JP2009154346A - バンドソー切断装置および切断方法 - Google Patents

バンドソー切断装置および切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】切断中のブレード台金の全体の振動を安定的に抑えることによって、パッドの交換頻度を少なくすることができ、また、インゴットの切断中に突発的に発生するインゴットの切断面の粗さ不良を減少させることができるバンドソー切断装置および切断方法を提供する。
【解決手段】ブレード砥粒部とブレード台金で構成されるエンドレスベルト状のブレードがプーリー間に張設され、ブレードに対しクーラントを噴出するクーラント噴出し口を有した一対の静圧パッドがプーリー間に前記ブレードを通過させるように所定の間隔を開けて対向して設置され、プーリーの回転により周回駆動されるブレードによりインゴットを切断するバンドソー切断装置であって、静圧パッドのクーラント噴出し口の位置は前記ブレードのブレード砥粒部側に偏倚されて配設されているものであるバンドソー切断装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、インゴット、特にはチョクラルスキー法(CZ法)等により引き上げられたシリコンインゴットを切断するバンドソー切断装置およびこれを用いた切断方法に関する。
CZ法等によって製造されたシリコンインゴットのコーン状の端部(トップ部およびテイル部)を切断しブロックとする場合、あるいは、そのブロックからウェーハのサンプルを採取する場合などの切断加工にバンドソー切断装置などが用いられている。
ここで、図4に従来の一般的なバンドソー切断装置の一例の概要を示す。
図4に示すように、バンドソー切断装置101は、薄いブレード台金106の端部にダイヤモンドの砥粒を糊着してなるブレード砥粒部105で構成されるエンドレスベルト状のブレード102がプーリー103、103’間に張設されている。ブレード102はプーリー103、103’の回転により周回駆動され、該ブレード102のブレード砥粒部105でインゴット108を切断する。
ここで、ブレード102を支持するプーリー103、103’は外周面がテーパ状に傾斜しているのが通例である。これは、インゴットを切断する際の押圧の反力により、プーリー103、103’からブレード102が外れるのを防止するためである。このため、インゴット108の切断を行うブレード102はインゴット108に対して傾斜してしまうため、通常、プーリー103、103’の両側部に、ブレード102の振れ止めを兼ねる静圧パッド104、104’が設けられる。
それによって、ブレード102は切断方向に対して平行な姿勢に保持される。静圧パッド104、104’とブレード102との隙間は極めて小さいため、静圧パッド104、104’は次第に摩耗してブレード102との隙間は増大する。このため、所定の周期で静圧パッド104,104’の隙間調整を行うとともに、摩耗限度を超えた静圧パッド104,104’は交換しなければならない。静圧パッド104、104’の交換の際には静圧パッド104,104’とブレード102との隙間、静圧パッド104,104’の設置位置、対向する静圧パッド104,104’の垂直方向取り付け角度などを調整する必要があり、これらの調整を容易に行うことができる静圧パッド取り付け装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、静圧パッドは、静圧パッド104,104’とブレード102との摩擦により発生するブレード102の振動の問題に対して、ブレード102に液体を噴出し、その液体の圧力によりブレード102を保持することによって、ブレード102の振動を抑える効果のある静圧パッドが使用されている(特許文献2参照)。
また、ブレード砥粒部105に切削液が十分に供給されず、ブレード砥粒部105に目詰まりが起ったり、ブレード砥粒部105に発生した切断加工熱を完全に冷却できなかったりし、切断精度の低下を引き起こしてしまうという問題に対し、2組の静圧パッドに設置されたクーラントノズルからブレード102の下側に向かって切削液を噴射することによって、ブレード砥粒部105に切削液を十分供給し、目詰まりや加工熱を除去し、切断精度の向上を図ったバンドソー切断装置が開示されている(特許文献3参照)。
しかし、従来のバンドソー切断装置101を用いてインゴット108を切断した場合、切断抵抗によるブレード102が大きく変形した際に発生する切断面粗さ不良が突発的に発生することがあった。また、ブレード102の振動はブレード102の変形によりブレード102を交換しなければならない頻度、あるいは静圧パッドの摩耗により静圧パッドを交換しなければならない頻度に影響を与えるため、ウェーハの製造コストの削減という観点からもブレードの振動をさらに抑えることが重要とされていた。
