JP2009253096A - 太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法ならびに太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法ならびに太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】より簡便なプロセスで量産に適用可能な太陽電池セルの製造方法と、そのような太陽電池セルを用いた太陽電池モジュールとその製造方法とを提供する。
【解決手段】スクリーン印刷によって、パッシベーション膜5上にN+層4と電気的に接続されるN電極10と、P+層3に電気的に接続されるP電極コンタクト8が形成される。次に、スクリーン印刷によって、N電極10の表面を覆うとともに、P電極コンタクト8の表面を露出するように、絶縁層11が形成される。そして、スクリーン印刷によって、絶縁層10上にP電極コンタクト8に電気的に接続されるP電極9が形成される。
【選択図】図8

Description

本発明は、太陽電池セルの製造方法および太陽電池モジュールの製造方法ならびに太陽電池モジュールに関し、特に、層状の電極を備えた太陽電池セルの製造方法と、そのような太陽電池セルを直列に接続した太陽電池モジュールとその製造方法とに関するものである。
近年、エネルギー資源の枯渇の問題、あるいは、CO2に代表される大気中の温室効果ガスの増加に伴う地球環境問題等から、クリーンなエネルギー源の開発が望まれている。そのようなエネルギー源の一つとして、特に、太陽電池(セル、モジュール)を用いた太陽光発電が開発され、実用化されて、発展の道を歩んでいる。
太陽電池セルとしては、単結晶または多結晶の一導電型のシリコン基板を適用したものが従来から主流となっている。この種の太陽電池セルでは、一導電型のシリコン基板の受光面に逆導電型の不純物を拡散させてpn接合が形成され、そのシリコン基板の受光面と裏面とにそれぞれ電極が形成されている。また、一導電型のシリコン基板の裏面に同じ導電型の不純物を高濃度に含む不純物層を形成することによって、裏面電界効果による高出力化を図った太陽電池セルも開発されている。
さらに、シリコン基板の受光面には電極を形成せずに、その裏面にpn接合を形成した、いわゆる裏面接合型太陽電池(または、裏面電極型太陽電池)セルも開発されている(特許文献1,2参照)。この種の裏面接合型太陽電池セルにおいては、受光面に電極が形成されていないので、電極によるシャドーロスがなく、シリコン基板の受光面と裏面とにそれぞれ電極を有する太陽電池セルと比べて、より高い出力を得ることが期待される。
特表2006−523025号公報 米国特許第4234352号明細書
しかしながら、従来の太陽電池セル(モジュール)では、次のような問題点があった。まず、裏面電極型の太陽電池セルでは、P+層、N+層、P型電極およびN型電極は、いずれも太陽電池セルの裏面に存在するため、太陽電池セルの構造が複雑になる。これに加えて、この種の太陽電池セルでは、太陽電池モジュールを製造する際に太陽電池セル同士を直列に接続するために、P型電極およびN型電極のバスバー電極を太陽電池セルの両端に設けざるをえない。
そのため、フィンガー電極を太陽電池セルのシリコン基板の幅とほぼ同等の長さにしなければならず、フィンガー電極1本あたりに流れる電流値が大きくなる。また、図13に示すように、パッシベーション膜105によって被覆されたシリコン基板102の表面に露出するP型電極108とN型電極109とは、それぞれ櫛歯状とされて、互いに櫛歯がかみ合う態様で対向して設置されることになる。
そのため、P型電極とN型電極とが互いに接触しないようにフィンガー電極の線幅を設計しなければならないが、十分な線幅が得られなければ、直列抵抗成分によりF.F(Fill Factor)が低下し、太陽電池の出力を低減させてしまうことになる。なお、F.Fとは、太陽電池としての電流電圧特性曲線のよさを表すパラメータであり、最大出力を開放電圧と短絡電流の積で除した値として定義される。
特許文献2では、P型電極とN型電極を2層化して、その層間に酸化シリコン膜を絶縁層として介在させた構造が提案されている。この構造の効果として、太陽電池セルの裏面反射が挙げられているが、この構造に基づいて太陽電池セルの裏面のほぼ全面にP型電極とN型電極とを形成することで、P(N)型電極の電気抵抗を低減し、高いF.Fを得ることが期待できる。
ところが、この太陽電池セルでは、P型電極、N型電極および絶縁層は、フォトリソグラフィー工程や真空蒸着法等の真空プロセスを経て形成されるため、工程が複雑であり、また、製造コストを要するために、量産化には適さないという問題があった。また、太陽電池セルを直列に接続して太陽電池モジュールを製造する場合に、バスバーを使用して接続する場合には、F.Fが低下するという問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、一つの目的は、より簡便なプロセスで量産に適用可能な太陽電池セルの製造方法を提供することであり、他の目的は、そのような太陽電池セルを用いてF.Fが確保される太陽電池モジュールの製造方法を提供することであり、さらに他の目的は、そのような太陽電池モジュールを提供することである。
