JP2002026362A - 積層体の加工方法及び加工装置 - Google Patents

積層体の加工方法及び加工装置

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JP2002026362A
JP2002026362A JP2000212188A JP2000212188A JP2002026362A JP 2002026362 A JP2002026362 A JP 2002026362A JP 2000212188 A JP2000212188 A JP 2000212188A JP 2000212188 A JP2000212188 A JP 2000212188A JP 2002026362 A JP2002026362 A JP 2002026362A
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punch
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laminate
resin
electrode
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JP2000212188A
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Morio Kiso
盛夫 木曾
Kenji Takada
健司 高田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高く、加工が容易な積層体の穴開け
加工方法と装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも第1の部材101と第2の部
材102とを有する積層体の加工方法において、第2の
部材102の表面から該第2の部材の融点又は軟化点よ
りも高く、且つ、第1の部材101の表面の融点又は軟
化点よりも高い温度に加熱したポンチ103を挿入し、
第2の部材102の一部と第1の部材101の表面の一
部を溶かすことにより、ポンチ103の挿入部分の第2
の部材を除去し、第1の部材を露出させる。これによ
り、第1の部材101の穴開け加工部分の第2の部材1
02を選択的に残渣なく容易に取り除くことが可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体の加工方法
及び装置に関わり、特に太陽電池モジュール等の電子部
品の電極取り出し穴の加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エネルギー資源の保護や環境問題
に対する意識の高まりが、世界的に広がっている。中で
も化石燃料の枯渇、CO2排出に伴う地球の温暖化現象
に対する危倶感は深刻で、これらの問題を解消しうる新
しいエネルギーが注目されている。特に、太陽電池を使
用した太陽光発電は太陽エネルギーを直接電力に変換で
き、しかもクリーンなエネルギーであるため、大きな期
待が寄せられている。しかしながら、太陽電池の製造コ
ストはいまだ低いとはいえないため、安価で大量に製造
する技術が求められている。
【0003】太陽電池モジュールは、一般的に、表面部
材と裏面部材の間に光起電力素子が封止材樹脂で封止さ
れた構造をしている。そして、太陽電池モジュールは、
受光面側の最表面部材としてガラスを使用したものと透
光性フィルムを使用したものに大別される。
【0004】ガラスで覆われた太陽電池モジュールに
は、ガラスと光起電力素子とを封止材樹脂で接着する場
合と、ガラス基板上に直接光起電力素子を形成する場合
がある。
【0005】また、透光性フィルムで覆われた太陽電池
モジュールでは、透光性フィルムと光起電力素子とを封
止材樹脂で接着する場合が一般的である。
【0006】一方、これらの太陽電池モジュールの非受
光面側においては、封止材樹脂を介して絶縁性フィルム
を光起電力素子に接着している。特に、屋外のように直
接外気に触れる環境下で太陽電池モジュールを使用する
場合には、耐候性を考慮して絶縁性フィルムにフッ素樹
脂フィルムが好んで用いられる。また、表面部材に透光
性フィルムを使用している場合には、モジュールとして
の剛性不足を補うため、絶縁性フィルムの外側に補強板
を貼り付けることもある。
【0007】このような構造の太陽電池モジュールの電
