JP2009145765A - ベルト装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検知手段80の検知結果に基づいてローラ部材13の回転軸の傾きを可変してベルト部材8の蛇行を補正するためにローラ部材13の一端側13aを固定端として他端側13bを正逆方向に移動させる補正手段31〜33と、ローラ部材13の固定端13aの位置を調整する調整手段60と、を備える。
【選択図】図4
Description
詳しくは、4つの感光体ドラム(像担持体)が中間転写ベルト(ベルト部材)に対向するように並設されている。これらの4つの感光体ドラムでは、それぞれ、ブラック(黒色)、イエロー、マゼンタ、シアンのトナー像が形成される。そして、各感光体ドラムで形成された各色のトナー像が、中間転写ベルト上に重ねて転写される。さらに、中間転写ベルト上に担持された複数色のトナー像は、カラー画像として記録媒体上に転写される。
具体的に、特許文献1等では、中間転写ベルト(無端ベルト)の幅方向端部に当接してその変位に追従して揺動する接触子の変位量を、変位センサで検知している。そして、変位センサの検知結果に基づいて、蛇行補正ローラによって、中間転写ベルトの変位(蛇行)を補正している。詳しくは、中間転写ベルトを張架する蛇行補正ローラに連結された連結部材(揺動アーム)を偏心カムの動作によって揺動させることで、蛇行補正ローラの回転軸の傾きを可変して中間転写ベルトの蛇行を補正している。
また、特許文献4等には、無端ベルトの蛇行を補正するローラ部材(ステアリングロール)のアライメントを手動で調整する技術が開示されている。
また、このような問題は、ローラ部材の回転軸方向の長さが大きくなる大型の装置では特に無視できないものになる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の中央には、ベルト装置としての中間転写ベルト装置15が設置されている。また、中間転写ベルト装置15の中間転写ベルト8(ベルト部材)に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8(ベルト部材)及び転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、転写ローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y 、1M 、1C 、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。なお、ベルト装置としての中間転写ベルト装置15の構成・動作については、後で図3〜図9を用いてさらに詳しく説明する。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対(不図示である。)によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
現像部5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Yと、現像剤収容部内に配設された2つの搬送スクリュ55Yと、現像剤収容部に開口を介して連通するトナー補給経路43Yと、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Yと、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤は、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。ここで、現像装置5Y内の現像剤は、現像剤中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。
その後、現像剤収容部内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55Yによって、現像剤とともに混合・撹拌されながら、隔絶された2つの現像剤収容部を循環する(図2の紙面垂直方向の移動である。)。そして、現像剤中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51Y上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51Y上に担持される。