本発明に係る太陽電池セルの製造方法は以下の工程を備えている。シリコン基板の主表面上に、導電性材料を供給することによって第1電極を形成する。その第1電極の表面上に、所定の印刷法により絶縁性材料を塗布することによって絶縁層を形成する。その絶縁層の表面上に、導電性材料を供給することによって、第1電極と電気的に絶縁される態様で第2電極を形成する。第1電極を形成する工程および第2電極を形成する工程の少なくともいずれかの工程では、導電性材料は所定の印刷法によって塗布することにより供給される。
この方法によれば、第1電極を形成する工程および第2電極を形成する工程の少なくともいずれかの工程において、導電性材料を所定の印刷法によって塗布することにより供給し、そして、絶縁層を、所定の印刷法により絶縁性材料を塗布することによって形成することで、フォトリソグラフィや真空プロセスを使用する場合と比べて、電極と絶縁層の形成が大幅に簡便になる。これにより、量産への適用が容易になるとともに、生産コストの低減も図ることができる。
具体的に、絶縁層を形成する工程における所定の印刷法は、スクリーン印刷、オフセット印刷およびインクジェット印刷のいずれかであることが好ましい。
その絶縁層の絶縁性を確保するために、絶縁層を形成する工程は、絶縁性材料を塗布した後、塗布された絶縁性材料を加熱する加熱工程を含むか、紫外線を照射することにより硬化させる工程を含むことが好ましい。
また、その加熱工程における加熱温度は150℃以上600℃以下であることが好ましい。
これは、加熱温度が150℃よりも低ければ、塗布された絶縁性材料に含まれる溶剤を除去することができず、一方、加熱温度が600℃を超えると、絶縁層にひび割れが生じ絶縁性が確保されなくなるからである。
その絶縁性材料として、具体的には、アクリル、エポキシ、ポリイミド、ポリイミド前駆体およびポリアミドイミドの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
また、第1電極および第2電極のいずれかを形成する工程における所定の印刷法は、スクリーン印刷、オフセット印刷およびインクジェット印刷のいずれかであることが好ましい。
そのいずれかの工程では、導電性材料として銀ペーストを塗布し、塗布された銀ペーストを加熱する工程を含むことが好ましい。
また、第1電極を形成する工程は、供給された前記導電性材料を加熱する第1加熱工程を含み、第2電極を形成する工程は、第1加熱工程により加熱された第1電極とともに、供給された導電性材料を加熱する第2加熱工程を含み、その第2加熱工程における加熱温度は150℃以上600℃以下であることが好ましい。
これは、加熱温度が150℃よりも低ければ、供給された導電性材料に含まれる溶剤を除去することができず、一方、加熱温度が600℃を超えると、絶縁層にひび割れが生じ第1電極と第2電極との電気的絶縁性が確保されなくなるからである。
本発明に係る他の太陽電池セルの製造方法は、以下の工程を備えている。シリコン基板の主表面上に、所定の印刷法により導電性材料を塗布して加熱することにより、シリコン基板の所定の領域と電気的に接続される第1電極を形成する。その第1電極の表面上に、所定の印刷法により絶縁性材料を塗布して加熱することによって絶縁層を形成する。その絶縁層の表面上に、所定の印刷法により導電性材料を塗布して加熱することにより、第1電極と電気的に絶縁され、シリコン基板の他の所定の領域と電気的に接続される第2電極を形成する。
この方法によれば、第1電極および第2電極を、導電性材料を所定の印刷法により塗布して加熱することにより形成し、そして、絶縁層を、所定の印刷法により絶縁性材料を塗布することによって形成することで、フォトリソグラフィや真空プロセスを使用する場合と比べて、第1電極、第2電極および絶縁層の形成が大幅に簡便になる。これにより、量産への適用が容易になるとともに、生産コストの低減も図ることができる。
また、その第1電極を形成する工程では、他の所定の領域と電気的に接続される第2電極コンタクト部が同時に形成され、第2電極を形成する工程では、第2電極は第2電極コンタクト部と電気的に接続されるように形成されるようにしてもよい。
第2電極を形成する際の加熱温度の低温化を図るには、第2電極を形成する工程では、導電性材料として銀ペーストを塗布し、銀ペーストは、銀以外は有機成分だけを含有する銀ペーストとすることが好ましい。
