JP2009113657A - 燃料給油装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料タンクからの燃料蒸気放出経路を給油経路とは別個に備えた上で、燃料蒸気放出経路からの燃料蒸気に含まれる燃料飛沫の飛散防止効果を高める。
【解決手段】燃料給油装置10は、フィラーネック150に対してガン案内部材130を位置決め装着した上で、ガン案内部材130の通気開口139をブリーザパイプ接続筒部156の軸延長線Jからオフセットした位置に置くと共に、ガン案内面部136とリブ138を蒸気放出開口158に対向させ当該リブを蒸気放出開口158と通気開口139との間に位置させる。このため、蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気NJは、ガン案内面部136の下面並びにリブ138に衝突して流れの向きを変え、リブ138や底部134を回り込んで通気開口139に達する。燃料蒸気NJに含まれる燃料飛沫は、燃料蒸気NJの衝突の際に跳ね返される。
【選択図】図5

Description

本発明は、燃料給油装置に関し、詳しくは挿入された給油ガンからの給油と燃料タンクからの燃料蒸気の放出とを行う燃料給油装置に関する。
こうした燃料給油装置では、車両等の燃料タンクへの給油に際して給油ガンが挿入され、当該ガンからの燃料を燃料タンクに給油する。こうした給油の際には、燃料がタンクに給油される分だけ、タンク内の燃料蒸気をタンク外に放出する必要があるので、燃料給油装置は、給油のための流路とは別にタンク内の燃料蒸気を放出する流路を備える。こうした燃料蒸気放出の流路を備えるに当たっては、給油ガンが挿入される部材(ガン挿入部材)を拡張した上で、給油流路と燃料蒸気の放出のための流路とをガン挿入部材に形成することや(例えば、特許文献1)、燃料タンクからの燃料蒸気放出経路、いわゆるブリーザラインを燃料給油装置の給油経路とは別個に設けて、当該ブリーザラインをフィラーネックまで形成することが提案されている(例えば、特許文献2)。これら特許文献では、上記した流路構成を取った上での燃料蒸気の放出に当たり、燃料蒸気に含まれる燃料飛沫の飛散を抑制する手法が種々提案されている。
特許3821732号公報 特開平2003−80959号公報
特許文献1で提案された燃料給油装置は、給油ガンのガイド部材にエア抜き孔を設け、このエア抜き孔を邪魔板で覆うことで、エア抜き孔に燃料蒸気が直接入り込まないようにして、燃料飛沫の飛散を抑制している。ところで、近年では、車両に燃料給油装置を装着する際の省スペース化が要請されているところ、特許文献1で提案された燃料給油装置では、邪魔板を装着したガイド部材を給油ガン挿入部の拡張箇所に配置して当該挿入部自体を燃料蒸気の流路としている都合上、車両への燃料給油装置の装着スペースが広くなる。その一方、ブリーザラインを燃料給油装置とは別個に設けた構成であれば、給油ガン挿入部の拡張が不要なため燃料給油装置の装着スペースの省スペース化の要請に添うことから、特許文献2で提案されたようなブリーザラインを燃料給油装置とは別個に設けた燃料給油装置が多用されつつある。
そして、特許文献2では、フィラーネックに設けたブリーザチューブ接続筒部とリテーナに設けた蒸気放出口とをオフセット配置することで燃料飛沫の飛散を抑制している。しかしながら、ブリーザチューブ接続筒部から蒸気放出口に向けて斜めに燃料蒸気が噴き出すと、蒸気放出口から燃料飛沫が放出されてしまうことがあり得ることから、より一層の燃料飛沫の飛散防止が望まれるに至った。
本発明は、上記した課題を踏まえ、燃料タンクからの燃料蒸気放出経路を給油経路とは別個に備えた上で、燃料蒸気放出経路からの燃料蒸気に含まれる燃料飛沫の飛散防止効果を高めることをその目的とする。
上記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明では、以下の構成を採用した。
[適用:燃料給油装置]
給油口に挿入された給油ガンからの給油と燃料タンクからの燃料蒸気の放出とを行う燃料給油装置であって、
前記給油ガンが入り込むガン挿入孔と、該ガン挿入孔を取り囲み前記ガン挿入孔への給油ガン案内を果たすガン案内面部と、該ガン案内面部を補強するよう前記ガン案内面部の下面から突出したリブとを有するガン案内部材と、
該ガン案内部材を位置決めした上で包囲すると共に、前記ガン挿入孔より下流側の燃料流路を形成し、該燃料流路の側面に前記燃料タンクからの燃料蒸気放出経路に繋がる蒸気放出開口を有するフィラーネックとを備え、
