JP2009225034A - 音声出力装置及び振動子 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動子の位置調整による音質の調節を容易に行えるようにする。
【解決手段】振動することで音声を出力する振動材と、振動材と接触し、その接触した状態から離脱可能に装着され、入力される音声信号に基づいて振動材を振動させる振動子41−1,41−2とを備えた。さらに、振動子41−1,41−2の振動材との接触位置を制御する振動子位置制御部132−1〜132−4と、振動子41−1,41−2を、振動材に対して押しつけて接触させる方向の位置を調整する振動子奥行き位置調整部132−5,132−6とを備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えばフラットパネルスピーカに適用して好適な音声出力装置に関し、特に振動子の配置位置を振動材に対して自在に移動可能とした音声出力装置及び振動子に関する。
板状のフラットパネル(振動材)を振動子により振動させて音声を出力する音声出力装置が広く知られている。このような音声出力装置は、コーン型の音声出力装置に比べて音声を広い範囲に拡散させることができるので、スイートスポットが広いという利点がある。
ところで、入力された音声をより正確に再現するためには、音声出力装置には、よりフラットに近い周波数特性が要求される。すなわち、各周波数における音量(音声のレベル)が一定である音声の音声信号を、音声出力装置に入力して再生させた場合に、音声出力装置が再生する音声の各周波数の音量(レベル)が一定である状態に近い程、音声出力装置は、入力された音声をより正確に再現することができる。
フラットパネルを振動材として用いた音声出力装置においては、振動材と接触する振動子の配置位置又は振動材に対する振動子の押圧量を変化させることにより、出力される音声の音質や音の広がりが変化する。従来の音声出力装置では、よりフラットに近い周波数特性を実現するために、振動子の配置位置を異ならせた複数枚の振動材を用いて、それぞれから異なる周波数特性を有する音声を出力させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。この場合、各振動材から同時に音声を出力したときの出力音声における周波数特性が、よりフラットに近くなるように、予め各振動子の配置位置を定めておく。そして、定められた位置に各振動子を配置することにより、音声出力装置において、求める音質とより近い音質を有する音声が出力されるようになる。
特開2007−116422号公報
ところで、このような従来の音声出力装置においては、振動子の位置を決定した後は、接着剤等を用いて振動子を振動材に固着していた。従って、音質の調整を行うためには、一度取り付けた振動子を取り外し、位置を調整した後に再度振動子を取り付けるという作業を行う必要があった。つまり、振動子の位置調整による音質の調節を、ユーザが気軽に行うことができないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、振動子の位置調整による音質の調節を容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明は、振動することで音声を出力する振動材と、振動材と接触し、その接触した状態から離脱可能に装着され、入力される音声信号に基づいて振動材を振動させる振動子とを備えた。さらに、振動子の振動材との接触位置を制御する振動子位置制御部と、振動子を、振動材に対して押しつけて接触させる方向の位置を調整する振動子奥行き位置調整部とを備えるようにしたものである。
このようにしたことで、振動子の振動材上の配置位置が、振動子位置制御部によって調整されるようになる。
本発明によると、振動子の振動材上の配置位置が振動子位置制御部によって調整されるため、振動子の位置を調整することにより行う音質調整を、容易に行うことができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態の衝立スピーカ装置11の外観を示す図である。衝立スピーカ装置11は、スピーカの機能と同時に、衝立としての役割も果たす、本実施の形態の音声出力装置の一例である。
衝立スピーカ装置11は、ベース21、車輪22A乃至車輪22D、装置支え23A乃至装置支え23D、フレーム24、加重方向振動材支え25A、加重方向振動材支え25Bを含む構成とされる。さらに衝立スピーカ装置11は、前後方向振動材支え26A−1乃至前後方向振動材支え26B−3、振動材31−1乃至振動材31−3、及び振動子42−1乃至振動子43−2を含むようにして構成される。
ベース21は、例えば、鉄、アルミニウム、マグネシウム、またはチタニウムなどの金属など、フレーム24を支える十分な強度を得ることのできる素材から形成される。ベース21の図中、下側には、その四隅に、車輪22A乃至車輪22D(車輪22Dは図示せず)のそれぞれが設けられ、さらにその近傍に、装置支え23A乃至装置支え23D(装置支え23C及び装置支え23Dは図示せず)のそれぞれが設けられている。例えば、部屋の中に設置された衝立スピーカ装置11は、ユーザにより押された場合、車輪22A乃至車輪22Dのそれぞれが床面上を回転することにより、押された方向に移動する。また、装置支え23A乃至装置支え23Dのそれぞれは、床面と接することにより、衝立スピーカ装置11を支える。
すなわち、ユーザは、衝立スピーカ装置11を所望の位置に移動させて設置することができる。
ベース21の上側には、例えば、溶接により、フレーム24が固定されており、フレーム24は、ベース21上に直立するように配置されている。
また、フレーム24は、振動材31−1乃至振動材31−3を加重のかかる方向(図中、下方向)に固定するための、加重方向振動材支え25A及び加重方向振動材支え25Bと、振動材31−1乃至振動材31−3を図中、前後方向に固定するための、前後方向振動材支え26A−1乃至前後方向振動材支え26B−3とを固定している。振動材31−1乃至振動材31−3は、それらの支えにより着脱自在に固定されている。
すなわち、振動材31−1は、加重方向が加重方向振動材支え25Aにより支えられ、前後方向が前後方向振動材支え26A−1及び前後方向振動材支え26B−1により支えられている。また、振動材31−2は、振動材31−1と同様に、加重方向が加重方向振動材支え25B、並びに前後方向振動材支え26A−2及び前後方向振動材支え26B−2により支えられ、振動材31−3は、フレーム24の上側、並びに前後方向振動材支え26A−3及び前後方向振動材支え26B−3により支えられている。
