JP4786997B2 - レーザー加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工物に設定された複数の加工領域にレーザー加工溝を形成するレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップを製造している。また、サファイヤ基板の表面にフォトダイオード等の受光素子やレーザーダイオード等の発光素子等が積層された光デバイスウエーハもストリートに沿って切断することにより個々のフォトダイオード、レーザーダイオード等の光デバイスに分割され、電気機器に広く利用されている。
上述したウエーハのストリートに沿った切断は、通常、ダイサーと称されている切削装置によって行われている。この切削装置は、ウエーハ等の被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に移動せしめる切削送り手段とを具備している。切削手段は、回転スピンドルと該スピンドルに装着された砥石ブレードを備えた切削工具および回転スピンドルを回転駆動する駆動機構を備えたスピンドルユニットを含んでいる。このような切削装置においては、切削工具を20000〜40000rpmの回転速度で回転しつつ、切削工具とチャックテーブルに保持された被加工物を相対的に切削送りする。しかるに、切削装置による切断は、加工速度を速くすることができず、生産性の面で必ずしも満足し得るものではない。
また、上述したウエーハをストリートに沿って分割する方法として、ポイントスクライバーによりストリートに沿って傷(スクライブライン)を付けた後、ストリートに沿って外力を付与して破断する方法も実用化されている。しかるに、この方法は、加工速度は速いが、ポイントスクライバーに形成される傷が浅いためストリートに沿って確実に破断することができない場合がある。
一方、近年上述したウエーハをストリートに沿って分割する方法として、ウエーハに形成されたストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿って破断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平10−305420号公報
上述したレーザー加工方法によれば、比較的速い加工速度でレーザー加工溝を形成することができる。しかるに、ストリートに沿って形成されたレーザー加工溝の壁面は荒れているために、個々に分割されるデバイスがレーザーダイオードの場合には、輝度が低下するという問題がある。
そこで、デバイスとしてレーザーダイオードが形成されたウエーハを分割する場合に、輝度に影響しない一方の方向に形成されたストリートに対してはレーザー加工装置を用いてレーザー加工溝を形成し、輝度に影響を及ぼす他方の方向に形成されたストリートに対してはポイントスクライバーを用いて傷(スクライブライン)を付ける方法が提案されている。
而して、ポイントスクライバーによって傷(スクライブライン)が付けられたストリートとの交差点にレーザー加工溝が形成されると、レーザーダイオードの輝度が低下することが判った。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、被加工物に設定された複数の加工領域にレーザー加工溝を正確に形成することができるレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段を加工送り方向に相対的に移動せしめる加工送り手段とを具備し、該レーザー光線照射手段がパルスレーザー光線発振器および該パルスレーザー光線発振器から発振されるパルスレーザー光線の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段と、該ルスレーザー光線発振器から発振されるパルスレーザー光線を集光する集光器とを備えているレーザー加工装置において、
被加工物に設定された複数の加工領域における各始点位置と終点位置のX,Y座標値を記憶する記憶手段を備え、該レーザー光線照射手段および該加工送り手段を制御する制御手段を具備しており、
該制御手段は、該集光器によって集光されるパルスレーザー光線の集光スポットの加工送り方向の長さを(d)mm、パルスレーザー光線の繰り返し周波数を(H)Hz、該加工送り手段による加工送り速度を(V)mm/秒、該被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点位置と終点位置間の長さを(L)mm、該被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点位置と終点位置間(L)mmに照射するパルスレーザー光線のスポット数を(n)個とした場合、
d+(V/H)n=L
を満足するように繰り返し周波数(H)を500〜50000Hzの範囲で加工送り速度 (V)を10〜500mm/秒の範囲で(V/H)を設定し、該繰り返し周波数設定手段および該加工送り手段を制御する、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
本発明によれば、パルスレーザー光線の集光スポットの加工送り方向の長さを(d)mm、パルスレーザー光線の繰り返し周波数を(H)Hz、加工送り手段による加工送り速度を(V)mm/秒、被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点位置と終点位置間の長さを(L)mm、被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点位置と終点位置間 (L)mmに照射するパルスレーザー光線のスポット数を(n)個とした場合、d+(V/H)n=Lを満足するように繰り返し周波数(H)を500〜50000Hzの範囲で加工送り速度(V)を10〜500mm/秒の範囲で(V/H)を設定し、繰り返し周波数設定手段および加工送り手段を制御するので、被加工物に設定された複数の加工領域にレーザー加工溝を形成することができる。