JP2009225522A - ハイブリッド直流電源システム、燃料電池車両及び蓄電装置の保護方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリと燃料電池とからインバータ駆動のモータに対して電力を供給する燃料電池車両の前記バッテリを保護する。
【解決手段】バッテリ24のバッテリ電圧Vbatが規定範囲NRから外れたときには、DC/DCコンバータ36の通過電流である1次電流I1、2次電流I2又はこれらの電流に対応する枝路の電流を絞ることで、バッテリ24に流し込まれる充電電流Ibc又は流し出される放電電流Ipdを制限し、バッテリ24に過電圧(過小電圧)が発生することを防止する。
【選択図】図1

Description

この発明は、負荷に対し2つの直流電源装置から電力を供給するハイブリッド直流電源システムに関し、例えば、バッテリと燃料電池とからインバータ駆動のモータに対して電力を供給する燃料電池車両に適用して好適なハイブリッド直流電源システム、燃料電池車両及びハイブリッド直流電源システムにおける蓄電装置の保護方法に関する。
従来から、車両走行用のモータ(電動機)をバッテリにより駆動する電気自動車が提案されている(特許文献1)。
この電気自動車では、バッテリの出力端にヒューズが設けられ、過電流が発生したときに直ちに溶断して過大な電流がバッテリから流れ出ることを防止し、バッテリを保護している。
特開平9−284902号公報
しかしながら、ヒューズが溶断した場合、ヒューズを交換するまでバッテリから電力をモータに供給することができなくなり、その結果、電気自動車を走行させることができなくなるという問題がある。
また、バッテリの劣化を防止するために、バッテリに過大な充電電流又は放電電流を流さないようにすることが好ましいということが知られている。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、蓄電装置に過大な充電電流又は放電電流が流れないようにして蓄電装置を保護することを可能とするハイブリッド直流電源システム、燃料電池車両及びハイブリッド直流電源システムにおける蓄電装置の保護方法を提供することを目的とする。
また、この発明は、蓄電装置に設けられたヒューズの過電流による溶断を防止し、かつ蓄電装置に過大な充電電流又は放電電流が流れないようにして蓄電装置を保護することを可能とするハイブリッド直流電源システム、燃料電池車両及びハイブリッド直流電源システムにおける蓄電装置の保護方法を提供することを目的とする。
この発明に係るハイブリッド直流電源システムは、蓄電装置と、発電装置と、前記蓄電装置と前記発電装置との間に接続されるDC/DCコンバータと、前記DC/DCコンバータの駆動デューティを制御する制御装置とを備え、以下の特徴(1)〜(8)を備える。
(1)前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲から外れたときは、前記発電装置の電圧の制御を中断し、前記DC/DCコンバータの通過電流を前記蓄電装置を保護する通過電流制限値に追従させることを特徴とする。
蓄電装置の電圧が規定範囲から外れたときには、DC/DCコンバータの通過電流を通過電流制限値に絞ることで、蓄電装置に流し込まれる電流又は流し出される電流を制限することができ、蓄電装置を保護することができる。
(2)上記の特徴(1)を有する発明において、前記制御装置は、中断した前記発電装置の電圧の制御への復帰を、前記発電装置の電圧を監視し該電圧に応じて行うことで、復帰の制御に係わる構成が簡単になる。
(3)上記の特徴(1)又は(2)を有する発明において、前記制御装置は、前記蓄電装置の電圧が前記規定範囲から外れたとき、外れた電圧に応じて前記通過電流制限値が小さくなるように設定することで、蓄電装置をより確実に保護することができる。
(4)上記特徴(3)を有する発明において、さらに、前記蓄電装置に流れる電流を制限するヒューズを設け、前記制御装置は、前記通過電流制限値が前記ヒューズの溶断電流値を上回らないように制御することで、ヒューズの溶断を確実に防止することができる。
(5)上記特徴(1)〜(4)のいずれかを有する発明において、前記制御装置は、前記蓄電装置の電圧が前記規定範囲の上限設定値を上回った場合には、前記DC/DCコンバータを前記蓄電装置の充電方向に通過する電流を制限すればよい。
(6)上記特徴(1)〜(4)のいずれかを有する発明において、前記制御装置は、前記蓄電装置の電圧が前記規定範囲の下限設定値を下回った場合には、前記DC/DCコンバータを前記蓄電装置の放電方向に通過する電流を制限すればよい。
(7)上記特徴(5)を有する発明において、前記発電装置は、燃料電池であり、前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲の上限設定値を上回った場合には、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を上げることで前記蓄電装置の充電方向に通過する電流を制限すればよい。
(8)上記特徴(5)を有する発明において、前記発電装置は、燃料電池であり、前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲の下限設定値を下回った場合には、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を下げることで前記蓄電装置の放電方向に通過する電流を制限すればよい。
この発明によれば、負荷として、直流電源を必要とする負荷、インバータにより駆動される交流負荷を取り扱うことができる。
上記特徴(1)〜(8)のいずれかを有する発明に係るハイブリッド直流電源システムの負荷が、インバータ駆動のモータとされた燃料電池車両もこの発明に含まれる。
