JP2009231342A - 固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各光電変換素子に隣接するMOSトランジスタのゲートのレイアウトが非対称となった場合の各光電変換素子での暗電流の差を低減する、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、複写機及びファクシミリ等に用いられる固体撮像装置及びそれを用いたカメラを提供する。
【解決手段】固体撮像装置は、第1の光電変換素子の受光面上に配された第1の反射防止膜130aと、前記第2の光電変換素子の受光面上に配された第2の反射防止膜130bとを有し、前記第1の光電変換素子に隣接するゲート配線のうち、前記第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、前記第2の光電変換素子に隣接するゲート配線のうち前記第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも短く、前記第1の反射防止膜130aの面積が、前記第2の反射防止膜130bの面積よりも大きいことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、複写機及びファクシミリ等に用いられる固体撮像装置及びそれを用いたカメラに関する。
固体撮像装置は多画素化の傾向にある。画素に増幅MOSトランジスタを有する増幅型固体撮像装置では、限られたチップ面積の中で画素数を増やすために、複数の光電変換素子に対して共通の画素読み出し回路を用いている。これにより、1つの光電変換素子あたりのトランジスタ数を削減する方法が実用化されている。
この場合、共通に接続された画素間における暗電流の差を小さくする手法が特許文献1に記載されている。この方法によれば、共通に接続された2つ以上画素の暗電流の差を抑制することができる。
特開2006−074009号公報
しかしながら、隣接する画素でトランジスタのゲート電極の長さと蓄積中のゲート電位を全て同じにすることは非常に困難である。特に画素の微細化が進むと、画素レイアウトの微妙な違いがエッチング精度、エッチング形状の違いにつながるので、加工後にゲート面積を同じにすることは更に困難である。更に、共通に使用するトランジスタが増加すると、駆動タイミング複雑になるため、蓄積期間中にゲート電極電位を同一にすることも困難である。特に高速の読み出しが要求されると、駆動タイミングの制約が更に増えるため、現実的には同一の電位にすることはできない。また複数の光電変換装置で、トランジスタを共有する場合に限らず、各光電変換素子に隣接するMOSトランジスタのゲートの長さが異なる場合には同様の課題が生じる場合がある。
よって本発明は、各光電変換素子に隣接するMOSトランジスタのゲートのレイアウトが非対称となった場合の各光電変換素子での暗電流の差を低減することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、第1及び第2の光電変換素子を含む複数の光電変換素子と、前記第1及び第2の光電変換素子の電荷に基づく信号を増幅して出力する増幅MOSトランジスタと、前記増幅トランジスタのゲートの電位を基準電位とするリセットMOSトランジスタと、を少なくとも有する固体撮像装置であって、前記第1の光電変換素子の受光面上に配され、該第1の光電変換素子と層間絶縁膜との界面における光の反射を低減する第1の反射防止膜と、前記第2の光電変換素子の受光面上に配され、該第2の光電変換素子と層間絶縁膜との界面における光の反射を低減する第2の反射防止膜と、を有し、前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記増幅MOSトランジスタ及び前記リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち、前記第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、前記第2の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記増幅MOSトランジスタ及び前記リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち前記第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも短く、前記第1の反射防止膜の面積が、前記第2の反射防止膜の面積よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、暗電流差の低減された固体撮像装置を提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
本実施形態の固体撮像装置の等価回路図を図1に示す。400a,bは光電変換素子である。400aを第1の光電変換素子、400bを第2の光電変換素子とする。ここではフォトダイオードを用いている。ここでは二つの光電変換素子のみしか示していないが、更に多数の光電変換素子を有していてもよい。
