JP2009226892A - タイヤのパンク修理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤのパンク修理と、被空気充填物への圧縮空気のみの充填とを、切替スイッチによって選択的に行い、汎用性を高める。
【解決手段】収納ケース2に、コンプレッサ3、シーリング剤を収容した容器本体4の口部4Aにキャップ体5を取り付けたシーリング剤容器6、及び前記コンプレッサ3とキャップ体5に設けた空気取入れ口部7との間に介在する切替スイッチ8を収納する。切替スイッチ8は、コンプレッサ3からの圧縮空気が流入する流入ポートP0と、この流入ポートP0に選択的に切り替えて導通される第1、第2の流出ポートP1、P2とを有し、第1の流出ポートP1と前記空気取入れ口部7とを接続ホース75により接続する。キャップ体5に設けたシーリング剤・圧縮空気取出し口部41に、パンク修理専用ホース77を連結し、かつ第2の流出ポートP2に圧縮空気専用ホース23を連結した。
【選択図】図8

Description

本発明は、タイヤのパンク修理と、被空気充填物への圧縮空気のみの充填とを、切替スイッチによって選択的に行いうるタイヤのパンク修理装置に関する。
パンクしたタイヤを応急的に修理するためのパンク修理装置として、例えば図9に示すように、シーリング剤収容容器aに、タイヤbとコンプレッサcとをホースdを用いて接続し、前記コンプレッサcからの圧縮空気をシーリング剤収容容器aに送り込むことで、このシーリング剤収容容器aのパンクシーリング剤をタイヤb内に圧送せしめ、その後、引き続いて流れる圧縮空気によってタイヤbを自動的にポンプアップするものが提案されている。しかしこの種のものは、パンク修理現場において装置の組立やホースの取り付け(配管)等が行われるなど作業工数が多く、取扱い性に劣るという問題がある。
そこで例えば特許文献1には、シーリング剤収容容器とコンプレッサとホースとを予め接続した状態でケース内に収容した一体型のパンク修理装置が提案されている。
特開2001−212883号公報
しかし、最近のパンクの発生頻度は7万kmに1回、あるいは6〜7年に1回程度とも言われており、パンク修理装置が実際に使用される頻度はきわめて低い。従って近年、パンク修理装置に、圧縮空気のみを充填する機能を付加し、例えば、空気圧が下がった非パンクのタイヤを標準内圧に昇圧させたり、或いは例えばゴムボートや浮き袋などを膨張させるために使用することが望まれている。
そこで本発明は、シーリング剤収容容器とコンプレッサとホースとを予め接続した状態でケース内に収容し、前述の一体型のパンク修理装置が有する利便性を確保しながら、被空気充填物への圧縮空気のみの充填を切替スイッチによって選択的に行うことができ、汎用性を高めたタイヤのパンク修理装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本願請求項1の発明は、収納ケースに、
圧縮空気を発生させるコンプレッサ、
パンクしたタイヤをシールするシーリング剤を収容した容器本体、及び該容器本体の口部に取り付きかつ前記コンプレッサからの圧縮空気を容器本体に送り込む空気取入れ口部と、この圧縮空気の送り込みにより前記容器本体からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出し口部とを設けたキャップ体を有するシーリング剤容器、
並びに前記コンプレッサと前記空気取入れ口部との間に介在する切替スイッチを収納するとともに、
前記切替スイッチは、前記コンプレッサからの圧縮空気が流入する流入ポートと、この流入ポートに選択的に切り替えて導通される第1、第2の流出ポートとを有し、
しかも前記第1の流出ポートと前記空気取入れ口部とを接続ホースにより接続するとともに、
前記シーリング剤・圧縮空気取出し口部に、パンクしたタイヤに接続可能な接続口部を一端に設けたパンク修理専用ホースの他端を連結し、かつ
