JP2002045986A - レーザ加工装置及び加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置及び加工方法

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JP2002045986A
JP2002045986A JP2000239341A JP2000239341A JP2002045986A JP 2002045986 A JP2002045986 A JP 2002045986A JP 2000239341 A JP2000239341 A JP 2000239341A JP 2000239341 A JP2000239341 A JP 2000239341A JP 2002045986 A JP2002045986 A JP 2002045986A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 可撓性の低いシートでも、切断することな
く、ロールから繰り出した状態でレーザ加工を行うこと
が可能なレーザ加工装置を提供する。 【解決手段】 ステージ2が、グリーンシート10,1
0aを、その表面がXY平面に平行になるように保持
し、X方向に並進移動させる。少なくとも2つの集光光
学系30,31が、ステージ2の上に保持されたグリー
ンシート10,10aの表面にレーザビームを集光す
る。集光光学系の各々に対してグリーンシート10,1
0aの表面内の照射可能領域が画定されており、集光光
学系30,31の各々が、レーザビームの光軸を振るこ
とによって、当該集光光学系30,31に対応する照射
可能領域内の任意の位置にレーザビームを照射すること
ができる。2つの集光光学系30,31に対応する2つ
の照射可能領域が、X方向に関して第1の距離だけ離れ
て配置され、かつY方向に関して両者が接するか、また
は第1の距離より短い第2の距離だけ離れて配置されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ加工装置及
び加工方法に関し、特にレーザビームを走査することに
よって照射され得る領域よりも広い加工対象物の表面を
レーザ加工することができるレーザ加工装置及び加工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、グリーンシート(焼結前のセラミ
ックのシート)にレーザビームを用いて穴開け加工を行
う場合、ロールに巻かれたグリーンシートを切断してX
Yステージ上に載置していた。XYステージ上に載置さ
れたグリーンシートの表面にレーザビームを照射するこ
とにより、穴開け加工が行われる。ガルバノスキャナを
用いてレーザビームの光軸を振ることにより、グリーン
シートの表面の一部の領域にレーザビームを照射するこ
とができる。ガルバノスキャナで走査可能な領域内の加
工が終了すると、XYステージを駆動することにより、
未加工領域内のレーザ加工を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】グリーンシートを切断
することなく、ロールに巻かれた状態でレーザ加工を行
う技術が望まれている。一般に、TAB(Tape Automat
ed Bonding)方式で用いられるフィルムキャリアテープ
に穴開け加工を行う場合には、ロールに巻かれたテープ
を切断することなく加工が行われている。以下、フィル
ムキャリアテープに穴開け加工を行う方法について説明
する。
【0004】まず、ロールから繰り出されたフィルムキ
ャリアテープをXYステージ上に吸着し、固定する。X
Yステージを駆動することにより、フィルムキャリアテ
ープの所望の位置に穴開け加工を行うことができる。フ
ィルムキャリアテープは可撓性に富むため、ロールを固
定したままテープの長さ方向及び幅方向にXYステージ
を移動させることができる。
【0005】ところが、グリーンシートは、フィルムキ
ャリアテープに比べて可撓性が低い。特に、グリーンシ
ートは、その幅方向に関する柔軟性が低い。このため、
ロールから繰り出されたグリーンシートをXYステージ
上に吸着した状態で、XYステージをグリーンシートの
幅方向に移動させることが困難である。
【0006】本発明の目的は、可撓性の低いシートで
も、切断することなく、ロールから繰り出した状態でレ
ーザ加工を行うことが可能なレーザ加工装置及び加工方
法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点による
と、加工対象物を、その表面がXY平面に平行になるよ
うに保持し、該加工対象物を、X方向に並進移動させる
ステージと、前記ステージの上に保持された加工対象物
の表面にレーザビームを集光する少なくとも2つの集光
光学系であって、該集光光学系の各々に対して前記加工
対象物の表面内の照射可能領域が画定されており、該集
光光学系の各々が、レーザビームの光軸を振ることによ
って、当該集光光学系に対応する照射可能領域内の任意
の位置にレーザビームを照射することができ、前記2つ
の集光光学系に対応する2つの照射可能領域が、前記X
方向に関して第1の距離だけ離れて配置され、かつY方
向に関して両者が接するか、または該第1の距離より短
い第2の距離だけ離れて配置されている集光光学系とを
有するレーザ加工装置が提供される。
【0008】少なくとも2つの照射可能領域が、Y方向
に関して両者が接するか、または第1の距離より短い第
2の距離だけ離れて配置されているため、加工対象物を
Y方向に移動させることなく、Y方向に関してひとつの
照射可能領域では加工できない領域を加工することがで
きる。
【0009】本発明の他の観点によると、加工対象物
を、その表面がXY平面に平行になるように保持し、該
加工対象物の表面の一部の領域内に第1の集光光学系を
用いてレーザビームを照射してレーザ加工を行う第1工
程と、前記加工対象物をX方向に並進移動させる第2工
程と、前記第1工程でレーザ加工された領域に対して、
Y方向に隣接もしくは近接する領域内に、前記第1の集
光光学系とは異なる第2の集光光学系を用いてレーザビ
ームを照射してレーザ加工を行う第3工程とを有するレ
ーザ加工方法が提供される。
【0010】加工対象物をY方向に移動させることな
く、Y方向に関してひとつの集光光学系のみでは加工で
きない大きな領域を加工することができる。
【0011】本発明の他の観点によると、加工対象物を
可動部の上に保持し、該可動部をXY平面に平行な2次
元方向に移動させることができるXYステージと、前記
可動部の上に保持された加工対象物の表面にレーザビー
ムを集光するレーザ光学系と、前記XYステージの可動
部に取り付けられ、帯状の加工対象物が巻かれたロール
を、その回転軸を中心として回転可能に保持する供給ロ
ールと、前記XYステージの可動部に取り付けられ、レ
ーザ加工された加工対象物を巻き取る巻取ロールとを有
するレーザ加工装置が提供される。
【0012】加工対象物が巻かれたロールがXYステー
ジの移動部に載っているため、加工対象物に、その幅方
向の変形を加えることなく、加工対象物をY方向に移動
させることができる。これにより、Y方向に大きな領域
を加工することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照して、本発明の
第1の実施例によるレーザ加工装置について説明する。
【0014】図1は、第1の実施例によるレーザ加工装
置の概略図を示す。基台1の上に、可動部2aを1次元
方向に並進移動させることができるテーブル2が取り付
けられている。可動部2aの上に、真空チャック3が取
り付けられている。真空チャック3は、グリーンシート
10aをその上面に吸着し、固定する。真空チャック3
の吸着面に平行な面をXY平面とし、可動部2aの移動
方向をX軸とするXY直交座標系を導入する。
【0015】グリーンシート10が供給ロール11から
繰り出される。供給ロール11の中心軸(回転軸)は、
Y軸に平行である。供給ロール11から繰り出されたグ
リーンシート10は、ローラ12及び13を経由して真
空チャック3の吸着面上まで導かれる。吸着面上を通過
したグリーンシートは、ローラ14及び15を経由して
巻取ロール16に巻き取られる。グリーンシート10が
巻き取られるときに、吸着面上においてグリーンシート
10aの移動する向きを、X方向の正の向きとする。巻
取ロール16の中心軸(回転軸)も、Y軸に平行であ
る。ローラ13及び14は、可動部2aに取り付けられ
ている。供給ロール11、ローラ12、15、及び巻取
ロール16は、基台1に取り付けられている。
【0016】ローラ13及び14により、その間のグリ
ーンシート10aがX方向に送られるとともに、グリー
ンシート10aに加わる張力が調節される。ローラ12
と13との間、及びローラ14と15との間において、
グリーンシート10が弛んでいる。この弛みのために、
グリーンシート10を真空チャック3に吸着した状態
で、可動部2aをX方向のある範囲内で自由に並進移動
させることができる。
【0017】レーザ光学系20Aが、真空チャック3の
吸着面上に固定されたグリーンシート10aの表面に、
同時に2本のパルスレーザビームを照射する。同様に、
他のレーザ光学系20Bが、真空チャック3の吸着面上
に固定されたグリーンシート10aの表面に、同時に2
本のパルスレーザビームを照射する。以下、レーザ光学
系20Aの構成について説明する。レーザ光学系20B
の構成はレーザ光学系20Aの構成と同様であるため、
説明を省略する。
【0018】レーザ光源21からパルスレーザビームが
出射される。レーザ光源21は、例えばCO2ガスレー
ザ発振器であり、赤外領域のレーザビームを出射する。
なお、レーザ光源21として、Nd:YAGレーザの高
調波を出射する紫外領域のレーザ光源を用いてもよい。
【0019】レーザ光源21から出射されたパルスレー
ザビームが、リレーレンズ22、折り返しミラー23、
マスク24、及びリレーレンズ25を介してハーフミラ
ー26に入射する。マスク24は、レーザビームのビー
ム断面を整形する。ハーフミラー26で反射したパルス
レーザビームはガルバノスキャナ28に入射し、ハーフ
ミラー26を透過したパルスレーザビームは、折り返し
ミラー27で反射して他のガルバノスキャナ29に入射
する。ガルバノスキャナ28及び29は、レーザビーム
の光軸を2次元方向に振る。
【0020】ガルバノスキャナ28で光軸を振られたレ
ーザビームは、集光光学系30で収束され、グリーンシ
ート10aの表面上のある領域内を走査する。ガルバノ
スキャナ29で光軸を振られたレーザビームは、集光光
学系31で収束され、グリーンシート10aの表面上の
他の領域内を走査する。集光光学系30及び31は、例
えばfθレンズで構成される。レーザ光学系20Bの2
つの集光光学系は、グリーンシート10aの表面上のさ
らに他の領域内を走査する。
【0021】位置検出器60が、グリーンシート10a
に形成された複数の穴のうち所定の穴の位置を検出す
る。ガルバノスキャナ制御装置61が、位置検出器60
で検出された位置情報に基づき、ガルバノスキャナ2
8、29、及びレーザ光学系20Bの2つのガルバノス
キャナを駆動する。
【0022】図2(A)に、各集光光学系によりレーザ
ビームを照射可能な領域のXY面内の配置を示す。レー
ザ光学系20Aの集光光学系30及び31により、それ
ぞれレーザ照射可能領域35a及び35b内の任意の点
に、レーザビームが照射される。レーザ光学系20Bの
2つの集光光学系により、それぞれレーザ照射可能領域
35c及び35d内の任意の点にレーザビームが照射さ
れる。
【0023】照射可能領域35a〜35dは、X方向に
関して相互にある距離を隔てて配置されている。また、
Y方向に関しては、照射可能領域35aと35bとが相
互に接するように、すなわち照射可能領域35aをX方
向に平行移動したとき、平行移動された照射領域35a
が照射領域35bに接するように配置されている。照射
領域35b〜35dのY方向の位置関係も同様である。
【0024】図2(B)に、集光光学系30と照射可能
領域35aとの、XY面内の位置関係を示す。集光光学
系30を構成するfθレンズの周辺部近傍を利用すると
種々の収差が大きくなるため、fθレンズの周辺部近傍
を利用することは好ましくない。従って、照射可能領域
35aは、集光光学系30の周辺部近傍を除いた正方形
の領域とすることが好ましい。
【0025】集光光学系30が、照射可能領域35aか
らはみ出すため、図2(A)に示した照射可能領域35
aと35bとを、両者が接触するように配置することが
できない。照射可能領域35aと35bとをX方向に離
して配置することにより、Y方向に関しては、両者が接
するように配置することができる。または、照射可能領
域35aと35bとのX方向の位置が同一になるように
配置した場合に比べて、両者のY方向の間隔を狭めるこ
とができる。
【0026】次に、図1及び図2に示したレーザ加工装
置を用いてグリーンシートに穴開け加工を行う方法につ
いて説明する。
【0027】まず、供給ロール11から繰り出されたグ
リーンシート10を、真空チャック3の吸着面上に吸着
し、固定する。真空チャック3の吸着面上に固定された
グリーンシート10aの表面に、レーザ光学系20A及
び20Bによりレーザビームを照射し、穴開け加工を行
う。ガルバノスキャナ28、29等でレーザビームの光
軸を振ることにより、図2(A)に示した照射可能領域
35a〜35d内の所定の位置に穴を開けることができ
る。
【0028】可動部2aをX方向の正の向きに、照射可
能領域35a〜35dの各々のX方向の長さ分だけ移動
する。レーザ照射を行うことにより、穴開け加工を行
う。レーザ照射と可動部2aの移動とを繰り返し実行す
ることにより、X方向に連続したある長さの領域内の任
意の位置に穴開け加工を行うことができる。
【0029】また、照射可能領域35a〜35dがY方
向に関して隙間無く連続的に配置されている。このた
