JP2016179553A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016179553A
JP2016179553A JP2015059637A JP2015059637A JP2016179553A JP 2016179553 A JP2016179553 A JP 2016179553A JP 2015059637 A JP2015059637 A JP 2015059637A JP 2015059637 A JP2015059637 A JP 2015059637A JP 2016179553 A JP2016179553 A JP 2016179553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
unit
laser
image
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015059637A
Other languages
English (en)
Inventor
正樹 市川
Masaki Ichikawa
正樹 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015059637A priority Critical patent/JP2016179553A/ja
Publication of JP2016179553A publication Critical patent/JP2016179553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract


【課題】 一部の光源が破損した場合であっても画像形成処理を継続できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 実施形態によれば、画像形成装置は、複数の光源と、走査部と、検知センサと、レーザ制御部と、切替部とを有する。複数の光源は、像担持体上に静電潜像を形成するレーザ光を発生する。走査部は、レーザ光を主走査方向に走査する。検知センサは、走査部により走査される複数の光源のうちの1つを基準光源として当該基準光源からのレーザ光を検知する。レーザ制御部は、検知センサが基準光源からのレーザ光を検知できた場合、検知センサが検知するレーザ光を基準信号として走査部が走査するレーザ光の各光源を画像データに応じて制御する。切替部は、検知センサが基準光源からのレーザ光を検知できない場合、他の光源を基準光源に切り替える。
【選択図】図7

Description

本実施形態は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、静電潜像を形成するためのレーザ光の光源を有する。画像形成装置のレーザ光の光源は、複数であることもある。複数の光源を有する画像形成装置は、何れか1つの光源からのレーザ光をBD信号として検出する。画像形成装置は、レーザ光の光源が複数あっても、BD信号として検出するレーザ光を発光する1つの光源が破損した場合、動作を停止する。動作を停止した画像形成装置は、破損した光源が修理されるまで使用できない。
特開2011−183801号公報
本発明は、一部の光源が破損した場合であっても画像形成処理を継続できる画像形成装置を提供することを目的とする。
実施形態によれば、画像形成装置は、複数の光源と、走査部と、検知センサと、レーザ制御部と、切替部とを有する。複数の光源は、像担持体上に静電潜像を形成するレーザ光を発生する。走査部は、レーザ光を主走査方向に走査する。検知センサは、走査部により走査される複数の光源のうちの1つを基準光源として当該基準光源からのレーザ光を検知する。レーザ制御部は、検知センサが基準光源からのレーザ光を検知できた場合、検知センサが検知するレーザ光を基準信号として走査部が走査するレーザ光の各光源を画像データに応じて制御する。切替部は、検知センサが基準光源からのレーザ光を検知できない場合、他の光源を基準光源に切り替える。
図1は、実施形態に係る画像形成装置としてのMFPの構成例を示す断面図である。 図2は、実施形態に係るMFPに用いられる露光部の構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係るMFP内に配置された露光部の構成例を示す断面図である。 図4は、実施形態に係るMFPに用いられる複数の光源の一例としての2chレーザアレイの構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係るMFPに用いられる複数の光源の一例としての4chレーザアレイの構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係るMFPにおける制御系の構成例を示すブロック図である。 図7は、実施形態に係るMFPにおける露光部の制御系の構成例を説明するための図である。 図8は、実施形態に係るMFPにおける各光源に対する制御を説明するためのタイミングチャートである。 図9は、実施形態に係るMFPの動作例を説明するためのフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るデジタル複合機(MFP,Multi-Functional Peripheral)の構成例を概略的に示す断面図である。本実施形態に係るデジタル複合機は、画像形成装置を含む装置である。図1に示す例において、デジタル複合機は、スキャナ1、プリンタ2、操作パネル4およびシステム制御部5を有する。
スキャナ1は、原稿の画像を読み取って画像データに変換する装置である。スキャナ1は、たとえば、原稿の読取面における画像を画像データに変換するCCDラインセンサなどにより構成する。スキャナ1は、原稿台ガラス上に載置された原稿をスキャンする機能を有するものであっても良い。また、スキャナ1は、ADF(Auto Document Feeder)が搬送する原稿の画像を読み取る機能を有するものであっても良い。スキャナ1は、たとえば、デジタル複合機の本体上部に設置する。スキャナ1は、システム制御部5により制御される。スキャナ1は、原稿の画像データをシステム制御部5へ出力する。
プリンタ2は、電子写真方式の画像形成装置である。プリンタ2は、記録媒体としての用紙に画像を形成する。画像形成装置としてのプリンタ2は、カラー画像を用紙に印刷するカラー印刷機能と、モノクロ(たとえば、黒)の画像を用紙に印刷するモノクロ印刷機能とを有する。プリンタ2は、複数色(例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の3色)のトナーを用いてカラー画像を形成する。また、プリンタ2は、モノクロ(例えば、黒)のトナーを用いてモノクロ画像を形成する。