特開平8−1505号公報 特開平9−278589号公報 特開2001−198917号公報
従来使用されている静圧パッドは、クーラントによりブレードの振れを安定させ、ブレード台金の全域を静圧パッドと接触させないようにすることが設置の目的の1つとされていた。
図5に従来使用されている静圧パッドのブレード走行方向の断面図を示す。
図5に示すように、クーラントを噴出する複数のクーラント噴出し口が全体的に静圧パッドの中心に均等に配設されていた。
しかし、複数のインゴットを切断後の静圧パッドの摩耗部分の面精度を測定したところ、静圧パッドの下面(ブレード砥粒部付近の面)の摩耗が中心付近に比べ大きくなっており、静圧パッド面に対して摩耗の偏りがあった。
そこで、本発明者は試験を行い、静圧パッドの摩耗の原因について調査を行った。その結果、インゴットの切断中に、ブレードの中心付近よりブレード砥粒部付近に応力が掛かることによって、静圧パッドの下面付近とブレード砥粒部付近が接触し、静圧パッドの下面付近の面が摩耗し、それによって、ブレード台金がブレード幅方向に扇型に振れ、さらに、静圧パッドの下面から中心付近へ斜めに摩耗していくという現象が発生していることが判明した。
本発明は上記のような問題に鑑みてなされたもので、切断中のブレードの振動を抑えることによって、ブレードと静圧パッドとの接触摩耗を抑えることにより、パッドの交換頻度を少なくすることができ、また、ブレード台金の切断抵抗による変形の進捗を抑え、かつ、急激な変形を防止することにより、インゴットの切断中に突発的に発生するインゴットの切断面の粗さ不良を減少させることができるバンドソー切断装置および切断方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ブレード砥粒部とブレード台金で構成されるエンドレスベルト状のブレードがプーリー間に張設され、前記ブレードに対しクーラントを噴出するクーラント噴出し口を有した一対の静圧パッドが前記プーリー間に前記ブレードを通過させるように所定の間隔を開けて対向して設置され、前記プーリーの回転により周回駆動される前記ブレードによりインゴットを切断するバンドソー切断装置であって、前記静圧パッドのクーラント噴出し口の位置は前記ブレードのブレード砥粒部側に偏倚されて配設されているものであることを特徴とするバンドソー切断装置を提供する(請求項1)。
このように、本発明のバンドソー切断装置は、静圧パッドのクーラント噴出し口の位置を前記ブレードのブレード砥粒部側に偏倚して配設するので、切断時にブレードのブレード砥粒部付近に掛かる応力を減少させることができ、そのことによってブレードの振動を抑制し、その結果としてパットとの接触、摩耗を抑制して、パッドの交換頻度を少なくすることができる。また、ブレード台金の切断抵抗による変形の進捗を抑え、かつ、急激な変形を防止することにより、インゴットの切断中に突発的に発生するインゴットの切断面の粗さ不良を減少させることができる。
このとき、前記静圧パッドのクーラント噴出し口は前記静圧パッドの下面より5mm以上上部に設置されていることが好ましい(請求項2)。
このように、静圧パッドのクーラント噴出し口を前記静圧パッドの下面より5mm以上上部に設置することで、静圧パッドのクーラント噴出し口と、ブレード砥粒部を静圧パッドの面に接触させないようにするための静圧パッドの下面付近にある凹み面とが重なることを防ぐことができる。
またこのとき、前記静圧パッドのクーラント噴出し口は口径が1〜3mmであることが好ましい(請求項3)。
このように、前記静圧パッドのクーラント噴出し口の口径を1mm以上とすることで、特殊な穴あけ加工を行う必要がない。従って、加工コストを下げることができる。また、静圧パッド内のクーラント噴出し口に異物が入る、もしくは、ブレードと静圧パッドが高速で擦れるために発生するポンプ作用により、汚水がクーラント噴出し口より逆流し詰まるのを防ぐことができる。また、静圧パッドのクーラント噴出し口の口径を3mm以下とすることで、前記ポンプ作用が現れることによりクーラント噴出し口より切削屑が入り込み、それによってクーラントを貯めておくタンク内を汚し、その汚れがブレードと静圧パッド間に入り込むことによって静圧パッドの偏摩耗が発生することを防ぐことができる。このことによって、ブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。