このように、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれが、フレーム24に沿って垂直方向に着脱自在に固定されることで、衝立スピーカ装置11は、床面から所定の高さとなる衝立としての役割を果たす。
また、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれは、例えば、衝立スピーカ装置11から出力される音声を聴取する聴取者の耳の位置(図中、縦方向の高さ)に、振動材31−2が位置するように、縦方向に並べられて配置される。
振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれは、例えば、石膏ボード、MDF(Medium Density Fiberboard)などの木材、アルミプレート、カーボン、若しくはアクリルなどの樹脂、またはガラスなどの素材から板状に形成される。また、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれは、異なる素材を組み合わせた(積層させた)複合材料により形成するようにしてもよい。
なお、図1の例において、衝立スピーカ装置11は、振動材31−1乃至振動材31−3の3枚の振動材を固定しているが、本発明においては、振動材の数は3枚に限らず、1または複数枚、着脱自在に固定することができる。すなわち、ユーザは、振動材を垂直方向に自由に組み合わせることにより、衝立スピーカ装置11を所望の高さにすることができる。
また、図1の例では、同じ大きさの振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれが、図中、縦方向に並べられて配置されているが、横方向や斜め方向に並べられて配置されるようにしてもよい。但し、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれから出力された音声が、聴取者の左右の耳に同時に到達するように、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれが並べられて配置されることが望ましい。
したがって、例えば、聴取者が図中、縦方向に立って、手前側から衝立スピーカ装置11を見るような位置で出力された音声を聴取する場合には、図1に示したように、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれを図中、縦方向に並べて配置することが望ましい。
振動材31−1には、振動子41−1及び振動子41−2が、振動材31−2には、振動子42−1及び振動子42−2が、図中、横方向に並べられて取り付けられている。図1では、振動子42−1から振動子42−2までの距離が、振動子41−1から振動子41−2までの距離よりも短くなるように、振動子が振動材31−1及び振動材31−2に取り付けられている。さらに、また、振動材31−3には、振動子43−1及び振動子43−2が、図中、縦方向に並べられて取り付けられている。
このように、振動材31上の振動子の位置を、例えば振動材31の中心等の所定の位置を基準として、振動材31ごとに異なる位置とすることで、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれにおける起振位置を異なる位置とすることができる。したがって、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれが振動して出力する音声の周波数特性は異なるものとなる。なお、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれに装着される振動子の数は、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
振動子41−1乃至振動子43−2のそれぞれは、後述する振動子移動機構部60に取り付けてあり、ユーザからの操作等に基づいて、振動材31−1乃至振動材31−3の水平方向、垂直方向及び奥行き方向の任意の位置に移動する。つまり、図1に示した振動子41−1乃至振動子43−2の配置は一例である。従って、この配置に限定されるものではない。
衝立スピーカ装置11においては、例えば、アンプリファイアなどの音源(図示せず)に駆動された振動子41−1乃至振動子43−2のそれぞれが、音源から入力されてくる音声信号に応じて、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれを振動させることで、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれは、音声を出力する。すなわち、衝立スピーカ装置11は、音声信号を音声に変換するスピーカとしての役割を果たす。
なお、以下の説明においては、振動子41−1及び振動子41−2を個々に区別する必要のない場合、単に振動子41と称する。同様に、振動子42−1及び振動子42−2を個々に区別する必要のない場合は、単に振動子42と称し、振動子43−1及び振動子43−2を個々に区別する必要のない場合は、単に振動子43と称する。また、振動子41−1乃至振動子43−2の個々を区別する必要がない場合は、単に振動子41と称するものとする。
また、以下の説明において、加重方向振動材支え25A及び加重方向振動材支え25Bを個々に区別する必要がない場合、単に、加重方向振動材支え25と称する。また、前後方向振動材支え26A−1乃至前後方向振動材支え26A−3のそれぞれを個々に区別する必要がない場合は、単に、前後方向振動材支え26Aと称する。そして、前後方向振動材支え26B−1乃至前後方向振動材支え26B−3を個々に区別する必要がない場合も、単に、前後方向振動材支え26Bと称する。さらに、前後方向振動材支え26A−1乃至前後方向振動材支え26B−3を個々に区別する必要がない場合は、単に、前後方向振動材支え26と称する。また、以下、振動材31−1乃至振動材31−3のそれぞれを個々に区別する必要のない場合は、単に振動材31と称する。