図1に示す構成例において、プリンタ2は、給紙カセット20(20A、20B、20C)を有する。給紙カセット20は、画像を印刷する用紙を供給する給紙部である。また、プリンタ2は、給紙部として、手差しトレイなどを有しても良い。たとえば、各給紙カセット20A、20B、20Cは、デジタル複合機本体の下部に着脱可能な状態で設けられる。これらの給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれに設定した種類(例えば、サイズ、紙質)の用紙を収納する。
各給紙カセット20A、20B、20Cは、それぞれピックアップローラ21A、21B、21Cを有する。ピックアップローラ21A、21B、21Cは、各給紙カセット20A、20B、20Cから用紙を一枚ずつ取り出す。ピックアップローラ21A、21B、21Cは、取り出した用紙を複数の搬送ローラなどから構成される搬送路(搬送部)22へ供給する。
搬送部22は、プリンタ2内で用紙を搬送する。たとえば、搬送部22は、ピックアップローラ21A、21B、21Cが取り出した用紙をレジストローラ24へ搬送する。レジストローラ24は、転写ベルト27から用紙に画像を転写するタイミングで、当該用紙を転写位置へ搬送する。搬送部22は、レジストローラ24を通過した用紙を転写位置へ搬送する。搬送部22は、転写位置を通過した用紙を転写位置から定着器29へ搬送する。搬送部22は、定着器29を通過した用紙を排紙部又はADUの何れかへ搬送する。
画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、用紙に転写する画像を形成する。図1に示す構成例において、画像形成部25Yは、イエローのトナーで画像を形成する。画像形成部25Mは、マゼンタのトナーで画像を形成する。画像形成部25Cは、シアンのトナーで画像を形成する。画像形成部25Kは、ブラックのトナーで画像を形成する。
各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、感光体ドラム30(30y、30m、30c、30k)、帯電器31(31y、31m、31c、31k)、現像器32(32y、32m、32c、32k)、転写ローラ33(33y、33m、33c、33k)、クリーナ34(34y、34m、34c、34k)を有する。
感光体ドラム30は、静電潜像が形成される像担持体である。感光体ドラム30は、回転軸により回転する。帯電器31は、感光体ドラム30の表面を所定の電位に帯電させる。現像器32は、感光体ドラム30上に形成された静電潜像をトナーで現像する。転写ローラは、感光体ドラム上で現像されたトナー像を転写ベルトに転写する。クリーナ34は、転写後の感光体ドラムの表面をクリーニングする。
露光部26は、レーザ光により各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)の感光体ドラム30に静電潜像を形成する。露光部26は、画像データに応じて制御するレーザ光をポリゴンミラーなどの光学系を介して感光体ドラム30に照射する。露光部26からのレーザ光は、各感光体ドラム30の表面に静電潜像を形成する。露光部26は、システム制御部5からの制御信号に応じてレーザ光を制御する。
各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、各現像器32により各感光体ドラム30に形成された静電潜像を現像する。各現像器32は、現像ローラを有する現像容器を備える。現像容器は、各色の現像剤としてのトナーを収納する。トナーは、キャリアと共に現像容器内で撹拌されることにより帯電する。現像ローラは、現像バイアスが印加される。現像バイアスが印加された現像ローラは、トナーを感光体ドラム30上の静電潜像に供給する。感光体ドラム30上の静電潜像は、供給されるトナーによりトナー像として現像される。
転写ベルト27は、中間転写体である。各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)は、転写ローラ33により感光体ドラム30上に形成したトナー像を転写ベルト27上に転写(一次転写)する。たとえば、画像形成部25Kは、現像器32kがブラックのトナーで現像したトナー像を、転写ローラ33kが転写ベルト27上に転写する。また、カラー画像を形成する場合、各画像形成部25Y、25M、25C、25Kは、各色のトナーで現像したトナー像を転写ベルト27上に重ねて転写する。
転写部28は、転写ベルト27上のトナー像を2次転写位置において用紙に転写する。2次転写位置は、転写ベルト27上のトナー像を用紙に転写する位置である。2次転写位置は、支持ローラ28aおよび2次転写ローラ28bが対向する位置である。
定着器29は、トナーを用紙に定着させる。定着器29は、定着用の熱を用紙に与える。図1に示す例では、定着器29は、加熱部29aを内蔵したヒートローラ29bとヒートローラ29bに加熱される定着ベルトに加圧状態で接する加圧ローラ29cとにより構成する。加熱部29aは、温度制御可能なヒータであれば良い。たとえば、加熱部29aは、ハロゲンランプ等のヒータランプで構成しても良いし、誘導加熱(IH)方式のヒータであっても良い。また、加熱部29aは、複数のヒータで構成しても良い。定着器29は、定着処理した用紙を排紙部あるいは自動両面装置(ADU)の何れかへ搬送する。
操作パネル4は、ユーザインターフェースである。操作パネル4は、各種のボタンとタッチパネル4bを具備する表示部4aとを有する。システム制御部5は、操作パネル4の表示部4aに表示する内容を制御する。表示部4aは、報知部として機能する。また、操作パネル4は、表示部4aのタッチパネル4bあるいはボタンに入力した情報をシステム制御部5へ出力する。ユーザは、操作パネル4において動作モードを指定したり、設定情報などの情報を入力したりする。
次に、露光部26の構成について説明する。
図2は、実施形態に係る露光部26の構成を示す図である。図3は、実施形態に係るMFP内に設置した露光部26の構成を示す断面図である。
図2及び図3に示す露光部26は、画像形成する各色の露光ユニットと1つのBD検知部とを含む。図1に示すようなカラー画像を形成する画像形成装置では、露光部26は、カラー画像を構成する各色の露光ユニットを有する。なお、モノクロ画像のみを形成する画像形成装置では、露光部26は、モノクロ画像を形成するための1セットの露光ユニットを具備すれば良い。