前記第2の流出ポートに、前記パンクしたタイヤ以外の被空気充填物に接続可能な接続口部を一端に設けた圧縮空気専用ホースの他端を連結したことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記切替スイッチは、切り替え操作が手動であることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記切替スイッチは、中心孔内にコーン状の第1、第2の弁座部を設けた管状をなし、かつ前記第1、第2の弁座部の間で開口する前記流入ポートと、前記第1、第2の弁座部の両外側で開口する第1、第2の流出ポートと具える弁ケース、
前記中心孔内を軸芯方向一方側、他方側にスライド移動しうる弁軸部に、一方側へのスライド移動により前記第1の弁座部に当接してこの弁座部を閉じる第1の弁体と、他方側へのスライド移動により前記第2の弁座部に当接してこの弁座部を閉じる第2の弁体とを設けた弁軸、
前記弁軸を一方側に付勢して前記第1の弁座部を閉止させるバネ手段、
及び操作レバーを具えるとともに、
前記操作レバーは、手動による押し込みにより前記弁軸を他方側に押進させて前記第2の弁座部を閉止させる押し軸部と、前記押し込み位置で軸芯回りに90°回転させることにより前記押し軸部を押し込み位置で停止させうるストッパー手段とを具えることを特徴としている。
本発明は叙上の如く構成しているため、パンク修理専用ホースの接続口部をパンクしたタイヤに接続し、かつコンプレッサを駆動することにより、パンクしたタイヤにパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次送り込むことができ、パンク修理を便利に行いうる。又圧縮空気専用ホースの接続口部を、例えば空気圧が下がった非パンクのタイヤ、或いはゴムボート、浮き袋などの被空気充填物に接続し、かつ切替スイッチを切り替えるとともにコンプレッサを駆動することにより、圧縮空気のみを前記被空気充填物に送り込むことができ、この被空気充填物の昇圧、膨張を便利に行いうる。
又パンク修理に係わるシーリング剤・圧縮空気の通過流路と、被空気充填物の昇圧、膨張に係わる圧縮空気のみの通過流路とが、切替スイッチから分岐し、独立して形成されている。従って、パンク修理によって、切替スイッチや圧縮空気専用ホースがシーリング剤で汚損することがなく、シーリング剤による切替スイッチの故障を防止するとともに、圧縮空気のみの充填を清浄に行うことができる。又、パンク修理によって汚損する部材がシーリング剤容器とパンク修理専用ホースとに限られ、高価な切替スイッチは含まれない。従って、このシーリング剤容器とパンク修理専用ホースとの交換のみにより、パンク修理を繰り返し行うことができ、省コスト化を達成しうる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明のタイヤのパンク修理装置を示す斜視図、図2は前ケース部を取り外した分解斜視図、図3は前ケース部を取り外した状態の正面図、図8はパンク修理装置の配管状態を示す概念図である。
図1〜3に示すように、本実施形態のタイヤのパンク修理装置1は、収納ケース2に、圧縮空気を発生させるコンプレッサ3、シーリング剤を収容した容器本体4とその口部4Aに取り付くキャップ体5とを有するシーリング剤容器6、及び前記コンプレッサ3とシーリング剤容器6の空気取入れ口部7との間に介在する切替スイッチ8を少なくとも含む装置構成部材を収納して形成されている。
前記収納ケース2は、周囲枠2aの前後を前板2b、後板2cで閉じた縦型の偏平な矩形箱状をなし、その底面には、巾方向両側に、高さ1mm程度の脚部を形成され、設置の安定が図られる。本例では、収納ケース2は、その底部のうちの巾方向の一方側(図では右側)を開口させた主ケース10と、この主ケース10の前記開口部10Aに着脱自在に取り付きその開口を閉じる底ケース12とからなる。又前記主ケース10の内部は、上下にのびる隔壁体14により前記開口部10Aに通じる第1の収容スペース15Aと、その隣りの第2の収容スペース15Bとに区分されている。
