JP5995719B2 - シート材の糸目打ち装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、裁断工程でパーツに裁断されるシート材に、裁断工程の後工程での目印用となる糸を貫通させて残す、シート材の糸目打ち装置および方法に関する。
従来から、裁断工程では、衣料品を縫製するためのパーツなどとして、布帛などのシート材を、一枚ずつ、または複数枚が積層された状態で裁断している。裁断工程の後工程でパーツを縫製する際の位置合せなどのために、裁断工程でマーキングを行うマーキング装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。このマーキング装置では、予め染料を付着させた糸を用意しておき、針を突刺して糸を貫通させることで、シート材を染料で着色することができる。なお、シート材に糸を貫通させて残し、糸自体を目印とするマーキングを行ったり、チャコなどを用いて手動で着色したりするための目印にするための縫製用目印付器も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特公昭56−020388号公報 実開昭61−184584号公報
特許文献1に示すようなマーキング装置を使用して染料で着色しても、縫製時までに着色部分から染料などが落ちると不鮮明になるおそれがある。特許文献1の第5頁、左側の欄(第9欄)第3行から第4行には、「同じ点で針を数回往復運動させることによって目印の濃さを増すことができる。」と記載されており、条件次第で、染料着色糸での着色が不十分となるおそれがあることを裏付けるものであると推定される。
裁断工程で、特許文献2に示すように、目印となる糸を残すようにすれば、後工程で、目印用の糸を基準にチャコでマーキングを行うことができる。ただし、裁断テーブル上にシート材を載置して下方から吸引して保持する裁断機を使用すると、糸がシート材から脱落してしまうおそれがある。ただし、後工程でマーキングの目印などとして使用した後では、糸を容易に除去する必要があるので、糸をミシンなどで縫付けることは好ましくない。
目印用として残した糸が吸引で脱落しないようにするためには、糸に何らかの抜け防止処理を行う必要がある。糸の抜け防止処理を機械的に行う場合、ある程度の長さの糸が残る。また、少なくとも抜けにくい程度の長さの糸を残して抜けを防止する場合もある。さらに、複数枚積層したシート材に目印用の糸を貫通させて残し、積層状態から一枚ずつ分離する際に、残した糸をある程度の長さで切り分けて付加させる場合もある。この場合、少なくとも、各シート材に切り分けて付加させる長さの合計としての糸長分を、貫通させて残しておく必要がある。
しかしながら、裁断工程では、シート材の外形を切断する際に、目印用として残す糸も切断してしまうおそれがある。
本発明の目的は、裁断工程での裁断の際に切断するおそれをなくして、後工程で目印となる糸を残すことが可能な、シート材の糸目打ち装置および方法を提供することである。
本発明は、予め設定される裁断データに従ってパーツに裁断するシート材に、
裁断工程の後工程で目印用となる糸を、目打ち位置に貫通させて残すシート材の糸目打ち装置であって、
糸を供給可能な糸供給機構と、
シート材の表面に沿う方向に、シート材に対して相対移動可能な移動機構と、
シート材の目打ち位置に上方から突刺して、糸を貫通させた後で、シート材の表面から上方に引抜くことで、糸供給機構から供給される糸を、目打ち位置でシート材に貫通する状態で残す糸貫通針と、
目打ち位置に貫通させた糸を、目打ち位置と糸貫通針との間で切断する切断機構と、
目打ち位置に貫通させた糸を、切断機構で切断する部分の上部側で保持する保持機構と、
切断機構で切断した糸の目打ち位置側がシート材の表面に落下する際に、裁断工程で糸が切断されおそれがないように回避する引出し方向にシート材の表面で糸が寝かされて残るように、移動機構を制御する制御手段とを、
含むことを特徴とするシート材の糸目打ち装置である。
また本発明で、前記制御手段は、
前記目打ち位置から予め定められる糸長の衝突検出ラインを生成して、裁断工程で切断されるおそれがあるか否かを判定し、