図2に、振動子41の構成の例を示してある。振動子41は、図2に示した振動部409と、支柱410(図示せず)とで構成されるものであり、支柱410については後述する。振動部409は、筐体409−1に収納された磁石409−2と、その磁石409−2に近接して配置されたコイルボビン409−3と、コイルボビン409−3に巻回されたコイル409−4とを備える。コイルボビン409−3の端部は、振動材と接触する接地面409−5としてある。コイルボビン409−3は、ダンパー409−6を介して筐体409−1に揺動自在に取り付けてある。このような構成として、コイルボビン409−3に巻回されたコイル409−4に、信号を印加することで、その信号に応じて生じるコイル磁界と磁石409−2によるバイアス磁界との作用で、接地面409−5と接触した振動材31が振動する。
なお、振動部409の構成は図2に示した例に限定されるものではなく、超磁歪素子を用いた構成に適用してもよい。超磁歪素子とは、コイルや磁石等によって発生された磁界に応じて、素子の寸法がnsecやμsecの速さで変化する素子である。図3に、超磁歪素子を用いた場合の振動部409の構成例を示してある。
図3に示した振動部409Aは、円筒状に構成した超磁歪素子409−7と、超磁歪素子409−7を挟むようにその両端部に接触された磁石409−2Aaと磁石409−2Abとを有し、超磁歪素子409−7の外周にコイル409−4を巻回してある。そして、磁石409−2Aaを筐体409−1に、磁石409−2Abを接地面409−5に取り付けてある。このような構成として、コイル409−4に信号を印加し、磁石409−2Aaと磁石409−2Abから超磁歪素子409−7にバイアス磁界を加えることで、バイアス磁界とコイル磁界との合成磁界により、超磁歪素子409−7の寸法が上下方向に伸縮する。そして、超磁歪素子409−7の伸縮の動きが振動板31に伝達されることで、振動板31から音声が出力される。
このように、超磁歪素子409−7を用いて振動部409Aを構成することで、振動材31を通して、10数KHz程度の高域の周波数帯の音声も出力させることができるようになる。
なお、出力させる音声の音域の高さに応じて、使用する振動子を変えるようにしてもよい。つまり、高音域の音声出力用の振動子としては超磁歪素子409−7を用いた振動子を用い、それ以外の音域の音声出力用の振動子としては、図2に示したような振動子を用いるといったように、振動子を組み合わせて使用するようにしてもよい。
また、超磁歪素子409−7へのバイアス磁界の与え方は、図3に示した構成に限定されるものではない。例えば、磁石409−2を中空の円筒状に構成し、超磁歪素子409−7の外周を囲むように配置することで、バイアス磁界を与えるようにしてもよい。
この場合の振動部409Bの構成例を、図4に示してある。図4(a)は、振動部409Bの断面図であり、図4(b)は、振動部409Bのうち、超磁歪素子409−7とコイル409−2、磁石409−2Bの部分のみを示した斜視図である。図4(a)及び図4(b)に示した振動部409Bにおいては、円筒状に構成した超磁歪素子409−7の外周部にコイル409−4を巻回してあり、さらにその外周部に、中空の円筒状に構成した磁石409−2Bを配置してある。このような構成とした場合にも、バイアス磁界とコイル磁界との合成磁界により、超磁歪素子409−7の寸法が上下方向に伸縮し、その動きが振動板31に伝達されることで、振動板31から音声が出力されるようになる。
次に、図5を参照して、上述した振動材31や振動子移動機構部60が取り付けられるフレーム24の詳細について説明する。図5(a)は、図1に示したフレーム24を、図1の正面(手前側)から見たときの図であり、図5(b)は、図1に示したフレーム24を、図1の上側から見たときの図である。図5(b)に示すように、フレーム24は、振動材31を固定する面の断面がコの字型の形状をしている。
フレーム24は、図5(a)で示すように、メインフレーム51A乃至メインフレーム51F、及びサブフレーム52A乃至サブフレーム52Fを含むように構成される。
メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれは、例えば、金属などの素材から形成され、メインフレーム51Dとベース21とが溶接により固定されることにより、フレーム24がベース21上で直立する。
また、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれには、サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのそれぞれを自由に配置できるように、所定の位置に長穴(または丸穴)が設けられており、それらの長穴は、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれを等分割する所定の位置にそれぞれ設けられる。
メインフレーム51E及びメインフレーム51Fは、L字アングル材として形成され、直線型となるメインフレーム51A乃至メインフレーム51Dのそれぞれと、例えば、溶接により固定される。
すなわち、フレーム24は、その断面がコの字型の形状をしているので、図5中、正面側からだけでなく、左右の側面側からも、メインフレーム51E及びメインフレーム51Fのそれぞれに設けられた長穴を利用することができる。これらの長穴のうち所定の長穴には、ボルト等を用いて加重方向振動材支え25を取り付けてある。このように、加重方向振動材支え25がメインフレーム51に固定されることで、加重方向振動材支え25上の振動材31が、加重方向に支えられるようになる。
また、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fには、それぞれに設けられた長穴に対して、例えば、ボルトまたはナットなどの留め具により、サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのそれぞれを固定することができ、サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのそれぞれは、留め具により、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれに取り付けられている。
すなわち、ユーザは、留め具を外すことにより、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれに取り付けられているサブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのいずれかを自由に取り外しすることができるとともに、留め具により、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれに、例えば、新しいサブフレーム52G(図示せず)を自由に取り付けることもできる。
サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのそれぞれは、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれに取り付けることにより、フレーム24の強度を上げることはもちろん、振動材31のサイズを変更する場合や、振動材31の共振点に合わせて振動材31を押さえる役割を果たして音の歪みを少なくさせる、すなわち、出力する音声の周波数の共振点を押さえることで音質を変えることが可能となる。
すなわち、サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのそれぞれは、例えば、音声の共振点のピークを押さえたり、共振点の周波数をずらしたりするために設けられる。
このように、衝立スピーカ装置11は、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fのそれぞれに、サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fのそれぞれを取り付けることにより、周波数の低い音声から高い音声までを確実に出力することができる。
なお、以下の説明においては、メインフレーム51A乃至メインフレーム51Fを個々に区別する必要がない場合、単に、メインフレーム51と称し、サブフレーム52A乃至サブフレーム52Fを個々に区別する必要がない場合、単に、サブフレーム52と称する。
また、上述した例において、フレーム24は、6本のメインフレーム51A乃至メインフレーム51Fと、6本のサブフレーム52A乃至サブフレーム52Fとから構成されるとして説明したが、本発明においては、任意の本数のメインフレーム51及びサブフレーム52を設けるとともに、それらのメインフレーム51及びサブフレーム52のそれぞれを任意の位置に配置することができる。
さらに、サブフレーム52は、メインフレーム51に対して、斜め方向に取り付けるようにしてもよい。また、サブフレーム52は、その形状を直線状とせずに、例えば、L字型、T字型、またはU字型などの形状とするようにしてもよい。
次に、図6を参照して、前後方向振動材支え26の詳細について説明する。前後方向振動材支え26は、例えば、金属などの素材から形成される。前後方向振動材支え26は、図5に示すように、コの字型の形状で形成され、フレーム24に着脱自在に取り付けられる。
前後方向振動材支え26は、そのコの字型の形状を利用して、前後方向振動材支え26Aと前後方向振動材支え26Bとにより振動材31を挟み込むことで、挟み込んだ振動材31を前後方向で支える。
次に、図7を参照して、振動子移動機構部60の詳細について説明する。振動子移動機構部60とは、振動子41−1と振動子41−2を、振動材31の水平方向(図中のx方向)、垂直方向(図中のy方向)、奥行き方向(図中のz方向)の任意の位置に移動させるための機構である。なお、図7に示したx,y,zの各方向は、図1におけるものと対応している。
振動子41−1と振動子41−2とを垂直方向に移動させるための機構としては、振動子移動機構部60は、レール401−1とレール401−2とを有する。そして、レール401−1及びレール401−2に対して直角を成す角度で、レール403を取り付けてある。レール401−1及びレール401−2は、その片面に歯切り加工を施したラックとして構成してあり、各ラックに、レール403の両端部に設けた歯車408−1及び歯車408−2とを噛み合わせてある。
歯車408−1及び歯車408−2とが、それぞれモータ132−1とモータ132−2によって駆動されることにより、レール403が、レール401−1及びレール401−2上を垂直方向(y方向)に移動する。
レール401−1及びレール401−2は、垂直に立てた状態でフレーム24に固着されるため、レール401−1及びレール401−2上に配置されたレール403には、重力方向の力がかかることになる。このため、レール403を支えるための治具411Aを、レール403の両端部に設けられた歯車408−1及び歯車408−2の、垂直方向における上下の位置に設けてある。
治具411Aは、レール401−1及びレール401−2の長手方向の側面に設けられた溝412Aに嵌め込む形状としてあり、歯車408−1及び歯車408−2の動きに伴って治具411Aも移動するように構成してある。
レール403の上には、振動子41−1と振動子41−2とを水平方向に移動させるための振動子可動部407−1と振動子可動部407−2とを取り付けてある。そして、振動子可動部407−1及び振動子可動部407−2の一端には、レール403上に設けられたラックと噛み合う歯車408−3と歯車408−4とを設けてある。そして、歯車408−3を駆動させるためのモータ132−3と、歯車408−4を駆動させるためのモータ132−4が、それぞれ、振動子可動部407−1及び振動子可動部407−2の内部に組み込まれている。このような構成として、モータ132−3によって歯車408−3が、また、モータ132−4によって歯車408−4が駆動されることにより、振動子可動部407−1と振動子可動部407−2とが、レール403上を水平方向に移動する。振動子可動部407−1及び振動子可動部407−2の、水平方向における一方の脇に、治具411Bを設けてある。
また、振動子41−1と振動子41−2とは、それぞれ、振動材31と接触する振動部409−1及び所定の長さを有する棒状の支柱410−1と、振動部409−2及び支柱410−2により構成される。なお、以下の説明において、振動部409−1と振動部409−2を個別に区別する必要がない場合、単に、振動部409と称する。また、支柱410−1及び支柱410−2を個々に区別する必要がない場合は、単に、支柱410と称する。
支柱410は、振動部409の筐体409−1(図2乃至図4参照)上に、接地面409−5に対して直角の角度をなすように取り付けられている。そして、振動材31に対する奥行き方向に移動自在な形態で、振動子可動部407−1又は振動子可動部407−2に保持されている。振動子可動部407の内部にはモータ132が組み込まれており、モータ132によって、支柱410が保持される位置が、奥行き方向の前後方向に移動することにより、振動部409の振動材31(図7においては図示せず)に対する押さえつけ量が調整される。振動材31から出力される音声の音質は、振動材31に対する振動部409の押圧力の大きさによっても異なるものであるため、ユーザは振動部409の奥行き方向の位置を指定することにより、音質の調整を行うことができる。
