JP2009202272A - ダイス、工具セット、及びプレス加工方法 - Google Patents

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    • B21D28/24Perforating, i.e. punching holes
    • B21D28/26Perforating, i.e. punching holes in sheets or flat parts

Abstract

【課題】被加工体に対するプレス加工時に生じるかえりにより被加工体の外観が損なわれることを抑制すること。
【解決手段】プレス加工されるバンパー60が載置されるダイス10であって、バンパー60が載置される載置面と、バンパー60に孔を形成するパンチ70を少なくとも部分的に受け入れる第1受け部OP1と、載置面に形成されると共に、バンパー60に対するパンチ70の押圧によって生じるバンパー60の変形部分を受け入れる第2受け部と、を備える。ダイス10の上面15に形成された凹部13によって、バンパー60の上面60aにかえり18が生じることが抑制される。結果的に、プレス加工に伴ってバンパー60の美観が損なわれることが抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダイス、工具セット、及びプレス加工方法に関する。
近年、自動車等の移動体に関する技術は電子化の一途を進んでいる。これに伴って、自動車には様々な電子部品が実装されるに至っている。例えば、自動車にはソナーと呼称される測距装置が組み込まれる場合がある。自動車にソナーを組み込むことによって自動車と障害物間の距離を自動車の操作者に報知することができる。これによって、例えば、次のようなことが実現できる。自動車の操作者は、障害物間に自動車を安全に移動させることが可能になる。また、自動車の操作者は、予期しない障害物との衝突を回避することができる。
ソナーを自動車に実装する場合、予め自動車のバンパーに形成した開口にソナーを取り付けることが行われる場合がある。バンパーは自動車の外観の一部を形成する。従って、バンパーに開口を形成する場合、バンパーの外観を損なわないようにすることが要求される。
なお、特許文献1には、プレス加工に関し、一回のプレス加工によりテーパー形状を持つ貫通孔を成形することを可能にする技術が開示されている。
特開平8−150428号公報
ダイス上に載置したバンパーにパンチでプレスすることによってバンパーには開口が形成される。しかしながら、この場合、バンパーの表面にはかえり(バリ)が生じる場合がある。なお、かえりは、バンパーに対するパンチの押圧によってバンパーが変形することで生じる。かえりがバンパーの表面に生じると、バンパーの外観が損なわれる場合がある。上述のようにバンパーは自動車の外観を形成する部品である。従って、バンパーの外観が損なわれる場合には、その外観を補修することが必要になってしまう。例えば、バンパーの外観を補修するため、バンパーのかえりを手作業で削り取ること、又はバンパーのかえりを隠すシール部材をバンパーに取り付けること等が必要になる。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、被加工体に対するプレス加工時に生じるかえりにより被加工体の外観が損なわれることを抑制することを目的とする。
本発明にかかるプレス加工される被加工体が載置されるダイスであって、前記被加工体が載置される載置面と、前記被加工体に孔を形成するパンチを少なくとも部分的に受け入れる第1受け部と、前記載置面に形成されると共に、前記被加工体に対する前記パンチの押圧によって生じる前記被加工体の変形部分を受け入れる第2受け部と、を備える。
第2受け部が被加工体の変形部分(かえり)を受け入れる。従って、被加工体の上面に被加工体の変形部分(かえり)が生じることはない。これによって被加工体の外観が損なわれることを抑制することができる。
前記第2受け部は、前記第1受け部を囲むように形成される、と良い。前記第2受け部は、前記第1受け部側に向かって前記パンチ側に近接する傾斜面を有する、と良い。前記傾斜面の前記第1受け部側の内辺は、前記第1受け部を形成する当該ダイスの内側面に連結している、と良い。前記傾斜面と当該ダイスの前記内側面とがなす角は30度以上で60度以下である、と良い。
本発明にかかる工具セットは、プレス加工用の工具セットであって、被加工体が載置されるダイスと、前記被加工体に孔を形成するパンチと、を備え、前記ダイスは、前記被加工体が載置される載置面と、前記パンチを少なくとも部分的に受け入れる第1受け部と、前記被加工体に対する前記パンチの押圧によって生じる前記被加工体の変形部分を受け入れる第2受け部と、を備える。
本発明にかかるプレス加工方法は、ダイス及びパンチを用いて被加工体を加工するプレス加工方法であって、前記ダイスの載置面に前記被加工体を載置するステップと、前記ダイスに形成された第1受け部に対応して配置された前記パンチで前記ダイス上に載置された前記被加工体を押圧するステップと、前記被加工体に対する前記パンチの押圧によって生じる前記被加工体の変形部分を前記ダイスの前記載置面に形成された第2受け部に収納させるステップと、を備える。
