JP2008265149A - 露光装置およびレーザー制御部用回路基板 - Google Patents

露光装置およびレーザー制御部用回路基板 Download PDF

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Abstract

【課題】キャリブレーションセンサーを設けなくとも、レーザー光の光量を所定値に調整することが出来る露光装置を提供する。
【解決手段】独立して交換可能な回路基板によって構成されてなり、装置全体の動作を統括制御する主制御部からの制御を受けて、レーザー光を発光するレーザー発光部からのレーザー光の発光を制御するレーザー制御部を備える露光装置において、回路基板についてあらかじめ取得された、回路基板の回路誤差に起因する制御因子のずれを調整するための誤差調整情報を、回路基板を露光装置に搭載するに先立ってレーザー制御部に備わるメモリに記憶させる。レーザー制御部は、所定の光量でレーザー光を発光させる旨の制御指示が主制御部から与えられると、メモリに記憶された誤差調整情報に基づいてレーザー光の発光条件を決定し、発光条件に従ってレーザー発光部にレーザー光を発光させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、露光用のレーザー光の光量を調整する技術に関する。
刷版に対して直接に画像を形成するCTP(Computer To Plate)装置として、露光ヘッド(光源)にレーザーダイオード(LD)を用いたCTP装置が従来より広く知られている。係るCTP装置では、LDの前にキャリブレーションセンサーを設け、該キャリブレーションセンサーによってレーザー光の光量を測定し、その測定値に基づいてLDに流す電流の電流値を調整することで、あらかじめ定められた光量でレーザー光を出力することができるようになっている。このキャリブレーションセンサーを用いたキャリブレーションは、通常、LDの制御基板やLD自体を交換するたびに行われる。また、LDの劣化の有無を確認すべく定期的に行うことも一般的である。
なお、CTP装置の露光方式としては、複数のレーザーダイオードから同時に光を照射して露光を行うマルチビーム方式が広く採用されている。例えば、一方向に連設された複数のレーザーダイオードと、これら複数のレーザーダイオードから照射されたレーザー光を露光位置に結像させるレンズとを備える露光ヘッドを有するCTP装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。また、複数のレーザーダイオードを所定間隔で離散的に配置し、それぞれのレーザーダイオードからの光によって直接に複数の部分領域を並行して露光することで、全体領域の露光を行うCTP装置も公知である(例えば、特許文献2参照)。
一方、新規の取り付けまたは交換作業を容易に行えるLED照明装置も公知である(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−43317号公報 特開2003−89180号公報 特開2005−317586号公報
特許文献1に開示されているようなCTP装置の場合、レーザーダイオードは一つの箇所に集中して設けられているため、キャリブレーションセンサーはその配置場所に対応して設ければよい。
これに対して、特許文献2に開示されているCTP装置の場合は、複数のレーザーダイオードが離散的に配置されているため、少なくともキャリブレーションの実行時に、キャリブレーションセンサーが各レーザーダイオードの前に配置できるように構成されていることが要求される。例えば、1つのキャリブレーションセンサーで全てのレーザーダイオードについてのキャリブレーションを実行出来るようにする場合であれば、該キャリブレーションセンサーを移動させるための機構部品を備えることが必要となるが、これは、CTP装置の装置コストを増大させる要因となる。そうであるからといって、全てのレーザーダイオードに対応させてキャリブレーションセンサーを設けるようにすることも、装置コストの増大につながることは言うまでもない。
