JP2009269684A - 粘着テープ剥離機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成によりバックアップボードに貼り付いている粘着テープ片を剥離可能な粘着テープ剥離機を提案すること。
【解決手段】粘着テープ剥離機1では、テープ剥離用ブレード9をボード表面20aに押し付けた状態でスライドさせてボード表面20aに貼り付いている粘着テープ片21を剥離している。また、粘着テープ片21の剥離時には、エアー吹き付けノズル40からテープ剥離用ブレード9の刃先面9bに向けてエアーを吹き付けて、ボード表面20aから剥離した粘着テープ片21の剥離部分21aが刃先面9bに貼り付いてしまうことを防止している。この結果、テープ剥離用ブレード9によってボード表面20aから剥離された後の粘着テープ片21は、刃先面9bに貼り付くことなくエアー42によって吹き飛ばされて回収箱60に回収することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、プリント基板の穴明けに用いるバックアップボード表面の縁端部分に付着している粘着テープ片を剥離するために用いる粘着テープ剥離機に関する。
プリント基板の穴明け作業は、プリント基板の上にアルミニウム製のエントリーボードを重ね、プリント基板の下にバックアップボードを重ね、それらの四周縁部分に粘着テープを貼り付けて固定した状態で行われる。プリント基板の穴明け作業が終了した後は、貼り付いている粘着テープをカッタによって切断してプリント基板からバックアップボードを外す。外したバックアップボードは、次の穴明け作業においては、表裏を逆にして新しい面が当たるようにプリント基板に重ねて用いられる。
ここで、プリント基板に重ね合わせるバックアップボードの面に、前回の穴明け作業において使用した粘着テープ片が貼り付いたまま残っていると、プリント基板にバックアップボードを密着させることができない。そのために、穴明け作業後に、バックアップボードの表面に残っている粘着テープ片を剥がし取る作業が必要である。従来においては、作業員が指先で一枚ずつ粘着テープを剥がしているが、手間が掛かり、作業効率が悪いという問題点がある。
特許文献1には、このようなプリント基板の穴明け作業に用いる基板(バックアップボード)の表面から粘着テープを剥がすための粘着テープ自動剥離機が提案されている。ここに提案されている粘着テープ自動剥離機では、垂直に配置されている上下一対の剥離刃の間に水平に処理板を挟み、この状態で上下一対の剥離刃を水平方向に移動させて処理板の両面に貼り付いている粘着テープを剥離している。粘着テープ剥離後の上下一対の剥離刃は、上下一対の作動ハンドに当たり、上下の作動ハンドが上下の剥離刃に沿って閉じることにより、剥離刃に貼り付いている剥離後の粘着テープが剥離刃から掻き落とされる。掻き落とされた粘着テープは圧縮空気によって装置外に吹き飛ばされる。
特開平10−324455号公報
特許文献1において提案されている粘着テープ自動剥離機を用いれば人手に頼らずにバックアップボード表面から粘着テープを剥がすことができる。しかしながら、この粘着テープ自動剥離機では、上下一対の剥離刃に粘着した剥離後の粘着テープを、これらの剥離刃から剥がすために上下一対の作動ハンドが必要である。したがって、上下一対の剥離刃を開閉する開閉機構、上下一対の剥離刃を水平に移動させる移動機構、および、上下一対の作動ハンドを開閉する開閉機構が必要となる。このため、駆動機構が複雑化し、寸法が大型化し、製造価格も上昇してしまうという解決すべき課題がある。
本発明の課題は、この点に鑑みて、駆動機構を単純化して小型化を図ると共に廉価に製造可能なテープ剥離機を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、バックアップボードの表面における縁端部分に貼り付いている粘着テープ片を剥離するために用いる粘着テープ剥離機であって、
前記バックアップボードを乗せるボード支持台と、
テープ剥離用ブレードと、
