JP2008011340A - 音響スピーカー - Google Patents

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匡輔 高橋
Akio Nakamura
暁生 中村
Toshio Chamura
俊夫 茶村
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健 藤井
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Abstract

【課題】音の歪みが低減され、音質の良好な音響スピーカーを提供する。
【解決手段】音響スピーカー10は、矩形状の平板からなる振動板11と、振動板11の一方の主面11a上に設けられた補助板12と、振動板12に当接する出力ロッド14を有し、音響信号に基づいて出力ロッド14を駆動して振動板11を振動させるアクチュエータとを備えている。補助板11は、出力ロッド14の当接点Pと振動板11上の歪点S1、S2とを含む振動板11上の平面領域を覆うように設けられている。このような構成により、振動板11上の歪点S1、S2と出力ロッド14の当接点を一緒に振動させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、音響スピーカーに関し、特に超磁歪アクチュエータによって駆動される振動板の構造に関するものである。
最近、超磁歪アクチュエータを利用した音響スピーカーが注目されている。超磁歪アクチュエータは、磁界変化によって寸法が伸張するという超磁歪素子の性質を利用したアクチュエータである。超磁歪素子は、磁界変化によって1000〜2000ppmの変位量を生じ、応答速度も速く、低電圧駆動が可能なことから、これをアクチュエータとして振動板の駆動に用いることで高性能なスピーカーを実現するものである。従来の音響スピーカーは、超磁歪アクチュエータのロッド部分を振動板に当接し、音響信号に基づいて超磁歪アクチュエータを駆動して振動板を振動させることにより、音響信号を機械的振動に変換し、音として出力するようにしていた(特許文献1参照)。
特許第3615883号公報
しかしながら、上述した従来の音響スピーカーのように、超磁歪アクチュエータのロッド部分を単に振動板に当接しただけでは、振動板上の振動に歪点が生じ、これが音の歪みとして出力されてしまうという問題があった。このような問題は、音響スピーカーの駆動素子として超磁歪アクチュエータを用いた場合のみならず、他の種類のアクチュエータを用いた場合においても生じ得る問題である。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、音の歪みが低減され、音質の良好な音響スピーカーを提供することにある。
本発明の上記目的は、振動板と、振動板に直接又は間接的に当接する出力ロッドを有し、音響信号に基づいて出力ロッドを駆動して振動板を振動させるアクチュエータとを備え、出力ロッドの当接点と振動板上の歪点とを含む振動板上の平面領域の弾性度が他の領域の弾性度よりも抑制されていることを特徴とする音響スピーカーによって達成される。
本発明において、平面領域の弾性度は、振動板の少なくとも一方の主面上に設けられた補助板によって抑制されていることが好ましい。これによれば、非常に簡単な構成で、振動板の強度を高めることができる。
本発明において、補助板の長さは、振動板の長さの38%以上であることが好ましく、48〜68%であることが特に好ましい。振動板に対する補助板の長さの比が38%以上であれば、通常の人が感じ取ることができない程度にまで歪音を抑制することができ、48〜68%であれば、聴力の非常に優れた人であっても感じ取ることができない程度にまで歪音を抑制できることから、歪みのない良質な音を再生することができる。
このように、本発明によれば、音の歪みが十分に低減され、音質の極めて良好な音響スピーカーを提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る音響スピーカーの構成を示す略斜視図である。また、図2は図1のY−Y線に沿った略断面図である。
図1に示すように、この音響スピーカー10は、振動板11と、振動板11の一方の主面11a上の略中央部に設けられた補助板12と、振動板11を振動させる超磁歪アクチュエータ13とを備えている。超磁歪アクチュエータ13はエキサイターとも呼ばれ、補助板12の表面に当接する出力ロッド14を有し、音響信号に基づいて出力ロッド14を駆動することにより振動板11を補助板12と共に振動させる。
振動板11は、矩形状の平板であって、振動板11の上端付近の一点11pと、下端付近の二点11q、11rがそれぞれスピーカー筐体(不図示)に固定されている。振動板11の材料としては、例えばアクリル板を用いることができる。振動板11の平面寸法は、スピーカーの目的に応じて適宜設定することができる。一例としては、振動板11の幅W1=135mm、長さL1=480mmに設定することができる。また、振動板11の厚みT1は、超磁歪アクチュエータ13の駆動によって振動可能な限りにおいて特に限定されないが、例えばT1=10mmに設定することができる。
