JP2009224380A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009224380A
JP2009224380A JP2008064328A JP2008064328A JP2009224380A JP 2009224380 A JP2009224380 A JP 2009224380A JP 2008064328 A JP2008064328 A JP 2008064328A JP 2008064328 A JP2008064328 A JP 2008064328A JP 2009224380 A JP2009224380 A JP 2009224380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
substrate
transfer layer
heat transfer
high heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008064328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5072667B2 (ja
Inventor
Osamu Moriya
修 森谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008064328A priority Critical patent/JP5072667B2/ja
Publication of JP2009224380A publication Critical patent/JP2009224380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5072667B2 publication Critical patent/JP5072667B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

【課題】高い放熱効果を有する半導体装置を提供すること。
【解決手段】金属製の第1のベース基板11と、第1のベース基板11上に形成され、第1のベース基板11よりも熱伝導率が高い材料からなる材料層12と、材料層12上に形成され、第1のベース基板11と同じ金属で形成された第2のベース基板13と、で構成された基板14と、基板14上に載置されたGaAsFET15と、基板14上にGaAsFET15と離間して載置され、上部に入力整合回路17−1が形成された第1の誘電体基板16−1と、基板14上にGaAsFET15と離間して載置され、上部に出力整合回路17−2が形成された第2の誘電体基板16−2と、を具備する半導体装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、高周波帯などで使用される半導体装置に関する。
近年、例えばガリウム砒素電界効果トランジスタ( 以下、GaAsFETと称す)などの高周波帯で使用する半導体装置は高出力化が進み、動作時に発生する熱への対応が求められている。
ここで、従来の半導体装置について、GaAsFETを用いた半導体装置を例にとって説明する。
金属製ベース基板上に電力増幅などに使用する発熱半導体素子として、例えばGaAsFETが載置されている。このGaAsFETの一方の側部には、ベース基板よりも熱伝導率の高い材料で形成された第1の誘電体基板が載置され、この第1の誘電体基板上には、例えば入力側整合回路などを構成する回路パターンが形成されている。一方、GaAsFETの他方の側部には、ベース基板よりも熱伝導率の高い材料で形成された第2の誘電体基板が載置され、この第2の誘電体基板上には、例えば出力側整合回路などを構成する回路パターンが形成されている。また、GaAsFET、第1、第2の誘電体基板などを囲み、ベース基板上に矩形枠状の側壁がある高さに形成されている。側壁は、例えば一部を除いて多くの部分が金属で形成され、また、上部の矩形状開口は例えば金属製の蓋で封止されている。
また、側壁の入力側側壁部分は絶縁物で形成され、この入力側側壁部分を入力用線路が貫通しており、入力用線路には、入力用リード線が接続されている。側壁の出力側側壁部分も絶縁物で形成され、その出力側側壁部分を出力用線路が貫通しており、出力用線路には、出力用リード線が接続されている。
また、入力用線路と第1の絶縁基板上の回路パターンとの間、及び、回路パターンと半導体素子との間、半導体素子と第2の絶縁基板上の回路パターンとの間、パターンと出力用リード線との間は、それぞれワイヤーで接続されている。
上述した構成において、入力用線路から入力される入力信号はGaAsFETで増幅され、出力用線路から出力されるが、動作する際にFETから熱が発生する。この熱は、GaAsFET直下に位置するベース基板に伝達する。さらに、このGaAsFETの両側部には、ベース基板よりも高い熱伝導率の誘電体基板が載置されているため、GaAsFETで発生した熱は、これら第1、第2の誘電体基板にも伝達され、これらの直下のベース基板へと伝達される。従って、GaAsFETと、第1、第2の誘電体基板を含む広い領域に熱が伝達され、放熱面が広くなるため、放熱性のよい半導体装置が実現されるものである(特許文献1)。
