JP2010045889A - 電力システム及び燃料電池車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池と蓄電装置の出力をより好適に制御することが可能な電力システム及びこの電力システムを搭載した燃料電池車両を提供する。
【解決手段】第2DC/DCコンバータ72は、FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tarと等しくなるように、バッテリ出力電圧Vbatを昇圧する。また、第1DC/DCコンバータ50は、通常時において、PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarと等しくなるように、FC出力電圧Vfcを昇圧する。第1DC/DCコンバータ50は、バッテリ62の過電流発生時において、1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tarと等しくなるように、FC出力電圧Vfcを昇圧する。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池と蓄電装置とを有する電力システム及びこの電力システムを搭載した燃料電池車両に関する。より詳細には、燃料電池と負荷の間及び蓄電装置と負荷の間にDC/DCコンバータが配置された電力システム及びこの電力システムを搭載した燃料電池車両に関する。
燃料電池からの電力を走行モータに供給することにより駆動力を得る燃料電池車両が知られている。このような燃料電池車両の中には、燃料電池の出力電圧をDC/DCコンバータで昇圧して走行モータに供給するものがある(特許文献1、2)。特許文献1、2の燃料電池車両は、燃料電池及び燃料電池の出力電圧を変圧するDC/DCコンバータに加えて、蓄電装置及び蓄電装置の出力電圧を変圧する別のDC/DCコンバータを備えており、燃料電池からの電力と蓄電装置からの電力を組み合わせることにより走行モータを駆動する。
例えば、特許文献2の燃料電池車両では、燃料電池側のDC/DCコンバータにより燃料電池の出力電流を制御し、蓄電装置側のDC/DCコンバータにより蓄電装置の出力電圧を制御する(特許文献2の図2参照)。
特開2005−348530号公報 特開2007−318938号公報
特許文献1、2に記載されたDC/DCコンバータは、燃料電池車両の出力を制御する上で効果を発揮するが、燃料電池と蓄電装置の出力制御について未だ改善の余地がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、燃料電池と蓄電装置の出力をより好適に制御することが可能な電力システム及びこの電力システムを搭載した燃料電池車両を提供することを目的とする。
この発明に係る電力システムは、負荷に対して並列に接続された燃料電池及び蓄電装置と、前記燃料電池と前記負荷との間に配置された第1DC/DCコンバータと、前記蓄電装置と前記負荷との間に配置された第2DC/DCコンバータと、を有するものであって、前記第1DC/DCコンバータ及び前記第2DC/DCコンバータの少なくとも一方は、他方の通過電流を制御することを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池と負荷との間に配置された第1DC/DCコンバータと、蓄電装置と負荷との間に配置された第2DC/DCコンバータとの少なくとも一方により、他方の通過電流を制御する。これにより、少なくとも一方を他方に協調させて制御することができる。
前記第2DC/DCコンバータは、前記燃料電池の実際の出力電流が前記燃料電池の出力電流目標値と等しくなるように前記蓄電装置の出力電圧を変圧してもよい。
前記第1DC/DCコンバータは、前記燃料電池から前記負荷への配線と前記蓄電装置から前記負荷への配線とが合流する合流点における電圧が前記負荷の必要電圧以上になるように前記燃料電池の出力電圧を変圧することも可能である。
前記第1DC/DCコンバータは、前記蓄電装置の実際の出力電流が前記蓄電装置の出力電流目標値と等しくなるように前記燃料電池の出力電圧を変圧してもよい。
前記第1DC/DCコンバータは、前記蓄電装置の実際の出力電流が当該出力電流の上限閾値を超えないように前記燃料電池の出力電圧を変圧することもできる。
前記第2DC/DCコンバータは、前記燃料電池の実際の出力電流が当該出力電流の上限閾値を超えないように前記蓄電装置の出力電圧を変圧してもよい。
前記燃料電池の出力電圧が前記負荷の必要電圧を超えるとき、前記第1DC/DCコンバータを直結状態とすること若しくは第1バイパスダイオードを経由することにより、前記第1DC/DCコンバータによる電圧変換なしに前記燃料電池の出力電圧を前記負荷に印加すると共に、負荷制限部により前記負荷の電力消費を制限し、又は、前記蓄電装置の出力電圧が前記負荷の必要電圧を超えるとき、前記第2DC/DCコンバータを直結状態とすること若しくは第2バイパスダイオードを経由することにより、前記第2DC/DCコンバータによる電圧変換なしに前記蓄電装置の出力電圧を前記負荷に印加すると共に、前記負荷制限部により前記負荷の電力消費を制限することもできる。
この発明に係る燃料電池車両は、前述した電力システムを搭載したことを特徴とする。
この発明によれば、燃料電池と負荷との間に配置された第1DC/DCコンバータと、蓄電装置と負荷との間に配置された第2DC/DCコンバータとの少なくとも一方により、他方の通過電流を制御する。これにより、少なくとも一方を他方に協調させて制御することができる。
A.一実施形態
以下、この発明の一実施形態に係る燃料電池車両について図面を参照して説明する。
1.燃料電池車両10の構成
(1)全体構成
図1は、一実施形態に係る電力システム12を搭載した燃料電池車両10(以下「FC車両10」と称する。)の回路図である。FC車両10は、電力システム12に加え、モータユニット20を有する。電力システム12は、FCユニット40と、バッテリユニット60と、統括制御部80とを有する。