前記テープ剥離用ブレードの刃先を前記バックアップボードの表面に対して押し付けるブレード押し付け機構と、
前記バックアップボードの表面に押し付けられた前記テープ剥離用ブレードを、前記バックアップボードの表面に沿って当該テープ剥離用ブレードの刃筋方向に直交する方向に相対的にスライドさせて、前記表面に貼り付いている前記粘着テープ片を剥離させるブレードスライド機構と、
前記ブレードスライド機構によるスライドに伴って前記テープ剥離用ブレードによって前記バックアップボードの表面から剥離される前記粘着テープ片の剥離部分を前記テープ剥離用ブレードの刃先面から離すために、当該刃先面に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け機構とを有していることを特徴としている。
本発明のテープ剥離機では、テープ剥離用ブレードをバックアップボード表面に押し付けた状態でスライドさせてバックアップボード表面に貼り付いている粘着テープ片を剥離している。また、粘着テープ片の剥離時には、テープ剥離用ブレードの刃先面に向けてエアーを吹き付けて、バックアップボード表面から剥離した粘着テープ片の剥離部分が刃先面に貼り付いてしまうことを防止している。この結果、テープ剥離用ブレードによってバックアップボード表面から剥離された後の粘着テープ片は、刃先面に貼り付くことなくエアーによって吹き飛ばされて所定の回収部分に回収することができる。
ここで、前記ブレード押し付け機構は、前記ボード支持台の上方位置において前記テープ剥離用ブレードを支持しているブレード支持アームと、前記ボード支持台と前記テープ剥離用ブレードの刃先の間に差し込まれる前記バックアップボードの差し込み量を規制するボードストッパと、前記ボードストッパに前記バックアップボードの差し込み方向の先端が当たるとオフ状態からオンに切り替わり、当該ボードストッパから前記バックアップボードの先端が離れるとオフ状態に戻る操作スイッチと、前記ブレード支持アームに支持されている前記テープ剥離用ブレードを前記ボード支持台に対して昇降させる昇降機構とを備えた構成とすることができる。
この場合には、前記操作スイッチがオンに切り替わると、前記昇降機構は前記テープ剥離用ブレードを前記ボード支持台の上方の待機位置から当該ボード支持台上の前記バックアップボードの表面に押し付けた押し付け位置まで降下させ、前記ブレードスライド機構は、前記テープ剥離用ブレードが前記押し付け位置まで降下すると、当該テープ剥離用ブレードを当該降下位置から前記ボードストッパを超えた位置まで前記バックアップボードの差し込み方向にスライドさせ、前記エアー吹き付け機構は、少なくとも、前記テープ剥離ブレードのスライド開始からスライド終了まで前記エアーの吹き付けを行うようにすればよい。
また、前記操作スイッチがオンからオフ状態に戻ると、前記昇降機構は、前記テープ剥離用ブレードを上昇させ、前記ブレードスライド機構は、前記テープ剥離用ブレードを前記バックアップボードの差し込み方向とは逆方向に戻すようにすればよい。
次に、ブレード支持アームを水平な揺動軸によって支持し、当該揺動軸を中心として上下に揺動可能とし、前記昇降機構は前記ブレード支持アームを揺動させる昇降用エアーシリンダを備え、前記ブレードスライド機構は、前記エアーシリンダおよび前記揺動軸を支持しているスライド枠と、このスライド枠をスライド可能に支持しているスライドガイドと、このスライドガイドに沿って前記スライド枠をスライドさせるスライド用エアーシリンダとを備えた構成とすることができる。
また、前記ボードストッパの下方に前記バックアップボードの表面から剥離された前記粘着テープ片を受け入れる回収部を配置しておき、掻き落とした粘着テープ片を周囲に飛散させることなく回収できることが望ましい。
さらに、前記ボード支持台の上方を透明なカバーで覆い、前記ボード支持台と前記カバーの間に形成されたボード差し込み口を介してバックアップボードを差し込むことができるようにすれば、作業員がテープ剥離機の駆動部分に誤って接触するなどのおそれがないので安全である。
