JP2009246736A - 映像音声出力装置及び映像音声出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】HDMI-CECとDolby Volumeの両技術を利用し、Dolby Volume非搭載の機器に対してDolby Volumeの効果を齎すことが可能な映像音声出力方法を提供すること。
【解決手段】映像音声出力方法は、外部スピーカを制御する外部スピーカ制御装置で設定されている再生ボリューム値を検出し、前記検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出し、前記算出されたデシベル値に対応した音声信号を生成し、前記外部スピーカ制御装置に対して前記生成された前記音声信号を出力するとともに、前記音声信号に対応した映像信号に基づく映像を出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、TVなどの映像音声出力装置、及びこのような音声出力機器に適用可能な映像音声出力方法に関する。
近年、HDMI(High Definition Multimedia Interface)(登録商標)を搭載したデジタル機器、例えばTV、DVD プレーヤー、DVD レコーダー、及びAV アンプが普及している。HDMIは、映像、音声を非圧縮で転送することができる。また、HDMI-CEC(Consumer Electronics Control)準拠と謳った機器同士、例えばTVとDVD レコーダーとを接続すると、HDMI-CEC機能により、TV リモコンを使用して、TVに接続されたDVD レコーダーを操作することができる。
上記したHDMI-CECを利用した音の出力制御に関する技術が開示されている(特許文献1参照)。具体的には、アンプのマイコンが、電源のオフ状態からオン状態への変換を検出した場合に、HDMI-CEC通信部を介して、アンプに接続されているテレビに対して、テレビモードであるのか、シアターモードであるのかを示す情報の通知を要求する。これに対して、アンプのマイコンが、テレビからテレビモードの回答を受信すると、アンプに接続された外部スピーカに対して音信号を出力しないように制御する。これにより、テレビからアンプに対して提供される音信号は、外部スピーカから出力されず、テレビ側の内部スピーカから出力されることになる。また、アンプのマイコンが、テレビからシアターモードの回答を受信すると、今度は、アンプに接続された外部スピーカに対して音信号を出力するように制御する。これにより、テレビからアンプに対して提供される音信号は、外部スピーカから出力され、テレビ側の内部スピーカから出力されないことになる。
また、つい最近では、テレビ音声のレベル差を補正する技術として、Dolby Volume(登録商標)なる技術が公開されている。
Dolby Volumeは、Leveler/Modelerと言う概念を持ち、Leveler/Modelerの夫々が、コンテンツの音量レベル差による違和感を解消する機能、及び再生ボリューム位置(音量)に応じて帯域補正を行う機能を有する。つまり、Dolby Volumeは、様々な音源に対して常に安定した音量と音質を提供する技術である。
特開2007−104138
Dolby VolumeのModelerは、再生音量に応じた処理を行う。TVセットに内蔵された内部スピーカからの出力に対してDolby Volumeの効果を得るための設計は、比較的容易である。それは、TVセットが、音量調整部とスピーカ出力部を内蔵しているからである。
しかしながら、外部スピーカ制御装置(amplifier)を介してTVセットに対して接続された外部スピーカからの出力に対してDolby Volumeの効果を得るための設計は、容易ではない。それは、TVセット側が、外部スピーカ制御装置において設定されている音量を検出することができないためである。
本発明の目的は、HDMI-CECとDolby Volumeの両技術を利用し、Dolby Volume非搭載の機器に対してDolby Volumeの効果を齎すことが可能な映像音声出力装置及び映像音声出力方法を提供することにある。
この発明の一実施形態に係る映像音声出力装置は、外部スピーカを制御する外部スピーカ制御装置で設定されている再生ボリューム値を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する算出手段と、前記算出されたデシベル値に対応した音声信号を生成する生成手段と、前記外部スピーカ制御装置に対して、前記生成された前記音声信号を出力する音声信号出力手段と、前記音声信号に対応した映像信号に基づく映像を出力する映像出力手段とを備えている。
この発明の一実施形態に係る映像音声出力方法は、外部スピーカを制御する外部スピーカ制御装置で設定されている再生ボリューム値を検出し、前記検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出し、前記算出されたデシベル値に対応した音声信号を生成し、前記外部スピーカ制御装置に対して前記生成された前記音声信号を出力するとともに、前記音声信号に対応した映像信号に基づく映像を出力する。