気出力は、モジュールの裏面側あるいは側面側から取り
出すのが一般的であり、なかでも裏面側から取り出すの
が主流である。具体的な電気出力の取り出し方法は以下
の通りである。
【0008】まず、所望する電圧あるいは電流に応じ
て、複数個の光起電力素子を直列乃至は並列に接続して
光起電力素子群を形成した後、光起電力素子群の正極端
電極と負極端電極とを光起電力素子群の裏面側に配設
し、光起電力素子群を上記の封止部材等を用いてラミネ
ートする。この段階で、光起電力素子群の裏面側は、封
止材樹脂と絶縁性フィルムで被覆される。その後、電極
部を被覆している封止材樹脂と絶縁性フィルムとを除去
することにより電極部を露出させ、露出部に半田等で導
線を接続することにより光起電力素子の電気出力を取り
出せるようにしている。また、電極取り出し部の信頼性
を考慮して、この部位に端子箱を設けることも多い。
【0009】この電極取り出し穴の形成方法としては、
例えば特開平10−341032号公報のように電極部
に栓部材を配置し、光起電力素子を封止材樹脂で封止し
た後で、栓部材を除去して電極取り出し穴を形成する方
法がある。
【0010】その他の方法としては、封止材樹脂で光起
電力素子を封止した後、刃物を用いて機械的に穴を形成
する方法や、既存の半田ごて等で封止材樹脂を溶融除去
する方法等がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、刃物を
用いて光起電力素子の電極部の封止材樹脂を除去して、
電極取り出し穴を形成する方法は、光起電力素子の電極
部自体を損傷しやすいため、非常に加工が難しい。また
仮に電極部を損傷せずに加工できたとしても、穴開け加
工部分の中央部の封止材樹脂が光起電力素子の電極部に
接着しているため、封止材樹脂のみを取り除くことは容
易ではない。
【0012】また、太陽電池に使用される光起電力素子
をはじめ半導体素子は一般的に熱に弱い。このような素
子の封止材樹脂を既存の半田ごてのようなものを押し当
てて単純に溶融除去させるには、時間がかかり過ぎてし
まい、素子そのものを破壊してしまう恐れがある。ま
た、穴開け部分の封止材樹脂がはみ出してしまうため、
樹脂を残渣なくきれいに除去することも難しく、穴開け
部に残存する樹脂のため、後工程での半田付けが容易で
はなかった。
【0013】上記の問題を解決するため、本発明者らは
前述の特開平10−341032号公報でラミネート前
に電極部に栓部材を詰め、ラミネート後に栓部材を取り
除くことで、電極部を損傷することなくきれいな電極取
り出し穴を形成する方法を提示してきたが、更なる改善
が望まれていた。
【0014】また、封止材樹脂によって封止された電子
部品や金属箔と樹脂との積層フィルムといった積層体の
樹脂部分のみを選択的に残渣なく除去し、穴開け加工を
行う一般的な方法は存在しなかった。
【0015】本発明は、上記事情を鑑み、電子部品や金
属箔と樹脂との積層フィルムといった積層体の樹脂部分
のみを選択的に残渣なく取り除くことができ、また、従
来のような刃物による穴開け加工に比べて手間がかから
ず、電子部品や金属箔等を損傷せずに所望の穴開け加工
を可能にする積層体の加工方法及び加工装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記のような問題を解
決、改善するため、本発明者は以下の方法及び装置が最
良であることを見出した。
【0017】すなわち、本発明の加工方法は、少なくと
も第1の部材と第2の部材とを有する積層体の加工方法
において、前記第2の部材の表面から、該第2の部材の
融点又は軟化点よりも高く、且つ、前記第1の部材の表
面の融点又は軟化点よりも高い温度に加熱したポンチを
前記積層体に挿入し、前記第2の部材の一部と前記第1
の部材の表面の一部を溶かすことにより、前記ポンチの
挿入部分の第2の部材を除去し、前記第1の部材を露出
させることを特徴とする。
【0018】第1の部材としては、少なくとも半田等の
低融点金属もしくは低融点金属が表面にコートされた部
材が好ましい。また第2の部材としては、第1の部材表
面より熱伝導度の低い有機高分子樹脂であることが好ま
しい。例えば、第1の部材としては、電子部品の電極、
特に樹脂によって封止される前に低融点金属が予めコー
トされている電極が挙げられ、第2の部材としては、こ
れらの電極を被覆している封止材樹脂が挙げられる。
【0019】上記のような構成の積層体として、太陽電
