JP5183826B2 - レーザ加工方法およびレーザ加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物にレーザ光を照射して被加工物に穴あけ加工を行うレーザ加工方法およびレーザ加工機に関する。
レーザ加工機は、例えば、被加工物にレーザ光を照射して被加工物に穴あけ加工を行う装置である。レーザ加工機によって穴あけ加工される被加工物の1つとして、銅箔(導体層)、樹脂(絶縁層)、銅箔(導体層)の3層構造を有したプリント配線板がある。このようなプリント配線板への貫通穴加工を行う際に、プリント配線版の表面側(片面)からのみレーザ光を照射すると、プリント配線版の裏面側の銅箔にレーザ光を到達させることができない。このため、プリント配線板への安定した貫通穴加工を行うことは困難であった。
プリント配線板への安定したレーザ加工を行う方法として、表面および裏面の両面からレーザ光の照射を行う方法がある。このレーザ加工方法では、プリント配線板に対して表面からレーザ光を照射して途中までの穴を形成し、その後、プリント配線板の裏面からレーザ光を照射して貫通穴を形成している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−218539号公報
しかしながら、上記従来の技術では、表面(一方の主面側)からレーザ光を照射した後に、裏面(他方の主面側)からレーザ光を照射する場合に、裏面側の銅箔(導体層)を安定して除去することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被加工物への貫通穴を安定して形成するレーザ加工方法およびレーザ加工機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、絶縁層とこの絶縁層を介して積層される表面の導体層と裏面の導体層とを有する積層材料の被加工物にレーザ光を照射して、前記表面の導体層、前記絶縁層および前記裏面の導体層を除去して前記被加工物に貫通穴加工を行なう積層材料のレーザ加工方法において、前記被加工物の一方の主面側から第1のエネルギー密度でレーザ光を照射して、前記一方の主面側の導体層を除去し、前記絶縁層の厚さ方向の途中位置まで加工穴を形成する第1の加工ステップと、前記被加工物の他方の主面側から前記加工穴の位置に第2のエネルギー密度でレーザ光を照射して、前記他方の主面側の導体層および前記第1の加工ステップで残った絶縁層を除去し、前記加工穴の位置に貫通穴を形成する第2の加工ステップと、を含み、前記第1のエネルギー密度に比べて、前記第2のエネルギー密度が10%以上大きいことを特徴とする。
本発明によれば、被加工物への貫通穴を安定して形成することが可能になるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザ加工機の構成を示す図である。 図2は、表面への穴あけ加工方法を説明するための図である。 図3は、レーザ光による穴あけ加工の加工原理を説明するための図である。 図4は、裏面への穴あけ加工方法を説明するための図である。 図5は、裏面への穴あけ加工方法の他の例を説明するための図である。 図6は、表面と裏面との間のレーザ加工条件と、貫通穴の出来栄えと、の関係の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るレーザ加工方法およびレーザ加工機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係るレーザ加工機の構成を示す図である。レーザ加工機100は、レーザ光L(パルスレーザ光)を照射することによって被加工物(ワーク)4にレーザ穴あけ加工する装置である。レーザ加工機100は、レーザ光Lを発振するレーザ発振器1と、被加工物4のレーザ加工を行うレーザ加工部3と、加工制御装置(制御部)2と、を備えている。
