JP2010158870A - シーリング・ポンプアップ装置 - Google Patents

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裕介 井上
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義和 先納
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Abstract

【課題】圧縮空気生成装置の振動が容器内のシーリング剤に伝達するのを抑制するシーリング・ポンプアップ装置を提供すること。
【解決手段】シーリング剤32を収容した液剤容器18の流出口29が上部に連結された注入ユニット20の下部に取り付けられると流出口29のアルミシール30を突き破る突き破り具82と、装置使用時に設置面Sに配置される突き破り具82を支持する支持部材210と、支持部材210から離間した位置に配置され且つ別体とされたコンプレッサユニット12と、圧縮空気を液剤容器18へ導く空気供給路の一部でありコンプレッサユニット12と突き破り具82とをつなぐ空気ホース170と、注入ユニット20へ流出したシーリング剤32及び圧縮空気をタイヤ100へ導くジョイントホース78と、をシーリング装置10が有することでコンプレッサユニット12の振動が液剤容器18内のシーリング剤32に伝達するのが抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンクした空気入りタイヤのパンク穴をシールするためのシーリング剤を空気入りタイヤ内へ供給すると共に、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を昇圧するシーリング・ポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤのパンク穴をシーリング剤により補修すると共に、タイヤの内圧を指定圧までポンプアップするシーリング・ポンプアップ装置が普及している(例えば、特許文献1)。
特許文献1では、シーリング剤を収容した容器を注入ユニットに組み付けてから、注入ユニットをケーシングに設けられた取付部に取り付けている。そして、ケーシング内に固定されたコンプレッサーから延びる空気ホースの先端の接続具をケーシング下部の貫通孔を介して注入ユニットの空気配管につなぎ、タイヤのバルブと注入ユニットの流体配管を流体ホースでつなぐようになっている。
ところで、特許文献1の装置は、容器が組み付けられた注入ユニットがケーシングの取付部に取り付けられているため、装置使用時に、コンプレッサーからの振動が直接容器に伝わり、この振動によって容器内のシーリング剤のゲル化が促進され、シーリング剤をタイヤへ安定して注入できない虞がある。
国際公開第2005/084968号パンフレット
本発明の目的は、上記事実を考慮して、装置使用時における圧縮空気生成装置の振動が容器内のシーリング剤に伝達するのを抑制するシーリング・ポンプアップ装置を提供することにある。
請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、シーリング剤を収容した容器が連結される注入ユニットと、前記注入ユニットに取り付けられると前記容器の流出口をシールするシール部材を開封する開封部材と、装置使用時に設置場所に配置される前記開封部材を支持する支持手段と、装置使用時に前記設置場所の前記支持手段から離間した位置に配置されると共に前記支持手段と別体とされ、圧縮空気を生成する圧縮空気生成装置と、前記圧縮空気生成装置で生成された圧縮空気を前記シール部材が開封された前記容器へ導く空気供給路の一部であり、前記圧縮空気生成装置と前記開封部材とをつなぐ空気ホースと、前記注入ユニットに接続され、前記流出口を通じて前記注入ユニットへ流出したシーリング剤、及び前記圧縮空気を空気入りタイヤへ導く流体供給配管と、を有する。
請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置では、装置使用時には、設置場所に支持手段が配置され、この支持手段から離間した位置に圧縮空気生成装置が配置される。そして、容器が連結された注入ユニットに開封部材が取り付けられるとシール部材が開封される。シール部材が開封された容器には圧縮空気生成装置で生成された圧縮空気が空気供給路に導かれて供給される。その後、容器に導かれた圧縮空気が容器の流出口を通じてシーリング剤を注入ユニットへ押し出し、押し出されたシーリング剤、及び圧縮空気は流体供給配管に導かれて空気入りタイヤへ供給される。
なお、パンクした空気入りタイヤにシーリング剤、及び圧縮空気を供給し、その後、規定の距離を走行することでシーリング剤がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。走行後、空気入りタイヤの空気圧を確認し、必要があれば圧縮空気を再供給する。このようにすることで、空気入りタイヤのパンク補修作業を実施、完了することができる。
