JP2009156252A - 燃料供給装置用取付ブラケット並びにそれらの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側の無駄な空間部をなくすことを目的とするもので、該取付ブラケットの基盤裏面から内側筒部を立ち上げ、該内側筒部に、上仕切となる板体のない各種ケースを直接連結することにより該基盤裏面側を燃料流路とすることができ、且つそのために内側筒部を構成する側壁に燃料流路となる貫通孔を形成したもので、それによりリリーフバルブを基盤裏面側に独立形成することができ、且つ取付ブラケットの高さ方向の無駄を省き、扁平状の燃料タンクに対応できるようにしたものである。
【解決手段】蓋となる基盤、前記基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、前記周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部で形成し、前記内側筒部を形成する側壁に、前記周縁外筒部の先端よりも前記基盤側の位置に前記周縁外筒部へ向かう貫通孔を形成したことを特徴とする燃料供給装置用取付ブラケット。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料タンク内に配設され、該燃料タンク内の燃料を内燃機関に供給するための燃料供給装置用の取付ブラケット並びにそれらの製造方法に関する。
従来より、燃料タンク内に配置され、該燃料タンク内の燃料の所定量を浄化しながら内燃機関に供給する手段として、図9に示すように、蓋を兼ねる取付ブラケットAの基盤Bの裏面にフィルタを内蔵したフィルタケースC、レギュレータやジェットポンプを備えた管路ケースD等の各々の機能を有する装備品を装着したケースを一体化した燃料供給装置が知られている。
上記燃料供給装置は、図示しない燃料ポンプにより燃料タンク内の燃料を吸い上げ、燃料フィルタを通過させた後、所定量の燃料を内燃機関に供給する一方、燃料の圧力状態によって一旦吸い上げた燃料を燃料タンク内へ戻すように構成している。
上記燃料供給装置では、内燃機関へ供給される燃料が少なく、レギュレータEから燃料タンク内へ戻される燃料が多い場合、該レギュレータEの弁体の下流側の圧力が高くなり、該弁体が開いていくが、その結果、最大開弁量に達すると、更に圧力が高くなっても該弁体が作動しなくなり、内燃機関への燃料噴射弁の噴射圧が制御できなくなる。そのことを防止するために、該レギュレータEの下流側に圧力上昇を抑制するリリーフバルブFを備えている。
上記のように、リリーフバルブFは、レギュレータEの下流側の圧力上昇を防止することができるが、そのためには該リリーフバルブFを別途レギュレータEの下流側に装着する必要がある。しかし、該リリーフバルブFは、燃料タンクの規格された大きさの孔に蓋を兼ねて取り付けられる取付ブラケットAの基盤B裏面となる限られた空間にフィルタケースC、レギュレータ・ジェットポンプ等の管路ケースD等とともに装着しなければならなかった。
図9に示すように、従来の燃料供給装置となる取付ブラケットAは、蓋の裏面より筒体を立ち上げた上分割体Gと、板体Hの図示上面側に筒状の突起Iを設け、図示下面側に燃料流路Jを設けたフィルタケースC、レギュレータ・ジェットポンプ等の管路ケースD等を取着した下分割体Kとより構成しているが、上記リリーフバルブケースFを板体Hの図示下面側に設けるにはスペース的に困難があり、従って、板体Hの上面側に突設状態で設けるのが一般的であった。そして、該上分割体Gの筒体の下端部と、下分割体Kの突起Iとを溶着一体化して取付ブラケットAを形成しているが、上記のように、下分割体Kの上方部を板体Hにより上仕切とした区画された空間として上分割体Gと一体化されているので、該上分割体Gの筒体及び下分割体Kの突起Iとで囲まれた空間Lは必要以上の高さのある無駄な空間となっていた。
特開2005−320884号公報
しかし、近年において各車両メーカーの燃料タンクは孔の大きさはそのままで扁平化され、上記各種機能を装着しなければならない取付ブラケットAではリリーフバルブを合理的に設置できない問題が生じていた。
本発明は、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側の無駄な空間部をなくすことを目的とするもので、該取付ブラケットの基盤裏面から内側筒部を立ち上げ、該内側筒部に、上仕切となる板体のない各種ケースを直接連結することにより該基盤裏面側を燃料流路とすることができ、且つそのために内側筒部を構成する側壁に燃料流路となる貫通孔を形成したもので、それによりリリーフバルブを基盤裏面側に独立形成することができ、且つ取付ブラケットの高さ方向の無駄を省き、扁平状の燃料タンクに対応できるようにしたものである。
