JP2013237097A - 改質層形成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】パルスレーザー光線の集光点が被加工物の表面に位置付けられてもアブレーションが起きないようにした改質層形成方法を提供する。
【解決手段】被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を所定の照射面から内部に集光点を位置付けて照射することにより、被加工物の内部に所望の改質層を形成する改質層形成方法であって、被加工物の照射面と隣接する面がパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、パルスレーザー光線の出力を被加工物が加工できない出力に低下させる。
【選択図】図7
【解決手段】被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を所定の照射面から内部に集光点を位置付けて照射することにより、被加工物の内部に所望の改質層を形成する改質層形成方法であって、被加工物の照射面と隣接する面がパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、パルスレーザー光線の出力を被加工物が加工できない出力に低下させる。
【選択図】図7
Description
本発明は、被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を被加工物の内部に集光点を位置付けて照射し、被加工物の内部に改質層を形成する改質層形成方法に関する。
透明または半透明体からなる被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を被加工物の内部に集光点を位置付けて照射し、被加工物の内部に改質層を形成して模様、図形、文字を描く内部加工技術が実用化されている。(例えば、特許文献1参照。)
また、IC、LSI、LED等の複数のデバイスが格子状の分割予定ラインによって区画された表面に形成されているシリコンウエーハ、サファイアウエーハに対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線をウエーハの内部に集光点を位置付けて分割予定ラインに沿って照射し、シリコンウエーハ、サファイアウエーハの内部に分割予定ラインに沿って分割起点となる改質層を形成する内部加工技術が実用化されている。(例えば、特許文献2参照。)
而して、上述した内部加工技術においては、パルスレーザー光線の集光点が被加工物の表面に位置付けられると、アブレーションが起こり内部加工の遂行が妨げられるという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、パルスレーザー光線の集光点が被加工物の表面に位置付けられてもアブレーションが起きないようにした改質層形成方法を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を所定の照射面から内部に集光点を位置付けて照射することにより、被加工物の内部に所望の改質層を形成する改質層形成方法であって、
被加工物の該照射面と隣接する面がパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、パルスレーザー光線の出力を被加工物が加工できない出力に低下させる、
ことを特徴とする改質層形成方法が提供される。
被加工物の該照射面と隣接する面がパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、パルスレーザー光線の出力を被加工物が加工できない出力に低下させる、
ことを特徴とする改質層形成方法が提供される。
上記パルスレーザー光線の被加工物が加工できない出力は0を含む。
本発明による改質層形成方法においては、被加工物におけるパルスレーザー光線の照射面と隣接する面がパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、パルスレーザー光線の出力を被加工物が加工できない出力に低下させるので、パルスレーザー光線の集光点が照射面と隣接する面に位置付けられてもアブレーションが起きることはない。
以下、本発明による改質層形成方法の好適な実施形態について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明による改質層形成方法を実施するためのレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置1は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2にX軸方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。この加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、上記チャックテーブル36の加工送り量即ちX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を備えている。X軸方向位置検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。このX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量即ちX軸方向の位置を検出する。なお、上記加工送り手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量即ちX軸方向の位置を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。この第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、上記第2の滑動ブロック33の割り出し加工送り量即ちY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段384を備えている。このY軸方向位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。このY軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の割り出し送り量即ちY軸方向の位置を検出する。