401a,bは光電変換素子の電荷を転送する転送部である。ここではMOSトランジスタを用いている。404は後述の増幅部の入力部をリセットするリセット部である。増幅トランジスタのゲートの電位を基準電位とする。ここではMOSトランジスタを用いている。405は光電変換素子で生じた信号電荷に基づく信号を増幅して出力する増幅部である。ここではMOSトランジスタを用いており、不図示の定電流源と共にソースフォロワ回路を構成している。MOSトランジスタ405のゲートは半導体基板に配される浮遊拡散領域(FD領域)と電気的に接続されている。光電変換素子400から転送部を介してFD領域へ信号電荷が転送されて電圧に変換され、この電圧に基づく信号がMOSトランジスタ405を介して信号線へ読み出される。
406は選択部であり、MOSトランジスタ405の動作、非動作状態を制御し画素の選択動作を行なう。ここではMOSトランジスタを用いている。図1では複数の光電変換素子(2つ)に対して読み出し回路部(MOSトランジスタ404、405、406)が共通に設けられている。
図2に図1で説明した等価回路図に対応する固体撮像装置の平面図を示す。
500aは第1の光電変換素子の一部を構成する半導体領域、500bは第2の光電変換素子の一部を構成する半導体領域である。これらは、信号電荷を蓄積可能な領域であり、信号電荷が電子の場合にはN型の半導体領域、ホールの場合にはP型の半導体領域である。501a,bは転送部を構成するMOSトランジスタ(転送MOSトランジスタ)のゲートである。
513はリセット部を構成するMOSトランジスタ(リセットMOSトランジスタ)のゲートである。514は増幅部を構成するMOSトランジスタ(増幅MOSトランジスタ)のゲートである。515は選択部を構成するMOSトランジスタ(選択MOSトランジスタ)のゲートである。各ゲートはMOSトランジスタのチャネルとなるべき活性領域上と、各活性領域を画定する素子分離領域上とに配されている。説明のためチャネル上に配される部分と、素子分離領域上に配される部分とを総称してゲートとする。
Lsは選択MOSトランジスタのゲートの長さ、LrはリセットMOSトランジスタのゲートの長さ、Lfは増幅MOSトランジスタのゲートの長さを示す。更に詳細には、光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された各MOSトランジスタのゲート配線のうち、各光電変換素子に面している部分の長さを示している。
添え字はそれぞれ第1、第2の光電変換素子にそれぞれ隣接し、且つそれぞれの光電変換素子に面していることを示す。各光電変換素子によって、各光電変換素子に隣接する部分のゲートの長さが異なっている。具体的には、本実施形態ではLs1+Lr1+Lf1<Ls2+Lr2+Lf2という関係である。ここで転送MOSトランジスタは、全ての光電変換素子に対して一つずつ設けられているので隣接するゲート長さが各光電変換素子によって異なるということがおこらない。したがって、以下の説明では転送MOSトランジスタを除いた他のトランジスタに関して説明を行なう。
520aは第1の光電変換素子の受光面上に配された第1の反射防止膜である。520bは第2の光電変換素子の受光面上に配された第2の反射防止膜である。光電変換素子と不図示の層間絶縁膜との界面における入射光の反射を低減する。光電変換素子を構成する材料、例えばシリコンと、層間絶縁膜を構成する材料、例えばシリコン酸化膜との間の屈折率を有する材料で構成するのがよい。例えば、シリコン窒化膜が用いられる。
530a、530bはチャネルストップ領域である。信号電荷と逆導電型の半導体領域により構成され、素子分離領域下や側面に配されて隣接する活性領域間のチャネル形成を抑制する。第1のチャネルストップ領域530aは第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域下部に、第1の光電変換素子に隣接して配されている。第2のチャネルストップ領域530bは第2の光電変換素子に隣接する素子分離領域下部に、第2の光電変換素子に隣接して配されている。例えば信号電荷が電子の場合にはP型の半導体領域で構成される。
図3(a)は、図2のA−A´における断面図、図3(b)はB−B´における断面図である。各半導体領域の導電型は信号電荷として電子を用いる場合について説明する。信号電荷としてホールを用いる場合には各半導体領域の導電型を逆導電型とすればよい。
100a、100bは光電変換素子の一部を構成するN型の半導体領域である。信号電荷を蓄積しうる領域である。図2の500a、500bに対応する。
102はP型のウエルである。P型ウエル102の一部と100a,bとでPN接合ダイオードを構成し、このPN接合ダイオードが光電変換素子を構成する。
103は素子分離領域である。LOCOS、STIなどで構成される。素子分離領域103により各素子が形成される活性領域が画定される。例えば、光電変換素子の一部を構成する半導体領域100a,bの周囲は、電荷を転送するチャネル領域を除いて素子分離領域103により囲まれている。素子分離領域により隣接する活性領域と電気的に分離されている。隣接する活性領域には、例えば、各MOSトランジスタのソース、ドレイン領域、もしくは隣接する光電変換素子が配される。チャネル領域上には、転送部を構成するMOSトランジスタのゲートが配されている。104は素子分離領域103上に配されたMOSトランジスタのゲート配線である。ここでは、選択MOSトランジスタのゲート配線である。