前記ガン案内部材は、
前記ガン案内面部に前記フィラーネックの前記燃料流路を前記給油口に連通する通気開口を備え、前記蒸気放出開口を通る前記燃料蒸気放出経路の軸延長線から前記通気開口がオフセットした位置となるよう前記フィラーネックに位置決めされ、前記リブにより前記蒸気放出開口から前記通気開口への燃料蒸気の通気を遮る
ことを要旨とする。
上記構成の燃料給油装置では、給油口に給油ガンが挿入されると、その給油ガンは、ガン案内部材のガン案内面部に案内されてガン挿入孔に入り込み、ガン先端をフィラーネックガンが挿入孔より下流側に形成する燃料流路内に位置させる。そして、給油ガンの操作を経て、給油ガンからの給油が行われる。こうした給油に伴い、燃料タンク内の燃料蒸気は、燃料蒸気放出経路を通過してフィラーネックにおける燃料流路側面の蒸気放出開口から当該開口形成箇所の燃料流路に流出する。蒸気放出開口から流出した燃料蒸気は、燃料流路を給油口と連通させるガン案内面部の通気開口に向かうが、上記した燃料給油装置では、次のような挙動となる。
上記した燃料給油装置では、蒸気放出開口を通る燃料蒸気放出経路の軸延長線から通気開口をオフセットしたことから、蒸気放出開口から流出した燃料蒸気のうち、蒸気放出開口から通気開口に向けて斜めに進む燃料蒸気しか蒸気放出開口から通気開口に向かうことなく、他の燃料蒸気は、ガン挿入孔に入り込んだ給油ガンに衝突しつつ当該ガンを回り込んで通気開口に達する。よって、上記した他の燃料蒸気に含まれる燃料飛沫は、燃料蒸気が給油ガンに衝突する際に給油ガンにて跳ね返され、通気開口に到達しにくい。
その一方、蒸気放出開口から通気開口に向けて斜めに進む燃料蒸気は、通気開口に達する前にガン案内面部下面の補強用のリブにより遮られて当該リブと衝突し、その後、リブを回り込んで通気開口に達する。ところが、蒸気放出開口から通気開口に向けて斜めに進む燃料蒸気に含まれる燃料飛沫は、燃料蒸気のリブとの衝突の際に当該リブに跳ね返されるので、この燃料飛沫が燃料蒸気に含まれたまま通気開口に到達しにくくなる。この結果、上記構成を有する燃料給油装置によれば、給油経路たる燃料流路とは別個に備えた燃料蒸気放出経路からの燃料蒸気に含まれる燃料飛沫を跳ね返すことで、燃料飛沫の飛散防止効果を高めることができる。なお、上記したように燃料飛沫が跳ね返された状態の燃料蒸気は、通気開口に達した後に給油口から大気放出される。
上記した燃料給油装置は、次のような態様とすることができる。例えば、前記フィラーネックを、前記ガン案内部材を包囲する側の端部に凹所を備えるものとし、前記ガン案内部材を、前記凹所に入り込む突出部を備えるものとする。こうすれば、ガン案内部材の突出部を介して、ガン案内部材の位置決めを簡便に行うことができる。
また、前記ガン案内部材に、前記ガン挿入孔の下端側に前記ガン挿入孔周囲から前記フィラーネックの内周壁側に延びた挿入孔下端縁部を設け、前記リブを前記ガン案内面部の下面から前記挿入孔下端縁部に掛けて突出させることもできる。こうすれば、リブによるガン案内面部の補強効果を高めることができる。しかも、ガン挿入孔周囲から延びた挿入孔下端縁部はフィラーネックの内周壁側に近づくことから、挿入孔下端縁部をフィラーネックの内周壁側に対するガン案内部材のガン挿入孔下端側の支えにできる。このため、ガン案内部材の不用意なガタツキを抑制できる。
この他、フィラーネックに前記ガン案内部材を支えるよう前記燃料流路の側に突出した板状の流路突出片を設け、該流路突出片を前記ガン案内部材の下端側で前記蒸気放出開口に対向させるようにできる。こうすれば、蒸気放出開口から流出した燃料蒸気のうち、蒸気放出開口から通気開口に向けて斜めに進む燃料蒸気以外の燃料蒸気にあっても、この流路突出片との衝突を起こすので、こうした燃料蒸気に含まれる燃料飛沫の跳ね返りをより確実に起こすことができる。よって、燃料飛沫の飛散防止効果がより高まる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。図1は本発明の実施例としての燃料給油装置10の全体構成を概略的に分解して示す説明図、図2は燃料給油装置10を図1における2−2線にて破断して示す断面図、図3は燃料給油装置10を図1における3−3線にて破断して示す断面図、図4は燃料給油装置10の要部をなすガン案内部材130を上面視と側面視および背面視で示す説明図である。