この発明に係るハイブリッド直流電源システムにおける蓄電装置の保護方法は、蓄電装置と、発電装置と、前記蓄電装置と前記発電装置との間に接続されるDC/DCコンバータとを備えるハイブリッド直流電源システムにおける前記蓄電装置の保護方法であって、前記DC/DCコンバータの駆動デューティを制御して前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲から外れたときは、前記発電装置の電圧の制御を中断し、前記DC/DCコンバータの通過電流を前記蓄電装置を保護する通過電流制限値に追従させることを特徴とする。
この発明によれば、DC/DCコンバータを通じて発電装置の電圧を制御中に、蓄電装置の電圧が規定範囲から外れたときには、前記発電装置の電圧の制御を中断し、前記DC/DCコンバータの通過電流を通過電流制限値に絞ることで、蓄電装置に流し込まれる電流又は流し出される電流を制限することができ、蓄電装置を保護することができる。また、蓄電装置に流し込まれる電流又は流し出される電流を制限することで、蓄電装置を保護することができ、かつ蓄電装置に直列に接続されるヒューズの溶断を防止することができる。
以下、この発明に係る蓄電装置の保護方法を実施するハイブリッド直流電源システムが適用された一実施形態の燃料電池車両について図面を参照して説明する。
図1に示すこの実施形態に係る燃料電池車両20は、基本的には、燃料電池22(発電装置)とエネルギストレージである蓄電装置(バッテリという。)24とから構成されるハイブリッド型の電源システム(ハイブリッド直流電源システム)10と、このハイブリッド直流電源システム10から電流(電力)がインバータ34を通じて供給される負荷としての走行用のモータ26と、バッテリ24が接続される1次側1Sと燃料電池22とモータ26(インバータ34)とが接続される2次側2Sとの間で昇降圧の電圧変換を行うDC/DCコンバータ装置{VCU(Voltage Control Unit)という。}23とから構成される。
VCU23は、DC/DCコンバータ36と、これを構成するスイッチング素子を駆動制御する制御部(制御装置)としてのコンバータ制御部54とから構成される。
モータ26の回転は、減速機12、シャフト14を通じて車輪16に伝達され、車輪16を回転させる。
燃料電池22は、例えば、固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟み込んで形成されたセルを積層したスタック構造である。燃料電池22には、水素タンク28とエアコンプレッサ30が配管により接続されている。燃料電池22内で反応ガスである水素(燃料ガス)と空気(酸化剤ガス)の電気化学反応により生成され流し出される発電電流Ifは、電流センサ32及びダイオード(ディスコネクトダイオードともいう。)33を介して、インバータ34及び(又は)DC/DCコンバータ36側に供給される。燃料電池22は、発電電圧Vfを発生する。
インバータ34は、直流/交流変換を行い、モータ電流Imをモータ26に供給する一方、回生動作に伴う交流/直流変換後のモータ電流Imを2次側2SからDC/DCコンバータ36を通じて1次側1Sに供給する。
この場合、回生電圧又は発電電圧Vfである2次電圧V2がDC/DCコンバータ36により低電圧に変換された1次電圧V1によりバッテリ24に充電電流Ibcが流し込まれる。
1次側1Sに接続されるバッテリ24は、例えばリチウムイオン2次電池又はキャパシタを利用することができる。この実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。
バッテリ24は、DC/DCコンバータ36を通じてインバータ34にモータ電流Imを供給するための放電電流Ibdを流し出す。
バッテリ24の正極側の出力端には直列にバッテリ短絡保護用のヒューズ25が挿入されている。バッテリ24の負極側の線路と、図中、1次側1Sが指すバッテリ24の正極側に繋がる線路との間が短絡された場合には、ヒューズ25は、バッテリ24を保護するために溶断する。
1次側1S及び2次側2Sには、それぞれ平滑用のコンデンサ38、39が設けられている。
燃料電池22を含むシステムはFC制御部50により制御され、インバータ34とモータ26を含むシステムはインバータ駆動部を含むモータ制御部52により制御され、DC/DCコンバータ36を含むシステムはコンバータ駆動部を含むコンバータ制御部54により、それぞれ基本的に制御される。
そして、これらFC制御部50、モータ制御部52、及びコンバータ制御部54は、燃料電池22の総負荷要求量Lt等を決定する上位制御部としての統括制御部56により制御される。
統括制御部56、FC制御部50、モータ制御部52、及びコンバータ制御部54は、それぞれCPU、ROM、RAM、タイマの他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力インタフェース、並びに、必要に応じてDSP(Digital Signal Processor)等を有している。
統括制御部56、FC制御部50、モータ制御部52、及びコンバータ制御部54は、車内LANであるCAN(Controller Area Network)等の通信線70を通じて相互に接続され、各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を共有し、これら各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を入力として各CPUが各ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
ここで、車両状態を検出する各種スイッチ及び各種センサとしては、発電電流Ifを検出する電流センサ32の他、1次電圧V1(バッテリ電圧Vbatに等しい。)を検出する電圧センサ61、バッテリ電流Ib(放電電流Ibd又は充電電流Ibc)である1次電流I1を検出する電流センサ62、2次電圧V2(ディスコネクトダイオード33が導通しているとき、略燃料電池22の発電電圧Vfに等しい。)を検出する電圧センサ63、2次電流I2を検出する電流センサ64、通信線70に接続されるイグニッションスイッチ(IGSW)65、アクセルセンサ66、ブレーキセンサ67、並びに車速センサ68等がある。