本発明の粘着テープ剥離機では、テープ剥離用ブレードをバックアップボード表面に沿ってスライドさせてバックアップボードから粘着テープ片を剥離すると共に、テープ剥離用ブレードの刃先面に対してエアーを吹き付けて、粘着テープ片の剥離部分が刃先面に貼り付いてしまうことを防止している。したがって、バックアップボードから剥離した粘着テープ片を、テープ剥離用ブレードから掻き落とすための駆動機構を配置することなく、粘着テープ片を回収できる。よって、バックアップボード表面から粘着テープ片を剥離可能な小型・コンパクトで廉価な粘着テープ剥離機を実現できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した粘着テープ剥離機の実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態に係る粘着テープ剥離機の構成を示す概略縦断面図、概略平面図および概略横断面図である。図2は粘着テープ剥離機の初期状態を示す概略平面図および概略側面図である。
粘着テープ剥離機1の架台2は、前後に長い長方形の底板3と、この底板3の左右の端に取り付けた左右の側板4、5と、これらの側板4、5の前端の間の架け渡した前板6と、これらの側板4、5の後端が取り付けられて底板3から垂直に起立している縦長の長方形の背面板7から構成されている。背面板7の後側には縦長のボックス形のカバー7aが取り付けられている。
側板4、5の上には、前板6の上端から後方に向けて途中位置まで延びる長方形のボード支持台8が水平に取り付けられている。このボード支持台8の上方にはテープ剥離用ブレード9が配置されている。テープ剥離用ブレード9は、その下端の刃先9aから上端に向けて前方に鋭角で傾斜した姿勢で、ブレード押し付け機構10によって支持されている。
ブレード押し付け機構10は、テープ剥離用ブレード9の刃先9aを、ボード支持台8に乗せたバックアップボード20の表面に押し付けるための機構である。ブレード押し付け機構10はブレードスライド機構30によって支持されている。ブレードスライド機構30は、バックアップボード20の表面に押し付けられたテープ剥離用ブレード9を、バックアップボード20の表面に沿って当該テープ剥離用ブレード9の刃筋方向に直交する方向、本例では後方に向けてスライドさせて、バックアップボード20の表面における縁端部分に貼り付いている粘着テープ片21を剥離させるための機構である。
また、ブレード押し付け機構10には、ブレードスライド機構30によるスライドに伴ってテープ剥離用ブレード9によってバックアップボード20の表面から剥離される粘着テープ片21の剥離部分をテープ剥離用ブレード9の刃先面9bから離すために、当該刃先面9bに向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付けノズル40が搭載されている。エアー吹き付けノズル40にはエアーチューブ41が接続されており、エアーチューブ41は背面板7を貫通してその後側に引き出されて、不図示の高圧エアー供給源に繋がっている。
ブレード押し付け機構10は、ボード支持台8の上方位置においてテープ剥離用ブレード9を支持している左右一対のブレード支持アーム11と、ボード支持台8とテープ剥離用ブレード9の刃先9aの間に差し込まれるバックアップボード20の差し込み量を規制する左右一対のボードストッパ12と、ボードストッパ12にバックアップボード20の差し込み方向の先端22が当たるとオフ状態からオンに切り替わり、当該ボードストッパ12からバックアップボード20の先端22が離れるとオフ状態に戻る左右一対の操作スイッチ13と、ブレード支持アーム11によって支持されているテープ剥離用ブレード9をボード支持台8に対して昇降させる昇降用エアーシリンダ(昇降機構)50とを備えている。