本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法は、上述した太陽電池セルの製造方法によって製造される太陽電池セルを直列に接続した太陽電池モジュールの製造方法である。シリコン基板として矩形状のシリコン基板を使用する。複数の太陽電池セルのそれぞれの絶縁層を形成する工程では、第1電極の領域のうち、矩形状のシリコン基板の所定の第1辺に沿った領域の部分の表面を露出するように第1電極の表面上に絶縁層を形成する。それぞれ所定数の太陽電池セルを直列に接続して、第1太陽電池ストリングおよび第2太陽電池ストリングを形成する。第1太陽電池ストリングと第2太陽電池ストリングとを直列に接続する。第1太陽電池ストリングおよび第2太陽電池ストリングを形成するストリング形成工程では、第1太陽電池ストリングにおいて端に位置する第1太陽電池セルの第1辺と、第2太陽電池ストリングにおいて端に位置する第2太陽電池セルにおける第1辺と対向する第2辺以外の第3辺または第4辺とが向かい合うように、第1太陽電池セルと第2太陽電池セルとを配置する。第1太陽電池ストリングと第2太陽電池ストリングとを直列に接続するストリング接続工程では、第1太陽電池セルの第1辺に位置する第1電極の領域の部分と、第2太陽電池セルの第3辺または第4辺に位置する第2電極の部分とを、所定の導電性部材によって電気的に接続する。
この方法によれば、直列に接続される第1太陽電池ストリングと第2太陽電池ストリングにおいて、第1太陽電池セルの第1辺に位置する第1電極の領域の部分と、第2太陽電池セルの第3辺または第4辺に位置する第2電極の部分とを所定の導電性部材によって電気的に接続することで、その導電性部材として、第1太陽電池ストリングまたは第2太陽電池ストリング内の太陽電池セル同士を電気的に接続する導電性部材と同じ導電性部材を使用することができる。その結果、バスバーを使用することによるF.Fの低下を防ぐことができる。
本発明に係る太陽電池モジュールは、複数の太陽電セルを直列に接続させた太陽電池ストリングを複数有する太陽電池モジュールであって、複数の太陽電池セルのそれぞれは、第1電極と絶縁層と第2電極とを備えている。第1電極は、矩形状のシリコン基板の主表面上に形成されている。絶縁層は、第1電極の領域のうち、矩形状のシリコン基板の所定の第1辺に沿った領域の部分の表面を露出するように第1電極の表面上に形成されている。第2電極は、絶縁層の表面上に、第1電極と電気的に絶縁される態様で形成されている。複数の太陽電池ストリングのうち、互いに隣接する第1太陽電池ストリングと第2太陽電池ストリングでは、第1太陽電池ストリングにおいて端に位置する第1太陽電池セルの第1辺と、第2太陽電池ストリングにおいて端に位置する第2太陽電池セルにおける第1辺と対向する第2辺以外の第3辺または第4辺とが向かい合うように、第1太陽電池セルと前記第2太陽電池セルとが配置され、第1太陽電池セルの第1辺に位置する第1電極の領域の部分と、第2太陽電池セルの第3辺または前記第4辺に位置する第2電極の部分とが、所定の導電性部材によって電気的に接続されている。
この構成によれば、第1太陽電池ストリングと第2太陽電池ストリングにおいて、第1太陽電池セルの第1辺に位置する第1電極の領域の部分と、第2太陽電池セルの第3辺または第4辺に位置する第2電極の部分とを所定の導電性部材によって電気的に接続することで、その導電性部材として、第1太陽電池ストリングまたは第2太陽電池ストリング内の太陽電池セル同士を電気的に接続する導電性部材と同じ導電性部材を使用することができる。その結果、バスバーを使用することによるF.Fの低下を防ぐことができる。
実施の形態1
ここでは、太陽電池セルの製造方法について説明する。まず、図1および図2に示すように、シリコン基板2の裏面(受光面とは反対側の正面)に、P+層3およびN+層4が、たとえばライン状に交互に形成される。次に、その裏面を覆うようにパッシベーション膜5が形成される。そのパッシベーション膜5に、P+層3とN+層4の表面をそれぞれ露出するコンタクトホール6が形成される。コンタクトホール6は、たとえば、パッシベーション膜5をエッチング可能なペーストを所望の形状に印刷し加熱することで、ドット状あるいはライン状のものとして形成することができる。一方、シリコン基板2の受光面には、反射防止膜7が形成される。
次に、図3および図4に示すように、パッシベーション膜5上にN+層4と電気的に接続されるN電極(1層目の電極)10が形成されるとともに、P+層3に電気的に接続されるP電極コンタクト8が形成される。P電極コンタクト8は、パッシベーション膜5に設けたコンタクトホール6から突出するように形成される。N電極10は、そのP電極コンタクト8と電気的に短絡しないように、コンタクトホール6の領域を避けるようにして形成される。なお、ここでは、N電極10だけを形成してもよいが、後述するように、P電極コンタクト8を同時に形成することが好ましい。
N電極10およびP電極コンタクト8は、金属を主成分とするペーストを用いて形成される。シリコン基板2との高いコンタクト性を得るとともに電極自体の抵抗率を低く抑えるためには、ペーストとしては銀を主成分とするペーストを用いることが好ましく、また、ガラスフリットを含有していることが好ましい。この電極となるペーストは、スクリーン印刷によって塗布される。電極となるペーストの塗布の仕方としては、スクリーン印刷の他に、オフセット印刷やインクジェット印刷などがある。