統括制御部56は、燃料電池22の状態、バッテリ24の状態、モータ26の状態、及び図示しない補機の状態の他、各種スイッチ及び各種センサからの入力(負荷要求)に基づき決定した燃料電池車両20の総負荷要求量Ltから、燃料電池22が負担すべき燃料電池分担負荷量(要求出力)Lfと、バッテリ24が負担すべきバッテリ分担負荷量(要求出力)Lbと、回生電源が負担すべき回生電源分担負荷量Lrの配分(分担)を調停しながら決定し、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54に指令を送出する。
DC/DCコンバータ36は、バッテリ24と、燃料電池22又は回生電源(インバータ34とモータ26)との間に接続される上アーム素子(上アームスイッチング素子81とダイオード83)と下アーム素子(下アームスイッチング素子82とダイオード84)とからなる相アームUA(単相アーム)と、リアクトル90とから構成される。
上アームスイッチング素子81と下アームスイッチング素子82は、それぞれ例えばMOSFET又はIGBT等で構成される。
DC/DCコンバータ36により1次電圧V1と2次電圧V2との間で電圧を変換する際に、エネルギを放出及び蓄積する1個の上記リアクトル90は、相アームUAの中点とバッテリ24の正極との間に挿入されている。
上アームスイッチング素子81は、コンバータ制御部54から出力されるゲート駆動信号(駆動電圧)UHのハイレベルによりオンにされ、下アームスイッチング素子82は、ゲートの駆動信号(駆動電圧)ULのハイレベルによりそれぞれオンにされる。
1次電圧V1、代表的には、負荷が接続されていないときのバッテリ24の開放電圧OCV(Open Circuit Voltage)は、図2の燃料電池出力特性(電流電圧特性)91上に示すように、この燃料電池22の発電電圧Vfの最低電圧Vfminより高い電圧に設定されている。なお、図2において、OCV≒V1としている。
2次電圧V2は、燃料電池22が発電動作しているときには燃料電池22の発電電圧Vfに等しい電圧にされる。
ただし、燃料電池22の発電電圧Vfがバッテリ24の電圧Vbat(=V1)に等しくなったときには、図2に一点鎖線の太線で示す直結状態とされる。
直結状態では、上アームスイッチング素子81に供給される駆動信号UHのデューティが、例えば100[%]にされ、下アームスイッチング素子82の駆動信号ULのデューティは、例えば0[%]にされる。直結状態において、2次側2Sから1次側1Sへ電流が流れる充電方向(回生方向)の場合には上アームスイッチング素子81を通じて電流が流れ、1次側1Sから2次側2Sへ電流が流れる力行方向の場合にはダイオード83を通じて電流が流れる。
したがって、この直結状態では、DC/DCコンバータ36では電圧変換がなされない。なお、厳密には、下アームスイッチング素子82が最小オン時間以上の時間オン駆動されないと、実際に下アームスイッチング素子82がオンにならないので、下アームスイッチング素子82が最小オン時間より短いオン時間で駆動された場合には駆動信号ULのデューティが0%(駆動信号UHのデューティが100%)になる前に直結状態となるが、理解の容易化のために、以下、直結状態では、上アームスイッチング素子81の駆動信号UHのデューティは100%、下アームスイッチング素子82の駆動信号ULのデューティは0%になっているものとする。
ここで、VCU23による燃料電池22の出力制御、いわゆる2次電圧V2制御について説明する。
水素タンク28からの燃料ガス及びエアコンプレッサ30からの圧縮空気が供給されている発電時に、燃料電池22の発電電流Ifは、図2に示した特性91{関数F(Vf)という。}上で2次電圧V2、すなわち発電電圧Vfをコンバータ制御部54によりDC/DCコンバータ36を通じて設定することにより決定される。つまり、発電電流Ifは、発電電圧Vfの関数F(Vf)値として決定される。If=F(Vf)であり、例えば発電電圧VfをVf=Vfa=V2と設定すれば、その発電電圧Vfa(V2)の関数値としての発電電流Ifaが決定される。{Ifa=F(Vfa)=F(V2)}。
具体的に、燃料電池22は、第2出力電圧である発電電圧Vfの減少に応じて流し出される発電電流Ifが増加し、発電電圧Vfの増加に応じて流し出される発電電流Ifが減少する。
このように燃料電池22は2次電圧V2(発電電圧Vf)を決定することにより発電電流Ifが決定されるので、燃料電池車両20等、燃料電池22を含むシステムでは、DC/DCコンバータ36の2次側2Sの2次電圧V2(発電電圧Vf)が、コンバータ制御部54を含むVCU23のフィードバック制御の目標電圧(目標値)に設定される。すなわち、VCU23により燃料電池22の出力(発電電流If)が制御される。以上が、VCU23による燃料電池22の出力制御の説明である。
ただし、バッテリ24への充放電電流の制限による保護及びヒューズ25の溶断を防止する場合には、VCU23による2次電圧V2の制御を中断し、DC/DCコンバータ36の通過電流、この実施形態では2次電流I2又は1次電流I1を制御する。なお、VCU23は、1次電圧V1を制御することも可能である。
通過電流の制御(制限制御)として1次電流I1の制御を例として説明する。この場合、コンバータ制御部54内のメモリに記憶されている図3に示すバッテリ電流制限表100と、コンバータ制御部54の電流制限機能である図4に示す電流制限値選択器102とに基づき、DC/DCコンバータ36の1次電流I1を制限する。
なお、この実施形態では、バッテリ24の保護及びヒューズ25の溶断防止のために1次電流I1を直接的に制御して制限するが、1次電流I1を間接的に制限するようにしてもよい。例えば、電流センサ64に流れる2次電流I2、上アームスイッチング素子81に流れる電流、下アームスイッチング素子82に流れる電流、コンデンサ39を流れる電流等、DC/DCコンバータ36のいずれかの枝線を流れる通過電流を制限すればよい。