しかし、第1、第2の誘電体基板により伝えられた熱は、再度熱伝導率の比較的小さなベース基板を通して底面から放熱されるため、ベース基板自体の熱伝導率は従来と同等であり、第1、第2の絶縁基板の低熱抵抗性能を十分に生かすことができなかった。また、第1、第2の誘電体基板の熱膨張率はベース基板の熱膨張率とは大きく異なるため、放熱による膨張の違いにより、強度を保たないとクラックが入る問題があった。一方、強度を維持するために基板を大型化すれば材料を多く使用するため、生産コストが上昇し、また、基板の歩留りが低下するなどの問題がある。
特開2006−190711号公報
本発明の課題は、高い放熱効果を有する半導体装置を提供することである。
本発明による半導体装置は、金属製の第1のベース基板と、この第1のベース基板上に形成され、前記第1のベース基板よりも熱伝導率が高い材料からなる高伝熱層と、この高伝熱層上に形成され、前記第1のベース基板と同じ金属で形成された第2のベース基板と、で構成された基板と、この基板上に載置された半導体チップと、前記高伝熱層上に載置され、上部に第1の回路パターンが形成された第1の誘電体基板と、前記高伝熱層上に載置され、上部に第2の回路パターンが形成された第2の誘電体基板と、を具備することを特徴とするものである。
また、本発明による半導体装置は、金属製のベース基板と、このベース基板の一部に形成され、前記ベース基板よりも熱伝導率が高い材料からなる高伝熱層と、で構成された基板と、前記ベース基板上に載置された半導体チップと、前記高伝熱層上に載置され、上部に第1の回路パターンが形成された第1の誘電体基板と、前記高伝熱層上に載置され、上部に第2の回路パターンが形成された第2の誘電体基板と、を具備することを特徴とするものである。
本発明によれば、高い放熱効果を有する半導体装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。
図1に示す半導体装置は、金属材料として例えば銅で形成された第1のベース基板11と、この第1のベース基板11上に形成され、この第1のベース基板11よりも熱伝導率が高い高伝熱層12と、この高伝熱層12上に形成され、第1のベース基板11と同じ材料である銅で形成された第2のベース基板13とで構成された基板14を有している。この基板14上には、電力増幅などに使用する発熱半導体素子として、例えばGaAsFET15が載置されおり、このGaAsFET15の両側部には、例えばセラミックで形成された第1の誘電体基板16−1及び第2の誘電体基板16−2が載置されている。これら第1、第2の誘電体基板16−1、16−2上には、それぞれ入力整合回路17−1、出力整合回路17−2が形成されており、これらの整合回路17−1、17−2とGaAsFET15とは、それぞれ金などのワイヤー18で接続されている。そして、このようにGaAsFET15及び整合回路17−2、17−2が形成された基板14の周辺部には、整合回路17−1、17−2のそれぞれとワイヤー18で接続された入力用線路19−1及び出力用線路19−2とを一部に介した誘電体の側壁20が形成されており、この側壁20上に設けられた金属製の蓋21で全体が封止されている。また、高伝熱層12は、第1及び第2のベース基板11、13の材料である銅よりも熱伝導率が高いカーボンナノチューブを、熱処理によって板状に形成したものを用いている。このカーボンナノチューブは、600W〜700ワット/mK程度の高い熱伝導率を持つ材料であり、柔軟性のある物質である反面、もろいといった性質も併せ持つ材料である。
このように構成された半導体装置は、GaAsFET15に電圧を印加することで発熱する。このGaAsFET15で発生した熱は、この下部に設けられた基板14に向かって放熱される。このときGaAsFET15で発生した熱は、図中の矢印で示したように、この直下の第2のベース層13を介して、高伝熱層12へと伝搬する。高伝熱層12は第2のベース層13よりも高い熱伝導率を有するため、高伝熱層12へ伝搬された熱は、第2のベース層13より早く伝熱し、この下部に設けられた第1のベース層11を介して、外部へと放熱される。
このように、第1のベース層11と第2のベース層13の間に、これらより高い熱伝導率を有する高伝熱層12を設けることにより、GaAsFET15から底面までの熱抵抗を低下させることが可能となるため、高い放熱効果を得ることができる。さらには、上述したように放熱効果に優れているため、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について、図2を参照して説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。
図2に示す半導体装置は、第1の実施形態の半導体装置と比較して、高伝熱層12が、基板14の下面の周辺部に露出した構造であることを特徴とするものである。
このように、基板14の下面である放熱面に熱伝導率が高い高伝熱層12を露出させることで特にこの露出領域で熱が放出される。従って、第1の実施形態と比較して、さらにGaAsFET15から底面までの熱抵抗を低下させることが可能となり、より高い放熱効果を得ることができる。さらには、上述したように放熱効果に優れているため、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。