その後、塗布されたペーストが加熱される。このとき、ペーストを十分に加熱することが重要である。これは、電極となるペーストに含まれる有機成分を十分に気化させておかないと、その後に形成される絶縁層に膨れやホールができてしまい、絶縁層を介在させて位置する2つの電極が導通してしまうおそれがあるためである。そのため、加熱処理は低くても温度150℃以上のものとで行うことが好ましく、温度400℃以上の高温のもとで焼成することによって、電極となるペーストとシリコン基板2とのコンタクトを得ることがより好ましい。
次に、図5および図6に示すように、スクリーン印刷によって、N電極10の表面を覆うとともに、P電極コンタクト8の表面を露出するように、絶縁層11が形成される。絶縁層11は、電気絶縁性を示す物質を主成分とし、溶媒および増粘剤などにより印刷可能な粘度に調整したペーストを塗布することによって形成される。
ここで、ペーストの主成分とされる電気絶縁性を有する物質としては、シリカ、アルミナなどの無機系材料や、アクリル、エポキシ、ポリイミド、ポリイミド前駆体、ポリアミドイミドなどの樹脂系材料が挙げられるが、絶縁層を薄く平坦に形成するためには無機系材料材料だけでは1000℃前後の高温にする必要があり、一方、樹脂系材料では、400℃以下の加熱処理または紫外線(UV)照射などによって、フィルム状となり、ピンホールができにくいため、樹脂系材料を主成分とすることがより好ましい。また、耐熱性を上げるために、樹脂系材料に無機系材料を添加することも可能である。つまり、絶縁性ペーストとして、アクリル、エポキシ、ポリイミド、ポリイミド前駆体、ポリアミドイミドなどの樹脂系材料のうち少なくとも1種類を含んでいることが好ましい。
樹脂系材料においても、ポリイミド、ポリイミド前駆体、ポリアミドイミドなどは、樹脂材料としては比較的耐熱性が高いため、200℃以上の処理が必要な場合に有効である。また、アクリルやエポキシはポリイミド系にくらべ耐熱性は高くないが、熱硬化型の他、UV硬化型などもあり種類が豊富なため、絶縁層を形成後に200℃以上の処理が必要でない場合に有効である。ポリイミド系ペーストとしては、たとえば、日立化成工業株式会社製のHL−Pシリーズなどがあり、アクリル、エポキシ系ペーストとしては、たとえば太陽インキ製造株式会社製のUVR−150シリーズなどがある。
ここでは、後述するP電極を形成する際に温度約400℃以上のもとで加熱するため、ポリイミド系のペーストを使用することとした。ポリイミド系のペーストを用いた場合、印刷された絶縁層11を温度200℃以上のもとで加熱することで、絶縁層11に含まれる溶剤成分が気化し、絶縁層11が平坦なフィルム状に形成される。ペーストとしてポリイミド前駆体を用いた場合は、この加熱によってイミド化される。絶縁層となるペーストの塗布の仕方としては、スクリーン印刷の他に、オフセット印刷やインクジェット印刷などがある。
次に、図7および図8に示すように、スクリーン印刷によって、絶縁層11上にP電極コンタクト8に電気的に接続されるP電極9が形成される。P電極9は、N電極10と同様に、金属を主成分とするペーストを用いて形成される。その後、所定の加熱処理を施すことにより塗布されたペーストが焼成されて、P電極9とN電極10とを備えた太陽電池セルが完成する。なお、電極の形成方法としては、スクリーン印刷の他に、オフセット印刷やインクジェット印刷などがある。
ここで、P電極9に施される加熱処理は、N電極10とP電極9との間に絶縁層11を介在させた状態で行われることになる。そこで、絶縁層11の耐熱性を確認した。まず、ポリイミドとポリアミドイミド単体が熱分解を開始する温度は、製品により多少異なるが、概ね400〜500℃程度で、ポリイミドが熱分解する温度の方が若干高い。
そこで、加熱するとポリイミドに変化する、上述した日立化成工業株式会社製のHL−P500を用いて、シリコン基板に直接この絶縁性のペーストを印刷し、温度200℃のもとで約15分間加熱処理を施した後に電極焼成条件によってさらに加熱をし、その加熱後の絶縁性を評価した。その評価フローとその内容を図9に示す。
試料1について、まず、温度200℃のもとで約15分間の加熱処理を施した後に、加熱条件1(ピーク温度450℃、温度400℃以上の状態が約30秒)のもとで加熱処理を施した。この加熱処理後の絶縁層の様子を観察すると、その表面は滑らかで、ポリイミド特有の褐色を呈していることがわかった。
一方、試料2について、まず、温度200℃のもとで約15分間の加熱処理を施した後に、加熱条件2(ピーク温度600℃、温度500℃以上の状態が約35秒)のもとで加熱処理を施した。この加熱処理後の絶縁層を観察すると、その表面は少しざらつき、黒くなっていることがわかった。この時点では、試料1および試料2とも、10V/μmの電圧を印加しても絶縁性に問題がないことが確認された。このことから、試料2において黒くなっているのは、絶縁層の表面においてだけ熱分解が起こったものと考えられる。
引き続いて、試料1については条件1と同じ条件で加熱処理を施し、試料2については条件2と同じ条件で加熱処理を施した。加熱処理後の絶縁層の表面を観察すると、試料2では、絶縁層にひび割れが生じ、また、部分的に絶縁層が薄くなって、下地のシリコン基板が露出しているのが認められた。この試料2では、絶縁性がなくなって導通してしまうことが確認された。一方、試料1では、10V/μmの電圧を印加しても絶縁性に問題はなかった。