図示するように、燃料給油装置10は、燃料キャップFCの装着対象となるリテーナ100を備え、その下流には、ガン案内部材130を介在させてフィラーネック150を備え、これらを後述のカバーで覆う。金属製のリテーナ100は、その開口端側にテーパ状のシール面102を備え、その下方側を、キャップ装着部106と筒状の胴体部108とする。キャップ装着部106は、燃料キャップFCのねじ込み部位であり、当該キャップの雌ネジと螺合する雄ネジ104を有する。胴体部108は、キャップ装着部106より拡径して形成され、連結段部110を介してキャップ装着部106に連結形成されている。また、このリテーナ100は、胴体部108の下端側にカシメ部112を円周上等ピッチに3箇所備え、このカシメ部により、胴体部108に後述するように装着されたフィラーネック150を抜止保持する。この他、リテーナ100は、胴体部108の下端に、フィラーネック150の位置決めのための切欠114を備える。
ガン案内部材130は、樹脂成型品であり、リテーナ100の開口に差し込まれた図示しない給油ガンを案内するためフィラーネック150の開口端に装着される。ガン案内部材130は、上端側の円筒部132を底部134にガン案内面部136にて保持し、図2〜図4に示すように、ガン案内面部136の内壁を内側に窪ませることでこのガン案内面部136により図示しない給油ガンの案内機能を果たしつつ、この窪んだガン案内面部136にてガン挿入孔137を形成する。底部134は、ガン挿入孔137の下端周囲から広がって形成され、そのほぼその外周縁全域においてフィラーネック150の内周壁に近接することで、フィラーネック150におけるガン案内部材130の姿勢維持、延いては案内機能を果たすガン案内面部136の姿勢維持を図る。つまり、この底部134は、本願の挿入孔下端縁部に相当する。ガン案内部材130は、底部134とガン案内面部136との間にガン案内面部136の下面から突出したリブ138を適宜間隔で備えることから、このリブ138によるガン案内面部136の補強がなされていると共に、リブ138による上記姿勢維持の信頼性が高められている。なお、ガン案内部材130がフィラーネック150に位置決め装着された状態での、リブ138の位置については後述する。
また、ガン案内部材130は、ガン案内面部136に、給油時のエア抜き、詳しくは図示しない燃料タンク内の燃料蒸気を放出するための通気開口139を備えるほか、円筒部132の上端にはその外周から突出した突出片140を備え、円筒部132の側壁には弾発フック142を備える。通気開口139は、図4の平面視に示すように、2箇所形成され、ガン案内面部136と底部134を貫通して形成されている。突出片140は、本実施例では円筒部上端に2箇所形成され、弾発フック142は円筒部周壁に2箇所形成され、この突出片140と弾発フック142は、後述のフィラーネック150における凹所等と相まって、ガン案内部材130の後述の回転止め・抜止および周方向の装着位置を規定する。この周方向の装着位置規定は、いわゆる逆付け防止のためであり、ガン案内部材130における円筒部132の周方向において、弾発フック142と弾発フック142の形成ピッチを所定の関係とすることで達成される。
フィラーネック150は、樹脂成型品であり、リテーナ100の胴体部108に挿入して装着され、リテーナ100およびガン案内部材130のガン挿入孔137に続く燃料流路NRを形成すべく、筒状体のネック本体152と、インレットパイプ接続筒部154と、ブリーザパイプ接続筒部156とを備える。インレットパイプ接続筒部154は、ネック本体152の下端に連設されてインレットパイプIPに接続され、給油ガンからの燃料を燃料流路NRを経てインレットパイプIPに導く。ブリーザパイプ接続筒部156は、ネック本体152の側壁下端側に形成された蒸気放出開口158の周囲から斜めに突出して図示しないブリーザパイプと接続され、図示しない燃料タンクの燃料蒸気の余剰分を蒸気放出開口158を経てフィラーネック150、詳しくはネック本体152の下端側の燃料流路NRに導く。燃料給油に伴い蒸気放出開口158から燃料流路NRに流出した燃料蒸気は、ガン案内部材130の通気開口139を通過してリテーナ100の上端開口(給油口)から大気開放されるが、その際の燃料蒸気の挙動については、蒸気放出開口158の開口位置とフィラーネック150の装着済みのガン案内部材130における通気開口139との位置関係と合わせて後述する。