図3において、電圧センサ61で測定される1次電圧V1、すなわちバッテリ電圧Vbatが、バッテリ電圧下限設定値V1Lowとバッテリ電圧上限設定値V1Highとの間の規定範囲(正常電圧範囲、通常動作電圧範囲)NRにある間には、VCU23のDC/DCコンバータ36により、発電電圧Vfである2次電圧V2が制御される(V2電圧制御モード)。なお、規定範囲NRの中央電圧が、例えばバッテリ24の開放電圧OCVに設定される。
一方、充電電流Ibcが大きくなってきてバッテリ電圧Vbatが、規定範囲NRから外れてバッテリ電圧上限設定値V1Highを上回る電圧となった場合、充電電流制限値(充電電流上限値)IbcLimitの傾斜に示すように、バッテリ電圧Vbatの上限側の所定幅電圧ΔV1Hの範囲で1次電圧許容最大値V1maxまで、バッテリ電圧Vbatの増加に応じて充電電流制限値IbcLimitを、許容充電電流値Ibcpから徐々に小さくする。1次電圧許容最大値V1max以上のバッテリ電圧Vbatでは充電電流制限値IbcLimitの値を0にしている(充電電流Ibcを流し込まない。)。
その一方、放電電流Ibdが大きくなってきてバッテリ電圧Vbatが、規定範囲NRから外れてバッテリ電圧下限設定値V1Lowを下回る電圧となった場合、放電電流制限値(放電電流上限値)IbdLimitの傾斜に示すように、バッテリ電圧Vbatの下限側の所定幅電圧ΔV1Lの範囲で1次電圧許容最小値V1minまで、バッテリ電圧Vbatの低下に応じて放電電流制限値IbdLimitを許容放電電流値Ibdpから徐々に小さくする。1次電圧許容最小値V1min以下のバッテリ電圧Vbatでは放電電流制限値IbdLimitの値を0にしている(放電電流Ibdを流し出さない。)。
その図3において、電流制限を行うことを前提として1次電圧許容最小値V1minから1次電圧許容最大値V1maxまでの範囲が、バッテリ24を劣化させない電圧範囲である。
なお、バッテリ電流制限表100には、ヒューズ溶断防止電流制限値Ifusemaxも書き入れている。
この場合、図4の電流制限値選択器102に示すように、1次電圧V1によりバッテリ電流制限表100を参照して、充電電流制限値IbcLimit又は放電電流制限値Ibdlimitが導出された場合、比較器104は、充電電流制限値IbcLimit又は放電電流制限値IbdLimitのいずれかとヒューズ溶断防止電流制限値Ifusemaxとを比較し、いずれか小さい値を1次電流制限値I1Limitに設定する。
図3例のバッテリ電流制限表100では、ヒューズ溶断防止電流制限値Ifusemaxより小さい値である充電電流制限値IbcLimitl又は放電電流制限値IbdLimitを1次電流制限値I1Limitに設定することになる。このように設定することでバッテリ24を保護することができ、かつヒューズ25の溶断を防止することができる。
各電圧電流の具体的値を大まかに示せば、バッテリ開放電圧OCVが、200[V]〜500[V]程度に選択されているとき、所定電圧幅ΔV1L、ΔV1Hは、10[V]〜25[V]程度に設定され、充放電許容電流値Ibcp、Ibdpは、200[A]〜500[A]程度に設定される。
コンバータ制御部54は、バッテリ電圧Vbatが規定範囲NR(V1Low≦Vbat≦V1High)を外れた場合には(Vbat<V1Low、Vbat>V1High)、1次電流I1が1次電流制限値I1Limit(充電電流制限値IbcLimit又は放電電流制限値IbdLimit)に追従するようにDC/DCコンバータ36の1次電流フィードバック制御(I1電流制御モード)を行う。このフィードバック制御では、PI制御あるいはPID制御が行われる。
ここで、コンバータ制御部54により駆動制御されるDC/DCコンバータ36の基本動作について図5のフローチャートを参照して説明する。
上述したように、統括制御部56は、燃料電池22の状態、バッテリ24の状態、モータ26の状態、及び図示しない補機の状態の他、各種スイッチ及び各種センサからの入力(負荷要求)に基づき決定した燃料電池車両20の総負荷要求量Ltから、燃料電池22が負担すべき燃料電池分担負荷量(要求出力)Lfと、バッテリ24が負担すべきバッテリ分担負荷量(要求出力)Lbと、回生電源が負担すべき回生電源分担負荷量Lrの配分(分担)を調停しながら決定し、FC制御部50、モータ制御部52及びコンバータ制御部54に指令を送出する。
ステップS1において、統括制御部56により、それぞれが負荷要求であるモータ26の電力要求と補機44の電力要求とエアコンプレッサ30の電力要求から総負荷要求量Ltが決定(算出)されると、ステップS2において、統括制御部56は、決定した総負荷要求量Ltを出力するための燃料電池分担負荷量Lfと、バッテリ分担負荷量Lbと、回生電源分担負荷量Lrの配分を決定し、FC制御部50、コンバータ制御部54及びモータ制御部52に指令を与える。ここで、燃料電池分担負荷量Lfを決定する場合、燃料電池22の効率ηが考慮される。
次いで、ステップS3において、統括制御部56により決定された燃料電池分担負荷量(実質的に、コンバータ制御部54に対する発電電圧Vfの指令電圧V2comが含まれる。)Lfが通信線70を通じてコンバータ制御部54に指令として送信される。燃料電池分担負荷量Lfの指令を受信したコンバータ制御部54は、ステップS4において、2次電圧V2、換言すれば、燃料電池22の発電電圧Vfが、統括制御部56から指令された指令電圧V2comとなるようにDC/DCコンバータ36の上下アームスイッチング素子81、82の駆動デューティ(駆動信号UH、ULのオンデューティ)を制御する。
なお、2次電圧V2(又は1次電圧V1)は、コンバータ制御部54によりDC/DCコンバータ36をフィードフォワード制御とフィードバック制御とを組み合わせたPID動作により制御される。
また、FC制御部50及びモータ制御部52も統括制御部56からの指令に応じて所定の処理を実行する。