前記主ケース10は、前記前板2bを有する前ケース部10Fと、後板2cを有する後ケース部10Rとに分割可能であり、又両者は、第1の収容スペース15A側の側面に設ける例えば2〜3個のフック部16(図2に示す)により係止されるとともに、後板2c側からの例えば4〜6本のネジ金具によって固定される。又前記底ケース12は、例えばガイド溝(図示しない)などにより巾方向にスライド可能に案内されるとともに、閉止状態においては、フック部17(図4に示す)により主ケース10に着脱容易に固定される。
次に、前記コンプレッサ3は、自動車のバッテリーを電源として駆動する市販の種々の小型コンプレッサが使用できる。このコンプレッサ3は重量物であるため、前記第2の収容スペース15Bの下方に取り付けて重心を下げることにより、パンク修理装置1の安定性が高められる。なお前記コンプレッサ3の上方には、コンプレッサ3によって発生する圧縮空気の圧力を測定する圧力計18、及びコンプレッサ3の電源スイッチ19が、前面側から目視乃至操作可能に並べて取り付けられる。又電源スイッチ19及び圧力計18と、前記コンプレッサ3との間には、図3に示すように、間仕切板20によって区画され、かつ前記主ケース10の側面に設ける切り欠き窓22によって開口する広い収納スペース21が形成される。このような配置は、収納ケース2の前面に、取り扱いを説明する表示部J(図1、2に示す)を広く確保するのに役立つ。なお前記収納スペース21には、前記電源スイッチ19からのびかつ自動車のシガーライターソケットに接続可能な電源コード(図示しない)、並びに後述する圧縮空気専用ホース23が取り出し可能に収納される。
次に、前記シーリング剤容器6は、容器本体4と、その口部4Aに取り付くキャップ体5とからなり、前記キャップ体5を下方に向けた倒立状態にて前記第1の収容スペース15Aに収納される。このシーリング剤容器6は、前記開口部10Aから前記第1の収容スペース15A内に上下に出し入れでき、この出し入れ方向と直角な巾方向に前記底ケース12がスライド可能にガイドされているため、底ケース12が外れてシーリング剤容器6が開口部10Aから脱落するのを防止できる。なお第1の収容スペース15A内でシーリング剤容器6がガタ付かないよう、前記主ケース10の内面には、スポンジ材からなり前記容器本体4の底面(倒立状態では上面)と当接するクッション24(図2に示す)が貼着される。又同目的で、主ケース10の内側面は、容器本体4の外側面に沿った円弧状曲面にて形成される。前記クッション24は、車載による振動を吸収でき、シーリング剤中のゴム成分が前記振動によって凝集して変質するのを防止する効果も奏しうる。又主ケース10の側面には、前記シーリング剤容器6の収納の有無を目視確認する切り欠き窓25が形成される。
又本発明のパンク修理装置1は、通常、被空気充填物への圧縮空気の充填機として使用されうるが、このとき、コンプレッサ3の作動による発熱が、保管中のシーリング剤に伝達されてシーリング剤を熱劣化させるという恐れが生じる。しかし本例のパンク修理装置1は、シーリング剤容器6を収納する第1の収容スペース15Aと、コンプレッサ3を収納する第2の収容スペース15Bとを前記隔壁体14により分離している。従って、前記隔壁体14が断熱板として機能し、コンプレッサ3からの熱を遮断してシーリング剤の熱劣化を防止しうる。
前記容器本体4は、図5に示すように、好ましくは300kPa以上の耐圧を有するボトル状の耐圧容器であって、その首部4Bの先端に、前記口部4Aが開口している。
又前記キャップ体5は、例えば円柱状等の胴部32と、この胴部32に一体形成されかつ容器本体4の前記首部4Bを挿入して固定する取付け凹部33とを具える。本例では、前記胴部32は、一端側(図5では上端側)を大径とした段付き柱状をなし、大径側の端面(図5では上端面)に、前記取付け凹部33を凹設している。この取付け凹部33は、その内壁面に設ける内ネジにより、前記容器本体4の前記首部4Bを螺着する。又前記取付け凹部33の底面と前記首部4Bとの間には、パッキン材34が介在し、前記口部4Aを気密に閉止している。
