JP2009252892A - レーザ加工方法、プリント基板製造方法およびレーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工方法、プリント基板製造方法およびレーザ加工装置 Download PDF

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裕 本木
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Abstract

【課題】 レーザ加工装置を用いて、両面基板への貫通穴加工を安定して実現するために、裏面からの加工の基準となる貫通基準穴の完成度を向上する方法を提供する。
【解決手段】 両面基板の一方の面から貫通穴を作成する位置にレーザ光を照射して絶縁層の途中までの途中加工穴を作成する段階で、同じ一方の面にレーザ光の照射位置をずらしながら加工を行うトレパニング加工により貫通基準穴を作成することにより、貫通基準穴の完成度を向上することができる。これにより、裏面側からの加工に際し、貫通基準穴位置の認識精度が向上し、表面からあけた加工穴と裏面側からあけた加工穴の位置ずれを防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、プリント基板材料等にレーザ光を照射し、止まり穴や貫通穴をあける加工装置及び加工方法に関するものである。
プリント基板(以下、単に基板とも呼ぶ)への貫通穴加工は、基板作製工程上なくてはならない作業である。従来は機械式のドリル穴あけ機により、複数枚の基板をかさねて一気に貫通穴を開けていた。しかし、近年の携帯電話を始めとするデジタル製品の高機能化に伴い、それらに使用されるプリント基板は高密度化要求が一段と進み、貫通穴においてもφ100μmを下回るような小径が要求されるようになってきている。これに伴い、使用されるドリルも小径化を余儀なくされているが、ドリルが細くなるとドリル自体の強度低下に直結し、寿命短命化によりコスト上昇を引き起こす結果となっている。このような機械ドリルのマイナス面から、貫通穴加工において非接触で加工出来るレーザドリル工法が脚光をあびてきている。
レーザドリルでは、図13に示す加工機構成が一般的である。レーザ光1を、駆動系である1組のガルバノスキャナー3によって駆動される1組のスキャンミラー2によって反射させ、2次元的に走査させる。そして、反射したレーザ光をfθレンズ4で集光して、基板7に照射する。ガルバノスキャナー3で走査しきれない範囲には、基板7を固定している加工テーブル5自体を移動させて対応し、基板7全体へのレーザ光照射を行って穴開け加工を実施する。
しかし、基板の断面図である図14に示すような、絶縁層9の両面に金属箔8が存在するいわゆる両面基板19に、レーザ光1で貫通穴をあける場合には、加工仕上がり品質上問題があった。それは、金属箔8と絶縁層9とでは、レーザ光1に対する吸収率が異なり、かつその融点、沸点も大きな違いがあるため、一方向からレーザ光1を当て続けて貫通穴6を形成すると、両面基板19の断面図である図15に示すように、絶縁層9の裏面側の穴が裏面側の金属箔8bの穴に比べて大きく膨らんだような形状10になってしまう点である。これは、裏面金属箔8bの加工性が悪いためで、この裏面金属箔8bを貫通させるために、絶縁層9にとっては過剰なレーザ光のエネルギーが供給されてしまうことが原因である。図15のように、貫通穴が絶縁層9の裏面側で膨らむ形状10になってしまった場合、この後の工程で貫通穴内面に金属メッキを実施する際に、膨れた形状10の部分にはメッキがつきにくく、不良の原因となる可能性が高く、レーザドリルの加工品質上の大きな問題になっていた。
このような、両面基板へのレーザドリル貫通穴の絶縁層裏面側での膨れ形状の問題を解決する手段としては、一方の面(以下、表面と呼ぶ)を適度なエネルギーで途中まで加工し、表面を加工する際に、裏面加工時の基準にするための貫通穴(以下、貫通基準穴と呼ぶ)を同時に基板の端部等に加工する。その後、基板を引っくり返して、貫通基準穴を基準として残りの一方の面(以下、裏面と呼ぶ)にもレーザ照射を行い、表面からの穴と裏面からの穴を接続させ、貫通穴とする方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−335655