そして、統括制御部56に対して、FC制御部50、コンバータ制御部54及びモータ制御部52から制御結果が逐次報告される。
ここで、統括制御部56による処理周期は、例えば、燃料電池車両20が、ユーザのアクセル操作等に対して違和感を感じない程度に円滑に応答すればよいことを考慮し、コンバータ制御部54の処理周期(スイッチング周期≒50[μS])より遅い周期でよく、例えば、1〜1000[mS]の間に設定される。なお、コンバータ制御部54の処理周期は、例えば、1〜1000[μS]の間に設定される。
DC/DCコンバータ36は、以下に説明するように、昇圧動作又は降圧動作を行う。
ステップS4において、DC/DCコンバータ36の2次側2Sからインバータ34側へ2次電流I2を流し込む昇圧動作では、図6に示すように、コンバータ制御部54は、例えば、時点t13で下アームスイッチング素子82をオンする。時点t13〜t14の間で、リアクトル90にバッテリ放電電流Ibdによりエネルギを蓄積すると同時に、コンデンサ39から2次電流I2をインバータ34へ流す。
次に、時点t14で下アームスイッチング素子82をオフする。そうすると、時点t14からリアクトル90に蓄積されたエネルギが1次電流I1(放電電流Ibd)としてダイオード83を通じて流れコンデンサ39にエネルギを蓄積するとともに、2次電流I2としてインバータ34へ流れ込む。
時点t17から上述した時点t13以降の動作を繰り返す。デッドタイムdtを挟んで下アームスイッチング素子82と上アームスイッチング素子81とが交互に周期2π(上述した50[μS])の中で1回ずつスイッチング、いわゆる同期スイッチングされるが、昇圧時には、上アームスイッチング素子81はオンしない。下アームスイッチング素子82の駆動デューティ(オンデューティ)は、出力電圧V2が指令電圧Vcomに保持されるように決定される。
また、ステップS4において、バッテリ24の放電電流IbdをDC/DCコンバータ36の1次側1Sから2次側2Sを通じてインバータ34へ2次電流I2を流す昇圧動作(チョッピング動作、電圧変換動作)を行わない直結動作では、放電電流Ibd(1次電流I1)は、ダイオード83を通じて流れ2次電流I2としてインバータ34へ流れる。この場合、2次電圧V2は、V2=V1−Vd(Vdはダイオード83の順方向降下電圧)となる。なお、この直結動作において、駆動信号UHのオンデューティは、例えば100[%]にされ、駆動信号ULのオンデューティは、例えば0[%]にされる。
さらに、ステップS4において、DC/DCコンバータ36の2次側2Sから1次側1Sのバッテリ24に電流(充電電流Ibc)を流し込む降圧動作では、図7に示すように、時点t1で上アームスイッチング素子81uをオンすると、リアクトル90に、燃料電池22からの発電電流Ifやインバータ34の回生電流による2次電流I2やコンデンサ39から出力される電流によりエネルギを蓄積するとともに、コンデンサ38を充電し、かつバッテリ24に充電電流Ibcを供給する。
時点t2において上アームスイッチング素子81がオフにされると、リアクトル90に蓄積されたエネルギがバッテリ充電電流Ibcとして、バッテリ24、ダイオード84のループを通じてバッテリ24に充電電流Ibcとして供給されるとともに、コンデンサ38に充電された電荷がバッテリ24にバッテリ充電電流Ibcの一部として供給される(コンデンサ38は放電する)。
モータ26に回生電圧が存在する場合、この降圧動作時に回生電源分担負荷量Lrによる回生電流がDC/DCコンバータ36の2次側2SからDC/DCコンバータ36を通過する2次電流I2に加算される。この降圧動作における上アームスイッチング素子81及び下アームスイッチング素子82uのオンデューティも、出力電圧V2が指令電圧Vcomに保持されるように決定される。
この実施形態において、コンバータ制御部54は、スイッチング周期2π{スイッチング周波数の逆数(例えば、1/十数kHz≒50[μS])の時間に相当する。}の3倍の処理周期(3×2π)毎に、次の3×2πの周期で行うためのDC/DCコンバータ36の動作(ステップS4のコンバータ制御動作)を決定する。
図6及び図7において、リアクトル90に流れる1次電流I1の符号は、1次側1Sから2次側2Sへ放電電流Ipdが流れる昇圧時電流(DC/DCコンバータ36の2次側2Sからインバータ34へ流れ出す電流)を正(+)、2次側2Sから1次側1Sへ充電電流Ibcが流れる降圧時電流(燃料電池22又はインバータ34から2次側2Sへ流れ込む電流)を負(−)に取っている。
また、コンバータ制御部54から出力される駆動信号UH、ULの波形中、ハッチングを付けた期間は、駆動信号UH、ULが供給されている上下アームスイッチング素子81、82が実際にオンしている(電流が流れている)期間を示している。つまり、駆動信号UH、ULが供給されていても、該当する並列ダイオード83、84がOFFになっていなければ該当する上下アームスイッチング素子81、82に電流が流れないことに留意する。
以上が、コンバータ制御部54により駆動制御されるDC/DCコンバータ36の基本動作の説明である。
この実施形態に係る燃料電池車両20は、基本的には以上のように構成されかつ動作するものであり、次に、ヒューズ25の溶断防止並びにバッテリ24から流し出す放電電流Ibdを制限する動作Aと、ヒューズ25の溶断防止並びにバッテリ24に流し込まれる充電電流Ibcを制限する動作Bについて説明する。
まず、放電電流Ibdを制限する動作Aについて説明する。
図8は、燃料電池車両20において、動作Aを行う可能性がある場合における各電流の流れる方向及び燃料電池22の制御動作を説明する説明図である。動作Aの制御が行われる際には、放電電流Ibdがアシスト電流とされモータ電流Imが、発電電流Ifと2次電流I2の合成電流として制御されている(Im=If+I2)。なお、理解の容易化のためにDC/DCコンバータ36の効率を100[%]とすれば、V1×I1=V2×I2となるので、モータ電流Imは、Im=If+I2(1次側1Sから2次側2Sへ通過する電流)=If+I1×(V1/V2)と表される。
