JPH03241027A - マーキング用糸 - Google Patents
マーキング用糸Info
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マーキング用糸に関し、さらに詳しくは、糸
の表面に粉末状の着色材料を付着させたマーキング用糸
および鎖糸を用いたマーキング方法に関する。
の表面に粉末状の着色材料を付着させたマーキング用糸
および鎖糸を用いたマーキング方法に関する。
本発明のマーキング用糸は、特に、既製服の製造工程に
おける裁断した布地のダーツやポケットの位置法め等の
ためのマーキング用途に好適である。
おける裁断した布地のダーツやポケットの位置法め等の
ためのマーキング用途に好適である。
〔従来の技術]
従来から、既製服の製造工程などにおいて、ダーツやポ
ケットなどの位置決め等のために、多数の布地に印付け
(マーキング)を行なっている。このマーキング方法と
しては、次のような方法があるが、いずれも問題点があ
った。
ケットなどの位置決め等のために、多数の布地に印付け
(マーキング)を行なっている。このマーキング方法と
しては、次のような方法があるが、いずれも問題点があ
った。
(1)型紙に合わせて、布地−枚ずつにチャコ(布地に
印を付けるための滑石)′等によりマーキングする方法
がある。この方法は、確実性があるものの、非常に手間
がかかり、作業性や工業生産性に劣る。
印を付けるための滑石)′等によりマーキングする方法
がある。この方法は、確実性があるものの、非常に手間
がかかり、作業性や工業生産性に劣る。
(2)重ねた多数の布地に、針で未加工の糸を通し、次
いで布地−枚ごとに通した糸を切って、その残糸をマー
キングとして使用する方法(キリビッグ法)がある。こ
の方法では、糸の切断および縫製後の残糸の除去などに
手間ががかり、作業性および生産性が悪い。
いで布地−枚ごとに通した糸を切って、その残糸をマー
キングとして使用する方法(キリビッグ法)がある。こ
の方法では、糸の切断および縫製後の残糸の除去などに
手間ががかり、作業性および生産性が悪い。
(3)加熱した針で布地を焼いてマーキングする方法(
焼目打ち法)がある、この方法は、布地が合成繊維製の
場合、針熱によって布地が融着し、風合いを損なうとい
う問題を有しており、最近のアパレルメーカー(特に婦
人物)では禁止するところが増えている。
焼目打ち法)がある、この方法は、布地が合成繊維製の
場合、針熱によって布地が融着し、風合いを損なうとい
う問題を有しており、最近のアパレルメーカー(特に婦
人物)では禁止するところが増えている。
(4)超音波により布地の目を広げ、穴を開ける方法(
超音波法)があるが、この方法では、ニット地等の伸縮
性のある布地の場合には、ある程度時間が経過すると、
穴が塞がって元の状態に戻るため、マーキングの機能が
不充分である。
超音波法)があるが、この方法では、ニット地等の伸縮
性のある布地の場合には、ある程度時間が経過すると、
穴が塞がって元の状態に戻るため、マーキングの機能が
不充分である。
既製服の製造工程において、ダーツ、ポケット、その他
附属品の位置決め等のために、数多くの印付けが必要と
なり、このマーキング工程抜きには洋服の生産が困難で
ある。さらに、マーキング方法によっても、洋服のグレ
ードが判断される重要な工程である。
附属品の位置決め等のために、数多くの印付けが必要と
なり、このマーキング工程抜きには洋服の生産が困難で
ある。さらに、マーキング方法によっても、洋服のグレ
ードが判断される重要な工程である。
ところが、従来のマーキング方法では、作業性が劣った
り、あるいは布地の風合いを損なったりするなど、種々
の問題点があり、その改善が求められている。
り、あるいは布地の風合いを損なったりするなど、種々
の問題点があり、その改善が求められている。
本発明の目的は、作業性が良好で、例えば、幾重にち重
ねた布地であっても、簡便な操作で確実にマーキングで
きるマーキング用材料を提供することにある。
ねた布地であっても、簡便な操作で確実にマーキングで
きるマーキング用材料を提供することにある。
本発明者らは、前記従来技術の有する問題点を克服する
ために鋭意研究した結果、粉末状の着色材料を糸に付着
させることにより、糸そのものにチャコとしての機能(
接触による着色物の転移機能)を付与すれば、上記目的
を達成できることを見出した。
ために鋭意研究した結果、粉末状の着色材料を糸に付着
させることにより、糸そのものにチャコとしての機能(
接触による着色物の転移機能)を付与すれば、上記目的
を達成できることを見出した。