またこのとき、前記静圧パッドのクーラント噴出し口は1つの静圧パッドに6箇所から48箇所形成することができる(請求項4)。
このように、静圧パッドのクーラント噴出し口を1つの静圧パッドに6箇所以上形成することで、配置を多岐に渡り変更することが可能となり、静圧パッドの摩耗が大きい部分を全て被うために十分な数のクーラント噴出し口を配設することができる。また、ブレードが切断により弾性変形していく過程で早期に静圧パッドとブレード台金が触れてしまうことによる偏摩耗を防ぐことができる。これによって、ブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。また、構造上あるいは強度上の制約で静圧パッドのクーラント噴出し口を1つの静圧パッドに48箇所以下とすれば十分であり、これにより、ブレードの振動を抑制する効果を確実に発揮することができる。
またこのとき、前記静圧パッドと前記ブレードとの間隔は10〜50μmであることが好ましい(請求項5)。
このように、前記静圧パッドと前記ブレードとの間隔を10μm以上とすることで、ブレードと静圧パッドが噛み合うことによってプーリーを駆動させるモータが過電流となり回転しなくなることを防ぐことができる。また、前記間隔を50μm以下とすることで、静圧パッド間の間隔が100μmを超えることなく、静圧パッドの挟み込みの甘さがブレードの振動に影響することを防ぐことができ、ブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。
またこのとき、前記クーラントは供給圧力が0.1〜0.4MPa、供給流量が300〜2000cc/minであることが好ましい(請求項6)。
このように、前記クーラントの供給圧力を0.1MPa以上とすることで、バンドソー切断装置の配管で発生する圧力損失によるポンプ作用を引き起こすことを防ぐことができ、ブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。また、前記クーラントの供給圧力を0.4MPa以下とすることで、静圧パッドのクーラント漏れの発生、あるいは、高圧のため静圧パッドとブレードとの間隔を維持できなくなることを防ぐことができる。さらに、クーラントの供給流量を300〜2000cc/minとすることで、ブレード砥粒部付近に掛かる応力を確実に減少させることができ、ブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。
さらに、渦電流センサーを具備し、該渦電流センサーで前記ブレード台金の切断による変形の変位量を計測し、前記ブレード台金の変形の変位量が所定の値となったことを検出可能なものとすることができる(請求項7)。
このように、本発明のバンドソー切断装置は、渦電流センサーを具備し、該渦電流センサーで前記ブレード台金の切断による変形の変位量を計測し、前記ブレード台金の変形の変位量が所定の値となったことを検出可能なので、ブレードおよび、静圧パッドの交換する時期を即時に把握し、交換することができるものとなっている。すなわち、ブレード台金および静圧パッドの摩耗により発生するブレードの振れをより確実に抑えることができ、切断不良の発生を確実に防ぐことができるものとなっている。
また、本発明によれば、前記静圧パッドのクーラント噴出し口の位置は前記ブレードのブレード砥粒部側に偏倚されて配設されているものであることを特徴とするバンドソー切断装置を用いて、前記検出したブレード台金の変形の変位量が所定の値となったら静圧パッドを交換するバンドソー切断装置による切断方法を提供する。
このように、前記検出したブレード台金の変形の変位量が所定の値となったら静圧パッドを交換するので、静圧パッドの摩耗により発生するブレードの振れをより確実に抑えることができ、結果として切断不良の発生を確実になくすことができる。
本発明ではバンドソー切断装置において、静圧パッドのクーラント噴出し口の位置を前記ブレードのブレード砥粒部側に偏倚して配設するので、ブレードのブレード砥粒部付近に掛かる応力を減少させることができる。従って、切断中のブレードの振動を抑制することができ、ブレードと静圧パッドとの接触摩耗を抑えることにより、パッドの交換頻度を少なくすることができ、また、ブレード台金の切断抵抗による変形の進捗を抑え、かつ、急激な変形を防止することにより、インゴットの切断中に突発的に発生するインゴットの切断面の粗さ不良を減少させることができる。
以下では、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
