JP2009210909A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成を開始するまでの待機時間を短縮させることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】メインコントローラ30が、帯電させた感光体にレーザ光を照射するLSU35を、不揮発性メモリ36から読み出した制御データに基づいて駆動制御する。また、メインコントローラ30は、形成すべき画像に対応する静電潜像を感光体に形成するようにLSU35に感光体にビーム光を照射させる。そして、制御部は、画像読取部32を介してメインコントローラ30がLSU35を制御するタイミングと異なるタイミングで不揮発性メモリ36から制御データを読み出す。制御部は、読み出した制御データに基づいて、LSU35を駆動制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、感光体にビーム光を照射して画像を形成する画像形成装置に関する。
レーザプリンタは、帯電させた感光体と、画像データに従って感光体にレーザ光を照射するレーザスキャニングユニット(以下、LSU(Laser Scanning Unit)と言う)とを備えている。感光体は、レーザ光が照射されることで、照射部分の電荷が消され、消された部分にマイナスに帯電したトナーが付着される。そして、感光体に付着したトナーを用紙に転写させた後、熱と圧力とで定着させることで画像データに対応する印刷が行われる。LSUは、一般的には、レーザプリンタが有する各機器を制御するメインコントローラにより制御される。メインコントローラが生成し又は不揮発性メモリから読み出した画像データ及び制御指令データに基づいてLSUを動作させることで、画像印刷が行われる(例えば、特許文献1)。
特開昭61−177255号公報
ところで、メインコントローラは、レーザプリンタの起動時に、起動時の初期処理、例えば、メモリの記録内容の消去及びレーザプリンタの各機器との接続確認などの処理を行う。その後、メインコントローラは、LSUを含む各機器を動作開始状態にするための処理を実行する。即ち、各機器は、メインコントローラが初期処理を終了しない限り動作開始状態とならない。このため、レーザプリンタを起動してから画像形成を開始するまでの待機時間が長くなるといった問題があった。そして、近年のレーザプリンタは高機能化が進んでおり、高機能化に伴い複雑な処理となるため、前記問題が顕著に現れる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像形成を開始するまでの待機時間を短縮させることができる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、帯電させた感光体にビーム光を照射する照射手段を、記憶手段から読み出した制御データに基づいて駆動制御する第1制御手段が、形成すべき画像に対応する静電潜像を前記感光体に形成するように前記照射手段にビーム光を照射させる画像形成装置において、前記第1制御手段が前記照射手段を制御するタイミングと異なるタイミングで、前記記憶手段から制御データを読み出す読出手段と、該読出手段が読み出した制御データに基づいて、前記照射手段を駆動制御する第2制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、第1制御手段が、記憶手段から読み出した制御データに基づいて、感光体にビーム光を照射する照射手段を駆動制御し、形成すべき画像の静電潜像を感光体に形成する。また、第2制御手段が、第1制御手段による制御と異なるタイミングで記憶手段から読み出された制御データに基づいて、照射手段の駆動を制御する。
本発明に係る画像形成装置は、前記記憶手段は、停止状態の前記照射手段がビーム光の照射が可能な待機状態となるように、前記第2制御手段に初期処理を実行させる制御データを記憶しており、前記第1制御手段は、自身を停止状態から前記照射手段の制御が可能な状態に移行する移行処理を行い、前記読出手段は、前記第1制御手段が前記移行処理を実行している間に、前記初期処理を実行させる制御データを前記記憶手段から読み出す構成としてあることを特徴とする。
本発明においては、照射手段をビーム光の照射が可能な状態にする初期処理を実行させる制御データが記憶手段に記憶されており、第1制御手段が自身を停止状態から照射手段の制御が可能な状態に移行する移行処理を実行している間に、第2制御手段が、記憶手段に記憶された制御データに基づいて初期処理を実行する。これにより、第1制御手段による移行処理と、第2制御手段による初期処理とを並行して実行することができ、画像形成が開始されるまでの待機時間を短縮させることができる。
本発明に係る画像形成装置は、前記記憶手段は、ビーム光を照射し前記感光体にテストパターンの静電潜像を形成するよう、前記第2制御手段に前記照射手段を制御させる制御データを記憶しており、前記テストパターンの静電潜像に基づいて、前記照射手段が照射するビーム光の調整を行う調整手段をさらに備えることを特徴とする。