しかし、特許文献1に記載の方法では、実際に加工する段階において、表面に開けた穴6aと、裏面から開けた穴6bの位置がずれてしまい、両面基板19の断面図である図16に示すような位置ズレ穴形状になることが多かった。これは、貫通基準穴の完成度が低く、貫通基準穴の裏面側開口の穴径や形状が大きくばらついていたり、更には貫通していないものも存在していたことが原因である。図17にこの様子を示す。図17(a)は両面基板の断面、図17(b)は裏面側から見た裏面側金属箔8bの貫通基準穴11の開口12を図示したものである。貫通基準穴11aによる開口12aは穴形状・大きさとも正常であるが、貫通基準穴11bによる開口12bは穴形状が三日月形に崩れてしまっており、貫通基準穴11cによる開口12cは穴の大きさが小さくなりすぎており、貫通基準穴11dにおいては裏面まで貫通していない状況である。すなわち、貫通基準穴11の品質によって、裏面側開口12に穴形状・大きさ等のバラツキが発生していた。
裏面加工時には、表面加工時に作成されたこの貫通基準穴11を、レーザ加工機に備えられたカメラ等で認識させ、両面基板の伸び縮みや回転等を計算し、表面の加工状況に合わせた最適な座標系を決めてレーザ光を照射し加工を行っている。このため、貫通基準穴11の認識に誤差が生じた場合、裏面全体の加工精度に影響を及ぼしてしまう。その結果、従来の貫通基準穴11の完成度では、しばしば、図16に見られるような表面からの穴6aと裏面からの穴6bの位置ずれを引き起こし、量産適用としての大きな障害となっており、貫通基準穴の認識精度向上はレーザドリル量産適用上の大きな課題となっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、両面基板にレーザ光照射により貫通穴をあける際に、表面加工時に作成する裏面加工用の貫通基準穴を穴径・形状等のバラツキ少なく安定的に、かつ確実に貫通するように加工することで認識精度を向上させ、図16のような位置ずれ貫通穴を無くし、図18に示すような品質的に安定した貫通穴を量産し、両面基板への貫通穴作製方法としてレーザドリル工法を実用的なものとして確立させるための、基板製造方法及びレーザ加工方法を得るものである。
この発明に係るレーザ加工方法においては、両面基板の一方の面から貫通穴を作成する位置にレーザ光を照射して絶縁層の途中までの途中加工穴を作成する段階で、同じ一方の面にレーザ光の照射位置をずらしながら加工を行うトレパニング加工により貫通基準穴を作成することにより、貫通基準穴の完成度を向上するものである。
この発明は、両面基板への両面からの貫通穴加工において、貫通基準穴をトレパニング加工で作成することにより、貫通基準穴の完成度が向上し、裏面側からの加工の際に貫通基準穴の認識精度が向上し、表面からあけた加工穴と裏面側からあけた加工穴の位置ずれを防止することができる。これにより、これまで難しかった、両面基板におけるレーザ光による貫通穴加工の量産化が可能になり、機械式ドリル穴明け機では難しくなりつつある、両面基板の貫通穴加工での小径化、抵コスト化を実現できる。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるレーザ加工方法もしくは基板製造方法を実施する、レーザ加工装置を示すものである。レーザ発振器110より出力されたパルスレーザ光1は、1組のガルバノスキャナー3によって駆動される1組のスキャンミラー2により反射され、2次元的に走査される。そして、反射したレーザ光1をfθレンズ4で集光して、両面基板19に照射する。両面基板19は、水平方向に移動可能な加工テーブル5上に、冶具板18を介して真空吸着され固定されている。ガルバノスキャナー3でレーザ光1を走査しきれない範囲には、両面基板19を固定している加工テーブル5自体を水平に移動させて対応し、両面基板19全体へのレーザ光1の照射を行って穴開け加工を実施する。また、貫通基準穴11の上方には、貫通基準穴11の座標を読み取るカメラ25が配置されている。また、加工テーブル5外には、加工テーブル5に対して両面基板19の搬出入を行う基板運搬手段22と、この基板運搬手段22によって搬出された両面基板19の表裏を反転させる、基板表裏反転手段23が設けられている。さらに、カメラ25からの情報を読み取るとともに、レーザ発振器110、ガルバノスキャナー3、基板搬出手段22、基板表裏反転手段23の動作を制御する制御部100を備えている。