なお、本実施形態における変形例を図3に示す。図3は、第2の実施形態の変形例である半導体装置を示す下面図である。図3に示すように、高伝熱層12の露出領域が基板14の下面の周辺部の一部に設けられている構造であっても、第1の実施形態の半導体装置と比較して、より高い放熱効果を得ることが可能となり、さらには、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について、図4を参照して説明する。
図4は、本発明の第3の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。
図4に示す半導体装置は、第1の実施形態の半導体装置と比較して、ベース基板22上に高伝熱層12が形成され、この高伝熱層12上に第1の誘電体基板16−1及び第2の誘電体基板16−2が載置されていることを特徴とするものである。
このように形成された半導体装置であっても、GaAsFET15から発生した熱は、第1の誘電体基板16−1及び第2の誘電体基板16−2の下部に形成された高伝熱層12を介してベース基板22の下面である放熱面から放熱される。このような構造であっても、GaAsFET15から底面までの熱抵抗を低下させることが可能となり、高い放熱効果を得ることができる。さらには、上述したように放熱効果に優れているため、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。
また、上述したように、高伝熱層12としてカーボンナノチューブを使用した場合、この材料は柔軟性のある物質であるため緩衝材としても機能する。すなわち、ベース基板22として例えば銅を用い、誘電体基板16−1、16−2や側壁20としてアルミナを用いた場合、銅は比較的熱膨張率の高い物質だが、アルミナは熱膨張率の比較的小さな物質である。従って、これらが接する従来の構造では、GaAsFET15の発熱によってこれらが加熱された場合、接触箇所において熱膨張率の違いで応力が発生し、誘電体基板16−1、16−2や側壁20が破損する原因になっていた。しかし本実施形態においては、ベース基板22と誘電体基板16−1、16−2、あるいはベース基板22と側壁20との間に高伝熱層12を有しているため、この高伝熱層12が緩衝剤として機能し、誘電体基板16−1、16−2や側壁20の破損を防止することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について、図5を参照して説明する。
図5は、本発明の第4の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。
図5に示す半導体装置は、第3の実施形態の半導体装置と比較して、基板14の下面に特徴を有するものであり、高伝熱層12が、基板14の下面の周辺部に露出した構造である。
このように、基板14の下面である放熱面に熱伝導率が高い高伝熱層12を露出させることで特にこの露出領域で熱が放出される。従って、第3の実施形態と比較して、さらにGaAsFET15から底面までの熱抵抗を低下させることが可能となり、より高い放熱効果を得ることができる。さらには、上述したように放熱効果に優れているため、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。また、第3の実施形態による半導体装置と同様に、誘電体基板16−1、16−2や側壁20の破損を防止することもできる。
なお、本実施形態における変形例を図6に示す。図6は、第4の実施形態の変形例である半導体装置を示す下面図である。図6に示すように、高伝熱層12の露出領域が基板14の下面の周辺部の一部に設けられている構造であっても、第3の実施形態の半導体装置と比較して、より高い放熱効果を有することが可能となり、さらには、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の他の実施形態について、図7を参照して説明する。
図7は、本発明の第5の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の要部の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。
図7に示す半導体装置は、図2に示したような、基板14の下面の周辺部において高伝熱層12が露出した半導体装置において、基板14の下面の一部に露出した高伝熱層12の一部と、この高伝熱層12上に形成された第2のベース基板13の一部とで構成されたフランジ部23を有しており、このフランジ部23が放熱板24とネジ25で圧着されたものである。なお、フランジ部23には、ネジ25による圧着を可能にするために穴が予め設けられている。この穴は、切り欠き(図示せず)であってもよい。
このような半導体装置は、GaAsFET15で発生した熱が高伝熱層12を介して放熱板24に伝搬する。このとき、基板14の下面に露出した高伝熱層12と放熱板24とは、ネジ25によって圧着されている。一般に圧着された部分は熱抵抗が小さくなるが、本発明ではさらに高伝熱層を圧着するため、この圧着固定された領域を介して高伝熱層12から放熱板24に効率よく熱が伝搬する。
このように、基板14の下面に露出した高伝熱層12と放熱板24とを圧着固定することで、GaAsFET15で発生した熱を効率よく放熱板24へと伝搬させることが可能となる。
なお、本実施形態における変形例を図8に示す。図8は、第5の実施形態の変形例である半導体装置を示す要部の下面図である。図8に示すように、高伝熱層12の露出領域が基板14の下面の周辺部の一部に設けられている構造であっても、この圧着固定された領域を介して高伝熱層12から放熱板24に効率よく熱を伝搬させることが可能となる。