本発明においては、テストパターンの静電潜像を形成するよう照射手段を制御させる制御データが記憶手段に記憶されており、形成されたテストパターンの静電潜像に基づいて、ビーム光の調整を行う。これにより、第1制御手段とは独立してビーム光の調整が可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、記録媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送された記録媒体上に前記感光体に形成された静電潜像を転写して、前記記録媒体上に画像を形成する形成手段とをさらに備え、前記読出手段は、前記搬送手段により前記記録媒体が前記形成手段に搬送されるまでに、前記テストパターンの静電潜像を前記照射手段に形成させる制御データを前記記憶手段から読み出す構成としてあることを特徴とする。
本発明においては、第2制御手段は、記録媒体が形成手段に搬送されるまでに、テストパターンの静電潜像を形成するよう照射手段を制御する。これにより、複数の記録媒体に画像を形成する場合に、一の記録媒体に画像を形成し、次の記録媒体が形成手段に送出されるまでに、ビーム光の調整を行うことが可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記調整手段は、前記照射手段が照射するビーム光の前記感光体における照射位置を調整する構成としてあることを特徴とする。
本発明においては、感光体に形成されたテストパターンの静電潜像に基づいて、照射手段が照射するビーム光の感光体における照射位置を調整する。これにより、第1制御手段が他の処理を行っている間でも画像の位置調整が可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記形成手段は、前記感光体に形成された静電潜像にトナーを付着させ、記録媒体上に転写し、前記調整手段は、前記照射手段が照射するビーム光の強度を調整し、静電潜像に付着させるトナーの濃度を調整する構成としてあることを特徴とする。
本発明においては、感光体に形成されたテストパターンの静電潜像に基づいて、記録媒体上に転写するときに感光体に形成された静電潜像に付着させるトナーの濃度を調整する。これにより、第1制御手段が他の処理を行っている間でもトナー濃度の調整が可能となる。
本発明に係る画像形成装置は、前記記憶手段は着脱可能であることを特徴とする。
本発明においては、制御データを記憶する記憶手段が着脱可能であるため、記憶手段の交換などが可能となり、複数の制御データにより照射手段を制御できる。
本発明に係る画像形成装置は、前記照射手段は着脱可能であって、前記記憶手段は、該照射手段と共に着脱されるよう、前記照射手段に設けられていることを特徴とする。
本発明においては、着脱可能な照射手段に記憶手段が設けられているため、照射手段を画像形成装置に装着すると同時に、記憶手段の装着も可能となる。この結果、記憶手段の装着が容易になる。
本発明では、第1制御手段が照射手段を制御しない、若しくは制御できない場合であっても、第2制御手段により、記憶手段に記憶された制御データに基づいて照射手段を制御できる。即ち、照射手段は、第1制御手段とは独立して動作することが可能となる。例えば、第1制御手段が電源投入後に初期動作を行っている場合、又は画像処理を行っている場合であっても、照射手段を動作させることができる。これにより、画像形成を開始してから終了するまでの処理時間を短縮でき、その結果、ユーザの待機時間を短縮することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。図1は、一部内部を視認可能に透視した側面図である。
本実施の形態に係る画像形成装置は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート21(記録媒体)に対して多色及び単色の画像を印字(形成)する。画像形成装置は、各機器を収容する筐体10と、筐体10の上部に設けられた自動原稿処理装置20とにより構成されている。
筐体10の上部には、載置された原稿を読み取る読取台10aが形成されている。読取台10aの上側には自動原稿処理装置20が設けられている。自動原稿処理装置20は、読取台10aに自動で原稿を搬送する。また自動原稿処理装置20は矢印M方向に回動自在に構成され、読取台10aの上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
筐体10の下部には、露光ユニット1が配設されている。露光ユニット1は、レーザ光を鉛直上向きに照射する照射部1aを有している。露光ユニット1の上方には感光体ドラム2が配置されており、照射部1aは、感光体ドラム2の表面に対してレーザ光を照射する。照射部1aは、半導体レーザ等を使用するレーザ方式でもよく、LED(Light-Emitting Diode)アレイを使用するLED方式でもよい。
感光体ドラム2の近傍には、感光体ドラム2の表面を所定の電位に均一に帯電させる帯電器3が設けられている。帯電器3は、チャージャ型、接触型のローラ型又はブラシ型の帯電器等を用いることができる。表面が帯電した感光体ドラム2に照射部1aからレーザ光を照射することで、感光体ドラム2の表面に静電潜像を形成することができる。現像器4は、感光体ドラム2上に形成された静電潜像にトナーを付着させる。クリーナユニット5は、感光体ドラム2上の表面に残留したトナーを除去及び回収する。