図2及び図3に示す露光部26は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の露光ユニットを含む。各色の露光ユニットは、レーザユニット40(40y、40m、40c、40k)と光学系とを含む。各レーザユニット40は、複数の光源を有する。たとえば、複数の光源がアレイ化されたレーザアレイで構成する。レーザユニット40の構成例については後述するものとする。各色の露光ユニットを構成する光学系は、ミラー41、ミラー42(42m、42c、42k)、ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48(48y、48m、48c、48k)などにより構成する。
イエロー用の露光ユニットは、レーザユニット40y、ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48yを含む。レーザユニット40yは、イエローの画像を形成するためのレーザ光を発する。ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48yは、レーザユニット40yが発光するレーザ光を感光体ドラム30y上に導くための光学系である。ポリゴンミラー43は、モータ43aにより回転する。ポリゴンミラー43は、回転することにより、感光体ドラム30y上においてレーザ光を主走査方向に走査させる。主走査方向は、感光体ドラム30yの回転軸の方向である。また、レーザユニット40yが発光するレーザ光の走査位置は、回転するポリゴンミラー43により、感光体ドラム30y上における副走査方向に移動する。副走査方向は、主走査方向に直交する方向である。
マゼンタ用の露光ユニットは、レーザユニット40m、ミラー42m、ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48mを含む。レーザユニット40mは、マゼンタの画像を形成するためのレーザ光を発する。ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48mは、レーザユニット40mが発光するレーザ光を感光体ドラム30m上に導くための光学系である。ポリゴンミラー43は、モータ43aにより回転する。ポリゴンミラー43は、回転することにより、感光体ドラム30m上においてレーザ光を主走査方向に走査させる。主走査方向は、感光体ドラム30mの回転軸の方向である。また、レーザユニット40mが発光するレーザ光の走査位置は、回転するポリゴンミラー43により、感光体ドラム30m上における副走査方向に移動する。副走査方向は、主走査方向に直交する方向である。
シアン用の露光ユニットは、レーザユニット40c、ミラー42c、ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48cを含む。レーザユニット40cは、シアンの画像を形成するためのレーザ光を発する。ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48cは、レーザユニット40cが発光するレーザ光を感光体ドラム30c上に導くための光学系である。ポリゴンミラー43は、モータ43aにより回転する。ポリゴンミラー43は、回転することにより、感光体ドラム30c上においてレーザ光を主走査方向に走査させる。主走査方向は、感光体ドラム30cの回転軸の方向である。また、レーザユニット40cが発光するレーザ光の走査位置は、回転するポリゴンミラー43により、感光体ドラム30c上における副走査方向に移動する。副走査方向は、主走査方向に直交する方向である。
ブラック用の露光ユニットは、レーザユニット40k、ミラー42k、ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48kを含む。レーザユニット40kは、ブラックの画像を形成するためのレーザ光を発する。ポリゴンミラー43、レンズ44、45、ミラー群48kは、レーザユニット40kが発光するレーザ光を感光体ドラム30k上に導くための光学系である。ポリゴンミラー43は、モータ43aにより回転する。ポリゴンミラー43は、回転することにより、感光体ドラム30k上においてレーザ光を主走査方向に走査させる。主走査方向は、感光体ドラム30kの回転軸の方向である。また、レーザユニット40kが発光するレーザ光の走査位置は、回転するポリゴンミラー43により、感光体ドラム30k上における副走査方向に移動する。副走査方向は、主走査方向に直交する方向である。
露光部26のBD検知部は、ミラー46とBDセンサ47とを含む。ミラー46は、ポリゴンミラー43で走査されるレーザ光をBDセンサ47に導く。BDセンサ47は、レーザユニット40における何れかの1つの光源からのレーザ光を検出する。BDセンサ47は、主走査方向への走査の基準となる信号(BD信号、基準信号)としてレーザ光を検出する。BDセンサ47は、検出すべき光源(基準光源)からのレーザ光が走査される走査線上にセットされる。つまり、BDセンサ47は、レーザ光が主走査方向の基準位置であることを検出する。各レーザユニット40の光源は、BDセンサ47が検知するBD信号を基準にレーザ光の発光が制御される。また、本実施形態に係る露光部26は、BD検知部が検出対象とするレーザ光の光源(基準光源)を切り換える機能を有する。基準光源の切替機能は、光源からBDセンサに至る間の光学系を調整することにより実現できる。たとえば、基準光源の切替機能は、ミラー46の向きを調整することにより実現しても良い。また、基準光源の切替機能は、BDセンサ47の位置を調整することにより実現しても良いし、光源の位置を調整することにより実現しても良い。
次に、各レーザユニット40の構成について説明する。
図4は、2つの光源を有するレーザユニット40の構成例を示す図である。
図4に示すレーザユニット40は、2の光源をアレイ化した2chレーザアレイである。2chレーザアレイの2つの光源S1、S2は、それぞれがレーザ光を発光する。各光源S1、S2は、それぞれを独立してオンオフすることができる。
また、図4に示す例において、2chレーザアレイは、2つの光源S1、S2の並び方向が副走査方法(主走査方向)に対して傾けた状態で設置する。光源S1、S2の並び方向が副走査方向と同じ方向(主走査方向に対して垂直)になるように設置すると、2つの光源の物理的な距離が副走査方向の解像度となる。レーザユニット40としての2chレーザアレイは、副走査方向における2つの光源S1、S2の間隔が所望の解像度の間隔となるように設置する。
図5は、4つの光源を有するレーザユニット40´の構成例を示す図である。
図5に示すレーザユニット40´は、4つの光源をアレイ化した4chレーザアレイである。ここでは、レーザユニット40´としての4chレーザアレイは、4つの光源が直線上に並んでいるものとする。4chレーザアレイの4つの光源S1、S2、S3、S4は、それぞれを独立してオンオフすることができる。