この場合、加工される範囲が終点位置より僅かにオーバーまたは手前となることがあるが、許容範囲に収めることができる。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置について、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記矢印Xで示す方向と直角な矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す方向に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上に矢印Xで示す加工送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上に矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿って矢印Xで示す加工送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記チャックテーブル36の加工送り量を検出するための加工送り量検出手段374を備えている。加工送り量検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。この送り量検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出する。なお、上記加工送り手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出することもできる。また、上記加工送り手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36の加工送り量を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、矢印Yで示す割り出し送り方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上に矢印Yで示す割り出し送り方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面に矢印Zで示す方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ねじロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿って矢印Yで示す割り出し送り方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記レーザー光線照射ユニット支持機構4の可動支持基台42の割り出し送り量を検出するための割り出し送り量検出手段433を備えている。割り出し送り量検出手段433は、案内レール41に沿って配設されたリニアスケール433aと、可動支持基台42に配設されリニアスケール433aに沿って移動する読み取りヘッド433bとからなっている。この送り量検出手段433の読み取りヘッド433bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5の割り出し送り量を検出する。なお、上記第2の割り出し送り手段43の駆動源としてパルスモータ432を用いた場合には、パルスモータ432に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5の割り出し送り量を検出することもできる。また、上記第2の割り出し送り手段43の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、レーザー光線照射ユニット5の割り出し送り量を検出することもできる。
図示の実施形態のおけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、矢印Zで示す方向に移動可能に支持される。
上記レーザー光線照射手段52は、図2に示すようにケーシング521内に配設されたパルスレーザー光線発振手段522および伝送光学系523と、ケーシング521の先端に配設されパルスレーザー光線発振手段522によって発振されたパルスレーザー光線を上記チャックテーブル36に保持された被加工物に照射する集光器53を具備している。上記パルスレーザー光線発振手段522は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器522aと、これに付設された繰り返し周波数設定手段522bとから構成されている。この繰り返し周波数設定手段522bは、後述する制御手段によって制御される。上記伝送光学系523は、ビームスプリッタの如き適宜の光学要素を含んでいる。
上記集光器53は、上記パルスレーザー光線発振手段522によって発振されたパルスレーザー光線を図3に示すように楕円形状のスポットSに集光し、上記チャックテーブル36に保持された被加工物に照射する。この楕円形状のスポットSは、長軸(d)が図1においてXで示す加工送り方向に向けて照射される。このスポットSは、長軸(d)が0.05〜0.5mm、短軸(e)が0.005〜0.015mmの範囲が望ましく、図示の実施形態においては長軸(d)が0.2mm、短軸(e)が0.005mmに設定されている。なお、楕円形状のスポットSは、例えば集光器53における図示しない対物集光レンズの上流側に2個のシリンドリカルレンズを光軸が交差するように直列に配設し、この2個のシリンドリカルレンズの間隔を調整することによりスポットの長軸と短軸の長さを適宜調整してスポットの形状を楕円形にしたり円形にすることができる。