モータユニット20は、FC車両10の力行時には、走行用のモータ22を用いてFC車両10の走行駆動力を生成し、FC車両10の回生時には、モータ22が発生した回生電力(モータ回生電力Preg)[W]をバッテリユニット60に供給する。
FCユニット40は、FC車両10の力行時には、モータユニット20に対して燃料電池42(以下「FC42」と称する。)が発生した電力(FC出力電力Pfc)[W]を供給し、FC車両10の回生時には、FC出力電力Pfcをバッテリユニット60に供給する。
バッテリユニット60は、FC車両10の力行時には、エネルギストレージである蓄電装置62(以下「バッテリ62」と称する。)からの電力(バッテリ出力電力Pbat)[W]をモータユニット20に対して供給し、FC車両10の回生時には、モータ回生電力Preg及びFC出力電力Pfcをバッテリ62に蓄電する。
統括制御部80は、モータユニット20、FCユニット40及びバッテリユニット60を制御する。詳細については後述する。
なお、モータ回生電力Preg、FC出力電力Pfc及びバッテリ出力電力Pbatは、ライト、パワーウインド、ワイパー用電動機等の図示しない補機に供給してもよい。
(2)モータユニット20
モータユニット20は、モータ22に加え、パワー・ドライブ・ユニット24(以下「PDU24」と称する。)と、減速機26と、シャフト28と、車輪30と、モータECU32(ECU:Electric Control Unit)と、電圧センサ34とを備える。
PDU24は、FC車両10の力行時において、FC42からの出力電流(FC出力電流Ifc)[A]及びバッテリ62からの出力電流(バッテリ出力電流Ibat)[A]とを直流/交流変換し、モータ22を駆動する電流(モータ駆動電流Imd)[A]としてモータ22に供給する。このモータ駆動電流Imdの供給に伴うモータ22の回転は、減速機26、シャフト28を通じて車輪30に伝達される。
また、PDU24は、FC車両10の回生時において、モータ22からの回生電流(モータ回生電流Imr)を交流/直流変換し、バッテリ充電電流Ibcとしてバッテリユニット60に供給する。このバッテリ充電電流Ibcの供給によりバッテリ62が充電される。
モータECU32は、モータ22及びPDU24の動作を制御する。電圧センサ34は、FC42からモータ22への配線とバッテリ62からモータ22への配線との合流点36a、36bと、PDU24との間に配置され、合流点36a、36bにおける電圧(PDU電圧Vpdu)[V]を検出する。
(3)FCユニット40
FCユニット40は、FC42に加え、水素タンク44と、エアコンプレッサ46と、FC ECU48と、第1DC/DCコンバータ50と、第1コンバータECU52と、バイパスダイオード54と、逆流防止用ダイオード56と、電流センサ58と、電圧センサ59を有する。
FC42は、例えば固体高分子電解質膜をアノード電極とカソード電極とで両側から挟み込んで形成されたセルを積層したスタック構造にされている。FC42には、水素タンク44とエアコンプレッサ46が配管により接続されている。水素タンク44内の加圧水素は、FC42のアノード電極に供給される。また、エアコンプレッサ46により空気がFC42のカソード電極に供給される。水素タンク44及びエアコンプレッサ46の動作は、FC ECU48により制御される。FC42内で反応ガスである水素(燃料ガス)と空気(酸化剤ガス)の電気化学反応によりFC出力電流Ifcが生成される。FC出力電流Ifcは、電流センサ58、第1DC/DCコンバータ50、バイパスダイオード54及び逆流防止用ダイオード56を介し、FC車両10の力行時にはPDU24に供給され、回生時にはバッテリユニット60に供給される。
第1DC/DCコンバータ50は、いわゆるチョッパ方式の昇圧DC/DCコンバータである。FC出力電流Ifcが第1DC/DCコンバータ50を通過する際、第1DC/DCコンバータ50は、FC42の出力電圧(FC出力電圧Vfc)[V]を昇圧する。第1DC/DCコンバータ50の動作は、統括制御部80からの指令並びにモータユニット20の電圧センサ34の検出値及びバッテリユニット60の電流センサ68(後述)の検出値に基づいて、第1コンバータECU52により制御される(詳細は後述する。)。第1コンバータECU52には、第1カウンタ52aが設けられている。
(4)バッテリユニット60
バッテリユニット60は、バッテリ62に加え、電圧センサ64、66と、電流センサ68、70と、第2DC/DCコンバータ72と、第2コンバータECU74とを有する。
バッテリ62は、第2DC/DCコンバータ72の1次側1Sに接続されており、例えばリチウムイオン2次電池やニッケル水素2次電池又はキャパシタを利用することができる。本実施形態ではリチウムイオン2次電池を利用している。電圧センサ64は、第2DC/DCコンバータ72の1次側1Sの電圧(1次電圧V1)[V]を検出し、電圧センサ66は、第2DC/DCコンバータ72の2次側2Sの電圧(2次電圧V2)[V]を検出する。電流センサ68は、1次側1Sの電流(1次電流I1)[A]を検出し、電流センサ70は、2次側2Sの電流(2次電流I2)[A]を検出する。
第2DC/DCコンバータ72は、いわゆるチョッパ方式の昇降圧DC/DCコンバータであり、FC車両10の力行時には、1次電圧V1を昇圧して2次側2Sに供給し、FC車両10の回生時には、2次電圧V2を降圧して1次側1Sに供給する。すなわち、モータ22が発生した回生電圧(モータ回生電圧Vreg)[V]又はFC42のFC出力電圧Vfcである2次電圧V2が第2DC/DCコンバータ72により低電圧に変換された1次電圧V1によりバッテリ62を充電する。
第2コンバータECU74は、統括制御部80からの指令並びにFCユニット40の電流センサ58の検出値に基づいて、第2DC/DCコンバータ72を制御する(詳細は後述する。)。第2コンバータECU74には、第2カウンタ74aが設けられている。