106は隣接する活性領域に配されたMOSトランジスタのソース、ドレイン領域である。107は半導体領域100a,bの上部に配されたP型の半導体領域である。P型半導体領域107により光電変換素子をいわゆる埋め込み型のフォトダイオードとすることが可能となり、表面で発生する暗電流の影響を抑制することが可能となる。
120、121はP型のチャネルストップ領域である。図2の530a,bに対応する。チャネルストップ領域120はチャネルストップ領域121の上部に配され、不純物濃度がチャネルストップ領域121に比べて低くなっている。チャネルストップ領域120,121は、少なくとも素子分離領域103下部に配されている。側面まで延在していてもよい。
130a、130bは反射防止膜である。図2の520a,bに対応する。反射防止膜130を形成した後に不図示の層間絶縁膜及び金属の配線層による多層配線構造が積層される。
多層配線構造を構成する金属配線層上には、例えばプラズマCVD法により形成されたシリコン窒化膜(不図示)が配される。このシリコン窒化膜は保護膜として機能する。このシリコン窒化膜を用いて受光表面近傍の界面準位を低減させる、水素シンター処理を行なう。具体的には、シリコン窒化膜を形成した後に、400℃〜475℃の熱処理を行うことにより、シリコン窒化膜から水素ラジカルを離脱させ、層間絶縁膜中を拡散して基板に到達させる。この水素ラジカルがシリコンとシリコン酸化膜(層間絶縁膜等)との界面準位を低減する。界面準位を低減させることにより、暗電流源が低減するため、暗電流を抑制することが可能となる。
更に、カラー撮像を行う固体撮像装置の場合には、最上層に色フィルターとマイクロレンズを配してもよい。
上述したように本実施形態においては第1の光電変換素子と、素子分離領域を介してこれに隣接する第2の光電変換素子とで、それぞれの光電変換素子に隣接するゲートの長さが異なる。具体的には、Ls1+Lr1+Lf1<Ls2+Lr2+Lf2である。図2から明らかなように、選択MOSトランジスタのゲート長さが第1の光電変換素子に隣接する部分の長さに比べて、第2の光電変換素子に隣接する部分の長さが長い。ここで選択MOSトランジスタは、光電変換素子に電荷を蓄積している期間(電荷蓄積期間)中の一部において導通状態となる。これは例えばCDS処理などを行なう際に必要な画素のリセット信号を外部に読み出すためである。また更に信号の読み出しを高速に行なう必要がある場合においても導通状態とする場合がある。
選択MOSトランジスタがN型であるとすると、ゲートに非導通状態に比べて高い電圧が供給される。ゲートに高い電圧が供給されている状態においては、素子分離領域下のP型のチャネルストップ領域と素子分離領域界面付近に電子が集まりこれが暗電流源となる。ここで、各光電変換素子に対して隣接する選択MOSトランジスタのゲートの長さが異なるようなレイアウトの非対称性が存在すると、各光電変換素子に対する暗電流が異なる場合がある。本実施形態においてはこのレイアウトの非対称性によって生じる暗電流差を反射防止膜の面積を異ならせることによって抑制する。具体的には、反射防止膜520aの面積を反射防止膜520bの面積よりも大きくする。
反射防止膜は、通常層間絶縁膜として用いられるシリコン酸化膜などと比較すると水素吸蔵効果を有する場合が多い。例えば、シリコン窒化膜を反射防止膜として用いた場合などである。このような構成で、界面準位の低減のために上述のように反射防止膜越しに水素ラジカルを供給させた場合には、供給した水素ラジカルのうち所定の割合が反射防止膜により捕獲される。捕獲量は反射防止膜の体積により異なるが、通常反射防止膜の膜厚は各画素で一定であるため、ほぼ面積によって捕獲量は決まる。本発明者らは、反射防止膜の面積により水素捕獲量が異なることに着目し、隣接する選択MOSトランジスタのゲート電極の長さの違いによる暗電流差を反射防止膜の面積を調整することにより低減した。
具体的には、隣接する選択MOSトランジスタのゲートの長さが短い光電変換素子(第1の光電変換素子)の反射防止膜の面積を、隣接する選択MOSトランジスタのゲートの長さが長い光電変換素子(第2の光電変換素子)の反射防止膜の面積よりも大きくした。図2における520a(図3における130a)の面積を、520b(図3における130b)の面積よりも大きくしている。
このような構成によれば、水素供給による界面準位の低減効果が第1の光電変換素子に比べて第2の光電変換素子のほうが大きくなり、第1の光電変換素子と第2の光電変換素子との暗電流差を抑制することが可能となる。
全蓄積期間中に選択トランジスタを導通させる電圧がゲートに供給されている場合、選択MOSトランジスタのゲートのレイアウト非対称性によって数%〜十数%の暗電流差が生じる場合があった。これに対して本実施形態の構成を適用することにより、この暗電流差を30%程度低減することが可能となった。
本実施形態においては特に選択MOSトランジスタを用いて説明したが、これに限られるものではない。光電変換素子の蓄積期間中の少なくとも一部に、素子分離領域下のチャネルストップ領域などの半導体領域に暗電流の元となる電荷が集まるような電圧が供給され得るものであれば適用可能である。したがって、リセットMOSトランジスタが蓄積期間中の一部に増幅MOSトランジスタのゲートにリセット電圧を供給する場合も、非導通状態と比べて高い電圧となるため本実施形態を適用することができる。また信号電荷をホールとし各MOSトランジスタをP型とした場合には、全ての導電型が逆となるのみで暗電流発生のメカニズムは同様である。この場合にも光電変換素子の蓄積期間中において、MOSトランジスタを導通させるための電圧(パルス)が供給されていれば同様に本実施形態の構成を適用可能である。
