JP2016107330A - レーザー加工装置およびウエーハの加工方法 - Google Patents

レーザー加工装置およびウエーハの加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016107330A
JP2016107330A JP2014250133A JP2014250133A JP2016107330A JP 2016107330 A JP2016107330 A JP 2016107330A JP 2014250133 A JP2014250133 A JP 2014250133A JP 2014250133 A JP2014250133 A JP 2014250133A JP 2016107330 A JP2016107330 A JP 2016107330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
wafer
spot
workpiece
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014250133A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6494991B2 (ja
Inventor
健次 古田
Kenji Furuta
健次 古田
泰吉 湯平
Yasukichi Yuhira
泰吉 湯平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Abrasive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Abrasive Systems Ltd filed Critical Disco Abrasive Systems Ltd
Priority to JP2014250133A priority Critical patent/JP6494991B2/ja
Priority to CN201510891092.1A priority patent/CN105689888B/zh
Publication of JP2016107330A publication Critical patent/JP2016107330A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6494991B2 publication Critical patent/JP6494991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K26/00Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
    • B23K26/02Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
    • B23K26/03Observing, e.g. monitoring, the workpiece

Abstract

【課題】ウエーハの表面側からレーザー光線の集光点を内部に位置付け、分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射しても、デバイスを損傷させることなくウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を形成することができるレーザー加工装置およびウエーハの加工方法を提供する。
【解決手段】レーザー光線照射手段52は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段53と、レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光して被加工物保持手段36の保持面に保持された被加工物wに照射する集光器54と、レーザー光線発振手段と集光器との間に配設され被加工物保持手段に保持された被加工物に照射されるレーザー光線のスポットが被加工物の被照射面において適正な大きさのスポットとなるように調整するスポット調整手段56とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエーハ等のウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を形成するレーザー加工装置およびウエーハの加工方法に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列された分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体デバイスを製造している。
上述したウエーハを分割する方法として、ウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザー光線を照射するレーザー加工方法が試みられている。このレーザー加工方法を用いた分割方法は、ウエーハの一方の面側から内部に集光点を合わせてウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射し、ウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を連続的に形成し、この改質層が形成されることによって強度が低下した分割予定ラインに沿って外力を加えることにより、ウエーハを分割する技術である。(例えば、特許文献1参照。)
しかるに、レーザー光線の集光点をウエーハの内部に位置付けるためには、円錐底面のようなスポットをウエーハに形成された分割予定ラインの表面である被照射面に位置付けることになり、分割予定ラインの幅を大きくしないと分割予定ラインを超えてデバイスにもレーザー光線のスポットが位置付けられ、デバイスが損傷するという問題がある。
このような問題を解消するために、ウエーハの裏面側からレーザー光線の集光点を内部に位置付け、分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射することによりウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を形成するレーザー加工方法が提案されている。(例えば、特許文献2参照。)
特許第3408805号公報 特開2009−200140号公報