切断されるおそれがないと判定される衝突検出ラインの方向を、前記引出し方向として採用する、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、
前記目打ち位置から、前記裁断データにより求まる目標位置に向う方向を前記衝突検出ラインの初期方向として設定し、
初期方向の衝突検出ラインが裁断工程で切断されるおそれがあると判定されれば、衝突検出ラインの角度を変える、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、前記糸を貫通させる目打ち位置の次に糸を貫通させるべき目打ち位置を前記目標位置として設定する、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、前記裁断工程で裁断するパーツ内部に予め設定される位置を、前記目標位置として設定する、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、前記引出し方向を、前記裁断工程で前記シート材が裁断される部分の表面を生地押えで押える場合の干渉を回避可能であるように選定する、
ことを特徴とする。
また本発明で、前記制御手段は、前記引出し方向の角度を変えても前記裁断工程で糸が切断されるおそれを回避することができない場合に、目印用の糸について、前記パーツの内部に、前記目打ち位置に続く2回目以降の糸貫通位置を設けるように制御する、
ことを特徴とする。
さらに本発明は、裁断工程で、予め設定される裁断データに従ってパーツに裁断するシート材に、
裁断工程の後工程で目印用となる糸を、目打ち位置に貫通させて残すシート材の糸目打ち方法であって、
シート材の目打ち位置に、糸の供給を受ける糸貫通針を、上方から突刺した後で引抜くことで、糸を目打ち位置に貫通させ、
目打ち位置に貫通させた糸を、目打ち位置と糸貫通針との間で、目打ち位置側に予め定める糸長となるように切断し、
切断した糸の目打ち位置側がシート材の表面に落下する際に、糸が裁断工程で切断されるおそれがないように回避する引出し方向に残るように、糸をシート材に対して相対移動させる、
ことを特徴とするシート材の糸目打ち方法である。
また本発明は、前記引出し方向の角度を変えても、前記裁断工程で糸が切断されるおそれを回避することができない場合に、回避できない部分の裁断を先行して行い、裁断後に前記糸を前記目打ち位置に貫通させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、糸供給機構から供給される糸を、シート材の目打ち位置に、糸貫通針で、裁断工程の後工程で目印となる目印用の糸として貫通させて残すことができる。目印用となる糸は、制御手段が移動機構を制御して、裁断工程で切断されるおそれがない方向に引出して残すことができる。
また本発明によれば、制御手段は、目印用の糸を引出す方向を、予め定められる糸長の衝突検出ラインを生成して、裁断工程で切断されるおそれがあるか否かを判定する。引出し方向として、切断されるおそれがないと判定される衝突検出ラインの方向を採用するので、予め定める糸長で糸がシート材の表面に寝かされて残っても、裁断工程で切断されないようにすることができる。
また本発明によれば、制御手段は、引出し方向として、目打ち位置から、裁断データにより求まる目標位置に向う方向を衝突検出ラインの初期方向として設定する。初期方向の衝突検出ラインが裁断工程で切断されるおそれがあると判定されれば、衝突検出ラインの角度を変えるので、衝突検出ラインの角度変化で、引出し方向を設定することができる。
また本発明によれば、制御手段は、糸を貫通させる目打ち位置の次に糸を貫通させるべき目打ち位置を目標位置として設定するので、初期方向を引出し方向に設定することができれば、効率を向上させることができる。
また本発明によれば、制御手段は、目標位置として、裁断工程で裁断するパーツ内部にあらか予め設定される位置を設定するので、裁断工程でパーツの外形を裁断する際に、切断されるおそれを小さくすることができる。