また、そもそも、レーザーダイオードの数が多いほど、キャリブレーションに必要な時間が長くなるということもあり、装置の稼働率を高めるという観点からは、キャリブレーション自体をできるだけ簡単に行えることが望ましい。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、キャリブレーションセンサーを設けなくとも、露光用のレーザー光の光量を所定値に調整することが出来る露光装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、レーザー光によって被露光体を露光する露光装置であって、装置全体の動作を統括制御する主制御部と、レーザー光を発光するレーザー発光部と、独立して交換可能な回路基板として構成されてなり、前記主制御部からの制御指示を受けて、前記レーザー発光部からのレーザー光の発光を制御するレーザー制御部と、を備え、前記回路基板について前記露光装置に搭載するに先立ってあらかじめ取得された、前記回路基板の回路誤差に起因する制御因子のずれを調整するための誤差調整情報が、前記レーザー制御部に備わるメモリに記憶されてなり、前記レーザー制御部は、所定の光量でレーザー光を発光させる旨の制御指示が前記主制御部から与えられると、前記メモリに記憶された前記誤差調整情報に基づいてレーザー光の発光条件を決定し、前記発光条件に従って前記レーザー発光部にレーザー光を発光させる、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の露光装置であって、レーザー制御部が、前記主制御部から要求される発光光量に応じた制御電流を前記レーザー発光部に与えることによって前記レーザー発光部における前記レーザー光の発光を制御するように構成されてなり、
前記誤差調整情報が、前記制御電流を前記回路誤差に基づいて調整するための情報である、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の露光装置であって、レーザー制御部が、印加電圧に応じた電流値の前記制御電流を出力するドライバーを備えており、前記誤差調整情報が、前記ドライバーへの印加電圧と前記制御電流との比例関係を特定する情報である、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の露光装置であって、前記レーザー発光部が、前記レーザー発光部で発光したレーザー光を検知し、検知した前記レーザー光の光量に応じた電流値のモニター電流を出力する光電変換素子を備えており、前記レーザー制御部が、前記光電変換素子から与えられる前記モニター電流の電流値に基づいて前記レーザー発光部の発光を制御するフィードバック制御を実行可能に構成されてなり、前記誤差調整情報が、前記フィードバック制御における基準情報を前記回路誤差に基づいて調整するための情報である、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の露光装置であって、前記レーザー制御部が、前記モニター電流の電流値を電圧値に変換して出力する調整回路と、前記フィードバック制御の基準となる基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、前記調整回路から出力される電圧値と、前記基準電圧とを比較し、その結果に基づくフィードバック信号を出力する比較回路と、を備え、前記誤差調整情報が、前記回路誤差がない場合の理想値に対する前記基準電圧の比を特定するための情報である、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、レーザー光を発光するレーザー光発光装置に搭載された場合に、前記レーザー光発光装置において、装置全体の動作を統括制御する主制御部からの制御指示を受けてレーザー発光部からのレーザー光の発光を制御するレーザー制御部として機能するレーザー制御部用の回路基板であって、あらかじめ取得された、前記回路基板が前記レーザー制御部として機能する場合に前記レーザー光発光装置において前記回路基板の回路誤差に起因する制御因子のずれを調整するための誤差調整情報を記憶したメモリを備え、前記回路基板を搭載した前記レーザー光発光装置においては、前記レーザー制御部は、所定の光量でレーザー光を発光させる旨の制御指示が前記主制御部から与えられると、前記メモリに記憶された前記誤差調整情報に基づいてレーザー光の発光条件を決定し、前記発光条件に従って前記レーザー発光部にレーザー光を発光させる、ことを特徴とする。
請求項1ないし請求項6の発明によれば、露光装置においてレーザー制御部として機能する回路基板を交換したとしても、キャリブレーションセンサーを用いたキャリブレーションを行うことなく、レーザー発光部において、露光に必要とされる所定の光量でレーザー光を発光させることができる。
<装置概要>
図1は、本実施の形態に係るCTP装置100の主たる動作部分を示す斜視図である。CTP装置100は、ドラム1の側面に配設された被露光体としての刷版Pの表面に、露光ヘッド5に備わるレーザー光源から、所定の露光データに基づく画素単位でのon/offを行いつつレーザー光を照射することによって、被露光体としての刷版Pの表面の感光材料を感光させて、露光画像を形成する装置である。すなわち、CTP装置は、露光装置としての機能を有する装置である。