また、本実施形態において、放熱板24上に載置される半導体装置は、図5に示す第4の実施形態に係る半導体装置であっても、同様の効果を得ることができる。
以上に、本発明の実施の形態を示したが、実施の形態はこれらに限るものではない。
例えば、上述した本発明の実施の形態においては発熱素子としてGaAsFET15を用いて説明したが、本発明は、図1又は図2に示した基板14上に、MMIC(Monolithic Microwave Integrated Circuit:モノリシックマイクロ波集積回路)を載置した場合においても適用可能である。図9に、MMICを適用した場合の半導体装置を示す。
図9は、内部にMMICを含む半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の要部の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。
図9に示す半導体装置は、図2に示す基板14とほぼ同様の構造であり、この基板14上にMMIC26が載置されている。ただし、図2においては第2のベース基板13上に側壁20が設けられていたが、図9に示す半導体装置においては、側壁部20´も含めて第2のベース基板13と一体形成されている。また、この載置されたMMIC26は、共に側壁部20´を貫通して形成された入力用線路19−1及び出力用線路19−2とワイヤ18で接続されている。
このように構成された半導体装置は、MMIC26の動作時に発生した熱を、この下部に設けられた第2のベース層13を介して、高伝熱層12へと伝搬する。高伝熱層12は第2のベース層13よりも高い熱伝導率を有するため、高伝熱層12へ伝搬された熱は、第2のベース層13より早く伝熱し、この下部に設けられた第1のベース層11を介して、外部へと放熱される。
このように、第1のベース層11と第2のベース層13の間に、これらより高い熱伝導率を有する高伝熱層12を設けることにより、MMIC26から底面までの熱抵抗を低下させることが可能となるため、高い放熱効果を得ることができる。さらには、上述したように放熱効果に優れているため、従来よりも高電力の半導体素子を使用することが可能となる。
なお、図9に示す半導体装置においては、基板14の下面から露出した高伝熱層12は、基板14の周辺部に設けられていたが、RF特性を考慮して図10に示すように、基板14の下面の一部に高伝熱層12を露出させても、従来より高い放熱効果を得ることができる。
また、上述した実施形態においては、第1、第2の誘電体基板16−1、16−2としてセラミックを使用した例について説明した。しかし第1、第2の誘電体基板16−1、16−2は他の材料を使用した場合であってもよく、例えば従来技術のように、ベース基板よりも高い熱伝導率の誘電体を使用することで、より高い放熱効果を得ることも可能である。
また、上述した実施形態においては、回路パターンとして入力整合回路17−1及び出力整合回路17−2が形成された場合について説明した。しかし、回路パターンはこれら入力整合回路17−1及び出力整合回路17−2に限らない。例えは、これら入力整合回路17−1及び出力整合回路17−2上に、さらに高調波を抑圧するための回路が設けられたスタブ構造を有する回路であってもよい。
また、上述した実施形態においては、高伝熱層12としてカーボンナノチューブを使用した例について説明した。しかし高伝熱層12は、ベース基板よりも熱伝導率が高い材料であればよく、例えばダイヤモンド、シリコンカーバイド、サファイヤ、窒化アルミニウム、カーボンナノチューブ、カーボンファイバ、グラファイトシート等を使用してもよい。
本発明の第1の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。 本発明の第2の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。 第2の実施形態の変形例である半導体装置を示す下面図である。 本発明の第3の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。 本発明の第4の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。 第4の実施形態の変形例である半導体装置を示す下面図である。 本発明の第5の実施形態である半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の要部の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。 第5の実施形態の変形例である半導体装置を示す要部の下面図である。 本発明の他の実施形態である、内部にMMICを含む半導体装置であり、同図(a)に、この半導体装置の上面図を示し、同図(b)に、この半導体装置の下面図を示し、同図(c)に、同図(a)の破線A−A´に沿った構造断面図を示す。 本発明の他の実施形態の変形例である半導体装置を示す下面図である。
符号の説明
11・・・第1のベース基板
12・・・材料層
13・・・第2のベース基板
14・・・基板
15・・・GaAsFET
16−1・・・第1の誘電体基板
16−2・・・第2の誘電体基板
17−1・・・入力整合回路