従来のバンドソー切断装置を使用してインゴットの切断を行うと、ブレードのブレード砥粒部付近に応力が掛かることによって、静圧パッドの下面付近(ブレード砥粒部付近)の面が摩耗し、それによって、ブレード台金がブレード幅方向に扇型に振れ、さらに、静圧パッドの下面から中心付近へ斜めに摩耗していた。そのために切断精度が悪化してしまうことがあった。また、静圧パッドの交換寿命が短くなってしまっていた。
そこで、本発明でのバンドソー切断装置は、静圧パッドのクーラント噴出し口の位置を全体的にブレードのブレード砥粒部側に偏倚して配設することにした。すなわち、ブレードのブレード砥粒部側に偏倚して配設したクーラント噴出し口から噴出するクーラントにより切断中のブレードの振動を抑えることができることを見出した。
また、静圧パッドのクーラント噴出し口を静圧パッドの下面より5mm以上上部に設置し、静圧パッドのクーラント噴出し口の口径を1〜3mmとし、静圧パッドのクーラント噴出し口を1つの静圧パッドに6箇所から48箇所形成し、静圧パッドと前記ブレードとの間隔を10〜50μmとし、クーラントの供給圧力を0.1〜0.4MPa、供給流量を300〜2000cc/minとすることによって、切断中のブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができるものとできることが判った。
図1は本発明のバンドソー切断装置の一例を示す概略図である。
図1に示すように、バンドソー切断装置1は、薄厚でエンドレスベルト状のブレード台金6とその端部にダイヤモンド等の砥粒を糊着してなるブレード砥粒部5で構成されるブレード2が、プーリー3、3’間に張設されている。また、インゴット8を固定し、位置決めするために上面が斜めに形成されたテーブル7が設けられている。テーブル7は2つの部位、テーブル7aおよびテーブル7bで構成されており、テーブル7aとテーブル7bとの間にはテーブル切断ポイント11と呼ばれる隙間がある。
ここで、ブレード台金6の幅は例えば60mmとすることができ、厚さは例えば0.3〜0.7mmとすることができる。ブレード2の弾性変形は、前記厚さが薄いほうが早く起こり、静圧パッドが摩耗しやすくなるが、ブレードの張り上げ調整により変形しにくくすることもできる。
また、静圧パッドの材質は、例えば、カーボン材とすることができる。
上記のような条件は特に限定されるものではなく、切断するインゴットの大きさ等の切断条件によって、その都度決定することができる。
ここまでは従来のバンドソー切断装置の構成と同様である。
そして、本発明のバンドソー切断装置1はブレード2を切断方向に対して平行な姿勢に保持しブレードの振動を抑制するために静圧パッド4、4’が備えられている。
また、本発明で使用する静圧パッドは、静圧パッドのクーラント噴出し口の位置を全体的にブレード2のブレード砥粒部5側(下側)に偏倚して配設されている。
図2に本発明で使用する静圧パッドの一例を示す。
図2(A)は静圧パッド4、4’のブレード走行方向の断面図であり、図2(B)は静圧パッド4、4’の内側の側面図である。
図2(B)に示すように、静圧パッド4、4’にはクーラント噴出し口9が12箇所設けられている。前記クーラント噴出し口9が配設されている位置の高さは、静圧パッド4、4’の中心(静圧パッドの上面から35mm下方)から3つの異なる高さとなっており、最も下に位置しているクーラント噴出し口9は静圧パッド4、4’の中心から20mm下方に設けられている。さらに、静圧パッド4、4’の中心から10m下方と、最も上に位置しているクーラント噴出し口9は静圧パッド4、4’の中心に位置している。
このように、本発明のバンドソー切断装置は、クーラント噴出し口9の位置を全体的にブレードのブレード砥粒部側(静圧パッドの下面)に偏倚して配設した静圧パッド4、4’を具備しているので、ブレード2のブレード砥粒部5付近に掛かる応力に対抗してブレードが変位するのを減少させることによって、切断中のブレード2の振動を抑えることができるものとなっている。これによって、ブレード2と静圧パッド4、4’との接触摩耗を抑え、静圧パッド4、4’の交換頻度を少なくすることができるものとなっている。また、ブレード台金6の切断抵抗による変形の進捗を抑え、かつ、急激な変形を防止し、なだらかに推移することによって、突発的に発生する切断面の粗さ不良を減少させることができるものとなっている。
さらに、前記突発的に発生する切断面の粗さ不良を減少させることによって、採取するウェーハのサンプルの厚さを25%薄くすることができるものとなっている。
前記の静圧パッドのクーラント噴出し口の数および位置は一例であり、これに限定されるわけではない。