更に、本実施形態においては選択MOSトランジスタ、転送MOSトランジスタを有する構成に関して説明したが、これらを有さない構成においても適用可能である。具体的には光電変換素子と、増幅MOSトランジスタのゲートが直接接続されている構成や選択MOSトランジスタを設けずにリセットMOSトランジスタにより増幅MOSトランジスタのゲートの電位を制御することにより画素の選択を行なう場合である。後者の場合には少なくとも増幅、リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち、第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも短い場合に適用可能である。
また反射防止膜のレイアウトは図2、3に限られるものではない。ただし、光電変換素子に対するエッチングダメージなどを考慮すると、その反射防止膜の端部は素子分離領域上に存在するのがよい。つまり、反射防止膜は光電変換素子の表面は全て覆い、素子分離領域もしくは素子分離領域上のゲート配線を覆って配されるのがよい。
(第2の実施形態)
本実施形態の平面図を図4に、図4のA−A´、B−B´断面図を図5に示す。第1の実施形態と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。本実施形態においては反射防止膜の面積は異ならせることなく、チャネルストップ領域の面積(幅)を異ならせている。ここでチャネルストップ領域の面積とは上面図における面積を指す。
本実施形態においても第1の実施形態と同様に、各光電変換素子に隣接するMOSトランジスタのゲート長さが異なる。図4では、半導体領域500aを含んで構成される第1の光電変換素子と、半導体領域500bを含んで構成される第2の光電変換素子とにそれぞれ隣接するゲート長さが異なる。具体的にはLs1+Lr1+Lf1<Ls2+Lr2+Lf2の関係を満たしている。本実施形態においても第1の実施形態と同様に第1の光電変換素子と第2の光電変換素子とでゲートレイアウトの非対称性に起因する暗電流差が存在する。本実施形態においては、反射防止膜の面積を異ならせることなく、チャネルストップ領域の面積(幅)により暗電流差を抑制している。ここで幅を異ならせることにより暗電流発生量が異なる理由を説明する。活性領域を画定するために設けられる絶縁体により構成される素子分離領域とシリコンとの界面は、素子分離領域形成時のダメージ等により暗電流源となりやすい。チャネルストップ領域を配することにより、この界面近傍で発生する暗電流を抑制することが可能となる。素子分離領域とシリコンとの界面近傍にチャネルストップ領域が配されていることが重要であるため、素子分離領域の上面図における幅に対してどの程度の幅を覆っているかが重要である。つまり、チャネルストップ領域の幅を異ならせることにより素子分離領域とシリコンとの界面を覆うことが可能な領域を異ならせることが可能になる。したがって、チャネルストップ領域の幅を異ならせる。
具体的には図4のチャネルストップ領域430a、430bの、半導体領域500の上下に配されている部分の幅をRcnsa<Rcnsbとした。チャネルストップ領域の幅が広い方が流れ込む電荷量をより抑制することが可能となる。つまり。暗電流の抑制量が大きくなる。したがって、第1の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域420aの幅を第2の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域420bの幅よりも狭くすることにより、暗電流の差を抑制することが可能となる。チャネルストップ領域の幅を異ならせる領域は、ゲート長さが異なる部分の近傍に配されたチャネルストップ領域とするのがよい。具体的には選択MOSトランジスタのゲートの長さが異なるのであれば、選択MOSトランジスタのゲート配線が配された素子分離領域下のチャネルストップ領域の幅を異ならせるのがよい。図4においては、左右方向のチャネルストップ領域の幅は異ならせずに、上下方向のチャネルストップ領域の幅を異ならせている。
本実施形態においても、レイアウトの非対称性により生じる暗電流差を抑制することが可能となる。
(第3の実施形態)
本実施形態の固体撮像装置の平面図を図6に示す。図6のA−A´における断面図を図7(a)に、図6のB−B´における断面を図7(b)に示す。第1、2の実施形態と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。
本実施形態においては、光電変換素子での蓄積期間中において、第1、第2の実施形態に比べてゲートに低い電圧(非導通)が供給されている時間が長い場合に関して説明する。最も象徴的には、光電変換素子の全蓄積期間中において複数のMOSトランジスタのゲートに、当該MOSトランジスタを非導通とする電圧が供給されているような状態である。ここで複数のMOSトランジスタとは、各光電変換素子に対して複数設けられており、信号の読み出しや、リセットなどを行なうものである。
本実施形態においても第1の光電変換素子と第2の光電変換素子、それぞれに隣接するゲートの長さが異なっている。具体的には、Ls1+Lr1+Lf1<Ls2+Lr2+Lf2の関係を満たしている。