補助板12は、振動板11よりも小さく細長い部材である。本実施形態の補助板12は、振動板11とは別の部材であり、振動板11の略中央部に接着固定されている。補助板12は、振動板11と同一の材料であってもよく、別の材料であってもよい。詳細は後述するが、補助板12は、出力ロッド14の当接点Pと振動板11上の歪点S1、S2とを含む振動板11上の平面領域を覆うように設けられている。そのためには、補助板12の長さL2は、振動板11の長さL1の38%以上であることが好ましく、48〜68%であることが特に好ましい。L2/L1≧38%であれば、通常の人が感じ取ることができない程度にまで歪音が低く抑えられることから、良質な音を再生することができ、48%≦L2/L1≦68%であれば、聴力の非常に高い人であっても感じ取ることができない程度にまで歪音が抑制されることから、さらに歪みのない良質な音を再生することができる。また、補助板12の幅W2及び厚みT2は特に限定されず、実用的な範囲内で適宜決定することができる。
超磁歪アクチュエータ13は、振動板11の一方の主面11a側に設けられており、出力ロッド14の先端は補助板12の表面に当接している。よって、出力ロッド14の振動は、補助板12を介して振動板11に供給される。出力ロッド14の当接点Pは、振動板11の平面領域内において、振動板11の主面の中央よりも僅かに上端寄りに設けられている。これは、振動板11の上端付近が一点で固定され、下端付近が二点で固定されていることから、振動板全体の振動のバランスを配慮したものである。補助板12の表面には僅かな凹部12dが形成されており、出力ロッド14の先端が凹部12d内に嵌合することにより、出力ロッド14の位置ずれが防止される。
超磁歪アクチュエータ13の出力ロッド14から振動板11上の一点に機械的振動を与えるとき、振動板11上にはいくつかの歪点が発生する。特に、本実施形態の音響スピーカー10では、振動板11の長手方向に延びる中心線(Y−Y線)上であって、出力ロッド14の当接点Pよりも上端側に第1の歪点S1が発生し、出力ロッド14の当接点Pよりも下端側に第2の歪点S2が発生する。補助板12は、これらの歪点S1、S2と出力ロッド14の当接点を一緒に固定することにより、振動板11上の歪みの低減するものである。
図3は、超磁歪アクチュエータ13の構成を示す略断面図である。
図3に示すように、超磁歪アクチュエータ13は、ハウジング21と、ハウジング21内に設けられた超磁歪シャフト22と、超磁歪シャフト22に対して軸方向の磁界を印加して超磁歪シャフト22を伸張させるコイル23と、コイル23が巻回されたボビン24と、ボビン24の外周に設けられた円筒状のバイアス磁石25と、超磁歪シャフト22の伸縮に連動して振動する出力ロッド14と、出力ロッド14及び超磁歪シャフト22に対して予荷重を与える弾性部材26とを備えている。これらの部材は、ハウジング21の底面に設けられた裏蓋21aを外してハウジング21内に収容され、裏蓋21aはねじ21bで固定される。
超磁歪シャフト22は、超磁歪材料で構成された略柱状の部材である。超磁歪材料は、外部から応力を加えると透磁率が変化し、外部から磁界を印加すると磁歪量が変化するという特性を有している。超磁歪材料としては、特に限定されるものではないが、Tb0.34−Dy0.66−Fe1.90を中心組成とする材料を用いることができる。超磁歪シャフト22の寸法については、目的とする磁歪量に応じて適宜選択すればよい。例えば1000ppm程度の磁歪量が得られる材料を用いて超磁歪シャフト22を構成する場合において、10μm程度の伸縮を得たい場合には、超磁歪シャフト22の長さを1cm程度にすればよい。
コイル23は、ボビン24に巻回された状態で超磁歪シャフト22の外周に配置されている。つまり、超磁歪シャフト22は、コイル23が巻回されたボビン24の中空部に挿入されている。超磁歪シャフト22には予めバイアス磁石25によるバイアス磁界が印加されている。無磁界におかれた超磁歪シャフト22に対してコイル23による磁界を印加しても超磁歪シャフト22は伸張するだけであるが、予めバイアス磁界を印加しておくことで、超磁歪シャフト22は伸張と収縮の両方が可能となる。
出力ロッド14は、超磁歪シャフト22の伸縮に合わせて振動する部材である。出力ロッド14の先端は補助板12に当接しており、出力ロッド14の後端は超磁歪シャフト22の先端に当接している。出力ロッド14にはフランジ部14aが設けられおり、弾性部材26はフランジ部14aとハウジング21の内壁面に挟まれている。この弾性部材26によって出力ロッド14は超磁歪シャフト22の先端を押圧する方向に付勢されている。
以上の構成において、コイル23に駆動電流を印加して超磁歪シャフト22を貫く磁界を変化させると、超磁歪シャフト22が伸縮して出力ロッド14が振動する。また、コイル23への電流供給を停止すると、弾性部材26の付勢力によって出力ロッド14は元に位置に押し戻される。したがって、この超磁歪アクチュエータ13を音響信号で駆動した場合には、音響信号を機械的振動に変換することができ、音響信号により変調された振動で振動板11を振動させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、補助板12が出力ロッド14の当接点Pと振動板11上の歪点S1、S2とを含む振動板11上の平面領域を覆うように設けられていることから、振動板11上の歪点S1、S2と出力ロッド14の当接点を一緒に振動させることができる。したがって、振動板11より放射される音の歪みを十分に低減することができ、音質の極めて良好な音響スピーカーを実現することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る音響スピーカーの構成を示す略断面図である。