また、図2(A)に示すように、ブレード砥粒部5の厚さはブレード台金6の厚さより広いため、静圧パッド4、4’の下面付近には、ブレード砥粒部5を静圧パッド4、4’の面に接触させないようにするための凹み面がある。この凹み面の高さはブレード砥粒部5の大きさにもよるが、例えば4mmとすることができる。
したがって、静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9の位置は、前記凹み面と重ならないようにするために、静圧パッド4、4’の下面から5mm以上上方に設置するのが好ましい。
また、静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9の口径は、1〜3mmであることが好ましい。
このように、静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9の口径を1mm以上とすることで、特殊な穴あけ加工を行う必要がない。従って安価に構成できる。また、静圧パッド4、4’内のクーラント噴出し口に異物が入る、もしくは、ブレード2と静圧パッド4、4’が高速で擦れるために発生するポンプ作用により、汚水がクーラント噴出し口9より逆流し詰まるのを防ぐことができる。また、静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9の口径が3mm以下となっているので、前記ポンプ作用が現れることによりクーラント噴出し口9より切削屑が入り込み、それによってクーラントを貯めておくタンク内を汚し、その汚れがブレード2と静圧パッド4、4’間に入り込むことによって静圧パッド4,4’の偏摩耗が発生することを防ぐことができる。このことによって、ブレード2の振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。
また、1つの静圧パッド4、4’に配設するクーラント噴出し口9は6箇所から48箇所形成することができる。
このように、静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9を1つの静圧パッド4、4’に6箇所以上形成することで、配置を多岐に渡り変更することにより静圧パッドの摩耗が大きい部分を全て被う事ができ、また、ブレードが切断により弾性変形していく過程で早期に静圧パッドとブレード台金が触れてしまうことによる偏摩耗を防ぐことができる。これによって、ブレード2の振動を抑制する効果を確実に発揮することができる。また、構造上あるいは強度上の制約で静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9を1つの静圧パッド4、4’に48箇所以下とすれば十分であり、これにより、ブレード2の振動を抑制する効果を確実に発揮することができる。
また、前記静圧パッド4、4’と前記ブレード2との間隔を10〜50μmにすることが好ましい。
このように、前記静圧パッド4、4’と前記ブレード2との間隔を10μm以上とすることで、ブレードと静圧パッドが噛み合うことによってプーリー3、3’を駆動させるモータ(不図示)が過電流となり回転しなくなることを防ぐことができる。また、前記間隔を50μm以下とすることで、静圧パッド間の間隔が100μmを超えることなく、静圧パッドの挟み込みの甘さがブレードの振動に影響することを防ぐことができ、ブレード2の振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。さらに、前記間隔を20μm以上にするとなお良い。
このように、前記静圧パッド4、4’と前記ブレード2との間隔を20μm以上とすることで、ブレード台金が変形する時期をおくらせることができる。だたし、これらの条件は、もちろんこれに限定されるわけではない。
また、図1のようにブレード台金6の切断による変形の変位量を計測するための渦電流センサー10を設置するとこができる。
インゴット8の切断を繰返し行っていくと、ブレード台金6は切断抵抗により次第に変形していき、静圧パッド4、4’の摩耗を大きくしていくが、ブレード2の変位量が所定の変位量となったときに静圧パッド4、4’を交換することによって、ブレード2の変位量を抑えることができる。このため、バンドソー切断装置1に設置された渦電流センサー10でブレード台金6の切断による変形の変位量を計測し、ブレード台金6の状態を把握することは静圧パッド4、4’の交換時期を適切に把握する上で重要である。
次に、本発明のバンドソー切断装置1を使用したインゴット8の切断方法について説明する。