また、支柱410の奥行き方向の位置調整は、振動部409を、振動材31上の水平方向あるいは垂直方向における所定の位置に移動させる場合にも行われる。つまり、振動部409の移動を行う際には、振動部409を一度振動材31から話した上で、移動が行われる。
振動子41を、水平方向、垂直方向又は奥行き方向における各位置に移動させるための各モータ132は、駆動信号に基づいて制御されるものである。そして、駆動信号は、後述する操作部等を介してユーザにより入力された位置情報に基づいて、後述する制御部で生成され、各モータ132に供給される。
また、レール401−1とレール401−2には、その長手方向に複数のボルト穴402を設けてあり、各ボルト穴402に留め具が差し込まれることにより、レール401−1とレール401−2がフレーム24に固定される。具体的には、フレーム24を構成するメインフレーム51F(図5(a)参照)の背面にレール401−1が、メインフレーム51Eの背面にレール401−2が、ラックが設けられていない面を表にした状態で装着される。振動子移動機構部60の、フレーム24への取り付け位置の詳細については図8を参照して後述する。
なお、図7に示した例では、説明を分かりやすくするためにレール403を1本のみ設けた例を示したが、レール403の設置本数はこれに限定されるものではない。例えば図8に示したように、レール403−1とレール403−2とを設けるようにしてもよい。なお本例においては、図1に示すように、衝立スピーカ装置11の垂直方向に振動子41を4つ設ける構成としてあるため、レール403は4つ必要となる。
なお、振動子41を移動させるための機構は、図7に示したような、レールと歯車を用いた機構に限定されるものではなく、振動子41をx方向、y方向、z方向の所定の方向に移動させることができる機構であれば、他の機構を用いるようにしてもよい。
次に、図9を参照して、振動子移動機構部60の、フレーム24への取り付けの詳細について説明する。図9は、衝立スピーカ装置11を上側から見た場合の図を示すものであり、フレーム24に、振動子移動機構部60と振動材31とが取り付けられた状態が示されている。図9において、図中の下方向が衝立スピーカ装置11の前面であり、図中の上方向が背面である。
図9において、フレーム24の前面には、前後方向振動材支え26A及び前後方向振動材支え26Bを取り付けてあり、前後方向振動材支え26A及び前後方向振動材支え26Bのコの字形状の部分に、振動材31を挟み込んである。図9に示すように、前後方向振動材支え26A及び前後方向振動材支え26Bのそれぞれは、振動材31を挟み込む場合、振動材31とともに、振動材31をさらに挟むようにして所定の形状の緩衝材71A、緩衝材71B、緩衝材72A、及び緩衝材72Bも一緒に挟み込む。
緩衝材71A、緩衝材71B、緩衝材72A、及び緩衝材72Bのそれぞれは、例えば、ウレタン(スポンジ)またはゴムなどの素材により形成され、その硬さは、所望の音質や音量に合わせて硬いものから柔らかいものまで調整することができる。緩衝材71A及び緩衝材71Bのそれぞれは、振動材31の前方に設けられ、緩衝材72A及び緩衝材72Bのそれぞれは、振動材31の後方に設けられて、振動材31にかかる衝撃を吸収して保護している。
すなわち、緩衝材71A、緩衝材71B、緩衝材72A、及び緩衝材72Bのそれぞれは、振動材31またはフレーム24などを緩衝させることにより、振動材31による振動を行い易くし、音声を発生し易くしている。
また、フレーム24の背面には、振動子移動機構部60を取り付けてある。振動子可動部407に取り付けられた支柱410の奥行き方向の長さが調整されていることにより、支柱410の先端部に固着された振動部409が、振動材31と接触している。
このように、振動部206の奥行き方向における位置を自在に調整可能に構成してあるため、例えば図10に示したように振動材31が凸凹の形状をしている場合にも、振動部409と振動材31とを常に接触させることができるようになる。つまり、振動材31の奥行き方向における高さが、振動材31の水平方向や垂直方向の位置によって異なる場合であっても、その位置に応じて支柱410の高さを調整することにより、振動部409と振動材31とを常に接触させることができる。
この場合、振動材31の形状の情報をテーブルとして予め制御部等に記憶させておくことにより、支柱410の奥行き方向の位置を自動的に調整させることも可能となる。
次に、図11を参照して、衝立スピーカ装置11の内部構成例について説明する。なお、図8において、図1における場合と対応する部分には、同一の符号が付してあり、その説明は適宜省略する。また、図11においては、図1に示した振動材31等は、その図示が省略されている。
衝立スピーカ11装置は、操作入力部100、音声入力端子101、制御部102、信号処理部103、音声選択部110、モータ駆動部130−1乃至130−6及び振動子41−1乃至振動子43−2を含むように構成される。
操作入力部100は、リモートコントローラ等で構成され、ユーザから入力される操作の内容に応じた操作信号を生成し、制御部102に出力する。操作入力部100は、スイッチやボタン等で構成するようにしてもよい。
音声入力端子101は、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などから音声を再生する再生装置、ラジオ、マイクロホンなどに接続され、接続されている再生装置、ラジオ、マイクロホンなどから供給(入力)された音声信号を信号処理部103に供給する。音声入力端子101には、例えば、2チャンネルや5.1チャンネルの音声信号のうち、1つのチャンネルの音声信号が入力される。
制御部102は、振動材31のそれぞれが出力する音声のゲインを制御するための制御信号を生成し、生成した制御信号を、音声選択部110と信号処理部103に供給する。また制御部102は、操作入力部100から入力された操作信号に基づいて、モータ132−1乃至モータ132−nを所定の方向に移動させるための駆動信号を生成し、生成した駆動信号を、モータ駆動部130−1乃至モータ駆動部130−6に供給する。
音声選択部110は、音声入力端子101から入力された音声信号を、制御部102による制御に基づいて、信号処理部103を構成する各部に供給する。
信号処理部103は、例えば、DSP(Digital Signal Processor)、MPU(Micro Processing Unit)などから構成される。信号処理部103は、音声選択部110から入力されてくる音声信号に、所定の処理を施し、処理により得られた音声信号を振動子41−1乃至振動子43−2に供給する。