図5に示す例において、4chレーザアレイは、4つの光源S1、S2、S3、S4の並び方向が副走査方法(主走査方向)に対して傾けた状態で設置する。光源S1、S2の並び方向が副走査方向と同じ方向(主走査方向に対して垂直)になるように設置すると、各光源間の物理的な距離が副走査方向の解像度となる。このため、レーザユニット40´としての4chレーザアレイは、副走査方向における4つの光源S1、S2、S3、S4の間隔が所望の解像度の間隔となるように設置する。
次に、デジタル複合機の制御系の構成について説明する。
図6は、デジタル複合機のシステム制御部5およびプリンタ2における制御系の構成例を概略的に示すブロック図である。
図6に示す構成例において、システム制御部5は、システムCPU(プロセッサ)51、RAM52、ROM53、不揮発性メモリ(NVM)54、HDD55、外部インターフェース(I/F)56、入力画像処理部57、ページメモリ58、出力画像処理部59を有する。
システムCPU51は、デジタル複合機の各部を統括的に制御する。システムCPU51は、プログラムを実行することにより処理を実現するプロセッサである。システムCPU51は、システムバスを介して、システム制御部5内の各部に接続する。また、システムCPU51は、システムバスを介して、スキャナ1、プリンタ2、操作パネル4なども接続する。システムCPU51は、スキャナ1、プリンタ2、および、操作パネル4との双方向の通信により、各部へ動作指示を出力したり、各部から種々の情報を取得したりする。
RAM52は、揮発性のメモリで構成される。RAM52は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリとして機能する。ROM53は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。システムCPU51は、RAM52を使用しながらROM53(或は不揮発性メモリ54、HDD55)に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。たとえば、システムCPU51は、プログラムを実行することにより印刷の実行を指示する機能および印刷を禁止する機能を実現する。
不揮発性メモリ(NVM)54は、書換え可能な不揮発性メモリである。NVM54は、システムCPU51が実行する制御プログラムおよび制御データを記憶する。また、NVM54は、各種の設定情報および処理条件などを記憶する。たとえば、NVM54は、各給紙カセット(給紙部)に対する設定情報を記憶する。
ハードディクスドライブ(HDD)55は、大容量の記憶装置である。HDD55は、画像データおよび各種の動作履歴情報などを記憶する。また、HDD55は、制御プログラムおよび制御データなどを記憶しても良い。HDD55は、設定情報および処理条件などを記憶しても良い。
外部インターフェース(I/F)56は、外部装置と通信するためのインターフェースである。たとえば、外部インターフェース56は、外部装置からのプリント要求に応じたプリントデータを受信する。外部インターフェース56は、外部装置とデータ通知を行うインターフェースであれば良い。たとえば、外部インターフェース56は、外部装置にローカルに接続するものであっても良いし、ネットワークを介して通信するためのネットワークインターフェースであっても良い。
入力画像処理部57は、スキャナ1が読み取った画像データを画像処理する。入力画像処理部57は、たとえば、シェーディング補正処理、階調変換処理、ライン間補正処理、圧縮伸張処理などの機能を有する。入力画像処理部57は、画像処理した画像データをページメモリ58に記憶する。
ページメモリ58は、画像データを展開するためのメモリである。たとえば、ページメモリ58は、スキャナ1が読み取った画像データに対して入力画像処理部57が画像処理した画像データを格納する。ページメモリ58は、外部インターフェース56により取得した画像データを格納しても良い。
出力画像処理部59は、プリンタ2が用紙にプリントするプリント用の画像データを生成する。出力画像処理部59は、ページメモリ58に格納した画像データをプリント用の画像データに変換する画像処理する。出力画像処理部59は、画像処理したデータをプリンタへ送信する。
次に、プリンタ2における制御系の構成例について説明する。
図6に示す構成例において、プリンタ2は、制御系統の構成として、プリンタCPU(プロセッサ)61、RAM62、ROM63、不揮発性メモリ(NVM)64、搬送制御部65、露光制御部70、画像形成制御部71、転写制御部73、および定着制御部75などを有する。
プリンタCPU61は、プリンタ2全体の制御を司る。プリンタCPU61は、プログラムを実行することにより処理を実現するプロセッサである。プリンタCPU61は、システムバスなどを介して、プリンタ2内の各部に接続する。プリンタCPU61は、システムCPU51からの動作指示に応じて、プリンタ2内の各部へ動作指示を出力する。また、プリンタCPU61は、プリンタ2における処理状況を示す情報をシステムCPU51へ通知する。
RAM62は、揮発性のメモリで構成される。RAM62は、ワーキングメモリ、あるいはバッファメモリとして機能する。ROM63は、プログラムおよび制御データなどを記憶する書換え不可の不揮発性メモリである。プリンタCPU61は、RAM62を使用しながらROM63(或は不揮発性メモリ64)に記憶したプログラムを実行することにより種々の処理を実現する。
不揮発性メモリ(NVM)64は、書換え可能な不揮発性のメモリである。たとえば、不揮発性メモリ64は、プリンタCPU61が実行する制御プログラムおよび制御データを記憶する。また、不揮発性メモリ64は、設定情報および処理条件などを記憶するようにしても良い。
搬送制御部65は、プリンタ2内における用紙の搬送を制御する。搬送制御部65は、ピックアップローラ21及び搬送部22の駆動を制御する。搬送制御部65は、プリンタCPU61からの動作指示に応じてプリンタ2内における搬送部22としての搬送ローラの駆動を制御する。たとえば、プリンタCPU61は、システム制御部5からの画像形成処理の開始の指示に応じて搬送制御部65に用紙の搬送制御を指示する。
露光制御部70は、露光部26を制御する。露光制御部70は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて露光部26により各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)の感光体ドラム30(30y、30m、30c、30k)に静電潜像を形成する。たとえば、露光制御部70は、プリンタCPU61に印刷の実行が指示される画像データに応じて露光部26が各感光体ドラム30に照射するレーザ光を制御する。たとえば、露光制御部70は、露光部26から取得するBD信号を基準に、各レーザユニットが発光するレーザ光の走査を制御する。