17−2・・・出力整合回路
18・・・ワイヤー
19−1・・・入力用線路
19−2・・・出力用線路
20・・・側壁
20´・・・側壁部
21・・・蓋
22・・・ベース基板
23・・・フランジ部
24・・・放熱板
25・・・ネジ
26・・・MMIC

Claims (6)

  1. 金属製の第1のベース基板と、
    この第1のベース基板上に形成され、前記第1のベース基板よりも熱伝導率が高い材料からなる高伝熱層と、
    この高伝熱層上に形成され、前記第1のベース基板と同じ金属で形成された第2のベース基板と、
    で構成された基板と、
    この基板上に載置された半導体チップと、
    前記高伝熱層上に載置され、上部に第1の回路パターンが形成された第1の誘電体基板と、
    前記高伝熱層上に載置され、上部に第2の回路パターンが形成された第2の誘電体基板と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 金属製のベース基板と、
    このベース基板の一部に形成され、前記ベース基板よりも熱伝導率が高い材料からなる高伝熱層と、
    で構成された基板と、
    前記ベース基板上に載置された半導体チップと、
    前記高伝熱層上に載置され、上部に第1の回路パターンが形成された第1の誘電体基板と、
    前記高伝熱層上に載置され、上部に第2の回路パターンが形成された第2の誘電体基板と、
    を具備することを特徴とする半導体装置。
  3. 前記高伝熱層は、前記基板の下面の一部に露出していることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の半導体装置。
  4. 前記基板の下面の一部に露出した前記高伝熱層の一部と、この高伝熱層上に形成されたベース基板の一部とで構成されたフランジ部を有する請求項3に記載された半導体装置と、
    この半導体装置が載置された放熱板と、
    を具備し、
    前記フランジ部の前記高伝熱層が、前記放熱板にネジで圧着固定可能なように、フランジ部に穴もしくは切り欠きを有することを特徴とする半導体装置。
  5. 前記第1の回路パターンは入力用整合回路であり、前記第2の回路パターンは出力用整合回路であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 前記高伝熱層は、ダイヤモンド、シリコンカーバイド、サファイヤ、窒化アルミニウム、カーボンナノチューブ、カーボンファイバ、グラファイトシートのいずれかで形成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体装置。
JP2008064328A 2008-03-13 2008-03-13 半導体装置 Expired - Fee Related JP5072667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064328A JP5072667B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008064328A JP5072667B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009224380A true JP2009224380A (ja) 2009-10-01
JP5072667B2 JP5072667B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=41240893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008064328A Expired - Fee Related JP5072667B2 (ja) 2008-03-13 2008-03-13 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5072667B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142230A1 (ja) 2010-05-12 2011-11-17 本田技研工業株式会社 エアバッグ装置
JP2011239338A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Toshiba Corp 高周波回路
JP2015506118A (ja) * 2011-11-14 2015-02-26 レイセオン カンパニー 能動電子走査アレイ(aesa)カード
US9172145B2 (en) 2006-09-21 2015-10-27 Raytheon Company Transmit/receive daughter card with integral circulator

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH718513A1 (fr) 2021-04-07 2022-10-14 Mft Dhorlogerie Audemars Piguet Sa Dispositif de sélection et d'actionnement de plusieurs fonctions d'un mouvement horloger.