本発明は、蓋となる基盤、前記基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、前記周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部で形成し、前記内側筒部を形成する側壁に、前記周縁外筒部の先端よりも前記基盤側の位置に前記周縁外筒部へ向かう貫通孔を形成した燃料供給装置用取付ブラケットを特徴とする。
また、前記内側筒部に各種ケースを溶着或いは嵌着等の手段により連結した燃料供給装置用取付ブラケットを特徴とする。
更に、前記内側筒部には、リリーフバルブケースを他の各種ケースより離隔独立して形成した燃料供給装置用取付ブラケットを特徴とする。
また、前記各種ケース及び前記リリーフバルブケースのための前記内側筒部の側壁に、両者間を連通する貫通孔を形成した燃料供給装置用取付ブラケットを特徴とする。
更に、前記リリーフバルブケースは、その内部に弁体、スプリング及び一部排出口を備えた蓋体を設け、前記蓋体側の前記リリーフバルブケースの先端部で蓋体を固定した燃料供給装置用取付ブラケットを特徴とする。
また、蓋となる基盤、前記基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、前記周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部は、同時成形にて形成した燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法を特徴とする。
更に、前記内側筒部に一体形成したリリーフバルブケースは、他の内側筒部と同時成形し、前記他の内側筒部とは離隔独立して形成した燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法を特徴とする。
また、前記リリーフバルブケース及び前記他の内側筒部の側壁に、両者間を連通する貫通孔を同時成形にて形成した燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法を特徴とする。
更に、前記リリーフバルブケースは、その完成後、内部に弁体、スプリング及び一部排出口を備えた蓋体を取着し、前記蓋体側の前記リリーフバルブケースの先端部で蓋体を固定した燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法を特徴とする。
本発明によれば、例えば取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側の無駄な空間部をなくすことで、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えることができる。
すなわち、本発明は、蓋となる基盤、基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部で形成され、内側筒部を形成する側壁に、周縁外筒部の先端よりも基盤側の位置に周縁外筒部へ向かう貫通孔を形成することで、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側を燃料流路とすることができ、取付ブラケットの高さ方向の無駄が省け、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えることが可能となった。
また、内側筒部に各種ケースを溶着或いは嵌着等の手段により連結したことで、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側を燃料流路とすることができ、取付ブラケットの高さ方向の無駄が省け、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えることが可能となった。
更に、内側筒部には、リリーフバルブケースを他の各種ケースより離隔独立して形成したことで、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側を燃料流路とすることができ、取付ブラケットの高さ方向の無駄が省け、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えることが可能となった。
また、各種ケース及びリリーフバルブケースのための内側筒部の側壁に、両者間を連通する貫通孔を形成したことで、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側を燃料流路とすることができ、取付ブラケットの高さ方向の無駄が省け、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えることが可能となった。