本発明によれば、HDMI-CECとDolby Volumeの両技術を利用し、Dolby Volume非搭載の機器に対してDolby Volumeの効果を齎すことが可能な映像音声出力装置及び映像音声出力方法を提供できる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図2は、この発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置1(映像音声出力装置)の概略構成を示す図である。以下、図2を参照し、デジタルテレビジョン放送受信装置1について説明する。
BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ43で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子44を介して衛星デジタル放送用のチューナ45に供給される。チューナ45は、受信された衛星デジタルテレビジョン放送信号に含まれる複数のチャンネルの放送信号の中から、所望のチャンネルの放送信号を選局する。
チューナ45で選局された所望のチャンネルの放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調器46に供給される。PSK復調器46は、所望のチャンネルの放送信号をデジタルの映像信号及び音声信号に復調し、これら映像信号及び音声信号を信号処理部47に出力する。
また、地上デジタル放送受信用のアンテナ48で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子49を介して地上デジタル放送用のチューナ50に供給される。チューナ50は、受信された地上デジタルテレビジョン放送信号に含まれる複数のチャンネルの放送信号の中から、所望のチャンネルの放送信号を選局する。
チューナ50で選局された所望のチャンネルの放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器51に供給される。OFDM復調器51は、所望のチャンネルの放送信号をデジタルの映像信号及び音声信号に復調し、これら映像信号及び音声信号を信号処理部47に出力する。
また地上波アナログテレビジョン放送信号用のアナログチューナ58も設けられており、このアナログチューナ58は、受信された地上波アナログテレビジョン放送信号に含まれる複数のチャンネルの放送信号の中から、所望のチャンネルの放送信号を選局する。
チューナ58で選局された所望のチャンネルの放送信号は、アナログ復調器59に供給される。アナログ復調器59は、所望のチャンネルの放送信号を映像信号及び音声信号に復調し、これら映像信号及び音声信号を信号処理部47に出力する。
信号処理部47は、PSK復調器46から供給されたデジタルの映像信号及び音声信号と、OFDM復調器51から供給されたデジタルの映像信号及び音声信号と、アナログ復調器59から供給された映像信号及び音声信号と、さらにライン入力端子からの映像信号及び音声信号とに対して、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部52及び音声処理部53に出力する。
グラフィック処理部52は、信号処理部47から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部54で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。また、このグラフィック処理部52は、信号処理部47からのデジタルの出力映像信号又はOSD信号が重畳されたデジタルの出力映像信号を映像処理部55へ出力する。
映像処理部55は、デジタルの映像信号を映像表示器57で表示可能なフォーマットのアナログの映像信号に変換する。映像表示器57は、変換されたアナログの映像信号に基づく映像を出力する。
音声処理部53は、信号処理部47から供給されるデジタルの音声信号を、内部スピーカ56で再生可能なフォーマットのアナログの音声信号に変換し、変換されたアナログの音声信号を内部スピーカ56に出力する。内部スピーカ56は、変換されたアナログの音声信号に基づき音声を再生する。
さらに、音声処理部53は、Dolby Volume機能を有する。音声処理部53は、Dolby Volume機能を利用して、信号処理部47から供給されるデジタルの音声信号から、指定されたデシベル値に対応したアナログの音声信号を生成し、生成されたアナログの音声信号を内部スピーカ56に出力する。或いは、音声処理部53は、Dolby Volume機能を利用して、信号処理部47から供給されるデジタルの音声信号から、指定されたデシベル値に対応したデジタルの音声信号を生成し、生成されたデジタルの音声信号をHDMI I/F(Interface)87に出力する。HDMI I/F87に入力されたデジタルの音声信号は、HDMI端子88を介して、外部スピーカ制御装置(amplifier)2に出力される。
制御部61は、CPU(Central Processing Unit)を含み、制御部61は、上記した放送信号の受信、放送信号の処理、及び放送信号の出力、さらにはHDMI−CECを含む全ての動作を制御する。制御部61は、操作部71から入力される操作情報、または、受光部73経由で入力されるリモートコントローラ72からの操作情報に基づき、各部を制御する。
制御部61は、CPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)611と、CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)612と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ613を含む。