而して、ウエーハの裏面側からレーザー光線の集光点を内部に位置付けて分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射するレーザー加工方法を実施すると、その後の加工プロセスにおいてウエーハを反転する必要があり、工程が増加して生産性が悪いという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術課題は、ウエーハの表面側からレーザー光線の集光点を内部に位置付け、分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射しても、デバイスを損傷させることなくウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を形成することができるレーザー加工装置およびウエーハの加工方法を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する保持面を有する被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段とを相対的に移動する移動手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物の加工すべき領域を撮像する撮像手段と、を具備するレーザー加工装置であって、
該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光して該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に照射する集光器と、該レーザー光線発振手段と該集光器との間に配設され該被加工物保持手段に保持された被加工物に照射されるレーザー光線のスポットが被加工物の被照射面において適正な大きさのスポットとなるように調整するスポット調整手段とを備えている、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
上記スポット調整手段は、シリンドリカルレンズを含んでいる。
また、上記スポット調整手段は、長穴を有するマスク部材を含んでいる。
また、本発明によれば、表面に複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハの内部に、請求項1に記載されたレーザー加工装置を用いて分割予定ラインに沿って改質層を形成するウエーハの加工方法であって、
該被加工物保持手段の保持面にウエーハの裏面を対面させウエーハの表面を露出させて保持するウエーハ保持工程と、
該ウエーハ保持工程が実施されたウエーハの分割予定ラインを該撮像手段によって撮像して分割予定ラインの幅寸法を検出する分割予定ライン検出工程と、
該集光器から照射されるレーザー光線のスポットが分割予定ラインの幅内に位置付けるとともに集光点を分割予定ラインと対応するウエーハの内部に位置付けるように該スポット調整手段を調整するスポット調整工程と、
該集光器からレーザー光線を照射しつつ該移動手段を作動することにより、ウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を形成する改質層形成工程と、を含む、
ことを特徴とするウエーハの加工方法が提供される。
本発明によるレーザー加工装置は、被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段が、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光して該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に照射する集光器と、レーザー光線発振手段と該集光器との間に配設され該被加工物保持手段に保持された被加工物に照射されるレーザー光線のスポットが被加工物の被照射面において適正な大きさのスポットとなるように調整するスポット調整手段とを備えているので、例えば表面に複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハの内部に、分割予定ラインに沿って改質層を形成する場合には、ウエーハの被照射面に照射されるレーザー光線のスポットを分割予定ラインの幅内に位置付けられることができる。このようにウエーハの被照射面に照射されるレーザー光線のスポットが分割予定ラインの幅内に位置付けられているので、分割予定ラインを超えてレーザー光線がデバイスに照射されることがなく、デバイスが損傷するという問題が解消する。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されたレーザー光線照射手段の第1の実施形態を示すブロック構成図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されたレーザー光線照射手段の第2の実施形態を示すブロック構成図。 図1に示すレーザー加工装置に装備された制御手段のブロック構成図。 被加工物としての半導体ウエーハの斜視図。 図5に示す半導体ウエーハを環状のフレームに装着されたダイシングテープの表面に貼着した状態を示す斜視図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するスポット判定工程の説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するスポット調整工程の説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施する改質層形成工程の説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するスポット調整工程の他の実施形態を示す説明図。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置およびウエーハの加工方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明によるレーザー光線のスポット形状検出方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記X軸方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4にX軸方向およびY軸方向に対して垂直な矢印Zで示す集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物を保持する保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被計測物を図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、被加工物を保護テープを介して支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるためのX軸方向移動手段37を具備している。