そして、粉末状の着色材料を付着した糸を、裁断して積
み重ねた布地の所定箇所に針を用いて通すなどして、対
象物と接触させると、着色材料が脱離して布地等の対象
物に転移するため、簡便にマーキングできることを見出
した。
み重ねた布地の所定箇所に針を用いて通すなどして、対
象物と接触させると、着色材料が脱離して布地等の対象
物に転移するため、簡便にマーキングできることを見出
した。
また、粉末状の着色材料として、焼石膏や石膏、生石灰
などの無機材料、またはこれらの無機材料に顔料を添加
したものなど、あるいはパラフィン系ワックスなどを用
いると、縫製後、布地に転移した着色材料を簡単に除去
できるため、布地を痛めたり、風合いを損なうなどの問
題が発生しないことを見出した。
などの無機材料、またはこれらの無機材料に顔料を添加
したものなど、あるいはパラフィン系ワックスなどを用
いると、縫製後、布地に転移した着色材料を簡単に除去
できるため、布地を痛めたり、風合いを損なうなどの問
題が発生しないことを見出した。
本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったも
のである。
のである。
かくして、本発明によれば、糸の表面に粉末状の着色材
料を付着してなるマーキング用糸が提供される。
料を付着してなるマーキング用糸が提供される。
また、本発明によれば、前記マーキング用糸を対象物に
接触させて、粉末状の着色材料を鎖糸から離脱させ、対
象物に転移させることを特徴とするマーキング方法が提
供される。
接触させて、粉末状の着色材料を鎖糸から離脱させ、対
象物に転移させることを特徴とするマーキング方法が提
供される。
以下、本発明について詳述する。
(マーキング用糸〉
本発明のマーキング用糸は、糸の表面に粉末状の着色材
料を付着させたものである。
料を付着させたものである。
粉末状の着色材料としては、例えば、焼石膏や石膏(半
水物や二水和物など)、生石灰(酸化カルシウム)など
の比較的硬さの小さな粉末状の無機材料、またはこれと
各種顔料との混合物、あるいはパラフィン系ワックスな
どを例示することができる。
水物や二水和物など)、生石灰(酸化カルシウム)など
の比較的硬さの小さな粉末状の無機材料、またはこれと
各種顔料との混合物、あるいはパラフィン系ワックスな
どを例示することができる。
着色材料の色は、布地等の対象物の色調などを考慮に入
れて、対象物に転移した場合に容易に識別できるものを
選択すればよい。したがって、着色材料としては、白色
の粉末状の無機材料のみを用いるか、あるいは無機材料
に無機顔料や有機顔料を適宜選択して添加することによ
り、白色、黄色、赤色、青色、緑色、橙色など、所望の
色にすることができる。これらの顔料は、チタン白など
の白色顔料、黄鉛などの黄色顔料、体質顔料など汎用の
ものが使用できる。あるいは有機材料であるパラフィン
系ワックスを用いてもよい。
れて、対象物に転移した場合に容易に識別できるものを
選択すればよい。したがって、着色材料としては、白色
の粉末状の無機材料のみを用いるか、あるいは無機材料
に無機顔料や有機顔料を適宜選択して添加することによ
り、白色、黄色、赤色、青色、緑色、橙色など、所望の
色にすることができる。これらの顔料は、チタン白など
の白色顔料、黄鉛などの黄色顔料、体質顔料など汎用の
ものが使用できる。あるいは有機材料であるパラフィン
系ワックスを用いてもよい。
粉末状の着色材料を糸に付着させるには、着色材料を水
に分散または溶解させて、その中に糸を浸漬し、着色材
料を表面に付着させてから乾燥すればよい。着色材料と
してパラフィン系ワックスを用いる場合には、例えば、
溶融パラフィン系ワックス中に糸を浸して付着させ、冷
却固化させればよい。
に分散または溶解させて、その中に糸を浸漬し、着色材
料を表面に付着させてから乾燥すればよい。着色材料と
してパラフィン系ワックスを用いる場合には、例えば、
溶融パラフィン系ワックス中に糸を浸して付着させ、冷
却固化させればよい。
糸に付着した粉末状の着色材料が、対象物と接触するこ
とにより脱離して被対象物に転移し、マーキング機能を
果たすためには、ある程度の付着量が必要となる。粉末
状着色材料の好ましい付着量は、着色材料の種類や色な
どによって異なるが、通常、糸100重量部に対して、
5〜60重量部、さらに好ましくは10〜40重量部の
範囲である。付着量が過小では、マーキング機能が不充
分となり、逆に多すぎても糸が固くなりすぎたり、ある
いは粉末が飛散するため、いずれも好ましくない。
とにより脱離して被対象物に転移し、マーキング機能を
果たすためには、ある程度の付着量が必要となる。粉末