前記プーリー3、3’に張設されたブレード2をプーリー3、3’の回転により周回駆動させ、静圧パッド4、4’のクーラント噴出し口9からクーラントを噴出しながら、テーブル切断ポイント11でブレード2のブレード砥粒部5をインゴット8に押し当て、ブレードを下方に送り出すことによってインゴット8を切断する。
ブレード2を送り出す速度は例えば、35mm/minとすることができる。
このとき、前記クーラントは供給圧力が0.1〜0.4MPa、供給流量が300〜2000cc/minであることが好ましい。
このように、前記クーラントの供給圧力を0.1MPa以上とすることで、バンドソー切断装置1の配管で発生する圧力損失によるポンプ作用を引き起こすことを防ぐことができ、ブレード2の振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。また、前記クーラントの供給圧力を0.4MPa以下とすることで、静圧パッドのクーラント漏れの発生、あるいは、高圧のため静圧パッド4、4’とブレード2との間隔を維持できなくなることを防ぐことができる。さらに、クーラントの供給流量を300〜2000cc/minとすることで、ブレード砥粒部付近に掛かる応力を確実に減少させることができ、ブレードの振動を抑制する効果をより確実に発揮することができる。
また、本発明のバンドソー切断装置1を使用したインゴット8の切断方法では、渦電流センサー10によって検出したブレード台金6の変形の変位量が所定の値となったら静圧パッド4、4’を交換するので、静圧パッド4、4’の摩耗により発生するブレード2の振れをより確実に抑えることができる。このとき、例えば、ブレード台金6の幅を60mmであれば、ブレード砥粒部5から10mm程度上方に渦電流センサー10を取り付けることができる。そして、ブレード2及び静圧パッド4、4’を設置した状態で前記センサー10をブレード台金6の変形の変位量が0となるよう調整を行う。これにより、1回の切断のブレード2の変位量を把握することができる。ブレード2の変位量は切断する負荷が大きくなるに従い大きくなり、中央部を切断するときのブレード2の変位量が最大となる。
交換当初のブレード台金6は変形による歪みがなく、静圧パッド4、4’の隙間が多少大きくてもブレード2が10μm程度の振れでインゴット8の切断が可能であり、しばらくの間ブレード台金6は変形なく維持できる。しかし、切断を繰り返すことにより、ブレード台金6が切断抵抗により変形を開始し、次に静圧パッド4、4’がブレード台金6に接触するようになって摩耗するようになる。そして、ブレード台金6の変形は、その変位量が小さい内は元に戻ることもあるが、前記変位量が200μm以上となった場合には
元に戻らなくなる。特にブレード砥粒部5が摩耗するとブレード2の変位量が大きくなり、例え静圧パッド4、4’を交換したとしてもブレード2の変位量は元に戻らなくなる。
従って、ブレード台金6の変形の変位量が200μm以上となったらブレード台金6を交換することが好ましい。
静圧パッド4、4’の摩耗を抑えるためには、ブレード台金6の変形の変位量が200μmになる前に静圧パッド4、4’を交換することが良く、このとき、例えば、静圧パッド4、4’の交換を、前記ブレード台金6の変形の変位量が150μmとなったときとすることができる。
これらの条件は、もちろんこれに限定されるわけではない。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこれに限定されない。
(実施例1)
図1に示すようなバンドソー切断装置を用い、直径8インチ(200mm)のシリコンインゴットをブレードの送り速度が35mm/minで切断した。ブレードはブレード台金の厚さが0.5mmのものを使用した。
静圧パッドのクーラント噴出し口の位置を図2に示す。
図2(B)に示すように、静圧パッドにはクーラント噴出し口が12箇所設けられている。前記クーラント噴出し口は静圧パッドの中心(静圧パッドの上面から35mm下方)から3つの異なる位置に配設されており、最も下に位置しているクーラント噴出し口は静圧パッドの中心から20mm下方に設けられており、続いて、静圧パッドの中心から10m下方、最も上に位置しているクーラント噴出し口は静圧パッドの中心に位置している。また、静圧パッドのクーラント噴出し口の口径を2mmとした。また、静圧パッドと前記ブレードとの間隔を20μmとし、クーラントの供給圧力が0.2MPa、供給流量を2000cc/minとした。
前記の条件でインゴットを繰返し切断し、ブレードおよび静圧パッドの交換寿命を調査した。静圧パッドの交換は、渦電流センサーで計測したブレード台金の切断による変形の変位量が150μmになった時に交換することとし、ブレードの交換は前記ブレード台金の変形の変位量が200μmになった時に交換することとした。