又前記取付け凹部33には、本例では、その底面から立ち上がり前記容器本体4の口部4A内に至る例えば円柱状のボス部35が突出するとともに、このボス部35の外周面には、保管時等において、容器本体4内のパンクシーリング剤が流出するのを防止する中蓋30(一点鎖線で示す)を弾性的に嵌着している。この中蓋30は、コンプレッサ3からの圧縮空気の圧力によって、ボス部35から自動的に外れる。
又前記胴部32には、前記コンプレッサ3からの圧縮空気を容器本体4内に送り込むニップル状の空気取入れ口部7と、この圧縮空気の送り込みにより前記容器本体4からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次送り出すニップル状のシーリング剤・圧縮空気取出し口部41とが突設されている。前記空気取入れ口部7、及びシーリング剤・圧縮空気取出し口部41は、ぞれぞれ前記胴部32内を通る第1、第2の流路42、43を介して前記容器本体4内と導通している。
本例では、前記第1の流路42は、
・ 前記空気取入れ口部7から横方向に直線状にのび、かつ先端に開閉キャップ44の着脱により開放閉止可能な開閉口45を設けた横流路部42Aと、
・ この横流路部42Aとは導通口46で交わりかつ、該導通口46から上方に向かって直線状にのびる縦流路部42Bとから形成される。
前記横流路部42Aは、直径(流路径)を絞ったベンチュリー部42A1の両側に、前記空気取入れ口部7に至る上流側の主流路部42A2と、前記開閉口45に至る下流側の主流路部42A3とを設けた直線状のベンチュリー流路として形成される。又前記縦流路部42Bは、前記導通口46から胴部32を通って上方にのび、その上端は前記ボス部35上端の口部47で開口している。なお前記導通口46は、前記ベンチュリー部42A1に形成することができるが、本例では、前記下流側の主流路部42A3のベンチュリー部42A1近傍位置に形成した場合を例示している。具体的には、前記導通口46の中心の前記ベンチュリー部42A1からの距離を3.0mm以下としてる。この第1の流路42は、開閉口45の閉止状態においては、前記コンプレッサ3からの圧縮空気を容器本体4内に送り込む。又開閉口45の開放状態においては、
前記コンプレッサ3からの圧縮空気は、前記開閉口45から放出する。このとき、ベンチュリー効果によって、前記縦流路部42Bに負圧を発生させることができる。従って、自動車整備工場などのタイヤ補修場所において、タイヤ内のパンクシーリング剤を抜き取って回収する際、パンク修理専用ホース77からタイヤ内のパンクシーリング剤を吸引して、容器本体4内に戻すことができるなど、回収作業に使用することもできる。
又前記第2の流路43は、前記シーリング剤・圧縮空気取出し口部41から上方に向かって直線状にのび、かつその上端は前記ボス部35上端の口部48で開口している。本例では、前記口部48が、前記ボス部35の中心軸に沿って立ち上がる筒部35A先端の中心口として形成されるものを例示している。
次に、前記切替スイッチ8は、前記コンプレッサ3と前記空気取入れ口部7との間に介在している。この切替スイッチ8は、図6(A)、(B)に概念的に示すように、管状をなす弁ケース51と、その中心孔52内に同心に配される弁軸53とを含んで構成される。
前記弁ケース51は、その中心孔52の内面にコーン状の第1、第2の弁座部54、55を具えるとともに、その周壁には、前記第1、第2の弁座部54、55間で開口するニップル状の流入ポートP0、及び第1、第2の弁座部54、55の両外側で開口するニップル状の第1、第2の流出ポートP1、P2がそれぞれ突設される。なお弁ケース51の前端は前壁部51Aによって閉止されるとともに、後端側には、段差部を介して第1、第2の大径部56、57が連設される。