次に、両面基板19への貫通穴6を作成する方法を説明する。
図2は、貫通穴6を作成するステップを、両面基板19の断面で見た模式図である。まず、図2(a)および(b)に示すように、制御部100によりレーザ発振器110、ガルバノスキャナー3が制御され、両面基板19の裏面加工時の基準となる貫通基準穴11を、レーザ光を少しづつずらして重ね合わせるトレパニング加工により複数作成する。トレパニング加工については後で詳述する。次に、図2(c)に示すように、制御部100によりガルバノスキャナー3等が制御され、両面基板の表面にレーザ光1を照射することにより、所望の適切な穴径で表面の金属箔8aを貫通し、絶縁層9の途中で加工が止まるような条件で加工穴6a(途中加工穴とも呼ぶ)を、所定の位置に所望の数だけ作成する。
表面の加工が終了すると、両面基板19を反転させ裏面側から加工することになる。手動で反転する方法もあるが、本実施の形態では、基板の運搬と合わせて基板を表裏反転させる反転機構を、レーザ加工装置に付加している。図3に、この基板反転機構の概念を示す。表面加工後、両面基板19は一度加工テーブル5から基板運搬手段22により搬出され、基板表裏反転手段23で表裏反転させられた後、再び、基板運搬手段22により未加工の裏面を上に向けて加工テーブル5上に搬入される。これらの動作も制御部100により制御されている。
なお、上記説明では、両面基板を反転させ一方向からレーザ照射を行っているが、両面基板を反転させずに、レーザ照射を裏面側からもできるような構成としても良い。
そして、図4または図2(d)に示すように、先に表面加工時に作成した貫通基準穴11を、レーザ加工機の基板上方に設置されたカメラ25で認識させる。カメラ25の個数は、その撮影範囲によって1個でも複数個でも良いが、認識した貫通基準穴11の位置座標を正確に機械に伝達できるよう、レーザ加工機に固定されている。そして、カメラ25からの情報を受信した制御部100にて、貫通基準穴11の座標値と設計値を比較して、図5に示したように、実際の基板19がどの程度伸縮しているか(ΔL、ΔW)、または、どの程度傾いて設置されているか(Δθ)を判断する。そして、制御部100は、実際の基板19にあわせて加工するべき座標系すなわち設計値を伸縮、あるいは傾斜させて、実際の基板19に合わせた座標で、図2(e)に示したようにガルバノスキャナー3等を制御してレーザ光の照射を行い、裏面側の加工穴6bを作成する。この時、裏面の加工条件は表面の加工条件と同じでも良いし、絶縁層での膨れ等が起こらないように、パルスショット数やエネルギー等で調節した異なる条件で加工しても良い。両方向から加工した穴が過不足なく接続し、かつ膨れないようにしておくことが望ましい。
以上のような加工方法により、表面からあけた加工穴6a(途中加工穴)と裏面側からあけた加工穴6bを、ずれなく接続させることができる。完成した貫通穴は、後工程にて、メッキ充填するか、導電性ペースト等を入れて充填し表面金属箔と裏面金属箔の導通を実現する。
上記動作を図1のレーザ加工装置に実施させるに当たり、オペレータは上記動作を逐一加工プログラムで作成しても良いが、レーザ加工装置に以下のようなツールを備えることで、オペレータの負荷を軽減することができる。
オペレータが、貫通基準穴を含む加工の元データ(NCデータ)の作成時に、貫通基準穴を作成する座標とともに貫通基準穴を作成するコード(例えばTコード)を元データに記載しておく。レーザ加工装置の制御部100は、貫通基準穴を作成する動作条件プログラムを記憶しておき、制御部100にてこの元データを加工プログラムに変換するに当たり、貫通基準穴の作成コードがあれば、この記憶している貫通基準穴作成プログラムを挿入して、加工プログラムを作成する。
このように、レーザ加工装置の制御部に、貫通基準穴の加工プログラムを記憶し、元データの貫通基準穴を示すコードがあれば、この貫通基準穴加工プログラムを挿入するツールを備えることで、オペレータは簡易に貫通基準穴をトレパニング加工で実施することができる。