本実施形態においては蓄積期間中に各ゲートに非導通となる電圧が供給される時間が長いため、第1、第2の実施形態に比べると、レイアウトの非対称性により生じる暗電流の差は小さくなる。しかし、低照度での撮影や長時間露光(長時間蓄積)での撮影においては、小さな暗電流差であっても画像に対する影響は小さくない。
ここで素子分離領域上にゲート配線が配されている領域と、配されていない領域との素子分離領域下の電荷状態の違いに関して説明する。電子の数は素子分離領域上にゲート配線が配されている領域の方が配されていない領域に比べて少ない。したがって、暗電流に関してもゲート配線が配される領域の方が発生量が小さくなる。この暗電流差を抑制するために、隣接するゲート長さが長い方の光電変換素子、本実施形態では第2の光電変換素子の上部に配された反射防止膜の面積を第1の光電変換素子の上部に配された反射防止膜の面積よりも大きくする。図6における反射防止膜620b(730b)の面積が、図6における反射防止膜620a(730a)の面積よりも大きい。つまり半導体領域500b(100b)を含んで構成される第2の光電変換素子上の反射防止膜620b(730b)の面積が、半導体領域500a(100a)を含んで構成される第1の光電変換素子上の反射防止膜620a(730a)の面積よりも大きい。
このような構成とすることによりゲートレイアウトの非対称性により生じる暗電流差を抑制することが可能となる。反射防止膜のレイアウトに関しては図6、7に限られるものではない。実施形態1と同様に、反射防止膜は光電変換素子に対するエッチングダメージなどを考慮すると、その端部は素子分離領域上に存在するのがよい。つまり、反射防止膜は光電変換素子の表面は全て覆い、素子分離領域もしくは素子分離領域上のゲート電極を覆う領域の大きさにより面積を調整するのがよい。
(第4の実施形態)
本実施形態の固体撮像装置の平面図を図8に示す。図8のA−A´における断面図を図9(a)に、図8のB−B´における断面を図9(b)に示す。第1〜第3の実施形態と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。本実施形態においては、ゲート電極に対して第3の実施形態と同様の電圧が供給される構成において、暗電流の差をチャネルストップ領域の幅により抑制する。図8において830aが第1の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域、830bが第2の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域である。図9において920a、921aが第1の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域であり、920b、921bが第2の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域である。図8、9により明らかなように、第1の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域920aの幅を第2の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域920bの幅よりも広くする。更に第2の実施形態と同様に、チャネルストップ領域の幅を異ならせる領域は、ゲートの長さが異なる部分の近傍に配されたチャネルストップ領域とするのがよい。具体的には本実施形態のように選択MOSトランジスタのゲートの長さが異なるのであれば、選択MOSトランジスタが配された素子分離領域下のチャネルストップ領域の幅を異ならせるのがよい。具体的には、図4の左右方向のチャネルストップ領域の幅を異ならせずに、上下方向のチャネルストップ領域の幅を異ならせている。
(第5の実施形態)
本実施形態の固体撮像装置の平面図を図10に示す。第1〜4の実施形態と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し、詳細な説明は省略する。本実施形態においては、リセットMOSトランジスタのゲート1013の形状が、第1〜4の実施形態と異なる。蓄積期間中における各MOSトランジスタのゲート電極へ供給される電圧は第4の実施形態と同様である。
蓄積期間中にMOSトランジスタを導通させる電圧がゲートに供給されているMOSトランジスタと、非導通にさせる電圧がゲートに供給されているMOSトランジスタとが混在する場合を考える。この場合には、導通する電圧がゲートに供給されているMOSトランジスタのゲート電極のレイアウトに注目する。暗電流差に対する影響が大きいためである。
本実施形態では、蓄積期間中にハイレベルの電圧が供給される期間を有するリセットMOSトランジスタのゲートの第2の光電変換素子500bに隣接する長さLr2が、増幅MOSトランジスタのゲートの第1の光電変換素子500aに隣接する長さLf2より長い。したがって、反射防止膜1020aの面積より、反射防止膜1020bの面積を大きくすることにより、第1の光電変換素子500aと第2の光電変換素子500bの暗電流の差を低減することができる。
図11ではチャネルストップ領域1130の幅Rncsa,Rncsbの幅を異ならせることにより暗電流差を低減している。A−A´、B−B´における断面はこれまで述べてきた実施形態と同様であるため詳細な説明は省略する。1113はリセットMOSトランジスタのゲート、
