、コンデンサー
を備えた容器に、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油
化シェルエポキシ(株)製、商品名エピコート100
4)740部、メタクリル酸68.8部、ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート8.1部、ハイドロキノンモノ
メチルエーテル0.81部およびメチルメタクリレート
272.6部を加え、90℃に昇温して、酸価が5mg
KOH/g以下になるまで反応させた。さらに、メチル
メタクリレートを272.6部加え、メチルメタクリレ
ートを40質量%含有するエポキシメタクリレート系オ
リゴマー(EM−3)を得た。 <実施例1〜4、および比較例1〜4>表1、表2に示
す配合量にて(A)〜(D)成分およびその他の各種成
分を調合し、その可使時間、樹脂硬化物の促進耐候性、
樹脂耐水性、配合物の指触乾燥性、浸透性、曲げ強度お
よび圧縮強度について評価した。それらの評価結果を下
記表1、表2に示した。
【0057】なお、各合成例で得たオリゴマーは、アク
リルモノマーを含有しているので、表1および表2にお
いては、(B)成分及びエポキシメタクリレート系オリ
ゴマーの欄にはオリゴマーのみの質量を示し、オリゴマ
ー中に含まれるアクリルモノマーの質量は(A)成分の
欄に示してある。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】表1および表2中の略号は以下の化合物を
示す。 (A成分) MMA:メチルメタクリレート 2−EHA:2−エチルへキシルアクリレート アクリエステルPBOM:ポリブチレングリコールジメ
タクリレート、商品名、三菱レイヨン(株)製 AAEM:アセトアセトキシエチルメタクリレート (B成分) UA−1:合成例1で得たウレタンアクリレート系オリ
ゴマー(使用量はオリゴマーのみの質量) UM−2:合成例2で得たウレタンアクリレート系オリ
ゴマー(使用量はオリゴマーのみの質量) EM−3:合成例4で得たエポキシメタクリレート系オ
リゴマー(使用量はオリゴマーのみの質量) BR−599:アクリル樹脂、商品名、三菱レイヨン
(株)製 (C成分) パークミルP:ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオ
キサイド系開始剤、商品名、日本油脂(株)製 (D成分) ナフテックスCo8%T:ナフテン酸コバルト、商品
名、日本化学産業(株)製PA−203:ナフテン酸コ
バルト含有硬化促進剤、商品名、日本化学産業(株)製 (添加剤) DMPT:N,N−ジメチル−p−トルイジン DIPT:N,N−ジ(2−ヒドロキシプロピル)−p
−トルイジン パラフィンワックス115:パラフィンワックス 融点
47℃、日本精鑞(株)製 パラフィンワックス130:パラフィンワックス 融点
55℃、日本精鑞(株)製 パラフィンワックス150:パラフィンワックス 融点
66℃、日本精鑞(株)製 BHT:2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノー
ル、住友化学工業(株)製 KBM−403:シランカップリング剤、信越化学工業
(株)製 BR−83:アクリル樹脂、三菱レイヨン(株)製 (硬化剤) カドックスB−CH50:ベンゾイルパーオキサイド含
有粉末、化薬アクゾ(株)製 エポキシ樹脂系バインダー:美州興産(株)製
【0061】
【発明の効果】本発明のアクリル系シラップ組成物は、
可使時間が長く、使用環境にかかわらず優れた硬化性を
示し、かつ優れた耐候性を付与できるものである。ま
た、本発明の透水性舗装構造体は、優れた透水性能を有
し、かつ耐候性に優れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透水性舗装構造体一実施例の断面図で
ある。
【図2】本発明において使用する、水の浸透性試験法を
示す模式図である。
【符号の説明】
1 骨材 2 シラップ組成物 3 空隙部 4 試験体(透水性舗装構造体) 5 ガラス管 6 ガラス管シール部 7 試験体支持台 8 水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AA02 AB03 AG13 AG17 AG20 AH02 EA06 4J027 AG12 AG13 AG22 BA07 BA08 CA04 CA10 CA28 CD08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (メタ)アクリレートを主成分とするビ
    ニル単量体(A)、ウレタン(メタ)アクリレート
    (B)、ハイドロパーオキサイド系硬化剤(C)および
    多価金属塩(D)を含有することを特徴とする透水性舗
    装用アクリル系シラップ組成物。
  2. 【請求項2】 ワックスをさらに含有する請求項1記載
    のアクリル系シラップ組成物。
  3. 【請求項3】 シランカップリング剤をさらに含有する
    請求項1記載のアクリル系シラップ組成物。
  4. 【請求項4】 ウレタン(メタ)アクリレート(B)
    が、カーボネート結合を分子内に有するポリオールから
    なるウレタン(メタ)アクリレートである請求項1〜3
    の何れか一項記載のアクリル系シラップ組成物。
  5. 【請求項5】 平均粒径0.5〜15mmの骨材を、請
    求項1〜4のいずれか一項に記載のアクリル系シラップ
    組成物の硬化物により、水を透過させる空隙部を有しな
    がら固着してなる透水性舗装構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか一項に記載のア
    クリル系シラップ組成物および平均粒径0.5〜15m
    mの骨材を混合して透水性舗装構造体用組成物を調製す
    る工程と、該透水性舗装構造体用組成物を下地基盤上に
    施工する工程を有することを特徴とする透水性舗装構造
    体の製造方法。
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