(5)統括制御部80
統括制御部80は、モータ22の要求出力(モータ要求出力Pmr_req)[W]やFCユニット40(エアコンプレッサ46等)の要求電力、図示しない補機の要求電力に基づいて、モータECU32、FC ECU48、第1コンバータECU52及び第2コンバータECU74を制御する(詳細は後述する。)。
統括制御部80は、CPU、ROM、RAM、タイマの他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力インタフェース、並びに、必要に応じてDSP(Digital Signal Processor)等を有している(図1中では、特にメモリ81を示している。)。モータECU32、FC ECU48、第1コンバータECU52及び第2コンバータECU74も同様である。
統括制御部80と、モータECU32、FC ECU48、第1コンバータECU52及び第2コンバータECU74とは、車内LANであるCAN(Controller Area Network)等の通信線82を通じて相互に接続されている。これらの制御部は、各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を共有し、これら各種スイッチ及び各種センサからの入出力情報を入力として各CPUが各ROMに格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。
(6)その他
車両状態を検出する各種スイッチ及び各種センサとしては、上述した電圧センサ34、59、64、66、電流センサ58、68、70の他、通信線82に接続されるイグニッションスイッチ84、アクセルセンサ86、ブレーキセンサ88、及び車速センサ90等がある。
2.各種制御/処理
(1)統括制御部80における処理
図2には、第1DC/DCコンバータ50及び第2DC/DCコンバータ72で用いる制御目標値を統括制御部80において算出するフローチャートが示されている。
ステップS1において、統括制御部80は、アクセルセンサ86から通知される図示しないアクセルペダルの踏込み量等に応じてモータ要求出力Pmr_reqを算出する。
続くステップS2において、統括制御部80は、モータ要求出力Pmr_reqからモータ22の必要電圧(モータ必要電圧Vmr_nec)[V]を算出する。モータ必要電圧Vmr_necの算出に際しては、統括制御部80のメモリ81に記憶されているモータ要求出力Pmr_reqとモータ必要電圧Vmr_necとの関係(マップ化されたデータ)が用いられる。或いは、図示しないエンジン回転数センサが検出したエンジン回転数[rpm]及びモータ要求出力Pmr_reqの組合せとモータ必要電圧Vmr_necとの関係からモータ必要電圧Vmr_necを算出してもよい。
図3に示すように、本実施形態におけるモータ必要電圧Vmr_necの特性100(図3中、点線で表されている。)は、モータ要求出力Pmr_reqの一次関数である。また、本実施形態のFC42は、一般的な燃料電池と同様、FC出力電流Ifcが上がるほど、FC出力電圧Vfcが下がる特性(I−V特性102)を有する(図4参照)。このため、図3中、一点鎖線で表されているFC出力電圧Vfcの特性104は、モータ22の出力(モータ出力Pmr)[W]が増加するに連れて減少する。そして、本実施形態では、モータ必要電圧Vmr_necの特性100とFC出力電圧Vfcの特性104とが交差するモータ出力P2が、モータ22の連続定格出力Pcrとなるようにモータ22及びFC42の仕様が決定される。なお、以下では、モータ出力Pmrが、連続定格出力Pcr以下である状態を「定常走行状態」と呼び、連続定格出力Pcrを上回る状態を「非定常走行状態」と呼ぶ。
図5には、連続定格出力Pcrを決定する方法の説明図が示されている。本実施形態の連続定格出力Pcrは、車両動力目標値であるターゲット車速Vtar[km/h]におけるターゲット勾配登坂時に必要なモータ出力Pmrとしての定常保証出力Pcg[W]である。このため、定常走行状態は、定常保証出力Pcg以下の出力でモータ22を運転する走行モータ駆動状態であり、非定常走行状態は、定常保証出力Pcgを超える出力でモータ22を運転する走行モータ駆動状態である。
図2に戻り、ステップS3において、統括制御部80は、PDU24の目標電圧(PDU目標電圧Vpdu_tar)[V]を算出する。算出したPDU目標電圧Vpdu_tarは、モータECU32及び第1コンバータECU52に通知される。図3に示すように、PDU目標電圧Vpdu_tarの特性106(図3中、実線で表されている。)は、モータ要求出力Pmr_reqに応じて設定される{Vpdu_tar=f(Pmr_req)}。そして、モータ要求出力Pmr_reqがゼロのときは、PDU目標電圧Vpdu_tarは、FC出力電圧Vfcよりも低くなるように設定される。
さらに、モータ出力P1(PDU目標電圧Vpdu_tarの特性106とFC出力電圧Vfcの特性104とが接するモータ出力Pmr)以上、モータ出力P2(モータ必要電圧Vmr_necの特性100とFC出力電圧Vfcの特性104とが交差するモータ出力Pmr、すなわち連続定格出力Pcr)未満では、PDU目標電圧Vpdu_tarの特性106は、モータ要求出力Pmr_reqの増加に応じて減少する。例えば、PDU目標電圧Vpdu_tarの特性106は、モータ出力P1、P2の間で、FC出力電圧Vfcの特性104と同じである。
さらにまた、モータ要求出力Pmr_reqがモータ出力P2(連続定格出力Pcr)より大きいとき、PDU目標電圧Vpdu_tarの特性106は、モータ必要電圧Vmr_necの特性100と等しくなる。