また図10と図11に示すように蓄積期間中に異なるMOSトランジスタのゲートに導通させるため電圧が供給される場合には、導通電圧が供給される期間の長さおよびそれぞれのゲートが光電変換素子と隣接する長さを積分する。そして、反射防止膜の面積及びチャネルストップ領域の幅が等しい場合の暗電流の差を算出する。算出した暗電流の差を低減するように、反射防止膜あるいはチャネルストップ領域の面積の異ならせればよい。
(第6の実施形態)
本実施形態の固体撮像装置の等価回路図を図12に、平面図を図13に示す。第1〜第5の実施形態と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。本実施形態においては画素増幅部の入力部となる増幅MOSトランジスタのゲートの電位を制御することにより画素の選択を行なう例に関して説明する。具体的にはリセットMOSトランジスタ1204により増幅MOSトランジスタのゲートに選択、非選択の少なくとも二つの異なる電圧を供給することにより画素の選択動作を行なう。選択MOSトランジスタを別途設けていないため、第1〜第5の実施形態に比べて、画素領域に配されるMOSトランジスタの数が更に少なくなり画素の縮小化には有利である。しかしながら、ひとつのトランジスタが複数の役割を担うため、駆動タイミングの自由度は低い。つまり、蓄積期間中に暗電流の発生を小さくするためにMOSトランジスタのゲートに非導通とするための低い電圧を供給する時間を長く取ることができない。このような構成においては、高い電圧を供給されているゲートの割合が増えるため、レイアウトの非対称性により生じる暗電流差も大きくなる傾向にある。
図12において、1200が光電変換素子、1201が転送MOSトランジスタ、1204がリセットMOSトランジスタ、1205が増幅MOSトランジスタである。本実施形態においては、リセットMOSトランジスタ1313と増幅トランジスタ1314の配置がこれまでの実施形態とは異なる。リセットMOSトランジスタを介して増幅MOSトランジスタのゲート電位を制御し画素を選択する場合には、蓄積期間中にリセットトランジスタのゲートにはロウレベルの電圧が供給される。そして、増幅トランジスタのゲートには蓄積期間の一部の期間でハイレベルの電圧が供給される。したがって隣接する増幅MOSトランジスタ1314のゲート長さの違いが暗電流差に対する影響が大きい。第1の光電変換素子500aに隣接するゲート長さLf1に比べて、第2の光電変換素子500bと隣接するゲート長さLf2の方が短い。したがって、反射防止膜1320aの面積を1320bの面積に比べて小さくする。このように反射防止膜の面積を異ならせることにより、暗電流の差を低減することが可能となる。
図14においては、図13とMOSトランジスタのゲートのレイアウトは同様であり、チャネルストップ領域1430の幅を異ならせている。第1の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域1430aの幅Rcnsaを第2の光電変換素子に隣接するチャネルストップ領域1430bの幅Rcnsbよりも大きくする。このような構成によっても図13と同様に暗電流差を低減することが可能となる。
(第7の実施形態)
本実施形態の固体撮像装置の等価回路図を図15に、平面図を図16に示す。第1〜第6の実施形態と同様の機能を有する部分には同様の符号を付し詳細な説明は省略する。本実施形態においては4つの光電変換素子により画素の読み出し回路を共有している。
図15において光電変換素子1500a〜dによって、画素の読み出し回路を構成する、リセットMOSトランジスタ1504、増幅MOSトランジスタ1505、選択MOSトランジスタ1506を共有している。1501a〜dは転送MOSトランジスタである。
図16においては、MOSトランジスタのゲートレイアウトの非対称性をできるだけ小さくするために、ダミーゲート1616を設けている。ダミーゲートは回路機能を果たさない。蓄積期間中における各MOSトランジスタのゲートに供給される電圧は、リセットMOSトランジスタ、増幅MOSトランジスタにはハイレベルの電圧、選択MOSトランジスタのゲートにはロウレベルの電圧が供給されている。1620は反射防止膜である。1613はリセットMOSトランジスタのゲート、1614は増幅MOSトランジスタのゲート、1615は選択MOSトランジスタのゲートである。
各光電変換素子に隣接するゲートの長さはそれぞれ、Lf1+Ld2、Ls1+Lf2、Lr1+Ls2、Ld1+Lr2となる。このうちゲートにハイレベルの電圧が供給されているゲート長さが長い順に並べると、第3の光電変換素子400c、400d、400b、400aの順となる。このゲート長さの違いに基づいて、反射防止膜1620の面積を、1620a>1620b>1620d>1620cとした。このような構成により暗電流差を低減することが可能となる。また図示はしないが、上述の実施形態と同様にチャネルストップ領域の長さを異ならせることによっても暗電流差を低減することが可能となる。
以上、具体的な実施形態を挙げて本発明の説明を行なったが本発明はこれら実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りで適宜変更、組み合わせは可能である。例えば、各実施形態の図面においては、反射防止膜、チャネルストップ領域の両者を設けた構成に関して説明したが、どちらか一方のみを有する構成にも適用可能である。更に、反射防止膜及びチャネルストップ領域の両者を有する場合には、どちらか一方の面積、もしくは幅を変化させても良いし、両者を変化させてもよい。暗電流差などによって適宜組み合わせればよい。