その結果、ブレードの交換寿命はインゴットの切断数が400回、静圧パッドの交換寿命はインゴットの切断数が150回となり、従来のバンドソー切断装置を使用した場合と比べ、大幅に長くなっていた。
図3にインゴットの切断回数の対するブレード台金の変位量を示す。
図3に示すように、本発明のバンドソー切断装置で切断した場合、ブレード台金の変位量は従来のバンドソー切断装置により切断した場合に比べ、なだらかに推移していることが分かる。
このことから、本発明のバンドソー切断装置において、インゴットの切断中に突発的に発生するインゴットの切断面の粗さ不良を減少させることができることが分かる。
(比較例1)
上記実施例1に対し、静圧パッドのクーラント噴出し口を図5のように均等配置したものを用いた従来のバンドソー切断装置を使用した以外は、実施例1と同じ条件でインゴットを繰返し切断し、実施例1と同様の評価を行った。
この結果、ブレードの交換寿命はインゴットの切断数が200回、静圧パッドの交換寿命はインゴットの切断数が50回であった。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
本発明のバンドソー切断装置の一例を示す概略図である。 本発明の静圧パッドの一例を示す概略図である。(A)本発明の静圧パッドのブレード走行方向の断面図。(B)本発明の静圧パッドの内側の側面図。 本発明のバンドソー切断装置と従来のバンドソー切断装置でインゴットを繰返し切断したときのブレード台金の変形の変位量の比較を示す図である。 従来のバンドソー切断装置の一例を示す概略図である。 従来の代表的な静圧パッドのブレード走行方向の断面図である。
符号の説明
1…バンドソー切断装置、 2…ブレード、 3、3’…プーリー、
4、4’…静圧パッド、 5…ブレード砥粒部、
6…ブレード台金、7、7a、7b…テーブル、8…インゴット、
9…クーラント噴出し口、10…渦電流センサー、
11…テーブル切断ポイント。

Claims (8)

  1. ブレード砥粒部とブレード台金で構成されるエンドレスベルト状のブレードがプーリー間に張設され、前記ブレードに対しクーラントを噴出するクーラント噴出し口を有した一対の静圧パッドが前記プーリー間に前記ブレードを通過させるように所定の間隔を開けて対向して設置され、前記プーリーの回転により周回駆動される前記ブレードによりインゴットを切断するバンドソー切断装置であって、前記静圧パッドのクーラント噴出し口の位置は前記ブレードのブレード砥粒部側に偏倚されて配設されているものであることを特徴とするバンドソー切断装置。
  2. 前記静圧パッドのクーラント噴出し口は前記静圧パッドの下面より5mm以上上部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のバンドソー切断装置。
  3. 前記静圧パッドのクーラント噴出し口は口径が1〜3mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバンドソー切断装置。
  4. 前記静圧パッドのクーラント噴出し口は1つの静圧パッドに6箇所から48箇所形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のバンドソー切断装置。
  5. 前記静圧パッドと前記ブレードとの間隔は10〜50μmであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のバンドソー切断装置。
  6. 前記クーラントは供給圧力が0.1〜0.4MPa、供給流量が300〜2000cc/minであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のバンドソー切断装置。
  7. さらに、渦電流センサーを具備し、該渦電流センサーで前記ブレード台金の切断による変形の変位量を計測し、前記ブレード台金の変形の変位量が所定の値となったことを検出可能なものであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のバンドソー切断装置。
  8. 請求項7に記載のバンドソー切断装置を用いて、インゴットをブロック状またはウェーハ状に切断する切断方法であって、前記検出したブレード台金の変形の変位量が所定の値となったら静圧パッドを交換することを特徴とするバンドソー切断装置による切断方法。



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