前記弁軸53は、前記中心孔52内を軸芯方向一方側(本例では後方側)、他方側(本例では前方側)にスライド移動可能に配される弁軸部58に、前記一方側へのスライド移動により前記第1の弁座部54に当接してこの弁座部54を閉じる第1の弁体60と、他方側へのスライド移動により前記第2の弁座部55に当接してこの弁座部55を閉じる第2の弁体61とを設けている。前記弁体60、61は、ゴム弾性体により形成される。又前記弁軸部58と、前記中心孔52の内面との間に、圧縮空気が通る間隙がより多く形成されるように、本例では、前記弁軸部58を断面十字状に形成している。なお弁軸部58の後端部には、圧縮空気が後端側から洩れるのを防止するリング状パッキン62が配される。
又弁軸53の前端部と、前記前壁部51Aとの間には、この弁軸53を一方側(本例では後方側)に付勢し、前記第1の弁座部54を閉止させる、例えばコイルバネ状のバネ手段63が配される。
又前記弁軸53の後端側には、切替スイッチ8を手操作する操作レバー64が一直線上に連設される。この操作レバー64は、手動による押し込みにより前記弁軸53を他方側(本例では前方側)に押進させて前記第2の弁座部55を閉止させる押し軸部65と、その押し込み位置Qで操作レバー64を軸芯回りに90°回転させることにより前記押し軸部65を押し込み位置Qで停止させうるストッパー手段40とを具える。
具体的には、前記押し軸部65は、直軸状の基軸部65Aと、その後端に膨設される円盤状のつまみ部65Bとから形成される。なお前記弁ケース51における前記第1の大径部56には、その後端側に、前記中心孔52と同心な孔部56A1を有する壁板56Aが形成される。そして、前記押し軸部65は、その基軸部65Aが、前記弁ケース51の中心孔52、及び孔部56A1に遊挿されることにより、弁軸53と同心かつ軸芯回りで回転可能に保持される。
又前記ストッパー手段40は、図6(A)、(B)のA−A断面図、B−B断面図を図7(A)、(B)に示すように、前記基軸部65Aの側面から突出する係止部70と、前記孔部56A1に形成されかつ前記係止部70が通る切り欠き部71とを含む。そして、係止部70と切り欠き部71とが同位置となる状態Y1においては、前記係止部70が切り欠き部71を通り過ぎる押し込み位置Qまで、操作レバー64を他方側(本例では前方側)に押し込むことができる。そして、この押し込み位置Qにて、前記操作レバー64を90°回転させる(状態Y2)ことにより、係止部70と壁板56Aとが当接して、押し込み位置Qにて、押し軸部65を停止させうる。なお前記状態Y1にて押し軸部65が前記孔部56A1から外れるのを防止するため、基軸部65Aには、前記状態Y1において壁板56Aと当接する抜け止め部72(図6に示す)が突設される。この抜け止め部72は、基軸部65Aの一部を切り起こすことにより形成され、従って、切替スイッチ8を組み立てる際には、抜け止め部72は、前記孔部56A1を容易に通過することができる。
次に、前記図4、6に示す如く、前記切替スイッチ8の前記流入ポートP0と前記コンプレッサ3とは、流入ホース74により接続されるとともに、前記第1の流出ポートP1と前記空気取入れ口部7とは、接続ホース75により接続される。このとき、少なくとも前記接続ホース75と空気取入れ口部7との間は、周知の連結金具を用い、着脱容易に連結することが好ましい。又前記シーリング剤・圧縮空気取出し口部41には、パンクしたタイヤTに接続可能な接続口部76(図3に示す)を一端に設けたパンク修理専用ホース77の他端が連結されるとともに、前記第2の流出ポートP2には、パンクしたタイヤ以外の被空気充填物Kに接続可能な接続口部79を一端に設けた圧縮空気専用ホース23の他端が連結される。
なお前記圧縮空気専用ホース23は、前述の如く、前記収納スペース21内に、電源コードとともに取り出し可能に収納されている。又前記パンク修理専用ホース77は、図3に略示するように、前記収納ケース2の下端側の周囲に形成された周溝状の収納溝80に沿って巻き付けられて保持される。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