また複数の光電変換素子で画素の読み出し回路のMOSトランジスタを供給する構成に関して述べたが、MOSトランジスタのゲートのレイアウトが非対称になるのであればよい。つまり読み出し回路を構成するMOSトランジスタの数は各光電変換素子で等しい構成にも適用可能である。
更に、信号電荷としてホールを用いる場合には各半導体領域の導電型を逆にし、電圧関係も逆とすることにより同様に適用可能である。
本発明の固体撮像装置の等価回路図の一例である。 第1の実施形態の固体撮像装置の平面図である。 第1の実施形態の固体撮像装置の断面図である。 第2の実施形態の固体撮像装置の平面図である。 第2の実施形態の固体撮像装置の断面図である。 第3の実施形態の固体撮像装置の平面図である。 第3の実施形態の固体撮像装置の断面図である。 第4の実施形態の固体撮像装置の平面図である。 第4の実施形態の固体撮像装置の断面図である。 第5の実施形態の固体撮像装置の平面図である。 第5の実施形態の固体撮像装置の変形例の平面図である。 第6の実施形態の固体撮像装置の等価回路図である。 第6の実施形態の固体撮像装置の平面図である。 第5の実施形態の固体撮像装置の変形例の平面図である。 第7の実施形態の固体撮像装置の等価回路図である。 第7の実施形態の固体撮像装置の平面図である。
符号の説明
120、121、530 チャネルストップ領域
103 素子分離領域
400 光電変換素子
404 リセットMOSトランジスタ
405 増幅MOSトランジスタ
501、513、514、515 MOSトランジスタのゲート
520 反射防止膜

Claims (14)

  1. 第1及び第2の光電変換素子を含む複数の光電変換素子と、
    前記光電変換素子の電荷に基づく信号を増幅して出力する増幅MOSトランジスタと、
    前記増幅トランジスタのゲートの電位を基準電位とするリセットMOSトランジスタと、を少なくとも有する固体撮像装置であって、
    前記第1の光電変換素子の受光面上に配され、該第1の光電変換素子と層間絶縁膜との界面における光の反射を低減する第1の反射防止膜と、
    前記第2の光電変換素子の受光面上に配され、該第2の光電変換素子と層間絶縁膜との界面における光の反射を低減する第2の反射防止膜と、を有し、
    前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記増幅MOSトランジスタ及び前記リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち、前記第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、前記第2の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記増幅MOSトランジスタ及び前記リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち前記第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも小さく、前記第1の反射防止膜の面積が、前記第2の反射防止膜の面積よりも大きいことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記増幅MOSトランジスタは前記第1及び第2の光電変換素子に共通に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記増幅MOSトランジスタもしくは前記リセットMOSトランジスタのゲートには、前記光電変換素子の電荷蓄積期間において当該MOSトランジスタを導通させる電圧が供給されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の固体撮像装置。
  4. 前記複数の光電変換素子は更に第3、4の光電変換素子を有し、前記増幅MOSトランジスタは、前記第1、2、3および4の光電変換素子に共通に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 更に、前記増幅MOSトランジスタからの信号の読み出しを制御する選択MOSトランジスタを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 更に、前記光電変換素子の電荷を前記増幅MOSトランジスタのゲートに転送する転送MOSトランジスタを有し、前記リセットMOSトランジスタにより前記増幅MOSトランジスタのゲートの電位を制御することにより、該増幅MOSトランジスタからの信号の読み出しを制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 第1及び第2の光電変換素子を含む複数の光電変換素子と、
    前記第1及び第2の光電変換素子の電荷に基づく信号を増幅して出力する増幅MOSトランジスタと、
    前記増幅トランジスタのゲートの電位を基準電位とするリセットMOSトランジスタと、を少なくとも有する固体撮像装置であって、
    前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域下部に、前記第1の光電変換素子に隣接して配された第1のチャネルストップ領域と、