ここで、装置使用時には、設置場所に配置された支持手段から離間した位置に支持手段と別体とされた圧縮空気生成装置が配置され、さらに、支持手段によって支持される開封部材と圧縮空気生成装置とが空気ホースでつながれるため、圧縮空気生成装置による圧縮空気生成時の振動が容器に伝達されるのが抑制される。つまり、支持手段と圧縮空気生成装置は離間して設置場所に配置されるが設置場所には固定されず、さらに、開封部材と圧縮空気生成装置とが空気ホースでつながれるため、圧縮空気生成装置の振動が容器に、設置面を介して伝達されたり、開封部材と圧縮空気生成装置とを連結する部材を介して伝達されるのが抑制される。
従って、装置使用時における圧縮空気生成装置の振動が容器内のシーリング剤に伝達するのを抑制することができ、結果、シーリング剤のゲル化の促進が抑制され、タイヤにシーリング剤を安定して注入できるようになる。
請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記支持手段は、前記開封部材の下部に取り付けられる支持部材に設けられた挿入部と、前記圧縮空気生成装置の筐体に設けられ、前記挿入部が挿入される被挿入部と、を有する。
請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置では、支持部材の挿入部を圧縮空気生成装置の被挿入部に挿入することで、容器などに外力が作用して支持部材ごと容器が転倒しそうになっても、圧縮空気生成装置の被挿入部に挿入部が引っ掛かるため容器の転倒が抑制される。
請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記筐体は、下部に複数の脚部を有し、前記被挿入部は、前記設置場所に配置した前記筐体の下部、隣り合う前記脚部、及び設置面に囲まれた部分である。
請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置では、設置場所に配置した筐体の下部、隣り合う脚部、及び設置面に囲まれた部分が被挿入部となるため、筐体に新たに被挿入部を設ける場合と比べて、構造が簡単となる。また、筐体は下部に複数の脚部を有しているため、筐体を設置面に配置したときの安定性が脚部を有さない構造のものと比べて、向上する。
請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記被挿入部の幅は、前記挿入部の幅よりも広い。
請求項4に記載のシーリング・ポンプアップ装置では、被挿入部の幅が挿入部の幅よりも広いため、挿入部を被挿入部に接触しないように挿入した場合(非接触状態)、装置使用時に被挿入部及び挿入部を介して圧縮空気生成装置の振動が容器内のシーリング剤に伝わるのが抑制される。また、容器などに外力が作用して支持部材ごと容器が転倒しそうになっても、圧縮空気生成装置の被挿入部に挿入部が引っ掛かるため容器の転倒が抑制される。
請求項5に記載のシーリング・ポンプアップ装置は、前記被挿入部の幅は、前記挿入部の幅と同じであり、前記被挿入部に前記挿入部を挿入したときに、前記挿入部の上方に隙間が形成される。
請求項5に記載のシーリング・ポンプアップ装置では、被挿入部の幅が挿入部の幅と同じため、被挿入部に挿入された挿入部を介して圧縮空気生成装置の振動が容器へ伝わるが、被挿入部に挿入部を挿入したときに、挿入部の上方に隙間が形成されるため挿入部が完全には固定されず、圧縮空気生成装置の振動が容器へ伝わるのを最小限に抑えつつ、容器などに外力が作用して支持部材ごと容器が転倒しそうになったときの容器の転倒抑制効果を向上できる。
以上説明したように、本発明のシーリング・ポンプアップ装置は、装置使用時における圧縮空気生成装置の振動が容器内のシーリング剤に伝達するのを抑制することができる。
第1実施形態のシーリング・ポンプアップ装置と空気入りタイヤを接続した状態を示す斜視図である。 第1実施形態の注入ユニットの突破具挿入穴に突き破り具の挿入部を挿入する前の状態を示す部分側面図である。 第1実施形態の注入ユニットの突破具挿入穴に突き破り具の挿入部を挿入した状態を示す部分側断面図である。 第2実施形態のシーリング・ポンプアップ装置のケーシングの凹部に支持部材の突起を挿入した状態を示す斜視図である。 第2実施形態のシーリング・ポンプアップ装置のケーシングの凹部に支持部材の突起を挿入した状態を示す断面図である。 第2実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の支持手段の変形例であり、ケーシングに脚部を設けてこの脚部間に支持部材の突起を挿入した状態を示す断面図である。 第3実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の支持部材を開いた状態を示す斜視図である。 第3実施形態のシーリング・ポンプアップ装置の支持部材の変形例を示す部分断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明のシーリング・ポンプアップ装置の第1実施形態について説明する。
シーリング・ポンプアップ装置10(以下、単に「シーリング装置」という。)は、自動車等の車両に装着される空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤのパンク穴をシーリング剤により補修し、タイヤの内圧を指定圧まで再加圧(ポンプアップ)するための装置である。なお、図1には、シーリング装置10とタイヤ100を接続した状態が示されている。