なお、本実施の形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナーがあり、感光体ドラム2、帯電器3、現像器4及びクリーナユニット5は、各色に応じてそれぞれ4個ずつ設けられている。
感光体ドラム2の上方には中間転写ベルトユニット6が配設されている。中間転写ベルトユニット6は、ベルト61、駆動ローラ62、従動ローラ63、ローラ64、及びベルトクリーニングユニット65を備えている。ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4つ設けられている。
ベルト61は、駆動ローラ62、従動ローラ63及び4つのローラ64に張架されて回転駆動される。ベルト61は、各感光体ドラム2に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム2に形成された各色のトナー像をベルト61に順次的に重ねて転写することによって、ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム2からベルト61へのトナー像の転写は、ベルト61の裏側に接触しているローラ64によって行われる。ローラ64には、トナー像をベルト61上に転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM又は発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述の様に各感光体ドラム2上でYMCKの各色相に応じて顕像化された静電像はベルト61で積層される。このように、積層された画像情報はベルト61の回転によって、用紙とベルト61の接触位置に配置される転写ローラ7によって用紙上に転写される。
転写ローラ7は、所定圧力でベルト61に圧接すると共に、転写ローラ7にはトナーを用紙に転写させるための電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。なお、圧力を定常的に得るために転写ローラ7又は駆動ローラ62の何れか一方は、硬質材料(金属等)としてあり、他方は弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ又は発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、感光体ドラム2に接触することによりベルト61に付着したトナー、又は転写ローラ7によって用紙上に転写が行われずベルト61上に残存したトナーは、以降の印刷処理でトナーの混色を発生させる原因となるために、ベルトクリーニングユニット65によって除去及び回収される。ベルトクリーニングユニット65には、ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触するベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
露光ユニット1の下方には、画像形成に使用するシート21を蓄積しておくための給紙カセット11が設けられている。また、中間転写ベルトユニット6の上方には、印刷済みのシート21を集積するための排紙トレイ12が設けられている。そして、筐体10は、シート21を、給紙カセット11から転写ローラ7及び定着ユニット8を経由させて排紙トレイ12に送るための用紙搬送路13が形成されている。用紙搬送路13の近傍には、シート21の搬送を促進及び補助するための複数の小型の搬送ローラ14a〜14cが配されている。
定着ユニット8は、ヒートローラ81及び加圧ローラ82を備えており、ヒートローラ81及び加圧ローラ82は、シート21を挟んで回転するようになっている。またヒートローラ81は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ82とともにトナーをシート21に熱圧着することにより、シート21に転写された多色トナー像を溶融、混合及び圧接し、シート21に対して熱定着させる機能を有している。またヒートローラ81を外部から加熱するための外部加熱ベルト83が設けられている。
図2は、画像形成装置の構成を模式的に示すブロック図である。画像形成装置は、メインコントローラ(第1制御手段)30、負荷制御部31、画像読取部32、読取センサ33、LSU制御部34、LSU35、不揮発性メモリ36及びリセットIC37を備えている。
メインコントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等を有するマイクロコンピュータであり、画像形成装置全体の制御を行う。メインコントローラ30は、負荷制御部31を制御する信号を出力し、負荷制御部31が取得したデータを負荷制御部31から入力する。また、メインコントローラ30は、印字すべき画像の画像データを生成し、LSU制御部34に画像データを含む印字指令信号、その他、LSU制御部34又はLSU35を駆動制御する制御信号を出力する。なお、メインコントローラ30は、画像データの生成時に、RGBデータをYMCKデータに変換する処理を行う。