なお、上記第1の割り出し送り手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36の割り出し送り量即ちY軸方向の位置を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上にY軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面にZ軸方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。この第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、Z軸方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動させるための集光点位置調整手段53を具備している。集光点位置調整手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザー光線照射手段52を案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段52を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、レーザー光線照射手段52のZ軸方向位置を検出するためのZ軸方向位置検出手段54を具備している。Z軸方向位置検出手段54は、上記案内レール423、423と平行に配設されたリニアスケール54aと、上記ユニットホルダ51に取り付けられユニットホルダ51とともにリニアスケール54aに沿って移動する読み取りヘッド57bとからなっている。このZ軸方向位置検出手段54の読み取りヘッド54bは、図示の実施形態においては0.1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。
図示のレーザー光線照射手段52は、上記ユニットホルダ51に固定され実質上水平に延出する円筒形状のケーシング521を含んでいる。このレーザー光線照射手段52について、図2を参照して説明する。
図示のレーザー光線照射手段52は、上記ケーシング521内に配設されたパルスレーザー光線発振手段522と、該パルスレーザー光線発振手段522によって発振されたパルスレーザー光線の出力を調整する出力調整手段523と、該出力調整手段523によって出力が調整されたパルスレーザー光線を上記チャックテーブル36の保持面に保持された被加工物Wに照射する集光器524を具備している。
図示のレーザー光線照射手段52は、上記ケーシング521内に配設されたパルスレーザー光線発振手段522と、該パルスレーザー光線発振手段522によって発振されたパルスレーザー光線の出力を調整する出力調整手段523と、該出力調整手段523によって出力が調整されたパルスレーザー光線を上記チャックテーブル36の保持面に保持された被加工物Wに照射する集光器524を具備している。
上記パルスレーザー光線発振手段522は、パルスレーザー光線を発振するパルスレーザー光線発振器522aと、パルスレーザー光線発振器522aが発振するパルスレーザー光線の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段522bとから構成されている。上記出力調整手段523は、パルスレーザー光線発振手段522から発振されたパルスレーザー光線の出力を所定の出力に調整する。これらパルスレーザー光線発振手段522のパルスレーザー光線発振器522a、繰り返し周波数設定手段522bおよび出力調整手段523は、図示しない後述する制御手段によって制御される。
上記集光器524は、パルスレーザー光線発振手段522から発振され出力調整手段523によって出力が調整されたパルスレーザー光線をチャックテーブル36の保持面に向けて方向変換する方向変換ミラー524aと、該方向変換ミラー524aによって方向変換されたパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射する集光レンズ524bを具備している。このように構成された集光器524は、図1に示すようにケーシング521の先端に装着される。
図1に戻って説明を続けると、上記レーザー光線照射手段52を構成するケーシング521の先端部には、レーザー光線照射手段52によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6が配設されている。この撮像手段6は、可視光線によって撮像する通常の撮像素子(CCD)の外に、被加工物に赤外線を照射する赤外線照明手段と、該赤外線照明手段によって照射された赤外線を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成されており、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置1は、図3に示す制御手段7を具備している。制御手段7はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)71と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)72と、後述する7被加工物の設計値のデータや演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)73と、カウンター74と、入力インターフェース75および出力インターフェース76とを備えている。制御手段7の入力インターフェース75には、上記X軸方向位置検出手段374、Y軸方向位置検出手段384、Z軸方向位置検出手段54および撮像手段6等からの検出信号が入力される。そして、制御手段7の出力インターフェース86からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ532、レーザー光線照射手段52のパルスレーザー光線発振器522a、繰り返し周波数設定手段522bおよび出力調整手段523等に制御信号を出力する。
次に、上述したレーザー加工装置1を用いて実施する改質層形成方法の第1の実施形態について説明する。
図4の(a)および(b)には、被加工物としての半導体ウエーハの斜視図および要部を拡大して示す断面図が示されている。図4の(a)および(b)に示す半導体ウエーハ10は例えば厚みが200μmのシリコン基板の表面10aに複数のストリート11が格子状に配列されているとともに、該複数のストリート11によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス12が形成されている。このように形成された半導体ウエーハ10は、外周端部が不用意に受ける衝撃によって割れや欠けが発生することを防ぐために、外周部に表面10aから裏面102bにわたって面取りが施され円弧面2cが形成されている。