また本発明によれば、裁断工程で裁断するシート材の表面を押える生地押えと、シート材の表面に寝かせて残した糸との干渉を回避して、糸が切断されるおそれが生じないようにしておくことができる。
また本発明によれば、制御手段は、目打ち位置から目印用の糸を引出す方向の角度を変えても、裁断工程で切断されるおそれを回避することができない場合に、パーツ内部に2回目以降の糸貫通位置を設ける。これによって、予め定められる糸長を確保しつつ、シート材の表面に残る糸長を短くして、裁断工程で切断されるおそれがないようにすることができる。裁断工程の後工程で目印用の糸として使用する場合は、2回目以降の糸貫通位置から糸を引抜き、糸長を長くすることができる。
さらに本発明によれば、シート材に設定される目打ち位置に、裁断工程の後工程で目印となる目印用の糸を貫通させ、裁断工程で切断されるおそれがない方向に予め定める糸長で引出して残すことができる。
また本発明によれば、裁断工程で切断されるおそれがないように回避する引出し方向の設定に支障がある場合に、切断されるおそれを回避できない部分の切断を先行して行うので、引出し方向が裁断するパーツの外形にかかっても、切断を避けることができる。
図1は、本発明の一実施例としてのシート材の糸目打ち装置18の概略的な構成を示す側面断面図である。 図2は、図1のシート材の糸目打ち装置18を、シート材7の表面に沿って移動させる動作を示す、平面断面図および側面断面図である。 図3は、図1のシート材の糸目打ち装置18の糸貫通針13を、シート材7に突刺す動作を示す、平面断面図および側面断面図である。 図4は、図1のシート材の糸目打ち装置18の抜け防止機構14で抜け防止部14aを形成する動作を示す、平面断面図および側面断面図である。 図5は、図1のシート材の糸目打ち装置18が目印用の糸を引出す方向の初期方向を設定する考え方を示す図である。 図6は、図5の初期方向で条件が満たされない場合に、角度を変えて条件を満たす方向を設定する考え方を示す図である。 図7は、図1の制御手段17が図5および図6の考え方に従って行う制御を示すフローチャートである。 図8は、図1の制御手段17が目印用の糸を引出す方向を、パーツ外形に掛らないように設定する考え方を示す図である。
以下、図1〜図8で、本発明の一実施例としてのシート材の糸目打ち装置18の構成および動作を示す。説明を簡明にするために、図2〜図4で並記する平面断面図と側面断面図とでは、対応する構成を一方のみに示し、他方では省略する場合がある。また、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載される参照符を付して言及する場合がある。
図1は、本発明の一実施例としてのシート材の糸目打ち装置18の概略的な構成を示す。裁断機1は、裁断テーブル2および裁断ヘッド3を備える。裁断ヘッド3は、裁断テーブル2上に、紙面に垂直な方向に架設されるYビーム4に沿って紙面の奥行方向となるY方向に移動可能である。Yビーム4は、紙面の手前側と奥側との両側方で、図示を省略している走行機構で支持され、紙面の左右方向となるX方向に走行して移動可能である。裁断ヘッド3には、裁断刃5および生地押え6が備えられる。シート材7は、一枚だけの状態、または複数枚の積層状態で、裁断テーブル2上で、下方から吸引して保持される。裁断ヘッド3は、裁断テーブル2の表面に沿って、X−Y方向に移動する。裁断機1は、裁断ヘッド3に設けられる裁断刃5で、生地押え6で表面を押えるシート材7を裁断する際に、シート材7を裁断テーブル2の下方から吸引して保持する。シート材7の表面には非通気性の合成樹脂フィルムによる密閉シート8が被せられ、密閉シート8上からシート材7に裁断刃5を上方から突刺して、裁断する。裁断テーブル2の表面2aは、裁断刃5が侵入しても切断されにくいように、合成樹脂性の剛毛ブロック2bを並べて、剛毛ブロック2bの先端の剛毛で形成される。剛毛ブロック2bを並べた裁断テーブル2は、コンベアベルトとして、搬送機能も有する。