制御部61は、カードI/F75を介して、第1のメモリカード77が装着可能なカードホルダ76に接続されている。これによって、制御部61は、カードホルダ76に装着された第1のメモリカード77と、カードI/F75を介して情報の送受信を行なうことができる。制御部61は、さらに別のカードI/Fを介して、第2のメモリカードが装着可能なカードホルダに接続されてもよい。
また、制御部61は、通信I/F81を介して第1のLAN端子82に接続されている。これにより、制御部61は、第1のLAN端子82に接続されたLAN対応のHDD(ハードディスクドライブ装置)と、通信I/F81を介して情報の送受信を行なうことができる。さらに、制御部61は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子82に接続されたLAN対応のHDDにIP(Internet Protocol)アドレスを割り当て、HDDの動作を制御する。さらに、制御部61は、別の通信I/Fを介して第2のLAN端子に接続されてもよい。
また、制御部61は、USB I/F83を介してUSB端子84に接続されている。これにより、制御部61は、USB端子84に接続された各機器と、USB I/F83を介して情報の送受信を行なうことができる。
また、制御部61は、i.Link(登録商標) I/F85を介してi.Link端子86に接続されている。これにより、制御部61は、i.Link端子86に接続された各機器と、i.Link I/F85を介して情報の送受信を行なうことができる。
また、制御部61は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に合致したHDMI I/F87を介してHDMI端子88に接続された各機器と情報の送受信を行なうことができる。
また、制御部61は、電子番組情報を処理するための番組情報処理部621と、メニュー情報の処理するためのメニュー情報処理部622を有する。さらに、制御部61は、カーソル位置制御部623も有する。カーソル位置制御部623は、利用者によるリモートコントローラ72を介したカーソル操作に対応して、カーソルの動作を制御する。
なお、制御部61による各制御機能は、ソフトウエアにより実現されるものであってもよい。
次に、図1を参照して、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置1と外部スピーカ制御装置2(amplifier)とが接続され、さらに外部スピーカ制御装置2と外部スピーカ3とが接続されたケースについて説明する。より詳細には、デジタルテレビジョン放送受信装置1と外部スピーカ制御装置2とは、互いのHDMI端子を介して接続されている。さらに、デジタルテレビジョン放送受信装置1と外部スピーカ制御装置2とは、音声出力端子89を介して、光ケーブル又はピンケーブルで接続されており、デジタルテレビジョン放送受信装置1から出力される音声信号は、光ケーブル経由(リニアPCM出力)又はピンケーブル経由で外部スピーカ制御装置2に入力される。
上記したように、デジタルテレビジョン放送受信装置1は、HDMI端子を搭載しHDMI−CECに対応した装置であり、しかもDolby Volumeに対応している。一方の外部スピーカ制御装置2は、HDMI端子を搭載しHDMI−CECに対応した装置であるものの、Dolby Volumeに対応していないとする。
デジタルテレビジョン放送受信装置1の制御部61は、HDMI−CECのボリューム位置通知コマンドを使用して、外部スピーカ制御装置2の再生ボリューム値(ボリューム位置)を検出する。より詳細には、以下の手順で、外部スピーカ制御装置2の再生ボリューム値を検出する。
1、デジタルテレビジョン放送受信装置1は、外部スピーカ制御装置2に対して、下記コマンド1で要求する。
Opcode:<Give Audio Status>(0x71)
2、外部スピーカ制御装置2は、上記コマンド1を受信し、デジタルテレビジョン放送受信装置1に対して、下記コマンド2で応答する。
Opcode:<Report Audio Status>(0x7A)
Parameters:[Audio Status]
なお、パラメータ[Audio Status]は1バイトのデータであり、詳細は以下の通りである。
Bit 7:0 = “Audio Mute Off”/Bit 7:1 = “Audio Mute On”
Bit 6-0 :0x00≦N≦0x64
Bit 6-0で示される音量値はCECの規格により下記のように定義されている。
Used to indicate the current audio volume status of a device.
N indicates audio playback volume, expressed as a percentage (0% - 100%). N=0 is no sound; N=100 is maximum volume sound level.
The linearity of the sound level is device dependent.
This value is mainly used for displaying a volume status bar on a TV screen.