この評価結果から、絶縁層11の加熱条件としては、温度500℃以上のもとで時間35秒間が上限であることがわかった。そして、この評価結果を踏まえて、P電極9を、条件1に近い加熱条件のもとで焼成可能な銀ペーストを用いて形成した。この銀ペーストは、銀粉以外は樹脂成分しか含まないため、条件1よりも低温で加熱しても電気抵抗率は十分に低い値を示すが、シリコン基板とのコンタクト抵抗が高くなってしまう。また、この銀ペーストは200℃以下の加熱でも低い電気抵抗が得られるため、アクリルやエポキシ系の絶縁ペーストも使用可能であるが、200℃以下の加熱の場合、加熱時間が非常に長くなるため、条件1に近い加熱条件で焼成を行った。
そのため、実際の製造においては、P電極コンタクト8とP電極9とを別々の工程において形成し、N電極10とP電極コンタクト8とは、条件2に近い加熱条件のもとで形成し、P電極9を条件1に近い加熱条件のもとで形成した。
なお、条件2の加熱でも1回であれば、絶縁性に問題がなかったため、シリコンとのコンタクトが良好に得られるペーストを用いて、N電極10を印刷して乾燥し、次に、絶縁層を印刷して乾燥し、そして、P電極9を印刷して乾燥した後に、一括して条件2にて焼成するような手法を採用することで、工程のさらなる簡略化も可能である。
上述した製造方法では、スクリーン印刷によってN電極10、P電極9および絶縁層11を形成することによって、フォトリソグラフィー工程や真空プロセスを経て形成する場合と比べて、より簡便に形成することができ、製造コストの削減も図ることができる。
なお、上述した製造方法では、太陽電池セルの裏面側にP+層、N+層を有する裏面接合型の太陽電池セルを例に挙げて説明した。上述した製造方法は、太陽電池セルの一表面にP電極とN電極とを備えた態様の太陽電池セルについて適用することができる。
また、電極の形成方法および絶縁層の形成方法としてスクリーン印刷を例に挙げて説明した。スクリーン印刷では、高粘度のペーストを使用して、100μm程度の線幅にて印刷が可能であり、100μm程度の線幅に対して印刷高さは数十μm程度となる。また、スクリーン印刷の装置は比較的簡便で処理速度が高い。
スクリーン印刷の他に、すでに述べたように、オフセット印刷やインクジェット印刷を適用することができる。オフセット印刷では、低粘度のペーストを使用して、数十μm程度の線幅にて印刷が可能であり、印刷高さは数μm程度となる。インクジェット印刷では、低粘度のペーストを使用して、10〜数十μm程度の線幅にて印刷が可能であり、印刷高さは数μm程度となる。
このように、スクリーン印刷に比べて、オフセット印刷やインクジェット印刷では、高精細な印刷が可能であるが厚塗りに不向きである。スクリーン印刷では、線幅(約100μm)がやや太くなるものの、厚塗りが可能であるため量産で多用されている。
上述した太陽電池セルでは、N電極10およびP電極9を、太陽電池セル1のほぼ全面に形成することで、電極の断面積が従来よりも大きくなるため、電極の厚みを従来ほど厚くする必要はなく、スクリーン印刷に比べて厚く印刷ができないオフセット印刷やインクジェット印刷の適用も可能である。また、パッシベーション膜5にコンタクトホール6を形成する工程や、絶縁層11の形成工程にも、ペーストの粘度を調整することによって、オフセット印刷やインクジェット印刷を適用することができる。
さらに、スクリーン印刷等の印刷の他に、印刷法と比べて工程は多少複雑になるが、たとえば、メッキ法によって各電極を形成してもよい。メッキ法では、電極の表面がペーストを印刷することによって形成された電極の表面に比べて平坦になる。また、電極を形成するための加熱条件の温度が、ペーストを焼成する際の加熱条件の温度よりも低い温度でよいなどの長所がある。
実施の形態2
ここでは、前述した実施の形態において作製された太陽電池セルを用いて太陽電池モジュールを製造する方法について説明する。図7に示すように、製造された太陽電池セル1は矩形状であり、4辺のうち、一辺に沿ってN電極10が露出し、それ以外の領域ではP電極9が露出している。図10に示すように、一の太陽電池セル1のN電極10と他の太陽電池セルのP電極9とを、たとえば銅箔などを用いた導電性材料で電気的に接続する態様で、複数の太陽電池セル1を直列に接続することで太陽電池ストリング21が形成される。
図10に示される太陽電池ストリング21では、3つの太陽電池セル1を一方向に直列に接続させたものを1つの太陽電池ストリングとして、その太陽電池ストリングを一方向と直交する方向に4つ配列させており、1つの太陽電池ストリングの太陽電池セルのP電極9と、これと隣接する他の太陽電池ストリングの太陽電池セルのN電極10とは、バスバー23によって電気的に接続されている。
図10に示される太陽電池ストリングにおける太陽電池セル1(比較例)のうち、図11に示すように、太陽電池セル1a,1b,1cを90°回転させて、N電極10を隣接する太陽電池セル1のP電極9に沿って位置するように配置させることが好ましい。これにより、1つの太陽電池ストリングの太陽電池セルのP電極9と、これと隣接する他の太陽電池ストリングの太陽電池セルのN電極10とを、導電性材料22によって電気的に接続することができて、バスバーを取り付ける必要がなくなる。