図1に示すように、シーリング装置10は、箱状のケーシング11(筐体の一例)と、タイヤ100のパンク穴補修用のシーリング剤32を収容した液剤容器18(容器の一例)と、この液剤容器18の流出口29が上部に連結される注入ユニット20と、注入ユニット20の加圧給液室40に連通する突破具挿入穴44に挿入すると液剤容器18の流出口29をシールするアルミシール30(シール部材の一例)を突き破り(開封し)、且つ爪203Aによって注入ユニット20の下部に取り付けられる突き破り具82(開封部材の一例)と、突き破り具82の下部に取り付けられると共にシーリング装置10の使用時(以下、装置使用時)に設置場所の設置面Sに配置される突き破り具82を支持する支持部材210と、装置使用時に設置面Sの突き破り具82から離間した位置に配置されると共に支持部材210と別体とされた圧縮空気を生成するコンプレッサユニット12(圧縮空気生成装置の一例)と、コンプレッサユニット12で生成された圧縮空気をアルミシール30が突き破られた液剤容器18へ導く空気供給路の一部であり突き破り具82とコンプレッサユニット12とをつなぐ空気ホース170と、注入ユニット20に接続され流出口29を通じて加圧給液室40へ流出したシーリング剤32及び圧縮空気をタイヤ100へと導くジョイントホース78(流体供給配管の一例)と、を有している。
(ケーシング)
図1に示すように、ケーシング11の内部は、コンプレッサー室150と収納室152とに区切られ、コンプレッサー室150にはコンプレッサユニット12が固定され、収納室152には電源ケーブル14や空気ホース170、突き破り具82及び支持部材210等が収容されるようになっている。また、収納室152は、ケーシング11に開閉可能に設けられた蓋154を開くことで開放されるようになっており、この蓋154は、閉じるとケーシング11の上部壁11Uの一部を構成する。なお、本実施形態のシーリング装置10では、液剤容器18と注入ユニット20とを連結した連結体110と、ケーシング11と、を別々に保管する構成となっており、装置使用時には、図1に示すように、ケーシング11の蓋154を開けて収納室152から電源ケーブル14や空気ホース170、突き破り具82及び支持部材210等を取り出し、突き破り具82に連結体110を取り付けるようになっている。
また、本実施形態では、ケーシング11の内部をコンプレッサー室150と収納室152とに区切っているが、本発明はこの構成に限定されず、ケーシングの内部にはコンプレッサユニット12のみを収容する構成としてもよい。
また、蓋154の裏面には、シーリング装置10の操作手順、及び使用時の注意事項が記載されたマニュアル17が貼り付けられている。シーリング装置10は装置使用時には蓋154を開くため、ユーザーがマニュアル17を目視しやすい。
一方、コンプレッサー室150の天井壁は、蓋154と共にケーシング11の上部壁11Uの一部を構成しており、この天井壁の表面(図1では上面)には、コンプレッサユニット12の電源スイッチ158、及びコンプレッサユニット12で生成された圧縮空気の圧力を測定するための圧力ゲージ159とが設けられている。
(コンプレッサユニット)
コンプレッサユニット12は、図示しないエアコンプレッサ、エアコンプレッサ用の駆動モータ、及び駆動モータの駆動回路などによって構成されている。また、図1に示すように、コンプレッサユニット12は、ケーシング11の外部へ延出する電源ケーブル14を備えており、この電源ケーブル14の先端部には、車両に設置されたシガレットライターのソケットに差し込み可能なプラグ15が設けられている。このプラグ15をシガレットライターのソケットに差込むことで、車両に搭載されたバッテリから駆動回路に電力が供給可能になり、前述した電源スイッチ158をオンにすると駆動回路に電力が供給される。なお、コンプレッサユニット12は、修理すべきタイヤ100の種類毎に規定された指定圧よりも高圧(例えば、300kPa以上)の圧縮空気を生成できるように設定されている。
また、エアコンプレッサで生成された圧縮空気は、コンプレッサユニット12の外部へ延び出した図示しない排気管に接続された空気ホース170を介して、突き破り具82へ供給されるようになっている。なお、空気ホース170としては、従来一般的に用いられているゴム製や樹脂製のホースを用いることができる。
(液剤容器)
図2に示すように、液剤容器18は、内部にシーリング剤32を収容し、下端部がそれよりも上端側の容器本体部分よりも小径な円筒部(首部26)となるように成形されている。この首部26の先端(図2では下端)の開口は、液剤容器18からシーリング剤32が流れ出す流出口29であり、膜状のアルミシール30で塞がれている。このアルミシール30は、外周縁部が流出口29の周縁部に全周に亘って固着されている。また首部26の中間部には、外周側へ延出するように段差部28が形成されている。
また、液剤容器18は、ガス遮断性を有する各種の樹脂材料やアルミ合金等の金属材料を素材として成形されており、内部にシーリング装置10で修理すべきタイヤ100(図1参照)の種類、サイズ等に応じた規定量(例えば、200g〜800g)よりも多めのシーリング剤32を収容している。