本発明のタイヤのパンク修理装置の一実施例を示す斜視図である。 前ケース部を取り外した状態を示す分解斜視図である。 前ケース部を取り外した状態の正面図である。 前ケース部を取り外した状態の斜視図である。 シーリング剤容器を示す断面図である。 (A)、(B)は、切替スイッチを示す断面図である。 (A)は図6(A)のA−A線端面図、(B)は図6(B)のB−B線端面図である。 パンク修理装置の配管状態を示す概念図である。 従来技術を説明する斜視図である。
符号の説明
1 パンク修理装置
2 収納ケース
3 コンプレッサ
4 容器本体
4A 口部
5 キャップ体
6 シーリング剤容器
7 空気取入れ口部
8 切替スイッチ
23 圧縮空気専用ホース
40 ストッパー手段
41 シーリング剤・圧縮空気取出し口部
51 弁ケース
52 中心孔
53 弁軸
54 第1の弁座部
55 第2の弁座部
58 弁軸部
60 第1の弁体
61 第2の弁体
63 バネ手段
64 操作レバー
65 押し軸部
75 接続ホース
76 接続口部
77 パンク修理専用ホース
79 接続口部
23 圧縮空気専用ホース
K 被空気充填物
P0 流入ポート
P1 流出ポート
P2 流出ポート
Q 押し込み位置
T タイヤ

Claims (3)

  1. 収納ケースに、
    圧縮空気を発生させるコンプレッサ、
    パンクしたタイヤをシールするシーリング剤を収容した容器本体、及び該容器本体の口部に取り付きかつ前記コンプレッサからの圧縮空気を容器本体に送り込む空気取入れ口部と、この圧縮空気の送り込みにより前記容器本体からパンクシーリング剤と圧縮空気とを順次取り出すシーリング剤・圧縮空気取出し口部とを設けたキャップ体を有するシーリング剤容器、
    並びに前記コンプレッサと前記空気取入れ口部との間に介在する切替スイッチを収納するとともに、
    前記切替スイッチは、前記コンプレッサからの圧縮空気が流入する流入ポートと、この流入ポートに選択的に切り替えて導通される第1、第2の流出ポートとを有し、
    しかも前記第1の流出ポートと前記空気取入れ口部とを接続ホースにより接続するとともに、
    前記シーリング剤・圧縮空気取出し口部に、パンクしたタイヤに接続可能な接続口部を一端に設けたパンク修理専用ホースの他端を連結し、かつ
    前記第2の流出ポートに、前記パンクしたタイヤ以外の被空気充填物に接続可能な接続口部を一端に設けた圧縮空気専用ホースの他端を連結したことを特徴とするタイヤのパンク修理装置。
  2. 前記切替スイッチは、切り替え操作が手動であることを特徴とする請求項1記載のタイヤのパンク修理装置。
  3. 前記切替スイッチは、
    中心孔内にコーン状の第1、第2の弁座部を設けた管状をなし、かつ前記第1、第2の弁座部の間で開口する前記流入ポートと、前記第1、第2の弁座部の両外側で開口する第1、第2の流出ポートと具える弁ケース、
    前記中心孔内を軸芯方向一方側、他方側にスライド移動しうる弁軸部に、一方側へのスライド移動により前記第1の弁座部に当接してこの弁座部を閉じる第1の弁体と、他方側へのスライド移動により前記第2の弁座部に当接してこの弁座部を閉じる第2の弁体とを設けた弁軸、
    前記弁軸を一方側に付勢して前記第1の弁座部を閉止させるバネ手段、
    及び操作レバーを具えるとともに、
    前記操作レバーは、手動による押し込みにより前記弁軸を他方側に押進させて前記第2の弁座部を閉止させる押し軸部と、その押し込み位置で軸芯回りに90°回転させることにより前記押し軸部を押し込み位置で停止させうるストッパー手段とを具えることを特徴とする請求項1、又は2記載のタイヤのパンク修理装置。
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