更に、リリーフバルブケースは、その内部に弁体、スプリング及び一部排出口を備えた蓋体を設け、蓋体側のリリーフバルブケースの先端部で蓋体を固定したことで、高さの低い空間に効率よく、他の各種装備品を取着することが可能となった。
また、蓋となる基盤、基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部は、同時成形にて形成したことで、部品点数、組付け工数の低減が可能となった。
更に、内側筒部に一体形成したリリーフバルブケースは、他の内側筒部と同時成形し、他の内側筒部とは離隔独立して形成したことで、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側を燃料流路とすることができ、取付ブラケットの高さ方向の無駄が省け、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えられ、部品点数、組付け工数の低減も可能となった。
また、リリーフバルブケース及び他の内側筒部の側壁に、両者間を連通する貫通孔を同時成形にて形成したことで、取付ブラケットにおける蓋となる基盤の裏面側を燃料流路とすることができ、取付ブラケットの高さ方向の無駄が省け、燃料タンク内の燃料供給装置全体の高さを低く抑えられ、部品点数、組付け工数の低減も可能となった。
更に、リリーフバルブケースは、その完成後、内部に弁体、スプリング及び一部排出口を備えた蓋体を取着し、蓋体側のリリーフバルブケースの先端部で蓋体を固定したことで、高さの低い空間に効率よく、他の各種装備品を取着することが可能となった。
図1は、本発明の燃料供給装置全体を示す概略断面図、図2は、取付ブラケットの裏面側を示す平面図、図3は、同斜視図を示している。1は、燃料供給装置用取付ブラケット(以下、取付ブラケットという)で、蓋となる基盤4の裏面側には、その周縁部に該基盤4より立ち上げて周縁外筒部5を形成している。該周縁外筒部5の内側にはフィルタケース6、レギュレータ・ジェットポンプ等の管路ケース7及びリリーフバルブケース8等の各種ケースを取着或いは連結形成するために基盤4より立ち上げた内側筒部6´、7´、8´が一体に形成されている。
図1に示すように、図示しない燃料タンク9内の燃料を図示しないフューエルポンプ10のポンプ圧により下流側へ吐出し、吐出した燃料は、フィルタケース6内のフィルタを通過してその底部側より燃料パイプ11へと送出され、燃料配管を経由して図示しない内燃機関に供給される。他方、管路ケース7によって形成されるリターン通路12を経由して燃料タンク9内へ戻される燃料もある。内燃機関側に供給されなかった燃料はレギュレータ13側に流れ込み、リターン通路12から燃料流路14を経て燃料タンク9へ戻される。
燃料流路14から燃料流路15に流入した燃料は、図示しないジェットポンプノズル16、又はジェットポンプノズル16´から燃料タンク9内に噴出されることになる。図1では2系統のジェットポンプを示している。上記ジェットポンプノズル16、16´からの噴流により、その下流側で圧力低下が生じることになる。この圧力低下を利用して燃料タンク9内の燃料供給装置の下方のチャンバ内へ燃料を導入することが可能となる。
他方、レギュレータ13の下流側の圧力が高くなると、レギュレータ13の弁体が最大開弁量に達し、更なる圧力上昇に対応することができなくなる。その結果、内燃機関への供給通路内圧が、燃料噴射弁の噴射圧を制御することができなくなる。そこで該燃料流路14の燃料圧を下げる必要が生じる。リリーフバルブ17はそのために設けるもので、該リリーフバルブ17を燃料流路14に連通した状態で形成することにより、上記役割を達成することになる。
実施例1は、図4に示すように内側筒部8´をリリーフバルブケース8´aとしたものである。該リリーフバルブケース8´aは、上記したように、取付ブラケット1の蓋となる基盤4側に形成され、該リリーフバルブケース8´a内に弁体18、付勢手段としてのスプリング19及び蓋体20とを装着する。蓋体20には排出口21が形成されている。該スプリング19の付勢力により弁体18を弁座22に押し付ける構造となっている。上記蓋体20は、リリーフバルブケース8´aの先端部23を内側へ加締めることにより固定している。該蓋体20は、リリーフバルブケース8´aへ圧入、溶着等の適宜手段により固定することもできる。
また、リリーフバルブケース8´aの側壁の一部には、該燃料流路14の圧力上昇を逃し、燃料が弁体18を押圧できる位置となる基盤4に接し或いは近接した位置に、該燃料流路14と連通する貫通孔24を形成する。