ドラム1は、ドラム駆動手段6(例えば駆動モーター)によって駆動されることで回転軸AXを中心に回転する円筒形の部材である。
露光ヘッド5は、多数のLDユニット30が回転軸AXに平行な方向に沿って一定の間隔wで離散的に配置された構造を有する。それぞれのLDユニット30はレーザー光源としてのレーザーダイオード(LD)31を備えている。なお、本実施の形態に係るCTP装置100では、レーザーダイオード31とドラム1(あるいはその側面に配設される刷版P)との間にキャリブレーションセンサーは設けられてはいない。すなわち、レーザーダイオード31から出射した光が直接に刷版Pに照射されるようになっている。また、露光ヘッド5は、ヘッド移動用ボールネジ3およびヘッド移動用モーター4の動作によって、図示しないガイドに沿って案内されるようになっている。
また、図2は、CTP装置100の動作制御に係る要素を模式的に示すブロック図である。CTP装置100は、例えば図示しないCPU、ROM、RAMなどから構成され、CTP装置100の全体の動作を統括制御する主制御手段11と、露光の際のレーザー光のon/off情報(つまりは露光画像の2値化情報に相当)を画素単位で記述した露光データを取得する露光データ入力手段12と、ドラム駆動手段6によるドラムの回転動作を制御するドラム駆動制御手段13と、ヘッド移動用ボールネジ3やヘッド移動用モーター4の動作を制御するヘッド駆動制御手段14と、レーザーダイオード31によるレーザー光のon/off動作を制御するLD制御手段21とを、さらに備える。
露光データ入力手段12としては、例えば、可搬性の記憶媒体の記憶内容を読み取り可能な図示しないメディアリーダーや、あるいはCTP装置100とLAN等の通信ネットワークによって接続された外部装置にアクセス可能な通信インタフェースなどが該当する。前者の場合は、記憶媒体に記憶されている露光データが露光データ入力手段12によって取得される。後者の場合は、例えばハードディスクやデータベースサーバーなどの外部の記憶装置に記憶されている露光データが露光データ入力手段12によって取得される。
CTP装置100においては、露光データ入力手段12によって取得された露光データの記述内容に従って主制御手段11が各制御手段に与えた制御信号に基づき、各制御手段がその制御対象たる構成要素の動作を制御することによって、刷版Pへの露光画像の形成が実現される。
具体的には、ドラム駆動制御手段13の制御によってドラム駆動手段6によりドラム1を所定の回転速度で回転させながら、LD制御手段21の制御によってそれぞれのレーザーダイオード31からレーザー光を照射しつつヘッド駆動制御手段14の制御によって露光ヘッド5を回転軸AXと平行に移動させることで、各レーザーダイオード31が、所望する露光画像の所定部分を同時並行的に形成する。このような露光を、露光ヘッド5を間隔wに相当する距離だけ移動させつつ行うことで、各部分露光画像が連続した露光画像が形成されることになる。
<レーザー光の発光制御の原理>
次に、CTP装置100におけるレーザー光の発光制御の基本的原理について説明する。CTP装置100は、係るレーザー光の発光制御に係る構成要素として、DAコンバータ(DAC)22と、LDドライバー23と、ゲイン調整回路24と、PD出力比較回路25と、DAコンバータ26と、メモリ27とを主として備える。なお、これらの構成要素とLD制御手段21とは、LD制御基板20に設けられてなるものとする。また、CTP装置100は、このLD制御基板20を交換可能に構成されてなる。一方、LDユニット30は、レーザーダイオード31の他に、フォトダイオード(PD)32を備えている。
なお、上述のように、CTP装置100においては多数のLDユニット30が配設され、それぞれに備わるレーザーダイオード31においてレーザー光の発光が生じるが、それぞれのレーザーダイオード31における発光制御の態様は同じであるので、以下の説明は、それぞれのレーザーダイオード31についてあてはまるものである。
また、本実施の形態においては、一のLD制御基板20に備わるLD制御手段21その他の構成要素が全てのレーザーダイオード31における発光を制御する場合を前提として説明を行うが、複数のLD制御基板20が設けられ、各レーザーダイオード31から発光が異なるLD制御手段21によって制御される場合(例えば、レーザーダイオード31のそれぞれに対応してLD制御基板20が設けられる場合など)であっても、制御の実質的態様は同様である。
<第1基本制御態様>