(注入ユニット)
図2に示すように、注入ユニット20は、上端側が開口した略有底円筒状に形成されたユニット本体部34を備えている。ユニット本体部34の内周側には液剤容器18の首部26の下端側が挿入され、首部26の段差部28がユニット本体部34の上端面(周壁部の上端面)に接合されて液剤容器18が注入ユニット20に連結固定されて連結体110とされている。また、首部26がユニット本体部34に接合されると、ユニット本体部34の内壁面とアルミシール30との間に加圧給液室40が形成される。この加圧給液室40は、突き破り具82によりアルミシール30が破られると液剤容器18の内部と連通する。つまり、アルミシール30が破られて流出口29が開放されると、この流出口29から流れ出したシーリング剤32が加圧給液室40に流れ込む。
一方、ユニット本体部34の内周側には、略円筒状の内周筒部42が同軸的に形成されている。この内周筒部42の内部は、中心軸に沿って注入ユニット20の下端面と内周筒部42の上端面との間を貫通する断面円形の貫通穴(前述の突破具挿入穴44)となっている。
なお、本実施形態の連結体110は、図1及び図2に示される直立状態(液剤容器18が上、注入ユニット20が下の状態)にすると液剤容器18内のシーリング剤32が自重により、液剤容器18のアルミシール30を加圧した状態となる。
図2に示されるように、ユニット本体部34の周壁部には、外周側に延出する円筒状の気液供給管74が一体的に形成されている。この気液供給管74は、内部が加圧給液室40と連通し、先端部がニップル76を介してジョイントホース78に接続されている。このジョイントホース78の先端部には、タイヤ100のタイヤバルブ102に接続可能なバルブアダプタ80が設けられている。なお、装置使用時には、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102に接続し、ケーシング11の外方で支持部材210に取り付けた突き破り具82に連結体110を取り付けて加圧給液室40とタイヤ100とを連通させる。これにより、加圧給液室40に流出したシーリング剤32が気液供給管74、ジョイントホース78、及びバルブアダプタ80の夫々の内部空間を介してタイヤ100へと供給される。そして、これらの内部空間が流体供給路を構成している。
(突き破り具)
図2に示すように、突き破り具82は、突破具挿入穴44に圧入(挿入)される棒状の挿入部84と、挿入部84の基端部に形成された略長方形のベース部86を備えている。このベース部86の側面には、前述した空気ホース170の他端部を接続可能な接続管180が設けられており、この接続管180に空気ホース170が接続されている。また突き破り具82には、接続管180からベース部86を通り、挿入部84の先端に開口する空気通路182が形成されている。なお、本実施形態では、空気通路182上に逆止弁を設けていないが、液剤容器18からエアコンプレッサへのシーリング剤32の流入を阻止するために逆止弁を設けてもよい。
挿入部84の先端部85は、アルミシール30を突き破りやすいような形状となっている(本実施形態では、略円錐形状)。また、挿入部84の外周面には、嵌挿溝が2箇所に形成されており、これら一対の嵌挿溝にそれぞれOリング96が嵌挿されている。また、挿入部84の長さは、突破具挿入穴44の下端からアルミシール30までの寸法に対して長くなっている。これにより、突き破り具82の挿入部84全体が突破具挿入穴44内へ圧入されると、挿入部84の先端部85がアルミシール30よりも上側に位置する。つまり、液剤容器18内に挿入部84の先端部85が侵入する。この状態で、突き破り具82を介して圧縮空気を供給することで、効率よく液剤容器18内に圧縮空気が供給される。
このとき、一対のOリング96は、挿入部84が突破具挿入穴44に圧入された状態で、それぞれ外周側の端部を突破具挿入穴44の内周面へ全周に亘って圧接させている。これにより、挿入部84全体が突破具挿入穴44内へ圧入された状態では、突破具挿入穴44は、一対のOリング96により密閉された状態、つまり、突破具挿入穴44がシールされた状態となる。
図2に示すように、ベース部86の挿入部84を挟んで両側には、ベース部86の上面から垂直に立ち上がる弾性変形可能な支柱203が設けられている。この支柱203の先端側、且つ挿入部84と反対側の側面に、側面視で三角形の爪203Aが一体的に形成されている。この爪203Aは側面視で下面がベース部86に平行な平坦面となっている。
また、支柱203は、注入ユニット20の下端面に形成された環状の凹部37に挿入可能となっている。この凹部37は、入口側(注入ユニット20の下端面)よりも奥側の外径が広くなるように途中に段差を有しており、凹部37に支柱203を挿入すると爪203Aがこの段差に引っ掛かるようになっている。具体的には、突き破り具82の挿入部84を突破具挿入穴44に挿入すると共に、支柱203の位置を凹部37に合わせて支柱203及び爪203Aを凹部37に挿入すると、支柱203が内側に弾性変形して両支柱203間の先端側の間隔が狭くなり、爪203Aが凹部37の小径部を通り過ぎると支柱203間の間隔が元に戻る。これにより、爪203Aが凹部37の段差に引っ掛かるようになる。なお、爪203Aが凹部37を通り抜けた位置では、突き破り具82の先端部85によってアルミシール30が突き破られて先端部85が液剤容器18内に侵入している。