め、可動部2aをY方向に移動させることなく、Y方向
に関しても、任意の位置に穴を開けることができる。可
動部2aがY方向に移動しないため、グリーンシート1
0のように幅方向に関して柔軟性に乏しいシートの加工
を行うことができる。
【0030】なお、照射可能領域35a〜35dが、Y
方向に関してある隙間を隔てて配置されている場合に
は、その隙間に対応するX方向に平行な帯状の領域以外
の領域の加工を行うことができる。照射可能領域35a
〜35dをX方向に関してある距離をおいて配置してい
るため、加工できない帯状領域を狭くすることができ
る。
【0031】なお、可動部2aの移動を行った後、グリ
ーンシート10の弛み量が適正になるように、供給ロー
ル11から所定の長さだけグリーンシート10を繰り出
し、巻取ロール16にグリーンシート10を所定の長さ
だけ巻き取る。
【0032】真空チャック3のX方向の負側の端部近傍
に固定されている領域まで穴開け加工が行われると、グ
リーンシート10aの吸着を解除する。可動部2aをX
方向の負の向きに移動させ、再度グリーンシート10a
を吸着し、固定する。
【0033】図3に示すように、グリーンシート10a
の吸着を解除する前に加工された照射可能領域35a0
内の特定の穴36aの位置を検出する。この位置検出
は、図1に示した位置検出器60で行われる。
【0034】特定の穴36aの位置を基準として、次の
照射可能領域35a1内のレーザ加工を行う。具体的に
は、位置検出器60で検出された位置情報がガルバノス
キャナ制御装置61に送られる。ガルバノスキャナ制御
装置61は、位置情報に基づいてガルバノスキャナ2
8、29等を駆動する。
【0035】グリーンシート10aの吸着解除、及び再
吸着時にグリーンシート10aの位置ずれが生じた場合
にも、吸着解除前に加工された穴の位置を基準にして、
再吸着後の加工が行われるため、穴の相対位置のずれを
防止することができる。
【0036】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施例によるレーザ加工装置について説明する。
【0037】図4は、第2の実施例によるレーザ加工装
置の概略図を示す。基台70の上にXYステージ71が
取り付けられている。XYステージ71は、可動部71
aをXY面内で並進移動させることができる。可動部7
1aの上に真空チャック72、供給ロール73、ローラ
74、75、及び巻取ロール76が取り付けられてい
る。供給ロール73からグリーンシート10が繰り出さ
れ、ローラ74を介して真空チャック72上に供給され
る。真空チャック72の上を通過したグリーンシート1
0は、ローラ75を介して巻取ロール76に巻き取られ
る。供給ロール73、ローラ74、75、及び巻取ロー
ル76の各々の中心軸(回転軸)は、Y方向に平行であ
る。
【0038】レーザ光学系20Cが、真空チャック72
の吸着面上に固定されたグリーンシート10の表面の所
定の領域内にレーザビームを照射する。レーザ光学系2
0Cは、図1に示したレーザ光学系20Aからハーフミ
ラー26、ガルバノスキャナ28、及び集光光学系30
を取り除いたものと同一である。
【0039】第1の実施例では、供給ロール11及び巻
取ロール16が基台1に取り付けられていたが、第2の
実施例の場合には、供給ロール73及び巻取ロール76
が、可動部71aに取り付けられている。このため、真
空チャック72に吸着されたグリーンシート10を、X
Y面で自由に移動させることができる。
【0040】第2の実施例の場合には、グリーンシート
10をY方向にも移動できるため、照射可能領域をY方
向に関して隙間無く連続的に配置することなく、グリー
ンシート10の任意の位置にレーザビームを照射するこ
とができる。
【0041】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
幅方向に関して柔軟性の乏しいシートであっても、短く
切断することなく、ロールから繰り出した状態で、レー
ザ加工を行うことが可能になる。このため、加工後のシ
ートを、再びロール状に巻き取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるレーザ加工装置の
概略図である。
【図2】第1の実施例によるレーザ加工装置のレーザ照
射可能領域の配置を示す平面図、及びレーザ照射可能領
域と集光光学系との位置関係を示す平面図である。
【図3】第1の実施例によるレーザ加工装置を用いてレ
ーザ加工を行う場合のレーザ照射可能領域の位置決め方
法を説明するための加工部の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施例によるレーザ加工装置の