池モジュールを例に挙げて本発明を説明する。第2の部
材である封止樹脂の側から加熱したポンチを挿入した
際、加熱したポンチはまず第2の部材である封止材樹脂
を溶融させつつ、第1の部材である電極表面に到達す
る。そこで電極表面に予めコートされている低融点金属
を溶融させることにより、上記低融点金属に接着してい
た封止材樹脂は前記低融点金属との接着力を失う。この
時点でポンチを引き上げることにより、ポンチを挿入し
た部分の封止材樹脂を第1の部材である電極表面から残
渣なく取り除き、電極部分を露出させることができる。
【0020】また、本発明の加工装置は、少なくとも第
1の部材と第2の部材とを有する積層体の加工装置にお
いて、前記第2の部材の表面から、該第2の部材の融点
又は軟化点よりも高く、且つ、前記第1の部材の表面の
融点又は軟化点よりも高い温度に加熱したポンチを前記
積層体に挿入する制御機構を備え、前記第2の部材の一
部と前記第1の部材の表面の一部を溶かすことにより、
前記ポンチの挿入部分の第2の部材を除去し、前記第1
の部材を露出させることを特徴とする。このような機構
を有する加工装置により、上記本発明の加工方法を行う
ことができる。
【0021】このときポンチの加工側先端を中空にする
ことによって、加工部分の第2の部材を穴の形状のまま
除去することができ、加工部分以外のところへの第2の
部材の余分なはみ出しをなくすことができる。また、部
材にかかる熱負荷を小さくすることもできる。
【0022】また、ポンチの加工側先端の内側を楔型の
形状にすることによって、ポンチの引き上げと同時に、
ポンチ先端部分に第2の部材を保持することができ、加
工部分の第1の部材表面に第2の部材の取り残しをなく
すことができる。
【0023】また、ポンチの先端にポンチの加熱や動作
を制御するためのセンサーを内蔵することによって、加
工する積層体に余分な熱や力を加えることなく、また第
2の部材の厚さによることなく、選択的に第2の部材の
みに穴開け加工することができる。
【0024】
【実施態様例】本発明の積層体の加工方法及び加工装置
について以下に述べる。
【0025】図1に本発明の積層体の加工方法の概略図
を示す。図1において、101は第1の部材、102は
第2の部材、103はポンチである。
【0026】本発明に用いられる積層体は第1の部材1
01と第2の部材102からなり(図1(a))、第2
の部材102の表面から、所定の温度に加熱したポンチ
103を積層体に挿入し(図1(b))、第2の部材1
02の少なくとも一部と第1の部材101の表面の少な
くとも一部を溶かすことにより、ポンチ103の挿入部
分の第2の部材102を除去して穴開け加工をする(図
1(c))。
【0027】<第1の部材>第1の部材101に使用さ
れる部材としては、ポンチ103の加熱温度以下の融点
または軟化点を持つ物質であればよい。特に、ポンチが
第1の部材に接触してから短時間のうちに溶融し、且つ
液体状になるものが好ましい。これにより、穴開け加工
部分の第1の部材と第2の部材との接着力を瞬時に失わ
せ、容易に加工部分の第2の部材を剥離させることがで
きる。具体的には、Sn、Pb、あるいはこれらの金属
の合金である半田などが好適である。これ以外にも、
S、Se 2、Bi等の低融点性金属やSnCl2、FeC
3、CuSO4、SO3、HgCl2、HgBr2、Al2
Cl6等の低融点の無機化合物が挙げられる。また無機
化合物に限定されるものではなく、半田のフラックスに
使用される松脂等の有機化合物であってもよい。
【0028】また、第1の部材の表面のみを溶融させ、
第2の部材のみを除去するために、以下に述べる基材の
表面に上記のSn等の物質がコートされているものを第
1の部材として使用ことがより好ましい。基材として
は、ポンチによる熱で変形しないよう、ポンチの加熱温
度以上の融点をもつ物質、または熱伝導度の低い物質が
好ましい。具体的には、Cu、Ag、Au、Fe、A
l、Zn、Si、Co、W、C、Ti、Ni、Pt、
V、Ba、Be、Mg、Mn、Mo等の金属やこれらの
金属酸化物、ガラス等の無機化合物、SUS、真鍮とい
った合金類、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ガラエポを
はじめとする耐熱性のある有機高分子樹脂、セラミック
ス等が挙げられる。
【0029】穴開け加工をする積層体が電子部品である
ような場合には、Cu等の導電性金属表面に半田がコー
トされているものを第1の部材をして用いるのがよい。
この場合、第1の部材は電子部品の電極に相当する。
【0030】<第2の部材>第2の部材102として使
用される部材も、ポンチ103の加熱温度以下の融点ま
たは軟化点を持つ物質であればよい。ただし、ポンチの
熱によってポンチの挿入中に、穴開け加工中央部の第2
の部材まで溶融して液体状になってしまうものは、好ま
しくない。例えば、第1の部材の項で記述した半田等の
低融点性の金属は熱伝導度が高いため、第2の部材にポ
ンチを挿入している間に穴開け加工中央部の第2の部材
まで液体状になってしまい、ポンチを引き抜いたときに
その第2の部材を除去できないので好ましくない。した
がって、第2の部材としては、ナイロン、ポリカーボネ
ート、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、ポ
リオレフィン系樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、
ユリア樹脂、メラニン樹脂、ポリエステル樹脂、アリル
樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂等の
有機高分子樹脂が好ましい。有機高分子樹脂であれば、
熱伝導度が低いため、ポンチを挿入している間に穴開け
中央部の第2の部材まで溶融することなく、ポンチ先端
の形状の輪郭部分のみを溶融させることができ、ポンチ
の引き抜きと同時に第2の部材を除去することができ
る。また第2の部材としては、上記の樹脂が複数積層さ
れた構造のものでもあってもよい。
【0031】穴開け加工をする積層体が封止材樹脂によ
って被覆されている電子部品である場合には、その封止
材樹脂は第2の部材に相当する。
【0032】本発明では、上記に例示される第1の部材
と第2の部材から構成される積層体の穴開け加工を容易
に行うことができる。
【0033】<ポンチ>ポンチ103は、穴開け加工を
行う工具のことを指す。ポンチの素材としては、熱伝導
度の高い銅、真鍮、SUS、鉄などの金属製のものが好
ましいが、目的に応じて種々の素材を使用できる。ま
た、除去した第2の部材である有機高分子樹脂のポンチ
からの離型性を高めるため、ポンチの表面がテフロン
(登録商標)などで加工されていてもよい。
【0034】ポンチの形状としては、少なくとも加工側
先端が中空の形状をしたものが好ましい。中空にするこ
とで、第1の部材及び第2の部材への熱負荷を最小限に
することができ、ポンチ挿入部分中央の第2の部材が、
ポンチの挿入によって外側にはみ出すことがないため、
盛り上がりのないきれいな穴を形成することができる。
また、穴の形状のまま第2の部材を除去できるので、穴
開け部分に残渣を取り残すことがない。
【0035】また、ポンチの加工側先端内側が楔型の形
状をしていることがより好ましい。このような形状にす
ることにより、ポンチの引き上げと同時に除去すべき第
2の部材を残渣なく、ポンチ内部に保持したまま引き上
げることが可能なため、ポンチを一度押し当て引き上げ
るだけで簡単に穴開け加工することができる。
【0036】またポンチの先端に第1の部材表面との接
触を感知するセンサーを設けてもよい。例えば、第1の
部材の表面が導電性の部材である場合には、ポンチ先端
の対極する位置に二つの電極を設けるといった非常に簡
易な構造を採用することにより、ポンチ先端と第1の部
材の表面との接触を上記の二つの電極間の短絡により検
知できる。このようなセンサーを取り付けることによ
り、ポンチの加熱温度や動作を容易に制御することがで
きる。具体的には、ポンチ先端が第1の部材表面に接触
したと同時、または一定時間後にポンチに内蔵されたヒ
ーターの電源をOFFにし、穴開け部の第1の部材の表
面と第2の部材だけを溶融させ、それ以外の部分に必要
以上の熱負荷を与えないようにすることができる。ま
た、ポンチ先端が第1の部材表面に接触したと同時にポ
ンチの加工動作を止めることによって、第1の部材に不
必要な力を与えることがないため、第1の部材を損傷す
ることなく穴開け加工ができる。また、センサーがポン
チと第1の部材との接触を感知するまでポンチを挿入す
ることができるので、第2の部材の厚さ分だけポンチを
正確に挿入させることができ、第2の部材の厚さによら
ずに穴開け加工ができる。
【0037】本発明の穴開け加工装置について、以下に
述べる。
【0038】<穴開け加工装置>図7に本発明の加工装
置の一例の概略図を示す。701はポンチ、702はポ
ンチを動かす駆動装置、703はポンチの動作、加熱を
制御する制御装置、704は穴開け加工を施す積層体、
705は加工台である。
【0039】また、図8にポンチの一例の拡大図を示
す。図8(a)は、ポンチの中心軸に沿った断面図、図
8(b)は、ポンチの中心軸に対して垂直な方向の断面
図である。このポンチの先端は、穴開け部の樹脂が取り
込めるよう、また余分な熱負荷がかからないように中空
形状をしている。802はポンチを加熱するためのヒー
ターである。またポンチ先端には例えば光起電力素子電
極との接触を感知するセンサー803が内蔵されてお
り、制御装置703によりポンチの加熱及び動作を制御
することができる。
【0040】次に上記加工装置を用いた穴開け加工方法
を述べる。
【0041】まず、穴開け加工を施す積層体704を加
工台705の上に載せる。この時、積層体は第2の部材
がポンチ側になるようにセットする。
【0042】ポンチ701はポンチに内蔵されたヒータ
ー802により、積層体の第1の部材表面の物質、及び
第2の部材の物質の融点または軟化点よりも高い温度に
加熱される。加熱されたポンチ701は駆動装置702
により下降し、はじめに積層体704の第2の部材と接
触する。その後、ポンチは第2の部材を溶融させつつ積
層体中に挿入され、積層体の第1の部材表面に達する。
ポンチが第1の部材表面と接触すると第1の部材表面の
物質が溶融し、第1の部材と第2の部材間の接着力が失
われる。また、ポンチと第1の部材表面との接触はポン
チ先端に設けられているセンサー803により検知さ
れ、制御装置703に伝えられる。この制御装置703
は、ポンチの下降動作を停止させ、ポンチ内部のヒータ
ー802の回路も切断する。これと同時、または一定時
間後にポンチの上昇動作を開始させ、ポンチ701は先
端に穴開け加工部分の第2の部材を保持したまま上昇す
る。
【0043】上記の加工方法により、容易に積層体に穴
開け加工をすることができる。
【0044】本発明の加工方法は、集積回路をはじめと
する電子部品や積層フィルムの加工等種々の穴開け加工
に適応することが可能である。
【0045】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
【0046】(実施例1)本実施例は、本発明を太陽電
池モジュールの出力電極の取り出し穴の形成に応用した
ものである。
【0047】<光起電力素子>図2に示す構成のアモル
ファスシリコン(a−Si)太陽電池(光起電力素子)
を以下のようにして作製した。尚、図2(a)は光起電
力素子の平面図、図2(b)は図2(a)中のA−A’
断面図、図2(c)は図2(a)中のB−B’断面図で
ある。
【0048】洗浄した導電性基板201(ステンレス
製、厚さ0.15mm)上に、スパッタ法で裏面反射層
202としてAl層(膜厚0.2μm)とZnO層(膜
厚2.0μm)を順次形成した。次いで、プラズマCV
D法により、SiH4とPH3とH2の混合ガスからn型
a−Si層を、SiH4とH2の混合ガスからi型a−S
i層を、SiH4とBF3とH2の混合ガスからp型微結
晶μc−Si層を形成し、n層膜厚0.015μm/i
層膜厚0.4μm/p層膜厚0.01μm/n層膜厚
0.01μm/i層膜厚0.08μm/p層膜厚0.0
1μmの層構成のタンデム型a−Si光電変換半導体層
203を形成した。次に、透明導電層204として、I
23薄膜(膜厚0.07μm)を、O2雰囲気下でI
nを抵抗加熱法で蒸着することによって形成した。この
後、光起電力素子の欠陥除去処理を行った。すなわち、
電導度が50乃至70mSとなるように調整した塩化ア
ルミニウムの水溶液中に、光起電力素子と、素子の透明
導電層と対向するように電極板を浸漬し、素子をアース
として電極板に3.5Vの正電位を2秒間印加すること
によりシャントしている部分の透明導電層を選択的に分
解した。この処理により、光起電力素子のシャント抵抗
は処理前1kΩ・cm2乃至10kΩ・cm2であったの
に対し、処理後50kΩ・cm2乃至200kΩ・cm2
に改善された。
【0049】次に、集電用のグリッド電極205を設け
る。スクリーン印刷により形成された幅200μmの銅
ペースト207のライン上に沿って直径100μmの銅
線を布線し、その上にクリーム半田をのせた後、半田を
溶融させることにより銅線を銅ペースト上に固定し集電
電極とした。
【0050】最後に、負極側端子として銅タブ206b
をステンレス基板にステンレス半田を用いて取り付け、
正極側端子としては銅タブ206aを半田にて集電電極
に取り付け出力端子とし、光起電力素子を得た。
【0051】上記の光起電力素子を5枚直列化して、光
起電力素子群とした。この光起電力素子群の正極端素子
の正極電極と負極端素子の負極電極をそれぞれ延長し、
光起電力素子群の裏面側に配設して出力電極とした。出
力電極には銅箔を用い、電極取り出し部分の銅箔表面に
は溶融温度が203℃の半田をコートした。
【0052】<モジュール化>図3の積層図に示すよう
に、補強板307(0.4mm厚のポリエステル塗装の
ガルバリウム鋼板)上に裏面封止材樹脂305(230
μm厚EVA)/絶縁性フィルム306(100μm厚
PET)/裏面封止材樹脂305(230μm厚EV
A)の一体積層フィルム、上記のようにして作製した光
起電力素子群301(アモルファスシリコン半導体)、
繊維状無機化合物302(ガラス繊維不織布、秤量40
g/m2:10μm径13mm長のガラス繊維をアクリ
ルバインダーで不織布にしたもの)、表面封止材樹脂3
03(460μm厚EVA)、表面樹脂フィルム304
(50μm厚エチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体(以下ETFE))をこの順に積層した。
【0053】ここで用いたEVAはEVA樹脂(酢酸ビ
ニル含有量33%)100重量部に対して架橋剤として
2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキ
シ)ヘキサン1.5重量部、シランカップリング剤とし
てγ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキ
シシラン0.5重量部、紫外線吸収剤として2−ヒドロ
キシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン0.15重量
部、光安定化剤としてビス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)セバケート0.1重量部、酸化
防止剤としてトリス(モノ−ノニルフェニル)フォスフ
ァイト0.2重量部を配合したものである。またETF
EはEVAとの接着性を高めるため、接着面側をプラズ
マ放電処理した。
【0054】また、ここで用いた補強板307は金属製
であり、本発明の加工方法では穴を開けることができな
いため、ラミネート前に予め補強板の電極取り出し部分
にφ15mmの穴を開けておいた。
【0055】上記の積層体を一重真空室方式のラミネー
ト装置のプレート上にETFEフィルム側を上にして置
き、真空に引いた後、140℃に昇温してから15分問
その温度を保持することにより、EVAの溶融と架橋反
応を行い、平板状の太陽電池モジュールを作製した。
【0056】<穴開け加工>上記の方法で作製した太陽
電池モジュール308の出力電極部分を、図4に示すよ
うに本発明の加工方法により穴開け加工を行った。
【0057】ポンチ401の加熱温度は、第2の部材に
相当する絶縁性フィルム306のPETの融点278℃
と裏面封止材樹脂305のEVAの融点67℃、第1の
部材の銅箔(前述の光起電力素子群の出力電極に用いた
銅箔)表面にコートされている半田の融点203℃以上
になるよう、300℃に設定した。ここでポンチとして
は、銅製でφ5mmの中空かつ先端部分内側が楔型の形
状をしているものを用いた。ポンチ先端には対面する位
置に二つの電極が埋め込まれており、ポンチが光起電力
素子群の出力電極である銅箔表面にコートされた半田に
接触すると、ポンチ先端の電極間が短絡してポンチと第
1の部材との接触を検知し、ポンチの加熱回路の切断及
びポンチの下降動作の停止等の制御ができるようにし
た。その後、封止材樹脂をポンチ先端内部に保持したま
ま、ポンチを引き上げ、太陽電池モジュールの電極部分
に電極取り出し穴を形成した。
【0058】本実施例の方法では、穴開けに要する時間
は5秒と短く、光起電力素子に負荷がほとんどかからな
かった。また、穴開け部分に絶縁性フィルム306及び
裏面封止材樹脂305の残渣が全く残らず、樹脂のはみ
出しも全くなかったため、後工程での電極部分へのリー
ド線の半田付けも容易であった。さらに、電極部には全
く損傷がみられなかった。
【0059】(実施例2)本実施例は、本発明をエポキ
シ樹脂で封止された半導体素子の電極の取り出し穴の形
成に応用したものである。
【0060】図5(a)の平面図に示すように半導体素
子503及び電極501を186℃の軟化点をもつビス
フェノール型エポキシ樹脂502でモールド加工した。
この半導体の電極部分のエポキシ樹脂502を、図5
(b)の斜視図に示すように本発明の加工方法により穴
開け加工した。ポンチ504にはφ2mmのものを用
い、ポンチの加熱温度は300℃とした。なお、電極5
01にはモールド加工する前に半田をコートしておい
た。穴開けに要した時間は10秒で、電極表面にはエポ
キシ樹脂の残渣は全く見られなかった。その後半導体素
子の動作確認を行ったところ、全く問題はなく正常に作
動した。
【0061】本実施例に用いた半導体素子503の電極
501はエポキシ樹脂502により完全に封止されてい
るが、本発明の加工装置を用いて、エポキシ樹脂502
の所望の部分のみに穴開け加工を行うことができる。こ
のようにして必要な電極のみを後から露出させることが
できるので、従来のリードフレーム型の半導体素子のよ
うな電極部の経時劣化が無く、取扱い時の静電気等によ
る破壊も起こらないという副次的な効果があった。
【0062】(実施例3)本実施例は、図6に示すよう
に本発明を積層フィルムの穴開け加工に応用したもので
ある。
【0063】実施例1に記述した加工装置を用いて、太
陽電池モジュールの代わりに半田のコートされた銅箔6
01(厚さ:100μm)(第1の部材)とPETフィ
ルム602(厚さ:100μm)(第2の部材)の2層
構造をした積層フィルムの穴開け加工を行った。603
はポンチ、604は穴である。
【0064】このような積層フィルムの加工において
も、比較的損傷しやすい銅箔を全く傷つけることなく、
選択的にPETフィルム部分のみを残渣なく除去し、穴
開け加工することができた。
【0065】(比較例1)実施例1における本発明の加
工方法の代わりに、カッターナイフを使用して封止材樹
脂をくり貫きφ5mmの電極取り出し穴を形成した。
【0066】その結果、電極部に封止材樹脂の残渣が付
着しており、電極表面にもカッターナイフによると思わ
れる傷が多数みられた。また穴開け加工するのに、実施
例1の10倍近い時間を要した。
【0067】(比較例2)実施例1における本発明の加
工方法の代わりに、半田ごて(こて先形状:φ5mm、
こて先温度:300℃)を使用して、電極取り出し部分
の封止材樹脂を熱で溶融させて穴を形成した。ここでは
光起電力素子群の電極にはラミネート前に半田をコート
せずに作製した太陽電池モジュールを使用した。
【0068】その結果、こて先が中空でないため、溶融
した樹脂がはみ出し、実施例1における半田のような、
電極と封止材樹脂との間の剥離を促す物質がないため、
封止材樹脂の残渣が電極に付着したままとなった。この
ため、後工程での電極へのリード線の半田付けがうまく
いかなかった。
【0069】
【発明の効果】本発明の積層体の加工方法及び装置を用
いれば、加熱したポンチを挿入することにより、第2の
部材を溶融しつつ第1の部材の表面を溶融させること
で、ポンチの挿入部分の第1の部材と第2の部材間の接
着力を失わせることができる。このため、第2の部材の
みを選択的に残渣なく取り除くことができる。また、ポ
ンチ先端内部に穴開け加工部分の第2の部材を保持した
ままポンチを引き上げれば、第2の部材を容易に残渣な
く取り除くことができる。また、従来のような刃物によ
る穴開け加工に比べて手間がかからず、第1の部材を損
傷させずに電子部品や積層フィルム等の穴開け加工がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の積層体の加工方法の概略図である。
【図2】本発明の実施例1にて作製した太陽電池モジュ
ールの光起電力素子の模式図である。
【図3】本発明の実施例1における太陽電池モジュール
作製時の各部材の積層状態を示す図である。
【図4】本発明の実施例1における穴開け加工の様子を
模式的に示す断面図である。
【図5】本発明の実施例2の概略図である。
【図6】本発明の実施例3の概略図である。
【図7】本発明の加工装置の一構成例を示す概略図であ
る。
【図8】本発明に用いるポンチの一構成例を示す概略図
である。
【符号の説明】
101 第1の部材 102 第2の部材 103、401、504、603、701 ポンチ 201 導電性基板 202 裏面反射層 203 半導体光活性層 204 透明導電層 205 集電電極 206a、206b 出力端子 207 導電性ぺースト 208 絶縁体 301 光起電力素子群 302 繊維状無機化合物 303 表面封止材樹脂 304 最表面部材 305 裏面封止材樹脂 306 絶縁性フィルム 307 補強板 308 太陽電池モジュール 501 電極 502 封止材樹脂 503 半導体素子 505、604 穴 601 銅箔 602 PETフィルム 702 駆動装置 703 制御装置 704 積層体 705 加工台 802 ヒーター 803 センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C021 EA05 3C060 AA04 AA20 BA01 CF01 5F051 AA04 AA05 CA02 CA03 CA04 CA15 DA04 DA15 EA01 FA04 GA06 JA04 JA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の部材と第2の部材とを
    有する積層体の加工方法において、 前記第2の部材の表面から、該第2の部材の融点又は軟
    化点よりも高く、且つ、前記第1の部材の表面の融点又
    は軟化点よりも高い温度に加熱したポンチを前記積層体
    に挿入し、前記第2の部材の一部と前記第1の部材の表
    面の一部を溶かすことにより、前記ポンチの挿入部分の
    第2の部材を除去し、前記第1の部材を露出させること
    を特徴とする積層体の加工方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の部材のうち、前記第2の部材
    と接する側の表面が金属であることを特徴とする請求項
    1に記載の積層体の加工方法。
  3. 【請求項3】 前記金属が半田であることを特徴とする
    請求項2に記載の積層体の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の部材が有機高分子樹脂からな
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の積
    層体の加工方法。
  5. 【請求項5】 前記積層体が太陽電池モジュールである
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の積層
    体の加工方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも第1の部材と第2の部材とを
    有する積層体の加工装置において、 前記第2の部材の表面から、該第2の部材の融点又は軟
    化点よりも高く、且つ、前記第1の部材の表面の融点又
    は軟化点よりも高い温度に加熱したポンチを前記積層体
    に挿入する制御機構を備え、 前記第2の部材の一部と前記第1の部材の表面の一部を
    溶かすことにより、前記ポンチの挿入部分の第2の部材
    を除去し、前記第1の部材を露出させることを特徴とす
    る積層体の加工装置。
  7. 【請求項7】 前記ポンチの少なくとも加工側先端が中
    空であることを特徴とする請求項6に記載の積層体の加
    工装置。
  8. 【請求項8】 前記ポンチの加工側先端の内側が楔型の
    形状であることを特徴とする請求項6又は7に記載の積
    層体の加工装置。
  9. 【請求項9】 前記ポンチの先端にセンサーが内蔵され
    ていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載
    の積層体の加工装置。
  10. 【請求項10】 前記ポンチの先端に内蔵されたセンサ
    ーが前記第1の部材を感知することで、前記ポンチの加
    熱を制御する機構を備えていることを特徴とする請求項
    9に記載の積層体の加工装置。
  11. 【請求項11】 前記ポンチの先端に内蔵されたセンサ
    ーが前記第1の部材を感知することで、前記ポンチの動
    作を制御する機構を備えていること特徴とする請求項9
    に記載の積層体の加工装置。
  12. 【請求項12】 前記積層体が太陽電池モジュールであ
    ることを特徴とする請求項6〜11のいずれかに記載の
    積層体の加工装置。
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