突き破り具82を突破具挿入穴44に挿入し、爪203Aが凹部37の段差に引っ掛かった状態では、排気管(図示省略)、空気ホース170及び空気通路182の夫々の内部空間を介して、エアコンプレッサによって生成された圧縮空気が液剤容器18内に供給される。そして、これらの内部空間が空気供給路を構成している。
また、ベース部86の下部には、着脱自在に支持部材210が取り付けられている。この支持部材210は板状とされ、設置面Sに配置した突き破り具82を支持するようになっている。また、支持部材210の上面には外周に雄ねじが形成された突起が設けられており、この突起の雄ねじは、ベース部86の下部に設けられた凹みの内周に形成された雌ねじに螺合することで、支持部材210に突き破り具82を取り付けられるようになっている。
なお、本実施形態では支持部材210とベース部86との取り付けにねじの螺合を用いているが、本発明はこの構成に限定されず、支持部材210とベース部86とが取り付けられればどのような構成としてもよく、一例として、突き破り具82と注入ユニット20との取り付けのように、支持部材210に立設された弾性変形する支柱、及びこの支柱の先端に設けられた爪で、ベース部86の縁部を押さえ付けて固定する構成としてもよい。また、支持部材210の下面には、ゴム製の脚部などを設けてもよい。
(シーリング・ポンプアップ装置の作用)
次に、本実施形態のシーリング装置10を用いてパンクしたタイヤ100を修理する作業手順について説明する。
まず、タイヤ100にパンクが発生した際には、ユーザーは、ケーシング11を車両の保管スペースから取り出し、電源スイッチ158や圧力ゲージ159が上を向くように設置場所の設置面S(例えば、路面など)に置き、蓋154を開けて収納室152を開放する(図1参照)。このとき開いた蓋154の裏面にはマニュアル17が貼り付けられているため、ユーザーはこのマニュアル17を逐次確認しながら作業を行うことができる。
次に、ユーザーは収納室152から支持部材210を取り出し、設置面Sのケーシング11から離間した位置に配置する。その後、収納室152から突き破り具82とこれに接続された空気ホース170を外部に取り出し、突き破り具82の下部を支持部材210に取り付ける。
次に、ユーザーはケーシング11と別々に保管された連結体110を車両の保管スペースから取り出し、予め連結体110の注入ユニット20の気液供給管74に接続されたジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤ100のタイヤバルブ102に接続する(図1参照)。これにより、流体供給路が形成され、この流体供給路を介して加圧給液室40とタイヤ100内とが連通する。
次に、ユーザーは収納室152に収納されている電源ケーブル14を収納室152の上部を通して外部へ取り出し、プラグ15を車両に設置されたシガレットライターのソケット(図示省略)に差し込み、車両のエンジンをかける。これにより、車両のバッテリ(DC12V)からコンプレッサユニット12の駆動回路へ電力が供給可能となる。
次に、注入ユニット20を下に向かせて(図2参照)、突破具挿入穴44と突き破り具82の挿入部84の位置を合わせながら、挿入部84を突破具挿入穴44に挿入する。この突き破り具82の挿入部84全体が突破具挿入穴44に挿入されるときには、アルミシール30が先端部85によって突き破られている。また、先端部85がアルミシール30を突き破ると、爪203Aが注入ユニット20の凹部37の段差に引っ掛かり(図3参照)、先端部85が液剤容器18内に侵入した状態が保持される。このとき、挿入部84に設けられたOリング96は、突破具挿入穴44の内面に接触して突破具挿入穴44をシールする。これにより、突破具挿入穴44から外部に流体が漏れ出すのが抑制される。
また、アルミシール30が突き破られると、アルミシール30に開けられた孔31を通して液剤容器18内のシーリング剤32が加圧給液室40へ流れ出す。そして、電源スイッチ158をオンにし、コンプレッサユニット12を作動させると、コンプレッサユニット12のエアコンプレッサにより発生した圧縮空気は、空気供給路を通して液剤容器18内に供給される。圧縮空気が液剤容器18内に供給されると、この圧縮空気が液剤容器18内で上方へ浮上し、液剤容器18内のシーリング剤32の上に空間(空気層G)を形成する(図3参照)。この空気層Gからの空気圧により加圧されたシーリング剤32が、アルミシール30に開けられた孔31を通して加圧給液室40へ押し出される。そして、加圧給液室40のシーリング剤32が流体供給路を通って空気入りタイヤ100内へ注入(供給)される。その後、加圧給液室40及び流体供給路から全てのシーリング剤32がタイヤ100へ供給されると、圧縮空気は液剤容器18、加圧給液室40、そして流体供給路を介してタイヤ100内へ注入(供給)される。
次に、ユーザーは、圧力ゲージ159によりタイヤ100の内圧が指定圧になったことを確認したならば、コンプレッサユニット12を停止し、バルブアダプタ80をタイヤバルブ102から取り外す。