次に、貫通基準穴を作成するトレパニング加工について説明する。
レーザ光の照射位置をずらして照射する場合の典型的なパターンを、図6に示す。図6は、両面基板の表面上のレーザ光照射の様子を示した模式図である。図6に示したように、パルス状のレーザ光を1ショット照射するごとに、少しづつレーザ光の照射位置をずらしながら、大きな径の穴を作成する。レーザ光のずらす量は適宜設定すれば良いが、レーザ光の照射径の半径程度で良い。また、レーザ光のずらし方であるが、貫通基準穴の径がレーザ光の照射径の2倍よりも大きいときには、図6(a)のように、渦巻状にレーザ光の照射位置をずらせば良い。また、貫通基準穴の径がレーザ光の照射径の2倍程度であれば、図6(b)のように、円を描くようにレーザ光の照射位置をずらせば良い。更に貫通基準穴の穴径が小径である場合、図6(c)のようにレーザ光の照射位置をずらすことで加工が可能となる。
レーザ光を図6に示した経路でずらす方法としては、図1に示したガルバノスキャナー3とスキャンミラー2を用いるのが、レーザ光の照射位置を高速にかつ高精度にずらすことができ望ましい。制御部100により、レーザ発振器110がレーザ光を1ショット出射するごとに、ガルバノスキャナー3がレーザ光の照射位置をずらすよう制御されることで実現する。別の貫通基準穴を加工する場合には、ガルバノスキャナー3の可動範囲外にレーザ光を照射する可能性が高いので、この場合には、加工基板を固定している加工テーブルを2次元的(X,Y方向)に動作させ、加工基板をガルバノスキャナー3の可動範囲に移動させて、加工を実現する。
図6に示した加工の進展を、両面基板の断面で示したものが図7である。まず、図7(a)に示したように、絶縁層の途中で止まる条件で1ショット目のレーザ光を照射する。次に、図7(b)に示したように、レーザ光照射位置を少しずらし、同様の条件で次のショットを照射する。同様に図7(c)に示したように、レーザ光の照射位置を少しずらし、次のショットを照射する。このように加工穴の横に次の加工穴を繋げながら、加工を継続していくことにより、貫通基準穴の径を大きくすることができる。図7(c)に示したように、1ショットごとに加工穴の深さがだんだんと深くなっている。これは、後述するが、穴底へのレーザ光のエネルギー伝達が加工を進めるごとに良くなるためである。
図7(a)〜(c)により、図6に示したレーザ光のずらし経路の1周目が完了し、次に2周目の照射を開始する。図7(d−1)は2周目のレーザ光の照射の様子で、図7(d−2)はこの時の両面基板の裏面から見た貫通基準穴の貫通の様子を示した図である。図7の場合は、2周目のレーザ光の照射で、両面基板の裏面まで加工穴が貫通している。図7(e)はさらに2周目のレーザ光の照射を進めた状態の図である。図7(e−1)は両面基板の断面、図7(e−2)は両面基板の裏面側の様子を示しているが、図7(e−2)に示すように、ほぼ貫通基準穴が完成した状態を示している。
トレパニング加工の条件としては、レーザ光を重ね合せる効果から、図7に示したように、貫通穴6aと同様に絶縁層の途中で止まる条件(所望適切な穴径で金属箔を貫通させる条件)と同じでも良いし、裏面側に確実に貫通穴が作成されれば良いので、1ショットで裏面の金属箔まで貫通する条件でも良い。適宜、レーザ光1ショットのエネルギーを増加させたり、レーザ光のショット数を変更させたり等、条件を設定すれば良い。
また、トレパニング加工すなわち貫通基準穴を作成するタイミングについては、図2の例で示したように、表面側の加工穴6aよりも先に加工を行う方が望ましい。表面側の加工穴は貫通穴や止まり穴を含め数万穴におよび、加工により基板温度が上昇し基板に伸びが発生する。貫通基準穴を基板が伸びた状態で作成してしまうと、加工済みの表面側の加工穴との位置関係が設計値から大きくずれてしまい、貫通基準穴が裏面加工時の基準穴としての役割を果たせなくなる可能性がある。よって、基板が冷えて伸びが発生していない初期の段階で貫通基準穴を作成し、その後、表面側の加工穴を作成する図2のステップを実施することが望ましい。