レーザ発振器1は、レーザ光Lを発振し、レーザ加工部3に送出する。本実施の形態のレーザ加工機100は、加工制御装置2からの指示に応じたパルスエネルギー(レーザ光Lの1パルス当たりのエネルギー)でレーザ光Lを送出する。レーザ加工部3は、照射面積制御部31、ガルバノミラー35X,35Y、ガルバノスキャナ36X,36Y、集光レンズ(fθレンズ)34、XYテーブル(加工テーブル)30、位置検出部39を備えている。
照射面積制御部31は、例えばガルバノミラー35X,35Yよりも前段側(レーザ発振器1側)の光路上に配置される。照射面積制御部31は、例えば、2枚のレンズ(コリメートレンズなど)で構成されている。レーザ光(レーザビーム)Lは、2枚のレンズを通過することによって2枚のレンズに応じたビーム系に調整される。
レーザ加工部3へは、被加工物4へ照射するレーザ光Lの照射面積(レーザ光照射面積)に応じた照射面積制御部31を配置しておく。具体的には、本実施の形態では、予め複数の照射面積制御部31を準備しておく。例えば、照射面積制御部31として、2枚からなるレンズの組を複数組準備しておく。そして、被加工物4の表面をレーザ加工する際には、表面に応じた照射面積制御部31をレーザ加工部3の光路上に配置し、被加工物4の裏面をレーザ加工する際には、裏面に応じた照射面積制御部31をレーザ加工部3の光路上に配置する。
なお、照射面積制御部31は、レーザ光Lのビーム径を調整するアパーチャなどのようなレンズ以外の手段であってもよい。この場合、被加工物4の表面をレーザ加工する際には、表面に応じたアパーチャをレーザ加工部3の光路上に配置し、被加工物4の裏面をレーザ加工する際には、裏面に応じたアパーチャをレーザ加工部3の光路上に配置する。
ガルバノスキャナ36X,36Yは、レーザ光Lの軌道を変化させて被加工物4への照射位置を移動させる機能を有しており、レーザ光Lを被加工物4に設定された各加工エリア内で2次元的に走査する。ガルバノスキャナ36X,36Yは、レーザ光LをX−Y方向に走査するために、ガルバノミラー35X,35Y(後述の偏向ミラー33)を所定の角度に回転させる。
ガルバノミラー35X,35Yは、レーザ光Lを反射して所定の角度に偏向させる。ガルバノミラー35Xは、レーザ光LをX方向に偏向させ、ガルバノミラー35Yは、レーザ光LをY方向に偏向させる。
集光レンズ34は、テレセントリック性を有した集光レンズである。集光レンズ34は、レーザ光Lを被加工物4の主面に対して垂直な方向に偏向させるとともに、レーザ光Lを被加工物4の加工位置(穴位置Hx)に集光(照射)させる。
被加工物4は、プリント配線板などであり、一方の主面である表面および他方の主面である裏面の両面から複数の穴あけ加工が行なわれて貫通穴が形成される。被加工物4は、例えば、銅箔(導体層)、樹脂(絶縁層)、銅箔(導体層)の3層構造をなしている。
XYテーブル30は、被加工物4を載置するとともに、図示しないX軸モータおよびY軸モータの駆動によってXY平面内を移動する。これにより、XYテーブル30は、被加工物4を面内方向に移動させる。
XYテーブル30を移動させることなくガルバノ機構の動作(ガルバノスキャナ36X,36Yの移動)によってレーザ加工が可能な範囲(走査可能領域)が加工エリア(スキャンエリア)である。レーザ加工機100では、XYテーブル30をXY平面内で移動させた後、ガルバノスキャナ36X,36Yによってレーザ光Lを2次元走査する。XYテーブル30は、各加工エリアの中心が集光レンズ34の中心直下(ガルバノ原点)となるよう順番に移動していく。ガルバノ機構は、加工エリア内に設定されている各穴位置Hxが順番にレーザ光Lの照射位置となるよう動作する。XYテーブル30による加工エリア間の移動とガルバノ機構による加工エリア内でのレーザ光Lの2次元走査とが、被加工物4内で順番に行なわれていく。これにより、被加工物4内の全ての穴位置Hxが全てレーザ加工される。
位置検出部39は、被加工物4に予め設けられている位置決め用の貫通穴(図示せず)の位置を検出し、検出結果を加工制御装置2に送る。加工制御装置2は、加工プログラムおよび位置検出部39による位置の検出結果に基づいて、被加工物4のレーザ加工位置を制御する。加工制御装置2には、被加工物4の表面をレーザ加工するための加工プログラムと、被加工物4の裏面をレーザ加工するための加工プログラムと、が入力される。