裁断工程の後工程で、目印用となる糸10は、糸供給機構11から供給される。糸供給機構11では、糸パッケージ11aをセットして、糸10を糸ガイド11bを通して供給することができる。裁断ヘッド3には、保持機構12と、糸貫通針13と、抜け防止機構14と、切断機構15とを収容するハウジング16が設けられる。裁断テーブル2の下方などには、裁断ヘッド3や裁断テーブル2の制御を行う制御手段17が設けられる。保持機構12は、糸供給機構11から供給される糸10を保持可能である。糸貫通針13は、中空であり、糸供給機構11から供給される糸10を中空部に収容する。糸貫通針13をシート材に上方から突刺してから引抜けば、糸10をシート材7の上下に貫通させることができる。シート材7に糸10を貫通させる目打ち位置は、予めデータで設定され、データに従って裁断ヘッド3が移動するように、制御手段17で制御される。このような、移動手段として機能する裁断ヘッド3、糸供給機構11、保持機構12、糸貫通針13、および切断機構15は、制御手段17とともに、本実施例のシート材の糸目打ち装置18を構成する。
抜け防止機構14は、糸貫通針13によって糸10をシート材7に貫通させた後、シート材7の上方で、糸10に抜け防止部14aとしての結び目を形成する。結び目を形成する機構は、ノッターとして、たとえば特開平6−250147号公報で公知の機構を利用する。保持機構12では、抜け防止部14aを形成した糸10の糸貫通針13側を保持する。切断機構15は、保持機構12で保持する糸10で、抜け防止部14aの上流側を切断する。切断機構15で切断した糸10のシート材7側は、抜け防止機構14から抜けて、シート材7の表面に落下し、目印用の糸10aとして残る。
目印用の糸10aには、シート材7の上方で、抜け防止機構14によって抜け防止部14aが形成されるので、シート材7を下方から吸引して保持している間でも、下方に抜けないようにすることができる。また、搬出側のテーブル2d上などでのシート材7の移動時に、シート材7の底面に出ている目印用の糸10aが擦れて引張られても、抜け防止部14aが引っ掛かり、目印用の糸10aの全体が抜けないようにすることができる。なお、シート材7の表面に残す目印用の糸10aの糸長を長くすれば、抜け防止部14aを形成しない場合でも、下方に抜けないようにすることができる。また、複数枚積層したシート材7に目印用の糸10aを貫通させて残し、シート材7を積層状態から一枚ずつ分離する際に、残した目印用の糸10aをある程度の長さで切り分けて付加させる場合もある。この場合、少なくとも、各シート材7に切り分けて付加させる長さの合計としての糸長分を、目印用の糸10aとして目打ち位置から引出す方向に残しておく必要がある。
さらに本実施例では、シート材7の表面に目印用の糸10aを引出して残す方向が裁断工程でパーツ外形を切断する際に切断されるおそれがないように、制御手段17が制御する。これによって、裁断機1で、縫製用のパーツなどを裁断しながら、目印用の糸10aを付加して、確実に縫製工程などでのマーキングのための目印として残すことが可能となる。
図2〜図4は、図1の抜け防止機構14で抜け防止部14aを形成する際の動作を示す。各図の(a)は、図2(b)に示す切断面線A−Aから見た、各図の(b)の断面を示す。また、裁断ヘッド3と、保持機構12と切断機構15との駆動源や、糸貫通針13の昇降機構と、抜け防止機構14などの昇降機構とは、図示を省略する。
図2は、裁断ヘッド3が裁断テーブル2に沿って移動する工程を示す。本実施例では、抜け防止機構14は、ハウジング16内に、保持機構12および切断機構15とともに近接して収容される。ハウジング16がシート材7の表面を押える底面16aには、下方に挿通する下方孔16bが設けられる。ハウジング16から上方に挿通する上方孔16cも設けられ、糸貫通針13を挿通させることができる。本工程でハウジング16の底面16aは、シート材7の表面から浮くように、上昇している。糸貫通針13も、下端がハウジング16内に引込まれる位置まで、上昇している状態となる。糸貫通針13の下端から引出される糸10の先端は、保持機構12で保持される。