図9は、放電電流Ibdを制限する動作Aの説明に供される模式的な波形図である。
図9の時点t51までの間では、バッテリ電圧Vbat(1次電圧V1)は、バッテリ電圧下限設定値V1Low(下限閾値)を上回る電圧であるので、バッテリ24は規定範囲NR内の電圧で動作しており、放電電流Ibdを制限する(絞る)必要がない。この場合、コンバータ制御部54は、燃料電池22の発電電圧Vf(2次電圧V2)が、統括制御部56から受信される燃料電池22の指令電圧V2comに一致するようにDC/DCコンバータ36を制御する{V2電圧制御モードという。}。このように、発電電圧Vfを制御することで発電電流Ifが制御される。
時点t51に示すように、バッテリ電圧Vbatがバッテリ電圧下限設定値V1Lowを下回る値となった後、時点t52に示すように放電電流Ibd(1次電流I1)が、放電電流制限値IbdLimitを上回る値となったとき、バッテリ24を保護するために、V2電圧制御モードを中断し、放電電流制限値IbdLimit(1次電流上限設定値I1Limit)を目標値(目標電流)とするI1電流制限モードに移行する。
この場合、併せてヒューズ25の溶断を防止するために、放電電流制限値IbdLimit(1次電流上限設定値I1Limit)の最大値は図3に示したヒューズ溶断防止電流制限値Ifusemaxに制限する。
図9に示すように、時点t52から放電電流Ibdが放電電流制限値I1Limitに追従すると、2次電圧V2が、指令電圧V2comからずれる(乖離する)ようになる。
なお、V2電圧制御モードを中断した時点t52での2次電圧V2が、中断時2次電圧V2intとしてコンバータ制御部54内の図示しないメモリに記憶される。
時点t52〜t53の間で、コンバータ制御部54は、放電電流Ibd(1次電流I1)が、放電電流制限値IbdLimitとなるI1電流制限モードでの制御を継続する。すなわち、コンバータ制御部54は、指令電圧V2comに追従するV2電圧制御モードを中断し(あきらめ)、放電電流Ibdが放電電流制限値IbdLimitを目標電流とする、一般的に次の(1)式に示すPI動作のフィードバック制御を行う。なお、(1)式において、Kp、Kiは比例係数である。
(Ibd−IbdLimit)×Kp
+Ki∫(Ibd−IbdLimit)dt …(1)
このPI動作のフィードバックでは、外乱があっても、偏差(Ibd−IbdLimit)はゼロ値に収束する。すなわち、放電電流Ibdが正確に放電電流制限値IbdLimitに等しくされる。このため、バッテリ24が保護され劣化することがない。もちろんヒューズ25も溶断しない。しかも、リアクトル90も飽和しない。
この時点t52〜t53の間では、指令電圧V2comに追従しないため、アクセルセンサ66によるアクセル開度等により決定される負荷要求であるモータ電流Im=If+I2をできるだけ満足させるために、2次電流I2を形成する放電電流Ibdが、放電電流制限値IpdLimitに制限された値となっていることから、発電電流Ifを増加させるため、図8中、燃料電池22のブロックの中の特性91上に描いた動作点93を矢印の方向に移動させる。
すなわち、時点t52〜t53では、図9に示すように、発電電圧Vfが指令電圧V2comに対し下側にずれるようにDC/DCコンバータ36の駆動デューティを制御する。
負荷要求が少なくなって、換言すれば、モータ電流Imが少なくなって、時点t53に示すように、実線で示す2次電圧V2(実測値)が点線で示す指令電圧Vcomを上回った(所定電圧以上上回った、あるいは所定時間上回った)とき、コンバータ制御部54は、放電電流Ipdの制限の必要がなくなったものと判断し、I1電流制限モードでの制御を解除し、V2電圧制御モードに復帰する。なお、復帰処理は、2次電圧V2が、メモリに記憶されている上記中断時2次電圧V2int(時点t51又は時点t52での2次電圧V2)に等しくなったときに開始するようにしてもよい。
以上が放電電流Ibdを制限する動作Aについての説明である。
次に、充電電流Ibcを制限する動作Bについて説明する。
図10は、燃料電池車両20において、動作Bを行う可能性がある場合における各電流の流れる方向及び燃料電池22の制御動作を説明する説明図である。動作Bの制御が行われる際には、バッテリ24へ流し込まれる充電電流Ibcが、回生電流のモータ電流Imと発電電流Ifの合成電流である2次電流I2に対応して制御される(I2=If+Im:I2は2次側2Sから1次側1Sへ通過する電流)。ここでも、簡単化のためにDC/DCコンバータ36の効率を100[%]とすれば、V1×I1=V2×I2となるので、Ibc=I1=I2×(V2/V1)となる。
図11は、充電電流Ibcを制限する動作Bの説明に供される模式的な波形図である。
図11の時点t61までの間では、バッテリ電圧Vbat(1次電圧V1)は、バッテリ電圧上限設定値V1High(上限閾値)を下回る電圧であるので、バッテリ24は規定範囲NR内の電圧で動作しており、充電電流Ibcを制限する(絞る)必要がない。この場合、コンバータ制御部54は、燃料電池22の発電電圧Vf(2次電圧V2)が、統括制御部56から受信される燃料電池22の指令電圧V2comに一致するようにDC/DCコンバータ36を制御するV2電圧制御モードで動作する。上述したように、発電電圧Vfを制御することで発電電流Ifが制御される。
時点t61に示すように、バッテリ電圧Vbatがバッテリ電圧上限設定値V1Highを上回る値となった後、時点t62に示すように充電電流Ibc(1次電流I1)が、充電電流制限値IbcLimitを下回る大きな値(絶対値が上回る値)となったとき、バッテリ24を保護するために、V2電圧制御モードを中断し、充電電流制限値IbcLimit(1次電流上限設定値I1Limit)を目標値(目標電流)とするI1電流制限モードに移行する。