図4の(a)および(b)には、被加工物としての半導体ウエーハの斜視図および要部を拡大して示す断面図が示されている。図4の(a)および(b)に示す半導体ウエーハ10は例えば厚みが200μmのシリコン基板の表面10aに複数のストリート11が格子状に配列されているとともに、該複数のストリート11によって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイス12が形成されている。このように形成された半導体ウエーハ10は、外周端部が不用意に受ける衝撃によって割れや欠けが発生することを防ぐために、外周部に表面10aから裏面102bにわたって面取りが施され円弧面2cが形成されている。
上述した図4に示す半導体ウエーハ10は、図5に示すように環状のフレームFに装着されたダイシングテープTの表面に表面10aが貼着される(ウエーハ貼着工程)。従って、ダイシングテープTの表面に貼着された半導体ウエーハ10は、裏面10bが上側となる。
上述したウエーハ貼着工程を実施したならば、図1に示すレーザー加工装置1のチャックテーブル36上に半導体ウエーハ10のダイシングテープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、ダイシングテープTを介して半導体ウエーハ10をチャックテーブル36上に吸引保持する(ウエーハ保持工程)。従って、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハ10は、裏面10bが上側となる。
上述したように半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段6の直下に位置付けられる。このようにしてチャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられると、撮像手段6および制御手段7によって半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段6および制御手段7は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されているストリート11と、ストリート11に沿ってレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段52を構成する集光器524との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、レーザー光線照射位置のアライメントを遂行する。また、半導体ウエーハ10に形成されている上記所定方向に対して直交する方向に延びるストリート11に対しても、同様にレーザー光線照射位置のアライメントが遂行される。このとき、半導体ウエーハ10のストリート11が形成されている表面10aは下側に位置しているが、撮像手段6が上述したように赤外線照明手段と赤外線を捕らえる光学系および赤外線に対応した電気信号を出力する撮像素子(赤外線CCD)等で構成された撮像手段を備えているので、裏面10bから透かしてストリート11を撮像することができる。
上述したようにアライメントが行われると、チャックテーブル36上の半導体ウエーハ10は、図6の(a)に示す座標位置に位置付けられた状態となる。なお、図6の(b)はチャックテーブル36即ち半導体ウエーハ10を図6の(a)に示す状態から90度回転した状態を示している。
なお、図6の(a)および図6の(b)に示す座標位置に位置付けられた状態における半導体ウエーハ10に形成された各ストリート11の送り開始位置座標値(A1,A2,A3・・・An)と送り終了位置座標値(B1,B2,B3・・・Bn)および送り開始位置座標値(C1,C2,C3・・・Cn)と送り終了位置座標値(D1,D2,D3・・・Dn)は、その設計値のデータが制御手段7のランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納されている。この送り開始位置座標値(A1,A2,A3・・・An)と送り終了位置座標値(B1,B2,B3・・・Bn)および送り開始位置座標値(C1,C2,C3・・・Cn)と送り終了位置座標値(D1,D2,D3・・・Dn)は、半導体ウエーハ10におけるパルスレーザー光線の照射面である裏面10bと隣接する円弧面2cとの境界に設定されている。
以上のようにしてアライメント工程を実施したならば、チャックテーブル36を移動して図6の(a)において最上位のストリート11をレーザー光線照射ユニット5を構成するレーザー光線照射手段52の集光器524の直下に位置付ける。そして、更に図7の(a)で示すようにストリート11の送り開始位置座標値(A1)を集光器524の直下に位置付ける。そして、集光点位置調整手段53を作動し、集光器524から照射されるレーザー光線の集光点Pを半導体ウエーハ10の厚み方向中間部に合わせる。次に、レーザー光線照射手段52の集光器524から半導体ウエーハ10を構成するシリコン基板に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル36を図7の(a)において矢印X1で示す加工送り方向に所定の加工送り速度で移動せしめる。そして、図7の(b)で示すようにレーザー光線照射手段52の集光器524の照射位置にストリート11の送り終了位置座標値(B1)が達したら、制御手段7は出力調整手段523にパルスレーザー光線発振手段522から発振されたパルスレーザー光線の出力を低下させるように制御信号を出力する。この出力は被加工物である半導体ウエーハ10を加工できない出力であって、出力0を含む。従って、チャックテーブル36が矢印X1で示す方向に移動し、半導体ウエーハ10の外周部である円弧面2cが集光器524の直下であるパルスレーザー光線の照射位置を通過し、パルスレーザー光線の集光点が円弧面2cに位置付けられても、アブレーションが起きることはない。この結果、半導体ウエーハ10には図7の(b)に示すように内部に円弧面2cの内側の範囲にストリート11に沿って適正な改質層100が形成される。
上記の改質層形成工程における加工条件は、例えば次のように設定されている。
光源 :半導体励起固体レーザー(Nd:YAG)