バスバーを適用する場合には、太陽電池モジュールの設計上バスバーの幅を十分に取ることが難しく、そのため、バスバーにおける抵抗ロスによってF.Fが低下することがある。したがって、バスバーを適用しないことで、太陽電池モジュールを形成した場合のF.Fの低下が最小限に抑えられて、結果として高い出力を得ることができる。また、この太陽電池セル1では、受光面側に電極が形成されていないことで、太陽電池セル1の向きを変えても外観上の問題もない。
次に、以上のようにして形成された太陽電池ストリング21は、熱可塑性の透光性封止剤(EVA:Ethylene Vinyl Acetate)32の間に挟み込まれる。そして、太陽電池ストリング21の受光面側にガラスなどの透光性基板34が配設され、裏面に耐候性フィルム33が配設される(図12参照)。次に、加熱処理を施すことで、図12に示すように、太陽電池ストリング21が透光性封止剤32に封止される。その後、所定の端子ボックス35を接続し、枠36を取り付けることで太陽電池モジュール31が完成する。なお、端子ボックス35には、外部接続のためと、過剰な逆方向電圧がかかることを防止するためのバイパスダイオードが組み込まれている。
ここでは、実施例としての太陽電池セルおよび太陽電池モジュールの製造方法について説明する。
まず、太陽電池セルとして、シリコン基板の裏面にP+層3およびN+層4を形成して、その裏面をパッシベーション膜5で覆い、受光面に反射防止膜7を形成した太陽電池セルを用意した。シリコン基板2を、1辺の長さが125mmの擬似四角形状(略矩形状)とした。P+層3およびN+層4をシリコン基板2の裏面にライン状に交互に形成し、パッシベーション膜5として熱酸化による酸化シリコン膜を形成した。また、反射防止膜7としてプラズマCVD法により窒化シリコン膜を形成した。
次に、P+層3およびN+層4のそれぞれの直上に位置するパッシベーション膜5の部分に、直径0.1mmのコンタクトホール6を0.3mmピッチで形成した。コンタクトホール6は、リン酸を主成分とするペーストをスクリーン印刷し、加熱することで形成した(図1および図2参照)。
次に、N電極10とP電極コンタクト8を形成した。P電極コンタクト8はコンタクトホール6内に、N電極10はP電極コンタクト8と約0.1mmの間隔を有する形状に、それぞれ銀ペーストをスクリーン印刷にてパターン印刷し、これを焼成することによって形成した。銀ペーストとして、銀を主成分とし、数%のガラスフリットと、粘度を調整するための有機溶剤と増粘剤からなるものを使用した。ガラスフリットは、シリコン基板2と良好なコンタクト性を得るために機能する。銀ペーストを焼成する加熱条件を、ピーク温度を600℃とし、500℃以上で時間35秒となる条件とした。この焼成により、銀ペースト中の有機成分は完全に分解された(図3および図4参照)。
次に、スクリーン印刷によって、ポリイミド前駆体を主成分とするペーストを、N電極10の一部とP電極コンタクト8のみが露出するようにN電極10の表面に塗布した。その後、温度250℃のもとで約15分間加熱し、絶縁層11を形成した(図5および図6参照)。
次に、露出しているN電極10の部分と接触しないように、スクリーン印刷によって、銀を主成分とするペーストを印刷し、これを焼成することによってP電極8を形成した(図7および図8参照)。ここで、焼成の条件を、絶縁層11を破壊させないように、ピーク温度を450℃とし、400℃以上で時間30秒となる条件とした。また、図4に示す工程における焼成よりも低い温度のもとで焼成するため、N電極10およびP電極コンタクト8を形成する銀ペーストとは異なり、ガラスフリットを含まず、銀以外は有機成分だけを含有する銀ペーストを使用した。このような銀ペーストを使用することで、低温の焼成でも低い電気抵抗率が可能となる(図8および図9参照)。
次に、以上のようにして製造された太陽電池セルを用いて太陽電池モジュールを作製した。まず、銅箔をはんだで被覆した導電性材料22を用いて、3つの太陽電池セル1を直列に接続した。このとき導電性材料22は、太陽電池セル1間の直列抵抗を小さくするために、シリコン基板2の幅とほぼ同じ長さ(120mm)とした。
こうして、3つの太陽電池セル1を直列に接続したものを1つの太陽電池ストリングとして、この太陽電池ストリングを4つ作製した。特に、4つのうち3つの太陽電池ストリングでは、端に位置する1つの太陽電池セル1のN電極10の位置を、他の2つの太陽電池セル1のN電極10の位置に対して90°回転させた位置となるように直列に接続することで、他の太陽電池ストリングの太陽電池セル1とは、太陽電池ストリング内の太陽電池セル1の接続に用いる導電性材料22と同じ導電性材料22によって、接続することができる(図11参照)。