X軸方向移動手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための第1のY軸方向移動手段38を具備している。第1のY軸方向移動手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上にY軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上にY軸方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面にZ軸方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動させるための第2のY軸方向移動手段43を具備している。第2のY軸方向移動手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備しており、ユニットホルダ51が上記可動支持基台42の装着部422に一対の案内レール423、423に沿って移動可能に配設されている。レーザー光線照射手段52は、上記ユニットホルダ51に固定され実質上水平に延出する円筒形状のケーシング521を含んでいる。以下、レーザー光線照射手段52の第1の実施形態について、図2の(a)および(b)を参照して説明する。
図2の(a)および(b)に示すレーザー光線照射手段52は、ケーシング521内に配設されたパルスレーザー光線発振手段53と、該パルスレーザー光線発振手段53から発振されたパルスレーザー光線を集光して被加工物保持手段としてのチャックテーブル36の上面である保持面に保持された被加工物Wに照射する集光レンズ541を備えた集光器54と、該パルスレーザー光線発振手段53と該集光器54との間に配設されパルスレーザー光線発振手段53から発振されたレーザー光線を集光器54に向けて方向変換する方向変換ミラー55と、該方向変換ミラー55と集光器54との間に配設されたスポット調整手段56を具備している。パルスレーザー光線発振手段53は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器531と、これに付設された繰り返し周波数設定手段532とから構成されている。このように構成されたパルスレーザー光線発振手段53は、図示の実施形態においては波長が1064nmのパルスレーザー光線LBaを発振する。
上記スポット調整手段56は、図示の実施形態においてはシリンドリカル凹レンズ561と、該シリンドリカル凹レンズ561を図2の(a)において実線で示す作用位置と、2点鎖線で示す退避位置に位置付けるアクチュエータ562とによって構成されている。このシリンドリカル凹レンズ561は、集光レンズ541を介してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射されるパルスレーザー光線のスポットが被加工物Wの被照射面(上面)において加工送り方向(X軸方向)が長く加工送り方向(X軸方向)と直交する割り出し送り方向(Y軸方向)が短い形状になるように形成する機能を備えている。ここで、パルスレーザー光線発振手段53から発振されるパルスレーザー光線LBaのスポットについて、図2の(a)および(b)を参照して説明する。パルスレーザー光線発振手段53から発振されるパルスレーザー光線LBaのスポット(断面形状)は円形である。スポット(断面形状)は円形のパルスレーザー光線LBaは、方向変換ミラー55を介してシリンドリカル凹レンズ561を通過することにより、加工送り方向(X軸方向)が拡張されてスポット(断面形状)が楕円(長軸:X軸方向がD1、短軸:Y軸方向がD2)のレーザー光線LBbとなる。このパルスレーザー光線LBbは集光レンズ541によって集光され、チャックテーブル36に保持された被加工物Wの被照射面(上面)に楕円(長軸:X軸方向がd1、短軸:Y軸方向がd2)のスポットS1が形成される。なお、集光レンズ541によって集光されたパルスレーザー光線は、Y軸方向の集光点が図2の(a)に示すようにP1となるが、X軸方向はシリンドリカル凹レンズ561によって一端拡径されているので集光点が図2の(b)に示すようにP1より下方のP2となる。
次に、レーザー光線照射手段52を構成するスポット調整手段56の他の実施形態について、図3の(a)および(b)を参照して説明する。
図3の(a)および(b)に示すスポット調整手段56は、長穴563aを有するマスク部材563と、該マスク部材563を図3の(a)および(b)において実線で示す作用位置と、2点鎖線で示す退避位置に位置付けるアクチュエータ564とによって構成されている。
このマスク部材563に形成された長穴563aは、図示の実施形態においては長方形をなし、加工送り方向(X軸方向)Δxが長く割り出し送り方向(Y軸方向)Δyが短く形成されている。図3の(a)および(b)に示すスポット調整手段56はこのように構成されているので、上記パルスレーザー光線発振手段53から発振されるスポット(断面形状)が円形のパルスレーザー光線LBaは、マスク部材563に形成された長穴563aを通過することにより、スポット(断面形状)が長方形(X軸方向がΔX、Y軸方向がΔY)のレーザー光線LBcとなる。このレーザー光線LBcは集光レンズ541によって集光され、チャックテーブル36に保持された被加工物Wの被照射面(上面)に長方形(X軸方向がΔx、Y軸方向がΔy)のスポットS2が形成される。
図1に戻って説明を続けると、レーザー光線照射手段52を構成するケーシング521の前端部には、上記集光器54から照射されるレーザー光線によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6が配設されている。この撮像手段6は、被加工物を照明する照明手段と、該照明手段によって照明された領域を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた像を撮像する撮像素子(CCD)等を備え、撮像した画像データを後述する制御手段に送る。