波長 :1064nmのパルスレーザー
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :0.2W
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
光源 :半導体励起固体レーザー(Nd:YAG)
波長 :1064nmのパルスレーザー
繰り返し周波数 :100kHz
平均出力 :0.2W
集光スポット径 :φ1μm
加工送り速度 :100mm/秒
以上のようにして、半導体ウエーハ10の所定方向に延在する全てのストリート11に沿って上記改質層形成工程を実施したならば、チャックテーブル36を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直交する方向に形成された各ストリート11に沿って上記改質層形成工程を実施する。そして、改質層形成工程が実施された半導体ウエーハ10は、内部に改質層100が形成されたストリート11に沿って分割する分割工程に搬送される。
次に、上述したレーザー加工装置1を用いて実施する改質層形成方法の第2の実施形態について説明する。
図8には、ガラスによって四角錐台形に形成された被加工物20がサブストレート21の表面にワックスによって装着された斜視図が示されている。被加工物20は、正方形の下面201と、該下面201より小さい正方形の上面202と、下面201と上面202の各4辺をそれぞれ接続する4つの傾斜側面203,203,203,203を備えている。
図8には、ガラスによって四角錐台形に形成された被加工物20がサブストレート21の表面にワックスによって装着された斜視図が示されている。被加工物20は、正方形の下面201と、該下面201より小さい正方形の上面202と、下面201と上面202の各4辺をそれぞれ接続する4つの傾斜側面203,203,203,203を備えている。
上記被加工物20の内部に変質層を形成して所定のパターンを形成するには、被加工物20が装着されたサブストレート21を図1に示すレーザー加工装置1のチャックテーブル36上に載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより、サブストレート21を介して被加工物20をチャックテーブル36上に吸引保持する(被加工物保持工程)。
上述したように被加工物20を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段6の直下に位置付けられる。次に、撮像手段6は図8に示す被加工物20の上面202の4隅E1,E2,E3,E4におけるE1とE2を撮像し、撮像した画像信号を制御手段7に送る。そして、制御手段7は、撮像手段6から送られた画像信号に基づいてE1とE2を結ぶ辺がX軸方向と平行であるか否かをチェックする。もし、E1とE2を結ぶ辺がX軸方向と平行でなければチャックテーブル36を回動して、E1とE2を結ぶ辺がX軸方向と平行となるように調整する。そして、再度被加工物20の上面202の4隅E1,E2,E3,E4を撮像し、撮像した画像信号を制御手段7に送る。そして、制御手段7は、撮像手段6から送られた画像信号に基づいて4隅E1,E2,E3,E4の座標値を求め、この座標値をランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納する(アライメント工程)。
上述したアライメント工程を実施したならば、加工送り手段37および第1の割り出し送り手段38を作動してチャックテーブル36を移動し、チャックテーブル36に保持された被加工物20の上面202を図9の(a)に示すように集光器524の直下に位置付ける。そして、集光点位置調整手段53を作動し、集光器524から照射されるレーザー光線の集光点Pを被加工物20の内部の所定位置に合わせる。次に、レーザー光線照射手段52を作動して集光器524から被加工物20に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を照射面である上面202から照射しつつ、チャックテーブル36をX軸方向およびY軸方向に設定されたプログラムに従って移動するとともに、集光点位置調整手段53を作動して集光点位置を設定されたプログラムに従って移動する(改質層形成工程)。このとき、何らかの走査ミスにより図9の(b)に示すように照射面である上面202と隣接する傾斜側面203が集光器524の直下であるパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、制御手段7はパルスレーザー光線の照射位置が上記E2を超えた時点で出力調整手段523にパルスレーザー光線発振手段522から発振されたパルスレーザー光線の出力を低下させるように制御信号を出力する。この出力は被加工物20を加工できない出力であって、出力0を含む。従って、パルスレーザー光線の集光点が傾斜側面203に位置付けられても、アブレーションが起きることはない。この結果、被加工物20には図8の(b)に示すように内部に照射面である上面202を通して照射されたパルスレーザー光線によって改質層による所定のパターン200が形成される。
1:レーザー加工装置
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー光線照射ユニット
52:レーザー光線照射手段
524:集光器
53:集光点位置調整手段
6:撮像手段
7:制御手段
10:半導体ウエーハ
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー光線照射ユニット
52:レーザー光線照射手段
524:集光器
53:集光点位置調整手段
6:撮像手段
7:制御手段
10:半導体ウエーハ
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ
Claims (2)
- 被加工物に対して透過性を有する波長のパルスレーザー光線を所定の照射面から内部に集光点を位置付けて照射することにより、被加工物の内部に所望の改質層を形成する改質層形成方法であって、
被加工物の該照射面と隣接する面がパルスレーザー光線の照射位置に位置付けられた場合には、パルスレーザー光線の出力を被加工物が加工できない出力に低下させる、
ことを特徴とする改質層形成方法。 - 該パルスレーザー光線の被加工物が加工できない出力は0を含む、請求項1記載の改質層形成方法。
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