本発明に係るバンパーの製造方法は、ダイス及びパンチを用いて孔を有するバンパーを製造する方法であって、前記ダイスの載置面に前記バンパーを載置するステップと、前記ダイスに形成された第1受け部に対応して配置された前記パンチで前記ダイス上に載置された前記バンパーを押圧するステップと、前記バンパーに対する前記パンチの押圧によって生じる前記バンパーの変形部分を前記ダイスの前記載置面に形成された第2受け部に収納させるステップと、を備えるバンパーの製造方法。
本発明によれば、被加工体に対するプレス加工時に生じるかえりにより被加工体の外観が損なわれることを抑制するができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。上下左右といった方向を示す用語は図面を正面視して用いるものとする。
[第1の実施形態]
図1乃至図8を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、プレス加工装置の概略的な構成を示す模式図である。図2は、プレス加工装置によりプレス加工処理を説明するための説明図である。図3は、ダイスの具体的な構成を示す模式図である。図4は、ダイスを斜視した模式図である。図5は、傾斜角の設定条件を説明するための説明図である。図6は、プレス加工により加工されるバンパーの状態を示す説明図である。図7は、ソナー取り付け後のバンパーの状態を示す説明図である。図8は、バンパーが取り付けられた自動車を示す説明図である。
図1に示すように、プレス加工装置100には、ダイス10及びパンチ70が取り付けられる。ダイス10に形成された開口(受け部)OP1にパンチ70が部分的に挿入されることによってダイス10とパンチ70間に配置されたバンパー60の一部は打ち抜かれ、バンパー60には開口OP1の開口形状に応じた開口が形成される。なお、パンチ70の下端部70a(図2参照)の断面視形状は、開口OP1の開口形状に相似する。また、ダイス10は、金型成形によって製造される工具(台座部品)である。パンチ70は、金型成形によって製造される工具(切削部品)である。
図1に示すように、ダイス10は、プレス加工装置100のステージ50にネジ(不図示)等によって固定される。ダイス10は、基部12、及び筒部11を有する。基部12は、ステージ50に取り付けられる。筒部11は、パンチ70を部分的に収納する開口OP1を有する。
パンチ70は、プレス加工装置100の油圧シリンダ(不図示)のロッド90に取り付けられる。パンチ70は、棒状の部材であって、その下端面72には刃が形成されている。なお、ロッド90に対するパンチ70の取り付け方法は任意である。
ダイス10とパンチ70間にはバンパー60が配置される。バンパー60は、予めステージ50の所定箇所に固着された位置決め部材20によって、ステージ50の所定位置に位置決めされる。ステージ50で予めダイス10と位置決め部材20とを所定の位置に固定することによってバンパー60の加工位置を高精度に設定することができる。なお、パンチ70の初期位置は、油圧シリンダから伝達される推力に応じてパンチ70がダイス10の開口OP1に部分的に収納されるように設定されている。なお、パンチ70とダイス10とは対向配置されている。バンパー60は、型で樹脂が成形されて製造される。
油圧シリンダから伝達される推力に応じてパンチ70がダイス10の開口OP1に収納される過程でバンパー60は部分的に打ち抜かれる。このようにしてバンパー60にはソナーを取り付けるための開口が形成される。
なお、プレス加工装置100は、加熱式のプレス加工装置である。プレス加工装置100は、ヒータ80を有する。ヒータ80は温度コントローラとして機能する。ヒータ80は、出力端子85を有する。出力端子85は、パンチ70の上面に装着される。バンパー60と物理的に接触するパンチの温度を所定温度(例えば、80〜120℃)に設定した状態でプレス加工することで、バンパー60の切断面の状態を良好に保つことができ、かつプレス加工に必要になる推力を低減させることができる。
図2及び図4を参照してパンチ70及びダイス10の構造について説明する。
図2に示すように、パンチ70は、下端部70a、胴部70b、取り付け部70c、及び頂部70dを有する。下端部70aは、ダイス10の開口OP1に部分的に収納される。下端部70aの幅W10は、ダイス10の開口OP1の開口幅W20よりも小さい。胴部70bは、ダイス10の開口OP1に収納されない。胴部70bの幅W15は、ダイス10の開口OP1の開口幅W20よりも大きい。
下端部70aの幅W10は、胴部70bの幅W15よりも狭い。下端部70aと胴部70bとの境界部分には押圧面71が形成される。プレス加工時、押圧面71は、バンパー60に形成される開口を規定するバンパー60の縁部分を押圧する。
図3及び図4に示すように、筒部11の上面(載置面)15には凹部(受け部)13が形成される。凹部13には、開口OP1側に向かって上方(パンチ70側又はバンパー60側)に傾斜する傾斜面14が形成される。図4に示すように、傾斜面14は、開口OP1を囲む。傾斜面14の内辺14aは、筒部11の内側面11aに連結している。
図3に示すように、傾斜面14と筒部11の内側面11a間の肉厚W1は、上方(パンチ70側又はバンパー60側)に向かって薄くなる。この観点から検討すると、筒部11の上端には先細りの突出部16が形成されるとも言える。なお、突出部16の内側面16aは、筒部11の内側面11aに一致する。突出部16の外側面16bは、傾斜面14に一致する。