加工制御装置2は、レーザ発振器1およびレーザ加工部3に接続されており(図示せず)、レーザ発振器1およびレーザ加工部3を制御する。本実施の形態のレーザ加工機100は、被加工物4の表面(一方の主面)に設定されるレーザ光照射条件で被加工物4の表面へのレーザ加工を行い、被加工物4の裏面(他方の主面)に設定されるレーザ光照射条件で被加工物4の裏面へのレーザ加工を行う。
被加工物4の表面に設定されるレーザ光照射条件は、被加工物4へのレーザ光照射面積やパルスエネルギーである。同様に、被加工物4の裏面に設定されるレーザ光照射条件は、被加工物4へのレーザ光照射面積やパルスエネルギーである。
被加工物4の表面に設定されるレーザ光照射条件は、被加工物4の表面をレーザ加工するための加工プログラム内に設定しておいてもよいし、加工制御装置2内に設定しておいてもよい。同様に、被加工物4の裏面に設定されるレーザ光照射条件は、被加工物4の裏面をレーザ加工するための加工プログラム内に設定しておいてもよいし、加工制御装置2内に設定しておいてもよい。
加工制御装置2は、被加工物4の表面をレーザ加工する際には表面に設定されたレーザ光照射条件をレーザ発振器1とレーザ加工部3に指示し、被加工物4の裏面をレーザ加工する際には裏面に設定されたレーザ光照射条件をレーザ発振器1とレーザ加工部3に指示する。本実施の形態では、被加工物4の表面をレーザ加工する際には、表面へのレーザ光照射条件に対応するパルスエネルギーでレーザ光を照射するよう、加工制御装置2がレーザ発振器1に指示を送る。同様に、被加工物4の裏面をレーザ加工する際には、裏面へのレーザ光照射条件に対応するパルスエネルギーでレーザ光Lを照射するよう、加工制御装置2がレーザ発振器1に指示を送る。
加工制御装置2は、コンピュータなどによって構成されており、レーザ発振器1、レーザ加工部3をNC(Numerical Control)制御等によって制御する。加工制御装置2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備えて構成されている。加工制御装置2がレーザ加工を制御する際には、CPUが、ユーザによる入力部(図示せず)からの入力によって、ROM内に格納されている加工プログラムを読み出してRAM内のプログラム格納領域に展開して各種処理を実行する。この処理に際して生じる各種データは、RAM内に形成されるデータ格納領域に一時的に記憶される。これにより、加工制御装置2は、レーザ発振器1およびレーザ加工部3を制御する。
レーザ加工機100は、この構成によりレーザ発振器1から出射されたレーザ光Lをガルバノミラー35X,35Yによって任意の角度に偏向させ、集光レンズ34を介して被加工物4上の所定位置に結像し照射する。これにより、被加工物4がレーザ加工されて被加工物4に貫通穴が形成される。
本実施の形態のレーザ加工機100は、被加工物4の表面にレーザ光を照射してから被加工物4を裏返して被加工物4の裏面にレーザ光を照射することによって被加工物4の両面からレーザ光を照射し、これにより被加工物4に貫通穴を形成する。
つぎに、本実施の形態の穴あけ加工方法について説明する。図2は、表面への穴あけ加工方法を説明するための図である。図2では、被加工物4の表面20A側からレーザ光Lを照射した場合に形成される加工穴(未貫通の穴)の断面図を示している。
被加工物4は、表面20A側に銅箔21Aが形成されるとともに、裏面20B側に銅箔21Bが形成されている。そして、銅箔21Aと銅箔21Bとの間に、樹脂22が形成されている。換言すると、被加工物4は、裏面20B側から表面20A側に向かって、銅箔21B、樹脂22、銅箔21Aの順番でこれらが積層されて構成されている。
表面20Aをレーザ加工する場合、被加工物4は、表面20Aが上面側を向くようXYテーブル30上に載置される。図2では、偏向ミラー33、集光レンズ34を介して、被加工物4の表面20A側の穴である表穴HAへのレーザ加工が行われた場合を示している。