画像形成制御部71は、各画像形成部25(25Y、25M、25C、25K)の駆動を制御する。たとえば、画像形成制御部71は、感光体ドラム30上を帯電器31により所定の電位に帯電させる。画像形成制御部71は、帯電処理後に感光体ドラム30上に形成される静電潜像を、現像器32により各色のトナー像で現像する。画像形成制御部71は、現像器32に対して現像バイアスなどを制御することにより現像するトナーの濃度を制御する。画像形成制御部71は、感光体ドラム30上で現像されたトナー像を転写ローラ33により転写ベルト27に転写する。また、画像形成制御部71は、転写処理後の感光体ドラム30の表面を、クリーナ34で清掃する。
また、転写制御部73は、転写部28の駆動および転写電流などを制御する。転写制御部73は、プリンタCPU61からの動作指示に応じて転写ベルト27に転写されたトナー像を転写部28により用紙に転写する。定着制御部75は、定着器29の駆動を制御する。定着制御部75は、プリンタCPU61からの動作指示に応じてヒートローラ29bおよび加圧ローラ29cを駆動する。定着制御部75は、加熱部29aを制御することによりヒートローラ29bの表面温度を定着温度に制御する。
次に、露光部26によるレーザユニット40に対する制御について説明する。
図7は、露光制御部70による露光部26の制御に係る構成の例を示す図である。
図7に示す例において、露光制御部70は、レーザ制御部81と切替部82とを含む。図7に示す構成例は、レーザユニット40が2つの光源を有する2chレーザアレイで構成される場合を想定する。
レーザ制御部81は、露光部26の各レーザユニット40を制御する。レーザ制御部81は、レーザユニット40が発光するレーザ光を感光体ドラム上へ露光する場合、1走査毎にビームディテクト(BD)信号を取得する。レーザ制御部81は、BD信号により主走査方向の書き出しタイミングの同期をとる。BD信号は、レーザユニット40が有する複数の光源のうち何れか1つの光源が発光するレーザ光をBDセンサ47が検知した信号である。
切替部82は、レーザ制御部81と露光部26との間に設ける。切替部82は、BD信号として検知するレーザ光の光源を切り替えることができる。また、レーザ制御部81は、切替部82に対してパワー安定化制御(APC:Auto Power Control)を設定する。パワー安定化制御(APC:Auto Power Control)は、光源が発光するレーザ光の発光パワーを一定に保つための制御である。
図8は、BD信号とAPCとの動作タイミングを示すタイミングチャートである。
レーザ制御部81は、図7に示すように、切替部82に第1のAPC又は第2のAPCの何れかを設定する。第1の光源のAPCは、プリンタCPU61により設定されたタイミングで開始し、BD信号を検知したタイミングでオフする。このため、第1の光源のAPCは、BD信号が検知できなければ、正常に行うことはできない。第2の光源のAPCは、BD信号の検知とは無関係にプリンタCPU61が設定する期間においてAPCを行う。
レーザ制御部81は、BD信号が検知できない場合、切替部82によりAPCを切替えてBD信号として検知するレーザ光の光源(基準光源)を切り替える。たとえば、切替部82が基準光源を第1の光源から第2の光源に切替えた場合、レーザ制御部81は、APCを切り替えて再度BD信号を検知する。プリンタCPU61は、切替部82が光源を切替えた後にレーザ制御部81がBD信号を取得できれば、印刷動作を許可する。これは、プリンタCPU61が、2つの光源のうち一方の光源が破損していても他方の光源が正常であるため、印刷動作が可能と判断するものである。
また、プリンタCPU61は、切替部82が光源を切替えた後にレーザ制御部81がBD信号を取得できない場合、プリンタ2を停止させる。これは、プリンタCPU61が、2つの光源の両方が破損しているため、印刷動作が不可能を判断するものである。
2つの光源のうち1つの光源のみで印刷動作を行う場合、プリンタCPU61は、通常の印刷処理(通常モード)とは異なるモード(レーザ破損モード)で印刷を実行する。プリンタCPU61は、レーザ破損モードにおいては、例えば、以下の制御を行う。
BD信号が検知できなかった光源は、微発光している可能もある。このため、プリンタCPU61は、切替部82が光源を切り替えた後にBD信号が検知できた場合、BD信号が検知できなかった光源を無効とする制御を行う。たとえば、プリンタCPU61は、BD信号が検知できなかった光源のAPCを無効化したり、電力供給をオフして発光したりしないようにする。
また、2つの光源のうち1つの光源のみで画像形成を行う場合、プリンタCPU61は、画像濃度を濃くする調整(高濃度化処理)を行う。プリンタCPU61は、高濃度化処理として、現像バイアス電圧の設定により画像濃度を濃くしたり、レーザパワーの設定を変更して画像濃度を濃くしたりする。
次に、本実施形態に係るMFPにおける印刷動作について説明する。
図9は、本実施形態に係るMFPが印刷動作を実行する場合の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
プリンタCPU61は、システムCPU51からの印刷実行の指示に応じて印刷処理を開始する。まず、プリンタCPU61は、印刷処理を開始する場合、基準光源からのレーザ光をBD信号として検知する(ACT11)。たとえば、露光制御部70は、所定の基準光源によりレーザ光を発光させた状態でBD信号の検出位置を走査させる。レーザ制御部81は、露光部26のBDセンサ47からの検知信号を取得する。レーザ制御部81は、BDセンサ47がレーザ光を検知した場合、BD信号を取得する。レーザ制御部81は、BD信号を取得すると、プリンタCPU61にBD信号が検知できたことを通知する。
プリンタCPU61は、露光制御部70によってBD信号を検出できたか否かを判断する(ACT12)。プリンタCPU61は、BD信号を検知できなかった場合(ACT12、NO)、BD信号の検知対象とした基準光源を他の光源に切替えることが可能かを判断する(ACT13)。プリンタCPU61は、所定数以上の光源からのレーザ光がBD信号として検知できなかった場合、基準光源の切替えを不可と判断する。例えば、プリンタCPU61は、レーザユニット40が2chレーザアレイであれば、両方の光源からのレーザ光が検知できない場合、基準光源の切替えを不可と判断する。また、プリンタCPU61は、レーザユニット40が4chレーザアレイであれば、2つ光源からのレーザ光が検知できない場合、基準光源の切替えを不可と判断する。
プリンタCPU61は、基準光源の切替えが可能と判断した場合(ACT13、NO)、基準光源をレーザ光が検知不能と判定されていない他の光源に切替る(ACT14)。プリンタCPU61は、基準光源を切替えた後、ACT11へ戻り、再びBD信号を検知する処理を実行する。