負荷制御部31は、図1で説明した現像器4、中間転写ベルトユニット6及び搬送ローラ14a〜14c等の駆動系負荷31aの動作を制御する。画像読取部32は、読取台10aに載置された原稿を読み取る。読み取り結果はメインコントローラ30に出力され、メインコントローラ30において画像データが生成される。
読取センサ33は、帯電させた感光体ドラム2の表面に形成された画像調整用のテストパターンである静電潜像を読み取る。画像調整用のテストパターンには、例えば、トナー濃度を調整するためのテストパターン、及びLSU35が照射するレーザ光の走査方向位置及び焦点位置を調整するためのテストパターンがある。読取センサ33が読み取った結果はメインコントローラ30に出力され、メインコントローラ30は、読取結果に基づいてトナー濃度及びレーザ光の位置を調整する。
読取センサ33は、テストパターンの濃度差を正確に検知可能な高感度の光センサが使用され、LED等から成る発光部と、感光体ドラム2に反射した発光部からの光を受光するCCD(Charge Coupled Devices)素子等から成る受光部とを備える反射式検知センサなどにより構成される。そして、メインコントローラ30は、例えば、受光部が受光した光の強度からトナー濃度を算出し、トナー濃度が低い場合、レーザ光の光量を高く設定し、トナー濃度が高い場合、レーザ光の光量を低く設定する。また、メインコントローラ30は、読取センサ33が読み取ったテストパターンの位置から、LSU35のレーザ光の走査方向の位置又は焦点位置の調整を行う。
LSU制御部34は、メインコントローラ30から印字指令信号などの制御信号を受信した場合に、不揮発性メモリ36から制御データを読み出す。また、LSU制御部34は、印字指令信号を受信した場合、印字指令信号に含まれる画像データに基づいてLSU35のレーザダイオードの点灯及び走査方向を制御し感光体ドラム2にレーザ光を照射させ、感光体ドラム2の表面に静電潜像を形成する。
なお、LSU制御部34は、制御データに基づいてLSU35を駆動制御する。そして、LSU制御部34は、メインコントローラ30から制御信号を受信したタイミング、又は、制御信号を受信するタイミングとは異なるタイミングで、不揮発性メモリ36に記憶される制御データを読み出す。LSU制御部34については後に詳述する。
LSU35は、ポリゴンモータ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、レーザダイオード及びミラー等で構成され、LSU制御部34により制御され、レーザ光を感光体ドラム2へ照射し、感光体ドラム2の表面に静電潜像を形成する。形成された静電潜像は、図1で説明した現像器4などによりトナーによって可視像化され、転写ローラ7により搬送されたシート21に転写され、その後、定着ユニット8においてシート21上の可視像が定着される。
不揮発性メモリ36は、フラッシュメモリ又はEPROM(Erasable Programmable ROM)であって、制御データが記憶されている。制御データは、LSU制御部34により読み出され、LSU制御部34がLSU35を制御する際に用いられる。なお、不揮発性メモリ36は、着脱可能に画像形成装置に装着することができ、不揮発性メモリ36の交換などが可能である。
リセットIC37は、画像形成装置の電源が投入されたときにLSU制御部34にリセット信号を出力する。LSU制御部34は、リセットIC37からリセット信号が出力されることで、後述する処理を開始する。
次に、LSU制御部34についてさらに詳述する。図3は、LSU制御部34が有する機能を模式的に示すブロック図である。LSU制御部34は、制御部(第2制御手段)340、読取部341、設定部342、パターン発生部343、領域指定部344、LSU駆動部345、並びに、メインコントローラ30とデータの入出力を行う入力部346及び出力部347を有している。
制御部340は、リセットIC37からリセット信号が入力されることで、動作を開始する。そして、制御部340は、メインコントローラ30からの制御信号に基づいて、LSU制御部34を駆動制御する。例えば、制御部340は、制御信号が印字指令信号である場合、印字指令信号に含まれる画像データに対応する静電潜像を感光体ドラム2に形成するようにLSU駆動部345を介してLSU35を駆動制御する。
読取部341は、不揮発性メモリ36が接続されているか否かの検出を行い、不揮発性メモリ36へのアクセスを行う。そして、読取部341は、LSU制御部34の起動時、即ちリセットIC37からのリセット信号の受信時、及びシート21への印字の終了後に、不揮発性メモリ36より制御データを読み出す。読取部341に読み出された制御データは、設定部342に書き込まれる。シート21への印字の終了後は、例えば、連続して複数のシート21に画像を印字する場合、一つのシート21への印字が終了し、次のシート21が転写ローラ7に搬送されるまでの間を含む。
不揮発性メモリ36には、0番地から順にアドレスが割り当てられており、読取部341は、LSU制御部34が起動された後、不揮発性メモリ36のアドレスの0番地から順次読み出しを行う。また、読取部341は、シート21への印字の終了後は、メインコントローラ30から出力される制御信号により指定されるアドレスの番地に従い、不揮発性メモリ36からデータの読み出しを行う。