本実施形態では、傾斜面14と筒部11の内側面11aとがなす角(傾斜角)θは30度以上で60度以下に設定されている(ここでは、傾斜角θは45度に設定されている。)。このように傾斜角θを設定することで、図5に示すように、ダイス10の耐久性を損なうことなく、かえりがバンパー60の上面に生じることを低減するという効果(尚、図5では効果と略示している。)を得ることができる。
傾斜角θが30度未満の場合、突出部16の肉厚W1は全体的に薄くなる。この場合、プレス加工の実施に伴って突出部16に欠けが早期に生じるおそれがある。従って、ダイス10の耐久性を高めるためには傾斜角θを30度以上に設定すると良い。
傾斜角θが60度を超える場合、突出部16の肉厚W1は全体的に厚くなる。この場合、プレス加工の実施に伴って、突出部16に欠けが早期に生じるおそれは抑制される。しかしながら、本発明者の試作結果によると、かえりがバンパー60の上面に生じることを低減するという効果を十分に得ることができない。
傾斜角θを30度以上で60度以下に設定することで、ダイス10の耐久性を損なうことなく、かえりがバンパー60の上面に生じることを低減するという効果(尚、図5では効果と略示している。)を得ることができる。なお、より好ましくは、傾斜角θを40度以上で50度以下に設定すると良い。
図6を参照して、バンパー60の上面60aにかえりが生じることが抑制されることのメカニズムについて説明する。なお、図6に示すようにプレス加工をする前には予めパンチ70はヒータ80によって所定温度に加熱されている。
図6(a)に模式的に示すように、パンチ70が下方(ステージ50側)に移動するに従って、バンパー60は変形する。これに伴って、バンパー60の上面60aにはかえり18が生じる。なお、このかえり18は、バンパー60の変形に応じて上方に突出したバンパー60の一部分である。
図6(b)に模式的に示すように、パンチ70が更に下方(ステージ50側)に移動するに従って、バンパー60はパンチ70によって部分的に打ち抜かれ、バンパー60には開口が形成される。また、パンチ70が更に下方に移動するに従って、パンチ70の押圧面71はかえり18を押圧する。このようにして、バンパー60の上面60aのかえり18は無くなり、バンパー60の下面60bにかえり19が生じる。
上述のように、ダイス10の上面15には凹部13が形成され、この凹部13によって、かえり19を受け入れる空間が確保される。従って、押圧面71によるかえり18の押圧に応じて、好適に、バンパー60の下面60bにはかえり19が生じ、結果として、バンパー60の上面60aのかえり18は無くなる。これによってプレス加工に伴ってバンパー60の美観が損なわれることが抑制される。
このように、本実施形態では、ダイス10の上面15に形成された凹部13によって、バンパー60の上面60aにかえり18が生じることが抑制される。結果的として、プレス加工に伴ってバンパー60の美観が損なわれることが抑制される。
なお、バンパー60の下面60bは自動車の車体側の面である。従って、バンパー60の下面60bにかえり19が生じたとしてもバンパー60の美観が損なわれることはない。
なお、上述のメカニズムに関する説明はあくまで発明者の知見に基づいた推測である。パンチ70の径、ダイス10の開口OP1の開口径、及びパンチ70の推力を適当に設定することによって、押圧面71による押圧を実行しなくても、かえりの発生を抑制することができる可能性がある。
図7に示すように、バンパー60に形成した開口OP2には、ソナー150が取り付け部品160を介して取り付けられる。なお、開口OP2を規定するバンパー60の縁はパンチ70による押圧に応じて凹んでいる。
図8に示すように、バンパー60は自動車200に取り付けられる。バンパー60にはソナー150が取り付けられている。従って、自動車200は、ソナー150からの出力に基づいて障害物までの距離を検知することができる。これによって自動車200は、自動車200と障害物間の距離を自動車200の操作者に報知することができる。これによって、例えば、次のようなことが実現できる。自動車の操作者は、障害物間に自動車を安全に移動させることが可能になる。また、自動車の操作者は、予期しない障害物との衝突を回避することができる。
[第2の実施形態]
図9を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。図9は、ダイスの具体的な構成を示す模式図である。
本実施形態のダイス10は第1の実施形態とは異なる形状を有する。この場合であっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。つまり、ダイス10の上面15に形成された凹部13によって、バンパー60の上面60aにかえり18が生じることが抑制される。結果的に、プレス加工に伴ってバンパー60の美観が損なわれることが抑制される。
図9に示すように、凹部13と開口OP1間には上面17が形成される。上面15と同様に、上面17にはバンパー60が載置される。この場合であっても上面15と上面17間に形成された凹部13には、プレス加工に伴って上述のかえり19を受け入れ可能である。従って、本実施形態の場合であっても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。換言すると、傾斜面14の内辺14aが筒部11の内側面11aに連結するように凹部13を設けることは必須ではない。