図1を参照して説明を続けると、図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動させるためのZ軸方向移動手段57を具備している。Z軸方向移動手段57は、上記X軸方向移動手段37や第1のY軸方向移動手段38および第2のY軸方向移動手段43と同様に一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ572等の駆動源を含んでおり、パルスモータ572によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51とレーザー光線照射手段52を一対の案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、レーザー光線照射手段52のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段58を具備している。Z軸方向位置検出手段58は、上記案内レール423、423と平行に配設されたリニアスケール58aと、上記ユニットホルダ51に取り付けられユニットホルダ51とともにリニアスケール58aに沿って移動する読み取りヘッド58bとからなっている。このZ軸方向位置検出手段58の読み取りヘッド58bは、図示の実施形態においては0.1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、図4に示す制御手段7を具備している。制御手段7はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)71と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)72と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)73と、入力インターフェース74および出力インターフェース75とを備えている。制御手段7の入力インターフェース74には、上記Z軸方向位置検出手段58の読み取りヘッド58b、撮像手段6等からの検出信号が入力される。そして、制御手段7の出力インターフェース75からは、上記X軸方向移動手段37のパルスモータ372、第1のY軸方向移動手段38のパルスモータ382、第2のY軸方向移動手段43のパルスモータ432、Z軸方向移動手段57のパルスモータ572、パルスレーザー光線発振手段53、スポット調整手段56のアクチュエータ562(または564)、表示手段70等に制御信号を出力する。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。なお、以下の説明においては、先ず、上記レーザー光線照射手段52を構成するスポット調整手段56として図2の(a)および(b)に示すシリンドリカル凹レンズ561およびアクチュエータ562を適用した例について説明する。
図5には、上述したレーザー加工装置によって加工される被加工物としての半導体ウエーハ10の斜視図が示されている。図5に示す半導体ウエーハ10は、シリコンウエーハからなっており、表面10aに複数の分割予定ライン101が格子状に形成されているとともに、該複数の分割予定ライン101によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス102が形成されている。
上述した半導体ウエーハ10の内部に分割予定ライン101に沿って改質層を形成するためには、先ず、半導体ウエーハ10の裏面10bに合成樹脂からなるダイシングテープの表面を貼着するとともにダイシングテープの外周部を環状のフレームによって支持するウエーハ支持工程を実施する。即ち、図6に示すように、環状のフレームFの内側開口部を覆うように外周部が装着されたダイシングテープTの表面に半導体ウエーハ10の裏面10bを貼着する。なお、ダイシングテープTは、図示の実施形態においては塩化ビニール(PVC)シートによって形成されている。
上述したウエーハ支持工程を実施したならば、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に半導体ウエーハ10のダイシングテープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、半導体ウエーハ10をダイシングテープTを介してチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。なお、半導体ウエーハ10をダイシングテープTを介して環状のフレームFは、チャックテーブル36に配設されたクランプ362によって固定される。
上述した被加工物保持工程を実施したならば、加工送り手段37を作動して半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36を撮像手段6の直下に位置付ける。チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられると、撮像手段6および制御手段7によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント工程を実行する。即ち、撮像手段6および制御手段7は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されている分割予定ライン101に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段52の集光器54との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている所定方向と直交する方向に形成されている分割予定ライン101に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。
上述したアライメント工程を実施したならば、制御手段7はX軸方向移動手段37を作動してチャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10の分割予定ライン101を撮像手段6の直下に位置付け、撮像手段6を作動して分割予定ライン101を撮像せしめる。そして撮像手段6は、撮像した画像信号を制御手段7に送る。制御手段7は、撮像手段6から送られた画像信号に基づいて、分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)寸法を検出する(分割予定ライン検出工程)。