また、プリンタCPU61は、基準光源の切替えが不可であると判断した場合(ACT13、YES)、プリンタ2(またはMFP)全体の動作を停止させる(ACT14)。プリンタCPU61は、プリンタ2の動作を停止するとともに、露光部26の不具合により印刷が不可能な状態(動作停止)であることをシステムCPU51へ通知する。システムCPU51は、プリンタCPU61からの動作停止の通知を受けて、操作パネル4の表示部4aにサービスマンコールを表示させる(ACT15)。
また、プリンタCPU61は、BD信号を検知できた場合(ACT12、YES)、BD信号としてレーザ光が検知できなかった光源(検知不能の光源)があるか否かを判定する(ACT17)。検知不能の光源は、破損している可能性が高く、正常な露光走査ができないものと判定される。例えば、検知不能の光源は、レーザ光が発光できない状態、あるいは、BDセンサ47が検知可能なレベルの光量のレーザ光を発光できない状態である。
プリンタCPU61は、検知不能の光源がある場合(ACT17、YES)、レーザ制御部81により検知不能の光源をオフする(ACT18)。検知不能の光源は、BDセンサ47が検知できないレベルの光量のレーザ光を発光している可能性がある。レーザ制御部81は、検知不能の光源をオフすることにより、検知不能の光源が微弱なレーザ光を発光することを停止できる。
また、プリンタCPU61は、検知不能の光源がある場合、検知不能の光源があることを報知する(ACT19)。例えば、プリンタCPU61は、検知不能の光源をオフして印刷を実行することを警告するシステムCPU51へ通知する。システムCPU51は、プリンタCPU61からの警告の通知を受けて、操作パネル4の表示部4aに一部の光源に不具合がある事を表示させる。システムCPU51は、表示部4aに露光部26の不具合により画質が劣化する旨を報知しても良い。また、システムCPU51は、外部IF56を介して遠隔管理装置(外部装置)へのアクセスが可能であれば、遠隔監視装置へ露光部26内の一部の光源の不具合を通知しても良い。
さらに、システムCPU51は、プリンタCPU61からの警告の通知を受けて、サービスマンによる不具合が生じた光源の交換などの修理を促す旨を報知しても良い。例えば、システムCPU51は、表示部4aに不具合が生じた光源の交換を促す案内を表示させる、また、システムCPU51は、外部IF56を介して遠隔管理装置(外部装置)へ不具合が生じた光源の交換を促す案内を通知しても良い。 プリンタCPU61は、検知不能の光源をオフすると、オフした光源に応じた高濃度化処理を行う(ACT20)。この高濃度化処理は、オフした光源によってトナー像の濃度が低下する分を補う処理である。例えば、高濃度化処理は、現像バイアスの電圧設定、あるいは、レーザパワー設定などにより実現できる。また、高濃度化処理は、現像バイアスの電圧設定とレーザパワー設定とを組み合わせて実現しても良い。
現像バイアスの電圧設定による高濃度化処理は、現像バイアスの電圧を制御してトナーの付着量を増やすことによりトナー像を高濃度にする。感光体ドラム30上の静電潜像へのトナーの付着量は、現像器32へ供給する現像バイアスの電圧を制御することにより制御できる。従って、プリンタCPU61は、現像バイアスの電圧を大きくすることにより高濃度化処理を行える。
また、レーザパワー設定による高濃度化処理は、レーザ光の発光エネルギーを高くすることにより、トナーの付着量を増やしてトナー像を高濃度にする。感光体ドラム30上の形成されるトナー像の濃度は、光源(オンされる光源)が発光するレーザ光の発光エネルギーを制御することにより制御できる。例えば、レーザパワー設定としては、レーザ光の点灯時間によって発光エネルギーを制御できる。従って、プリンタCPU61は、光源が発光するレーザ光の発光エネルギーを高くすることにより、トナー像を高濃度にする高濃度化処理を行える。
プリンタCPU61は、オフした光源がある場合、高濃度化処理を設定した後、出力画像処理部59からの画像データに基づく印刷を実行する(ACT21)。
プリンタCPU61は、検知不能の光源がない場合(ACT17、NO)、通常の印刷制御により出力画像処理部59からの画像データに基づく印刷を実行する(ACT21)。
上記のように、本実施形態に係る画像形成装置は、レーザユニットとBDセンサと切替部とを有する。レーザユニットは、感光体ドラム上を露光する複数の光源を有する。BDセンサは、レーザユニットが有する複数の光源のうち1つの基準光源からのレーザ光を基準信号として検出する。切替部は、BDセンサが基準光源からのビーム光を検知できない場合、他の光源を基準光源に切り換える。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、レーザユニットが有する複数の光源のうち一部の光源が破損した場合であっても、印刷動作を実行できる。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、BDセンサによりレーザ光を検知できなかった光源への電力供給をオフしたり、当該光源の発光を無効化したりする。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、センサがレーザ光を検知できないような不具合が発生している光源を停止させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、BDセンサによりレーザ光を検知できない光源が存在する場合、レーザ光が検知できなかった光源に応じて形成する画像を濃度化する高濃度化処理を行う。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、不具合が発生した光源による画像濃度の低下を補正しつつ、印刷動作を実行できる。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、BDセンサが複数の光源うちの過半数以上の光源からのビーム光を検知できない場合、当該装置を停止させる。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、無効にできる光源の数に許容範囲を設定できる。この結果、本実施形態に係る画像形成装置は、著しい画像の劣化が予想される不具合が発生した場合には装置を停止させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、切替部が基準光源を切り替えた場合、レーザ光を検知できなかった光源の不具合を報知する。例えば、画像形成装置のシステム制御部は、レーザ光を検知できなかった光源の不具合を表示部に表示する。また、画像形成装置のシステム制御部は、外部IFによりレーザ光を検知できなかった光源の不具合を外部装置へ通知しても良い。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、不具合が発生した光源以外での印刷動作を継続するとともに、一部の光源に不具合があることを報知できる。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、切替部が基準光源を切り替えた場合、BDセンサがレーザ光を検知できなかった光源の交換を促す報知を行う。例えば、画像形成装置のシステム制御部は、光源の交換を促す案内を表示部に表示する。また、画像形成装置のシステム制御部は、外部IFにより光源の交換を促す案内を外部装置へ通知しても良い。これにより、本実施形態に係る画像形成装置は、不具合が発生した光源以外での印刷動作を継続するとともに、不具合が生じた光源の交換を促す報知が行える。