ユーザーは、タイヤ100の膨張完了後一定時間内に、シーリング剤32が注入されたタイヤ100を用いて一定距離(例えば、10km)に亘って予備走行する。これにより、タイヤ100内部にシーリング剤32が均一に拡散し、シーリング剤32がパンク穴に充填されてパンク穴が閉塞される。
予備走行完了後に、ユーザーは、タイヤ100の内圧を再測定し、必要に応じて再びジョイントホース78のバルブアダプタ80をタイヤバルブ102に接続し、コンプレッサユニット12を再作動させてタイヤ100を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ100のパンク修理が完了し、このタイヤ100を用いて一定の距離範囲内で一定速度以下(例えば、80Km/h以下)での走行が可能になる。
本実施形態のシーリング装置10によれば、装置使用時には、設置面Sに配置された支持部材210から離間した位置に支持部材210と別体とされたコンプレッサユニット12のケーシング11が配置され、さらに、支持部材210によって支持される突き破り具82とコンプレッサユニット12とが空気ホース170でつながれるため、コンプレッサユニット12による圧縮空気生成時の振動が液剤容器18に伝達されるのが抑制される。
つまり、支持部材210とコンプレッサユニット12は離間して設置場所の設置面Sに配置されるが、これらは設置面Sに固定されず、さらに、突き破り具82とコンプレッサユニット12とが従来一般のホース(例えばゴム製、樹脂性)である空気ホース170でつながれるため、コンプレッサユニット12の振動が液剤容器18に、設置面Sを介して伝達されたり、突き破り具82とコンプレッサユニット12とを連結する部材である空気ホース170を介して伝達されるのが、抑制される。従って、装置使用時におけるコンプレッサユニット12の振動が液剤容器18内のシーリング剤32に伝達するのを抑制することができ、結果、シーリング剤32のゲル化の促進が抑制され、タイヤ100にシーリング剤32を安定して注入できるようになる。なお、コンプレッサユニット12と支持部材210とが離間して配置されるため、コンプレッサユニット12からの熱が液剤容器18内に伝わり難い。
また、支持部材210に取り付けられた突き破り具82は支持部材210によって支持されるため、突き破り具82を独立して設置面Sに配置する構成と比べて、設置面Sにおける支点間距離が長くなり安定性が向上する。つまり、連結体110が上方に取り付けられた突き破り具82の転倒が支持部材210によって効果的に抑制される。
[第2実施形態]
次に、シーリング・ポンプアップ装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図4及び図5に示されるように、第2実施形態のシーリング装置220では、支持部材210の側面に直方体状の突起222(挿入部の一例)が形成されている。この突起222は、ケーシング11の下部に形成された凹部224(被挿入部の一例)に挿入可能となっており、突起222の幅W1は、凹部224の幅W2よりも狭くなっている。また、凹部224に突起222を挿入したときに、突起222の上方に隙間が形成されている。さらに、凹部224は、コンプレッサユニット12の近傍に形成されることが好ましい。
シーリング装置220では、支持部材210の突起222をケーシング11の凹部224に挿入することで、液剤容器18などに外力が作用して支持部材210ごと連結体110が転倒しそうになっても、ケーシング11の凹部224に突起222が引っ掛かるため連結体110の転倒が抑制される。また、凹部224の幅W2が突起222の幅W1よりも広いため、突起222を凹部224に接触しないように挿入した場合(非接触状態)、装置使用時に突起222及び凹部224を介してケーシング11の振動が液剤容器18内のシーリング剤32に伝わるのが抑制される。また、ケーシング11のコンプレッサユニット12の下側に凹部224を設けることで、より連結体110の転倒が抑制される。
第2実施形態では、突起222の幅W1は凹部224の幅W2よりも狭い構成としたが、本発明はこの構成に限定されず、突起222の幅W1と凹部224の幅W2とが同一となる構成としてもよい。この場合には、凹部224の幅W2が突起222の幅W1と同じため、凹部224に挿入された突起222を介してコンプレッサユニット12の振動が液剤容器18へ伝わるが、凹部224に挿入された突起222は上方に隙間が形成されるため突起222が完全には固定されず、コンプレッサユニット12の振動が液剤容器18へ伝わるのを最小限に抑えつつ、液剤容器18などに外力が作用して支持部材210ごと連結体110が転倒しそうになったときの転倒抑制効果を向上できる。