振動子41−1乃至振動子43−2のそれぞれは、信号処理部103から供給された音声信号を基に、自分が装着されている振動材31を振動させる。その結果、振動材31は、音声を出力することになる。振動子41−1乃至振動子43−2のそれぞれを、振動材31の水平方向や垂直方向、奥行き方向の所定の位置に移動させるためのモータ駆動部130−1乃至モータ駆動部130−6については、後述する。
また、信号処理部103は、ディレイ処理部121、フィルタ処理部122、及びゲイン調整部123を含むように構成される。
ディレイ処理部121は、ディレイ処理部121−1乃至ディレイ処理部121−3を含むように構成される。ディレイ処理部121−1乃至ディレイ処理部121−3のそれぞれは、音声入力端子101から供給された音声信号に対して、所定の遅延量だけ遅延させる処理(遅延処理)を施し、遅延処理が施された音声信号をフィルタ処理部122に供給する。
フィルタ処理部122は、フィルタ処理部122−1乃至フィルタ処理部122−3を含むように構成される。フィルタ処理部122−1乃至フィルタ処理部122−3のそれぞれは、ディレイ処理部121−1乃至ディレイ処理部121−3のそれぞれから供給される音声信号に対して、所定のフィルタ処理を施す。ここでいうフィルタ処理とは、FIR(Finite Impulse Response)フィルタやIIR(Infinite Impulse Response)フィルタなどのフィルタにより、所定の周波数帯域の音声信号を通過させたり、阻止したりする処理を指す。フィルタ処理部122−1乃至フィルタ処理部122−3のそれぞれは、フィルタ処理が施された音声信号をゲイン調整部123に供給する。
ゲイン調整部123は、ゲイン調整部123−1乃至ゲイン調整部123−3を含むように構成される。ゲイン調整部123−1乃至ゲイン調整部123−3のそれぞれは、制御部102から供給される制御信号を基に、フィルタ処理部122−1乃至フィルタ処理部122−3のそれぞれから供給される音声信号に対して、ゲイン調整処理を施す。ゲイン調整処理としては、例えば、入力されてくる音声信号を基にゲインを調整し、出力する音声信号のレベルの範囲を制限する処理を行う。
ゲイン調整部123−1は、ゲイン調整処理が施された音声信号を振動子41−1及び振動子41−2に供給し、ゲイン調整部143−2は、ゲイン調整処理が施された音声信号を振動子42−1及び振動子42−2に供給する。また、ゲイン調整部143−3は、ゲイン調整処理が施された音声信号を振動子43−1及び振動子43−2に供給する。
なお、上述した例においては、信号処理部103で、ディレイ処理、フィルタ処理、ゲイン調整処理の順に処理を行う例を挙げたが、処理の順番はこれに限定されるものではない。例えば、ゲイン調整後にフィルタ処理を行い、最後にディレイ処理を行うようにしてもよい。
さらに、以上においては、振動子41−1乃至振動子43−2のそれぞれに供給される音声信号に対して、ディレイ処理部141、フィルタ処理部142、及びゲイン調整部143のそれぞれが所定の処理を施すとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、音声信号に対して、ディレイ処理部141による遅延処理のみを施すようにしてもよい。
また、上述した例においては、説明を分かり易くするために、ディレイ処理部121に、ディレイ処理部121−1乃至ディレイ処理部121−3を設けてある。同様に、フィルタ処理部122に、フィルタ処理部122−1乃至フィルタ処理部122−3を設け、ゲイン調整部123に、ゲイン調整部123−1乃至ゲイン調整部123−3を設けてある。しかし、このような構成に限定されるものではない。例えば、それぞれの処理を1つの処理部(例えば、ディレイ処理部121、フィルタ処理部122、またはゲイン調整部123)が行うようにしてもよい。
モータ駆動部130−1乃至モータ駆動部130−6は、モータ132−1乃至モータ132−6と、モータ132−1乃至モータ132−6を駆動するモータ制御部131−1乃至モータ制御部131−6とを含むように構成される。モータ132−1及びモータ132−2は、図7に示したように、振動子41をy方向に移動させるための駆動手段である。同様に、モータ132−3及びモータ132−4は、振動子41をx方向に移動させるための駆動手段であり、モータ132−5及びモータ132−6は、振動子41z方向に移動させるための駆動手段である。
モータ132−1乃至モータ132−6は、それぞれ、モータ制御部131−1乃至モータ制御部131−6による制御に基づいて駆動する。このように構成されたモータ駆動部130−1乃至モータ駆動部130−6は、前述したように、操作入力部100から入力された操作信号に基づいて制御部102で生成される駆動信号に基づいて、駆動される。すなわち、ユーザにより指定された、振動材31上のx方向、y方向、z方向における各位置情報に基づいて、モータ132−1乃至モータ132−6のそれぞれに、所定の移動量を指示する駆動信号が供給されるようになる。そして、モータ132−1乃至モータ132−6が駆動することにより、振動子41−1乃至振動子43−2のそれぞれが移動する。
このように構成してあることで、ユーザより操作入力部100を介して入力された位置に、振動子41−1乃至振動子43−2が移動するようになる。
上述した実施の形態によれば、振動子41が、振動材31上の水平方向や垂直方向の任意の位置に自動的に移動するようになる。これにより、振動子41が振動材31上に粘着剤等で固着されている場合に比べて、音質の調整を容易に行うことができる。
また、上述した実施の形態によれば、振動子41が、振動材31に対する奥行き方向の任意の位置に自動的に移動するようになる。このため、振動子41の振動材31に対する押しつける方向の力を加減することによって、音質の調整を行うことができるようになる。
この場合、振動材31に接触させた複数の振動材41のそれぞれに対して、奥行き方向の高さを異なる値に設定できるため、振動材31が凸凹の形状をしている場合にも、すべての振動子41を振動材31の面に接触させ、振動させることができる。
また、上述した実施の形態によれば、振動子移動機構60のレール403上に、任意の数の振動子41を取り付けることができる。また、レール403の本数自体も、任意の数に変えることができる。これにより、振動材31上の複数の任意の位置に、振動を加えることができるようになる。つまり、音質の調整をよりきめ細かく行えるようになる。