レーザ加工機100は、各穴位置Hxに対し、被加工物4の表面20A側からレーザ光Lを照射して被加工物4の厚さ方向の途中位置までレーザ加工を行う。このとき、加工制御装置2は、貫通穴となる予定の各穴位置Hxの下部(被加工物4内)にある樹脂22を予め設定しておいた所定量だけ除去するよう、表面20Aに設定しておいたレーザ光照射条件に基づいて、レーザ発振器1とレーザ加工部3を制御する。換言すると、各表穴HAは、レーザ光照射条件に応じた所定の深さまでレーザ加工される。本実施の形態では、各表穴HAは、樹脂22が1/2以上除去され、且つ所定量だけ樹脂残りが発生するよう、レーザ加工される。例えば、各表穴HAへは、レーザ光照射面積が5024μm2(直径φ=80μmのレーザ光L)で且つパルスエネルギーが10mJ(エネルギー密度=1.99J/m2)のレーザ光Lが1ショットだけ表面20Aへ照射される。
ここで、表面をレーザ加工する際の加工深さについて説明する。図3は、レーザ光による穴あけ加工の加工原理を説明するための図である。被加工物4の表面20A側からレーザ光Lを照射すると(ST1)、表面20A側の銅箔21Aが溶融し(ST2)、さらに樹脂22が溶融する(ST3)。このとき、銅箔21Aは溶融するのみであり蒸発はしない。
銅箔21Aおよび樹脂22が溶融した後、樹脂22が蒸発する(ST4)。そして、樹脂22の蒸発圧力によって加工穴の外側に樹脂22が吹き飛ばされる。これにより、溶融状態であった銅箔21Aが、樹脂22とともに加工穴の外側に飛散する(ST5)。
このように、レーザ光Lによって、銅箔21Aおよび樹脂22を有した複合材料に穴あけ加工を行う場合には、銅箔21Aを飛散させるだけの樹脂22が必要となる。したがって、レーザ光Lによって、裏面20B側から穴あけ加工を行う場合にも、銅箔21Bを飛散させるだけの樹脂22が必要となる。このため、本実施の形態では、銅箔21B側に所定量以上の樹脂22が残るよう、表面20A側からの穴あけ加工を行う。
表面20Aへのレーザ加工が完了した後、被加工物4は、裏面20Bが上面側を向くようXYテーブル30上に載置されて各穴位置Hxへのレーザ加工が行われる。レーザ加工機100は、途中まで加工穴が形成された各穴位置Hxに対し、被加工物4の裏面20B側からレーザ光Lを照射して穴位置Hxへ貫通穴を形成する。
図4は、裏面への穴あけ加工方法を説明するための図である。図4では、被加工物4の表面20A側および裏面20B側からレーザ光Lを照射した場合に形成される加工穴(貫通穴)の断面図を示している。
被加工物4の裏面20B側からは、偏向ミラー33、集光レンズ34を介して、裏面20B側の穴である裏穴HBへのレーザ加工が行われる。裏穴HBは、表穴HAと同じ穴位置の穴であり、表面20A側から見て表穴HAの下部に形成される穴である。
レーザ加工機100は、各穴位置Hxに対し、被加工物4の裏面20B側からレーザ光Lを照射して被加工物4の裏面20B側のレーザ加工を行う。このとき、本実施の形態の加工制御装置2は、裏面20Bに設定しておいたレーザ光照射条件に基づいて、レーザ発振器1とレーザ加工部3を制御する。裏面20Bに設定しておくレーザ光照射条件は、銅箔21Bと、表面20A側から穴あけ加工した際に残っている樹脂22と、を除去できる条件である。
表面20A側から穴あけ加工した後の樹脂22は、貫通穴内に1/2以下の深さ分しか残っていない。そして、貫通穴を形成する位置に残っている樹脂22の量が少ない場合、樹脂22の蒸発圧力が小さくなる。このため、裏面20B側から穴あけ加工をする際には、表面20A側から穴あけ加工をした場合よりも、大きなパルスエネルギーでレーザ光Lを照射する。換言すると、レーザ加工機100は、照射するレーザ光Lの面積(レーザ光照射面積)を一定とした場合、表面20Aからレーザ光Lを照射する際のパルスエネルギーに比べ、裏面20Bからレーザ光Lを照射する際のパルスエネルギーを大きくする。例えば、図4に示すように、レーザ加工機100は、各裏穴HBに、レーザ光照射面積が5024μm2(直径φ=80μmのレーザ光L)で且つパルスエネルギーが15mJのレーザ光Lを1ショットだけ照射する。