図3は、ベルト装置としての中間転写ベルト装置15を示す構成図である。図4(A)は中間転写ベルト装置15の一部を幅方向にみた概略上面図であって、図4(B)は中間転写ベルト装置15の一部を幅方向にみた概略側面図である。図5は、中間転写ベルト装置15における検知部80の近傍を示す斜視図である。図6は、中間転写ベルト装置15における補正ローラ13の近傍(補正手段)を奥側からみた斜視図である。図7は、連結部材31の動作を示す模式図である。図8は、補正ローラ13の近傍(調整手段)を手前側からみた斜視図である。図9は、調整部材の動作を示す模式図である。
なお、必要に応じて中間転写ベルト8の表面に離型層をコートすることもできる。その際、コートに用いる材料として、ETFE(エチレン−四フッ化エチレン共重合体)、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)、PVDF(フッ化ビニルデン)、PEA(パーフルオロアルコキシフッ素樹脂)、FEP(四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合体)、PVF(フッ化ビニル)、等のフッ素樹脂を使用できるが、これに限定されるものではない。
また、中間転写ベルト8の製造方法としては、注型法、遠心成形法、等があり、必要に応じてその表面を研磨する工程がおこなわれる。
具体的に、可動ローラ11が4つの転写ローラ9Y、9M、9C、9Kとともに図3の下方に移動することで、中間転写ベルト8が感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kから離間する(破線位置への移動である。)。このような中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kから離間させる動作は、中間転写ベルト8の磨耗劣化を軽減するためにおこなわれるものであって、非画像形成時等におこなわれる。また、図示は省略するが、モノクロ画像を形成するときには、可動ローラ11がカラー用の3つの転写ローラ9Y、9M、9Cとともに下方に移動することで、中間転写ベルト8をブラックの感光体ドラム1Kのみに当接させる。
2次転写対向ローラ12Bは、中間転写ベルト8を介して2次転写ローラ19に当接している。もう1つのテンションローラ12Cは、中間転写ベルト8の外周面に当接している。2次転写対向ローラ12Bとテンションローラ12Cとの間に、中間転写クリーニング部10(クリーニングブレード)が設置されている。
詳しくは、図5を参照して、検知部80は、中間転写ベルト8の幅方向端部に当接する揺動部材82、揺動部材82の変位量を検知する測距センサ81(センサ主部)、揺動部材82を中間転写ベルト8に当接させる方向に付勢するスプリング83、等で構成されている。
このような構成により、揺動部材82は、中間転写ベルト8の幅方向の変位(図5中の破線両矢印方向のベルト寄りである。)に追従して揺動することになる(図5中の実線両矢印方向の揺動である。)。なお、本実施の形態では、中間転写ベルト8は、走行方向(図5の矢印方向である。)に400mm/秒で走行するように設定されている。
このような構成により、検知部80(揺動部材82と中間転写ベルト8との当接位置)における、中間転写ベルト8の幅方向に直交する方向(図4の紙面垂直方向である。)の変位(振れ)が軽減される。すなわち、中間転写ベルト8は、規制ローラ14によってベルト張力が高められるために、検知部80の位置の直交方向の変位が規制される。したがって、検知部80によって、本来的に検知されるべき検知成分(幅方向の検知成分である。)の他に、幅方向及び走行方向とは異なる方向の変位成分も検知されてしまう不具合が軽減される。すなわち、検知部80による、中間転写ベルト8のベルト寄りに対する検知精度が向上する。
ここで、補正手段としての補正ローラ13は、図3を参照して、感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに対して中間転写ベルト8の走行方向上流側であって、中間転写ベルト8の内周面に接するように配設されている。そして、補正ローラ13は、図4及び図6を参照して、カム32の回動により揺動アーム31が揺動することにより、揺動中心W(調整部材60を介してフレーム70に固定支持されている。)を中心にしてX1、X2方向(上下方向である。)に揺動するように構成されている。
このような構成により、図4(A)において中間転写ベルト8が右側に変位(ベルト寄り)したときには、その検知結果に基いて、補正ローラ13がX1方向に揺動されて中間転写ベルト8の変位補正(蛇行補正)がおこなわれる。これに対して、図4(A)において中間転写ベルト8が左側に変位したときには、その検知結果に基いて、補正ローラ13がX2方向に揺動されて中間転写ベルト8の変位補正(蛇行補正)がおこなわれる。これにより、中間転写ベルト8が蛇行走行する不具合や、中間転写ベルト8が幅方向に大きく変位(ベルト寄り)して他の部材に接触して中間転写ベルト8が破損する不具合、等が抑止される。