左右一対のブレード支持アーム11は、水平な揺動軸14によって支持されており、当該揺動軸14を中心として上下に揺動可能である。左右一対のボードストッパ12は、ボード支持台8の後端部の左右の角において、前後方向における同一位置に配置されている。これらのボードストッパ12はボード支持台8の上面8aから上方に突出している。左右一対の操作スイッチ13は、これらのボードストッパ12のよりも僅かに前側の位置において、前後方向における同一位置に配置され、同じく、ボード支持台8から上方に突出している。これらの操作スイッチ13はボード支持台8の奥側に押し込み可能な円柱状のスイッチであり、前方からボード支持台8に沿ってバックアップボード20を押し込むと、当該バックアップボード20の先端22によって奥側に押し込まれてオフ状態からオンに切り替わるようになっている。
ブレードスライド機構30は、昇降用エアーシリンダ50および揺動軸14を支持しているスライド枠31と、このスライド枠31を前後方向に水平にスライド可能に支持しているスライドガイド32と、このスライドガイド32に沿ってスライド枠31をスライドさせるスライド用エアーシリンダ33とを備えている。スライドガイド32は一方の側板4の内側の側面に水平に固定されており、スライド枠31は、このスライドガイド32によってスライド可能に支持されている。スライド用エアーシリンダ33は、背面板7の後側に前後方向に水平に取り付けられており、その作動ロッド33aが背面板7を貫通してスライド枠31に連結固定されている。
次に、ボード支持台8の後端の下側には、バックアップボード20の表面から剥離された粘着テープ片21を受け入れる回収箱60が配置されている。この回収箱60は上方に開口しており、前端に取り付けた引き手61を手前に引くと、前板6の下側から前方に引き出すことが可能である。また、ボード支持台8、ブレード押し付け機構10は、透明なカバー70によって覆われている。ボード支持台8の上面8aと、これに対峙しているカバー70の下端面との間には、一定幅のボード差し込み口71が形成されている。ここを介して前側からボード支持台8の上面8aに乗せたバックアップボード20を後方に押し込み、当該バックアップボード20をボードストッパ12に当たる位置まで押し込むことができる。
なお、粘着テープ剥離機1の前板6からは前方に水平に取手6aが取り付けられており、後側のカバー7aの天板部分にも垂直に起立した取手7bが取り付けられている。これらを手で持つことにより、粘着テープ剥離機1を簡単に持ち運ぶことが可能となっている。
(粘着テープ片の剥離動作)
次に、図2〜図4を参照してバックアップボード20の表面に貼り付いている粘着テープ片21の剥離動作を説明する。粘着テープ剥離機1は、図2に示す待機状態にあり、この待機状態では、昇降用エアーシリンダ50によってブレード支持アーム11の後端が下方に引かれ、その前端部に取り付けられているテープ剥離用ブレード9の刃先9aがボード支持台8の上面8aから上方に離れた待機位置にある。また、ブレードスライド機構30によってテープ剥離用ブレード9は前端位置に位置している。この待機状態において、作業員が、粘着テープ片21がテープ剥離用ブレード9に位置するようにバックアップボード20の先端部をボード支持台8に乗せ、ボード差し込み口71から後方に差し込む。バックアップボード20を差し込むと、その先端22が左右のボードストッパ12に当たる。バックアップボード20の先端22はボードストッパ12に当たる直前に左右の操作スイッチ13に当たり、これらを奥に押し込み、これらの操作スイッチ13をオフ状態からオン状態に切り替える。
図3に示すように、操作スイッチ13がオンに切り替わると、昇降用エアーシリンダ50が駆動して、その作動ロッド51が上方に伸張し、左右のブレード支持アーム11が揺動軸14を中心として揺動して、その前端部に取り付けられているテープ剥離用ブレード9の刃先9aがバックアップボード20の表面20aに押し付けられた状態になる。ブレードスライド機構30のスライド用エアーシリンダ33は、テープ剥離用ブレード9がバックアップボード20の表面20aに押し付けられた状態になると駆動され、その作動ロッド33aが後方に引かれる。この結果、テープ剥離用ブレード9が後方にスライドする。
図4(a)に示すように、テープ剥離用ブレード9は、その刃先9aがバックアップボード20の先端22から後方に僅かに外れた位置までスライドして止まる。この後方へのスライド時には、テープ剥離用ブレード9の刃先9aがバックアップボード20に貼り付いている粘着テープ片21をバックアップボード表面20aから剥離しながら後方に移動する。