CTP装置100においては、主制御手段11から受けた所定の制御信号に応答したLD制御手段21が、DAコンバータ22を介して所定の電圧値のLDパワー電圧V1をLDドライバー23に印加すると、LDドライバー23からレーザーダイオード31に対して該電圧値に応じたオペレーション電流Iopが流れ、該オペレーション電流Iopの大きさに応じた光量でレーザーダイオード31がレーザー光を発光(照射)する。
通常、露光画像の形成に必要な光量は全てのレーザーダイオード31について一定であるので、この一定値に応じたオペレーション電流Iopが流れるように印加されるLDパワー電圧V1の電圧値を各レーザーダイオード31についてあらかじめ特定しておき、露光画像のon/off状態に対応させて当該電圧値のLDパワー電圧V1が印加されるようにすれば、各レーザーダイオード31が同一の光量で発光することになる。これにより、露光画像全体として一定の光量での露光が実現されることになる。係る場合のレーザー光の発光制御の態様を「第1基本制御態様」と称することとする。
第1基本制御態様に基づく露光画像の形成を実現するためには、露光に用いるレーザー光の光量と、該光量での発光を実現するためのオペレーション電流Iopとの関係を示す情報が必要となる。これらの関係は、それぞれのLDユニット30に(より具体的にはそれぞれのレーザーダイオード31に)固有のものである。本実施の形態においては、LDユニット30を露光ヘッド5に配設するに先立って(LDユニット30の製造時などに)オペレーション電流Iopと光量との関係があらかじめ特定され、該配設時に併せて主制御手段11に記憶保持するようにされる。
よって、第1基本制御態様の場合は、それぞれのレーザーダイオード31において、主制御手段11において記憶保持されている値でオペレーション電流Iopが流れるように、主制御手段11からLD制御手段21に制御信号が与えられ、LD制御手段21が、該オペレーション電流Iopに見合うLDパワー電圧V1をLDドライバー23に印加することで、所定光量での露光が実現されることになる。
<第2基本制御態様>
第1基本制御態様に代えて、LDユニット30に設けられている、光電変換素子の一種であるフォトダイオード(PD)32によって、レーザーダイオード31における発光を検知し、その発光光量に基づいて、LDドライバー23に印加するLDパワー電圧V1の値を制御することで、レーザーダイオード31から一定の光量でレーザー光が照射されるようにする、フィードバック制御を行うようにしてもよい。
具体的には、所定のパワー電圧を印加することでレーザーダイオード31における発光を生じさせる一方で、フォトダイオード32から発光光量に応じて流れるモニター電流Imをゲイン調整回路24に与えて電圧値(被検電圧Vs)に変換し、PD出力比較回路25においてこの被検電圧VsをLD制御手段21からDAコンバータ26を介して与えられる基準電圧であるAPC電圧Vaと比較し、その結果に応じたフィードバック信号をLD制御手段21に帰還させて、LD制御手段21からのパワー電圧の印加を調整するようにする。すなわち、露光画像の形成に必要な光量に相当するモニター電流Imが流れるとき、被検電圧Vs=APC電圧Vaとなる。係るレーザー光の発光制御の態様を「第2基本制御態様」と称することとする。
第2基本制御態様に基づく露光画像の形成を実現するためには、露光に用いるレーザー光の光量と、該光量に応じて流れるモニター電流Imとの関係を示す情報があらかじめ特定されている必要がある。この場合のモニター電流Imの値は、被検電圧VsがAPC電圧Vaと釣り合う場合の値である。これらの関係は、それぞれのLDユニット30に(より具体的にはレーザーダイオード31とフォトダイオード32の組に)固有のものであるので、第1基本制御態様に係るオペレーション電流Iopと同様に、LDユニット30を露光ヘッド5に配設するに先立ってあらかじめ特定され、該配設時に併せて主制御手段11に記憶保持するようにされる。
よって、第2基本制御態様の場合は、主制御手段11においてある発光光量(もしくはモニター電流Im)に見合うAPC電圧Vaがあらかじめ把握されており、実際のモニター電流Imに基づく被検電圧VsとAPC電圧Vaとの差異に基づいて、LD制御手段21によるLDドライバー23へのLDパワー電圧V1の印加を制御するフィードバック制御を行うことで、所定光量での露光が実現されることになる。
<実際の発光制御>
CTP装置100においては、上述したように、主制御手段11が、露光に必要な所定光量でのレーザー光の発光を実現するために必要な、オペレーション電流Iopと該光量との関係、あるいは発光光量(もしくはモニター電流Im)とAPC電圧との関係を特定する情報を保持している。従って、理想的には、係る関係に基づいて一定のLDパワー電圧V1がLDドライバー23に印加されるようにすれば、原理的には、第1基本制御態様であれ第2基本制御態様であれ、常に所定光量での発光が実現されるはずである。