図2に戻り、ステップS4において、統括制御部80は、モータ要求出力Pmr_reqやFCユニット40(エアコンプレッサ46等)の要求電力、図示しない補機の要求電力に基づいて、FC42の目標電流(FC目標電流Ifc_tar)[A]を算出する。そして、算出したFC目標電流Ifc_tarは、FC ECU48及び第2コンバータECU74に通知される。FC目標電流Ifc_tarを受信したFC ECU48は、FC目標電流Ifc_tarと、電流センサ58が検出したFC出力電流Ifcとの誤差ΔIfc1(ΔIfc1=Ifc_tar−Ifc)等に基づいて、FC42、水素タンク44及びエアコンプレッサ46を制御する。また、FC目標電流Ifc_tarを受信した第2コンバータECU74は、上記誤差ΔIfc1等に基づいて、第2DC/DCコンバータ72を制御する。
なお、FC目標電流Ifc_tarは、モータ要求出力Pmr_reqのみに基づいて算出されるのではなく、FCユニット40の要求電力や補機の要求電力をも考慮して算出される。このため、図3中の横軸におけるモータ必要電圧Vmr_necの位置とFC目標電圧Vfc_tarの位置が異なる場合もあることに留意されたい。
(2)第1コンバータECU52における処理
図6には、第1コンバータECU52が行う処理(動作モードの選択を含む。)のフローチャートが示されている。ステップS11において、第1コンバータECU52は、バッテリユニット60の電流センサ68から1次電流I1を取得する。続くステップS12において、第1コンバータECU52は、1次電流I1が所定の上限閾値(1次電流上限閾値TH_I1)[A]を超えているかどうかを判定する。この1次電流上限閾値TH_I1は、バッテリ62に過電流が発生しているかどうかを判定するための閾値であり、1次電流I1が1次電流上限閾値TH_I1を所定時間[s]又は所定のカウント値(第1過電流発生判定閾値TH_oc1)を超えている場合、1次電流I1が1次電流上限閾値TH_I1を超えていることを確定し、バッテリ62に過電流が発生していると判断する。1次電流上限閾値TH_I1や第1過電流発生判定閾値TH_oc1は、実験値や理論値、シミュレーション値を用いることができる。
1次電流I1が1次電流上限閾値TH_I1を超えていない場合(S12:No)、ステップS13において、第1コンバータECU52は、第1カウンタ52aのカウント値CTR1をリセットする。このカウント値CTR1は、バッテリ62に過電流が発生しているかどうかを判定するための閾値である。
続くステップS14において、第1コンバータECU52は、動作モードとしてVpdu制御モードを選択し、このVpdu制御モードに基づいて動作する。Vpdu制御モードは、PDU電圧VpduをPDU目標電圧Vpdu_tarに追従させる制御モードである。
図7には、Vpdu制御モードにおける第1コンバータECU52の処理のフローチャートが示されている。ステップS21において、第1コンバータECU52は、電圧センサ34からPDU電圧Vpduを、統括制御部80からPDU目標電圧Vpdu_tarを取得する。ステップS22において、第1コンバータECU52は、PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tar未満であるかどうかを判定する。
PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tar未満である場合(S22:Yes)、PDU電圧VpduをPDU目標電圧Vpdu_tarに近付けるため、ステップS23において、第1コンバータECU52は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率を増加させる。具体的には、第1DC/DCコンバータ50の駆動デューティDUT1を所定値分増加させる。これにより、第1DC/DCコンバータ50の図示しないスイッチング素子のオン時間が長くなり、FC出力電圧Vfcをより高い昇圧率で昇圧する。その結果、PDU電圧Vpduは増加し、PDU電圧VpduをPDU目標電圧Vpdu_tarに近付けることができる。なお、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率が最大値である場合、昇圧率は最大値で維持される。また、前記所定値は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率の変化に応じたPDU電圧Vpduの変化等を考慮して適宜設定される。
PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tar未満でない場合(S22:No)、ステップS24において、第1コンバータECU52は、PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えるかどうかを判定する。
PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarを超える場合(S24:Yes)、PDU電圧VpduをPDU目標電圧Vpdu_tarに近付けるため、ステップS25において、第1コンバータECU52は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率を減少させる。具体的には、第1DC/DCコンバータ50の駆動デューティDUT1を所定値分低下させる。これにより、第1DC/DCコンバータ50の図示しないスイッチング素子のオン時間が短くなり、FC出力電圧Vfcをより低い昇圧率で昇圧する。その結果、PDU電圧Vpduは減少する。駆動デューティDUT1を低下させる所定値は、例えば、駆動デューティDUT1を増加させる所定値の負の値とすることができる。