状着色材料の好ましい付着量は、着色材料の種類や色な
どによって異なるが、通常、糸100重量部に対して、
5〜60重量部、さらに好ましくは10〜40重量部の
範囲である。付着量が過小では、マーキング機能が不充
分となり、逆に多すぎても糸が固くなりすぎたり、ある
いは粉末が飛散するため、いずれも好ましくない。
着色材料として無機材料や顔料を用いる場合には、粉末
状の着色材料の水分散液の濃度(owf; on we
ight fiber)は、通常、30%以上とするこ
とが好ましい。糸は、通常、総状にして水分散液に浸漬
し、よくかき混ぜて着色材料を糸表面に均一に付着させ
て取り出し、乾燥させる。原糸浴比は、l:2〜1:1
00、好ましくはl:2.5〜1:10とする。
状の着色材料の水分散液の濃度(owf; on we
ight fiber)は、通常、30%以上とするこ
とが好ましい。糸は、通常、総状にして水分散液に浸漬
し、よくかき混ぜて着色材料を糸表面に均一に付着させ
て取り出し、乾燥させる。原糸浴比は、l:2〜1:1
00、好ましくはl:2.5〜1:10とする。
また、粉末状着色材料の糸表面への付着の程度を調整す
るために、澱粉系糊剤、アルギン酸系糊剤、アクリル系
樹脂、ポリウレタン系樹脂等を少量、好ましくは10%
以下の濃度(ows;onweight 5oluti
on)となるように、上記分散液に添加してもよい。
るために、澱粉系糊剤、アルギン酸系糊剤、アクリル系
樹脂、ポリウレタン系樹脂等を少量、好ましくは10%
以下の濃度(ows;onweight 5oluti
on)となるように、上記分散液に添加してもよい。
乾燥は、大気中または高温に保持した乾燥機中で行なう
。乾燥後、糸同士が固まる傾向がある場合には、コーミ
ング処理(梳き分ける)を行なってもよい。
。乾燥後、糸同士が固まる傾向がある場合には、コーミ
ング処理(梳き分ける)を行なってもよい。
使用する糸は、特に限定されないが、着色材料の付着す
る表面積の大きい毛羽のある紡績糸、あるいはフィラメ
ント糸ではバルキー性の高い加工糸が望ましい。また、
疎水性のある合成繊維(ポリエステル等)の素材の方が
、吸水性のある天然繊維より、粉末状着色材料の脱離お
よび転移が容易であるため、より効果的である。
る表面積の大きい毛羽のある紡績糸、あるいはフィラメ
ント糸ではバルキー性の高い加工糸が望ましい。また、
疎水性のある合成繊維(ポリエステル等)の素材の方が
、吸水性のある天然繊維より、粉末状着色材料の脱離お
よび転移が容易であるため、より効果的である。
(マーキング方法)
本発明のマーキング用糸を用いて、マーキングを行なう
には、鎖糸を対象物に接触させて、粉末状の着色材料を
離脱させ、対象物に転移させる方法による。
には、鎖糸を対象物に接触させて、粉末状の着色材料を
離脱させ、対象物に転移させる方法による。
対象物が布地である場合には、マーキング用糸を布地の
表面にこすりつけたり、圧着したりすることにより、線
状の印を付けることができる。
表面にこすりつけたり、圧着したりすることにより、線
状の印を付けることができる。
また、既製服の製造工程などでは、布地に針を用いてマ
ーキング糸を通すと、糸から着色材料が脱離して、糸を
通した穴の回りに点または円状、あるいは放射状の印が
形成される。この方法によれば、幾重にも重ねた布地の
所望箇所に一度に糸を通すことによって、作業性よくマ
ーキングを行なうことができる。
ーキング糸を通すと、糸から着色材料が脱離して、糸を
通した穴の回りに点または円状、あるいは放射状の印が
形成される。この方法によれば、幾重にも重ねた布地の
所望箇所に一度に糸を通すことによって、作業性よくマ
ーキングを行なうことができる。
さらに、粉末状の着色材料を使用しているため、縫製後
に、布地表面をたたくか、こするなどすれば、付着した
着色材料は容易に除去できる。
に、布地表面をたたくか、こするなどすれば、付着した
着色材料は容易に除去できる。
着色材料としてパラフィン系ワックスを用いた場合には
、アイロンとの加熱により溶融すればマーキングを消す
ことができる。
、アイロンとの加熱により溶融すればマーキングを消す
ことができる。
なお、本発明のマーキング用糸は、布地以外にも、−時
的なマーキングを必要とする分野において使用すること
ができる。
的なマーキングを必要とする分野において使用すること
ができる。
以下、実施例を挙げて本発明について具体的に説明する
が、本発明は、これらの実施例のみに限定されるもので
はない。
が、本発明は、これらの実施例のみに限定されるもので
はない。
[実施例1〕
着色材料として、焼石膏(吉野石膏社製、商品名「接口