また、上述の実施形態では、ケーシング11の下部に突起222を挿入するための凹部224を形成する構成としたが、本発明はこの構成に限定されず、図6に示されるように、ケーシング11の下部に設置面Sに設置するための脚部226を設け、このケーシング11を設置面S上に配置したときのケーシング11の下面、隣り合う脚部226、及び設置面Sで囲まれた部分(空間)を被挿入部として突起222を挿入するようにしてもよい。なお、突起222の幅W1と隣り合う脚部226間の幅W2との関係は同じでも、幅W1が幅W2より狭くてもよい。このような構成にすることで、設置面Sに配置したケーシング11の下面、隣り合う脚部226、及び設置面Sで囲まれた部分(空間)が被挿入部となるため、ケーシング11に新たに被挿入部を設ける場合と比べて、構造が簡単となる。また、ケーシング11は下部に複数の脚部226を有しているため、ケーシング11を設置面Sに配置したときの安定性が、脚部226を有さない構造のものと比べて、向上する。
さらに、上述の実施形態では、支持部材210に突起222を設ける構成としたが、本願発明はこの構成に限定される必要はなく、突き破り具82のベース部86に突起222を設ける構成としてもよい。
[第3実施形態]
次に、シーリング・ポンプアップ装置の第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図7に示されるように、第3実施形態のシーリング装置230では、突き破り具82のベース部86の下部両側面には、この下部両側面にそれぞれ設けられた回転軸234によって板状の支持部材232が回動可能に支持されている。この回転軸234は、図7において二点鎖線で示される第1の位置と、実線で示される第2の位置とを回動可能となっており、第1の位置では、支持部材232の一側面がベース部86の側面に接触し、第2の位置では、支持部材232の他側面(一側面の裏面)が設置面Sに接触する。なお、回転軸234には、ストッパ機構が設けられており、このストッパ機構は支持部材232が第1の位置及び第2の位置にある状態を保持するようになっている。このストッパ機構は、例えば、第1の位置及び第2の位置に対応して設けられた凹部に、付勢された球状体の一部が入り込むことでそれぞれの位置で支持部材232を保持状態とする機構などが挙げられる。
シーリング装置230では、突き破り具82をケーシング11の収納室152に収納する装置非使用時には、支持部材232を第1の位置(支持部材232の収納状態)に回動させることで、突き破り具82の幅が狭くなるため収納室152に収納しやすく、装置使用時には、支持部材232を第2の位置(支持部材232の支持状態)に回動させることで、支持部材232を設置面Sに配置した際の支点間距離が長くなり安定性が向上する。つまり、連結体110が上方に取り付けられた突き破り具82の転倒が支持部材232によって効果的に抑制される。
第3実施形態では、突き破り具82のベース部86の両側面に支持部材232を回動可能に支持させる構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、突き破り具82を設置面Sに支持させ且つ収納状態と支持状態とを切り替えられれば、何れの構成でもよく、例えば、図8に示されるように、ベース部86の内部に摺動可能な板状の支持部材236を複数設けて(図では上側の支持部材を符号236A、下側の支持部材を符号236Bで示す)、支持部材236の収納状態ではベース部86内に収納され、支持部材236の支持状態ではベース部86内からスライドして外部に張り出す構成としてもよい。このようにすることで、支持部材236を設置面Sに配置した際の支点間距離が長くなり安定性が向上する。つまり、連結体110が上方に取り付けられた突き破り具82の転倒が支持部材236によって効果的に抑制される。
[その他の実施形態]
上述の実施形態では、液剤容器18と注入ユニット20を予め連結して連結体110とした状態で保管する構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、液剤容器18と注入ユニット20とを別々にして保管し、装置使用時に連結して連結体とする構成としてもよい。
また、上述の実施形態では、突き破り具82の接続管180に空気ホース170を接続する構成としているが、この接続はねじ接続や、空気ホース170の接続管180が差し込まれた部分を全周に亘って押さえ付けて接続する構成としてもよく、また、シーリング装置10を使用するときに突き破り具82の接続管180と空気ホース170とを接続する構成としてもよい。
またさらに、上述の実施形態では、突き破り具82の先端部85が直接アルミシール30を突き破る構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、突破具挿入穴44内に、先端が尖った部材を配置し、この部材を突き破り具82で突破具挿入穴44から押し出てこの部材の尖った先端でアルミシール30を突き破る構成としてもよい。
そして、上述の実施形態では、突き破り具82の先端部85でアルミシール30を破る構成としたが、例えば、アルミシール30に線上の凹みを設けて、突き破り具82で開ける孔31を大きくなるようにしてもよい。このようにすることで、孔31が大きくなり液剤容器18からアルミシール30が効率よく流れ出す。
また、上述の実施形態では、蓋154を開閉可能な構造としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、蓋154をケーシング11から取り外せる構造(つまり着脱可能な構造)としてもよい。また、この取り外した蓋154を支持部材210の代わりに突き破り具82の転倒を抑制する部材として用いてもよい。具体的には、支持部材210の表面又は裏面に突き破り具82のベース部86を取り付けられる取り付け部を設けておくとよい。