ネック本体152は、本体上端側を、リテーナ100の胴体部108に隙なく挿入される外径の厚肉部153とし、この厚肉部上端の開口周縁には、ガン案内部材130の突出片140が入り込む凹所160を備え、厚肉部側壁には、ガン案内部材130の弾発フック142が入り込む貫通孔162を備える。また、ネック本体152は、厚肉部153の側壁面に形成した環状凹所164にシール用のOリング166を装着して備える他、厚肉部153に連設して突起168を有する。この突起168は、リテーナ100の下端に設けた切欠114に入り込むことで、リテーナ100とフィラーネック150との位置決め機能を果たす。
ここで、カバーの説明に先立ち、上記したリテーナ100とガン案内部材130とフィラーネック150の組み付けの様子について説明する。
リテーナ100へのフィラーネック150の装着の前に、まず、ガン案内部材130をフィラーネック150に装着する。つまり、ガン案内部材130を、その底部134の側からフィラーネック150のネック本体152に挿入する。この場合、ガン案内部材130の円筒部132および底部134は、ネック本体152に挿入可能でネック本体152の内部において不用意なガタが生じないよう、その外径が規定されている。ガン案内部材130の挿入過程では、弾発フック142は、ネック本体152の内壁に接して内側に退避しているが、弾発フック142がフィラーネック150の貫通孔162に達すると弾発して、この貫通孔162に入り込む。この状態では、ガン案内部材130の突出片140にあってもフィラーネック150の凹所160に入り込む。これにより、ガン案内部材130は、図2や図3に示すように、その上端がフィラーネック150の上端とほぼ面一となる状態で、フィラーネック150に包囲されると共に、凹所160への突出片140の入り込みおよび貫通孔162への弾発フック142の入り込みにより、フィラーネック150に対してのガン案内部材130の回転止めと抜止がなされて位置決めされる。
こうしてガン案内部材130がフィラーネック150に対して位置決めされた状態では、このガン案内部材130は、蒸気放出開口158に対して通気開口139の位置がすれるよう、即ち、蒸気放出開口158を通るブリーザパイプ接続筒部156の軸延長線から通気開口139をオフセットした位置に置く。そして、図4に示すように、ガン案内部材130は通気開口139を蒸気放出開口158の間に位置させることから、図3に示すように、ガン案内部材130は、そのガン案内面部136をブリーザパイプ接続筒部156の蒸気放出開口158に対して対向させると共に、リブ138についても蒸気放出開口158に対向させる。
上記したようにガン案内部材130を包囲して装着済みのフィラーネック150は、リテーナ100の胴体部108に挿入される。このフィラーネック挿入は、フィラーネック150の突起168がリテーナ100の切欠114に入り込むようにしてなされると共に、フィラーネック150における厚肉部153の上端がリテーナ100の連結段部110に対向して近接もしくは当接するようになされる。その後、リテーナ100のカシメ部112を内側に押圧すると、図2や図3に示すように、このカシメ部112は、厚肉部153の下端部に係合して、フィラーネック150を抜止する。これにより、ガン案内部材130は、フィラーネック150に対する回転止めと抜止がなされた上で、リテーナ100の連結段部110とフィラーネック150(詳しくは、厚肉部153)の上端部にて、挟持され、リテーナ100とガン案内部材130およびフィラーネック150は一体のサブアッシー品となる。
次に、上記したサブアッシー品を覆うカバーについて説明する。本実施例の燃料給油装置10は、分割形成された樹脂製のカバー170R、170Lを有する。このカバー170Rとカバー170Lは、上記のサブアッシー品におけるリテーナ100の左右方向から接合されてリテーナ100を取り囲む。そして、この両カバーは、リテーナ100におけるキャップ装着部106を含んで取り囲む上流側カバー部172R、172Lと、当該カバー部に続いて形成されてリテーナ100の下端部領域を取り囲む下流側カバー部174R、174Lとに分けて形成されている。この場合、カバー170Rとカバー170Lは、それぞれの接合面の上下端に設けた係合爪175を係合凹所176に入れ込むことで、接合・一体化する。