    前記第2の光電変換素子に隣接する素子分離領域下部に、前記第2の光電変換素子に隣接して配された第2のチャネルストップ領域と、を有し、
    前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記増幅MOSトランジスタ及び前記リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち、第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、前記第2の光電変換素子に隣接して配された素子分離領域上に配された前記増幅MOSトランジスタ及び前記リセットMOSトランジスタのゲート配線のうち前記第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも小さく、前記第1のチャネルストップ領域の幅が、前記第2のチャネルストップ領域の幅よりも狭いことを特徴とする固体撮像装置。
  8. 前記増幅MOSトランジスタは前記第1及び第2の光電変換素子に共通に設けられていることを特徴とする請求項7に記載の固体撮像装置。
  9. 前記増幅MOSトランジスタもしくは前記リセットMOSトランジスタのゲートには、前記光電変換素子の電荷蓄積期間において当該MOSトランジスタを導通させる電圧が供給されていることを特徴とする請求項7又は8のいずれかに記載の固体撮像装置。
  10. 前記複数の光電変換素子は更に第3、4の光電変換素子を有し、前記増幅MOSトランジスタは、前記第1、2、3および4の光電変換素子に共通に設けられていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  11. 更に、前記増幅MOSトランジスタからの信号の読み出しを制御する選択MOSトランジスタを有することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  12. 更に、前記光電変換素子の電荷を前記増幅MOSトランジスタのゲートに転送する転送MOSトランジスタを有し、前記リセットMOSトランジスタにより前記増幅MOSトランジスタのゲートの電位を制御することにより、該増幅MOSトランジスタからの信号の読み出しを制御することを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  13. 第1及び第2の光電変換素子を含む複数の光電変換素子と、
    前記光電変換素子の電荷に基づく信号を読み出すためのトランジスタを各光電変換素子に対して複数有する固体撮像装置であって、
    前記第1の光電変換素子の受光面上に配され、該第1の光電変換素子と層間絶縁膜との界面における光の反射を低減する第1の反射防止膜と、
    前記第2の光電変換素子の受光面上に配され、該第2の光電変換素子と層間絶縁膜との界面における光の反射を低減する第2の反射防止膜と、を有し、
    前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記複数のMOSトランジスタのゲート配線のうち、前記第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、前記第2の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記複数のMOSトランジスタのゲート配線のうち前記第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも小さく、
    前記光電変換素子の全蓄積期間中において前記複数のMOSトランジスタのゲートには当該MOSトランジスタを非導通とする電圧が供給されており、
    前記第1の反射防止膜の面積が、前記第2の反射防止膜の面積よりも小さいことを特徴とする固体撮像装置。
  14. 第1及び第2の光電変換素子を含む複数の光電変換素子と、
    前記光電変換素子の電荷に基づく信号を読み出すためのトランジスタを各光電変換素子に対して複数有する固体撮像装置であって、
    前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域下部に、前記第1の光電変換素子に隣接して配された第1のチャネルストップ領域と、
    前記第2の光電変換素子に隣接する素子分離領域下部に、前記第2の光電変換素子に隣接して配された第2のチャネルストップ領域と、を有し、
    前記第1の光電変換素子に隣接する素子分離領域上に配された前記複数のMOSトランジスタのゲート配線のうち、前記第1の光電変換素子に面している部分の長さの和が、前記第2の光電変換素子に隣接して配された素子分離領域上に配された前記複数のMOSトランジスタのゲート配線のうち前記第2の光電変換素子に面している部分の長さの和よりも小さく、
    前記光電変換素子の全蓄積期間中において前記複数のMOSトランジスタのゲートには当該MOSトランジスタを非導通とする電圧が供給されており、
    前記第1のチャネルストップ領域の幅が、前記第2のチャネルストップ領域の幅よりも広いことを特徴とする固体撮像装置。
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