しかしながら、一般に、LD制御基板20には、設計誤差等に起因した個体差(回路誤差)がある。そのため、LD制御基板20を交換すると、交換前後で、同じ光量でのレーザー光の発光を生じさせるのに要するLDパワー電圧V1の値に違いが生じ得る。例えば、第1基本制御態様の場合であれば、あるLD制御基板20が搭載されている状況であるオペレーション電流Iopを流すために印加するLDパワー電圧V1を、異なるLD制御基板20を搭載した場合にそのまま印加した場合に、交換前と同じ値のオペレーション電流Iopが得られるとは限らず、レーザー光の光量が所望された値からずれてしまう、といった状況が起こり得る。
従来より、LD制御基板20を交換する都度、キャリブレーションセンサーを用いてレーザー光の光量のキャリブレーションが行っているのは、このような、光量のずれを補正するためである。係るキャリブレーションにおいては、光量が所定の値に保たれるように、LDパワー電圧V1が調整される。
ところが、上述の第1および第2基本制御態様からわかるように、LD制御基板20の個体差が影響するのは、第1基本制御態様の場合であれば、LD制御手段21からLDドライバー23に印加するLDパワー電圧V1とLDドライバー23から出力されるオペレーション電流Iopとの関係である。第2基本制御態様の場合であれば、フォトダイオード32から出力されるモニター電流Imと、LD制御手段21から印加されるAPC電圧Vaとの関係である(なお、フィードバック信号の値によってLDパワー電圧V1が制御されるので、結果的にはモニター電流ImとLDパワー電圧V1の関係が影響を受けることになる)。これらに対して、オペレーション電流Iopおよびモニター電流Imとレーザー光の光量の関係は、それぞれのレーザーダイオード31において固有のものであるので、オペレーション電流Iopあるいはモニター電流Imが同じであれば、LD制御基板20に個体差があったとしても、レーザー光の光量は同じとなる。
従って、第1基本制御態様においては、LD制御基板20が異なっても同じオペレーション電流Iopが出力されるようにしておけば、第2基本制御態様においては、LD制御基板20が異なっても同じ値のモニター電流Imが流れるときにフィードバック信号がゼロ値となるようにAPC電圧を調整しておけば、LD制御基板20の交換に伴うキャリブレーションは不要となる。
本実施の形態においては、係る点に着目し、LD制御基板20に備わるメモリ27に、該LD制御基板20におけるLDパワー電圧V1とオペレーション電流Iopとの関係、およびモニター電流ImとAPC電圧Vaとの関係を特定するための情報を、あらかじめ記憶させておくようになっている。これらの情報を、誤差調整情報と称することとする。CTP装置100においては、LD制御基板20が交換されたとしても、LD制御手段21がメモリ27に記憶されている誤差調整情報を参照した制御を行うことで、キャリブレーションセンサーによるキャリブレーションを行うことなく、露光に必要な光量でのレーザー発光を行えるようになっている。
以下、LD制御基板20にあらかじめ記憶されている誤差調整情報を参照して行う、第1および第2基本制御態様に対応する実効的な制御態様をそれぞれ、「第1実効制御態様」および「第2実効制御態様」と特に称することとする。これらの制御態様について順次に説明する。
<第1実効制御態様>
第1実効制御態様の場合、主制御手段11からある電流値のオペレーション電流Iopを流すことによるレーザー発光が要求されると、この電流値を実現するLDパワー電圧V1がLDドライバー23に正しく印加されることが必要となる。すなわち、LD制御手段21からLDドライバー23に印加するLDパワー電圧V1とLDドライバー23から出力されるオペレーション電流Iopとの関係を一義的に特定できることが必要となる。LDドライバー23においては、印加されるLDパワー電圧V1と、オペレーション電流Iopとの間には次の(式1)に示すような比例関係がある。よって、この係数α(α>0)を一義的に定めることができる情報が、第1誤差調整情報としてメモリ27にCTP装置100への搭載前に(例えば出荷時などに)あらかじめ記憶される。
op=α・V1 (式1)
図3は、CTP装置100への搭載前に、LD制御基板20について第1誤差調整情報を取得する方法を説明するための図である。まず、LD制御基板20のLDドライバー23に抵抗値Rαが既知(図3においては7.5Ω)の抵抗41を接続し、LD制御手段21よりDAコンバータ22を介して、LDドライバー23に対し既知の電圧V1αを印加する(図3においては3.1V)。この状態で、抵抗41の両端の電位差ΔVを電圧計42で測定する。そして、このとき抵抗に流れる電流の電流値Iαを、次の(式2)によって求める。