図4に示すように、この音響スピーカー30の特徴は、超磁歪アクチュエータ13が振動板11の他方の主面11b側に設けられており、出力ロッド14の先端が振動板11の他方の主面11bに当接している点にある。つまり、出力ロッド14からの振動は、補助板12を介することなく振動板11に直接供給される。その他の構成については、第1の実施形態と略同様であることから、ここでの説明は省略する。
本実施形態においても、超磁歪アクチュエータ13の出力ロッド14から振動板11上の一点に機械的振動を与えるとき、振動板11の幅方向中央(Y−Y線上)に歪点S1、S2が発生するが、補助板12が出力ロッド14の当接点Pと振動板11上の歪点S1、S2とを含む振動板11上の平面領域を覆うように設けられていることから、振動板11上に発生する歪点S1、S2と出力ロッド14の当接点を一緒に振動させることができる。したがって、振動板11より放射される音の歪みを十分に低減することができ、音質の極めて良好な音響スピーカーを実現することができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能であり、これらも本発明の範囲に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、補助板12が振動板11の長手方向に細長い形状を有しているが、円形状や楕円形状など、他の形状であっても良い。さらには、補助板12の形状としては、出力ロッド14の当接点P付近の厚みが厚く、外側に行くにつれて厚みが直線的又は曲線的に薄くなるような形状であっても良い。要は、補助板12の形状は特に限定されるものではなく、振動板11の形状や歪点の発生位置に合わせて自由に設定することができる。すなわち、補助板12は、出力ロッド14の当接点と、振動板11上に発生する歪点とを含む振動板11上の平面領域を覆うように設けられていればよい。
また、上記実施形態においては、補助板12が振動板11とは別の部材であり、振動板11の略中央部に接着固定されているが、振動板11と補助板12が一体的に成形されたものであってもよい。
また、上記実施形態においては、出力ロッドの当接点Pが振動板11の平面領域内の中央よりも僅かに上端側に設定されているが、出力ロッド14の当接点は、振動板11の中央であってもよく、さらにはそれ以外の点に設定されていてもよい。このような構成であっても、補助板12が出力ロッド14の当接点と振動板11上に発生する歪点とを含む振動板11上の平面領域の弾性度が他の領域の弾性度よりも抑制されていれば、音の歪みを十分に低減することが可能である。
また、上記実施形態においては、振動板11を駆動するためアクチュエータとして超磁歪アクチュエータ13を用いているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、種々のアクチュエータを対象とすることができる。
まず実施例1について説明する。実施例1では、振動板11単体の歪み分布を測定した。歪み分布の測定では、まず測定対象となる振動板11を用意した。振動板11の寸法は、図5に示すように、長さL1=480mm、幅W1=135mm、厚みD1=10mmとした。このような振動板11の上端の幅方向中央をゼロ点とし、幅方向をX軸、長手方向をY軸として定め、振動板11の中心(X,Y)=(0,240mm)を超磁歪アクチュエータの出力ロッドの当接点Pとした。そして、超磁歪アクチュエータに駆動信号として1570Hzの正弦波信号を印加しながら、振動板上の各点における歪率を求めた。その測定結果を図6に示す。
図6は、上記測定結果を示すグラフであり、横軸はY方向の距離(mm)、縦軸は歪み率(%)をそれぞれ示している。
図6に示すように、X=37.5mm及び57.5mmの場合、振動板11上の歪率は、Y軸方向全体にわたって0.2%以下となることが分かった。これに対し、X=0mmの場合、出力ロッドの当接点P(Y=240mm)を中心とし、その両側に歪率が0.3%以上となる2つのピークが存在することが分かった。特に、本実施例では、Y=200mmの地点に第1のピークが発生し、Y=320mmの地点に第2のピークが発生している。このことは、図1に示した通り、振動板11の長手方向に延びる中心線(Y−Y線)上であって、出力ロッド14の当接点Pよりも上端側及び下端側にそれぞれ歪点S1、S2が発生していることを意味するものである。なお、この歪点S1、S2の位置は、振動板11を振動させたときに発生する振動板11の節とは異なる位置に発生している。