抜け防止機構14のモータ20の出力軸20aは、上下方向の軸線まわりに回転し、傘歯車20bが取付けられ、傘歯車20cが噛合する。傘歯車20cの軸の先端には、結び目形成用のフック20dが取付けられる。出力軸20aは、フック20dに掛けた糸10を外すためのレバー20eも角変位させることができる。モータ21の出力軸21aは、糸10をフック20dに掛けるように案内する案内部材21bを角変位させる。下方孔16bの近傍には、糸押え22が設けられている。糸押え22は、駆動源などの図示を省略する。また、シート材7を貫通する糸10の抵抗が大きいような場合は、糸押え22を設けなくてもよい。
図3は、糸10をシート材7に貫通させる目打ち位置まで、裁断ヘッド3が移動して、糸貫通針13およびハウジング16が両方とも下降した工程を示す。ハウジング16の底面16aは、シート材7の表面を押える。糸貫通針13は、さらに下降を続けて、シート材7に突刺ささる。保持機構12は、保持していた糸10を、糸貫通針13の下降開始前、下降中、または下降後のタイミングで、放すように保持を解除する。糸貫通針13の下降中で、糸10が引張られる状態であれば、保持を解除しないで保持力を弱めるだけでも、糸10を放すことができる。
図4は、糸貫通針13のみを、シート材7から引抜いて、ハウジング16の上方孔16c付近になるまで上昇させた工程を示す。糸貫通針13の下端からは、シート材7の目打ち位置まで糸10が引出される。ハウジング16内では、抜け防止機構14で糸10に結び目による抜け防止部14aを形成する。糸押え22は、抜け防止機構14が抜け防止部14aを形成する際に、糸10がシート材7に貫通している側から供給されるのを阻止するように押える。結び目を形成するためには、案内部材21bを角変位させて、糸10がフック20dに掛かるように案内する。糸10は、保持機構12にも掛かる。次に、フック20dを回転させ、糸10を巻き掛ける。次に、レバー20eを角変位させ、糸10をフック20dから外す。
目印用の糸10aをシート材7の表面に残す場合は、まず、糸押え22による糸10の押えを解除する。次に、保持機構12で糸10を保持すると同時に、切断機構15でシート材7から延びる側の糸10を切断する。次にハウジング16を上昇させると、切断された糸10は、下方孔16bを抜けてハウジング16から引出され、シート材7に目印用の糸10aとして残る。この際に、裁断ヘッド3を移動させれば、移動する方向に目印用の糸10aを寝かすことができる。
以上で説明した実施例では、保持機構12と切断機構15とを隣接させ、糸10の保持と切断とを同時に行っている。しかしながら、保持機構12と切断機構15とを離して、糸10の保持と切断とを別のタイミングで行ってもよい。たとえば、切断機構15による切断前に保持機構12で保持したり、切断機構15による切断後に糸貫通針13の下端から垂れ下がる糸10を保持機構12が保持したりするようにしてもよい。
また、シート材の糸目打ち装置18は、移動機構として裁断ヘッド3を利用して、糸貫通針13を目打ち位置に移動させるとともに、目印用の糸10aを寝かすようにしているけれども、裁断ヘッド3とは独立して移動する機構を設けることもできる。たとえば、Yビーム4で支持されてY方向に移動する機構や、Yビーム4とは別に、裁断テーブル2の表面2aに沿ってX−Y方向に移動する機構に、糸供給機構11、保持機構12、糸貫通針13、抜け防止機構14、切断機構15およびハウジング16を設けるようにすることもできる。また、裁断テーブル2にシート材7が搬入される部分や、シート材7を積層する延反機などに、移動機構を設けて、目印用の糸10aを目打ち位置に貫通させ、パーツ外形の切断時に切断されない方向に引出しておくこともできる。引出す際には、シート材7側を移動させたり、シート材7をX方向、糸10をY方向に移動させて、設定した引出し方向に引出すこともできる。さらに、糸貫通針13の移動機構に対し、目印用の糸10aを寝かす際の移動に、別の移動機構を設けることもできる。いずれにしても、糸10とシート材7とを相対移動させればよい。