つまり、上記コマンドで得られる再生ボリューム値は、0〜100の101段階の音量レベルである。デジタルテレビジョン放送受信装置1の制御部61は、上記コマンドにより検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する。
例えば、制御部61の不揮発性メモリ613は、複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との対応関係を示す変換テーブルを記憶している。例えば、この変換テーブルには、再生ボリューム値N(N=0〜100)に対応するデシベル値M(M=0〜70)が記述されている。制御部61は、この変換テーブルに基づき、検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する。
或いは、制御部61の不揮発性メモリ613は、複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との第1の対応関係を示す第1の変換テーブル、及び複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との第2の対応関係を示す第2の変換テーブルを記憶している。例えば、この第1の変換テーブルには、再生ボリューム値N(N=0〜100)に対応するデシベル値M(M=6〜50)が記述されている。この第2の変換テーブルには、再生ボリューム値N(N=0〜100)に対応するデシベル値M(M=30〜90)が記述されている。制御部61が、操作部71から入力される操作情報、又は受光部73経由で入力されるリモートコントローラ72からの操作情報に基づき第1の変換テーブルを選択すれば、この第1の変換テーブルに基づき、検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する。制御部61が、操作部71から入力される操作情報、又は受光部73経由で入力されるリモートコントローラ72からの操作情報に基づき第2の変換テーブルを選択すれば、この第2の変換テーブルに基づき、検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する。
このように、不揮発性メモリ613に対して複数の変換テーブルを記憶させておくことにより、外部スピーカ制御装置の特性に応じたより忠実なデシベル変換を実現することができる。例えば、外部スピーカ制御装置Aの商品説明(ホームページ又は取り扱い説明書など)において、外部スピーカ制御装置Aに対して第1の変換テーブルの利用が推奨されているとする。この場合、第1の変換テーブルを利用することにより、つまり、ユーザがリモートコントローラ72を操作して第1の変換テーブルを選択することにより、外部スピーカ制御装置Aで設定されている再生ボリューム値をより忠実にデシベル値に変換できる。同様に、外部スピーカ制御装置Bの商品説明(ホームページ又は取り扱い説明書など)において、外部スピーカ制御装置Bに対して第2の変換テーブルの利用が推奨されているとする。この場合、第2の変換テーブルを利用することにより、つまり、ユーザがリモートコントローラ72を操作して第2の変換テーブルを選択することにより、外部スピーカ制御装置Bで設定されている再生ボリューム値をより忠実にデシベル値に変換できる。
或いは、制御部61の不揮発性メモリ613は、複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との対応関係を示す変換テーブルを、ベンダーID毎に記憶している。この場合、例えば、事前に、デジタルテレビジョン放送受信装置1の制御部61は、HDMI−CECのベンダーID通知コマンドを使用して、外部スピーカ制御装置2のベンダーIDを検出する。制御部61は、検出されたベンダーIDに対応した変換テーブルを選択し、選択した変換テーブルに基づき、検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する。
上記したように、デジタルテレビジョン放送受信装置1の制御部61は、検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する。続いて、デジタルテレビジョン放送受信装置1の音声処理部53のDolby Volume機能を利用して、信号処理部47から供給されるデジタルの音声信号から、算出されたデシベル値に対応したデジタルの音声信号を生成し、生成されたデジタルの音声信号をHDMI I/F(Interface)87に出力する。HDMI I/F87に入力されたデジタルの音声信号は、HDMI端子88を介して、外部スピーカ制御装置(amplifier)2に出力される。さらに、この音声信号に対応した映像信号に基づく映像が映像表示装置57に出力される。
以上により、デジタルテレビジョン放送受信装置1は、Dolby Volumeに対応していない外部スピーカ制御装置2に対して、Dolby Volumeの効果を齎すことができる。その結果、外部スピーカ3は、コンテンツの音量レベル差による違和感が解消された音声、及び再生ボリューム値(音量)に応じて帯域補正された音声を出力することができる。
例えば、HDMI-CEC連携により、デジタルテレビジョン放送受信装置1のリモートコントローラ72で外部スピーカ制御装置2で設定される音量を変化させながら、Dolby Volume等の効果を得られる。
次に、図3を参照して、上記説明したDolby Volume機能の拡張について説明する。
デジタルテレビジョン放送受信装置1の制御部61は、Dolby Volume機能が有効になっているか否かを確認し(ST1)。さらに音声信号の出力先が外部スピーカになっているか否かを確認し(ST2)、外部スピーカ制御装置2がHDMI−CEC機能に対応しているか否かを確認する(ST3)。