また、読取部341は、印字開始時、即ち、メインコントローラ30からの印刷指令信号受信時にも不揮発性メモリ36より制御データを読み出す。印刷指令信号には、アドレスの番地を含んでおり、読取部341は、印刷指令信号に含まれる番地に従い不揮発性メモリ36から制御データを読み出す。
設定部342は、LSU制御部34のレジスタ群であって、読取部341が読み出した制御データが書き込まれる。パターン発生部343は、設定部342の設定に従って、任意のトナー濃度調整用及びレーザ光の焦点位置調整用のテストパターンデータを発生する。LSU35は、テストパターンデータに基づいて、画像調整用のテストパターンである静電潜像を感光体ドラム2の表面に形成する。
領域指定部344は、シート21に対して形成する画像の出力領域を形成するための垂直同期信号及び水平同期信号などの画描制御信号を発生する。これらの信号はパターン発生部343、LSU駆動部345及びメインコントローラ30に出力される。例えば、画描制御信号が領域指定部344からパターン発生部343に出力され、この画描制御信号に基づき、LSU35が点灯制御されて所定の画像調整用のテストパターンである静電潜像が感光体ドラム2に形成される。
LSU駆動部345は、制御部340に従いLSU35を制御する。例えば、LSU駆動部345は、メインコントローラ30から出力された印刷指令信号に含まれる画像データをPWM変換しLSU35に出力する。また、LSU駆動部345は、パターン発生部343から出力されるテストパターンデータに基づいてLSU35を制御する。例えば、LSU駆動部345は、テストパターンデータをPWM変換しLSU35に出力する。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
なお、LSU駆動部345は、メインコントローラ30からの印刷指令信号に含まれる画像データとパターン発生部343から出力されるパターンデータとを重ね合わせ、その結果に基づいてLSU35を制御してもよい。
また、LSU駆動部345は、設定部342の設定内容に従い、画像の非印字処理を行う。非印字処理とは、1ラインもしくは1画面の画像データの先端と後端の一部をマスク(隠す)して非画像領域(ボイド領域)を形成する処理である。
図4は、画像調整用のテストパターンの静電潜像を感光体ドラム2に書き込む場合の画描制御信号の出力タイミングを示す図である。
リセットIC37によるリセット信号によりLSU制御部34にリセットがかかり、後述の図6に示すLSU動作処理を開始する。そして、読取部341は、不揮発性メモリ36から制御データを読み出し、設定部342へ制御データの書き込みを行う。その後、領域指定部344において発生された各種画描制御信号がパターン発生部343に出力される。画描制御信号は、用紙の搬送方向における出力画像の始まりを示す垂直同期信号(VSYNC)、出力画像の各ラインの始まりを示す水平同期信号(HSYNC)、副走査方向の有効画像領域を示す信号(LINEGT)、及び主走査方向の有効画像域を示す信号(DOTGT)がある。LINEGT及びDOTGTが共にアクティブとなる箇所が出力画像領域となる。LINEGT及びDOTGTにより、1ラインもしくは1画面の画像データの先端と後端との一部をマスク(隠す)して非画像領域(ボイド領域)を形成できる。LSU駆動部345は、画描制御信号に基づき、LSU35を点灯制御し、画像調整用のテストパターンである静電潜像を感光体ドラム2の表面に書き込む。なお、感光体ドラム2、帯電器3、及び現像器4などは別途動作制御されており、書き込まれた感光体ドラム2の表面に形成された静電潜像が、読取センサ33により読み取られて記録される。メインコントローラ30の起動後、記録された読取センサ33の出力に基づいてトナー濃度調整及び画像形成位置調整がメインコントローラ30により実施される。
次に、設定部342に書き込む制御データを記憶する不揮発性メモリ36について説明する。図5は、制御データを記憶する不揮発性メモリ36を説明するための模式図である。
設定部342の記憶領域にはアドレスが割り当てられており、不揮発性メモリ36には、設定部342のアドレスとそのアドレス先に書き込むべきデータが1セット(計2バイト)で記憶されている。例えば、図5に示すように、不揮発性メモリ36のアドレス「0番地」の領域には設定部342のアドレス1が記憶され、アドレス「1番地」の領域には設定部342のアドレス1に書き込むべき書込データ1が記憶されている。即ち、不揮発性メモリ36のアドレス「2N−2番地」の領域には、設定部342のアドレスNが記憶され、アドレス「2N−1番地」の領域には、設定部342のアドレスNに書き込むべき書込データNが記憶されている。なお、不揮発性メモリ36の最後の番地には、データセットの終了を示すための識別データが記憶されている。識別データは、例えば存在しないアドレスの番地などである。
不揮発性メモリ36に記憶される各書込データは、形成する静電潜像の情報、例えば感光体ドラム2上に形成する静電潜像の位置を示すための情報、及びレーザ光を照射するタイミングに関する情報、例えば、シート21上への画像形成位置を決定する時間、シート21を転写ローラ7に搬送する搬送ローラ14a〜14cの回転開始から非画像領域までの時間などが記憶される。