α=ΔV/Rα (式2)
この電流値Iαは、LDドライバー23に電圧値V1αのLDパワー電圧が印加されたときのオペレーション電流Iopの値に相当することになる。このときの電圧値V1αを第1基準電圧値と称し、電流値Iαを第1基準電流値と称する。両者の間には、(式1)より、次の(式3)の関係が成り立つ。
α=α・V1α (式3)
係数αは、(式3)を変形すれば一義的に特定されることから、基準LDパワー電圧値V1αと基準オペレーション電流値Iαの値が第1誤差調整情報としてメモリ27に記憶される。これらの値を用いて、所望するオペレーション電流Iopを出力するために必要なLDパワー電圧V1の値が求められることになる。換言すれば、第1誤差調整情報は、LDパワー電圧とオペレーション電流との比例関係を特定する情報であるともいえる。実際には、係数αそのものを算出せずとも、次の(式4)によってLDパワー電圧V1の値は求められる。
V1=(Iop/Iα)・V1α (式4)
図3に例示する場合において、Iα=280mAであり、オペレーション電流Iopとして140mAを流すことが要求されている場合は、(式4)より、
V1=(140/280)×3.1=1.55V
となる。もちろん、露光内容に応じて露光に用いる発光光量が何段階かに分けて設定される場合は、それぞれに対応する第1誤差調整情報が特定され、メモリ27に記憶される。
すなわち、第1実効制御態様の場合、主制御手段11は、LD制御手段21に対して、メモリ27にあらかじめ記憶されている第1基準電圧値と第1基準電流値とを読み取らせ、(式4)から求まるLDパワー電圧を印加させるようにする。これにより、たとえLD制御基板20が交換されたとしても、そのLD制御基板20のメモリ27に記憶されている第1基準電圧値と第1基準電流値とを読み出して(式4)に基づく演算を行えば、該LD制御基板20について設定すべきLDパワー電圧の値が求められる。すなわち、キャリブレーションセンサーを用いたキャリブレーションを行うことなく、適切なオペレーション電流Iopを流すことにより露光に必要とされる所定の光量でレーザー光を発光させることができる。
<第2実効制御態様>
第2実効制御態様の場合、フォトダイオード32から流れるモニター電流Imがゲイン調整回路24によって変換されることで得られる被検電圧Vsが、LD制御手段21からDAコンバータ26を介して印加されるAPC電圧Vaと釣り合う状態(フィードバック信号がゼロ値となる状態)が実現されている状況のもとで、所望する発光光量でのレーザー発光が起こっている必要がある。すなわち、発光光量に過不足がある状態で、フィードバック信号がゼロ値となることがないように、フィードバック制御が行われることが必要となる。
まず、ゲイン調整回路24においては、次の(式5)に示す関係に従って被検電圧Vsが得られる。ただし、K0がゲイン調整回路24において真のゲインを与える係数(K0>0)であり、βが回路誤差を表す係数(回路誤差係数、β>0)であるとする。
Vs=β・K0・Im (式5)
係数K0は、回路設計時より既知の値であり、あらかじめ主制御手段11において保持される値であるが、回路誤差係数βはLD制御基板20に依存する値である。よって、同じ値のモニター電流Imが流れたとしても、回路誤差係数βが異なれば、被検電圧Vsの値は異なることになる。
ここで、モニター電流Imが値Imaであるときに、被検電圧VsがAPC電圧Vaと釣り合うとすると、(式5)から、次の(式6)が成り立つことになる。
Va=β・K0・Ima (式6)
なお、仮にゲイン調整回路24に回路誤差がない場合は、β=1とおける。モニター電流Imが値Imaであるときに、この回路誤差がない場合の被検電圧Vsの値がVsiであるすると、(式5)より、次の(式7)の関係が成り立つ。
Vsi=K0・Ima (式7)
そして、(式6)と(式7)より次の(式8)の関係が成り立つ。
Va=β・Vsi (式8)
(式8)は、被検電圧Vsと釣り合うAPC電圧Vaが、回路誤差がない場合の被検電圧Vsの値Vsiに回路誤差係数βを乗じることで求められることを意味している。
Vsiはモニター電流Imの値Imaが既知であれば(式7)より求められる値である。よって、この回路誤差係数βを一義的に定めることができる情報が、CTP装置100への搭載前に(例えば出荷時などに)第2誤差調整情報としてLD制御基板20のメモリ27にあらかじめ記憶される。換言すれば、第2誤差調整情報は、回路誤差がない場合の理想値に対する実際のAPC電圧Va電圧の比を特定するための情報である、ともいえる。