また、レーザー光線照射手段52を構成するケーシング521の前端部には、上記レーザー光線照射手段52によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6が配設されている。この撮像手段6は、被加工物を照明する照明手段と、該照明手段によって照明された領域を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた像を撮像する撮像素子(CCD)等を備え、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動させるための移動手段53を具備している。移動手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザー光線照射手段52を案内レール423、423に沿って矢印Zで示す方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段52を下方に移動するようになっている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、制御手段10を具備している。制御手段10はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)101と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)102と、後述する被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点と終点のX,Y座標値のデータや演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)103と、カウンター104と、入力インターフェース105および出力インターフェース106とを備えている。制御手段10の入力インターフェース105には、上記加工送り量検出手段374、割り出し送り量検出手段433および撮像手段6等からの検出信号が入力される。そして、制御手段10の出力インターフェース106からは、上記パルスモータ372、パルスモータ382、パルスモータ432、パルスモータ532、レーザー光線照射手段52等に制御信号を出力する。なお、上記ランダムアクセスメモリ(RAM)103は、後述する被加工物における加工領域の始点位置と終点位置のX,Y座標値のデータを記憶する第1の記憶領域103aや、後述する検出値のデータを記憶する第2の記憶領域103bおよび他の記憶領域を備えている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図4には、レーザー加工される被加工物としての光デバイスウエーハ20が、環状のフレーム21に装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなる保護テープ22に表面200aを上側にして貼着された状態が示されている。光デバイスウエーハ20は、窒化ガリウム(GaN)基板200の表面200aに第1の方向に形成された複数の第1のストリート201と該第1のストリート201と直交する方向に形成された複数の第2のストリート202によって複数の領域が区画され、この区画された領域にレーザーダイオードからなる光デバイス203が形成されている。この各光デバイス203は、全て同一の構成をしている。このように構成された光デバイスウエーハ20は、第1のストリート201に沿って上述したレーザー加工装置を用いてレーザー加工溝を形成しても光デバイス203の輝度に影響を及ぼすことがなく、第2のストリート202に沿ってレーザー加工溝を形成すると光デバイス203の輝度が低下する。従って、図示の光デバイスウエーハ20には、第1のストリート201に沿ってはレーザー加工溝を形成し、第2のストリート202に沿ってはポイントスクライバーを用いて傷(スクライブライン)を付けた後に、該両ストリートに沿って外力を付与することにより個々の光デバイス203に分割する。
上記のように形成された光デバイスウエーハ20においては、図5に示すように第1のストリート201の各行(A1,A2,A3,A4,A5)毎に加工領域の始点位置(B)と終点位置(C)が設定されている。この各始点位置(B)と終点位置(C)のX,Y座標値および始点位置(B)と終点位置(C)間(加工領域)の距離(L)は、その設計値のデータが上記制御手段10のランダムアクセスメモリ(RAM)103の第1に記憶領域103aに格納されている。なお、図5には、第1のストリート201のA1行およびA5行以外は両端を除いてX,Y座標値を省略して示してある。
上述したレーザー加工装置を用い、上記光デバイスウエーハ20に形成された第1のストリート201に沿って上記始点位置(B)と終点位置(C)間(加工領域)にレーザー加工溝を形成するレーザー加工の実施形態について説明する。
上記のように構成された光デバイスウエーハ20は、図4に示すように環状のフレーム21に装着された保護テープ22に表面200aを上側にして貼着された状態で、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上に保護テープ22を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより光デバイスウエーハ20は、保護テープ22を介してチャックテーブル36上に吸引保持される。また、環状のフレーム21は、クランプ362によって固定される。
上述したように光デバイスウエーハ20を吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37によって撮像手段6の直下に位置付けられる。チャックテーブル36が撮像手段6の直下に位置付けられると、チャックテーブル36上の光デバイスウエーハ20は、図5に示す座標位置に位置付けられた状態となる。この状態で、チャックテーブル36に保持された光デバイスウエーハ20に形成されている第1のストリート201と第2のストリート202がX方向とY方向に平行に配置されているか否かのアライメント作業を実施する。即ち、撮像手段6によってチャックテーブル36に保持された光デバイスウエーハ20を撮像し、パターンマッチング等の画像処理を実行してアライメント作業を行う。なお、上記加工領域の始点位置(B)と終点位置(C)のX,Y座標値は、チャックテーブル36上に光デバイスウエーハ20を保持した状態で撮像手段6によってそれぞれ検出し、そのX,Y座標の検出値を上述した設計値に代えて上記制御手段10のランダムアクセスメモリ(RAM)103の第1に記憶領域103aに格納してもよい。