図5は、シート材7の表面から裁断するパーツ30に、目打ち位置31および次の目打ち位置32が設定される場合に、次の目打ち位置32に基づいて選定される引出し目標位置33に向って、裁断ヘッド3が移動して、糸を引出す方向としての初期方向34を設定する考え方を示す。図5(a)に示すように、予め定められる糸長でパーツ30に残す糸の長さよりも、目打ち位置31から次の目打ち位置32までの距離が短いときは、初期方向34を次の目打ち位置32から一定距離ずらすように設定する。ずらす距離は、衝突判定ライン35の長さに対応する。衝突判定ライン35は、次の目打ちでハウジング16の底面16aがシート材7の表面を押える際に、糸10を損傷させない程度の範囲に設定される。図5(b)に示すように、予め定められる糸長でパーツ30に残す糸の長さよりも、目打ち位置31から次の目打ち位置32までの距離が長いときは、初期方向34を次の目打ち位置32の方向に設定し、次の目打ち位置32までの途中に引出し目標位置33を設定する。予め定められる糸長は、前述のように、目打ち位置31から切断機構15までの機械的都合による長さである。
図6は、裁断ヘッド3の移動先がパーツ30の外形を通る場合に方向を調整する考え方を示す。図6(a)は、図5(a)のようにして設定する初期方向34ではパーツ30の外形の裁断線30aと交差し、裁断工程で裁断線30aを裁断する際に糸も切断されてしまう状態を示す。このような場合、目打ち位置から予め定められる糸長の衝突検出ライン36を初期方向34から順次角度を変えて設定し、裁断線30aと交差しないことが判明する衝突非検出ライン37の方向に引出し目標位置33を設定する。
図6(b)に示すように、衝突検出ライン36と交差しないことを判定する対象としては、パーツ30の外形ばかりではなく、シート材7の外形であるY方向の生地幅40、生地幅40とX方向の用尺内に設定される他のパーツ41,42,43などの外形も考慮する。図6(b)の場合、いずれの方向に衝突検出ライン36を設定しても、裁断工程で切断されるおそれを回避することができないことになる。このような場合、ハウジング16から引出される目印用の糸10aを短くする機構を設けておき、パーツ30の内部に、目打ち位置31に続く2回目以降の糸貫通位置を設ければ、シート材の表面に残る糸長を短くして、裁断工程で切断されるおそれを回避しやすくなる。裁断工程の後工程で、目印用の糸10を2回目以降の糸貫通位置から引抜けば、目打ち位置から延びる糸長としては長い糸長を確保することができる。たとえば、複数枚が積層されている場合のシート材7のそれぞれに、目印用として糸10を切り分けるためには、合計分の糸長を、目打ち位置から延びる糸長にする必要がある。
ハウジング16からから引出される目印用の糸10aを短くすることは、この場合図2〜図4の抜け防止機構14を使用しないので、たとえば切断機構15の位置を下降させる機構を設けて実現することができる。裁断工程で切断されるおそれを回避することができる場合、長い糸長を得るために、ハウジング16からから引出される目印用の糸10aを短くしないで、必要な糸長を引出してから切断する。
なお、衝突検出ライン36の角度の変化は、一定角度ではなく、最初は大きい角度の変化で判定し、切断されるおそれを回避することができると判定されてから、角度変化を小さくしながら判定するようにしてもよい。
また、切断されるおそれを回避することができる方向の設定が困難で支障がある場合には、パーツ30の外形の裁断線30bの裁断を先行して行い、裁断後に目印用の糸を目打ち位置に貫通させ、引出し目標位置33の方向を引出し方向38として設定してもよい。裁断工程で切断されるおそれを回避するこことができる引出し方向の設定に支障がある場合に、パーツ30の外形の裁断を先行して行うので、引出し方向38が外形の裁断線30bと交差しても、切断を避けることができる。
