JP2009144465A - コンクリート貫通孔用スリーブ - Google Patents

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Abstract

【課題】施工性に優れ、コンクリート構造体の仕上がりが良好なコンクリート貫通孔用スリーブを提供する。
【解決手段】スリーブ10は、軸方向にスライド可能に嵌合する内筒14と外筒22からなるスリーブ本体12と、その両端部内側にスライド及び回動可能に嵌合する固定保持具40A,40Bにより構成されている。内筒14及び外筒22の型枠60側の端部内周面には突起18,28が設けられており、固定保持具40A,40Bの筒部42の側面には、前記突起18,28と係合する溝50が形成されている。固定保持具40A,40Bの内側のリブの貫通孔46に釘48を打ち込んで型枠内面60Aに取り付けてから、鉄筋62の間に短縮したスリーブ本体12を仕込み、型枠内60に設置してコンクリート64を打設する。養生後に型枠60を取り外し、固定保持具40A,40Bを回しながらスリーブ本体12から取り外す。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁や梁などのコンクリート構造体に、各種配管・配線類を挿通する貫通孔を形成するためのスリーブに関し、更に具体的には、スリーブの施工性及びコンクリート構造体の仕上がりの改善に関するものである。
鉄筋コンクリートの建造物には、壁や梁などの部分に、各種配管や配線(ケーブル)類を通すための貫通孔が形成される。このような貫通孔は、通常、所定幅ないし長さの型枠の内面間にスリーブ(鞘管)を取り付け、その後、コンクリートを打設することにより形成される。前記貫通孔の長さは、必ずしも一定ではないため、前記スリーブの長さを調節可能とすることで貫通孔の長さに対応することを目的とした伸縮可能なスリーブが提案されている。また、前記型枠の内面に予めスリーブを固定するための受具を取り付けることによって、スリーブの設置作業を効率良く行うことを目的とした技術も提案されている。
例えば、下記特許文献1には、外スリーブと、該外スリーブ内に挿入可能な内スリーブとを有してなり、伸長時に前記外スリーブと内スリーブとの離脱を防止する係止手段を備えた建築工事用スライドスリーブが開示されている。また、下記特許文献2には、スリーブに外嵌する上方を開放した円弧状の立上がり片を形成した受け具本体の外周に釘孔を設けた突出片を複数個、内周にはスリーブに掛止する抜け防止用のアンカー片をそれぞれ設けたことを特徴とする設備工事用スリーブ受け具が開示されている。
特開平9−105226号公報 特開平9−291700号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術では、対向する一対の型枠間に短縮したスリーブを配置してその状態で支えながら、まず、内スリーブ又は外スリーブの一方の端部に設けたフランジに釘などを打ち込んで型枠に固定し、次に、スリーブを伸長してから他方のスリーブを同様の方法で型枠に固定する構造となっている。すなわち、型枠内に鉄筋などを配設した狭いスペースにおいて、スリーブを支持しながら型枠に固定するため、作業効率の向上が見込めないという不都合がある。また、コンクリートを打設して型枠を取り外した後に、釘がコンクリートから突出した状態で残るため、釘抜き(ないし切断)作業が必要になるほか、このような作業によってコンクリートの一部が欠けるなどの不都合が生じる場合もある。
一方、前記特許文献2に記載の技術では、事前に受け具を型枠に取り付けているため施工性は良いが、コンクリートの養生時において、前記受け具の一部がコンクリート中に露出した状態となっている。このため、型枠と同時に受け具をコンクリート面から取り外した後、前記受け具と同形状の凹部がコンクリート構造体に残ってしまうという不都合がある。また、前記受け具は、外周部に突出片を溶接などの適宜手段によって取り付ける手間がかかるため、製造工程やコストが増すという不都合もある。更に、型枠に対して外周部の数箇所で押えているため動きやすく、コンクリートが内側に入り込むおそれがある。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、施工性に優れるとともに、コンクリート構造体の仕上がりが良好なコンクリート貫通孔用スリーブを提供することである。