また上述した実施の形態によれば、本例のように、振動材31を複数枚の板状部材から構成しているときには、それぞれの板状部材に対して異なる数の振動子41を取り付けることができる。このため、互いに隣り合う板状部材のそれぞれにおいて、振動が与えられる箇所の数を異ならせることができるようになる。例えば、上下方向に隣り合う各板状部材のそれぞれに対して2個ずつ振動子31を取り付けるパターンと、上の板状部材には4個の振動子41を取り付け、下の板状部材には振動子41を取り付けないパターン等、様々なパターンを適用することができる。
なお、上述した実施の形態では、振動子41が、接地面409−5を介して振動材31と面で接触する構成を例に挙げたが、この構成に限定されるものではない。例えば、振動子41をボールキャスタ形状とすることで、振動子41を振動材31に対して点で接触させる構成に適用してもよい。この場合の振動子41の構成例を、図12に示してある。図12(a)は側面図であり、図12(b)は断面図である。図12において、図2乃至図4に対応する箇所には同一の符号を付してある。
図12(a)及び図12(b)に示した振動部409Cは、振動部409は、筐体409−1に収納された磁石409−2Bと、その磁石409−2Bに近接して配置されたコイルボビン409−3と、コイルボビン409−3に巻回されたコイル409−4とを備える。コイルボビン409−3は、ダンパー409−6を介して筐体409−1に揺動自在に取り付けてある。このような構成として、コイルボビン409−3に巻回されたコイル409−4に、信号を印加することで、その信号に応じて生じるコイル磁界と磁石409−2によるバイアス磁界との作用で、コイルボビン409−3が振動する。
コイルボビン409−3の内部には、振動材31と点で接しているボール409−8と、コイルボビン409−3の振動をボール409−8に効率よく伝達させるための、ボールベアリング409−9とが格納されている。このような構成としてあるため、バイアス磁界とコイル磁界との合成磁界により発生した振動が、ボール409−9を介して振動材31に伝達され、振動材31から音声が出力される。
このように、振動子41をボールキャスタ形状とすることで、振動子41と振動材31とが接触された状態を保ちつつ、振動子41を振動材31上のx方向、y方向、z方向の任意の位置に移動させることができる。これにより、例えば図13に示したように、振動材31の面が湾曲している場合であっても、振動子41と振動材31との接触状態を維持しつつ、振動子41を移動させることができる。この場合は、振動子41を押しつける力が、振動材31の面との接線方向にかかるように、各モータ132を制御する必要がある。
また、振動子41を、図12に示したようなボールキャスタ形状とすることで、振動材31が図10に示したような凸凹の形状であった場合にも、振動部41と振動材31との接触状態を保ちながら、振動子41を移動させることができるようになる。つまり、移動に先駆けて、一度振動子41を振動材31から話す手順が不要となる。これにより、振動子41を移動させている間も、常に振動材31から音声が出力され続けるため、音質の調整を時間的に連続して行うことができるようになる。つまり、音質の微妙な変化を確認しつつ、振動子41の位置を調整することができるようになる。
なお、振動子41をボールキャスタ形状とする場合には、振動子41を振動材31に押しつけるための機構として、バネ等を用いるようにしてもよい。つまり、振動子41を振動材31に押しつける力が、バネの伸び縮みで制御されるような構成に適用してもよい。このような構成とした場合は、振動部409の奥行き方向の位置を調整するための支柱410や、支柱410を移動させるためのモータ143が不要となる。すなわち、機構を簡単にすることができるとともに、製造コストを削減することができる。
また、振動子41をボールキャスタ形状とすることで、振動材31として、図13に示したような湾曲した面を有する振動材を使用することができるようになる。このような振動材を用いることで、衝立スピーカ装置11から出力される音の広がりを、より広げることができるようになる。
なお、上述した実施の形態では、衝立スピーカ装置11を自立可能に構成した例を挙げたが、衝立スピーカ装置11の構成は、これに限定されるものではない。例えば、天井等に設けたレールに取り付けて、吊り下げて使用可能な形状のものに適用してもよい。この場合の衝立スピーカ装置11′の構成例を、図14に示してある。
図14において、図1に対応する箇所には同一の符号を付し、説明は適宜省略する。図14に示した衝立スピーカ装置11′には、振動材31の上端に車輪27A、車輪27Bが設けられており、車輪27Aと車輪27Bのそれぞれは、天井や壁面等に設けられたレール80に嵌め込むことが可能な形状をしている。そして、車輪27A、車輪27Bがレール80に嵌め込まれることにより、衝立スピーカ装置1がレール80に吊される形状で支持される。
このような形態で支持された衝立スピーカ装置11′において、レール80を長めに構成すれば、車輪27Aと車輪27Bのそれぞれを、レール80上でスライド移動させることも可能となる。
このように構成することで、振動材31が鉄等の重い素材で構成されており、車輪22A〜車輪22Dや装置支え23A乃至装置支え23D(図1参照)のみでは振動材31を支えきれないような場合にも、振動材31を吊り下げることで直立させることができる。
また、衝立スピーカ装置11′を天井から吊り下げる形状とした場合には、振動材31を回転方向に移動可能とする構成に適用してもよい。この場合の衝立スピーカ装置11′′の構成例を、図15に示してある。
図15において、図1、図14に対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。図15に示した衝立スピーカ装置11′′は、車輪27Aと車輪27Bとを、振動材31とは独立に設けた車輪保持部81の上部に装着してあり、車輪保持部81と振動材31とは、垂直方向に設けられた回転軸82を介して、接続されている。
車輪保持部81は、振動材31と同程度の薄さを有する板状の部材で構成され、垂直方向の高さは、振動材31における高さに対して、数分の一の高さに設定されている。回転軸82は、振動材31の横幅の約半分の位置に設けられており、回転軸82を中心として、振動材31が水平方向に360°回転する。
このように構成することにより、回転軸82を中心に、振動材31が回転するようになる。従ってユーザは、衝立スピーカ装置11′′の向きを、自分の位置する方向等の任意の方向に、自在に変えることができるようになる。