スライド時には、図4(b)に示すように、エアー吹き付けノズル40からテープ剥離用ブレード9の刃先面9bに向けてエアー42が吹き付けられる。このエアー42によって、粘着テープ片21の剥離部分21aが刃先面9bに貼り付くことが防止される。刃先9aがバックアップボード20の先端22を超えると、図4(c)に示すように、バックアップボード20の先端22の端から粘着テープ片21がエアーによって吹き飛ばされて離れ、下側に配置されている回収箱60に落下して、ここに回収される。なお、エアーの吹き付け動作は、少なくとも、テープ剥離ブレード9のスライド開始からスライド終了までの間は行われる。
次に、粘着テープ片21が剥離したことを目視により確認した後に、作業員がバックアップボード20を手前に引き出すと、バックアップボード20の先端22が操作スイッチ13から外れて、操作スイッチが不図示のばね力によって前方に移動して初期位置に戻り、オンからオフ状態に戻る。この結果、昇降用エアーシリンダ50によってテープ剥離用ブレード9が元の待機位置と同一高さ位置まで上昇する。次に、ブレードスライド機構30が駆動してテープ剥離用ブレード9が手前側に移動して元の位置まで戻り、図2の状態になる。
このようにして、バックアップボード20の差し込み、テープ剥離用ブレード9の降下、テープ剥離用ブレード9の後方へのスライドおよびエアーの吹き付け、バックアップボード20の引き抜き、テープ剥離用ブレード9の上昇、および、テープ剥離用ブレード9の前方へのスライドによって一連の粘着テープ片21の剥離動作が終了する。作業員は、バックアップボード20の差し込み、引き抜き動作を繰り返すことにより、バックアップボード20に貼り付いている多数の粘着テープ片を剥離することができる。
以上説明したように、テープ剥離機1では、テープ剥離用ブレード9をバックアップボード表面20aに押し付けた状態でスライドさせてバックアップボード表面20aに貼り付いている粘着テープ片21を剥離している。また、粘着テープ片21の剥離時には、テープ剥離用ブレード9の刃先面9bに向けてエアーを吹き付けて、バックアップボード表面20aから剥離した粘着テープ片21の剥離部分21aが刃先面9bに貼り付いてしまうことを防止している。この結果、テープ剥離用ブレード9によってバックアップボード表面20aから剥離された後の粘着テープ片21は、刃先面9bに貼り付くことなくエアーによって吹き飛ばされて回収箱60に回収することができる。
本発明を適用した粘着テープ剥離機の概略縦断面図、概略平面図および概略横断面図である。 図1の粘着テープ剥離機の初期状態を示す概略平面図および概略側面図である。 図1の粘着テープ剥離機におけるテープ剥離用ブレードが差し込まれたバックアップボードに押し付けられた状態を示す概略平面図および概略側面図である。 図1の粘着テープ剥離機におけるテープ剥離用ブレードによって粘着テープ片がバックアップボードから剥離された後の状態を示す概略側面図、粘着テープ片の剥離途中の状態を示す説明図、および、粘着テープ片が剥離され終わった時点の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 粘着テープ剥離機
8 ボード支持台
8a 上面
9 テープ剥離用ブレード
9a 刃先
9b 刃先面
10 ブレード押し付け機構
11 ブレード支持アーム
12 ボードストッパ
13 操作スイッチ
14 揺動軸
20 バックアップボード
20a 表面
21 粘着テープ片
21a 剥離部分
22 先端
30 ブレードスライド機構
31 スライド枠
32 スライドガイド
33 スライド用エアーシリンダ
33a 作動ロッド
40 エアー吹き付けノズル
41 エアーチューブ
42 エアー
50 昇降用エアーシリンダ
51 作動ロッド
60 回収箱
61 引き手
70 カバー
71 ボード差し込み口

Claims (6)

  1. バックアップボードの表面における縁端部分に貼り付いている粘着テープ片を剥離するために用いる粘着テープ剥離機であって、