なお、本実施形態では、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率がある所定値(例えば、昇圧率0%)まで減少した場合、第1DC/DCコンバータ50の図示しないスイッチング素子をオフにし、バイパスダイオード54を介してFC出力電力PfcをPDU24に供給する。或いは、前記所定値が、昇圧率0%以下の場合、第1DC/DCコンバータ50のスイッチング素子を連続的にオンにし、昇圧を行わないこと(すなわち、直結状態とすること)も可能である。第1DC/DCコンバータ50の直結状態を用いる場合、バイパスダイオード54を省略することもできる。
ステップS24において、PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えない場合(S24:No)、PDU電圧VpduはPDU目標電圧Vpdu_tarと等しい。そこで、ステップS26において、第1コンバータECU52は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率を維持する(変化させない)。
図6に戻り、ステップS12において、1次電流I1が1次電流上限閾値TH_I1を超えている場合(S12:Yes)、ステップS15において、第1コンバータECU52は、第1カウンタ52aのカウント値CTR1を1増加させる。続くステップS16において、第1コンバータECU52は、カウント値CTR1が上記第1過電流発生判定閾値TH_oc1以上であるかどうかを判定する。カウント値CTR1が第1過電流発生判定閾値TH_oc1以上でない場合(S16:No)、ステップS11に戻る。カウント値CTR1が第1過電流発生判定閾値TH_oc1以上である場合(S16:Yes)、ステップS17において、第1コンバータECU52は、動作モードとしてI1制御モードを選択し、このI1制御モードに基づいて動作する。
I1制御モードは、1次電流I1を所定の閾値(1次電流制限目標値I1lim_tar)[A]に固定させる制御モードである。1次電流制限目標値I1lim_tarは、バッテリ62の過電流を抑制するための値であり、1次電流上限閾値TH_I1以下に設定される。1次電流制限目標値I1lim_tarが高い程、モータ供給電流Imdを増やすことができる。1次電流上限閾値TH_I1を1次電流制限目標値I1lim_tarとして用いてもよい。
図8には、I1制御モードにおける第1コンバータECU52の処理のフローチャートが示されている。ステップS31において、第1コンバータECU52は、1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tar未満であるかどうかを判定する。1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tar未満である場合(S31:Yes)、ステップS32において、第1コンバータECU52は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率を減少させる。これにより、FCユニット40(第1DC/DCコンバータ50及びバイパスダイオード54)からの出力電流(FCユニット出力電流Ifc2)[A]が減少し、第2DC/DCコンバータ72からの2次電流I2が増加する。その結果、1次電流I1も増加し、1次電流I1を1次電流制限目標値I1lim_tarに近付けることができる。
ステップS31において、1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tar未満でない場合(S31:No)、ステップS33において、第1コンバータECU52は、1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tarを超えているかどうかを判定する。1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tarを超えている場合(S33:Yes)、ステップS34において、第1コンバータECU52は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率を増加させる。これにより、FCユニット出力電流Ifc2が増加し、2次電流I2が減少する。その結果、1次電流I1も減少し、1次電流I1を1次電流制限目標値I1lim_tarに近付けることができる。1次電流I1が1次電流制限目標値I1lim_tarを超えていない場合(S33:No)、1次電流I1は1次電流制限目標値I1lim_tarと等しい。そこで、ステップS35において、第1コンバータECU52は、第1DC/DCコンバータ50の昇圧率を維持する(昇圧率を変更しない)。
(3)第2コンバータECU74における処理
図9には、第2コンバータECU74が行う処理のフローチャートが示されている。ステップS41において、第2コンバータECU74は、FCユニット40の電流センサ58からFC出力電流Ifcを、統括制御部80からFC目標電流Ifc_tarを取得する。続くステップS42において、第2コンバータECU74は、FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tar未満であるかどうかを判定する。FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tar未満である場合(S42:Yes)、ステップS43において、第2コンバータECU74は、第2DC/DCコンバータ72の昇圧率を減少させる。具体的には、第2DC/DCコンバータ72の駆動デューティDUT2を所定値分低下させる。これにより、第2DC/DCコンバータ72の図示しないスイッチング素子のオン時間が短くなり、バッテリ出力電圧Vbatをより低い昇圧率で昇圧する。これにより、2次電流I2が減少し、FCユニット出力電流Ifc2が増加する。その結果、FC出力電流Ifcも増加し、FC出力電流IfcをFC目標電流Ifc_tarに近付けることができる。なお、前記所定値は、FC出力電流Ifcの変化速度等を考慮して適宜設定される。
FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tar未満でない場合(S42:No)、ステップS44において、第2コンバータECU74は、FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tarを超えるかどうかを判定する。FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tarを超える場合(S44:Yes)、ステップS45において、第2コンバータECU74は、第2DC/DCコンバータ72の昇圧率を所定値分増加させる。これにより、2次電流I2が増加し、FCユニット出力電流Ifc2が減少する。その結果、FC出力電流Ifcも減少し、FC出力電流IfcをFC目標電流Ifc_tarに近付けることができる。FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tarを超えない場合(S44:No)、FC出力電流IfcはFC目標電流Ifc_tarと等しい。そこで、ステップS46において、第2コンバータECU74は、第2DC/DCコンバータ72の昇圧率を維持する(昇圧率を変更しない)。
(4)モータECU32における処理
図10には、モータECU32が行う処理のフローチャートが示されている。ステップS51において、モータECU32は、電圧センサ34からPDU電圧Vpduを、統括制御部80からPDU目標電圧Vpdu_tarを取得する。続くステップS52において、モータECU32は、PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えているかどうかを判定する。PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えている場合(S52:Yes)、ステップS53において、モータECU32は、PDU24に入力される電力(PDU入力電力Ppdu)[W]を、モータ必要電圧Vmr_necに対応する電力まで下げるように要求する出力制限指令をPDU24に出力する。PDU電圧VpduがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えていない場合(S52:No)、ステップS54において、モータECU32は、上記のような出力制限指令を行わず、PDU24は、直流/交流変換後、PDU入力電力Ppduをそのままモータ22に供給する。
3.本実施形態の効果
以上のように、本実施形態では、バッテリ62とモータ22との間に配置された第2DC/DCコンバータ72により、FC出力電流Ifc及びFCユニット出力電流Ifc2を制御することができる。従って、第2DC/DCコンバータ72を第1DC/DCコンバータ50に協調させつつ、FC出力電流Ifc及びFCユニット出力電流Ifc2を制御可能となる。
また、第2DC/DCコンバータ72は、FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tarに等しくなるようにバッテリ出力電圧Vbatを変圧し、第1DC/DCコンバータ50は、PDU電圧Vpdu(FC42からモータ22への配線とバッテリ62からモータ22への配線とが合流する合流点36a、36bにおける電圧)がPDU目標電圧Vpdu_tar(モータ必要電圧Vmr_necに対応する)になるようにFC出力電圧Vfcを変圧する。これにより、第1DC/DCコンバータ50と第2DC/DCコンバータ72の両方を互いに協調させて制御することができる。
上記実施形態では、I1制御モード(図6のS17、図8)において、FC42とモータ22との間に配置された第1DC/DCコンバータ50により、1次電流I1(FC車両10の力行時にバッテリ出力電流Ibatに等しい。)及び2次電流I2を制御することができる。従って、バッテリ62とモータ22との間に配置された第2DC/DCコンバータ72に第1DC/DCコンバータ50を協調させつつ、1次電流I1及び2次電流I1を制御可能となる。
上記実施形態では、I1制御モード(図6のS17、図8)において、第1DC/DCコンバータ50は、1次電流I1(FC車両10の力行時にはバッテリ出力電流Ibatと等しい。)が1次電流上限目標値I1lim_tarを超えないようにFC出力電圧Vfcを変圧する。これにより、FC42とモータ22との間に配置された第1DC/DCコンバータ50により、バッテリ62の出力制限を行うことができる。
上記実施形態では、FC出力電圧VfcがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えるとき、第1DC/DCコンバータ50を直結状態とし又はバイパスダイオード54を経由することにより、第1DC/DCコンバータ50による電圧変換なしにFC出力電圧Vfcをモータ22に供給すると共に、PDU24によりモータ22の電力消費を制限する。これにより、FC出力電圧VfcがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えているときに、第1DC/DCコンバータ50を動作させても、FC出力電圧VfcをPDU目標電圧Vpdu_tarまで下げることができない構成を用いつつ、モータ22の出力をより好適に制御することができる。
B.変形例
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、電力システム12を燃料電池車両10に搭載したが、これに限られず、別の対象に搭載してもよい。例えば、電力システム12を船舶や航空機等の移動体に用いることもできる。或いは、電力システム12を家庭用電力システムとして用いてもよい。
上記実施形態では、第2コンバータECU74によりFC出力電流Ifc及びFCユニット出力電流Ifc2を制御すると共に、第1コンバータECU52がI1制御モードであるとき、第1コンバータECU52により1次電流I1を制御したが、いずれか一方のみが他方の通過電流を制御してもよい。