概略図である。
【符号の説明】
1、70 基台 2 ステージ 3、72 真空チャック 10、10a グリーンシート 11、73 供給ロール 12、13、14、15、74、75 ローラ 16、76 巻取ロール 20A、20B、20C レーザ光学系 21 レーザ光源 22、25 リレーレンズ 23、27 折り返しミラー 24 マスク 26 ハーフミラー 28、29 ガルバノスキャナ 30、31 集光光学系 35a〜35d レーザビーム照射可能領域 36a 特定の穴 60 位置検出器 61 ガルバノスキャナ制御装置 71 XYステージ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工対象物を、その表面がXY平面に平
    行になるように保持し、該加工対象物を、X方向に並進
    移動させるステージと、 前記ステージの上に保持された加工対象物の表面にレー
    ザビームを集光する少なくとも2つの集光光学系であっ
    て、該集光光学系の各々に対して前記加工対象物の表面
    内の照射可能領域が画定されており、該集光光学系の各
    々が、レーザビームの光軸を振ることによって、当該集
    光光学系に対応する照射可能領域内の任意の位置にレー
    ザビームを照射することができ、前記2つの集光光学系
    に対応する2つの照射可能領域が、前記X方向に関して
    第1の距離だけ離れて配置され、かつY方向に関して両
    者が接するか、該第1の距離より短い第2の距離だけ離
    れて配置されている集光光学系とを有するレーザ加工装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ステージが、前記加工対象物を吸着
    し、該加工対象物のY方向に関する位置を拘束している
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 さらに、加工対象物が巻かれ、回転軸が
    前記Y方向に平行になるように保持する供給ロールと、 回転軸が前記Y方向に平行なるように配置され、加工さ
    れた加工対象物を巻き取る巻取ロールとを有する請求項
    1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 加工対象物を、その表面がXY平面に平
    行になるように保持し、該加工対象物の表面の一部の領
    域内に第1の集光光学系を用いてレーザビームを照射し
    てレーザ加工を行う第1工程と、 前記加工対象物をX方向に並進移動させる第2工程と、 前記第1工程でレーザ加工された領域に対して、Y方向
    に隣接もしくは近接する領域内に、前記第1の集光光学
    系とは異なる第2の集光光学系を用いてレーザビームを
    照射してレーザ加工を行う第3工程とを有するレーザ加
    工方法。
  5. 【請求項5】 前記第1工程の前に、さらに、前記加工
    対象物をステージに固定する工程を含み、前記第2工程
    において、前記ステージをX方向の正の向きに移動させ
    ることにより、前記加工対象物をX方向に移動させ、 前記第3工程の後に、さらに、前記加工対象物の前記ス
    テージへの固定を解除する第4工程と、 前記加工対象物に対して、前記ステージをX方向の負の
    向きに移動させる第5工程と、 前記加工対象物を前記ステージに固定する第6工程と、 前記ステージをX方向の正の向きに移動させる第7工程
    とを有し、前記第7工程の後、前記第1工程から手続を
    繰り返す請求項4に記載のレーザ加工方法。
  6. 【請求項6】 前記第1工程が、さらに、ひとつ前の第
    4工程で加工対象物の固定を解除する前に加工されたマ
    ークの位置を検出し、該マークの位置を基準としてレー
    ザ加工を行う請求項5に記載のレーザ加工方法。
  7. 【請求項7】 加工対象物を可動部の上に保持し、該可
    動部をXY平面に平行な2次元方向に移動させることが
    できるXYステージと、 前記可動部の上に保持された加工対象物の表面にレーザ
    ビームを集光するレーザ光学系と、 前記XYステージの可動部に取り付けられ、帯状の加工
    対象物が巻かれたロールを、その回転軸を中心として回
    転可能に保持する供給ロールと、 前記XYステージの可動部に取り付けられ、レーザ加工
    された加工対象物を巻き取る巻取ロールとを有するレー
    ザ加工装置。
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