図4は、CTP装置100への搭載前に、LD制御基板20について第2誤差調整情報を取得する方法を説明するための図である。
まず、LD制御基板20のゲイン調整回路24に、抵抗値が既知の抵抗51を接続したうえで、ゲイン調整回路24に既知が既知の定電流(図4においては電流値Iex)を流すことにより、ゲイン調整回路24からPD出力比較回路25に対してある電圧値Vexの被検電圧Vsが与えられるようにする。この時点では、電圧値Vexは未知である。
同時に、LD制御手段21に、PD出力比較回路25からのフィードバック信号を監視させながら、DAコンバータ26に対しDAC設定信号を与えることによって、APC電圧Vaの電圧値を漸次に増大させるフィードバック制御を行わせる。そうするとやがて、フィードバック信号がゼロ値となり、APC電圧Vaの値と、被検電圧Vs(=Vex)の値とが釣り合う状態に達する。係る時点においてDAコンバータ26から印加されたAPC電圧Vaの値が、電圧値Vexということになる。このとき流した定電流の電流値Iexを第2基準電流値と称し、APC電圧Vaの電圧値Vexを第2基準電圧値と称する。両者の間には、(式5)より、
ex=β・K0・Iex (式9)
が成り立つ。回路誤差係数βは、(式9)を変形すれば一義的に特定されることから、第2基準電圧値Vexと第2基準電流値Iexとが第2誤差調整情報としてメモリ27に記憶される。これらの値を用いて、ある発光光量で(ある値のモニター電流Imで)レーザー発光を行う場合の所望するAPC電圧Vaの値が求められることになる。実際には、回路誤差係数βそのものを算出せずとも、次の(式10)によってAPC電圧Vaの値は求められる。
Va=(Vex・Vsi)/(K0・Iex) (式10)
例えば、ゲイン調整回路24がK0=4800となるように設計されてなり、Vsi=2Vが理想的な被検電圧の値である場合に、あるLD制御基板20においてIex=0.5mA、Vex=1.8Vという値が第2誤差調整情報としてメモリ27に記憶されていた場合であれば、そのAPC電圧Vaは、
Va=(1.8×2)/(4800×0.5×10-3)=1.5V
となる。
あるいは、LD制御基板20においてIex=0.48mA、Vex=1.7Vという値が第2誤差調整情報としてメモリ27に記憶されていた場合であれば、そのAPC電圧Vaは、
Va=(1.7×2)/(4800×0.48×10-3)=1.476V
となる。もちろん、露光内容に応じて露光に用いる発光光量が何段階かに分けて設定される場合は、それぞれに対応する第2誤差調整情報が特定され、メモリ27に記憶される。
すなわち、第2実効制御態様の場合、主制御手段11は、LD制御手段21に対し、メモリ27にあらかじめ記憶されている第2基準電圧値と第2基準電流値とを読み取らせ、(式10)から求まるAPC電圧をPD出力比較回路25に与えるようにする。これにより、たとえLD制御基板20が交換されたとしても、そのLD制御基板20のメモリ27に記憶されている第2基準電圧値と第2基準電流値とを読み出して(式10)に基づく演算を行えば、該LD制御基板20について設定すべきAPC電圧の値が求められる。すなわち、キャリブレーションセンサーを用いたキャリブレーションを行わなくとも、所望の発光光量でレーザー光の発光が生じている場合にフィードバック信号がゼロ値となる、というフィードバック制御が実現される。すなわち、露光に必要とされる所定の光量でレーザー光を発光させることができる。
<変形例>
上述の実施の形態において実現される、LD制御基板の個体差の修正に起因する誤差の修正は、CTP装置100のような、レーザーダイオードが離散的に配置されたCTP装置に限られず、LD制御基板20と同様の制御回路によってレーザーダイオードの発光制御を行う露光装置一般において、同様に適用可能である。
なお、上述の実施の形態においては、ドラム1の表面に設けた刷版Pが露光対象となっているが、これに代わり、ドラム1の表面自体が被露光体とされ、該表面に形成された像が所定の被転写物に転写されることで像形成が行える態様であってもよい。
なお、CTP装置100への刷版Pの搬入・搬出、およびドラム1への刷版Pの着脱などが、図示しない所定の装置によって行われる態様であってもよい。係る場合、これらの処理を制御する制御手段も別途備わることになる。
CTP装置100の主たる動作部分を示す斜視図である。 CTP装置100の動作制御に係る要素を模式的に示すブロック図である。 LD制御基板20について第1誤差調整情報を取得する方法を説明するための図である。 LD制御基板20について第2誤差調整情報を取得する方法を説明するための図である。
符号の説明
1 ドラム
3 ヘッド移動用ボールネジ
4 ヘッド移動用モーター