具体的には、加工制御装置2がレーザ発振器1に対してパルスエネルギーが15mJのレーザ光Lを出射するよう指示を送る。レーザ発振器1は、加工制御装置2からの指示に従って、パルスエネルギーが15mJのレーザ光Lを出射する。
これにより、各表穴HAおよび各裏穴HBへのレーザ光照射面積は、40×40×3.14=5024μm2となる。また、表面20Aからレーザ光Lを照射する場合のパルスエネルギー(10mJ)に比べて、裏面20Bからレーザ光Lを照射する場合のパルスエネルギー(15mJ)が10%以上大きくなる。
このように、本実施の形態では、表面20Aと裏面20Bとでレーザ光照射面積を同じにし、且つ、表面20Aへのレーザ光Lのパルスエネルギーに比べて、裏面20Bへのレーザ光Lのパルスエネルギーを例えば10%以上大きくする。
裏面20Bをレーザ加工する際には、表面20Aからのレーザ加工によって樹脂22の量が減っているが、裏面20Bをレーザ加工する際に表面20Aよりも10%以上大きいパルスエネルギーを照射するので、樹脂22の蒸発圧力が増加する。したがって、銅箔21Bを安定して除去することが可能となる。このように、裏面20Bをレーザ加工する際に表面20Aよりも大きいパルスエネルギーでレーザ光Lを照射するので、安定して貫通穴を加工することが可能となる。
なお、表面20Aや裏面20Bをレーザ加工する際には、レーザ光Lの照射と同時に表面20Aや裏面20Bにガスを吹き付けてもよい。これにより、ガスの運動エネルギーを利用して銅箔21Aや銅箔21Bを容易に除去することが可能となる。
なお、裏面20Bにレーザ加工を行う場合に、表面20Aにレーザ加工を行う場合よりも、レーザ光照射面積を大きくしてもよい。図5は、裏面への穴あけ加工方法の他の例を説明するための図である。図5では、被加工物4の表面20A側および裏面20B側からレーザ光Lを照射した場合に形成される加工穴(貫通穴)の断面図を示している。
レーザ加工機100は、各穴位置Hxに対し、被加工物4の裏面20B側からレーザ光Lを照射して被加工物4の裏面20B側のレーザ加工を行う。このとき、表面20A側から穴あけ加工した後の樹脂残りは、貫通穴内に1/2以下しか残っていない。このため、レーザ加工機100は、表面20Aと裏面20Bとで照射するレーザ光Lのパルスエネルギー密度をほぼ一定とし、且つ表面20Aからレーザ光Lを照射する場合のレーザ光照射面積に比べ、裏面20Bからレーザ光Lを照射する場合のレーザ光照射面積を大きくする。
例えば、図5に示すように、レーザ加工機100は、各裏穴HCに、レーザ光照射面積が7850μm2(直径φ=100μmのレーザ光L)で且つパルスエネルギーが15mJのレーザ光Lを1ショットだけ照射する。具体的には、照射面積制御部31を表面20Aのレーザ加工条件に応じた照射面積制御部31に交換した後に、被加工物4へのレーザ加工が行なわれる。
これにより、各表穴HAおよび各裏穴HBへ照射するレーザ光Lのパルスエネルギー密度は、ほぼ同じとなる。また、表面20Aからレーザ光Lを照射する場合のレーザ光照射面積(40×40×3.14=5024μm2)に比べて、裏面20Bからレーザ光Lを照射する場合のレーザ光照射面積(50×50×3.14=7850μm2)が10%以上大きくなる。
裏面20Bをレーザ加工する際には、表面20Aからのレーザ加工によって樹脂22の深さ方向の量が減っている。本実施の形態では、裏面20Bをレーザ加工する際に表面20Aをレーザ加工する場合よりも10%以上大きなレーザ光照射面積でレーザ光Lを照射するので、裏面20Bからのレーザ光Lの照射によって除去される樹脂22の体積がレーザ光照射面積の増加に応じた量だけ増える。これにより、溶融した銅箔21Bを吹き飛ばす樹脂22の蒸発圧力が増加する。したがって、銅箔21Bを安定して除去することが可能となる。このように、裏面20Bをレーザ加工する際に表面20Aよりも大きなレーザ光照射面積でレーザ光Lを照射するので、安定して貫通穴を加工することが可能となる。