次に制御手段7は、パルスレーザー光線発振手段53から発振されるスポット(断面形状)が円形のパルスレーザー光線LBaがスポット調整手段56を介さないで集光点を半導体ウエーハ10の被照射面(上面)から所定の内部に位置付けたとき、半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線のスポットSの大きさを演算する。この被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線のスポットSの大きさは、パルスレーザー光線発振手段53から発振されるパルスレーザー光線LBaの直径、集光レンズ541の開口数(NA)、被照射面(上面)から所定の内部に位置付ける集光点位置に基づいて求める。そして、制御手段7はスポットSが分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられるか否かを判定する(スポット判定工程)。即ち、図7の(a)に示すようにスポットSが分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられる場合には、制御手段7はスポット調整手段56のアクチュエータ562を作動してシリンドリカル凹レンズ561を図2の(a)において2点鎖線で示す退避位置に位置付ける。一方、分割予定ライン101の幅が狭く図7の(b)に示すようにスポットSが分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)を超えて位置付けられる場合には、制御手段7はスポット調整手段56のアクチュエータ562を作動してシリンドリカル凹レンズ561を図2の(a)において実線で示す作用位置に位置付ける。なお、図7の(a)および図7の(b)に示す半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線のスポットSと分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)との関係は、表示手段70に表示される。
次に、制御手段7は、上記Z軸方向移動手段57のパルスモータ572を作動して集光器54を上昇させて図8に示すようにシリンドリカル凹レンズ561を通して半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線の楕円形のスポットS1の短軸(d2)(図2参照)が分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられるように調整する。なお、集光器54を上昇させると、上述したように集光レンズ541によって集光されるレーザー光線のY軸方向の集光点は図2の(a)に示すようにP1となるが、X軸方向はシリンドリカル凹レンズ561によって一端拡径されているので集光点が図2の(b)に示すようにP1より下方のP2となるので、集光レンズ541によって集光されるレーザー光線の集光点は半導体ウエーハ10の内部に位置付けられることになる(スポット調整工程)。なお、図8に示す半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線のスポットS1と分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)との関係は、表示手段70に表示される。
以上のようにしてスポット調整工程を実施したならば、制御手段7はX軸方向移動手段37および第1のY軸方向移動手段38を作動して図9の(a)で示すようにチャックテーブル36をレーザー光線照射手段52の集光器54が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン101の一端(図9の(a)において左端)を集光器54の直下に位置付ける。次に制御手段7は、レーザー光線照射手段52のレーザー光線発振手段53を作動し集光器54から半導体ウエーハに対して透過性を有する波長(1064nm)のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル36を図9の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、分割予定ライン101の他端(図9の(b)において右端)が集光器54の直下位置に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止するとともにチャックテーブル36の移動を停止する。この結果、図9の(b)に示すように半導体ウエーハ10には、内部に分割予定ライン101に沿って改質層110が形成される(改質層形成工程)。この改質層形成工程においては、上述した図7の(b)または図8に示すように半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線のスポットSまたはS1が分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられているので、分割予定ライン101を超えてパルスレーザー光線がデバイスに照射されることがなく、デバイスが損傷するという問題が解消する。
上記改質層形成工程は、以下の加工条件で行われる。
レーザー光線の光源 :YVO4レーザーまたはYAGレーザー
波長 :1064nm
繰り返し周波数 :50kHZ
平均出力 :0.5W
加工送り速度 :300mm/秒
以上のようにして全ての分割予定ライン101に沿って改質層110が形成された半導体ウエーハ10は、改質層110が形成された分割予定ライン101に沿って個々のデバイスに分割する分割工程に搬送される。
次に、上記レーザー光線照射手段52を構成するスポット調整手段56として図3の(a)および(b)に示す長穴563aを有するマスク部材563およびアクチュエータ564を適用した例について説明する。
マスク部材563およびアクチュエータ564とからなるスポット調整手段56を用いた場合にも、上記分割予定ライン検出工程およびスポット判定工程を実施する。そして、制御手段7は図7の(a)に示すようにスポットSが分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられる場合には、制御手段7はスポット調整手段56のアクチュエータ564を作動してマスク部材563を図3の(a)において2点鎖線で示す退避位置に位置付ける。一方、分割予定ライン101の幅が狭く図7の(b)に示すようにスポットSが分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)を超えて位置付けられる場合には、制御手段7はスポット調整手段56のアクチュエータ564を作動してマスク部材563を図3の(a)において実線で示す作用位置に位置付ける。この結果、マスク部材563の長穴563aを通して半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線の長方形のスポットS2は、図10に示すようにY軸方向のΔY(図3参照)が分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられることになる(スポット調整工程)。このようにしてスポット調整工程を実施したならば、上記改質層形成工程を実施する。この改質層形成工程においても、上述した図7の(a)または図10に示すように半導体ウエーハ10の被照射面(上面)に照射されるパルスレーザー光線のスポットSまたはS2が分割予定ライン101の幅(Y軸方向幅)内に位置付けられているので、分割予定ライン101を超えてパルスレーザー光線がデバイスに照射されることがなく、デバイスが損傷するという問題が解消する。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、上述した実施形態においてはスポット調整手段56を構成するシリンドリカル凹レンズ561およびマスク部材563はそれぞれ1個用いた例を示したが、それぞれ複数個用いることにより被照射面に照射されるパルスレーザー光線のスポットの大きさを分割予定ライン101の幅に対応して調整することができる。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:X軸方向移動手段