」焼石膏)を用い、これを撹拌機で粉末状になるように
充分に撹拌し、水を加えて分散液を調製した。
」焼石膏)を用い、これを撹拌機で粉末状になるように
充分に撹拌し、水を加えて分散液を調製した。
この分散液にポリエステル原糸(紡績糸20番手/3本
撚糸)を総状にして浸漬し、よくかき混ぜて着色材料を
糸の表面に均一に付着させた。処理条件は、着色材料の
濃度(owf)80%、処理浴比1:5であった。
撚糸)を総状にして浸漬し、よくかき混ぜて着色材料を
糸の表面に均一に付着させた。処理条件は、着色材料の
濃度(owf)80%、処理浴比1:5であった。
処理した総状の糸を取り出し、乾燥機中で乾燥させて、
粉末状の着色材料が付着したマーキング用糸を得た。
粉末状の着色材料が付着したマーキング用糸を得た。
[実施例2〜4]
着色材料の濃度を第1表に示したとおりに変化させた以
外は、実施例1と同様にしてマーキング用糸を得た。
外は、実施例1と同様にしてマーキング用糸を得た。
[実施例5]
分散液に、さらに澱粉糊を濃度(ows)が5%となる
ように添加した以外は、実施例1と同様にしてマーキン
グ用糸を得た。
ように添加した以外は、実施例1と同様にしてマーキン
グ用糸を得た。
[実施例6]
澱粉糊を濃度(OWS)が10%となるように添加した
以外は、実施例5と同様にしてマーキング用糸を得た。
以外は、実施例5と同様にしてマーキング用糸を得た。
くマーキング性能の評価〉
以上の実施例1〜6で得たマーキング用糸を用いて、マ
ーキング性能を評価した。
ーキング性能を評価した。
評価の方法は、紺色の布地(ウール100%の平織布)
を5cm (40枚)および10cm(80枚)の厚さ
に重ね、マーキング用糸をマークビッツ針(アルドイン
ター社製)を用いて通し、マーキング用糸から脱離して
各布地に転移し、付着した粉末状の着色材料のマーキン
グ性について、目視により次の4段階で評価した。
を5cm (40枚)および10cm(80枚)の厚さ
に重ね、マーキング用糸をマークビッツ針(アルドイン
ター社製)を用いて通し、マーキング用糸から脱離して
各布地に転移し、付着した粉末状の着色材料のマーキン
グ性について、目視により次の4段階で評価した。
0:各布地への着色材料の付着量は適当であり、マーキ
ングが非常に鮮明に識別できた。
ングが非常に鮮明に識別できた。
○:各布地への着色材料の付着量は適当であり、マーキ
ングが鮮明に識別できた。
ングが鮮明に識別できた。
△:各布地への着色材料の付着量は、やや少なく、かつ
、バラツキが見られたが、マーキングの識別は可能であ
った。
、バラツキが見られたが、マーキングの識別は可能であ
った。
×:各布地への着色材料の付着量は少なく、マーキング
の識別はやや困難であった。
の識別はやや困難であった。
なお、以上の評価方法は、相対的なものであって、評価
が×の場合であっても、マーキング機能を有しており、
例えば、強くこすりつけるなどの手段を採用すればマー
キング用糸として使用可能である。
が×の場合であっても、マーキング機能を有しており、
例えば、強くこすりつけるなどの手段を採用すればマー
キング用糸として使用可能である。
結果を一括して第1表に示す。
(以下余白)
第1表から、分散液における着色材料の濃度(owf)
を30%以上とすることが好ましい条件であることが分
かる。また、粉末状着色材料の好ましい付着量は、通常
、糸100重量部に対して、5重量部以上であることが
分かる。
を30%以上とすることが好ましい条件であることが分
かる。また、粉末状着色材料の好ましい付着量は、通常
、糸100重量部に対して、5重量部以上であることが
分かる。
さらに、澱粉糊を添加した場合には、糸への粉末状の着
色材料の付着状態がより良好となるが、その添加量が多
すぎると、脱離しにくくなるため、澱粉糊を添加する場
合には、濃度(ows)が10%を越えないようにする
ことが好ましい。
色材料の付着状態がより良好となるが、その添加量が多
すぎると、脱離しにくくなるため、澱粉糊を添加する場
合には、濃度(ows)が10%を越えないようにする
ことが好ましい。
本発明によれば、従来法とは異なり、糸そのものにチャ
コとしての機能を付与したので、作業性が良好で、しか
も所望の箇所に確実にマーキングできるマーキング用材
料が提供される。
コとしての機能を付与したので、作業性が良好で、しか
も所望の箇所に確実にマーキングできるマーキング用材
料が提供される。
特に、既製服の製造工程において、重ねた多数の布地に
針で通すだけでマーキングできるため、生産性の大幅な
向上がはかれる。さらに、重ねた布地に糸を自動的に通