上記構成により、燃料流路14の燃料圧力が上昇すると弁体18が燃料により押圧されて開き、燃料流路14の燃料が貫通孔24からリリーフバルブケース8´a内の空間S及び蓋体20に形成した排出口21を経由して燃料タンク9内に戻されることになる。このリリーフバルブ17の作動により、上記レギュレータ13の下流側の圧力上昇を抑制することが可能となる。
上記貫通孔24は、燃料が入り込んで弁体18を押圧することができる位置となる基盤4側に形成することになるが、内側筒部となるリリーフバルブケース8´aの外側には、チャンバ等を取着するために周縁より高く立ち上げた周縁外筒部5が存在する。当該貫通孔24は該周縁外筒部5の先端位置より基盤4側の内側筒部となるリリーフバルブケース8´aの側壁に該周縁外筒部ヘ向かうように形成することになるが、貫通孔24を該周縁外筒部5、内側筒部6´、7´、8´a等と同時に一体成形するためには、その製造時にスライドコア金型を使用し斜め横方向へコアを逃がすアンダーカット製造法を採用することになる。
上記基盤4側の貫通孔24は、スライドコアを斜め横方向へ逃がすスペースを内側筒部6´、7´に形成することにより成形が可能となる。貫通孔24は、本実施例1の独立したリリーフバルブケース8´a用内側筒部8´に限定されることなく、スライドコアが移動できる空間を形成することにより他の内側筒部6´、7´等においても成形することが可能であり、燃料流路14における燃料の流通路とすることができる。
実施例2は、図1に示すように、取付ブラケット1の内側筒部6´、7´、8´の先端部23´と、フィルタケース6、レギュレータ・ジェットポンプ等の管路ケース7及びリリーフバルブケース8等の各種ケースに別途各々の機能を有する装備品を装着装填した該ケース側壁先端部とを相互に連結することにより両者を固定して燃料供給装置としたものである。図1のTの位置での相互連結となる。上記連結固定により各種機能を有する装備品を装着した燃料供給装置を形成することができるが、上記取付ブラケット1と上記各種ケースの一体化により取付ブラケット1の基盤4と内側筒部6´、7´、8´の側壁及び各種ケースとで囲まれた基盤4の下側空間を燃料流路14とすることが可能となる。
また、上記実施例2では、図6に示すように、取付ブラケット1の基盤4に一体形成した内側筒部8´bの先端部となる溶着面Tに、別途リリーフバルブ25を組み込んだリリーフバルブケース8を溶着固定している。リリーフバルブケース8の内側に、実施例1と同様、弁体26、スプリング27、蓋体28、排出口29、弁座30等が形成され、それらによりリリーフバルブ25を構成している。
基盤4側には、上記実施例1と同様、燃料流路14と連通した貫通孔31を形成している。燃料は、燃料流路14の燃料圧力の上昇により、燃料流路14から該貫通孔31を通過し、内側筒部8´b内の空間Uの燃料圧力を上昇させ、弁体26を押圧し、蓋体28に形成した排出口29を経由して燃料タンク9内に戻されることになる。
図7は、リリーフバルブケース8の連結手段の他の実施例を示すもので、基盤4に一体形成した内側筒部8´cの端部内側にリリーフバルブケース8の端部側の一部を挿入し、該内側筒部8´cとの嵌着によって連結したものである。該内側筒部8´cの先端は外方へ広がることが可能なフリー端とされ、その端部側壁には嵌着のための嵌着孔8´dが形成されている。該嵌着孔8´dは2箇所或いは適宜数設けることができる。他方、リリーフバルブケース8側には該嵌着孔8´dに嵌着する突起8dが形成され、該嵌着孔8´dと突起8dとにより嵌着連結されるものである。
また、内側筒部8´cの内壁には段部8´eがリリーフバルブケース8の端部側の段部8eと対向するように形成され、両段部8´e、8e間に形成された空隙に気密保持のためのOリング8fを配設する。嵌着によって連結された状態で該Oリング8fが押し潰され、両者間の気密性が確保されることになる。
上記連結手段により、リリーフバルブケース8の端部側が内側筒部8´cの内側へ入り込むことになり該基盤4裏面からの突出を低く抑えることが可能となる。
図8は、リリーフバルブケース8の他の連結手段の実施例を示すもので、内側筒部8´gの内壁に段部8´hを形成し、該段部8´hとリリーフバルブケース8の端部側に設けた段部8hとを摩擦熱を利用する超音波溶着、オービタル溶着或いはオービタルバイブレーション溶着等の連結手段によって両段部8´h、8hを直接連結したものである。樹脂相互の溶着連結手段であればその他の手段を採用することも可能である。
上記実施例も上記同様、リリーフバルブケース8の端部側が内側筒部8´gの内側へ入り込むことになり該基盤4裏面からの突出を低く抑えることが可能となる。
上記内側筒部8´、8´b、8´c、8´gの内壁に雌ネジを刻設し、他方、リリーフバルブケース8の外壁に雄ネジを刻設し、その両者を螺合し、係止固定する構造とすることにより両者を連結することが可能である。