上記したようにカバーで覆われた燃料給油装置10は、車両ボディの給油口への組み付け後の状態において、上流側カバー部172R、172Lをボディ装着孔BHに装着させている。この場合、図示しない係合具により、燃料給油装置10は、車両ボディに固定される。一方、下流側カバー部174R、174Lについては、これらをボディ装着孔BHの下方側に位置させ、下流側カバー部174Rは、その下端側にフィルタ収納容器200を装着して備える。この容器の装着は、下流側カバー部174Rの下端の容器カバー部179に設けた貫通孔180に、フィルタ収納容器200の係合フック202を入り込ませることでなされる。フィルタ収納容器200のフィルタ収納領域210には、図示しないエアフィルタが装着され、フィルタ収納容器200からは図示しない燃料タンクに装着済みのキャニスタ(図示せず)までパージ配管(図示せず)が配設されている。
次に、上記したカバー170R、170Lが形成するエア流路について説明する。このカバー170R、170Lは、それぞれの上流側カバー部172R、172Lの上端縁をリテーナ100におけるシール面102の裏面から離しているので、カバー上端においてエア導入部178を形成する。このエア導入部178から下流側カバー部174Rのフィルタ収納容器200のフィルタ収納領域210までのエア流路は、エア導入部178に繋がる上流側カバー部上端側の上流側エア流路190と、上流側カバー部下端側から下流側カバー部に亘る下流側エア流路192とを含み、これら流路は、リテーナ100におけるキャップ装着部106および連結段部110の外周にエア通気可能に形成されている。そして、下流側エア流路192は、下流側カバー部174Rの外周に設けた通気用凸部182の内部の通気口184を経てフィルタ収納容器200のフィルタ収納領域210と連通している。これにより、図示しないキャニスタのパージの際には、エアは、エア導入部178から上流側エア流路190に入り込んで当該流路を通過した後に下流側エア流路192に達し、通気口184を経てフィルタ収納領域210のフィルタ(図示せず)を通過した後、キャニスタに導入される。
以上説明したように、本実施例の燃料給油装置10では、リテーナ100の上端開口である給油口に図示しない給油ガンが挿入されると、その給油ガンを、ガン案内部材130のガン案内面部136により案内してガン挿入孔137に入り込ませ、ガン先端をガン挿入孔137下流の燃料流路NR内に位置させる。そして、給油ガンの操作を経て、給油ガンからの給油が行われる。こうした給油に伴い、燃料タンク内の燃料蒸気は、図示しないブリーザパイプと接続されたブリーザパイプ接続筒部156を通過してネック本体152における燃料流路NR側面の蒸気放出開口158から当該開口形成箇所の燃料流路NRに流出する。蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気は、ガン案内部材130の通気開口139に向かうが、燃料給油装置10は上記した通気開口139の位置関係およびリブ138を有することから、本実施例の燃料給油装置10における燃料蒸気の挙動は次のようなになる。図5は蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気の挙動を蒸気放出開口158の周辺構成を概略視して説明する説明図である。
上記したように、本実施例の燃料給油装置10では、フィラーネック150に位置決め装着したガン案内部材130の通気開口139を、図5に示すように、蒸気放出開口158を通るブリーザパイプ接続筒部156の軸延長線Jからオフセットした位置に置くと共に、ガン案内面部136とリブ138を蒸気放出開口158に対向させ当該リブを蒸気放出開口158と通気開口139との間に位置させる。このため、図5に白抜き矢印で示す燃料蒸気NJは、蒸気放出開口158から通気開口139に向けて斜めに進もうとする燃料蒸気NJも含めて、蒸気放出開口158から流出した後、ガン案内面部136の下面並びにリブ138に衝突して流れの向きを変え、リブ138や底部134を回り込んで通気開口139に達する。図5では給油ガンが示されていないが、給油の際にはガン挿入孔137に給油ガンが挿入されているので、蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気NJは、底部134を回り込んだ後にも給油ガンに衝突しつつ当該ガンを回り込んで通気開口139に達する。よって、燃料蒸気NJに含まれる燃料飛沫は、燃料蒸気NJがリブ138やガン案内面部136或いは給油ガンに衝突する際にこれらリブ138やガン案内面部136或いは給油ガンにて跳ね返される、もしくはこれらの表面に付着するので、通気開口139には到達しない。よって、燃料蒸気NJに含まれる燃料飛沫は蒸気分から分離されることになり、燃料飛沫が燃料キャップFC脱着の際に大気に不用意に放出されるような事態を抑制できる。換言すれば、本実施例の燃料給油装置10は、給油経路たる燃料流路NRとは別個に備えたブリーザパイプを経てブリーザパイプ接続筒部156から燃料蒸気NJが流れ込んでも、その燃料蒸気NJに含まれる燃料飛沫をリブ138等にて上記したように跳ね返すことで、燃料飛沫の高い飛散防止効果を奏することができる。