次に実施例2について説明する。実施例2では、補助板12の長さと歪率(THD)との関係について測定した。この測定では、まず実施例1と同じの寸法(135mm×480mm×10mm)を有する振動板11を用意し、この振動板11に長さL2が異なる種々の補助板12を接着固定した。特に、本実施例では、補助板12の長さL2を可変とし、幅W2=30mm、厚みT2=10mmとした。そして、このような補助板12が設けられた振動板11に、1570Hzの正弦波信号が印加された超磁歪アクチュエータによる振動を与え、このとき得られるY軸上の歪率の最大値を求めた。その測定結果を図7に示す。
図7は、上記測定結果を示すグラフであり、横軸は振動板の長さL1と補助板の長さL2との比(L2/L1)、縦軸は歪率の最大値(%)をそれぞれ示している。
図7に示すように、歪率の最大値は、L2/L1が38%以上のときに10%以下となり、48〜68%のときに5%以下となることが分かった。10%以下の歪率であれば、通常の人にとって感じ取ることができない歪み音となることから、L2/L1>38%であれば、歪みのない良質な音を再生することができることが分かった。さらに、5%以下の歪率であれば、聴力の非常に高い人であっても感じ取ることができない歪み音となることから、L2/L1が48〜68%であれば、さらに歪みのない良質な音を再生できることが分かった。
次に実施例3について説明する。実施例3では、補助板12の幅W2と歪率(THD)との関係について測定した。この測定では、実施例1と同じ寸法(L1=480mm、W1=135mm、T1=10mm)を有する振動板11を用意し、この振動板11に幅W2が異なる種々の補助板12を接着固定した。このとき、補助板12の長さL2=250mm、厚みT2=10mmとした。そして、このような補助板12が設けられた振動板11に、1570Hzの正弦波信号が印加された超磁歪アクチュエータによる振動を与え、このとき得られるY軸上の歪率の最大値を求めた。その測定結果を図8に示す。
図8は、上記測定結果を示すグラフであり、横軸は振動板の幅W1と補助板の幅W2との比(W2/W1)、縦軸は歪率の最大値(%)をそれぞれ示している。
図8に示すように、W2/W1がどのような値であっても、歪率の最大値は10%以下になることが分かった。10%以下の歪率であれば、通常の人にとって感じ取ることができない歪み音となることから、W2/W1の全範囲において歪みの少ない良質な音を再生できることが分かった。すなわち、補助板12の幅W2は振動板11上に発生する歪みに大きな影響を与えず、W2<W1であればどのような値に設定してもかまわないことが分かった。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る音響スピーカーの構成を示す略斜視図である。 図2は図1のY−Y線に沿った略断面図である。 図3は、超磁歪アクチュエータ13の構成を示す略断面図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る音響スピーカーの構成を示す略断面図である。 図4は、振動板上の歪み分布の測定について説明するための模式図である。 図6は、実施例1に係る測定結果を示すグラフであり、横軸はY方向の距離(mm)、縦軸は歪み率(%)をそれぞれ示している。 図7は、実施例2に係る測定結果を示すグラフであり、横軸は振動板の長さL1と補助板の長さL2との比(L2/L1)、縦軸は歪率の最大値(%)をそれぞれ示している。 図8は、実施例3に係る測定結果を示すグラフであり、横軸は振動板の幅W1と補助板の幅W2との比(W2/W1)、縦軸は歪率の最大値(%)をそれぞれ示している。
符号の説明
10 音響スピーカー
11 振動板
11a 振動板の一方の主面
11b 振動板の他方の主面
11p 振動板の固定点
11q 振動板の固定点
11r 振動板の固定点
12 補助板
12d 凹部
13 超磁歪アクチュエータ
14 出力ロッド
14a フランジ部
14 振動板
21 ハウジング
21a 裏蓋
21b ねじ
22 超磁歪シャフト
23 コイル
24 ボビン
25 バイアス磁石
26 弾性部材
30 音響スピーカー
P 出力ロッドの当接点
S1 歪点
S2 歪点

Claims (6)

  1. 振動板と、前記振動板に直接又は間接的に当接する出力ロッドを有し、音響信号に基づいて前記出力ロッドを駆動して前記振動板を振動させるアクチュエータとを備え、
    前記出力ロッドの当接点と前記振動板上の歪点とを含む前記振動板上の平面領域の弾性度が他の領域の弾性度よりも抑制されていることを特徴とする音響スピーカー。
  2. 前記平面領域の弾性度は、前記振動板の少なくとも一方の主面上に設けられた補助板によって抑制されていることを特徴とする請求項1に記載の音響スピーカー。
  3. 前記補助板の長さが、前記振動板の長さの38%以上であることを特徴とする請求項2に記載の音響スピーカー。
  4. 前記補助板の長さが、前記振動板の長さの48〜68%であることを特徴とする請求項3に記載の音響スピーカー。
  5. 前記振動板が、略矩形状の平板からなることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の音響スピーカー。
  6. 前記出力ロッドの前記当接点は、前記振動板の長手方向に沿った中心線上に設定されていることを特徴とする請求項5に記載の音響スピーカー。

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