つぎに、表面20Aと裏面20Bとの間のレーザ加工条件と、貫通穴の出来栄えと、の関係について説明する。ここでは、レーザ加工条件が、表面20Aに対する裏面20Bのレーザ光照射面積の比率と、表面20Aに対する裏面20Bのエネルギー密度と、の組合せである場合について説明する。
図6は、表面と裏面との間のレーザ加工条件と、貫通穴の出来栄えと、の関係の一例を示す図である。図6の横軸に示すレーザ光照射面積は、裏面20Bに照射するレーザ光Lのレーザ光照射面積を示している。また、図6の横軸に示す比率は、表面20Aへのレーザ光照射面積に対する裏面20Bへのレーザ光照射面積の比率を示している。また、図6の縦軸に示す比率は、表面20Aへのエネルギー密度に対する裏面20Bへのエネルギー密度の比率を示している。
また、図6に示す○印は、安定して貫通穴を加工することができるレーザ加工条件であり、図6に示す×印は、安定して貫通穴を加工することができないレーザ加工条件である。
表面20Aに対する裏面20Bのエネルギー密度の比率が1.10以上の場合、安定して貫通穴を加工することができる。また、表面20Aと裏面20Bのエネルギー密度の比率が同じ場合または裏面20Bのエネルギー密度が表面20Aのエネルギー密度よりも大きい場合(比率が1.00以上の場合)、表面20Aに対する裏面20Bのレーザ光照射面積の比率が1.10以上であれば、安定して貫通穴を加工することができる。
また、表面20Aに対する裏面20Bのエネルギー密度の比率が0.95以上の場合、表面20Aに対する裏面20Bのレーザ光照射面積の比率が1.15以上であれば、安定して貫通穴を加工することができる。
一方、表面20Aに対する裏面20Bのエネルギー密度の比率が1.10未満の場合、表面20Aに対する裏面20Bのレーザ光照射面積の比率が1.10未満であれば、安定して貫通穴を加工することができない。
また、裏面20Bのエネルギー密度が表面20Aのエネルギー密度よりも小さい場合(比率が1.00未満の場合)、表面20Aに対する裏面20Bのレーザ光照射面積の比率が1.15未満であれば、安定して貫通穴を加工することができない。また、表面20Aに対する裏面20Bのエネルギー密度の比率が0.95未満の場合、安定して貫通穴を加工することができない。
なお、表面20Aに対する裏面20Bのレーザ光照射面積の比率が1.10以上の場合、表穴HAをあけた後に表穴HAの下部に樹脂22が残っていなくてもよい。また、裏面20Bに穴あけ加工した場合に除去される樹脂22の体積(予測値)に基づいて、裏面20Bを穴あけする際のレーザ光照射面積やエネルギー密度を決定してもよい。これにより、裏面20Bに穴あけ加工した場合に除去される樹脂22の体積に応じた適切なレーザ加工条件を設定することが可能となる。したがって、裏面20Bをレーザ加工する際の、レーザ光照射面積やエネルギー密度を無駄に大きくする必要がなくなり、効率良くレーザ穴あけ加工を行うことが可能となる。
また、被加工物4は、プリント配線板に限らず他の部材であってもよい。例えば、銅箔21A,21Bの代わりに、被加工物4にレーザ光Lを照射した際に溶融するのみで蒸発しない他種類の層を用いてもよい。また、樹脂22の代わりに、被加工物4にレーザ光Lを照射した際に溶融し蒸発する他種類の層を用いてもよい。
また、本実施の形態では、被加工物4の表面20Aをレーザ加工した後に裏面20Bをレーザ加工する場合について説明したが、被加工物4の裏面20Bをレーザ加工した後に表面20Aをレーザ加工してもよい。この場合、裏面20Bに対し、前述した表面20Aへのレーザ加工条件を適用し、表面20Aに対し、前述した裏面20Bへのレーザ加工条件を適用する。
なお、図6に示した、表面20Aと裏面20Bとの間のレーザ加工条件と、貫通穴の出来栄えと、の関係は一例であり、図6に示した○印以外のレーザ加工条件で裏面20Bにレーザ光Lを照射してもよい。例えば、裏面20Bをレーザ加工する際のエネルギー密度を、表面20Aをレーザ加工する際のエネルギー密度よりも大きくすることによって、安定して貫通穴を加工することができる。また、裏面20Bをレーザ加工する際のレーザ光照射面積を、表面20Aをレーザ加工する際のレーザ光照射面積よりも大きくすることによって、安定して貫通穴を加工することができる。