また、本実施例の燃料給油装置10では、ガン案内部材130とフィラーネック150との回転止め(位置決め)を、フィラーネック150に設けた凹所160にガン案内部材130の上端の突出片140を入り込ませることで達成した。よって、凹所への突出片入り込みという単純な構成で、フィラーネック150に対するガン案内部材130の回転止めを簡便に行うことができる。しかも、ガン案内部材130を、その上端がフィラーネック150とほぼ面一とした上で、連結段部110とフィラーネック150にて挟持するので、ガン案内部材130の不用意なガタを生じさせないようにできる。
この他、フィラーネック150に対するガン案内部材130の抜止を、フィラーネック150の貫通孔162へのガン案内部材130の弾発フック142の係合により、簡便に達成できる。
また、本実施例の燃料給油装置10では、給油ガンを案内するガン案内部材130をフィラーネック150に装着するに当たり、ガンの案内を果たすガン案内面部136を底部134と連設し、フィラーネック150(詳しくはネック本体152)の内壁に底部134のほぼ外周全域が近接もしくは接触するようにした。このため、フィラーネック150におけるガン案内部材130の姿勢、延いては案内機能を果たすガン案内面部136の姿勢を高い信頼性で維持できるので、給油ガンの案内機能を損なうことがない。しかも、底部134とガン案内面部136との間に設けたリブ138により、こうした姿勢維持の信頼性はより高まり、好ましい。また、底部134はフィラーネック150の内周壁側に対するガン案内部材130の下端側の支えにもなるので、ガン案内部材130の不用意なガタツキを抑制できる。よって、燃料蒸気NJがリブ138やガン案内面部136に衝突する際にガタツキに基づき生じる打音を抑制もしくは回避できる。
次に、他の実施例について説明する。図6は他の実施例の燃料給油装置10Aについての図2相当の断面図、図7はこの燃料給油装置10Aの蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気の挙動を蒸気放出開口158の周辺構成を概略視して説明する説明図である。この実施例では、蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気NJの衝突をネック本体152の燃料流路NRに突出形成した流路突出片159によっても起こす点に特徴がある。
これら図面に示すように、燃料給油装置10Aは、円筒部132を短寸状にしたガン案内部材130Aを有する点と、フィラーネック150は、ネック本体152における燃料流路NRの下端側に、ガン案内部材130Aをその底部134と当接して支える流路突出片159を有する。この流路突出片159は、燃料流路NRの周壁から内部に向けて突出するようネック本体152の周壁に形成され、ガン案内部材130Aの下端側(底部134の側)で蒸気放出開口158に対向している。
この燃料給油装置10Aにあっても、フィラーネック150に位置決め装着したガン案内部材130は、通気開口139を蒸気放出開口158を通るブリーザパイプ接続筒部156の軸延長線Jからオフセットした位置に置くと共に、ガン案内面部136とリブ138を蒸気放出開口158に対向させ当該リブを蒸気放出開口158と通気開口139との間に位置させる。しかも、ガン案内部材130の下端側においては、フィラーネック150は、流路突出片159を蒸気放出開口158に対向させる。このため、図7に白抜き矢印で示す燃料蒸気NJは、蒸気放出開口158から通気開口139に向けて斜めに進もうとする燃料蒸気NJも含めて、蒸気放出開口158から流出した後、ガン案内面部136の下面とリブ138および流路突出片159に衝突して流れの向きを変え、リブ138や底部134および流路突出片159を回り込んで通気開口139に達する。この結果、燃料給油装置10Aによっても、燃料蒸気NJに含まれる燃料飛沫をリブ138等にて上記したように跳ね返すことで、燃料飛沫の高い飛散防止効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態を実施例にて説明したが、本発明は上記した実施例や変形例の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。例えば、ガン案内部材130の突出片140をフィラーネック150の凹所160に嵌合するようにすれば、凹所への突出部の嵌合により、ガン案内部材130を、フィラーネック150に対して回転止めできると共に、その抜止も図ることができる。