なお、上述した補正手段(蛇行補正機構)の構成・動作については、後で図6及び図7を用いて詳述する。
このように、検知部80及び規制ローラ14を補正ローラ13から離れた位置に配設することで、補正ローラ13による揺動(補正動作)をおこなっても規制ローラ14による中間転写ベルト8に対する規制力(直交方向変位の拘束力)が低下することなく検知部80の検知精度が向上する。
図示は省略するが、異常検知センサ88は、大きくベルト寄りした中間転写ベルト8に接触するアーム部材、中間転写ベルト8の接触によるアーム部材の回転支軸を中心にした移動を光学的に検知する光学センサ、等で構成されている。
そして、中間転写ベルト8が補正ローラ13によって補正可能な範囲を超えてベルト寄りした状態を、異常検知センサ88で検知する。そして、異常検知センサ88によって異常検知がされたときに、中間転写ベルト8(駆動ローラ12A)の駆動を強制的に停止して、装置本体100の表示部にサービスマン・コールの表示(サービスマンによる修理を要する旨の表示である。)をおこなう。
このように規制ローラ14の近傍にフォトセンサ90を設置することで、フォトセンサ90によって検知される中間転写ベルト8表面の振れが軽減される。したがって、フォトセンサ90によって検知されるトナー像との距離が安定して、トナー像の位置や濃度に対するフォトセンサ90の検知精度が向上する。
補正手段(蛇行補正機構)は、補正ローラ13の一端側(図4の右側であって、装置の手前側(操作側)である。)を固定端として他端側(図4の左側であって、装置の奥側である。)を正逆方向(上下方向)に移動させることで、補正ローラ13の回転軸の傾きを可変して中間転写ベルト8の蛇行を補正する。図4及び図6を参照して、蛇行補正機構は、補正ローラ14(中間転写ベルト8を張架する複数のローラ部材のうちの1つである。)、連結部材としての揺動アーム31、カム32、引張スプリング35、駆動モータ33、位置検知センサ38、等で構成されている。
また、本実施の形態では、当接部31aと揺動中心31bとの間に、付勢部材としての引張スプリング35の一端が接続されている。引張スプリング35の他端は装置の筐体に接続されている。引張スプリング35を設置することで、揺動アーム31(当接部31a)がカム32に確実に当接するように付勢される。
具体的に、カム32は、揺動アーム31(当接部31a)に当接する円形状の外周面を具備していて、偏心回転することで揺動アーム31を正逆方向に移動させる。詳しくは、カム32の軸部32aは、偏心位置に配設されていて、ステッピングモータ33に接続されている。そして、ステッピングモータ33による回転駆動によって、カム32は軸部32aを中心に偏心回転することになる。
図7(A)に示すように、カム32が回転して軸部32aの位置がカム32の中心よりも下方にあるとき、揺動アーム31の当接部31aの上端にカム32が当接して当接部31aがM2方向(正方向)に押し上げられる。これにより、補正ローラ13は、揺動中心Wを中心にして図6のX2方向に移動する。
これに対して、図7(B)に示すように、カム32が回転して軸部32aの位置がカム32の中心よりも上方にあるとき、引張スプリング35の付勢力によって揺動アーム31の当接部31aの上端にカム32が当接した状態で当接部31aがM1方向(逆方向)に押し下げられる。これにより、補正ローラ13は、揺動中心Wを中心にして図6のX1方向に移動する。
また、図4(A)を参照して、カム32の外周面の一部には被検知板32cが設置されていて、装置15には位置検知センサ38が設置されている。そして、位置検知センサ38が被検知板32cの位置を光学的に検知することで、カム32の回転方向の姿勢を判断して、補正ローラ13のX1、X2方向の移動量を制御する。
さらに、本実施の形態では、引張スプリング35の付勢力にかかわらず揺動アーム31がかんだ状態になっても、カム32が回転して軸部32aの位置がカム32の中心よりも上方にあるとき、揺動アーム31の当接部31aの下端にカム32が当接した状態で当接部31aがM1方向(逆方向)に押し下げられる。これにより、補正ローラ13は、揺動中心Wを中心にして図6のX1方向に移動することになる。
図8を参照して、補正ローラ13の一端側(手前側)の軸部13aには、固定端の位置を調整する調整手段としての調整部材60が設置されている。詳しくは、補正ローラ13の軸部13a(固定端)は、調整部材60を介して装置15のフレーム70に回転自在に支持されている。調整部材60(調整手段)には、円形カム60a、把持部60b、長穴60c等が設けられている。