なお、上述した各実施形態では、装置内のメモリにプロセッサが実行するプログラムが予め記録されている場合で説明をした。しかし、プロセッサが実行するプログラムは、ネットワークから装置にダウンロードしても良いし、記録媒体から装置にインストールしてもよい。記録媒体としては、CD−ROM等のプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能な記録媒体であれば良い。また、予めインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働して実現させるものであってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2…プリンタ(画像形成装置)、4a…表示部(報知部)、5…システム制御部、25…画像形成部、26…露光部、27…転写ベルト、30…感光体ドラム(像担持体)、32…現像器、40…レーザユニット、S1、S2、S3、S4…光源、43…ポリゴンミラー(走査部)、47…BDセンサ(検知センサ)、51…システムCPU、61…プリンタCPU(制御部)、70…露光制御部、71…画像形成制御部、81…レーザ制御部、82…切替部。

Claims (5)

  1. 像担持体上に静電潜像を形成するレーザ光を発生する複数の光源と、
    前記レーザ光を主走査方向に走査する走査部と、
    前記走査部により走査される複数の光源のうちの1つを基準光源として当該基準光源からのレーザ光を検知する検知センサと、
    前記検知センサが基準光源からのレーザ光を検知できた場合、前記検知センサが検知するレーザ光を基準信号として前記走査部が走査するレーザ光の各光源を画像データに応じて制御するレーザ制御部と、
    前記検知センサが前記基準光源からのレーザ光を検知できない場合、他の光源を基準光源に切り替える切替部と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記レーザ制御部は、前記検知センサがレーザ光を検知できなかった光源の発光を無効とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. さらに、前記切替部が基準光源を切り替えた後、形成する画像を高濃度化する制御部を有する、
    請求項1乃至2の何れかに記載の画像形成装置。
  4. 前記切替部が前記基準光源を切り替えた場合、前記複数の光源のうち少なくとも1つの光源に不具合が生じていることに基づく報知を行う報知部をさらに有する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記報知部は、前記切替部が前記基準光源を切り替えた場合、前記光源の交換を促す報知を行う、
    請求項4に記載の画像形成装置。
JP2015059637A 2015-03-23 2015-03-23 画像形成装置 Pending JP2016179553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015059637A JP2016179553A (ja) 2015-03-23 2015-03-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015059637A JP2016179553A (ja) 2015-03-23 2015-03-23 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016179553A true JP2016179553A (ja) 2016-10-13

Family

ID=57131715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015059637A Pending JP2016179553A (ja) 2015-03-23 2015-03-23 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016179553A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141898A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10241436B1 (en) 2017-09-22 2019-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and laser light detecting method

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230193A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1044504A (ja) * 1996-08-06 1998-02-17 Canon Inc 画像形成装置およびその走査方法
JPH11105343A (ja) * 1997-10-08 1999-04-20 Canon Inc 画像形成装置及び複写機
JP2001088348A (ja) * 1999-09-22 2001-04-03 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
JP2001353897A (ja) * 2000-06-12 2001-12-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003145829A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Canon Inc マルチビーム記録装置