図7は、図1の制御手段17が図5および図6の考え方に従って行う制御手順を示す。制御開始後のステップs1では、糸目打ちを行う必要がある糸目打ち指定のパーツ有りか否かを判断する。パーツ無しでは、制御手順を終了する。パーツ有りではステップs2に移り、未処理の糸目打ち有りか否かを判断する。未処理の糸目打ち有りではステップs3に移り、未処理の糸目打ちの一つを処理対象として選択する。次のステップs4では、選択されなかった未処理の糸目打ちの目打ち位置32の周囲に衝突判定ライン35を設定する。衝突判定ライン35は、ハウジング16の底面16aの大きさに対応させる。パーツ30や他のパーツ41,42,43の外形も衝突判定ラインとして設定する。外形は裁断工程で、生地押え6で押えながら切断するので、衝突判定ラインの設定の際には、生地押え6が押える範囲を含めておく。シート材7の外形からも衝突判定ラインを設定する。次のステップs5では、ステップs3で選択された糸目打ちの目打ち位置31から次の目打ち位置32までの距離を算出する。ただし、パーツ30に残る目打ち位置31が一つしかない場合、次の目打ち位置32の代りに、パーツ30の内部の位置を目標位置として設定する。
ステップs6では、算出した距離が入力閾値以下か否かを判断する。入力閾値は、シート材7の表面に残す目印用の糸10aの糸長に対応させる。距離が入力閾値以下でなければ、ステップs7の次の目打ち位置32の方向で入力閾値分離れた位置を、図5(b)に示すように、引出し目標位置33として設定する。次にステップs8で、処理対象の糸目打ちを未処理から除外し、ステップs2に戻る。ステップs2で、未処理の糸目打ちが無いと判断されれば、ステップs9で、ステップs1で糸目打ち指定有りと判断したパーツを処理対象パーツから除外し、ステップs1に戻る。
ステップs6で、距離が入力閾値以下と判断するときは、ステップs10に移り、引出し目標位置33の候補位置を初期方向34に設定する。次のステップs11では、初期方向34に衝突検出ライン36を設定する。次のステップs12では、衝突検出ライン36がステップs4で設定した衝突判定ラインと交差するか否かを判断する。交差しないと判断するときは、ステップs13で候補位置を引出し目標位置33として設定し、ステップs8に移る。ステップs12で交差すると判断するときは、ステップs14で、衝突検出ラインの角度を変更し、ステップs12に戻る。
図8は、図1の制御手段17が目印用の糸10aを引出す方向を、パーツ50の外形に掛らないように設定する考え方を示す。図8(a)に示すように、パーツ50に目打ち位置51と次の目打ち位置52が含まれ、二つの目打ち位置51,52を通るように初期方向54を設定すると、パーツ50の外形の裁断線50aに掛ってしまう場合を想定する。図8(b)に示すように、目打ち位置51から目印用の糸10aを引出すと、抜け防止部14aまでの途中部分が裁断線50aの裁断の際に切断されてしまうおそれがある。
そこで、図8(c)に示すように、引出し目標位置53を、たとえばパーツ50の図形としての重心に設定する。弧状の図形などで、重心が図形の内部に無い場合は、中心線上の位置などを引出し目標位置53として設定する。裁断ヘッド3を、目打ち位置51から引出し目標位置53の方向で糸長分の距離の位置53aだけ移動させる。図8(d)に示すように、目打ち位置51から位置53aまで引出される目印用の糸10aおよび抜け防止部14aは、前述の条件を満たして、パーツ50の裁断線50aや他の外形の裁断線に掛らないように引出すことができる。
以上説明した実施例では、裁断機1の制御手段17が裁断データに基づいて、目打ち位置から目印用の糸10aを引出す方向を設定しているけれども、デザイン装置などで、裁断データを作成する際に、引出す方向を設定するようにしてもよい。デザイン装置などで設定する場合、少なくとも初期方向は、人手で設定するようにしてもよい。
1 裁断機
2 裁断テーブル
3 裁断ヘッド
5 裁断刃
7 シート材
10 糸
10a 目印用の糸
11 供給機構
12 保持機構
13 糸貫通針
14 抜け防止機構
15 切断機構
16 ハウジング
17 制御手段
18 シート材の糸目打ち装置
30,41,42,43,50 パーツ
30a,30b,50a 裁断線
31,51 目打ち位置
32,52 次の目打ち位置
33,53 引出し目標位置
34,54 初期方向
35 衝突判定ライン
36 衝突検出ライン

Claims (9)

  1. 裁断工程で、予め設定される裁断データに従ってパーツに裁断するシート材に、