38:第1のY軸方向移動手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
43:第2のY軸方向移動手段
5:レーザー光線照射ユニット
52:レーザー光線照射手段
53:パルスレーザー光線発振手段
54:集光器
56:スポット調整手段
57:Z軸方向移動手段
58:Z軸方向位置検出手段
6:撮像手段
7:制御手段
70:表示手段

Claims (4)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する被加工物保持手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段とを相対的に移動する移動手段と、該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物の加工すべき領域を撮像する撮像手段と、を具備するレーザー加工装置であって、
    該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光して該被加工物保持手段の保持面に保持された被加工物に照射する集光器と、該レーザー光線発振手段と該集光器との間に配設され該被加工物保持手段に保持された被加工物に照射されるレーザー光線のスポットが被加工物の被照射面において適正な大きさのスポットとなるように調整するスポット調整手段とを備えている、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該スポット調整手段は、シリンドリカルレンズを含んでいる、請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 該スポット調整手段は、長穴を有するマスク部材を含んでいる、請求項1記載のレーザー加工装置。
  4. 表面に複数の分割予定ラインによって区画された複数の領域にデバイスが形成されたウエーハの内部に、請求項1に記載されたレーザー加工装置を用いて分割予定ラインに沿って改質層を形成するウエーハの加工方法であって、
    該被加工物保持手段の保持面にウエーハの裏面を対面させウエーハの表面を露出させて保持するウエーハ保持工程と、
    該ウエーハ保持工程が実施されたウエーハの分割予定ラインを該撮像手段によって撮像して分割予定ラインの幅寸法を検出する分割予定ライン検出工程と、
    該集光器から照射されるレーザー光線のスポットが分割予定ラインの幅内に位置付けるとともに集光点を分割予定ラインと対応するウエーハの内部に位置付けるように該スポット調整手段を調整するスポット調整工程と、
    該集光器からレーザー光線を照射しつつ該移動手段を作動することにより、ウエーハの内部に分割予定ラインに沿って改質層を形成する改質層形成工程と、を含む、
    ことを特徴とするウエーハの加工方法。
JP2014250133A 2014-12-10 2014-12-10 ウエーハの加工方法 Active JP6494991B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014250133A JP6494991B2 (ja) 2014-12-10 2014-12-10 ウエーハの加工方法
CN201510891092.1A CN105689888B (zh) 2014-12-10 2015-12-07 激光加工装置以及晶片的加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014250133A JP6494991B2 (ja) 2014-12-10 2014-12-10 ウエーハの加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016107330A true JP2016107330A (ja) 2016-06-20
JP6494991B2 JP6494991B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=56122854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014250133A Active JP6494991B2 (ja) 2014-12-10 2014-12-10 ウエーハの加工方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6494991B2 (ja)
CN (1) CN105689888B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180133790A (ko) * 2017-06-07 2018-12-17 가부시기가이샤 디스코 레이저 가공 방법 및 레이저 가공 장치
JP2019217527A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 株式会社ディスコ レーザー加工装置
KR102662458B1 (ko) * 2018-06-20 2024-04-30 가부시기가이샤 디스코 레이저 가공 장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107456629A (zh) * 2016-10-20 2017-12-12 广州市健之堂医疗器械有限公司 一种调速凹槽部件
CN106911107B (zh) * 2017-04-18 2018-06-19 深圳市赛迪菲科自动化科技有限公司 电缆定位系统及电缆定位方法
JP6907093B2 (ja) * 2017-10-24 2021-07-21 株式会社ディスコ レーザー加工装置
JP7120903B2 (ja) * 2018-10-30 2022-08-17 浜松ホトニクス株式会社 レーザ加工装置及びレーザ加工方法