上記実施形態では、第2コンバータECU74は、FC出力電流IfcがFC目標電流Ifc_tarに追従するように動作したが、これに限られない。例えば、図11、図12及び図13に示すように、FC42に過電流が発生した場合にFC出力電流Ifcを別の方法で制御することも可能である。
図11には、第2コンバータECU74が行う処理(動作モードの選択を含む。)の変形例のフローチャートが示されている。ステップS61において、第2コンバータECU74は、FCユニット40の電流センサ58からFC出力電流Ifcを取得する。続くステップS62において、第2コンバータECU74は、FC出力電流Ifcが所定の上限閾値(FC出力電流上限閾値TH_Ifc)[A]を超えているかどうかを判定する。このFC出力電流上限閾値TH_Ifcは、FC42に過電流が発生しているかどうかを判定するための閾値であり、FC出力電流IfcがFC出力電流上限閾値TH_Ifcを所定時間[s]又は所定のカウント値(第2過電流発生判定閾値TH_oc2)を超えている場合、FC出力電流IfcがFC出力電流上限閾値TH_Ifcを超えていることを確定し、FC42に過電流が発生していると判断する。FC出力電流上限閾値TH_Ifcや第2過電流発生判定閾値TH_oc2は、実験値や理論値、シミュレーション値を用いることができる。
FC出力電流IfcがFC出力電流上限閾値TH_Ifcを超えていない場合(S62:No)、ステップS63において、第2コンバータECU74は、第2カウンタ74aのカウント値CTR2をリセットする。このカウント値CTR2は、FC42に過電流が発生しているかどうかを判定するための閾値である。
続くステップS64において、第2コンバータECU74は、動作モードとして第1Ifc制御モードを選択し、この第1Ifc制御モードに基づいて動作する。第1Ifc制御モードは、FC出力電圧IfcをFC目標電流Ifc_tarに追従させる制御モードであり、図9に示した処理と同様のものである。
図12には、図11の第1Ifc制御モードにおける第2コンバータECU74の処理のフローチャートが示されている。ステップS71において、第2コンバータECU74は、統括制御部80からFC目標電流Ifc_tarを取得する。なお、1次電流I1については、図11のステップS61で既に取得済みである。続くステップS72〜S76は、図9のステップS42〜S46と同じである。
図11に戻り、ステップS62において、FC出力電流IfcがFC出力電流上限閾値TH_Ifcを超えている場合(S62:Yes)、ステップS65において、第2コンバータECU74は、第2カウンタ74aのカウント値CTR2を1増加させる。続くステップS66において、第2コンバータECU74は、カウント値CTR2が上記第2過電流発生判定閾値TH_oc2以上であるかどうかを判定する。カウント値CTR2が第2過電流発生判定閾値TH_oc2以上でない場合(S66:No)、ステップS61に戻る。カウント値CTR2が第2過電流発生判定閾値TH_oc2以上である場合(S66:Yes)、ステップS67において、第2コンバータECU74は、動作モードとして第2Ifc制御モードを選択し、この第2I1制御モードに基づいて動作する。第2I1制御モードは、FC出力電流Ifcを所定の閾値(FC出力電流制限目標値Ifclim_tar)[A]に固定させる制御モードである。FC出力電流制限目標値Ifclim_tarは、FC42の過電流を抑制するための値であり、FC出力電流上限閾値TH_Ifc以下に設定される。FC出力電流制限目標値Ifclim_tarが高い程、モータ供給電流Imdを増やすことができる。FC出力電流上限閾値TH_IfcをFC出力電流制限目標値Ifclim_tarとして用いてもよい。
図13には、第2Ifc制御モードにおける第2コンバータECU74の処理のフローチャートが示されている。ステップS81において、第2コンバータECU74は、FC出力電流IfcがFC出力電流制限目標値Ifclim_tar未満であるかどうかを判定する。FC出力電流IfcがFC出力電流制限目標値Ifclim_tar未満である場合(S81:Yes)、ステップS82において、第2コンバータECU74は、第2DC/DCコンバータ72の昇圧率を減少させる。これにより、第2DC/DCコンバータ72側からの2次電流I2が減少し、FCユニット出力電流Ifc2が増加する。その結果、FC出力電流Ifcも増加し、FC出力電流IfcをFC出力電流制限目標値Ifclim_tarに近付けることができる。
FC出力電流IfcがFC出力電流制限目標値Ifclim_tar未満でない場合(S81:No)、ステップS83において、第2コンバータECU74は、FC出力電流IfcがFC出力電流制限目標値Ifclim_tarを超えているかどうかを判定する。FC出力電流IfcがFC出力電流制限目標値Ifclim_tarを超えている場合(S83:Yes)、ステップS84において、第2コンバータECU74は、第2DC/DCコンバータ72の昇圧率を増加させる。これにより、2次電流I2が増加し、FCユニット出力電流Ifc2が減少する。その結果、FC出力電流Ifcも減少し、FC出力電流IfcをFC出力電流制限目標値Ifclim_tarに近付けることができる。
上記変形例(図11〜図13)において、第2DC/DCコンバータ72は、FC出力電流IfcがFC出力電流上限閾値TH_Ifcを超えないようにバッテリ出力電圧Vbatを変圧する。これにより、バッテリ62とモータ22との間に配置された第2DC/DCコンバータ72により、FC42の出力制限を行うことができる。
上記実施形態では、第1DC/DCコンバータ50として昇圧DC/DCコンバータを用いたが、昇降圧DC/DCコンバータであってもよい。この場合、FC出力電圧VfcがPDU目標電圧Vpdu_tarよりも高い場合、FC出力電圧VfcをPDU目標電圧Vpdu_tarと等しくなるように降圧することができる。