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。ダイス、パンチの具体的な形状、材料、及び製造方法は任意である。被加工体はバンパー等の自動車用部品に限定されるべきものではない。また、加熱式のプレス加工に限定されるべきものではない。
本発明の第1の実施形態にかかるプレス加工装置の概略的な構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかるプレス加工装置によりプレス加工処理を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるダイスの具体的な構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかるダイスを斜視した模式図である。 本発明の第1の実施形態にかかる傾斜角の設定条件を説明するための説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるプレス加工により加工されるバンパーの状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるソナー取り付け後のバンパーの状態を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるバンパーが取り付けられた自動車を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかるダイスの具体的な構成を示す模式図である。
符号の説明
100 プレス加工装置
50 ステージ
60 バンパー

10 ダイス
11 筒部
12 基部
13 凹部
14 傾斜面
15、17 上面
16 突出部
70 パンチ
71 押圧面

Claims (13)

  1. プレス加工される被加工体が載置されるダイスであって、
    前記被加工体が載置される載置面と、
    前記被加工体に孔を形成するパンチを少なくとも部分的に受け入れる第1受け部と、
    前記載置面に形成されると共に、前記被加工体に対する前記パンチの押圧によって生じる前記被加工体の変形部分を受け入れる第2受け部と、
    を備えるダイス。
  2. 前記第2受け部は、前記第1受け部を囲むように形成されることを特徴とする請求項1に記載のダイス。
  3. 前記第2受け部は、前記第1受け部側に向かって前記パンチ側に近接する傾斜面を有することを特徴とする請求項2に記載のダイス。
  4. 前記傾斜面の前記第1受け部側の内辺は、前記第1受け部を形成する当該ダイスの内側面に連結していることを特徴とする請求項3に記載のダイス。
  5. 前記傾斜面と当該ダイスの前記内側面とがなす角は30度以上で60度以下であることを特徴とする請求項4に記載のダイス。
  6. プレス加工用の工具セットであって、
    被加工体が載置されるダイスと、
    前記被加工体に孔を形成するパンチと、を備え、
    前記ダイスは、
    前記被加工体が載置される載置面と、
    前記パンチを少なくとも部分的に受け入れる第1受け部と、
    前記被加工体に対する前記パンチの押圧によって生じる前記被加工体の変形部分を受け入れる第2受け部と、
    を備える、工具セット。
  7. 前記パンチは、
    前記第1受け部の開口幅よりも狭く前記第1受け部に収納される幅狭部と、
    前記第1受け部の開口幅よりも広く前記第1受け部に収納されない幅厚部と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の工具セット。
  8. 前記第2受け部は、前記第1受け部を囲むように形成されることを特徴とする請求項6に記載の工具セット。
  9. 前記第2受け部は、前記第1受け部側に向かって前記パンチ側に近接する傾斜面を有することを特徴とする請求項8に記載の工具セット。
  10. 前記傾斜面の前記第1受け部側の内辺は、前記第1受け部を形成する当該ダイスの内側面に連結していることを特徴とする請求項9に記載の工具セット。
  11. 前記傾斜面と当該ダイスの前記内側面とがなす角は30度以上で60度以下であることを特徴とする請求項10に記載の工具セット。
  12. ダイス及びパンチを用いて被加工体を加工するプレス加工方法であって、
    前記ダイスの載置面に前記被加工体を載置するステップと、
    前記ダイスに形成された第1受け部に対応して配置された前記パンチで前記ダイス上に載置された前記被加工体を押圧するステップと、
    前記被加工体に対する前記パンチの押圧によって生じる前記被加工体の変形部分を前記ダイスの前記載置面に形成された第2受け部に収納させるステップと、
    を備えるプレス加工方法。
  13. ダイス及びパンチを用いて孔を有するバンパーを製造する方法であって、
    前記ダイスの載置面に前記バンパーを載置するステップと、
    前記ダイスに形成された第1受け部に対応して配置された前記パンチで前記ダイス上に載置された前記バンパーを押圧するステップと、
    前記バンパーに対する前記パンチの押圧によって生じる前記バンパーの変形部分を前記ダイスの前記載置面に形成された第2受け部に収納させるステップと、
    を備えるバンパーの製造方法。
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