この場合、併せてヒューズ25の溶断を防止するために、充電電流制限値IbcLimit(1次電流上限設定値I1Limit)の最大値は図3に示したヒューズ溶断防止電流制限値Ifusemaxに制限する。
図11に示すように、充電電流Ibcが充電電流制限値IbcLimitに追従すると、2次電圧V2が、指令電圧Vcomからずれる(乖離する)ようになる。
なお、V2電圧制御モードを中断した時点t62での2次電圧V2が、中断時2次電圧V2intとしてコンバータ制御部54内の図示しないメモリに記憶される。
時点t62〜t63の間で、コンバータ制御部54は、充電電流Ibc(1次電流I1)が、充電電流制限値IbcLimitとなるI1電流制限モードでの制御を継続する。すなわち、コンバータ制御部54は、指令電圧V2comに追従するV2電圧制御モードを中断し(あきらめ)、充電電流Ibcが充電電流制限値IchLimitを目標電流とする、一般的に次の(2)式に示すPI動作のフィードバック制御を行う。なお、次式において、Kp、Kiは比例係数である。
(Ibc−IchLimit)×Kp
+Ki∫(Ibc−IchLimit)dt …(2)
このPI動作のフィードバックでは、外乱があっても、偏差(Ibc−IchLimit)はゼロ値に収束する。すなわち、充電電流Ibcが正確に充電電流制限値IchLimitに等しくされる。このため、バッテリ24が保護され劣化することがない。もちろんヒューズ25も溶断しない。しかも、リアクトル90も飽和しない。
この時点t61〜t62の間では、指令電圧V2comに追従しないため、回生電流によるモータ電流Imが大きくなった場合には、2次電流I2を形成する発電電流Ifを減少させるため、図10中、燃料電池22のブロックの中の特性91上に描いた動作点93を矢印の方向に移動させる。
すなわち、図11の時点t62〜t63の間に示すように、実線で示す発電電圧Vfが点線で示す指令電圧V2comに対し上側にずれるようにDC/DCコンバータ36の駆動デューティを制御する。
回生電流のモータ電流Imが少なくなって、時点t63に示すように、実線で示す2次電圧V2が指令電圧Vcomを下回った(所定電圧以上下回った、あるいは所定時間下回った)とき、コンバータ制御部54は、電流制限の必要性がなくなったものと判断し、I1電流制限モードでの制御を解除し、V2電圧制御モードに復帰する。なお、復帰処理は、2次電圧V2が、メモリに記憶されている中断時2次電圧V2intに等しくなったときに開始するようにしてもよい。
以上が充電電流Ibcを制限する動作Bについての説明である。
以上説明したように、上述した実施形態に係るハイブリッド直流電源システム10は、1次電圧V1であるバッテリ電圧Vbatを発生する蓄電装置としてのバッテリ24と、負荷であるインバータ34駆動のモータ26に接続され2次電圧V2である発電電圧Vfを発生する発電装置としての燃料電池22と、インバータ34を通じてモータ26に接続される燃料電池22とバッテリ24との間に挿入(接続)されるDC/DCコンバータ36と、DC/DCコンバータ36の駆動信号UH、ULの駆動デューティを制御するコンバータ制御部54とを備える。
ここで、コンバータ制御部54は、DC/DCコンバータ36を通じて燃料電池22の発電電圧Vfである2次電圧V2を制御中(V2電圧制御モード中)に、バッテリ24のバッテリ電圧Vbatが規定範囲NR(図3参照)から外れて1次電圧許容最大値V1max(又は1次電圧許容最小値V1min)まで、燃料電池22の発電電圧Vfを決定する2次電圧V2の制御(V2電圧制御モード)を中断し、DC/DCコンバータ36を通過してバッテリ24に流れ込む充電電流Ibc又はバッテリ24から流れ出す放電電流Ibdを、バッテリ24を保護するための1次電流制限値I1Limit(充電電流制限値IbcLimit又は放電電流制限値IbdLimit)に追従させる。
すなわち、バッテリ24のバッテリ電圧Vbatが規定範囲NRから外れたときには、DC/DCコンバータ36の通過電流である1次電流I1、2次電流I2又はこれらの電流に対応する枝路の電流を絞ることで、バッテリ24に流し込まれる充電電流Ibc又は流し出される放電電流Ipdを制限することができ、バッテリ24を過電流から保護することができる。結果、バッテリ24に過大電圧が発生したり、過小電圧が発生することを回避でき、バッテリ24を保護することができる。
そして、コンバータ制御部54は、監視している2次電圧V2が、例えば前記V2電圧制御モードの制御を中断したときの中断時2次電圧V2intまで復帰してきたときにI1電流制限モードからV2電圧制御モードに復帰するようにしている。なお、監視している2次電圧V2が、統括制御部56から受信される指令電圧V2comに復帰したときにI1電流制限モードからV2電圧制御モードでの制御に復帰するようにしてもよい。このように2次電圧V2と中断時電圧V2int、又は2次電圧V2と指令電圧V2comを監視するだけで、復帰できるので、復帰の制御に係わる構成が簡単である。
コンバータ制御部54は、バッテリ24のバッテリ電圧Vbatが規定範囲NRから外れたとき、外れた電圧に応じて1次電流制限値I1Limitが小さくなるように設定しているので、換言すれば、規定範囲NRから外れた電圧の大きさに応じて1次電流I1、すなわちバッテリ電流(放電電流Ibd又は充電電流Ibc)を絞るようにしているのでバッテリ24をより確実に保護することができる。
この場合、コンバータ制御部54は、1次電流制限値I1Limitがヒューズ溶断保護電流制限値Ifusemaxを上回らないように制御しているので、併せてヒューズ25の溶断を確実に防止することができる。なお、例えば、図1中、電圧センサ61の両端が短絡したときには、ヒューズ25は溶断する。
負荷として、インバータ34により駆動される交流負荷であるモータ26の他、直流負荷を取り扱うこともできる。
なお、この発明は、上述の実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、単相アームUAのDC/DCコンバータ36に限らず、U相、V相、W相、3相アームのDC/DCコンバータを有するハイブリッド直流電源を備える燃料電池車両に適用する等、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この発明の一実施形態に係る燃料電池車両の回路図である。 燃料電池の電流電圧特性の説明図である。 バッテリ電流制限表の説明図である。 コンバータ制御部の機能ブロックに係わる電流制限値選択器の説明図である。 コンバータ制御部により駆動制御されるDC/DCコンバータの基本動作についての説明に供されるフローチャートである。 DC/DCコンバータの昇圧動作の動作説明に供されるタイムチャートである。 DC/DCコンバータの降圧動作の動作説明に供されるタイムチャートである。 バッテリから流れ出す放電電流の制限制御の説明に供されるブロック図である。 放電電流の制限制御の説明に供される波形図である。 バッテリに流れ込む充電電流の制限制御の説明に供されるブロック図である。 充電電流の制限制御の説明に供される波形図である。
符号の説明
10…ハイブリット直流電源システム 20…燃料電池車両
22…燃料電池 23…DC/DCコンバータ装置(VCU)
24…蓄電装置(バッテリ) 26…モータ
34…インバータ 36…DC/DCコンバータ
54…コンバータ制御部 56…統括制御部

Claims (10)

  1. 蓄電装置と、
    発電装置と、
    前記蓄電装置と前記発電装置との間に接続されるDC/DCコンバータと、
    前記DC/DCコンバータの駆動デューティを制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲から外れたときは、前記発電装置の電圧の制御を中断し、前記DC/DCコンバータの通過電流を前記蓄電装置を保護する通過電流制限値に追従させる
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  2. 請求項1記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    前記制御装置は、
    中断した前記発電装置の電圧の制御への復帰を、前記発電装置の電圧を監視し該電圧に応じて行う
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  3. 請求項1又は2記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記蓄電装置の電圧が前記規定範囲から外れたとき、外れた電圧に応じて前記通過電流制限値が小さい値になるように設定する
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  4. 請求項3記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    さらに、前記蓄電装置に流れる電流を制限するヒューズを設け、
    前記制御装置は、
    前記通過電流制限値が前記ヒューズの溶断電流値を上回らないように制御する
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記蓄電装置の電圧が前記規定範囲の上限設定値を上回った場合には、前記DC/DCコンバータを前記蓄電装置の充電方向に通過する電流を制限する
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    前記制御装置は、
    前記蓄電装置の電圧が前記規定範囲の下限設定値を下回った場合には、前記DC/DCコンバータを前記蓄電装置の放電方向に通過する電流を制限する
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  7. 請求項5記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    前記発電装置は、燃料電池であり、
    前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲の上限設定値を上回った場合には、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を上げることで前記蓄電装置の充電方向に通過する電流を制限する
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  8. 請求項5記載のハイブリッド直流電源システムにおいて、
    前記発電装置は、燃料電池であり、
    前記制御装置は、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲の下限設定値を下回った場合には、前記DC/DCコンバータを通じて前記発電装置の電圧を下げることで前記蓄電装置の放電方向に通過する電流を制限する
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システム。
  9. 請求項1〜8記載のハイブリッド直流電源システムの負荷がインバータ駆動のモータとされた
    ことを特徴とする燃料電池車両。
  10. 蓄電装置と、発電装置と、前記蓄電装置と前記発電装置との間に接続されるDC/DCコンバータとを備えるハイブリッド直流電源システムにおける前記蓄電装置の保護方法であって、
    前記DC/DCコンバータの駆動デューティを制御して前記発電装置の電圧を制御中に、前記蓄電装置の電圧が規定範囲から外れたときは、前記発電装置の電圧の制御を中断し、前記DC/DCコンバータの通過電流を前記蓄電装置を保護する通過電流制限値に追従させる
    ことを特徴とするハイブリッド直流電源システムにおける蓄電装置の保護方法。
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