このように、不揮発性メモリ36の各番地に制御データを格納しておくことで、メインコントローラ30は、不揮発性メモリ36のアドレスをLSU制御部34に指定するだけで、LSU制御部34の設定部342に制御データを設定でき、メインコントローラ30の処理負担を低減できる。
例えば印字しようとする用紙のサイズ、印字解像度、階調に応じて設定部342の設定が異なるが、メインコントローラ30は印字サイズに応じてデータセットのアドレスを設定するだけで設定部342の設定が完了できる。例えば用紙サイズA4とB5の切り換え、印字解像度600dpiと1200dpiの切り換え、階調数の256階調と4階調と2階調の切り換えなどが容易に実行できる。
また、不揮発性メモリ36に電源投入時にLSU35に初期動作を実行させる制御データを格納しておき、制御部340が、電源投入時にその制御データが格納されるアドレスを指定することで、制御部340は、メインコントローラ30とは独立してLSU35に初期動作を実行させることが可能となる。これにより、メインコントローラ30とLSU制御部34とが並行して処理を実行することができ、処理時間を短縮することが可能となる。
なお、本実施の形態では、上述のように、LSU制御部34が起動された後、不揮発性メモリ36のアドレスの0番地から順次読み出しが行われる。このため、不揮発性メモリ36のアドレスの0番地及び1番地には、LSU35を、レーザ光の照射が可能な待機状態にする制御データが記憶されている。これにより、LSU制御部34の起動直後、LSU制御部34は、メインコントローラ30とは独立して、停止状態であったLSU35を待機状態へと移行させることができる。
次に、上述のように構成される画像形成装置の動作について説明する。
図6は、LSU動作処理を示すフローチャートである。制御部340は、リセットIC37からリセット信号が出力されることで、図6に示すLSU動作処理を開始する。
制御部340は、まず、不揮発性メモリ36からの応答を受信するための通信を行う(S1)。そして、制御部340は、不揮発性メモリ36からの応答があるか否かを判定する(S2)。不揮発性メモリ36からの応答がない場合(S2:NO)、制御部340は、不揮発性メモリ36が接続されていないと判断し、本処理を終了する。
不揮発性メモリ36からの応答がある場合(S2:YES)、制御部340は、不揮発性メモリ36が接続されていると判断し、nを「0」にし(S3)、不揮発性メモリ36から読み出すアドレスをn番地に設定する(S4)。次に、制御部340は、不揮発性メモリ36のアドレスのn番地からデータを読み出す(S5)。具体的には、上述のように、不揮発性メモリ36には、設定部342のアドレスとそのアドレスに書き込むデータが1セット(計2バイト)で記憶されている。そして、制御部340は、アドレスn番地及びアドレスn+1番地から2バイトのデータを読み出す。
即ち、制御部340は、本処理開始時には、不揮発性メモリ36のアドレスの0番地及び1番地からデータを読み出すこととなる。上述のように、不揮発性メモリ36のアドレスの0番地及び1番地には、LSU35を、レーザ光の照射が可能な待機状態にする制御データが記憶されている。従って、制御部340は、本処理を開始することで、メインコントローラ30からの信号を受信することなく、LSU35を駆動可能にすることができる。
次に、制御部340は、不揮発性メモリ36から読み出したデータが終了識別データであるか否かを判定する(S6)。終了識別データの場合(S6:YES)、制御部340は、後述するS10のメイン制御処理を実行する。
終了識別データでない場合(S6:NO)、制御部340は、不揮発性メモリ36から読み出したデータを設定部342に書き込む(S7)。不揮発性メモリ36のアドレスn番地には、設定部342のアドレスNが記憶されている。そして、制御部340は、設定部342のアドレスNに、不揮発性メモリ36のアドレスn+1番地に記憶されている制御データを書き込む。
次に、制御部340は、nを「n+2」とする(S8)。例えば、nが1の場合、nは3となる。そして、制御部340は、メインコントローラ30からの割り込みがあるか否かを判定する(S9)。割り込みがなければ(S9:NO)、制御部340は、処理をS4に移し、上述の動作を繰り返す。割り込みがある場合(S9:YES)、制御部340は、S10のメイン制御処理を実行する。そして、制御部340は、メイン制御処理終了後、本処理を終了する。
図7は、メイン制御処理の動作を示すフローチャートである。
制御部340は、メインコントローラ30から制御信号を受信したか否かを判定する(S20)。メインコントローラ30から制御信号を受信していない場合(S20:NO)、制御部340は、処理をS27に移す。メインコントローラ30から制御信号を受信した場合(S20:YES)、制御部340は、受信した制御信号に基づいてnの値を設定し(S21)、不揮発性メモリ36から読み出すアドレスをn番地に設定する(S22)。