す機械があるが、それを使用すれば、従来の煩雑なキリ
ビツケ工程を経ることなく、容易にマーキングできる。
針で通すだけでマーキングできるため、生産性の大幅な
向上がはかれる。さらに、重ねた布地に糸を自動的に通
す機械があるが、それを使用すれば、従来の煩雑なキリ
ビツケ工程を経ることなく、容易にマーキングできる。
また、本発明のマーキング用糸を用いるマーキング方法
によれば、布地を痛めることなくマーキングが可能であ
り、縫製後に、付着した色を消すこともできるため、製
品の風合いを損なうことがない。
によれば、布地を痛めることなくマーキングが可能であ
り、縫製後に、付着した色を消すこともできるため、製
品の風合いを損なうことがない。
このように、本発明のマーキング用糸を用いれば、容易
かつ確実にマーキングすることが可能であるため、製品
の不良率を低下させることができ、縫製工場のみならず
、同様なマーキング機能が要求される分野、用途におい
て好適に用いることができる。
かつ確実にマーキングすることが可能であるため、製品
の不良率を低下させることができ、縫製工場のみならず
、同様なマーキング機能が要求される分野、用途におい
て好適に用いることができる。
Claims (2)
- (1)糸の表面に粉末状の着色材料を付着してなるマー
キング用糸。 - (2)請求項1記載のマーキング用糸を対象物に接触さ
せて、粉末状の着色材料を該糸から離脱させ、対象物に
転移させることを特徴とするマーキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3732190A JPH03241027A (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | マーキング用糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3732190A JPH03241027A (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | マーキング用糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03241027A true JPH03241027A (ja) | 1991-10-28 |
Family
ID=12494399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3732190A Pending JPH03241027A (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | マーキング用糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03241027A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103911844A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-07-09 | 株式会社岛精机制作所 | 薄片材料的线穿孔装置 |
CN103911843A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-07-09 | 株式会社岛精机制作所 | 薄片材料的线穿孔装置及方法 |
JP2016148125A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タカトリ | マーキング装置及びマーキング方法 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP3732190A patent/JPH03241027A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103911844A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-07-09 | 株式会社岛精机制作所 | 薄片材料的线穿孔装置 |
CN103911843A (zh) * | 2012-12-28 | 2014-07-09 | 株式会社岛精机制作所 | 薄片材料的线穿孔装置及方法 |
JP2016148125A (ja) * | 2015-02-13 | 2016-08-18 | 株式会社タカトリ | マーキング装置及びマーキング方法 |
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