このように実施の形態によれば、被加工物4の裏面20Bをレーザ加工する際のエネルギー密度を、表面20Aをレーザ加工する際のエネルギー密度よりも大きくしているので、被加工物4を構成している銅箔21Bを被加工物4から安定して除去することが可能になる。また、被加工物4の裏面20Bをレーザ加工する際のレーザ光照射面積を、表面20Aをレーザ加工する際のレーザ光照射面積よりも大きくしているので、被加工物4を構成している銅箔21Bを被加工物4から安定して除去することが可能になる。したがって、被加工物4への貫通穴を安定して形成することが可能になる。
以上のように、本発明に係るレーザ加工方法およびレーザ加工機は、レーザ光による被加工物への穴あけ加工に適している。
1 レーザ発振器
2 加工制御装置
3 レーザ加工部
4 被加工物
20A 表面
20B 裏面
21A,21B 銅箔
22 樹脂
31 照射面積制御部
100 レーザ加工機
HA 表穴
HB,HC 裏穴
L レーザ光

Claims (5)

  1. 絶縁層とこの絶縁層を介して積層される表面の導体層と裏面の導体層とを有する積層材料の被加工物にレーザ光を照射して、前記表面の導体層、前記絶縁層および前記裏面の導体層を除去して前記被加工物に貫通穴加工を行なう積層材料のレーザ加工方法において、
    前記被加工物の一方の主面側から第1のエネルギー密度でレーザ光を照射して、前記一方の主面側の導体層を除去し、前記絶縁層の厚さ方向の途中位置まで加工穴を形成する第1の加工ステップと、
    前記被加工物の他方の主面側から前記加工穴の位置に第2のエネルギー密度でレーザ光を照射して、前記他方の主面側の導体層および前記第1の加工ステップで残った絶縁層を除去し、前記加工穴の位置に貫通穴を形成する第2の加工ステップと、
    を含み、
    前記第1のエネルギー密度に比べて、前記第2のエネルギー密度が10%以上大きいことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 前記第1の加工ステップでは、
    第1のレーザ光照射面積でレーザ光を照射し、
    前記第2の加工ステップでは、
    第2のレーザ光照射面積でレーザ光を照射し、
    前記第1のレーザ光照射面積に対する前記第2のレーザ光照射面積の比率は、1.05以下であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工方法。
  3. 前記第2のエネルギー密度は、前記加工穴の位置に前記第のエネルギー密度で前記貫通穴を形成する際に前記被加工物内から蒸発させる部材の体積に応じて決定されることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工方法。
  4. ーザ光を出射するレーザ発振器と、
    被加工物の一方の主面側から第1のエネルギー密度で前記レーザ光を照射して前記被加工物の厚さ方向の途中位置まで加工穴を形成し、その後、前記被加工物の他方の主面側から前記加工穴の位置に第2のエネルギー密度で前記レーザ光を照射して前記加工穴の位置に貫通穴を形成するレーザ加工部と、
    前記レーザ発振器から送出するレーザ光のパルスエネルギーを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1のエネルギー密度に比べて、前記第2のエネルギー密度が10%以上大きくなるよう前記レーザ発振器が送出するパルスエネルギーを制御することを特徴とするレーザ加工機。
  5. 前記被加工物の厚さ方向の途中位置まで加工穴を形成する際には、第1のレーザ光照射面積でレーザ光を照射し、
    前記加工穴の位置に貫通穴を形成する際には、第2のレーザ光照射面積でレーザ光を照射し、
    前記第1のレーザ光照射面積に対する前記第2のレーザ光照射面積の比率は、1.05以下であることを特徴とする請求項4に記載のレーザ加工機。
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