次に、制御部340は、不揮発性メモリ36のアドレスのn番地からデータを読み出し(S23)、不揮発性メモリ36から読み出したデータが終了識別データであるか否かを判定する(S24)。終了識別データの場合(S24:YES)、制御部340は、後述するS27のメイン制御処理を実行する。終了識別データでない場合(S24:NO)、制御部340は、不揮発性メモリ36から読み出したデータを設定部342に書き込む(S25)。具体的には、制御部340は、アドレスn番地及びアドレスn+1番地から2バイトのデータを読み出す。そして、制御部340は、不揮発性メモリ36のアドレスn番地に記憶される「設定部342のアドレスN」に、不揮発性メモリ36のアドレスn+1番地に記憶されている制御データを書き込む。
次に、制御部340は、nを「n+2」とする(S26)。例えば、nが1の場合、nは3となる。制御部340は、処理をS22に移し、上述の動作を繰り返す。これにより、制御部340は、メインコントローラ30から制御データを受信することなく、不揮発性メモリ36のアドレスが指定されるだけで、LSU35を駆動制御できる。例えば、連続して複数のシート21に画像を印字する場合、一のシート21の印刷後、次のシート21の印刷前までに、制御部340は、メインコントローラ30から出力された制御信号に基づいてLSU35を駆動制御することができる。この場合、シート21の搬送時に、メインコントローラ30が画像処理を実行している間に、LSU35の調整を行うことができる。
なお、不揮発性メモリ36には、制御部340に対するコマンド(例えばテストパターンの出力指定)を格納することができる。この場合、コマンドを格納しておくことで、メインコントローラ30からの制御信号を受信することなく、設定部342への書き込みが完了した後すぐに、テストパターンの出力を指示することができる。
その後、制御部340は、電源がオフにされたか否かを判定し(S27)、電源がオフとされた場合(S27:YES)、制御部340は、本処理を終了し、図6のLSU制御処理を終了する。電源がオフとされていない場合(S27:NO)、制御部340は、処理をS20に戻す。
次に、メインコントローラ30とLSU制御部34とのデータの入出力を行うタイミングについて説明する。図8は、用紙間での画描制御信号の出力タイミングを示す図である。図8は、LSU制御部34の動作タイミングを境に、上方にメインコントローラ30が画描制御信号を出力するタイミングを示し、下方にメインコントローラ30とは無関係に領域指定部344が画描制御信号を発生するタイミングを示している。
LSU制御部34は、メインコントローラ30からのコマンドに基づいて、不揮発性メモリ36のデータを読み出し、第1印字(n頁目の画像書き込み)の前にこれから感光体ドラム2へ書き込みを行う画像のサイズなどの各種の設定を設定部342に書き込む。設定部342への書き込みが完了した後、メインコントローラ30に対して画描信号を転送するよう出力要求信号を送る。これにより、LSU駆動部345は、LSU35の点灯制御を行う。
第1印字が終了した後、LSU制御部34は、メインコントローラ30の指示に基づいては不揮発性メモリ36からデータの読み取り、設定部342に書き込みを行うよう、不揮発性メモリ36からの読み出しの際の先頭アドレスの設定と読み込み指示を読取部341に対して指示する。読取部341は、メインコントローラ30の指示に基づき不揮発性メモリ36からデータの読み取り、設定部342に書き込みを実行する。領域指定部344は、この設定部342に基づいて、第1印字とその次の頁の印字である第2印字の間(紙間)に画描制御信号を発生する。これにより、画像調整用のテストパターンである静電潜像が感光体ドラム2の表面に形成される。
その後、LSU制御部34は、第1印字で説明した動作と同様の動作を行い、第2印字を行う。
このように構成したことで、紙間に画像調整用のテストパターンである静電潜像を形成する場合であっても、メインコントローラ30から画像調整用のテストパターンのデータをLSU制御部34に送信する必要が無く、メインコントローラ30はコマンドをLSU制御部34に送信するだけでよく、メインコントローラ30は紙間隔の間に他の処理を実行できる。
以上説明したように、本実施の形態では、不揮発性メモリ36にLSU35を駆動させる制御データを記憶しておき、制御部340が不揮発性メモリ36のアドレスを指定することで、制御データを不揮発性メモリ36から読み出すことができる。即ち、LSU制御部34は、LSU35を、メインコントローラ30とは独立して駆動制御することができる。これにより、メインコントローラ30が他の処理を行っている間であってもLSU35の制御が可能となるため、画像形成を開始してから終了するまでの処理時間を短縮でき、その結果、ユーザの待機時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態では、LSU35は、不揮発性メモリ36に記憶される制御データに基づいて制御されているが、メインコントローラ30からLSU制御部34に出力される制御データによってLSU35を制御するようにしてもよい。また、不揮発性メモリ36から制御データを読み取るタイミングは適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、LSU35及び不揮発性メモリ36はそれぞれ独立しているが、LSU35及び不揮発性メモリ36を一体に構成してもよい。図9は、LSU35及び不揮発性メモリ36を一体にした場合のLSU制御部が有する機能を模式的に示すブロック図である。図9に示すように、LSU35内に不揮発性メモリ36を設置し、LSU35をLSU制御部34に対して着脱(交換)可能とする。そして、LSU35をLSU制御部34に装着すると同時に、不揮発性メモリ36と読取部341とが接続されるようにする。これにより、LSU35が照射するレーザ光の走査速度などの仕様を変更する場合、LSU35を本体に取り付ける際に同時にLSU35に対応する不揮発性メモリ36をLSU制御部34に接続でき、不揮発性メモリ36の交換作業が容易になる。