Dolby Volume機能が有効で(ST1、YES)、音声信号の出力先が外部スピーカで(ST2、YES)、外部スピーカ制御装置2がHDMI−CEC機能に対応していれば(ST3、YES)、制御部61は、HDMI−CECのボリューム位置通知コマンドを使用して、外部スピーカ制御装置2の再生ボリューム値(ボリューム位置)を検出する(ST4)。さらに、制御部61は、HDMI−CECのボリューム位置通知コマンドにより検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する(ST5)。さらに、音声処理部53のDolby Volume機能を利用して、算出されたデシベル値に対応した音声信号を生成し、生成された音声信号を、HDMI端子88を介して、外部スピーカ制御装置2へ出力する(ST6)。
さらに図4を参照して、変換テーブルに基づく、再生ボリューム値に対応したデシベル値の算出について説明する。
制御部61が、不揮発性メモリ613に記憶された複数の変換テーブルの中から一つの変換テーブルを決定できる場合、例えば外部スピーカ制御装置2のベンダーIDを検出している場合には(ST11、YES)、外部スピーカ制御装置2のベンダーIDに対応した変換テーブルを選択し(ST12)、選択した変換テーブルに基づき、再生ボリューム値に対応したデシベル値を算出する(ST13)。
制御部61が、変換テーブルを決定できない場合で(ST11、NO)、ユーザからの変換テーブルの選択指示を受信している場合には(ST14、YES)、不揮発性メモリ613に記憶された複数の変換テーブルの中から選択指示に対応した一つの変換テーブルを選択し(ST15)、選択した変換テーブルに基づき、再生ボリューム値に対応したデシベル値を算出する(ST13)。
制御部61が、不揮発性メモリ613に記憶された複数の変換テーブルの中から一つの変換テーブルを決定できない場合で(ST11、NO)、ユーザからの変換テーブルの選択指示も無い場合には(ST14、NO)、制御部61は、不揮発性メモリ613に記憶された複数の変換テーブルの中から予め指定された一つの変換テーブルを選択し(ST16)、選択した変換テーブルに基づき、再生ボリューム値に対応したデシベル値を算出する(ST13)。
上記した予め指定された変換テーブル(以下、指定変換テーブル)とは、例えば、様々な特性の外部スピーカ制御装置が普及している中で、大部分の外部スピーカ制御装置で比較的良好なデシベル変換結果が得られる汎用性の高い変換テーブルである。或いは、制御部61が、過去の変換テーブルの使用履歴を不揮発性メモリ613に記憶しておき、過去の変換テーブルの使用履歴に基づき指定変換テーブルを決定するようにしてもよい。つまり、前回使用された変換テーブルを指定変換テーブルに決定してもよいし、使用頻度の最も高い変換テーブルを指定変換テーブルに決定してよい。
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
デジタルテレビジョン放送受信装置と外部スピーカ制御装置とが接続され、さらに外部スピーカ制御装置と外部スピーカとが接続された状態を示す図である。 この発明の一実施形態に係るデジタルテレビジョン放送受信装置(映像音声出力装置)の概略構成を示す図である。 Dolby Volume機能の拡張を説明するためのフローチャートである。 変換テーブルに基づく再生ボリューム値に対応したデシベル値の算出について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…デジタルテレビジョン放送受信装置、2…外部スピーカ制御装置、3…外部スピーカ、47…信号処理部、53…音声処理部、55…映像処理部、56…内部スピーカ、57…映像表示部、61…制御部、87…HDMI I/F、88…HDMI端子

Claims (5)

  1. 外部スピーカを制御する外部スピーカ制御装置で設定されている再生ボリューム値を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出する算出手段と、
    前記算出されたデシベル値に対応した音声信号を生成する生成手段と、
    前記外部スピーカ制御装置に対して、前記生成された前記音声信号を出力する音声信号出力手段と、
    前記音声信号に対応した映像信号に基づく映像を出力する映像出力手段と、
    を備えたことを特徴とする映像音声出力装置。
  2. 前記算出手段は、複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との対応関係を示す変換テーブルに基づき、前記検出手段により検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像音声出力装置。
  3. 前記算出手段は、複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との第1の対応関係を示す第1の変換テーブル、及び複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との第2の対応関係を示す第2の変換テーブルのうちの選択された変換テーブルに基づき、前記検出手段により検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像音声出力装置。
  4. 前記検出手段は、前記外部スピーカ制御装置のベンダーIDを検出し、
    前記算出手段は、複数の再生ボリューム値と複数のデシベル値との対応関係を示す複数の変換テーブルのうちの、前記検出手段により検出されたベンダーIDに対応した変換テーブルに基づき、前記検出手段により検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出することを特徴とする請求項1に記載の映像音声出力装置。
  5. 外部スピーカを制御する外部スピーカ制御装置で設定されている再生ボリューム値を検出し、
    前記検出された再生ボリューム値に対応するデシベル値を算出し、
    前記算出されたデシベル値に対応した音声信号を生成し、
    前記外部スピーカ制御装置に対して前記生成された前記音声信号を出力するとともに、前記音声信号に対応した映像信号に基づく映像を出力する、
    ことを特徴とする映像音声出力方法。
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