    裁断工程の後工程で目印用となる糸を、目打ち位置に貫通させて残すシート材の糸目打ち装置であって、
    糸を供給可能な糸供給機構と、
    シート材の表面に沿う方向に、シート材に対して相対移動可能な移動機構と、
    シート材の目打ち位置に上方から突刺して、糸を貫通させた後で、シート材の表面から上方に引抜くことで、糸供給機構から供給される糸を、目打ち位置でシート材に貫通する状態で残す、糸貫通針と、
    目打ち位置に貫通させた糸を、目打ち位置と糸貫通針との間で切断する切断機構と、
    目打ち位置に貫通させた糸を、切断機構で切断する部分の上部側で保持する保持機構と、
    切断機構で切断した糸の目打ち位置側がシート材の表面に落下する際に、裁断工程で糸が切断されるおそれがないように回避する引出し方向にシート材の表面で糸が寝かされて残るように、移動機構を制御する制御手段とを、
    含むことを特徴とするシート材の糸目打ち装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記目打ち位置から予め定められる糸長の衝突検出ラインを生成して、裁断工程で切断されるおそれがあるか否かを判定し、
    切断されるおそれがないと判定される衝突検出ラインの方向を、前記引出し方向として採用する、
    ことを特徴とする請求項1記載のシート材の糸目打ち装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記目打ち位置から、前記裁断データにより求まる目標位置に向う方向を前記衝突検出ラインの初期方向として設定し、
    初期方向の衝突検出ラインが裁断工程で切断されるおそれがあると判定されれば、衝突検出ラインの角度を変える、
    ことを特徴とする請求項2記載のシート材の糸目打ち装置。
  4. 前記制御手段は、前記糸を貫通させる目打ち位置の次に糸を貫通させるべき目打ち位置を前記目標位置として設定する、
    ことを特徴とする請求項3記載のシート材の糸目打ち装置。
  5. 前記制御手段は、前記裁断工程で裁断するパーツ内部に予め設定される位置を、前記目標位置として設定する、
    ことを特徴とする請求項3記載のシート材の糸目打ち装置。
  6. 前記制御手段は、前記引出し方向を、前記裁断工程で前記シート材が裁断される部分の表面を生地押えで押える場合の干渉を回避可能であるように選定する、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のシート材の糸目打ち装置。
  7. 前記制御手段は、前記引出し方向の角度を変えても前記裁断工程で糸が切断されるおそれを回避することができない場合に、目印用の糸について、前記パーツの内部に、前記目打ち位置に続く2回目以降の糸貫通位置を設けるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のシート材の糸目打ち装置。
  8. 裁断工程で、予め設定される裁断データに従ってパーツに裁断するシート材に、
    裁断工程の後工程で目印用となる糸を、目打ち位置に貫通させて残すシート材の糸目打ち方法であって、
    シート材の目打ち位置に、糸の供給を受ける糸貫通針を、上方から突刺した後で引抜くことで、糸を目打ち位置に貫通させ、
    目打ち位置に貫通させた糸を、目打ち位置と糸貫通針との間で、目打ち位置側に予め定める糸長となるように切断し、
    切断した糸の目打ち位置側がシート材の表面に落下する際に、糸が裁断工程で切断されるおそれがないように回避する引出し方向に残るように、糸をシート材に対して相対移動させる、
    ことを特徴とするシート材の糸目打ち方法。
  9. 前記引出し方向の角度を変えても、前記裁断工程で糸が切断されるおそれを回避することができない場合に、回避できない部分の裁断を先行して行い、裁断後に前記糸を前記目打ち位置に貫通させる、
    ことを特徴とする請求項8記載のシート材の糸目打ち方法。
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