上記実施形態では、PDU目標電圧Vpdu_tarを、モータ必要電圧Vmr_necに対応するものとしたが、モータ必要電圧Vmr_necよりも高い値に対応させ、PDU24を出力制限することにより、モータ必要電圧Vmr_necを実現することもできる。
上記実施形態では、第1DC/DCコンバータ50と並列してバイパスダイオード54を設けたが、図14に示すように、第2DC/DCコンバータ72と並列してバイパスダイオード92を設けてもよい。これにより、第2DC/DCコンバータ72による昇圧を要さないときは、バイパスダイオード92を介してバッテリ62からPDU24に電力を供給することができる。これにより、バッテリ出力電圧VbatがPDU目標電圧Vpdu_tarを超えるときに、第2DC/DCコンバータ72を動作させても、バッテリ出力電圧VbatをPDU目標電圧Vpdu_tarまで下げることができない構成を用いつつ、モータ22の出力をより好適に制御することができる。
この発明の一実施形態に係る燃料電池車両の回路図である。 上記実施形態の統括制御部における処理のフローチャートである。 上記実施形態におけるモータ必要電圧の特性、燃料電池の出力電圧の特性及びPDU目標電圧の特性の説明図である。 燃料電池の電流電圧特性の説明図である。 連続定格出力を決定する方法を示す説明図である。 上記実施形態の第1コンバータECUにおける処理のフローチャートである。 図6のVpdu制御モードにおける処理の詳細を示すフローチャートである。 図6のI1制御モードにおける処理の詳細を示すフローチャートである。 上記実施形態の第2コンバータECUにおける処理のフローチャートである。 上記実施形態のモータECUにおける処理のフローチャートである。 前記第2コンバータECUにおける処理の変形例を示すフローチャートである。 図11の第1Ifc制御モードにおける処理の詳細を示すフローチャートである。 図11の第2Ifc制御モードにおける処理の詳細を示すフローチャートである。 図1の燃料電池車両に第2のバイパスダイオードを設けた回路図である。
符号の説明
10…燃料電池車両 12…電力システム
22…モータ(負荷) 24…PDU(負荷制限部)
42…燃料電池 50…第1DC/DCコンバータ
52…第1コンバータECU 54…バイパスダイオード
62…バッテリ(蓄電装置) 72…第2DC/DCコンバータ
74…第2コンバータECU 80…統括制御部
92…バイパスダイオード I1…1次電流
I1lim_tar…1次電流制限目標値
Ibat…バッテリ出力電流
Ifc…FC出力電流 Ifc_tar…FC目標電流
Ifc2…FCユニット出力電流 TH_I1…1次電流上限閾値
Th_Ifc…FC出力電流上限閾値 Vbat…バッテリ出力電圧
Vfc…FC出力電圧 Vmr_nec…モータ必要電圧
Vpdu…PDU電圧 Vpdu_tar…PDU目標電圧

Claims (8)

  1. 負荷に対して並列に接続された燃料電池及び蓄電装置と、
    前記燃料電池と前記負荷との間に配置された第1DC/DCコンバータと、
    前記蓄電装置と前記負荷との間に配置された第2DC/DCコンバータと、
    を有する電力システムであって、
    前記第1DC/DCコンバータ及び前記第2DC/DCコンバータの少なくとも一方は、他方の通過電流を制御する
    ことを特徴とする電力システム。
  2. 請求項1記載の電力システムにおいて、
    前記第2DC/DCコンバータは、前記燃料電池の実際の出力電流が前記燃料電池の出力電流目標値と等しくなるように前記蓄電装置の出力電圧を変圧する
    ことを特徴とする電力システム。
  3. 請求項2記載の電力システムにおいて、
    前記第1DC/DCコンバータは、前記燃料電池から前記負荷への配線と前記蓄電装置から前記負荷への配線とが合流する合流点における電圧が前記負荷の必要電圧以上になるように前記燃料電池の出力電圧を変圧する
    ことを特徴とする電力システム。
  4. 請求項1記載の電力システムにおいて、
    前記第1DC/DCコンバータは、前記蓄電装置の実際の出力電流が前記蓄電装置の出力電流目標値と等しくなるように前記燃料電池の出力電圧を変圧する
    ことを特徴とする電力システム。
  5. 請求項1記載の電力システムにおいて、
    前記第1DC/DCコンバータは、前記蓄電装置の出力電流が当該出力電流の上限閾値を超えないように前記燃料電池の出力電圧を変圧する
    ことを特徴とする電力システム。
  6. 請求項1記載の電力システムにおいて、
    前記第2DC/DCコンバータは、前記燃料電池の出力電流が当該出力電流の上限閾値を超えないように前記蓄電装置の出力電圧を変圧する
    ことを特徴とする電力システム。
  7. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力システムにおいて、
    前記燃料電池の出力電圧が前記負荷の必要電圧を超えるとき、前記第1DC/DCコンバータを直結状態とすること若しくは第1バイパスダイオードを経由することにより、前記第1DC/DCコンバータによる電圧変換なしに前記燃料電池の出力電圧を前記負荷に印加すると共に、負荷制限部により前記負荷の電力消費を制限し、又は
    前記蓄電装置の出力電圧が前記負荷の必要電圧を超えるとき、前記第2DC/DCコンバータを直結状態とすること若しくは第2バイパスダイオードを経由することにより、前記第2DC/DCコンバータによる電圧変換なしに前記蓄電装置の出力電圧を前記負荷に印加すると共に、前記負荷制限部により前記負荷の電力消費を制限する
    ことを特徴とする電力システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電力システムを搭載した燃料電池車両。
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