次に、チャックテーブル36を移動して、光デバイスウエーハ20に形成された第1のストリート201における最上位のA1行の図5において最左端の第1の始点B1(x1,y1)を、図6の(a)に示すようにレーザー光線照射手段52の集光器53の下方に位置付ける。このとき、図示の実施形態においては集光器53から照射されるパルスレーザー光線の集光スポットS(図3参照)が長軸(d)が200μmに設定されているので、集光スポットSにおける長軸(d)の端部が最左端の第1の始点B1(x1,y1)と対応させるために、最左端の第1の始点B1(x1,y1)より図6の(a)において100μm右側の位置が集光器53の直下となるように位置付ける。そして、集光器53から照射されるパルスレーザー光線の集光スポットSを光デバイスウエーハ20の表面20a(上面)付近に合わせる。次に、レーザー光線照射手段52の集光器53から窒化ガリウム(GaN)基板200に対して吸収性を有する波長のパルスレーザー光線を照射しつつチャックテーブル31を図6の(a)において矢印X1で示す方向に所定の加工送り速度で移動せしめる(レーザー光線照射工程)。
なお、上記レーザー光線照射工程は、例えば次に示す加工条件で実施することができる。
レーザー光線の光源 :YVO4レーザーまたはYAGレーザー
波長 :355nm
平均出力 :2〜7W
繰り返し周波数 :500〜50000Hz
加工送り速度 :10〜500mm/秒
ここで、レーザー光線照射工程においてレーザー光線照射手段52の集光器53から照射されるパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )と加工送り速度をV(mm/秒)の設定について説明する。
パルスレーザー光線を被加工物に照射して形成するレーザー加工溝の加工精度は、パルスレーザー光線のスポット間隔によって影響される。即ち、パルスレーザー光線のスポット間隔によって、被加工物に照射されるパルスレーザー光線の集光スポットの重なり率が決まるからである。パルスレーザー光線の繰り返し周波数をH(Hz )とし、加工送り速度をV(mm/秒)とすると、パルスレーザー光線のスポット間隔(s)は (V/H)である。そして、集光スポットSの加工送り方向の長さをd(mm)、上記光デバイスウエーハ20の第1のストリート201に設定されたパルスレーザー光線を照射する加工領域の始点位置(B)と終点位置(C)間の距離をL(mm)、始点位置(B)と終点位置(C)間に照射するパルスレーザー光線のスポット数をn(個)とした場合、始点位置(B)と終点位置(C)間の距離をL(mm)即ち加工領域にパルスレーザー光線を照射するためには、次式を満足するようにパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )と加工送り速度をV(mm/秒)を設定すればよい。
d+(V/H)n=L
但し、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz
)およびスポット数n(個)は、整数となるようにする必要がある。
例えば、集光スポットSの加工送り方向の長さをdを0.2(mm)、集光スポットSの重なり率を85%とすると、スポット間隔(s=(V/H))は0.03(mm)となる。そして、上記光デバイスウエーハ20の第1のストリート201に設定されたパルスレーザー光線を照射する始点位置(B)と終点位置(C)間の距離(加工領域)Lを5 (mm)とすると、加工領域Lに照射するパルスレーザー光線のスポット数n(個)は、n=(L−d)/ (V/H)=(5−0.2)/( 0.03) =160(個)となる。即ち、スポット間隔(s)=(V/H))を0.03(mm)と設定した場合、パルスレーザー光線のスポット数n(個)を160(個)とすることにより上記始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域L(5mm)にパルスレーザー光線を照射することができる。従って、スポット間隔(s)=(V/H))を0.03(mm)と設定した場合、(V/H))が0.03(mm)となるようにパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )と加工送り速度V(mm/秒)を設定すればよい。例えば、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10000(Hz )とすると、加工送り速度Vは、V=0.03×10000=300(mm/秒)となる。一方、加工送り速度V(mm/秒)を300(mm/秒)に設定すると、パルスレーザー光線の繰り返し周波数Hは、H=300÷0.03=10000(Hz )となる。
なお、上記始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域の長さによっては、加工領域Lに照射するパルスレーザー光線のスポット数n(個)が整数とならない場合がある。例えば、集光スポットSの加工送り方向の長さdを0.2(mm)、スポット間隔(s)=(V/H))を0.03(mm)、加工領域Lを5.1 (mm)とすると、加工領域Lに照射するパルスレーザー光線のスポット数n(個)は、n=(L−d)/ (V/H)=(5.1−0.2)/( 0.03) =163.3(個)となる。パルスレーザー光線のスポット数n(個)は整数以外ありえないので、この場合小数点以下を切り上げるか切り下げ、スポット数n(個)を164または163とする。例えば、スポット数n(個)を164とすると、スポット間隔(s)=(V/H))が0.03(mm)では加工範囲(L0)が、加工範囲(L0)=0.03×164+0.2=5.12(mm)となり加工領域Lの終点位置(C)より0.02(mm)だけオーバーして加工されることになるので、スポット間隔(s)=(V/H))を変更する必要がある。