JP2003266757A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2003323010A (ja) * 2002-05-01 2003-11-14 Canon Inc 画像形成装置
JP2010102194A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2011183801A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2012118242A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07230193A (ja) * 1994-02-16 1995-08-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH1044504A (ja) * 1996-08-06 1998-02-17 Canon Inc 画像形成装置およびその走査方法
JPH11105343A (ja) * 1997-10-08 1999-04-20 Canon Inc 画像形成装置及び複写機
JP2001088348A (ja) * 1999-09-22 2001-04-03 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
JP2001353897A (ja) * 2000-06-12 2001-12-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003145829A (ja) * 2001-11-08 2003-05-21 Canon Inc マルチビーム記録装置
JP2003266757A (ja) * 2002-03-13 2003-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法
JP2003323010A (ja) * 2002-05-01 2003-11-14 Canon Inc 画像形成装置
JP2010102194A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2011183801A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2012118242A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018141898A (ja) * 2017-02-28 2018-09-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10241436B1 (en) 2017-09-22 2019-03-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and laser light detecting method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9036198B2 (en) Optical-writing control device, image forming apparatus, and method of controlling optical writing device
JP5333047B2 (ja) 光書込装置および光書込方法
US20200021704A1 (en) Image forming apparatus
US9952548B2 (en) Image forming apparatus and image forming method having decolorizing function in the image forming apparatus
US20200021705A1 (en) Image forming apparatus
US9383708B1 (en) Image forming apparatus providing continued processing in the event of sensor failure
US11988985B2 (en) Image forming apparatus and method for determining a cause on an abnormality
JP2016179553A (ja) 画像形成装置
US10496005B1 (en) Image forming apparatus and method for diagnosing failure occurrence location thereof
US20200019103A1 (en) Image forming apparatus
JP2013223955A (ja) 画像形成装置、テスト画像形成方法
KR101317784B1 (ko) 화상형성장치 및 그 방법
US20090080914A1 (en) Image processing apparatus and image forming apparatus
US7948512B2 (en) Image forming apparatus with separate controllers for independently controlling an irradiating section
US11513461B2 (en) Image forming apparatus and image quality adjustment method
EP3335886B1 (en) Image forming device
JP2013222037A (ja) 画像形成装置及びテスト画像形成方法
US10656551B1 (en) Image forming apparatus and control method of image forming apparatus
US10437188B2 (en) Image forming apparatus
JP6638891B2 (ja) 光走査装置
JP4935323B2 (ja) 画像形成装置
US20110317190A1 (en) Image forming apparatus
JP2006267597A (ja) 画像形成装置
US11811978B1 (en) Image forming apparatus
JP2014054746A (ja) 光走査装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170922

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180130