本発明の実施例としての燃料給油装置10の全体構成を概略的に分解して示す説明図である。 燃料給油装置10を図1における2−2線にて破断して示す断面図である。 燃料給油装置10を図1における3−3線にて破断して示す断面図である。 燃料給油装置10の要部をなすガン案内部材130を上面視と側面視および背面視で示す説明図である。 蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気の挙動を蒸気放出開口158の周辺構成を概略視して説明する説明図である。 他の実施例の燃料給油装置10Aについての図2相当の断面図である。 燃料給油装置10Aの蒸気放出開口158から流出した燃料蒸気の挙動を蒸気放出開口158の周辺構成を概略視して説明する説明図である。
符号の説明
10、10A…燃料給油装置
100…リテーナ
102…シール面
104…雄ネジ
106…キャップ装着部
108…胴体部
110…連結段部
112…カシメ部
114…切欠
130、130A…ガン案内部材
132…円筒部
134…底部
136…ガン案内面部
137…ガン挿入孔
137下流…ガン挿入孔
138…リブ
139…通気開口
140…突出片
142…弾発フック
150…フィラーネック
152…ネック本体
153…厚肉部
154…インレットパイプ接続筒部
156…ブリーザパイプ接続筒部
158…蒸気放出開口
159…流路突出片
160…凹所
162…貫通孔
164…環状凹所
166…Oリング
168…突起
170L…カバー
170R…カバー
172R…上流側カバー部
174R…下流側カバー部
175…係合爪
176…係合凹所
178…エア導入部
179…容器カバー部
180…貫通孔
182…通気用凸部
184…通気口
190…上流側エア流路
192…下流側エア流路
200…フィルタ収納容器
202…係合フック
210…フィルタ収納領域
FC…燃料キャップ
BH…ボディ装着孔
IP…インレットパイプ
NR…燃料流路
NJ…燃料蒸気
J…軸延長線

Claims (4)

  1. 給油口に挿入された給油ガンからの給油と燃料タンクからの燃料蒸気の放出とを行う燃料給油装置であって、
    前記給油ガンが入り込むガン挿入孔と、該ガン挿入孔を取り囲み前記ガン挿入孔への給油ガン案内を果たすガン案内面部と、該ガン案内面部を補強するよう前記ガン案内面部の下面から突出したリブとを有するガン案内部材と、
    該ガン案内部材を位置決めした上で包囲すると共に、前記ガン挿入孔より下流側の燃料流路を形成し、該燃料流路の側面に前記燃料タンクからの燃料蒸気放出経路に繋がる蒸気放出開口を有するフィラーネックとを備え、
    前記ガン案内部材は、
    前記ガン案内面部に前記フィラーネックの前記燃料流路を前記給油口に連通する通気開口を備え、前記蒸気放出開口を通る前記燃料蒸気放出経路の軸延長線から前記通気開口がオフセットした位置となるよう前記フィラーネックに位置決めされ、前記リブにより前記蒸気放出開口から前記通気開口への燃料蒸気の通気を遮る
    燃料給油装置。
  2. 請求項1に記載の燃料給油装置であって、
    前記フィラーネックは、前記ガン案内部材を包囲する側の端部に凹所を備え、
    前記ガン案内部材は、前記凹所に入り込む突出部を備える
    燃料給油装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の燃料給油装置であって、
    前記ガン案内部材は、前記ガン挿入孔の下端側に前記ガン挿入孔周囲から前記フィラーネックの内周壁側に延びた挿入孔下端縁部を備え、前記リブを前記ガン案内面部の下面から前記挿入孔下端縁部に掛けて突出させている
    燃料給油装置。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれかに記載の燃料給油装置であって、
    前記フィラーネックは、前記ガン案内部材を支えるよう前記燃料流路の側に突出した板状の流路突出片を備え、該流路突出片を前記ガン案内部材の下端側で前記蒸気放出開口に対向させている
    燃料給油装置。
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