長穴60cは、円形カム60aの回転中心を中心とした円弧状の長穴であって、円形カム60aの回動方向の姿勢を保持する保持部として機能する。すなわち、長穴60cを介してフレーム70の雌ネジ部にネジ65を螺合させることで、円形カム60a(調整部材60)が回動することなく、フレーム70に対する軸部13a(固定端)の位置が定まることになる。
これにより、中間転写ベルト8の蛇行を所定時間内に補正できずに制御上異常が生じたものと判断されて装置15の稼動が停止してしまったり、補正ローラ13の移動範囲が正逆方向のいずれかで不足してしまい中間転写ベルト8の蛇行を充分に補正できなかったりする不具合の発生が抑止される。
具体的に、図10に示すように、フレーム70には、固定端側軸部13aが係合する長穴70aが形成されている。固定端側軸部13aが長穴70a上を移動することによって描かれる円弧状軌跡(Q1、Q2方向の軌跡である。)は、補正ローラ13の回転軸に直交する断面でみたときに、揺動アーム31によって他端側軸部13bが描く円弧状軌跡(X1、X2方向の軌跡である。)と重なる。これにより、補正ローラ13の他端側軸部13bが移動範囲(X1、X2方向の移動である。)の中心位置から正逆方向のいずれかに大きくはずれてしまっても、同じ円弧状軌跡を描く調整手段によって効率的かつ確実に補正ローラ13のデフォルト位置の調整をおこなうことができる。
なお、保持部材67とともに固定端側軸部13aのQ1、Q2方向の移動が終了した後は、保持部材67に形成された円弧状長穴67aを介してフレーム70の雌ネジ部にネジ68を螺合させて、固定端側軸部13aの回動方向の位置を固定する。
8 中間転写ベルト(ベルト部材)、
12A〜12C ローラ部材、
13 補正ローラ(ローラ部材)、
13a、13b 軸部、
15 中間転写ベルト装置(ベルト装置)、
31 揺動アーム(連結部材)、
60 調整部材(調整手段)、
60a 円形カム、 60b 把持部、 60c 長穴(保持部)、
70 フレーム、
100 画像形成装置本体(装置本体)。
Claims (9)
- 複数のローラ部材に張架されるとともに、所定の走行方向に走行するベルト部材と、
前記ベルト部材の幅方向の変位を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて前記複数のローラ部材のうち1つのローラ部材の回転軸の傾きを可変して前記ベルト部材の蛇行を補正するために前記1つのローラ部材の一端側を固定端として他端側を正逆方向に移動させる補正手段と、
を備え、
前記1つのローラ部材の前記固定端の位置を調整する調整手段をさらに備えたことを特徴とするベルト装置。 - 前記調整手段は、手動によって前記1つのローラ部材の前記固定端の位置を調整することを特徴とする請求項1に記載のベルト装置。
- 前記調整手段は、装置の着脱操作をおこなう操作側に配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルト装置。
- 前記調整手段は、
前記1つのローラ部材の前記一端側の軸部に挿設されるとともに、回動動作に連動して前記軸部を偏心回転させる円形カムと、
前記円形カムとともに回動する把持部と、
前記円形カムの回動方向の姿勢を保持する保持部と、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のベルト装置。 - 前記把持部は、その周端がノコ歯状に形成されたことを特徴とする請求項4に記載のベルト装置。
- 前記調整手段は、前記固定端の位置を前記正逆方向に移動させて調整することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のベルト装置。
- 前記調整手段は、前記1つのローラ部材の回転軸に直交する断面でみたときに前記補正手段によって移動される前記他端側の軌跡の全部又は一部と同じ軌跡上を移動させるように前記固定端の位置を調整することを特徴とする請求項6に記載のベルト装置。
- 前記補正手段は、
前記1つのローラ部材の前記他端側の軸部に連結されるとともに、支軸を中心にして回動可能に支持された連結部材と、
前記連結部材に当接して当該連結部材を回動させるカムと、
を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のベルト装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれかに記載のベルト装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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