上記実施例も該基盤4裏面からの突出を低く抑えることが可能となる。
上記実施例2乃至5では、貫通孔31を内側筒部8´b、8´c、8´gの基盤4側に形成しているが、該内側筒部の側壁上端に切欠部を形成し(不図示)、該切欠部を燃料流路とすることができる。該切欠部は、側壁上端に形成されるので、アンダーカット部とはならないので製造が簡単となる。リリーフバルブケースやリリーフバルブの構成及び燃料流路は上記実施例と同様である。
上記では、燃料流路となる貫通孔をリリーフバルブ取付のための内側筒部の側壁と他のケース間に形成した実施例について説明したが、それらを含め全実施例においてリリーフバルブ取付以外のための内側筒部の側壁と他のケース相互間にも形成できることはいうまでもない。
燃料供給装置の全体を示す概略断面図。 取付ブラケットの裏面側を示す平面図。 取付ブラケットの裏面側を示す斜視図。 リリーフバルブを取付ブラケットに形成した断面図。 リリーフバルブの分解断面図。 リリーフバルブの他の実施例を示す断面図。 リリーフバルブの他の実施例を示す断面図。 リリーフバルブの他の実施例を示す断面図。 従来の燃料供給装置を示す断面図。
符号の説明
1 取付ブラケット
4 基盤
5 周縁外筒部
6 フィルタケース
6´、7´、8´、8´b、8´c、8´g 内側筒部
7 レギュレータ・ジェットポンプ等の管路ケース
8、8´a リリーフバルブケース
8d 突起
8d´ 嵌着孔
8e、8´e、8h、8´h 段部
8f Oリング
9 燃料タンク
10 フューエルポンプ
11 燃料パイプ
12 リターン通路
13 レギュレータ
14、15 燃料流路
16、16´ ジェットポンプノズル
17、25 リリーフバルブ
18、26 弁体
19、27 スプリング
20、28 蓋体
21、29 排出口
22、30 弁座
23、23´ 先端部
24、31 貫通孔

Claims (9)

  1. 蓋となる基盤、前記基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、前記周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部で形成し、前記内側筒部を形成する側壁に、前記周縁外筒部の先端よりも前記基盤側の位置に前記周縁外筒部へ向かう貫通孔を形成したことを特徴とする燃料供給装置用取付ブラケット。
  2. 前記内側筒部に各種ケースを溶着或いは嵌着等の手段により連結したことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置用取付ブラケット。
  3. 前記内側筒部には、リリーフバルブケースを他の各種ケースより離隔独立して形成したことを特徴とする請求項2記載の燃料供給装置用取付ブラケット。
  4. 前記各種ケース及び前記リリーフバルブケースのための前記内側筒部の側壁に、両者間を連通する貫通孔を形成したことを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の燃料供給装置用取付ブラケット。
  5. 前記リリーフバルブケースは、その内部に弁体、スプリング及び一部排出口を備えた蓋体を設け、前記蓋体側の前記リリーフバルブケースの先端部で蓋体を固定したことを特徴とする請求項3又は4のいずれかに記載の燃料供給装置用取付ブラケット。
  6. 蓋となる基盤、前記基盤の裏面の周縁より立ち上げた周縁外筒部、前記周縁外筒部の内側に立ち上げた内側筒部は、同時成形にて形成したことを特徴とする燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法。
  7. 前記内側筒部に一体形成したリリーフバルブケースは、他の内側筒部と同時成形し、前記他の内側筒部とは離隔独立して形成したことを特徴とする請求項6記載の燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法。
  8. 前記リリーフバルブケース及び前記他の内側筒部の側壁に、両者間を連通する貫通孔を同時成形にて形成したことを特徴とする請求項6又は7記載の燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法。
  9. 前記リリーフバルブケースは、その完成後、内部に弁体、スプリング及び一部排出口を備えた蓋体を取着し、前記蓋体側の前記リリーフバルブケースの先端部で蓋体を固定したことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の燃料供給装置用取付ブラケットの製造方法。
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