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685095A (ja) * 1992-09-04 1994-03-25 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波集積回路
JPH10330177A (ja) * 1997-05-30 1998-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属−グラファイト複合体及びそれを用いた放熱体
JP2002252299A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2008004760A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Kyocera Corp 配線基板および電子装置
JP2008028352A (ja) * 2006-06-02 2008-02-07 Nec Lighting Ltd 電子機器および電子機器の製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685095A (ja) * 1992-09-04 1994-03-25 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波集積回路
JPH10330177A (ja) * 1997-05-30 1998-12-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金属−グラファイト複合体及びそれを用いた放熱体
JP2002252299A (ja) * 2001-02-26 2002-09-06 Kyocera Corp 半導体素子収納用パッケージおよび半導体装置
JP2008028352A (ja) * 2006-06-02 2008-02-07 Nec Lighting Ltd 電子機器および電子機器の製造方法
JP2008004760A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Kyocera Corp 配線基板および電子装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9172145B2 (en) 2006-09-21 2015-10-27 Raytheon Company Transmit/receive daughter card with integral circulator
WO2011142230A1 (ja) 2010-05-12 2011-11-17 本田技研工業株式会社 エアバッグ装置
JP2011239338A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Toshiba Corp 高周波回路
JP2015506118A (ja) * 2011-11-14 2015-02-26 レイセオン カンパニー 能動電子走査アレイ(aesa)カード

Also Published As

Publication number Publication date
JP5072667B2 (ja) 2012-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6421050B2 (ja) 半導体装置
JP4504401B2 (ja) 半導体パッケージ
JP5072667B2 (ja) 半導体装置
JP4735446B2 (ja) 半導体装置
JP4695484B2 (ja) 半導体装置
JP2020181837A (ja) 半導体デバイスの放熱構造及びその製造方法、増幅器
JP2007324016A (ja) 誘導加熱装置
CN107611111B (zh) 半导体模块、电力转换装置
JP4575147B2 (ja) 半導体装置
JP2010186959A (ja) 半導体パッケージおよびその作製方法
JP2856192B2 (ja) 半導体装置
JP2007012718A (ja) 電子部品収納用パッケージおよび電子装置
US10141238B1 (en) Semiconductor power device including adjacent thermal substrate for thermal impedance reduction
JP7063186B2 (ja) 化合物半導体装置、化合物半導体装置の製造方法及び増幅器
TWI317547B (en) Substrate with heat-dissipating dummy pattern for semiconductor packages
JP2008311527A (ja) 高周波半導体回路
JP2016162988A (ja) 半導体装置
JP2017045959A (ja) 高周波半導体装置用パッケージおよび高周波半導体装置
JP2006179791A (ja) 半導体装置
JP2020088468A (ja) 増幅器及び増幅装置
JP5663999B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5948693B2 (ja) パッケージ
JP2010098144A (ja) リードフレーム及び半導体装置
KR20220051588A (ko) 증폭기 회로용 트랜지스터의 실장구조
JP2019047094A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120821

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees