JP2009160683A - 裁断機およびそのマーキング方法 - Google Patents

裁断機およびそのマーキング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 マーク付与の際に被裁断材には傷をつけるおそれがない裁断機およびそのマーキング方法を提供する。
【解決手段】 (a)に、二点鎖線で示すように、真空パッド8を下降させて密閉シート4の表面に接触させる。次に、真空パッド8で密閉シート4を吸引して、真空パッド8を上昇させれば、密閉シート4を部分的に浮かせて、ノッチ刃6で紙面に平行な方向の切れ目を入れることができる。次にマーキングペン7を切れ目の位置に移動させれば、(b)に示すように、マーキングペン7の近傍に設ける切開レバー9で、切れ目を押し広げて、マーキングペン7でのマーク付与が可能になる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被裁断材を密閉シートで覆って吸引テーブル上に保持しながら裁断を行う際に、マーカによるマーク付与も可能な裁断機およびそのマーキング方法に関する。
従来から、裁断機、特に自動的な裁断機では、布帛などのシート状の被裁断材を吸引テーブル上に保持するために、被裁断材の表面を空気非透過性の密閉シートで覆う状態で裁断している。このような自動的な裁断機は、縫製用のパーツなどを被裁断材から切抜く目的で使用されることが多い。パーツなどの裁断は、予め作成されている裁断データに従って、裁断刃を備える裁断ヘッドが吸引テーブルの表面に沿って移動しながら行う。縫製用のパーツなどでは、裁断とともに、縫製時に必要なマークを付与するマーキングも必要となる。マーキングは、目打ちドリルなどによる穿孔(たとえば、特許文献1参照)や、マーキングペンからの塗料などの付着(たとえば、特許文献2参照)などによって行われる。
特許文献1のような穿孔などによるマーク付与は、吸引テーブル上の被裁断材が密閉シートで覆われている状態でも、そのまま行うことができる。特許文献2のような、マーキングペンからの塗料などの付着は、被裁断材の表面を露出させて行う必要がある。特許文献2では、被裁断材の表面を被覆している状態の密閉シートに専用のカッターで切れ目を入れて、L字状のレバーで切れ目を押し広げ、押し拡げられた部分から被裁断材の表面にマーキングペンを作用させている。特許文献2では、裁断用の丸刃を回転させないで切れ目を入れるために使用する実施の形態も開示されている。
特許第3164496号公報 特許第3524263号公報
特許文献2のような、マーキングペンなどによるマーク付与は、被裁断材が比較的高価で高級な素材の生地などの場合に、広く行われる。特許文献1の穿孔のようなマーク付与では、生地に傷がついてしまうからである。ただし、特許文献2のようなマーク付与でも、被裁断材上を被覆している密閉シートに対して切れ目を入れる際に、カッターを作用させるので、生地に傷がついてしまうおそれがある。たとえば、シルクのように薄く、毛羽の少ない生地の場合や、作用させる刃と生地の目の方向が一致するような場合に、密閉シートのみではなく、被裁断材にも傷がついてしまうおそれがある。
本発明の目的は、マーク付与の際に被裁断材には傷をつけるおそれがない裁断機およびそのマーキング方法を提供することである。
本発明は、吸引テーブル上に被裁断材を保持するために、被裁断材を密閉シートで覆いながら裁断ヘッドに設ける裁断刃で裁断するとともに、裁断ヘッドに設けるマーキングペン等のマーカによる被裁断材表面へのマーク付与が可能な裁断機であって、
裁断ヘッドには、
マーク付与すべき部分の被裁断材表面を覆う密閉シートを、浮かせて該表面から離隔させる離隔機構と、
離隔機構によって被裁断材表面から離隔させている部分の密閉シートに作用して、部分的な切断を行う切断機構とを、さらに含み、
マーカによるマーク付与は、切断機構による部分的な切断箇所を介して行うことを特徴とする裁断機である。
また本発明で、前記切断機構は、前記密閉シートを機械的に切断して切れ目を形成し、
前記裁断ヘッドには、前記マーカでマーク付与を行う際に、密閉シートの切れ目を押し広げて切開部を形成し、形成された切開部を介して、マーカによるマーク付与を可能にする切開機構を、さらに含むことを特徴とする。
また本発明で、前記裁断切断機構は、前記被裁断材に短い切れ目を入れるために前記裁断ヘッドに備えられるノッチ刃であり、
前記離隔機構は、被裁断材には作用しない状態のノッチ刃に、前記密閉シートの部分を被裁断材表面から離隔させて作用させ、
前記切開機構は、前記マーカと連動し、前記マーカがマーク付与を行う際に、ノッチ刃によって入れられた切れ目を押し拡げることを特徴とする。
さらに本発明は、吸引テーブル上に被裁断材を保持するために、被裁断材を密閉シートで覆いながら裁断ヘッドに設ける裁断刃で裁断するとともに、裁断ヘッドに設けるマーキングペン等のマーカによる被裁断材表面へのマーク付与が可能な裁断機のマーキング方法あって、
マーク付与すべき部分の被裁断材表面を覆う密閉シートを、浮かせて該表面から離隔させておいて部分的な切断箇所を形成し、
マーカによるマーク付与は、部分的な切断箇所を介して行うことを特徴とする裁断機のマーキング方法である。
本発明によれば、マーク付与すべき部分の被裁断材表面を覆う密閉シートを、離隔機構で浮かせて表面から離隔させるので、被裁断材の表面を傷つけることなく、切断機構で部分的な切断を行うことができる。マーカによるマーク付与は、切断機構による部分的な切断箇所を介して行うので、マーク付与の際に被裁断材には傷をつけるおそれがない裁断機を得ることができる。
また本発明によれば、切断機構で機械的に形成する切れ目を、切開機構で押し広げて、マーカによるマーク付与を行うための切開部を、被裁断材の表面を傷つけずに形成することができる。
また本発明によれば、ノッチ刃を利用して密閉シートに切れ目を入れ、マーカによるマーク付与の際に連動して、切れ目を押し広げることができる。
さらに本発明によれば、マーク付与すべき部分の被裁断材表面を覆う密閉シートを、浮かせて表面から離隔させ、部分的な切断を行い、マーク付与は部分的な切断箇所を介して行うので、被裁断材を傷をつけるおそれがない状態で、表面にマークを付与することができる。
図1は、本発明の実施の一形態として、裁断機1のマーキング方法を簡略化して示す。図1(a)は正面側から、図1(b)は右側面側から示す。裁断機1は、下方への吸引力を作用させる裁断テーブル2上に、布帛などの被裁断材3を載置する。布帛などは通気性を有するので、裁断テーブル2の吸引力が作用しにくい。被裁断材3の表面を、合成樹脂フィルムなどの非通気性の密閉シート4で覆うと、裁断テーブル2の吸引力で被裁断材3を充分に保持することができる。裁断テーブル2上に吸引して保持される被裁断材3は、裁断ヘッド5に設けられる裁断刃で裁断される。裁断刃については図示を省略しているけれども、回転する丸刃や、上下動するナイフなどが使用される。一枚ずつ被裁断材3の裁断を行うような裁断機1では、丸刃が使用される。裁断ヘッド5は、裁断刃を支持し、駆動する機構や、裁断する向きを変える機構などを筐体内に収容している。
裁断ヘッド5は、被裁断材3を裁断するための裁断データに従って、裁断テーブル2上を二次元的に移動ながら裁断を行う。裁断テーブル2は、通気性を有するとともに、裁断刃の刃先の進入も許容する。丸刃は、回転軸が裁断テーブル2の表面と平行になる状態で使用される。丸刃では、被裁断材3の表面との接触部の長さが比較的長くなるので、短い区間の切断用に、ノッチ刃6が併用され、裁断ヘッド5に設けられる。さらに、裁断ヘッド5には、チャコペンなどのマーキングペン7も設けられ、裁断とともに、マーク付与も可能となる。ただし、被裁断材3の表面は密閉シート4で覆われているので、マーク付与の対象となる部分は、密閉シート4を除去する必要がある。
本実施の形態の裁断機1では、図1(a)に示すように、ノッチ刃6を利用して密閉シート4に切れ目を入れている。ノッチ刃6で被裁断材3の表面で短い切断を行う場合は、ノッチ刃6を裁断テーブル2側へ下降させる。マーク付与の場合、ノッチ刃6は、裁断テーブル2の表面から離隔した待機位置にとどめておき、二点鎖線で示すように、真空パッド8を下降させて密閉シート4の表面に接触させる。次に、真空パッド8で密閉シート4を吸引して、真空パッド8を上昇させれば、密閉シート4を部分的に浮かせて、ノッチ刃6で紙面に平行な方向の切れ目を入れることができる。
すなわち、裁断機1は、マーク付与すべき部分の被裁断材3の表面を覆う密閉シート4を、浮かせて表面から離隔させる離隔機構としての真空パッド8と、被裁断材3の表面から離隔させている部分の密閉シート4に作用して、部分的な切断を行う切断機構としてのノッチ刃6とを含む。なお、部分的な切断で切れ目を入れるために、ノッチ刃6を使用しているけれども、専用のカッタなどを用いるようにしてもよい。また、機械的な切断ばかりではなく、たとえばヒータなどでの部分的な加熱でも機械的な切断と同様に、密閉シート4の一部を除去することができる。
本実施の形態の裁断機1では、図1(b)に示すように、マーキングペン7の近傍に切開レバー9を設け、切れ目を押し広げて、切開部分を通してのマーキングペン7にマーク付与を可能にしている。なお、図1(b)は、図1(a)に対して垂直な方向から示しているので、ノッチ刃6で図1(a)の紙面に平行に入れた切れ目は、切開レバー9で垂直に押し広げられる。切れ目を押し広げる際には、裁断ヘッド5を移動させて、切れ目の位置にマーキングペン7の位置を合わせておく。マーキングペン7は、後述するように、先端が裁断テーブル2の表面に間隔をあけて臨み、マーク付与の指令を与えると、ばね付勢で落下して、二点鎖線で示すように裁断テーブル2上に接触させることができる。切開レバー9もマーキングペン7とともに落下し、先端が裁断テーブル2の表面に当接する。切開レバー9は、二つの部材が対をなし、交差するように設けられ、先端が裁断テーブル2の表面に当接すると、先端間が開く。裁断テーブル2上に、切れ目を入れられた密閉シート4があれば、切開レバー9の先端が開く際に、切れ目が押し広げられる。
図2〜図8は、図1の裁断ヘッド5の内部構成を部分的に示す。図2〜図4は、真空パッド8などを上昇させている状態、図5は、真空パッド8を含む構成を底部側から見た状態、図6および図7は、真空パッド8などを下降させている状態、図8はノッチ刃6の昇降状態を、それぞれ示す。図2を裁断ヘッド5の左側面側の構成とすると、図3はノッチ刃6などを除いた構成を示し、図4は図3からマーキングペン7などを除いた正面側の構成を示す。真空パッド8の下降時については、図6で図2に対応する左側面側の構成を示し、図7で図4に対応する正面側の構成を示す。図8は、ノッチ刃6の昇降機構についての構成を正面側から示す。
図2に示すように、ノッチ刃6は、ベース板10に取付けられるノッチ刃昇降モータ11の駆動で、ノッチ刃昇降カム12、ホロワ13、ノッチ刃昇降部材14、ノッチ刃支持部材15などを含む機構を介して昇降する。ベース板10には、カッタ昇降モータ20も取付けられ、裁断刃である丸刃の昇降を行う。裁断刃が上昇して待機する範囲で、マーキングペン7および真空パッド8などの昇降が行われる。
図4などに示すように、カッタ昇降モータ20の出力軸には、マーカ昇降カム21が取付けられ、マーカ昇降レバー22の中間部分に作用する。マーカ昇降レバー22の先端は、マーカ昇降部材23の上端に作用し、マーカ昇降部材23を昇降変位させることができる。マーカ昇降部材23は、ソレノイド24で駆動されるストッパ25で係止部23aを係止すれば、上昇位置を保つようにすることができる。
マーカ昇降部材23は、ばね26で、下方に付勢され、裁断ヘッド5内でベース板10などとともに固定される昇降支持部材27によって、昇降変位可能に支持される。ばね26は、マーカ昇降部材23と昇降支持部材27との間に掛け渡され、マーカ昇降部材23を昇降支持部材27側に引張る状態となる。
図7に示すように、マーカ昇降カム21でマーカ昇降レバー22の先端を下降させ、ソレノイド24のプランジャを押出して、ストッパ25をマーカ昇降部材23の係止部23aから外せば、マーカ昇降部材23をばね26の付勢で下降させることができる。このようなマーキングペン7の昇降機構は、たとえば特許文献2の図2および図4に開示されている構成と基本的に同等である。マーカ昇降部材23の下部には昇降軸28が接合される。昇降軸28の下端には、パッド取付部材29およびレバー取付部材30が接合される。パッド取付部材29には真空パッド8が取付けられ、レバー取付部材30には切開レバー9が取付けられる。
図2に示すように、昇降軸28の昇降変位は、ベース板10などとともに、裁断ヘッド5に固定されるガイド軸31で案内される。マーキングペン7は、ペンホルダ32で交換可能に保持される。
ペンホルダ32は、ノッチ刃6の上方に、図示を省略している駆動源から回転駆動力を受ける歯車35を介して回転駆動される。歯車35は、昇降軸28に取付られる歯車36と噛合し、昇降軸28を回転させる。昇降軸28の下方にはプーリ37が設けられ、ペンホルダ32側にはプーリ38が設けられる。プーリ37,38間には、ベルト39が掛け渡される。
図4に示すように、一対の切開レバー9の上部間には、ばね40が掛け渡され、下端が閉じるように付勢している。マーキングペン7を下降させると、切開レバー9の下端が密閉シート4に当接し、ばね40の付勢に抗して先端間が開き、切れ目があれば押し広げて切開することができる。また、カッタ昇降モータ20の出力軸には、マーカ昇降カム21とともに、カッタ昇降カム41も設けられ、カム溝41aが裁断刃を昇降変位するように駆動することができる。このようなカッタ昇降カム41による裁断刃の昇降変位のための構成は、たとえば特許文献1の図2などに開示されている構成と基本的に同等である。
図8に示すように、カッタ昇降モータ20は、ノッチ刃昇降モータ11と並ぶように配置される。図8(a)では、マーカ昇降レバー22の先端がノッチ刃昇降カム12などのが存在する領域に入っているけれども、図2に示すように、図8では紙面に垂直となる方向に位置がずれており、干渉が生じることはない。図8(b)は、ノッチ刃6を下降させている状態を、簡略化して示す。
以上のように裁断機1では、ノッチ刃6によって密閉シート4に切れ目を入れる処理を、真空パッド8で吸引して裁断テーブル2上の被裁断材3の表面から浮かせてから行うので、被裁断材3となる生地の種類に関係なく、損傷を与えることがない。切り目を入れるのに使用するノッチ刃6は、裁断刃として丸刃を使用する裁断機1では、裁断ヘッド5に備えられているので、新たに切断機構を設ける必要はない。ただし、新たに切断機構を設けてもよいことはもちろんである。たとえば、抜き型を用いたり、円形ドリルなどを用いれば、マーキングペン7の先端が通る孔を直接あけることができ、切開レバー9を設ける必要もなくなる。また、孔あけは、機械的な切断だけではなく、ヒータなどの熱源で溶断させることもできる。密閉シート4を浮かせるためには、真空パッド8による吸着ばかりではなく、機械的につまみ上げたり、静電吸着を利用したりすることもできる。
本発明の実施の一形態として、裁断機1のマーキング方法を簡略化して示す部分的な正面図および右側面図である。 図1の裁断機1の裁断ヘッド5の構成を、真空パッド8などを上昇させている状態で示す簡略化した左側面図である。 図2をさらに簡略化した左側面図である。 図3の構成をさらに簡略化して示す正面図である。 図3の部分的な底面図である。 図1の裁断機1の裁断ヘッド5の構成を、真空パッド8などを下降させている状態で示す簡略化した左側面図である。 図6をさらに簡略化した左側面図である。 図1の裁断ヘッド5に設けられるノッチ刃6の昇降機構についての構成を示す正面図である。
符号の説明
1 裁断機
2 裁断テーブル
3 被裁断材
4 密閉シート
5 裁断ヘッド
6 ノッチ刃
7 マーキングペン
8 真空パッド
9 切開レバー
11 ノッチ刃昇降モータ
20 カッタ昇降モータ
21 マーカ昇降カム
22 マーカ昇降レバー
23 マーカ昇降部材
24 ソレノイド
25 ストッパ
26,40 ばね
29 パッド取付部材
30 レバー取付部材

Claims (4)

  1. 吸引テーブル上に被裁断材を保持するために、被裁断材を密閉シートで覆いながら裁断ヘッドに設ける裁断刃で裁断するとともに、裁断ヘッドに設けるマーキングペン等のマーカによる被裁断材表面へのマーク付与が可能な裁断機であって、
    裁断ヘッドには、
    マーク付与すべき部分の被裁断材表面を覆う密閉シートを、浮かせて該表面から離隔させる離隔機構と、
    離隔機構によって被裁断材表面から離隔させている部分の密閉シートに作用して、部分的な切断を行う切断機構とを、さらに含み、
    マーカによるマーク付与は、切断機構による部分的な切断箇所を介して行うことを特徴とする裁断機。
  2. 前記切断機構は、前記密閉シートを機械的に切断して切れ目を形成し、
    前記裁断ヘッドには、前記マーカでマーク付与を行う際に、密閉シートの切れ目を押し広げて切開部を形成し、形成された切開部を介して、マーカによるマーク付与を可能にする切開機構を、さらに含むことを特徴とする請求項1記載の裁断機。
  3. 前記裁断切断機構は、前記被裁断材に短い切れ目を入れるために前記裁断ヘッドに備えられるノッチ刃であり、
    前記離隔機構は、被裁断材には作用しない状態のノッチ刃に、前記密閉シートの部分を被裁断材表面から離隔させて作用させ、
    前記切開機構は、前記マーカと連動し、前記マーカがマーク付与を行う際に、ノッチ刃によって入れられた切れ目を押し拡げることを特徴とする請求項2記載の裁断機。
  4. 吸引テーブル上に被裁断材を保持するために、被裁断材を密閉シートで覆いながら裁断ヘッドに設ける裁断刃で裁断するとともに、裁断ヘッドに設けるマーキングペン等のマーカによる被裁断材表面へのマーク付与が可能な裁断機のマーキング方法あって、
    マーク付与すべき部分の被裁断材表面を覆う密閉シートを、浮かせて該表面から離隔させておいて部分的な切断箇所を形成し、
    マーカによるマーク付与は、部分的な切断箇所を介して行うことを特徴とする裁断機のマーキング方法。
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