以上、本発明の好適な実施の形態について、具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施の形態に限定されることはない。
本実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。 画像形成装置の構成を模式的に示すブロック図である。 LSU制御部が有する機能を模式的に示すブロック図である。 画像調整用のテストパターンの静電潜像を感光体ドラムに書き込む場合の画描制御信号の出力タイミングを示す図である。 制御データを記憶する不揮発性メモリを説明するための模式図である。 LSU動作処理を示すフローチャートである。 メイン制御処理の動作を示すフローチャートである。 用紙間での画描制御信号の出力タイミングを示す図である。 LSU及び不揮発性メモリを一体にした場合のLSU制御部が有する機能を模式的に示すブロック図である。
符号の説明
1 露光ユニット
2 感光体ドラム
3 帯電器
4 現像器
30 メインコントローラ
34 LSU制御部
35 LSU
340 制御部
341 読取部
342 設定部

Claims (8)

  1. 帯電させた感光体にビーム光を照射する照射手段を、記憶手段から読み出した制御データに基づいて駆動制御する第1制御手段が、形成すべき画像に対応する静電潜像を前記感光体に形成するように前記照射手段にビーム光を照射させる画像形成装置において、
    前記第1制御手段が前記照射手段を制御するタイミングと異なるタイミングで、前記記憶手段から制御データを読み出す読出手段と、
    該読出手段が読み出した制御データに基づいて、前記照射手段を駆動制御する第2制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶手段は、
    停止状態の前記照射手段がビーム光の照射が可能な待機状態となるように、前記第2制御手段に初期処理を実行させる制御データを記憶しており、
    前記第1制御手段は、
    自身を停止状態から前記照射手段の制御が可能な状態に移行する移行処理を行い、
    前記読出手段は、
    前記第1制御手段が前記移行処理を実行している間に、前記初期処理を実行させる制御データを前記記憶手段から読み出す構成としてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記憶手段は、
    ビーム光を照射し前記感光体にテストパターンの静電潜像を形成するよう、前記第2制御手段に前記照射手段を制御させる制御データを記憶しており、
    前記テストパターンの静電潜像に基づいて、前記照射手段が照射するビーム光の調整を行う調整手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 記録媒体を搬送する搬送手段と、
    該搬送手段により搬送された記録媒体上に前記感光体に形成された静電潜像を転写して、前記記録媒体上に画像を形成する形成手段と
    をさらに備え、
    前記読出手段は、
    前記搬送手段により前記記録媒体が前記形成手段に搬送されるまでに、前記テストパターンの静電潜像を前記照射手段に形成させる制御データを前記記憶手段から読み出す構成としてある
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記調整手段は、
    前記照射手段が照射するビーム光の前記感光体における照射位置を調整する構成としてある
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記形成手段は、
    前記感光体に形成された静電潜像にトナーを付着させ、記録媒体上に転写し、
    前記調整手段は、
    前記照射手段が照射するビーム光の強度を調整し、静電潜像に付着させるトナーの濃度を調整する構成としてある
    ことを特徴とする請求項3から5の何れか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記記憶手段は着脱可能であることを特徴とする請求項1から6の何れか一つに記載の画像形成装置。
  8. 前記照射手段は着脱可能であって、
    前記記憶手段は、
    該照射手段と共に着脱されるよう、前記照射手段に設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか一つに記載の画像形成装置。
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