ところで、図6や図7に示したように、レーザ光の照射位置を少しづつずらしながら照射位置を重ねて穴加工していく方法は、UV−YAGレーザ加工機で使用される場合がある。UV−YAGレーザ加工機は、レーザ光がUVであり、小径穴加工に用いられている。そのビーム径は20〜30μmと小さいため、小径穴加工と同時にφ100μmといった大径の穴を加工する場合、そのままのビーム径では加工する事ができないので、トレパニング加工で大径穴の加工を行っている。UVレーザ光での加工において、大径穴は専ら、基板途中で加工を止める止まり穴加工で使用されている。本発明においては、このトレパニング加工を、貫通穴であり、かつ加工の基準となる貫通基準穴の加工に用いるという、これまでに無い方法を用い、貫通基準穴の完成度向上、つまり下穴の径や形状のばらつきを低減させるという目的を達成したものである。また、現在基板加工の主流であるCO2レーザ加工機でも、レーザ光を移動させながら絶縁層内にあるアライメントマークを露出させる座繰り加工がトレパニング加工に類似しているが、UVレーザ同様に貫通穴での使用は例が無く、当然ながら貫通基準穴での使用例も皆無であり、CO2レーザ加工機に本発明を用いることも全く新たな試みである。
次に、貫通基準穴の作成にトレパニング加工を用いる効果について説明する。
基板へのレーザ加工を行う場合、図8に示したように集光レンズ26でレーザ光1を絞って照射するため、レーザ光1が焦点を結ぶ位置13が存在する。通常、プリント基板等を加工する場合、焦点の位置13を基板表面付近に合わせるため、裏面金属箔8bは焦点位置からずれてしまう。この場合でも、図9に示すように加工穴の側面6等でレーザ光が反射することにより、反射したレーザ光16のエネルギーは、裏面金属箔8bまで到達し、裏面金属箔8bが加工可能となる。しかし、単位面積当たりのエネルギー密度の低下は回避できず、結果として表面と比較して加工品質が劣化する。もちろん、レーザ光のエネルギーが到達しなければ、加工そのものも出来ないことになる。レーザ光のエネルギー伝達は、裏面金属箔貫通の上で重要な要素である。
また、同じ位置にレーザ光を当て続ける場合、両面基板断面図である図10(a)に示したように、加工時に発生したガス27等は、基板表面の穴開口の方向、すなわちレーザ光1が入射してくる方向に出て行くしかないため、ガスがプラズマ状態28となりレーザ光の吸収性を有した場合、穴底へのレーザ光エネルギーの伝達が妨げられやすくなる。そして、裏面金属箔8bまでのレーザ光のエネルギー到達が妨げられれば、貫通基準穴の裏面側開口の形状や大きさのバラツキの原因となってしまう。
しかし、図10(b)のように、レーザ光の照射位置を少しづつずらしながらレーザ光を照射していくトレパニング加工の場合、照射位置横にある既に加工した穴の方向にもガス等がぬけていくことが可能であるため、レーザ光への加工ガスの影響すなわちエネルギー伝達の妨害が低減される。図6(c)のようにパターンを1周し、その後2周目で同じ所を加工する場合、照射位置の前後にも既に加工済みの穴があるため、更にガスの排気方向の自由度が増加する。これにより、レーザ光のエネルギー伝達妨害がさらに低減し、裏面金属箔までのレーザ光のエネルギー伝達の確実性が更に向上する。
また、レーザ光を照射して表面金属箔に穴をあけた直後は、穴周辺の金属部分の温度はかなり高い状態に保たれている。一般に、金属は温度が高いほどレーザ光の吸収率も高いので、図6に示したように、先に加工した穴の少し横に次のレーザ光を照射して穴を開ける場合、レーザ光の吸収率が高く、同じエネルギーを投入しても、最初の穴よりも大径な加工穴とすることができ、加工性が向上する。また、表面金属箔8aが比較的容易に加工できるので、より加工性の良い絶縁層9の部分もより、深く加工することができる。
一方、上記効果を考慮すると、全ての貫通穴をトレパニング加工で加工すれば良いのではないかとの案も、本発明に基づき考えられる。しかし、トレパニング加工は、レーザ光の照射位置を重ねて加工するため、加工穴の小径化は望めないうえ、1穴当たりのレーザ光のパルスショット数も多くなってしまい、1基板あたり10万〜20万穴もの加工をする現状では、生産性が非常に低下してしまう。また、トレパニング加工を用いたとしても、裏面側金属箔と絶縁層との境界付近に、図15に示した膨れ形状10も発生する可能性もあるため、加工品質的にも不十分である。そこで、貫通基準穴形成の確実性のみに特化し、穴径が小径化できなくても問題なく、かつ穴数は基板全体でも数個(2〜5個が標準)と少なく生産性にも大きな影響を与えないアライメント用の基準穴のみに、トレパニング加工を応用した点も本発明の特徴である。