即ち、上記始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域L(5.1 mm)に164個のスポットを照射するには、スポット間隔(s)=(V/H))は、(V/H))=(5.1−0.2)/164≒0.02988となる。従って、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10000(Hz )とすると、加工送り速度V(mm/秒)は、V=0.02988×10000=298.8(mm/秒)となる。このようにパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10000(Hz )とし、加工送り速度V(mm/秒)を298.8(mm/秒)に設定することにより、上記始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域L(5.1 mm)に164個のスポットを照射することができる。一方、加工送り速度V(mm/秒)を300(mm/秒)に設定すると、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )は、H(Hz )=300÷0.02988≒10040.16(Hz )となる。繰り返し周波数H(Hz
)は整数以外ありえないので、この場合小数点以下を切り上げるか切り下げ、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10041(Hz )または10040(Hz )とする。パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10041(Hz )に設定すると、加工範囲(L0)が、加工範囲(L0)=(300÷10041)×164+0.2≒5.09991(mm)となり、加工領域Lの終点位置(C)より約0.00009mmだけ手前で加工が終了する。また、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10040(Hz )に設定すると、加工範囲(L0)が、加工範囲(L0)=(300÷10040)×164+0.2≒5.100398(mm)となり、加工領域Lの終点位置(C)より約0.000398mmオーバーして加工される。このように、上述した例においては加工領域Lの始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域Lより僅かに短くまたはオーバーして加工されるが、許容範囲を例えば±0.005mmとすると許容範囲に収めることができる。
また、上記の例において、スポット数n(個)を163とすると、スポット間隔(s)=(V/H))が0.03(mm)では5.09 (mm)となり終点位置(C)より0.01(mm)だけ手前で加工が終了することになるので、スポット間隔(s)=(V/H))を変更する必要がある。即ち、上記始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域L(5.1 mm)に163個のスポットを照射するには、スポット間隔(s)は、(V/H))=(5.1−0.2)/163≒0.03006となる。従って、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10000(Hz )とすると、加工送り速度V(mm/秒)は、V=0.03006×10000≒300.6(mm/秒)となる。このようにパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を10000(Hz )とし、加工送り速度V(mm/秒)を300.6(mm/秒)に設定することにより、上記始点位置(B)と終点位置(C)間の加工領域L(5.1 mm)に163個のスポットを照射することができる。一方、加工送り速度V(mm/秒)を300(mm/秒)に設定すると、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )は、H=300÷0.03006≒9980.004となる。繰り返し周波数H(Hz )は整数以外ありえないので、この場合、小数点以下が2桁まで零(0)であるためパルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を9980(Hz )とする。従って、パルスレーザー光線の繰り返し周波数H(Hz )を9980(Hz )に設定すると、加工範囲(L0)=(300÷9980)×163+0.2≒5.0998(mm)となり、加工領域Lの終点位置(C)より約0.0002mmだけ手前で加工が終了することになるが、許容範囲を例えば±0.005mmとすると許容範囲に収めることができる。
上述したように加工領域L( mm)について加工送り速度V(mm/秒)、繰り返し周波数H(Hz )およびスポット数n(個)が設定されたならば、制御手段10は上述した加工条件に基づいてレーザー光線照射手段52の繰り返し周波数設定手段522bおよび加工送り手段37を制御する。即ち、制御手段10は、上述したように最左端の第1の始点B1(x1,y1)より図6の(a)において100μm右側の位置が集光器53の直下となるようにチャックテーブル36を位置付ける。そして、制御手段10は、上述した加工条件に基づいてレーザー光線照射手段52および加工送り手段37を制御するとともに、レーザー光線照射手段52から照射されたパルスレーザー光線のスポット数n(個)(パルス数)をカウンター104によってカウントし、上述したように設定されたスポット数n(個)(パルス数)に達したら、レーザー光線照射手段52を制御してパルスレーザー光線の照射を停止する。その後、制御手段10は、加工送り量検出手段374からの検出信号に基づいて、図6の(a)において第2の始点位置B2(x3,y1)より100μm右側の位置が集光器53の直下に達したら、レーザー光線照射手段52を制御してパルスレーザー光線を照射する。そして、制御手段10は、レーザー光線照射手段52から照射されたパルスレーザー光線のスポット数n(個)(パルス数)をカウンター104によってカウントし、上述したように設定されたスポット数n(個)(パルス数)に達したら、レーザー光線照射手段52を制御してパルスレーザー光線の照射を停止する。以後図5に示す第3の始点位置B3(x5,y1)から第3の終点位置C3(x6,y1)間および第4の始点位置B4(x7,y1)から第4の終点位置C4x8,y1)間に上述したと同様にパルスレーザー光線を照射する。この結果、光デバイスウエーハ20には、第1のストリート201における最上位のA1行には図6の(b)に示すように上記各始点位置から終点位置間にレーザー加工溝210が形成される。この場合、加工される範囲が終点位置より僅かにオーバーまたは手前となることがあるが、上述したように許容範囲に収めることができる。従って、レーザー加工溝210が第2のストリート202に形成されることはない。