    前記バックアップボードを乗せるボード支持台と、
    テープ剥離用ブレードと、
    前記テープ剥離用ブレードの刃先を前記バックアップボードの表面に対して押し付けるブレード押し付け機構と、
    前記バックアップボードの表面に押し付けられた前記テープ剥離用ブレードを、前記バックアップボードの表面に沿って当該テープ剥離用ブレードの刃筋方向に直交する方向に相対的にスライドさせて、前記表面に貼りついている前記粘着テープ片を剥離させるブレードスライド機構と、
    前記ブレードスライド機構によるスライドに伴って前記テープ剥離用ブレードによって前記バックアップボードの表面から剥離される前記粘着テープ片の剥離部分を前記テープ剥離用ブレードの刃先面から離すために、当該刃先面に向けてエアーを吹き付けるエアー吹き付け機構とを有していることを特徴とする粘着テープ剥離機。
  2. 請求項1に記載の粘着テープ剥離機において、
    前記ブレード押し付け機構は、
    前記ボード支持台の上方位置において前記テープ剥離用ブレードを支持しているブレード支持アームと、
    前記ボード支持台と前記テープ剥離用ブレードの刃先の間に差し込まれる前記バックアップボードの差し込み量を規制するボードストッパと、
    前記ボードストッパに前記バックアップボードの差し込み方向の先端が当たるとオフ状態からオンに切り替わり、当該ボードストッパから前記バックアップボードの先端が離れるとオフ状態に戻る操作スイッチと、
    前記ブレード支持アームに支持されている前記テープ剥離用ブレードを前記ボード支持台に対して昇降させる昇降機構とを備えており、
    前記操作スイッチがオンに切り替わると、前記昇降機構は前記テープ剥離用ブレードを前記ボード支持台の上方の待機位置から当該ボード支持台上の前記バックアップボードの表面に押し付けた押し付け位置まで降下させ、
    前記ブレードスライド機構は、前記テープ剥離用ブレードが前記押し付け位置まで降下すると、当該テープ剥離用ブレードを当該降下位置から前記ボードストッパを超えた位置まで前記バックアップボードの差し込み方向にスライドさせ、
    前記エアー吹き付け機構は、少なくとも、前記テープ剥離ブレードのスライド開始からスライド終了まで前記エアーの吹き付けを行うことを特徴とする粘着テープ剥離機。
  3. 請求項2に記載の粘着テープ剥離機において、
    前記操作スイッチがオンからオフ状態に戻ると、
    前記昇降機構は、前記テープ剥離用ブレードを上昇させ、
    前記ブレードスライド機構は、前記テープ剥離用ブレードを前記バックアップボードの差し込み方向とは逆方向に戻すことを特徴とする粘着テープ剥離機。
  4. 請求項2または3に記載のテープ剥離機において、
    前記ブレード支持アームは水平な揺動軸によって支持され、当該揺動軸を中心として上下に揺動可能であり、
    前記昇降機構は前記ブレード支持アームを揺動させる昇降用エアーシリンダを備えており、
    前記ブレードスライド機構は、前記エアーシリンダおよび前記揺動軸を支持しているスライド枠と、このスライド枠をスライド可能に支持しているスライドガイドと、このスライドガイドに沿って前記スライド枠をスライドさせるスライド用エアーシリンダとを備えていることを特徴とする粘着テープ剥離機。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載の粘着テープ剥離機において、
    前記ボードストッパの下方には、前記バックアップボードの表面から剥離した前記粘着テープ片を受け入れる回収部が配置されていることを特徴とする粘着テープ剥離機。
  6. 請求項1ないし5のうちのいずれかの項に記載の粘着テープ剥離機において、
    前記ボード支持台の上方を覆っている透明なカバーを有しており、
    前記ボード支持台と前記カバーの間にボード差し込み口が形成されていることを特徴とする粘着テープ剥離機。
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