さらに、上述の実施形態では、注入ユニット20に予めジョイントホース78が接続されている構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、ジョイントホース78が注入ユニット20に予め接続されずに、電源ケーブル14等と共に収納室152に収納されている構成としてもよい。
またさらに、上述の実施形態では、突き破り具82と支持部材とを別部材とし、支持部材に突き破り具82を取り付ける構成としたが、本発明はこの構成に限定されず、突き破り具82のベース部86の下部に、外側に張り出す張出部を形成し、この張出部で突き破り具82及び連結体110を支持させる構成としてもよい。なお、張出部の形状は、張出部を設置面Sに配置した際の支点が3点支持以上となればどのような形状でもよく、例えば、平面視で、多角形、円、楕円などが挙げられる。
そして、上述の実施形態では、収納室152に収納された支持部材を装置使用時に取り出し突き破り具82の下部に取り付ける構成としたが、本発明はこの構成に限定される必要はなく、支持部材は通常時(非装置使用時)には、ケーシング11の一部、例えば蓋154の一部を構成し、装置使用時には蓋154(ケーシング11の一部)から取り外して、突き破り具82の下部に取り付ける構成としてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 シーリング・ポンプアップ装置
11 ケーシング(筐体)
12 コンプレッサユニット(圧縮空気生成装置)
18 液剤容器(容器)
20 注入ユニット
29 流出口
30 アルミシール(シール部材)
32 シーリング剤
44 突破具挿入穴
78 ジョイントホース(流体供給配管)
82 突き破り具(開封部材)
100 タイヤ(空気入りタイヤ)
110 連結体
170 空気ホース
203 支柱
203A 爪
210 支持部材
220 シーリング装置
222 突起(挿入部)
224 凹部(被挿入部)
226 脚部
230 シーリング装置
232 支持部材
236 支持部材
S 設置面
W1 突起の幅(挿入部の幅)
W2 凹部の幅(被挿入部の幅)

Claims (5)

  1. シーリング剤を収容した容器が連結される注入ユニットと、
    前記注入ユニットに取り付けられると前記容器の流出口をシールするシール部材を開封する開封部材と、
    装置使用時に設置場所に配置される前記開封部材を支持する支持手段と、
    装置使用時に前記設置場所の前記支持手段から離間した位置に配置されると共に前記支持手段と別体とされ、圧縮空気を生成する圧縮空気生成装置と、
    前記圧縮空気生成装置で生成された圧縮空気を前記シール部材が開封された前記容器へ導く空気供給路の一部であり、前記圧縮空気生成装置と前記開封部材とをつなぐ空気ホースと、
    前記注入ユニットに接続され、前記流出口を通じて前記注入ユニットへ流出したシーリング剤、及び前記圧縮空気を空気入りタイヤへ導く流体供給配管と、
    を有するシーリング・ポンプアップ装置。
  2. 前記支持手段は、
    前記開封部材の下部に取り付けられる支持部材に設けられた挿入部と、
    前記圧縮空気生成装置の筐体に設けられ、前記挿入部が挿入される被挿入部と、
    を有する請求項1に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  3. 前記筐体は、下部に複数の脚部を有し、
    前記被挿入部は、前記設置場所に配置した前記筐体の下部、隣り合う前記脚部、及び設置面に囲まれた部分である請求項2に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  4. 前記被挿入部の幅は、前記挿入部の幅よりも広い請求項2又は請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
  5. 前記被挿入部の幅は、前記挿入部の幅と同じであり、
    前記被挿入部に前記挿入部を挿入したときに、前記挿入部の上方に隙間が形成される請求項2又は請求項3に記載のシーリング・ポンプアップ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010162738A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Bridgestone Corp シーリング・ポンプアップ装置
JP2013220622A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Yokohama Rubber Co Ltd:The パンク修理液収容容器及びそれを用いたパンク修理方法
JP2016097683A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 周 文三 自動車の緊急パンク修理キット

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