以上のようにして、光デバイスウエーハ20に形成された第1のストリート201における最上位のA1行に対してレーザー光線照射工程を実施したならば、制御手段10は加工送り手段37および第2の割り出し送り手段43を作動し、図5に示す光デバイスウエーハ20に形成された第1のストリート201におけるA2行の第1の始点位置B1(x1,y2)を レーザー光線照射手段52の集光器53の下方に位置付け、第1のストリート201におけるA2行に対して上述したレーザー光線照射工程を実施する。そして、更に光デバイスウエーハ20に形成された第1のストリート201におけるA3、A4、A5、に対しても同様に上述したてレーザー光線照射工程を実施する。
光デバイスウエーハ20に形成された第1のストリート201に対してレーザー光線照射工程を実施する前または後に、光デバイスウエーハ20に形成された複数の第2のストリート202に沿ってポイントスクライバーによりスクライブラインを形成する。そして、光デバイスウエーハ20に上記レーザー加工溝210が形成された複数の第1のストリート201およびスクライブラインが形成された複数の第2のストリート202に沿って外力を付与することにより、光デバイスウエーハ20は個々の光デバイス203に分割される。このようにして分割された光デバイス203は、輝度に影響がある第2のストリート202に対してはスクライブラインを形成して破断するので、輝度が低下することはない。一方、輝度に影響が少ない第1のストリート201に対しては上記レーザー光線照射工程を実施してレーザー各溝210を形成するので、加工速度を速くすることができ生産性を向上することができる。なお、上記レーザー光線照射工程においては、第1のストリート201における上記各始点位置から終点位置間に正確にレーザー加工溝210が形成されるので、レーザー加工溝210が第2のストリート202に形成されることはなく、光デバイス203の輝度を低下させることはない。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段のブロック図。 図2に示すレーザー光線照射手段から照射されるパルスレーザー光線の集光スポットの形状を示す説明図。 本発明によるレーザー加工装置によって加工される光デバイスウエーハを環状のフレームに装着された保護テープに貼着した状態を示す斜視図。 図4に示す光デバイスウエーハに設定されるか広範囲の始点位置と終点位置のX,Y座標値を示す説明図。 図1に示すレーザー加工装置を用いて図4に示す光デバイスウエーハに実施するレーザー光線照射工程を示す説明図。
符号の説明
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
31:案内レール
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:加工送り量検出手段
38:第1の割り出し送り手段
4:レーザー光線照射ユニット支持機構
41:案内レール
42:可動支持基台
43:第2の割り出し送り手段
433:割り出し送り量検出手段
5:レーザー光線照射ユニット
51:ユニットホルダ
52:レーザー光線加工手段
53:集光器
6:撮像手段
10:制御手段
20:光デバイスウエーハ
201:第1のストリート
202:第2のストリート
203:デバイス
210:レーザー加工溝
21:環状のフレーム
22:保護テープ

Claims (1)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段を加工送り方向に相対的に移動せしめる加工送り手段とを具備し、該レーザー光線照射手段がパルスレーザー光線発振器および該パルスレーザー光線発振器から発振されるパルスレーザー光線の繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段と、該パルスレーザー光線発振器から発振されるパルスレーザー光線を集光する集光器とを備えているレーザー加工装置において、
    被加工物に設定された複数の加工領域における各始点位置と終点位置のX,Y座標値を記憶する記憶手段を備え、該レーザー光線照射手段および該加工送り手段を制御する制御手段を具備しており、
    該制御手段は、該集光器によって集光されるパルスレーザー光線の集光スポットの加工送り方向の長さを(d)mm、パルスレーザー光線の繰り返し周波数を(H)Hz、該加工送り手段による加工送り速度を(V)mm/秒、該被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点位置と終点位置間の長さを(L)mm、該被加工物にパルスレーザー光線を照射する始点位置と終点位置間(L)mmに照射するパルスレーザー光線のスポット数を(n)個とした場合、
    d+(V/H)n=L
    を満足するように繰り返し周波数(H)を500〜50000Hzの範囲で加工送り速度(V)を10〜500mm/秒の範囲で(V/H)を設定し、該繰り返し周波数設定手段および該加工送り手段を制御する、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
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