したがって、太陽電池ストリング間の接続にバスバー23を適用する太陽電池ストリングの場合(図10参照)と比較して、バスバーを使用することによるF.Fの低下を防止することができた。こうして、12の太陽電池セル1を直列に接続した太陽電池ストリング21を作製した(図11参照)。
次に、4つの太陽電池ストリングを直列に接続した一連の太陽電池ストリング21の両端に、外部接続用の外部端子24を接続した。その太陽電池ストリング21を透光性封止剤(EVAフィルム)32に挟み込んだ。次に、受光面側に透光性基板(ガラス板)34を配置し、裏面側に耐候性フィルム33を配置し、加熱することで太陽電池ストリング21を封止した(図12参照)。そして、外部接続のための端子ボックス35を接続し、枠36を取り付けることで、太陽電池モジュールを完成させた(図12参照)。
上述した方法によれば、N電極10とP電極9とをそれぞれ層状とし、そのN電極10とP電極9との間に絶縁層11を介在させて、N電極10とP電極9とをシリコン基板2の裏面のほぼ全面に形成することで、非常に高いF.Fを有する太陽電池セル1を製造することができる。
しかも、そのような層状のN電極10、P電極9および絶縁層11をスクリーン印刷によって形成することで、フォトリソグラフィや真空プロセスを使用した形成方法と比べて、非常に簡単に形成することができるとともに、生産コストも大幅に抑えることができる。
そして、このようにして作製された太陽電池セル1を用いて製造された太陽電池モジュール31では、バスバーを用いることなく太陽電池セル1(あるいは太陽電池ストリング)間の配線が可能となり、太陽電池モジュール31のF.Fも向上させることができる。
今回開示された実施の形態および実施例は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1に係る太陽電池セルの製造方法の一工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図1に示す工程における部分断面図である。 同実施の形態において、図1に示す工程の後に行なわれる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図3に示す工程における部分断面図である。 同実施の形態において、図3に示す工程の後に行なわれる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図5に示す工程における部分断面図である。 同実施の形態において、図5に示す工程の後に行なわれる工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図7に示す工程における部分断面図である。 同実施の形態において、絶縁層の加熱評価を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュールにおいて、太陽電池セル同士の接続の一態様を示す平面図である。 同実施の形態において、太陽電池モジュールにおける太陽電池セル同士の好ましい接続態様を示す平面図である。 同実施の形態において、太陽電池モジュールを示す断面図である。 従来の太陽電池セルの一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 太陽電池セル、2 シリコン基板、3 P+層、4 N+層、5 パッシベーション膜、6 コンタクトホール、7 反射防止膜、8 P電極コンタクト、9 P電極、10 N電極、11 絶縁層、21 太陽電池ストリング、22 導電性部材、23 バスバー、24 外部端子、31 太陽電池モジュール、32 透光性封止剤、33 耐候性フィルム、34 透光性基板、35 端子ボックス、36 枠。

Claims (13)

  1. シリコン基板の主表面上に、導電性材料を供給することによって第1電極を形成する工程と、
    前記第1電極の表面上に、所定の印刷法により絶縁性材料を塗布することによって絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層の表面上に、導電性材料を供給することによって、前記第1電極と電気的に絶縁される態様で第2電極を形成する工程と
    を備え、
    前記第1電極を形成する工程および前記第2電極を形成する工程の少なくともいずれかの工程では、前記導電性材料は所定の印刷法によって塗布することにより供給される、太陽電池セルの製造方法。
  2. 前記絶縁層を形成する工程における前記所定の印刷法は、スクリーン印刷、オフセット印刷およびインクジェット印刷のいずれかである、請求項1記載の太陽電池セルの製造方法。
  3. 前記絶縁層を形成する工程は、前記絶縁性材料を塗布した後、塗布された前記絶縁性材料を加熱する加熱工程または紫外線を照射する工程を含む、請求項1または2に記載の太陽電池セルの製造方法。
  4. 前記加熱工程における加熱温度は150℃以上600℃以下である、請求項3記載の太陽電池セルの製造方法。
  5. 前記絶縁層を形成する工程では、前記絶縁性材料として、アクリル、エポキシ、ポリイミド、ポリイミド前駆体およびポリアミドイミドの少なくともいずれかを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池セルの製造方法。