前記目的を達成するため、本発明のスリーブは、コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブであって、軸方向に互いにスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなり、これら内筒及び外筒を軸方向に伸長したときの両端部が、前記コンクリート構造体用の型枠の内面に当接可能なスリーブ本体,前記スリーブ本体の両端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合し、一方の端部が前記型枠内面に当接可能な筒部と、該筒部の内側に設けられており前記型枠に固定する固定具と係合する係合部とを有する一対の固定保持具,該一対の固定保持具に対して、前記スリーブ本体の両端部を解除可能に固定するロック機構,を備えたことを特徴とする。
主要な形態の1つは、前記ロック機構が、(1)前記スリーブ本体の端部内周面に、径方向に向けて形成された凸部,前記一対の固定保持具の筒部の側面に形成されており、前記凸部が係合可能であって、前記筒部の型枠に固定されない側の端部から前記凸部の出し入れが可能な溝,を含むこと、あるいは、(2)前記スリーブ本体の端部内周面に周方向に沿って設けられた面テープ,前記一対の固定保持具の筒部の外周面に周方向に沿って設けられており、前記面テープと接着及び剥離可能な他の面テープ,を含むことを特徴とする。
他の形態は、前記スリーブ本体の一方の端部に内筒が配置され、他方の端部に外筒が配置されるときに、前記外筒の型枠側の端部に、該端部の内径を前記内筒の内径と略同一にするための径縮小部を設けたことを特徴とする。更に他の形態は、前記スリーブ本体の両端部に、前記型枠の内面と当接可能なフランジ部を設けたことを特徴とする。更に他の形態は、前記内筒及び外筒の端部のうち、該内筒及び外筒が重なり合う側の端部に、伸長時に互いの端部が離脱するのを防止する係止手段を設けたことを特徴とする。更に他の形態は、前記内筒及び外筒の少なくとも一方に、軸方向へ伸縮可能な伸縮部を設けたことを特徴とする。
他の発明のスリーブは、コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブであって、軸方向に互いにスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなり、これら内筒及び外筒を軸方向に伸長したときの両端部が、前記コンクリート構造体用の型枠の内面に当接可能なスリーブ本体,前記スリーブ本体の両端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合し、一方の端部が前記型枠内面に当接可能な筒部と、該筒部の内側に設けられており前記型枠に固定する固定具と係合する係合部とを有する一対の固定保持具,該一対の固定保持具に対して、前記スリーブ本体の両端部を解除可能に固定するロック機構,前記スリーブ本体の一方の端部に内筒が配置され、他方の端部に外筒が配置されるときに、前記外筒の型枠側の端部に設けられており、該端部の内径を前記内筒の内径と略同一にするための径縮小部,前記スリーブ本体の両端部に設けられており、前記型枠の内面と当接可能なフランジ部,前記内筒及び外筒の端部のうち、該内筒及び外筒が重なり合う側の端部に、伸長時に互いの端部が離脱するのを防止する係止手段,を備えるとともに、前記ロック機構が、前記スリーブ本体の端部内周面に、径方向に向けて形成された凸部,前記一対の固定保持具の筒部の側面に形成されており、前記凸部が係合可能であって、前記筒部の型枠に固定されない側の端部から前記凸部の出し入れが可能な溝,を含むことを特徴とする。
更に他の発明のスリーブは、コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブであって、軸方向に互いにスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなり、これら内筒及び外筒を軸方向に伸長したときの両端部が、前記コンクリート構造体用の型枠の内面に当接可能なスリーブ本体,前記スリーブ本体の両端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合し、一方の端部が前記型枠内面に当接可能な筒部と、該筒部の内側に設けられており前記型枠に固定する固定具と係合する係合部とを有する一対の固定保持具,該一対の固定保持具に対して、前記スリーブ本体の両端部を解除可能に固定するロック機構,を備えるとともに、前記ロック機構が、前記スリーブ本体の端部内周面に周方向に沿って設けられた面テープ,前記一対の固定保持具の筒部の外周面に周方向に沿って設けられており、前記面テープと接着及び剥離可能な他の面テープ,を含むことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、軸方向にスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなるスリーブ本体の両端内側に、一方の端部が前記型枠内面に当接するように固定される一対の固定保持具を、前記スリーブ本体の軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合するとともに、ロック機構によって前記固定保持具に対して前記スリーブ本体の端部を固定することとした。このため、型枠への取り付けや取り外しを容易にして施工性の改善を図るとともに、良好な仕上がりのコンクリート構造体が得られるという効果がある。また、コンクリート養生後に、取り外した固定保持具を再利用できるという効果も得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
最初に、図1〜図4を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1は、本実施例の施工時の様子を示す断面図,図2(A)及び(B)はスリーブの両端部の構造を示す斜視図,図2(C)は変形例を示す断面図である。図3は、本実施例の固定保持具を示す図であり、(A)は外観斜視図,(B-1)及び(B-2)はスリーブ本体との固定手順を示す断面図である。図4は、本実施例の施工手順の一例を示す断面図である。本発明のスリーブは、鉄筋コンクリート建造物等に、水道やガスなどの配管や各種ケーブル類を通す貫通孔を形成するために利用されるものである。スリーブとしては、コンクリート養生後に埋殺しにする鉄管(鋼管)や樹脂管のほか、養生後に破りながらコンクリートから取り除かれる紙製のボイド管など公知の各種のものがあるが、本実施例では、鉄管などの硬質材料により形成されているものとして説明する。図1に示すように、スリーブ10は、略円筒状であって互いに軸方向にスライド可能に嵌合する内筒14と外筒22からなるスリーブ本体12と、その両端部内側に設けられる一対の固定保持具(ないしキャッチャー)40A,40Bにより構成されている。
前記スリーブ本体12を構成する内筒14は、略円筒状であって、一方の端部には外側に向けてフランジ部16が形成されており、該フランジ部16は、型枠60の内面60Aに当接可能となっている。また、内筒14のフランジ部16側の内周面の適宜位置には、突起(ないしダボ)18が対向する位置に2ヶ所設けられている。一方、前記外筒22は、略円筒状であって、一方の端部側には、若干径が縮小した径縮小部24が設けられており、その端部には外側に向けて突出したフランジ部26が形成されている。該フランジ部26は、前記型枠内面60Aに当接可能となっている。また、前記外筒22のフランジ部26側の内周面の適宜位置には、突起(ないしダボ)28が対向する位置に2ヶ所設けられている。前記外筒22の内径は、端部22A側においては前記内筒14の外径よりも若干大きくなっており、前記内筒14と軸方向にスライド可能に嵌合されるが、前記径縮小部24における内径D2は、前記内筒14の内径D1と略同一となるように設定されている。
前記内筒14及び外筒22は、端部14A,22A側を嵌合した状態で互いに軸方向にスライド可能であって、それぞれのフランジ部16,26を型枠60の対向する一対の内面60Aに当接するまで伸長したときに、前記端部14A,22A側が重なった状態となっている。なお、図2(C)に示すように、前記端部14Aに外側に向けて突出したフランジ状の係止部20を設けるとともに、前記端部22Aに内側に向けて突出したフランジ状の係止部30を設け、これらの係合によって前記端部14A,22Bが離脱するのを防止するようにしてもよい。
次に、前記固定保持具40A,40Bについて説明する。なお、固定保持具40A及び40Bは、同一の構成となっているため、以下、40Aを例に挙げて説明する。図3に示すように、固定保持具40Aは、前記内筒14のフランジ部16側の端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合するものであって、一方の端部42Aが型枠内面60Aに当接可能な略円筒状の筒部42と、該筒部42の内側を2等分するリブ(ないし梁)44によって構成されている。前記リブ44には、前記型枠内面60Aに固定するための釘48を通す貫通孔46が適宜間隔で複数箇所(図示の例では3箇所)設けられている。また、前記筒部42の他方の端部42B側には、前記内筒14の内周面の突起18と係合する溝50が、前記突起18に対応する位置に1組設けられている。
前記溝50は、一方の端部52側がスリーブ本体12の軸方向に沿って形成され、他方の端部54側が前記軸方向と略直交するように形成されている。前記端部52は、筒部42の端部42B側で開口している。また、図示の例では、前記端部52側から他方の端部54側へ向かうにつれて溝50の幅が狭くなっており、突起18を溝50に沿って端部54側へ押し込むと、バネと同様の作用によって、前記突起18を安定して押えることが可能となっている。すなわち、前記溝50と突起18によって、内筒14を固定保持具40Aに固定するロック機構を形成している。前記溝50及び突起18の位置及び形状は、前記突起18が溝50の端部54に位置するときに、内筒14のフランジ部16が型枠内面60Aに密着するように予め設定されている。他方の固定保持部40Bについても同様の構成となっており、外筒22の内周面に設けられた突起28と係合する溝50と、貫通孔46を有するリブ44を備えている。
前記内筒14及び外筒22を構成する材料としては、例えば、亜鉛鉄板や樹脂などが利用され、前記固定保持具40A,40Bを構成する材料としては、例えば、VP(塩ビ厚肉管)やVU(塩ビ薄肉管)などの硬質塩化ビニル管などが利用されるが、コンクリートの強度に耐えることができるものであれば、他の公知の各種の材料を用いることができる。なお、材料は、設置場所に応じて適宜選択すればよい。このような内筒14,外筒22,固定保持具40A及び40Bの寸法(径や長さ)は、形成する貫通孔の寸法に応じて適宜変更可能である。
次に、図3及び図4を参照して、本実施例の作用を説明する。まず、型枠60の対向する一対の内面60Aの所定の位置に、図4(A)に示すように、固定保持具40A,40Bのリブ44の貫通孔46に釘48を打ち込んで、前記固定保持具40A,40Bを取り付ける。次に、図4(B)に示すように、内筒14と外筒22を中心に向けてスライドさせてスリーブ本体12を短くした状態で鉄筋62の間に通して仕込んでから、型枠60の所定の位置まで挿入する。そして、所定の位置において、内筒14及び外筒22をスライドしてスリーブ本体12を伸長し、内筒14の端部内側の突起18を固定保持具40Aの溝50に嵌める。このとき、まず、図3(B-1)に示すように、突起18を端部52側から軸方向(図の矢印F3a方向)に押し込み、次いで、図3(B-2)に示すように、内筒14を矢印F3b方向に回転させて、突起18を端部54へ向けて押し込み、内筒14のフランジ部16が型枠内面60Aに密着するように固定する。
次いで、同様の手順で、外筒22の端部内側の突起28を固定保持具40Bの溝50に嵌め、フランジ部26が型枠内面60Aに密着するように固定する(図4(C))。なお、内筒14及び外筒22のいずれを先に固定するようにしてもよい。以上のようにスリーブ10を型枠60内に取り付けたら、図4(D)に示すように、型枠60内にコンクリート64を打設する。コンクリート64の養生後、図4(E)に示すように型枠60を脱型する。最後に、図4(F)に示すように、固定保持具40A,40Bを回すと、ロック機構による固定が解除され、前記内筒14及び外筒22から容易に取り外すことができる。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)軸方向にスライド可能に嵌合する内筒14と外筒22からなるスリーブ本体12の両端内側に、一方の端部が前記型枠内面60Aに当接するように固定される一対の固定保持具40A,40Bを、前記スリーブ本体12の軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合するとともに、ロック機構によって前記固定保持具40A,40Bに対して前記内筒14及び外筒22を固定することとした。このため、前記固定保持具40A,40Bを予め型枠内面60Aに取り付けておくことができ、スリーブ本体12を型枠60内に入れてから釘打ちすることなく、型枠60への取り付けを容易に行うことができる。また、固定保持具40A,40Bを回転させるだけでロックを解除し、養生後のコンクリート64から容易に取り外すことができ、釘48の始末に伴う作業効率の低下やコンクリートの欠損などがないため、施工性の改善を図るとともに、良好な仕上がりのコンクリート構造体が得られる。
(2)前記固定保持具40A,40Bが内筒14及び外筒22内に収納され、コンクリート64中に露出しないため、該固定保持具40A,40Bの形状が養生後のコンクリート構造体に転写されることがない。
(3)コンクリート養生後に、取り外した固定保持具40A,40Bを再利用できる。
(4)必要に応じて内筒端部14Aと外筒端部22Aに、フランジ状の係止部20,30を設けることとしたので、内筒14と外筒22を伸長したときに端部が離脱するのを防止することができる。
(5)前記外筒22の型枠側に径縮小部24を設け、その内径D2を、内筒14の内径D1と略同一にすることとしたので、固定保持具40A,40Bとして共通のものを用いることができる。
(6)内筒14及び外筒22の端部が型枠内面60Aに当接するため、コンクリート64が隙間から入り込むことがなく、養生及び脱型後に入り込んだコンクリートを除去する手間がかからない。
次に、図5及び図6を参照しながら本発明の実施例2を説明する。なお、上述した実施例1と同一ないし対応する構成要素には同一の符号を用いることとする。図5は、本実施例の施工時の様子を示す断面図,図6(A)及び(B)はスリーブの両端部の構造を示す斜視図,図6(C)は固定保持具を示す外観斜視図,図6(D)は本実施例の変形例を示す図である。上述した実施例1では、内筒及び外筒を固定保持具に固定するためのロック機構として溝と突起を利用したが、本実施例は他のロック機構を利用した例である。図5に示すように、本実施例のスリーブ100は、略円筒状であって軸方向にスライド可能に嵌合する内筒104と外筒110からなるスリーブ本体102と、その両端部に設けられる一対の固定保持具120A,120Bにより構成されている。本実施例では、前記スリーブ本体102として紙製のボイド管を利用しており、固定保持具120A,120Bは上述した実施例1と同様の材料によって形成されている。前記内筒104及び外筒110には、帯状のダンボールをスパイラル状に巻いた際の継ぎ目106が形成されている。
前記内筒104は略円筒状であって、一方の端部104B側が型枠内面60Aに当接可能であるとともに、前記端部104B側の内周面には面テープ108が全周に亘って設けられている。前記面テープ108は、前記継ぎ目106にかからないように設けられているが、前記継ぎ目106の位置に応じて、図6(D)に示すように、周方向に数箇所設けるようにしてもよい。一方、前記外筒110は、略円筒状であって、一方の端部110B側が前記型枠内面60Aに当接可能であるとともに、前記端部110B側の内周面には面テープ112が全周に亘って設けられている。前記外筒110の内径は、前記内筒104の内径よりも若干大きくなっている。このため、本実施例では、前記固定保持具120A,120Bとして共通のものを用いるために、面テープ112を含む外筒110の内径D4と、面テープ108を含む内筒の内径D3がほぼ同じになるように、前記面テープ112の厚みを調整している。
これら内筒104及び外筒110は、端部104A,110A側を嵌合した状態で軸方向にスライド可能となっており、それぞれの端部104B,110Bが型枠内面60Aに当接するまで伸長したときに、前記端部104A,110A側が重なった状態となるように長さが設定されている。なお、上述した実施例1と同様に、前記端部104A,110A側に、伸長時の離脱を防止するための係止部を設けるようにしてもよい。
次に、前記固定保持具120Aは、前記内筒端部104Bの内側に、軸方向にスライド可能に嵌合するものであって、一方の端部122Aが型枠内面60Aに当接可能な略円筒状の筒部122と、該筒部122の内側を2等分するリブ(ないし梁)124によって構成されている。前記リブ124には、前記釘48を通すための貫通孔126が適宜間隔で設けられている。また、前記筒部122の外周面には、前記内筒104の内周面の面テープ108と接着及び剥離が可能な面テープ128がほぼ全面に形成されている。すなわち、前記面テープ108及び128によって、内筒104を固定保持具120Aに固定するロック機構が形成されている。他方の固定保持具120Bについても同様の構成となっており、外筒110の内周面に設けられた面テープ112と接着及び剥離する面テープ128が、外周面のほぼ全面に設けられている。
次に、本実施例の作用を説明する。型枠内面60Aに固定保持具120A,120Bを固定し、スリーブ本体102を短くした状態で鉄筋62の間に通して仕込んでから、型枠60の所定の位置まで挿入するまでの手順は、上述した実施例1と同様である。その後、所定の位置において、内筒104及び外筒110をスライドしてスリーブ本体102を伸長し、内筒104の端部内側の面テープ108を固定保持具120Aの外周面の面テープ128に接着し、外筒110も同様にして固定保持具120Bに固定する。なお、内筒104及び外筒110のいずれを先に固定するようにしてもよい。以上のようにスリーブ100を型枠60内に取り付けたら、型枠60内にコンクリート64を打設し、養生後に型枠60を脱型する。そして、固定保持具120A,120Bの面テープ128を、内筒104及び外筒110の面テープ108及び112から剥離し、固定保持具120A,120Bを取り外す。最後に、内筒104A及び外筒110を、継ぎ目106に沿って破断しながらコンクリート構造体から除去する。
本実施例によれば、内筒104及び外筒110の面テープ108,112と、固定保持具120A及び120Bの面テープ128により、内筒104及び外筒110と固定保持部120A,120Bを固定することとしたので、スリーブ本体102として紙製のボイド管を利用した場合であっても、上述した実施例1と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した形状,寸法は一例であり、形成する貫通孔の形状・寸法に応じて適宜変更可能である。
(2)前記実施例で示した材料も一例であり、同様の効果を奏するものであれば、用途や設置場所に応じて適宜変更してよい。例えば、コスト面を考慮して、安価な亜鉛鉄板を利用したり、地中梁のように錆びると不都合な場合には、樹脂製の管を利用したりするという具合である。なお、固定保持具40A,40B,120A,120Bを樹脂製とする場合には、リブ44や124も含めて型で形成するようにすると製造が容易である。
(3)前記実施例1で示したフランジ部16,26も一例であり、前記実施例2と同様に、図7(A)に示すように内筒14(及び外筒22)の端部にフランジ部を設けない構成としてもよい。
(4)図7(B)に示すスリーブ10Aのように、内筒14及び外筒22の適宜位置に、軸方向に伸縮可能なジャバラ状の伸縮部15,23を設けるようにしてもよい。このような伸縮部15,23を設けることにより、軸方向長さに多少の余裕が生じるため、スリーブ本体12と型枠60の寸法の誤差が生じた場合や、施工中に若干の位置ずれが生じた場合でも対応が可能である。また、図7(C)に示すように、通常の梁70と、斜めに配置された梁72の間に、配管80を通すような場合にも、前記スリーブ10Aの利用が有効である。仮に、図7(D)に示すように、通常の梁70と斜め配置の梁72の双方に、前記実施例1のスリーブ10を設置すると、配管80の適宜箇所に加工部82を設ける必要があり、工数や部品が増えるほか、コストも増加するという不都合がある。しかしながら、図7(C)に示すように、斜め配置の梁72に、前記スリーブ10Aを設けることにより、配管80を加工することなく挿通することが可能となる。また、仕上がりの見栄えが向上するという効果も得られる。
(5)実施例1では、1つの内筒14と1つの外筒22によってスリーブ本体12を構成することとしたが、これも一例であり、内筒及び外筒の数は必要に応じて適宜増減してよく、また、スリーブ本体の両端に内筒が位置するようにしてもよいし、両端に外筒が配置されるようにしてもよい。例えば、図8(A)に示すスリーブ本体150は、1つの外筒152の両端部152A,152Bに、1組の内筒154,156の端部154B,156Bが軸方向にスライド可能に嵌合した構成となっている。そして、前記内筒154,156の他方の端部154A,156Aが前記型枠内面60Aに当接するとともに、該端部154A,156Aの内側には、実施例1と同様の固定保持具40A,40Bの溝50と係合する突起155,157が設けられている。すなわち、図8(A)に示すスリーブ本体150は、3つの筒により構成され、両端に配置された内筒154,156が、型枠内面60Aに固定される構造となっている。
また、図8(B)に示すスリーブ本体160は、2つの内筒162,164と、2つの外筒170,172によって構成されている。前記内筒162,164は、端部162B及び164Aが連結具166によって連結されている。該連結具166は、フランジ部168を境とする一方の嵌合部166Aが、前記内筒端部162Bに嵌合し、他方の嵌合部166Bが、前記内筒端部164Aに嵌合する構造となっている。これら内筒162,164の他方の端部162A,164B側には、外筒170,172の端部170B,172Bが、軸方向にスライド可能に嵌合している。そして、前記外筒170,172の他方の端部170A,172Aが前記型枠内面60Aに当接するとともに、該端部170A,172Aの内側には、前記固定保持具40A,40Bの溝50と係合する突起171,173が設けられている。すなわち、図8(B)に示すスリーブ本体160は、4つの筒により構成され、両端に配置された外筒170,172が型枠内面60Aに固定される構造となっている。むろん、前記図8(A)及び(B)に示す例も一例であり、必要に応じて更に内筒や外筒の数を増やしてもよいし、その場合、前記連結具166以外の連結手段を用いるようにしてもよい。
(6)前記実施例では、スリーブ本体と固定保持具のロック機構として、溝及び突起や、面テープを利用することとしたが、これも一例であり、同様の効果を奏するものであれば、必要に応じて適宜設計を変更してよい。
(7)本発明のスリーブの利用によって形成される貫通孔は、梁や壁などが好適な適用例であるが、これに限定されるものではなく、他の公知の各種のコンクリート構造体全般に、本発明は適用可能である。
本発明によれば、軸方向にスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなるスリーブ本体の両端内側に、一方の端部が前記型枠内面に当接するように固定される一対の固定保持具を、前記スリーブ本体の軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合するとともに、ロック手段によって前記固定保持具に対して前記スリーブ本体の端部を固定することとした。このため、コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブの用途に好適である。特に、長さ調整と施工が容易であることから、長さが一定ではない貫通孔を形成する場合に好適である。
本発明の実施例1の施工時の様子を示す断面図である。 前記実施例1を示す図であり、(A)及び(B)はスリーブの両端部の構造を示す斜視図,(C)は変形例を示す断面図である。 前記実施例1の固定保持具を示す図であり、(A)は外観斜視図,(B-1)及び(B-2)はスリーブ本体との固定手順を示す断面図である。 前記実施例1の施工手順の一例を示す図である。 本発明の実施例2の施工時の様子を示す断面図である。 前記実施例2を示す図であり、(A)及び(B)はスリーブの両端部の構造を示す斜視図,(C)は固定保持具を示す外観斜視図,(D)は変形例を示す図である。 本発明の他の実施例を示す図である。 本発明の他の実施例を示す図である。
符号の説明
10,10A:スリーブ
12:スリーブ本体
14:内筒
14A,22A:端部
15,23:伸縮部
16,26:フランジ部
18,28:突起
20,30:係止部
22:外筒
24:径縮小部
40A,40B:固定保持具(ないしキャッチャー)
42:筒部
42A,42B:端部
44:リブ(ないし梁)
46:貫通孔
48:釘
50:溝
52,54:端部
60:型枠
60A:内面
62:鉄筋
64:コンクリート
70,72:梁
80:配管
82:加工部
100:スリーブ
102:スリーブ本体
104:内筒
104A,104B,110A,110B:端部
106:継ぎ目
108,112,128:面テープ
110:外筒
120A,120B:固定保持具(ないしキャッチャー)
122:筒部
122A,122B:端部
124:リブ(ないし梁)
126:貫通孔
150:スリーブ本体
152:外筒
152A,152B,154A,154B,156A,156B:端部
154,156:内筒
155,157:突起
160:スリーブ本体
162,164:内筒
162A,162B,164A,164B,170A,170B,172A,172B:端部
166:連結具
166A,166B:嵌合部
168:フランジ部
170,172:外筒
171,173:突起

Claims (9)

  1. コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブであって、
    軸方向に互いにスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなり、これら内筒及び外筒を軸方向に伸長したときの両端部が、前記コンクリート構造体用の型枠の内面に当接可能なスリーブ本体,
    前記スリーブ本体の両端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合し、一方の端部が前記型枠内面に当接可能な筒部と、該筒部の内側に設けられており前記型枠に固定する固定具と係合する係合部とを有する一対の固定保持具,
    該一対の固定保持具に対して、前記スリーブ本体の両端部を解除可能に固定するロック機構,
    を備えたことを特徴とするコンクリート貫通孔用スリーブ。
  2. 前記ロック機構が、
    前記スリーブ本体の端部内周面に、径方向に向けて形成された凸部,
    前記一対の固定保持具の筒部の側面に形成されており、前記凸部が係合可能であって、前記筒部の型枠に固定されない側の端部から前記凸部の出し入れが可能な溝,
    を含むことを特徴とする請求項1記載のコンクリート貫通孔用スリーブ。
  3. 前記ロック機構が、
    前記スリーブ本体の端部内周面に周方向に沿って設けられた面テープ,
    前記一対の固定保持具の筒部の外周面に周方向に沿って設けられており、前記面テープと接着及び剥離可能な他の面テープ,
    を含むことを特徴とする請求項1記載のコンクリート貫通孔用スリーブ。
  4. 前記スリーブ本体の一方の端部に内筒が配置され、他方の端部に外筒が配置されるときに、前記外筒の型枠側の端部に、該端部の内径を前記内筒の内径と略同一にするための径縮小部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンクリート貫通孔用スリーブ。
  5. 前記スリーブ本体の両端部に、前記型枠の内面と当接可能なフランジ部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンクリート貫通孔用スリーブ。
  6. 前記内筒及び外筒の端部のうち、該内筒及び外筒が重なり合う側の端部に、伸長時に互いの端部が離脱するのを防止する係止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコンクリート貫通孔用スリーブ。
  7. 前記内筒及び外筒の少なくとも一方に、軸方向へ伸縮可能な伸縮部を設けたことを設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコンクリート貫通孔用スリーブ。
  8. コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブであって、
    軸方向に互いにスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなり、これら内筒及び外筒を軸方向に伸長したときの両端部が、前記コンクリート構造体用の型枠の内面に当接可能なスリーブ本体,
    前記スリーブ本体の両端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合し、一方の端部が前記型枠内面に当接可能な筒部と、該筒部の内側に設けられており前記型枠に固定する固定具と係合する係合部とを有する一対の固定保持具,
    該一対の固定保持具に対して、前記スリーブ本体の両端部を解除可能に固定するロック機構,
    前記スリーブ本体の一方の端部に内筒が配置され、他方の端部に外筒が配置されるときに、前記外筒の型枠側の端部に設けられており、該端部の内径を前記内筒の内径と略同一にするための径縮小部,
    前記スリーブ本体の両端部に設けられており、前記型枠の内面と当接可能なフランジ部,
    前記内筒及び外筒の端部のうち、該内筒及び外筒が重なり合う側の端部に、伸長時に互いの端部が離脱するのを防止する係止手段,
    を備えるとともに、
    前記ロック機構が、
    前記スリーブ本体の端部内周面に、径方向に向けて形成された凸部,
    前記一対の固定保持具の筒部の側面に形成されており、前記凸部が係合可能であって、前記筒部の型枠に固定されない側の端部から前記凸部の出し入れが可能な溝,
    を含むことを特徴とするコンクリート貫通孔用スリーブ。
  9. コンクリート構造体に貫通孔を形成するためのスリーブであって、
    軸方向に互いにスライド可能に嵌合するそれぞれ1つ以上の内筒と外筒からなり、これら内筒及び外筒を軸方向に伸長したときの両端部が、前記コンクリート構造体用の型枠の内面に当接可能なスリーブ本体,
    前記スリーブ本体の両端部内側に、軸方向にスライド可能かつ径方向に回動可能に嵌合し、一方の端部が前記型枠内面に当接可能な筒部と、該筒部の内側に設けられており前記型枠に固定する固定具と係合する係合部とを有する一対の固定保持具,
    該一対の固定保持具に対して、前記スリーブ本体の両端部を解除可能に固定するロック機構,
    を備えるとともに、
    前記ロック機構が、
    前記スリーブ本体の端部内周面に周方向に沿って設けられた面テープ,
    前記一対の固定保持具の筒部の外周面に周方向に沿って設けられており、前記面テープと接着及び剥離可能な他の面テープ,
    を含むことを特徴とするコンクリート貫通孔用スリーブ。
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