5 露光ヘッド
6 ドラム駆動手段
11 主制御手段
12 露光データ入力手段
13 ドラム駆動制御手段
14 ヘッド駆動制御手段
20 LD制御基板
21 LD制御手段
22、26 DAコンバータ
23 LDドライバー
24 ゲイン調整回路
25 PD出力比較回路
27 メモリ
31 レーザーダイオード
32 フォトダイオード
41、51 抵抗
42 電圧計
100 CTP装置
AX (ドラム1の)回転軸
P 刷版

Claims (6)

  1. レーザー光によって被露光体を露光する露光装置であって、
    装置全体の動作を統括制御する主制御部と、
    レーザー光を発光するレーザー発光部と、
    独立して交換可能な回路基板として構成されてなり、前記主制御部からの制御指示を受けて、前記レーザー発光部からのレーザー光の発光を制御するレーザー制御部と、
    を備え、
    前記回路基板について前記露光装置に搭載するに先立ってあらかじめ取得された、前記回路基板の回路誤差に起因する制御因子のずれを調整するための誤差調整情報が、前記レーザー制御部に備わるメモリに記憶されてなり、
    前記レーザー制御部は、所定の光量でレーザー光を発光させる旨の制御指示が前記主制御部から与えられると、前記メモリに記憶された前記誤差調整情報に基づいてレーザー光の発光条件を決定し、前記発光条件に従って前記レーザー発光部にレーザー光を発光させる、
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 請求項1に記載の露光装置であって、
    レーザー制御部が、前記主制御部から要求される発光光量に応じた制御電流を前記レーザー発光部に与えることによって前記レーザー発光部における前記レーザー光の発光を制御するように構成されてなり、
    前記誤差調整情報が、前記制御電流を前記回路誤差に基づいて調整するための情報である、
    ことを特徴とする露光装置。
  3. 請求項2に記載の露光装置であって、
    レーザー制御部が、印加電圧に応じた電流値の前記制御電流を出力するドライバーを備えており、
    前記誤差調整情報が、前記ドライバーへの印加電圧と前記制御電流との比例関係を特定する情報である、
    ことを特徴とする露光装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の露光装置であって、
    前記レーザー発光部が、
    前記レーザー発光部で発光したレーザー光を検知し、検知した前記レーザー光の光量に応じた電流値のモニター電流を出力する光電変換素子、
    を備えており、
    前記レーザー制御部が、前記光電変換素子から与えられる前記モニター電流の電流値に基づいて前記レーザー発光部の発光を制御するフィードバック制御を実行可能に構成されてなり、
    前記誤差調整情報が、前記フィードバック制御における基準情報を前記回路誤差に基づいて調整するための情報である、
    ことを特徴とする露光装置。
  5. 請求項4に記載の露光装置であって、
    前記レーザー制御部が、
    前記モニター電流の電流値を電圧値に変換して出力する調整回路と、
    前記フィードバック制御の基準となる基準電圧を出力する基準電圧出力手段と、
    前記調整回路から出力される電圧値と、前記基準電圧とを比較し、その結果に基づくフィードバック信号を出力する比較回路と、
    を備え、
    前記誤差調整情報が、前記回路誤差がない場合の理想値に対する前記基準電圧の比を特定するための情報である、
    ことを特徴とする露光装置。
  6. レーザー光を発光するレーザー光発光装置に搭載された場合に、前記レーザー光発光装置において、装置全体の動作を統括制御する主制御部からの制御指示を受けてレーザー発光部からのレーザー光の発光を制御するレーザー制御部として機能するレーザー制御部用の回路基板であって、
    あらかじめ取得された、前記回路基板が前記レーザー制御部として機能する場合に前記レーザー光発光装置において前記回路基板の回路誤差に起因する制御因子のずれを調整するための誤差調整情報を記憶したメモリを備え、
    前記回路基板を搭載した前記レーザー光発光装置においては、前記レーザー制御部は、所定の光量でレーザー光を発光させる旨の制御指示が前記主制御部から与えられると、前記メモリに記憶された前記誤差調整情報に基づいてレーザー光の発光条件を決定し、前記発光条件に従って前記レーザー発光部にレーザー光を発光させる、
    ことを特徴とするレーザー制御部用回路基板。
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