本発明の一実施の形態による衝立スピーカ装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による振動子の構成例を示す側面図である。 本発明の一実施の形態による超磁歪素子を用いた場合の振動子の構成例を示す側面図である。 本発明の一実施の形態による超磁歪素子を用いた場合の振動子の構成例を示す図であり、(a)は断面図であり、(b)は斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフレームの構成例を示す説明図であり、(a)は正面図であり、(b)は上面図である。 本発明の一実施の形態による前後方向振動材支えの構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による振動子移動機構の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による振動子移動機構の構成例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態によるフレームに振動材と振動子移動機構とが取り付けられた状態を示す側面図である。 本発明の一実施の形態による振動材が凸凹形状をしている場合の、振動子の振動材への接触例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による衝立スピーカ装置の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の他の例による振動子の構成例を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は断面図である。 本発明の他の例による衝立スピーカ装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の例による衝立スピーカ装置の構成例を示す斜視図である。 本発明の他の例による衝立スピーカ装置の構成例を示す斜視図である。
符号の説明
11…衝立スピーカ装置、21…ベース、22A〜22D…車輪、23A〜23D…装置支え、24…フレーム、25A,25B…加重方向振動材支え、26A−1〜26B−3…前後方向振動材支え、27A,27B…車輪、31−1〜31−3…振動材、41−1〜43−2…振動子、51A〜51F…メインフレーム、52A〜52F…サブフレーム、71A,71B,72A,72B…緩衝材、73A,73B…ボルト、80…レール、81…車輪保持部、82…回転軸、100…操作入力部、101…音声入力端子、102…制御部、103…信号処理部、110…音声選択部、121−1〜121−3…ディレイ調整部、122−1〜122−3…フィルタ演算部、123−1〜123−3…ゲイン調整部、130−1〜130−6…モータ駆動部、131−1〜131−6…モータ制御部、132−1〜132−6…モータ、401−1〜401−2…レール、402…ボルト穴、403…レール、407…振動子可動部、408−1〜408−4…歯車、409…振動部、409−1…筐体、409−2…磁石、409−3…コイルボビン、409−4…コイル、409−5…接地面、409−6…ダンパー、409−7…超磁歪素子、409−8…ボール、409−9…ボールベアリング、410−1〜410−2…支柱、411A,411B…治具、412A〜412B…溝

Claims (12)

  1. 振動することで音声を出力する振動材と、
    前記振動材と接触し、その接触した状態から離脱可能に装着され、入力される音声信号に基づいて前記振動材を振動させる振動子と、
    前記振動子の前記振動材との接触位置を制御する振動子位置制御部と、
    前記振動子を、前記振動材に対して押しつけて接触させる方向の位置を調整する振動子奥行き位置調整部とを備える
    音声出力装置。
  2. 前記振動子移動制御部は、前記振動子を前記振動材に対して水平方向に移動させる水平方向駆動部と、前記振動子を前記振動材に対して垂直方向に移動させる垂直方向駆動部とを備える
    請求項1記載の音声出力装置。
  3. ユーザより入力された位置情報に基づいて、前記振動子位置制御部と前記振動子奥行き位置調整部とを駆動する駆動信号を生成する制御部を備え、
    前記振動子位置制御部と前記振動子奥行き位置調整部は、前記駆動信号に基づいて駆動される
    請求項2記載の音声出力装置。
  4. 前記振動子は、前記振動材との接触部分をボールで構成した
    請求項3記載の音声出力装置。
  5. 前記振動子奥行き位置調整部は、前記振動子を前記振動材側に押し当てる弾性材を備える
    請求項4記載の音声出力装置。
  6. 前記振動子は、前記音声信号に基づいて振動する振動部と、前記振動材に対して直角を成す角度で前記振動部に取り付けられた支柱とを有し、
    前記振動子奥行き位置調整部は、前記支柱を保持する位置を可変させる機構とした
    請求項3記載の音声出力装置。
  7. 前記振動子は、超磁歪素子と、前記超磁歪素子にバイアス磁界を与える磁石と、前記超磁歪素子に電流を加えるコイルとを備える
    請求項3記載の音声出力装置。
  8. 前記振動材の形状情報を記述したテーブルを備え、
    前記制御部は、前記テーブルに記載された位置情報に基づいて前記振動子の移動量を算出し、前記算出された移動量に基づいて前記駆動信号を生成する
    請求項3記載の音声出力装置。
  9. 前記振動子位置制御部は、前記振動材に対して垂直方向に取り付けられ、その片面に歯切り加工が施された第1のレールと、前記第1のレールと直交して取り付けられ、その両端部に前記歯切り加工部分と噛合する歯車を備えた第2のレールと、前記振動子を保持し、その先端部に、前記第2のレールに設けられた歯切り加工部分と噛合する歯車が設けられた振動子可動部とを備える
    請求項3記載の音声出力装置。
  10. 前記振動子奥行き位置調整部は、前記振動子位置制御部と一体化されている
    請求項9記載の音声出力装置。
  11. 前記振動材を取り付けるフレームを備え、
    前記振動子位置調整部及び前記振動子奥行き位置調整部は、前記フレームの前記振動材取り付け面とは反対の面に、前記振動子と前記振動材とが接触する向きで取り付けられる
    請求項10記載の音声出力装置。
  12. 振動することで音声を出力する振動材と接触し、前記接触した状態から離脱可能に装着されているとともに、前記振動材との接触部分がボールで構成され、前記入力される音声信号に基づいて前記振動材を振動させる振動子。
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