  6. 前記いずれかの工程における前記所定の印刷法は、スクリーン印刷、オフセット印刷およびインクジェット印刷のいずれかである、請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池セルの製造方法。
  7. 前記いずれかの工程では、前記導電性材料として銀ペーストを塗布し、塗布された前記銀ペーストを加熱する工程を含む、請求項6記載の太陽電池セルの製造方法。
  8. 前記第1電極を形成する工程は、供給された前記導電性材料を加熱する第1加熱工程を含み、
    前記第2電極を形成する工程は、前記第1加熱工程により加熱された前記第1電極とともに、供給された前記導電性材料を加熱する第2加熱工程を含み、
    前記第2加熱工程における温度は150℃以上600℃以下である、請求項7記載の太陽電池セルの製造方法。
  9. シリコン基板の主表面上に、所定の印刷法により導電性材料を塗布して加熱することにより、前記シリコン基板の所定の領域と電気的に接続される第1電極を形成する工程と、
    前記第1電極の表面上に、所定の印刷法により絶縁性材料を塗布して加熱することによって絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層の表面上に、所定の印刷法により導電性材料を塗布して加熱することにより、前記第1電極と電気的に絶縁され、前記シリコン基板の他の所定の領域と電気的に接続される第2電極を形成する工程と
    を備えた、太陽電池セルの製造方法。
  10. 前記第1電極を形成する工程では、前記他の所定の領域と電気的に接続される第2電極コンタクト部が同時に形成され、
    前記第2電極を形成する工程では、前記第2電極は前記第2電極コンタクト部と電気的に接続されるように形成される、請求項9記載の太陽電池セルの製造方法。
  11. 前記第2電極を形成する工程では、前記導電性材料として銀ペーストを塗布し、
    前記銀ペーストは、銀以外は有機成分だけを含有する銀ペーストとする、請求項9または10に記載の太陽電池セルの製造方法。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の太陽電池セルの製造方法によって製造される太陽電池セルを直列に接続した太陽電池モジュールの製造方法であって、
    前記シリコン基板として矩形状のシリコン基板を使用し、
    複数の前記太陽電池セルのそれぞれの前記絶縁層を形成する工程では、前記第1電極の領域のうち、矩形状の前記シリコン基板の所定の第1辺に沿った領域の部分の表面を露出するように前記第1電極の表面上に前記絶縁層を形成し、
    それぞれ所定数の前記太陽電池セルを直列に接続して、第1太陽電池ストリングおよび第2太陽電池ストリングを形成するストリング形成工程と、
    前記第1太陽電池ストリングと前記第2太陽電池ストリングとを直列に接続するストリング接続工程と
    を含み、
    前記ストリング形成工程では、前記第1太陽電池ストリングにおいて端に位置する第1太陽電池セルの前記第1辺と、前記第2太陽電池ストリングにおいて端に位置する第2太陽電池セルにおける前記第1辺と対向する第2辺以外の第3辺または第4辺とが向かい合うように、前記第1太陽電池セルと前記第2太陽電池セルとを配置し、
    前記ストリング接続工程では、前記第1太陽電池セルの前記第1辺に位置する前記第1電極の領域の部分と、前記第2太陽電池セルの前記第3辺または前記第4辺に位置する前記第2電極の部分とを、所定の導電性部材によって電気的に接続する、太陽電池モジュールの製造方法。
  13. 複数の太陽電セルを直列に接続させた太陽電池ストリングを複数有する太陽電池モジュールであって、
    複数の太陽電池セルのそれぞれは、
    矩形状のシリコン基板の主表面上に形成された第1電極と、
    前記第1電極の領域のうち、前記矩形状のシリコン基板の所定の第1辺に沿った領域の部分の表面を露出するように前記第1電極の表面上に形成された絶縁層と、
    前記絶縁層の表面上に、前記第1電極と電気的に絶縁される態様で形成された第2電極と
    を備え、
    複数の太陽電池ストリングのうち、互いに隣接する第1太陽電池ストリングと第2太陽電池ストリングでは、
    前記第1太陽電池ストリングにおいて端に位置する第1太陽電池セルの前記第1辺と、前記第2太陽電池ストリングにおいて端に位置する第2太陽電池セルにおける前記第1辺と対向する第2辺以外の第3辺または第4辺とが向かい合うように、前記第1太陽電池セルと前記第2太陽電池セルとが配置され、
    前記第1太陽電池セルの前記第1辺に位置する前記第1電極の領域の部分と、前記第2太陽電池セルの前記第3辺または前記第4辺に位置する前記第2電極の部分とが、所定の導電性部材によって電気的に接続された、太陽電池モジュール。
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