ところで、両面基板に貫通穴を開ける場合、貫通後のレーザ光が下の加工テーブルを傷つけてしまう恐れがある。このような事を防ぐため、両面基板19と加工テーブル5の間に、図11に示すような治具板18を挟んでおく。また、図11に示すように、治具板18は、加工テーブル5上に固定ピン24により固定されている。その上に、両面基板19がのっている。両面基板19を真空吸着により固定する場合、加工テーブル5には図12(a)に示すように、複数の吸着穴217が必要である。加工テーブル5と両面基板19の間に挟まれる冶具板18にも、加工テーブル5の吸着穴217に合わせて貫通穴218をあけておく必要がある。加工テーブル5とダクト250で接続されたブロア29が吸気を行い、両面基板19と冶具板18の間の空気が図12(a)の矢印20のように吸着穴217および貫通穴218を通して吸い出され、両面基板19への真空吸着が実施される。
なお、基板の搬入搬出時には、真空吸着をOFFして行われる。こうした真空吸着が外れた状態の場合の加工テーブル上での治具板のずれを防ぐため、固定ピン24での固定も同時に必要である。
また、レーザ加工の場合、レーザ光の焦点を基板表面に合わせる必要があるため、基板が平坦になっていないと、2次元的に平行移動した場合に、焦点ずれを引き起こしてしまい、加工不良、加工穴の径バラツキ、形状バラツキに直結してしまう。このため基板の平坦度を保つ事は非常に重要である。そこで、図12(b)のように、治具板18の貫通穴218の径dを加工テーブル5の吸着穴217の径Dよりも小さくすることで、冶具板18自体も加工テーブル5に吸着させる事ができる。これにより、治具板18自体にたわみ等があっても、加工テーブル5に吸着されることにより、平坦な加工テーブル5になじむので、治具板18自体のたわみが解消される。その上に吸着される両面基板19も、同様にたわみなく設置することができる。
本実施の形態によれば、トレパニング加工を貫通基準穴作成方法に応用する事により、その妨害ガス効果低減と高温維持連続加工の相乗効果により、安定的な貫通基準穴を作成することが可能となる。これにより、両面基板の表面から加工した途中止まりの穴(裏面側に反転した直後には金属箔の下にあり見えない穴)に向けて、裏面側から精度良くレーザ光を照射し、加工穴を開けて行くことができ、精度よく穴同士を接続し、実用的な貫通穴を完成させることができる。
本願発明は、両面基板にレーザ光で貫通穴を開けるのに適した加工方法である。
この発明の実施の形態1を示すレーザ加工装置の構成図である。 この発明の実施の形態1を示すレーザ加工方法の工程図である。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置の基板運搬手段及び基板表裏反転手段の概念図である。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置におけるカメラによる貫通基準穴の検知を説明する図である。 両面基板の伸縮および回転ずれを示す図である。 トレパニング加工時のレーザ光照射位置をずらすパターン図である。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工方法におけるトレパニング加工による貫通基準穴の作成工程図である。 レーザ光による加工時の焦点位置を説明する図である。 レーザ光による加工時の加工穴側面でのレーザ光反射とエネルギー伝達の関係を説明する図である。 レーザ光による加工時の加工粉塵およびガスの抜け方向とレーザ光の干渉を説明する図である。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置における貫通穴作成時の加工テーブル保護用治具板を示した構成図である この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置における真空吸着による治具板及び基板吸着方法を示した構成図である。 従来のレーザ加工装置の構成図である。 両面基板の構造を示した図である。 従来の両面基板にレーザ光で貫通穴を作成したときの問題点を示す図である。 従来の両面基板に両面からレーザ光を照射して貫通穴を作成する場合の位置ずれ問題を示す図である。 従来の両面基板における貫通基準穴の加工バラツキを示す図である。 両面基板に両面からレーザ光を照射して貫通穴を作成する場合の良好な加工状態を示す図である。