US11897056B2 (en) 2018-10-30 2024-02-13 Hamamatsu Photonics K.K. Laser processing device and laser processing method

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000288753A (ja) * 1999-04-05 2000-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザトリミング装置及び方法
JP2003338468A (ja) * 2002-03-12 2003-11-28 Hamamatsu Photonics Kk 発光素子の製造方法、発光ダイオード、及び半導体レーザ素子
JP2005014050A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ加工装置
JP2007275912A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4440036B2 (ja) * 2004-08-11 2010-03-24 株式会社ディスコ レーザー加工方法
JP2007136477A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置
US8835802B2 (en) * 2006-01-24 2014-09-16 Stephen C. Baer Cleaving wafers from silicon crystals
KR100984727B1 (ko) * 2010-04-30 2010-10-01 유병소 대상물 가공 방법 및 대상물 가공 장치
JP5917862B2 (ja) * 2011-08-30 2016-05-18 浜松ホトニクス株式会社 加工対象物切断方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000288753A (ja) * 1999-04-05 2000-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザトリミング装置及び方法
JP2003338468A (ja) * 2002-03-12 2003-11-28 Hamamatsu Photonics Kk 発光素子の製造方法、発光ダイオード、及び半導体レーザ素子
JP2005014050A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd レーザ加工装置
JP2007275912A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Disco Abrasive Syst Ltd レーザー加工装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180133790A (ko) * 2017-06-07 2018-12-17 가부시기가이샤 디스코 레이저 가공 방법 및 레이저 가공 장치
KR102460205B1 (ko) 2017-06-07 2022-10-27 가부시기가이샤 디스코 레이저 가공 방법 및 레이저 가공 장치
JP2019217527A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 株式会社ディスコ レーザー加工装置
US20190389008A1 (en) * 2018-06-20 2019-12-26 Disco Corporation Laser processing apparatus
JP7123652B2 (ja) 2018-06-20 2022-08-23 株式会社ディスコ レーザー加工装置
US11548096B2 (en) * 2018-06-20 2023-01-10 Disco Corporation Laser processing apparatus
TWI802712B (zh) * 2018-06-20 2023-05-21 日商迪思科股份有限公司 雷射加工裝置
KR102662458B1 (ko) * 2018-06-20 2024-04-30 가부시기가이샤 디스코 레이저 가공 장치

Also Published As

Publication number Publication date
CN105689888A (zh) 2016-06-22
CN105689888B (zh) 2019-05-31
JP6494991B2 (ja) 2019-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6494991B2 (ja) ウエーハの加工方法
CN108568593B (zh) 激光加工装置
JP6388823B2 (ja) レーザー加工装置
JP6498553B2 (ja) レーザー加工装置
JP6367048B2 (ja) レーザー加工装置
JP6360411B2 (ja) ウエーハの加工方法
JP2012096274A (ja) レーザー加工装置
JP5908705B2 (ja) レーザー加工装置
JP2008036695A (ja) レーザー光線照射装置およびレーザー加工機
JP2010123723A (ja) ウエーハのレーザー加工方法
JP4630731B2 (ja) ウエーハの分割方法
JP2016112579A (ja) レーザー加工装置
JP6246561B2 (ja) レーザー加工方法およびレーザー加工装置
JP5902490B2 (ja) レーザー光線のスポット形状検出方法およびスポット形状検出装置
JP2008131008A (ja) ウエーハのレーザー加工方法およびレーザー加工装置
JP6482184B2 (ja) レーザー加工装置
JP2006289388A (ja) レーザー加工装置
JP2013237097A (ja) 改質層形成方法
JP6068074B2 (ja) ゲッタリング層形成方法
JP2017135132A (ja) レーザー加工装置
JP2008264805A (ja) レーザー加工装置およびウエーハの裏面に装着された接着フィルムのレーザー加工方法
JP5940896B2 (ja) レーザー加工装置
JP6000700B2 (ja) レーザー加工方法
JP6441731B2 (ja) レーザー加工装置
JP5872814B2 (ja) 変位量検出方法およびレーザー加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6494991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250