符号の説明
1 レーザ光
2 スキャンミラー
3 ガルバノスキャナー
4 fθレンズ
5 加工テーブル
6 加工穴
8 金属箔
9 絶縁層
11 貫通基準穴
18 冶具板
19 両面基板
22 基板運搬手段
23 基板表裏反転手段
24 固定ピン
25 カメラ
29 ブロア
217 吸着穴
218 貫通穴
250 ダクト

Claims (5)

  1. 絶縁層の両面に金属箔が存在する両面基板へレーザ光を用いて貫通穴加工を行うレーザ加工方法において、
    両面基板の一方の面にレーザ光を照射し、このレーザ光の照射位置をずらしながら加工を行うトレパニング加工により加工の基準となる前記両面基板を貫通する貫通基準穴を作成する工程と、
    前記両面基板のその一方の面から貫通穴を作成する位置にレーザ光を照射し、絶縁層の途中までの途中加工穴を作成する工程と、
    前記貫通基準穴を作成する工程および途中加工穴を作成する工程の後に、、前記両面基板に作成された貫通基準穴の位置を検知する工程と、
    この検知された前記貫通基準穴の位置を基準とし、前記両面基板の他方の面から貫通穴を作成する位置にレーザ光を照射し、前記一方の面からの途中加工穴に接続する加工穴を作成する工程と、
    を備えたレーザ加工方法。
  2. 前記貫通基準穴を作成する工程後に、前記途中加工穴を作成する工程を行う請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 絶縁層の両面に金属箔が存在する両面基板へレーザ光を用いて貫通穴加工を行うレーザ加工装置において、
    レーザ光を出射するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出射されたレーザ光を被加工物上で2次元的に走査するガルバノスキャナーと、
    レーザ光の照射位置をずらしながら加工を行うトレパニング加工により貫通基準穴を作成する加工プログラムを記憶し、この加工プログラムを用いて前記レーザ発振器とガルバノスキャナーの動作を制御して貫通基準穴を作成する制御手段と、
    を備えたレーザ加工装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記制御手段に入力されるNCプログラム中に、貫通基準穴作成のコードが存在した場合、該コードを前記貫通基準穴を作成する加工プログラムに置き換えつつ、NCプログラムを加工プログラムに変換し、変換した加工プログラムに従い前記レーザ発振器とガルバノスキャナーの動作を制御するものである請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 貫通穴を備えた絶縁層の両面に金属箔が存在する両面基板の製造方法において、
    両面基板の一方の面から貫通穴を作成したい位置にレーザ光を照射し、絶縁層の途中までの途中加工穴を作成する工程と、
    前記両面基板のその一方の面にレーザ光を照射し、このレーザ光の照射位置をずらしながら加工を行うトレパニング加工により加工の基準となる前記両面基板を貫通する貫通基準穴を作成する工程と、
    前記貫通基準穴を作成する工程および途中加工穴を作成する工程の後に、、前記両面基板に作成された貫通基準穴の位置を検知する工程と、
    この検知された前記貫通基準穴の位置を基準とし、前記両面基板の他方の面から貫通穴を作成する位置にレーザ光を照射し、前記一方の面からの途中加工穴に接続する加工穴を作成する工程と、
    を備えた貫通穴を備えた両面基板の製造方法。
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